JP3520199B2 - フラッシュ映像検出回路 - Google Patents

フラッシュ映像検出回路

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JP3520199B2
JP3520199B2 JP16006698A JP16006698A JP3520199B2 JP 3520199 B2 JP3520199 B2 JP 3520199B2 JP 16006698 A JP16006698 A JP 16006698A JP 16006698 A JP16006698 A JP 16006698A JP 3520199 B2 JP3520199 B2 JP 3520199B2
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    • H04N19/169Methods or arrangements for coding, decoding, compressing or decompressing digital video signals using adaptive coding characterised by the coding unit, i.e. the structural portion or semantic portion of the video signal being the object or the subject of the adaptive coding
    • H04N19/179Methods or arrangements for coding, decoding, compressing or decompressing digital video signals using adaptive coding characterised by the coding unit, i.e. the structural portion or semantic portion of the video signal being the object or the subject of the adaptive coding the unit being a scene or a shot

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、フラッシュが焚か
れたときの映像信号(以下、フラッシュ映像信号と称す
る)を検出するフラッシュ映像検出回路に関するもので
ある。
【0002】
【従来の技術】テレビジョン方式変換装置、フレームシ
ンクロナイザ、画像符号化装置等の画像処理装置では、
シーンの切り替わりを検出するシーンチェンジ検出回路
が用いられている。たとえば、レームシンクロナイザで
は、入力される映像信号をその映像信号の同期信号に従
ってフレームメモリに一旦書き込み、書き込まれた映像
信号を異なる同期信号で読み出すことにより映像信号の
同期を変換するが、映像信号の読み出しが書き込みを追
い越したり、書き込みが読み出しを追い越したりする状
態を回避するためにフィールドの繰り返し制御やフィー
ルドの飛び越し制御を行っている。そして、映像の不連
続により不快感を与えないように、シーンチェンジを検
出し、そのシーンチェンジの時点でフィールドの繰り返
しやフィールドの飛び越し制御を行っている。
【0003】そして、映像信号におけるシーンチェンジ
は、一般に、映像信号のレベルがシーチェンジ前とシー
ンチェンジ後では大きく異なることを利用して検出され
ていた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、映像信
号のレベルは、フラッシュが焚かれた場合にも大きく変
化するので、上述のシーンチェンジ検出方法では、フラ
ッシュ映像信号をシーンチェンジが行われたときの映像
信号(以下、シーンチェンジ映像信号と称する)と誤っ
て検出するという問題があった。たとえば、フレームシ
ンクロナイザでは、フラッシュ映像信号をシーンチェン
ジ映像信号と誤って検出した場合、シーンチェンジが行
われていないときにフィールドの飛び越しやフィールド
の繰り返し制御が実行されるので画像ひずみが発生して
しまう。特に、物体が動いている場合にフィールドの飛
び越しやフィールドの繰り返しが行われると、その物体
の動きに不連続が発生し、画像歪みが顕著に認識される
こととなるため、強い不快感を与えるという問題があっ
た。
【0005】また、画像符号装置でも、シーンチェンジ
によって符号化の制御を行っている場合には、フラッシ
ュ映像信号をシーンチェンジ映像信号と誤って検出する
と、符号化効率の低下を招くという問題があった。
【0006】本発明はこのような従来技術の問題を解消
し、フラッシュ映像信号をシーンチェンジ映像信号と区
別して検出できるフラッシュ映像検出回路を提供するこ
とを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は上述の課題を解
決するために、映像信号を少なくとも1フィールド遅延
させて遅延映像信号を生成する映像信号遅延手段と、映
像信号から遅延映像信号を引き算して差分映像信号を生
成する映像信号引算手段と、差分映像信号の正の成分を
所定の領域毎に累計して正成分累計値を生成する正成分
累計手段と、正成分累計値を映像信号遅延手段と同様に
少なくとも1フィールド遅延させて遅延累計値を生成す
る累計値遅延手段と、差分映像信号の負の成分を所定の
領域毎に累計して負成分累計値を生成する負成分累計手
段と、遅延累計値から負成分累計値を引き算して差分累
計値を生成する累計値引算手段と、差分累計値と予め定
められた閾値とを比較し、差分累計値が閾値より大きい
ときフラッシュ映像検出信号を出力する差分累計値比較
手段とを含むことを特徴とする。
【0008】また、本発明は、映像信号を少なくとも1
フィールド遅延させて遅延映像信号を生成する映像信号
遅延手段と、映像信号から遅延映像信号を引き算して差
分映像信号を生成する映像信号引算手段と、差分映像信
号の正の成分を所定の領域毎に累計して正成分累計値を
生成する正成分累計手段と、正成分累計値を映像信号遅
延手段と同様に少なくとも1フィールド遅延させて遅延
累計値を生成する累計値遅延手段と、差分映像信号の負
の成分を所定の領域毎に累計して負成分累計値を生成す
る負成分累計手段と、遅延累計値から負成分累計値を引
き算して差分累計値を生成する累計値引算手段と、差分
累計値と予め定められた第1の閾値とを比較し、差分累
計値が第1の閾値より大きいとき比較信号を生成する差
分累計値比較手段と、比較信号を1画面分累計して比較
信号累計値を生成する比較信号累計手段と、比較信号累
計値と予め定められた第2の閾値とを比較し、比較信号
累計値が第2の閾値より大きいときフラッシュ検出信号
を出力する比較信号累計値比較手段とを含むことを特徴
とする。
【0009】
【発明の実施の形態】次に添付図面を参照して本発明の
実施例を詳細に説明する。
【0010】図1は、第1の実施例のフラッシュ映像検
出回路を示すブロック図である。図1において、映像信
号100 が入力される入力端子28には、1フィールドメモ
リ10と引算器12のプラス入力側とが接続されている。な
お、映像信号100 は、ディジタル化された映像信号であ
って、輝度信号やフィルタを通った信号等である。1フ
ィールドメモリ10は、映像信号100 を1フィールド遅延
させ、これを遅延映像信号102 として出力側に接続され
る引算器12のマイナス入力側へ出力する。引算器12は、
映像信号100 から遅延映像信号102 を引き算し、その結
果を差分映像信号104 として出力側に接続される正成分
累計器14および負成分累計器16へ出力する。
【0011】正成分累計器14は、各フィールドについ
て、差分映像信号104 の正の成分をM画素×Nライン
(M、Nは自然数)の領域毎に累計し、その結果を正成
分累計値106 として出力側に接続される1フィールドメ
モリ18へ出力する。1フィールドメモリ18は、正成分累
計値106 を1フィールド遅延させ、これを遅延累計値10
8として出力側に接続される引算器20のプラス入力側へ
出力する。負成分累計器16は、各フィールドについて、
差分映像信号104 の負の成分をM画素×Nラインの領域
毎に累計し、その結果を負成分累計値110 として出力側
に接続される引算器20のマイナス入力側へ出力する。引
算器20は、遅延累計値108 から負成分累計値110 を引き
算し、その結果を差分累計値112 として出力側に接続さ
れる比較器22へ出力する。
【0012】比較器22は、差分累計値112 と予め定めら
れた閾値α(α≧0)とを比較し、差分累計値112 >閾
値αの条件が成立するとき、たとえば値が1の比較信号
114を生成して出力側に接続される累計器24へ出力す
る。累計器24は、比較信号114を1画面分(1フィール
ド分)累計し、その結果を比較信号累計値116 として出
力側に接続される比較器26へ出力する。比較器26は、比
較信号累計値116 と予め定められた閾値β(β≧0)と
を比較し、比較信号累計値116 >閾値βの条件が成立す
るときフラッシュ映像信号が検出されたことを示すフラ
ッシュ検出信号118 を生成して出力端子30へ出力する。
【0013】次に、図1に示すフラッシュ映像検出回路
の動作を図2のタイムチャートを用いて説明する。な
お、図2において、(a) は、入力される映像信号100 の
フィールド毎にカウントアップするフィールドカウンタ
のカウンタ値であって時間の経過を示すものであり、
(b) 〜(i) は、各回路に入力される信号、あるいは各回
路から出力される信号の波形である。
【0014】まず、図1の入力端子28に入力される映像
信号100 が、図2(b) に示すように、(a) のフィールド
カウンタ値が「2」 のときにフラッシュ映像信号A になる
場合について説明する。なお、一般に、カメラのフラッ
シュの点灯時間は1/60秒より短く、フラッシュの点灯は
1フィールド以内に終了するので、フラッシュ映像信号
は、1フィールド以内に終結する。また、フラッシュ映
像信号は、フラッシュ前の映像信号よりもレベルが必ず
増加する。したがって、図2(b) に示すフラッシュ映像
信号A は、フラッシュ前の映像信号よりレベルが増加
し、そのレベル変化はフィードカウンタ値「2」 の期間内
(1フィールド以内)に終結している。
【0015】入力端子28に入力されたフラッシュ映像信
号A は、1フィールドメモリ10と引算器12とに入力され
る。1フィールドメモリ10に入力されたフラッシュ映像
信号A は、1フィールド遅延され、遅延映像信号102 と
して引算器12に入力される。図2(c) は、この遅延映像
信号102 を示す。したがって、引算器12には、フィール
ドカウンタ値「2」 のときフラッシュ映像信号A とフラッ
シュ前の映像信号とが同位相で入力され、フィールドカ
ウンタ値「3」 のときフラッシュ終了後の映像信号とフラ
ッシュ映像信号A とが同位相で入力される。
【0016】引算器12では、映像信号100 から遅延映像
信号102 を引き算し、両信号の差を示す差分映像信号10
4 を出力する。したがって、引算器12からは、図2(d)
に示すように、フィールドカウンタ値「2」 のとき、フラ
ッシュ前の映像信号からフラッシュ映像信号A に変化し
たときの信号増加成分(正の成分)を示す差分映像信号
104 が出力され、次のフィールドカウンタ値「3」 のと
き、フラッシュ映像信号A からフラッシュ終了後の映像
信号に変化したときの信号減少成分(負の成分)を示す
差分映像信号104 が出力される。なお、この正の成分と
負の成分の大きさはほぼ同じである。引算器12から出力
された差分映像信号104 は、正成分累計器14と負成分累
計器16とに入力される。
【0017】正成分累計器14では、差分映像信号104 の
正の成分を各フィールドについてM画素×Nライン
(M、Nは自然数)の領域毎に累計する。負成分累計器
16では、差分映像信号104 の負の成分を各フィールドに
ついてM画素×Nラインの領域毎に累計する。図2の場
合、正成分累計器14によりフィールドカウンタ値「2」 の
ときに引算器12から出力される差分映像信号104 が累計
され、負成分累計器16によりフィールドカウンタ値「3」
のときに引算器12から出力される差分映像信号104が累
計される。図2(e) は、正成分累計器14により累計され
た正成分累計値106を、(g) は、負成分累計器16により
累計された負成分累計値110 をそれぞれ示す。なお、累
計の領域(M画素×Nライン)は、狭くなると計算量が
増大し、広くなると計算の確度が低下するのでフラッシ
ュ映像検出回路の使用目的に応じて決定することにな
る。
【0018】正成分累計器14で累計された正成分累計値
106 は、1フィールドメモリ18により1フィールド遅延
され、遅延累計値108 として引算器20に入力される。負
成分累計器16で累計された負成分累計値110 は、そのま
ま引算器20に入力される。したがって、図2(f) 、(g)
に示すように、遅延累計値108 と負成分累計値110 は、
フィールドカウンタ値「3」 のとき同位相で引算器20に入
力される。引算器20では、遅延累計値108 から負成分累
計値110 を引き算し、引き算の結果を差分累計値112 と
して比較器22へ出力する。この場合、負成分累計値110
は負であるので、差分累計値112 は、図2(h) に示すよ
うに、引き算により正成分累計値108 の約2倍の大きさ
となる。
【0019】比較器22では、差分累計値112 と予め定め
られた閾値α(α≧0)とを比較する。そして、差分累
計値112 >閾値αの条件が成立するとき、差分累計値11
2 はフラッシュ映像信号A に基づくものと判断し、たと
えば、値が1の比較信号116を出力する。この場合、後
述するように、シーンチェンジ映像信号が入力された場
合の差分累計値112 は、フラッシュ映像信号が入力され
た場合の差分累計値112 より小さくなるので、閾値αを
シーンチェンジ映像信号が入力された場合の差分累計値
112 より大きく、フラッシュ映像信号が入力された場合
の差分累計値112 より小さく設定する。これにより、フ
ラッシュ映像信号をシーンチェンジの映像信号と区別し
て検出することができる。なお、回路構成の簡略化を重
視する場合には、累計器24、比較器26を省略し、比較器
22から比較信号114 に替えてフラッシュ検出信号を出力
するようにしてもよい。
【0020】比較器22から出力された比較信号114 は累
計器24に入力される。累計器24では、比較信号114 を1
画面分(1フィールド分)累計し、1画面におけるフラ
ッシュにより映像信号のレベルが増加した領域(M画素
×Nライン)の数を求める。累計器24で求められた累計
値は、比較信号累計値116 として比較器26に入力され
る。比較器26では、比較信号累計値116 と予め定められ
た閾値β(β≧0)とを比較する。これにより、1画面
のごく一部分でのみレベル変動が生ずる画面についての
比較信号累計値116 は除去され、フラッシュ映像信号の
誤検出が防止される。そして、比較器26では、比較信号
累計値116 >閾値βの条件が成立するときフラッシュ映
像信号が入力されたものと判断し、フラッシュ検出信号
118 を生成して出力端子30へ出力する。
【0021】次に、図2(b) に示す映像信号100 が、フ
ィールドカウンタ値「13」のときから、シーンチェンジさ
れたシーンチェンジ映像信号B(B1、B2、B3、...)になる
場合について説明する。なお、シーンチェンジ映像信号
B はシンーンチェンジによりレベルが大きく増加し、シ
ーンチェンジ映像信号B1、B2、B3、... は同じ内容の映
像信号であるとする。
【0022】シーンチェンジ映像信号B は、1フィール
ドメモリ10と引算器12とに入力される。1フィールドメ
モリ10に入力されたシーンチェンジ映像信号B は、1フ
ィールド遅延され、遅延映像信号102 として引算器12に
入力される。図2(c) は、遅延映像信号102 を示す。し
たがって、引算器12には、フィールドカウンタ値「13」の
とき、シーンチェンジ映像信号B1とシーンチェンジ前の
映像信号とが同位相で入力され、フィールドカウンタ値
「14」のとき、シーンチェンジ映像信号B2とシーンチェン
ジ映像信号B1とが同位相で入力される。
【0023】引算器12では、映像信号100 から遅延映像
信号102 を引き算し、両信号の差を示す差分映像信号10
4 を出力する。したがって、引算器12からは、図2(d)
に示すように、フィールドカウンタ値「13」のとき、シー
ンチェンジにより増加した映像信号の成分(正の成分)
を示す差分映像信号104 が出力される。しかし、次のフ
ィールドカウンタ値「14」のときは、シーンチェンジ映像
信号B2とB1は同じであるので差分映像信号104 はゼロに
なる。フィールドカウンタ値「15」以降も同様に差分映像
信号104 はゼロになる。差分映像信号104 は、正成分累
計器14と負成分累計器16とに入力される。
【0024】正成分累計器14では差分映像信号104 の正
の成分を、負成分累計器16では差分映像信号104 の負の
成分を、それぞれ各フィールドについてM画素×Nライ
ンの領域毎に累計する。したがって、図2の場合、正成
分累計器14では、フィールドカウンタ値「13」のときに引
算器12から出力される差分映像信号104 が累計され、図
2(e) に示す正成分累計値106 が出力される。しかし、
差分映像信号104 の負の成分はゼロであるので、負成分
累計器16から出力される負成分累計値110 は、(g) に示
すようにゼロである。正成分累計値106 は、1フィール
ドメモリ18により1フィールド遅延され、遅延累計値10
8 として引算器20に入力される。
【0025】引算器20では、遅延累計値108 から負成分
累計値110 を引き算し、差分累計値112 を出力する。こ
の場合、負成分累計値110 はゼロであるので、差分累計
値112 は、図2(h) に示すように、正成分累計値108 と
同じ大きさとなる。しかし、前述したようにフラッシュ
映像信号A の場合、差分累計値112 は正成分累計値108
の2倍の大きさとなる。したがって、フラッシュ映像信
号A 入力時の信号増加とシーンチェンジ映像信号B1入力
時の信号増加が同じ大きさであるとすれば、シーンチェ
ンジ時の差分累計値112 はフラッシュ時の1/2 となる。
【0026】引算器20から出力された差分累計値112
は、比較器22に入力され、閾値αと比較される。そし
て、差分累計値112 >閾値αの条件が成立するとき、比
較器22から比較信号114 が出力される。ここで、シーン
チェンジ時の差分累計値112 の大きさはフラッシュ時の
1/2 であるから、閾値αをフラッシュ映像信号A が入力
されたときの差分累計値112 より小さく、シーンチェン
ジ映像信号B1が入力されたときの差分累計値112 より大
きく設定することにより、フラッシュ映像信号A が入力
されたときに比較器22から比較信号114 が出力される
が、シーンチェンジ映像信号B1が入力されたときには比
較器22から比較信号114 が出力されないようにすること
ができる。これにより、フラッシュ映像信号A1をシーン
チェンジ映像信号B1と区別して検出することができる。
【0027】なお、通常の映像信号では、1フィールド
間におけるレベル変化はシーンチェンジの場合より非常
に小さいので、引算器12から出力される差分映像信号10
4 のレベルも小さくなり、引算器20から出力される差分
累計値112 も閾値α以下となる。したがって、比較器22
からは比較信号114 が出力されず、比較器26からはフラ
ッシュ検出信号118 は出力されない。このように、図1
のフラッシュ映像検出回路は、フラッシュ映像信号A を
シーンチェンジ映像信号B1や通常の映像信号と区別して
検出することができる。
【0028】次に、図1のフラッシュ検出回路にフラッ
シュ映像信号が2フィールド連続して入力された場合の
動作を図3のタイムチャートを用いて説明する。ただ
し、図3(b) に示すように、フィールドカウンタ値が
「2」 、「3」 のとき映像信号100 が連続してフラッシュ映
像信号C(C1、C2) になるものとする。このようにフラッ
シュ映像信号が2フィールド連続する場合として、たと
えば、最初のフィールドで或るフラッシュが焚かれ、次
のフィールドで他のフラッシュが焚かれた場合やフィー
ルドの境界でフラッシュが焚かれた場合などが考えられ
る。
【0029】この場合、引算器12には、フィールドカウ
ンタ値「2」 のときフラッシュ映像信号C1とフラッシュ前
の映像信号とが同位相で入力され、フィールドカウンタ
値「3」 のときフラッシュ映像信号C2とC1とが入力され、
フィールドカウンタ値「4」 のとき、フラッシュ終了後の
映像信号とフラッシュ映像信号C2とが入力される。引算
器12では、映像信号100 から遅延映像信号102 を引き算
し、両信号の差を示す差分映像信号104 を出力する。
【0030】したがって、引算器12からは、図2(d) に
示すように、フィールドカウンタ値「2」 のとき、フラッ
シュ前の映像信号からフラッシュ映像信号C1に変化した
ときの信号増加成分(正の成分)を示す差分映像信号10
4 が出力され、フィールドカウンタ値「3」 のとき、ゼロ
の差分映像信号104 が出力され、フィールドカウンタ値
「4」 のとき、フラッシュ映像信号C2からフラッシュ終了
後の映像信号に変化したときの信号減少成分(負の成
分)を示す差分映像信号104 が出力される。引算器12か
ら出力された差分映像信号104 は、正成分累計器14と負
成分累計器16とに入力される。
【0031】正成分累計器14では差分映像信号104 の正
の成分を、負成分累計器16では差分映像信号104 の負の
成分をそれぞれ各フィールドについてM画素×Nライン
の領域毎に累計する。したがって、図3の場合、正成分
累計器14によりフィールドカウンタ値「2」 のときに引算
器12から出力される差分映像信号104 が累計され、負成
分累計器16によりフィールドカウンタ値「4」 のときに引
算器12から出力される差分映像信号104 が累計される。
図2(e) は、正成分累計器14により累計された正成分累
計値106 を、(g) は、負成分累計器16により累計された
負成分累計値110 をそれぞれ示す。
【0032】正成分累計器14で累計された正成分累計値
106 は、1フィールドメモリ18により1フィールド遅延
され、遅延累計値108 として引算器20に入力される。負
成分累計器16で累計された負成分累計値110 は、そのま
ま引算器20に入力される。したがって、図2(f) 、(g)
に示すように、遅延累計値108 はフィールドカウンタ値
「3」 のときに、負成分累計値110 はフィールドカウンタ
値「4」 のときにそれぞれ引算器20に入力される。引算器
20では、遅延累計値108 から負成分累計値110を引き算
し、差分累計値112 を出力する。したがって、引算器20
からは、(h) に示すように、フィールドカウンタ値が
「3」 および「4」 のとき正成分累計値106 と同じ大きさの
差分累計値112 が出力される。
【0033】引算器20から出力された差分累計値112 は
比較器22に入力される。比較器22では、差分累計値112
と閾値α(α≧0)とを比較する。この場合、差分累計
値112 は閾値α以下であるので、フラッシュ映像信号が
入力されたにもかかわらず比較器22から比較信号114 が
出力されず、比較器26からはフラッシュ検出信号118が
出力されない。このように、図1のフラッシュ映像検出
回路は、1フィールド単発的に入力されるフラッシュ映
像信号を検出するが、2フィールド連続して入力される
フラッシュ映像信号を検出することはできない。
【0034】図4は、第2の実施例のフラッシュ映像検
出回路を示すブロック図である。このフラッシュ映像検
出回路は、2フィールド連続して入力されるフラッシュ
映像信号を検出する回路であり、図1に示すフラッシュ
映像検出回路における1フィールドメモリ10、18を2フ
ィールドメモリ40、48に替えたものである。ここで、2
フィールドメモリ40、48は、入力された映像信号を2イ
ールド遅延させて出力するものであり、また、図4の引
算器42、50、正成分累計器44、負成分累計器46、比較器
52、56、および累計器54は、それぞれ図1の引算器12、
20、正成分累計器14、負成分累計器16、比較器22、26、
および累計器24と同じものである。
【0035】次に、図4に示すフラッシュ映像検出回路
の動作を図5のタイムチャートを用いて説明する。ま
ず、図5(a) に示すフィールドカウンタ値が「2」 および
「3」 のとき、図4の入力端子58に入力される図5(b) の
映像信号200 がフラッシュ映像信号D(D1、D2) になるも
のとする。フラッシュ映像信号D は、2フィールドメモ
リ40と引算器42とに入力される。
【0036】2フィールドメモリ40に入力されたフラッ
シュ映像信号D は、2フィールド遅延され、遅延映像信
号202 として引算器42に入力される。図5(c) はこの遅
延映像信号202 を示す。したがって、引算器42には、フ
ィールドカウンタ値が「2」 〜「5」 のとき、フラッシュ映
像信号D1とフラッシュ前の映像信号、フラッシュ映像信
号D2とフラッシュ前の映像信号、フラッシュ終了後の映
像信号とフラッシュ映像信号D1、フラッシュ終了後の映
像信号とフラッシュ映像信号D2がそれぞれ入力される。
【0037】引算器42では、映像信号200 から遅延映像
信号202 を引き算し、その結果を差分映像信号204 とし
て正成分累計器44と負成分累計器46へ出力する。したが
って、引算器42からは、図5(d) に示すように、フィー
ルドカウンタ値「2」 、「3」 のとき、フラッシュ前の映像
信号からフラッシュ映像信号D に変化したときの信号増
加成分(正の成分)を示す差分映像信号204 が出力さ
れ、フィールドカウンタ値「4」 、「5」 のとき、フラッシ
ュ映像信号D からフラッシュ終了後の映像信号に変化し
たときの信号減少成分(負の成分)を示す差分映像信号
204 が出力される。
【0038】正成分累計器44では差分映像信号204 の正
の成分を、負成分累計器46では差分映像信号204 の負の
成分をそれぞれ各フィールドについてM画素×Nライン
の領域毎に累計する。したがって、図5の場合、正成分
累計器44によりフィールドカウンタ値「2」 、「3」 のとき
に引算器42から出力される差分映像信号204 が累計さ
れ、負成分累計器46によりフィールドカウンタ値「4」 、
「5」 のときに引算器42から出力される差分映像信号204
が累計される。図5(e) は正成分累計器44により累計さ
れた正成分累計値206 を、(g) は負成分累計器46により
累計された負成分累計値210 をそれぞれ示す。
【0039】正成分累計値206 は、2フィールドメモリ
48により2フィールド遅延され、遅延累計値208 として
引算器50に入力される。負成分累計器46で累計された負
成分累計値210 は、そのまま引算器20に入力される。し
たがって、図5(f) 、(g) に示すように、遅延累計値20
8 および負成分累計値210 は、フィールドカウンタ値
「4」 、「5」 のとき引算器50に同位相で入力される。引算
器50では、遅延累計値208 から負成分累計値210 を引き
算し、その結果を差分累計値212 として比較器52へ出力
する。したがって、引算器50からは、(h) に示すよう
に、フィールドカウンタ値「4」 、「5」 のとき正成分累計
値206 の2倍の大きさの差分累計値212 が出力される。
【0040】比較器52では、差分累計値212 と予め定め
られた閾値α(α≧0)と比較する。この場合、差分累
計値212 >閾値αの条件が成立するので、比較回路52
は、差分累計値212 はフラッシュ映像信号に基づくもの
であると判断し、比較信号216を累計器54へ出力する。
累計器54では、比較信号214 を1画面分(1フィールド
分)累計し、比較信号累計値216 を比較器56へ出力す
る。ただし、累計器54では、フィールドカウンタ値「4」
、「5」 のときに続けて差分累計値212 が入力されが、
最初の差分累計値212 を受信してから1フィールド以内
に受信した差分累計値は無視する。したがって、5図の
場合、最初の差分累計値212 に対してのみ比較信号累計
値216 を出力する。
【0041】比較器56では、比較信号累計値216 と予め
定められた閾値β(β≧0)とを比較する。そして、比
較信号累計値116 >閾値βの条件が成立するときフラッ
シュ映像信号が入力されたものと判断し、フラッシュ検
出信号218 を出力端子60へ出力する。
【0042】なお、図5(b) の映像信号200 が、フィー
ルドカウンタ値が「13」のときにシーンチェンジ映像信号
E になる場合、第1の実施例の場合と同様に、引算器42
からは負の成分の差分映像信号204 が出力されないの
で、引算器50から出力される差分累計値212 は閾値α以
下となり、フラッシュ検出信号218 は出力されない。
【0043】このように、第2の実施例によれば、2フ
ィールド連続して入力されるフラッシュ映像信号をシー
ンチェンジ映像信号と区別して検出することができる。
【0044】次に、図4に示すフラッシュ映像検出回路
に、1フィールドだけ単発的にフラッシュ映像信号とな
る映像信号200 が入力された場合の動作を図6のタイム
チャートを用いて説明する。ただし、図6(b) に示すよ
うに、映像信号200 は、フィールドカウンタ値が「2」 の
ときにフラッシュ映像信号F になるものとする。
【0045】図6(b) 、(c) に示すように、引算器42に
は、フィールドカウンタ値「2」 のとき、フラッシュ映像
信号F とフラッシュ前の映像信号とが入力され、フィー
ルドカウンタ値「3」 のとき、フラッシュ終了後の映像信
号とフラッシュ前の映像信号が入力され、フィールドカ
ウンタ値「4」 のとき、フラッシュ終了後の映像信号とフ
ラッシュ映像信号F とが入力される。
【0046】したがって、引算器42からは、図6(d) に
示すように、フィールドカウンタ値「2」 のとき、フラッ
シュ前の映像信号からフラッシュ映像信号F に変化した
ときの信号増加成分(正の成分)を示す差分映像信号20
4 が出力され、フィールドカウンタ値「3」 のとき、フラ
ッシュ前とフラッシュ終了後の映像信号の差の成分(殆
どゼロ)を示す差分映像信号204 が出力され、フィール
ドカウンタ値「4」 のとき、フラッシュ映像信号F からフ
ラッシュ終了後の映像信号に変化したときの信号減少成
分(負の成分)を示す差分映像信号204 が出力される。
【0047】引算器42から出力された差分映像信号204
は、正成分累計器44と負成分累計器46とに入力される。
正成分累計器44によりフィールドカウンタ値「2」 のとき
に引算器42から出力される差分映像信号204 が累計さ
れ、負成分累計器46によりフィールドカウンタ値「4」 の
ときに引算器42から出力される差分映像信号204 が累計
される。図6(e) は、正成分累計器44により累計された
正成分累計値206 を、(g) は、負成分累計器46により累
計された負成分累計値210 をそれぞれ示す。正成分累計
値206 は、2フィールドメモリ48を通して遅延累計値20
8 として引算器50に入力され、負成分累計値210 は、そ
のまま引算器50に入力される。したがって、図6(f) 、
(g) に示すように、遅延累計値208 と負成分累計値210
は、フィールドカウンタ値「4」 のとき同位相で引算器50
に入力される。
【0048】引算器50では、遅延累計値208 から負成分
累計値210 を引き算し、差分累計値212 を出力する。し
たがって、引算器50からは、図6(h) に示すように、フ
ィールドカウンタ値「4」 のとき、正成分累計値206 と同
じ大きさの差分累計値212 が出力される。引算器50から
出力された差分累計値212 は比較器52に入力される。比
較器52では、差分累計値212 と閾値αとを比較し、この
場合、差分累計値212>閾値αの条件が成立するので比
較信号214 を出力する。比較器52から出力された比較信
号214 は累計器54に入力される。累計器54では、比較信
号214 を1画面分(1フィールド分)累計し、その結果
を比較信号累計値216 として比較器56へ出力する。
【0049】比較器56では、比較信号累計値216 と予め
定められた閾値β(β≧0)とを比較する。そして、こ
の場合、比較信号累計値216 >閾値βの条件が成立する
ので、フラッシュ映像信号が入力されたものと判断し、
フラッシュ検出信号218 を出力端子60へ出力する。この
ように、図4のフラッシュ映像検出回路では、2フィー
ルド連続して入力されるフラッシュ信号および1フィー
ルドのみ入力されるフラッシュ映像信号をシーンチェン
ジ映像信号と区別して検出することができる。
【0050】なお、第2の実施例では、2フィールドメ
モリ40および48を用いることにより、最大2フィールド
連続して入力されるフラッシュ映像信号を検出している
が、2フィールドメモリ40および48に替えて映像信号を
Nフィールド遅延させるNフィールドメモリを用いるこ
とにより最大Nフィールド連続して入力されるフラッシ
ュ映像信号を検出することができることは明らかであ
る。
【0051】
【発明の効果】このように本発明によれば、フラッシュ
時の映像信号をシーンチェンジ時の映像信号と区別して
検出することが可能になる。したがって、本発明よるフ
ラッシュ検出回路を用いることによりフラッシュをシー
ンチェンジと誤って検出することのないシーンチェンジ
検出回路を実現するができので、本発明はシーンチェン
ジ検出回路を用いるフレームシンクロナイザー、画像符
号化装置、TV方式変換装置等に有用である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例によるフラッシュ映像検
出回路を示すブロック図である。
【図2】第1の実施例によるフラッシュ映像検出回路に
フラッシュ映像信号が1フィールド入力された場合の動
作を示すフローチャートである。
【図3】第1の実施例によるフラッシュ映像検出回路に
フラッシュ映像信号が2フィールド連続して入力された
場合の動作を示すフローチャートである。
【図4】本発明の第2の実施例によるフラッシュ映像検
出回路を示すブロック図である。
【図5】第2の実施例によるフラッシュ映像検出回路に
フラッシュ映像信号が2フィールド連続して入力された
場合の動作を示すフローチャートである。
【図6】第2の実施例によるフラッシュ映像検出回路に
フラッシュ映像信号が1フィールド入力された場合の動
作を示すフローチャートである。
【符号の説明】
10、18 1フィールドメモリ 12、20、42、50 引算器 14、44 正成分累計器 16、46 負成分累計器 24、54 累計器 22、26、52、56 比較器 40、48 2フィールドメモリ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H04N 5/262 - 5/28 H04N 5/76 H04N 5/91 - 5/95 G11B 27/00 - 27/06 G06T 7/20

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 映像信号を少なくとも1フィールド遅延
    させて遅延映像信号を生成する映像信号遅延手段と、 前記映像信号から前記遅延映像信号を引き算して差分映
    像信号を生成する映像信号引算手段と、 前記差分映像信号の正の成分を所定の領域毎に累計して
    正成分累計値を生成する正成分累計手段と、 前記正成分累計値を前記映像信号遅延手段と同様に少な
    くとも1フィールド遅延させて遅延累計値を生成する累
    計値遅延手段と、 前記差分映像信号の負の成分を所定の領域毎に累計して
    負成分累計値を生成する負成分累計手段と、 前記遅延累計値から前記負成分累計値を引き算して差分
    累計値を生成する累計値引算手段と、 前記差分累計値と予め定められた閾値とを比較し、該差
    分累計値が該閾値より大きいときフラッシュ検出信号を
    出力する差分累計値比較手段とを含むことを特徴とする
    フラッシュ映像検出回路。
  2. 【請求項2】 映像信号を少なくとも1フィールド遅延
    させて遅延映像信号を生成する映像信号遅延手段と、 前記映像信号から前記遅延映像信号を引き算して差分映
    像信号を生成する映像信号引算手段と、 前記差分映像信号の正の成分を所定の領域毎に累計して
    正成分累計値を生成する正成分累計手段と、 前記正成分累計値を前記映像信号遅延手段と同様に少な
    くとも1フィールド遅延させて遅延累計値を生成する累
    計値遅延手段と、 前記差分映像信号の負の成分を所定の領域毎に累計して
    負成分累計値を生成する負成分累計手段と、 前記遅延累計値から前記負成分累計値を引き算して差分
    累計値を生成する累計値引算手段と、 前記差分累計値と予め定められた第1の閾値とを比較
    し、該差分累計値が該第1の閾値より大きいとき比較信
    号を生成する差分累計値比較手段と、 前記比較信号を1画面分累計して比較信号累計値を生成
    する比較信号累計手段と、 前記比較信号累計値と予め定められた第2の閾値とを比
    較し、該比較信号累計値が該第2の閾値より大きいとき
    フラッシュ検出信号を出力する比較信号累計値比較手段
    とを含むことを特徴とするフラッシュ映像検出回路。
  3. 【請求項3】 請求項1または2に記載のフラッシュ映
    像検出回路において、前記正成分累計手段および負成分
    累計手段は、M画素×Nライン(M、Nは自然数)の領
    域毎に差分映像信号の成分を累計することを特徴とする
    フラッシュ映像検出回路。
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