JP3519950B2 - 電極構造 - Google Patents

電極構造

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、窒化物系III-V族
化合物半導体の一つであるp型AlxGayIn1-x-y
(0≦x≦1、0≦y≦1、x+y≦1)半導体に対
し、オーミック接触が得られる電極を有する電極構造に
関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来より、青色発光素子等の窒化物系II
I-V族化合物半導体装置には、p型AlxGayIn1-x-y
N(0≦x≦1、0≦y≦1、x+y≦1)半導体が一
般的に用いられている。この半導体用の電極材料として
は種々のものが検討されており、Auが最も一般的に用
いられている(”P-GaN/N-InGaN/N-GaN double-hetero
structure blue-light-emitting diodes",S.Nakamura e
t al.,Jpn.J.Appl.Phys.(1993)p.L8)。また、特開平5
−291621号公報には、Au以外の電極材料とし
て、Ni、PtおよびAgが挙げられている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、電極材
料にAuを用いた場合は、オーミック接触の接触抵抗が
相当高く、また、p型AlxGayIn1-x-yN(0≦x
≦1、0≦y≦1、x+y≦1)半導体層との密着性が
悪いので物理的強度が弱いという問題があった。
【0004】また、電極材料にNiを用いた場合には、
密着性の点でAuよりも優れており、良好なオーミック
特性を示す。しかし、Ni電極を用いて発光ダイオード
を作製した場合、電流−電圧特性の電流値10mAにお
ける微分抵抗が十数Ωとなる。また、この電極金属を用
いてレーザ素子を作製した場合、レーザ素子の電極面積
が小さいことから接触抵抗が増大し、電流−電圧特性の
微分抵抗がさらに大きくなる。このため、素子動作電圧
の低減化が困難となる。以上のことは、Ni以外のPt
やAgにおいても同様である。よって、接触抵抗をさら
に小さくして動作電圧を低減するためには、Ni、Pt
およびAg以外の電極材料を必要とする。
【0005】本発明は、このような従来技術の課題を解
決すべくなされたものであり、p型AlxGayIn
1-x-yN(0≦x≦1、0≦y≦1、x+y≦1)半導
体に対して良好なオーミック接触が得られる電極を有す
る電極構造およびその製造方法を提供することを目的と
する。
【0006】
【課題を解決するための手段】 本発明の電極構造は、
Mgを含むAlxGayIn1-x-yN(0≦x≦1、0≦
y≦1、x+y≦1)半導体層上に、少なくとも1種類
以上の金属水素化物を含む層を有する電極構造であっ
て、前記半導体層は水素を含むp型であり、前記金属水
素化物を含む層を形成するための金属は、Y、Ce、P
r、Nd、Sm、Eu、Yb、Hfのうち少なくとも1
つからなるので、そのことにより上記目的が達成され
る。
【0007】本発明の電極構造は、Mgを含むAlx
yIn1-x-yN(0≦x≦1、0≦y≦1、x+y≦
1)半導体層上に、少なくとも1種類以上の金属水素化
物を含む層を有する電極構造であって、前記半導体層は
水素を含むp型であり、キャリア濃度は5×1017〜1
×1018cm-3であり、前記金属水素化物を含む層を形
成するための金属は、HfあるいはPdであるので、そのこ
とにより上記目的が達成される。
【0008】また、本発明の電極構造は、前記半導体層
の前記金属水素化物を含む層との界面でMgの活性化が促
進されていることにより上記目的が達成される。
【0009】
【0010】本発明にあっては、図6に示すように、p
型AlxGayIn1-x-yN(0≦x≦1、0≦y≦1、
x+y≦1)半導体層61の上に、金属性窒化物および
金属水素化物の混合した層構造、または金属性窒化物層
および金属水素化物層を含む層構造となっている電極6
2が形成された構成をとる。
【0011】このような構成とする理由は、以下のとお
りである。半導体層61の形成時、その構成元素である
窒素が半導体層の表面から離脱し易いことにより、化学
量論比を満足する結晶を作製することが困難となる。ま
た、窒素の離脱による窒素原子の空孔形成により半導体
層の伝導型がn型となり、p型伝導を得る上で好ましく
ない。
【0012】そこで、本発明では、金属水素化物または
金属水素化物層を存在させている。この金属水素化物ま
たは金属水素化物層により、半導体層61中に存在する
水素が引き寄せられて、Mg原子の活性化が助けられ
る。金属性窒化物または金属性窒化物層による化学量論
比を満足する結晶の形成、及び金属水素化物または金属
水素化物層によるMg原子の活性化によって、半導体層
61と電極62との界面でのキャリア濃度をコンタクト
層として十分な高キャリア濃度層63を形成することが
できる。よって、半導体層61と電極62との界面での
電位障壁の幅を著しく減少でき、トンネル電流の急増を
図れるからである。その結果、半導体層61と電極62
との間に接触抵抗の極めて小さいオーミック接触が実現
できることとなる。
【0013】このような電極構造は、半導体層61上
に、窒化物生成自由エネルギー変化が0kcal/mo
l以下である金属および水素貯蔵金属を順次あるいは同
時に堆積して電極62を形成することにより得ることが
できる。または、半導体層61上に、窒化物生成自由エ
ネルギー変化が0kcal/mol以下である金属およ
び水素貯蔵金属を含む金属間化合物を堆積して電極62
を形成することにより得ることができる。
【0014】水素貯蔵金属を半導体層61上に堆積する
と、半導体層61の表面に水素原子と金属との反応によ
り金属水素化物層が形成される。更に、このような金属
および水素貯蔵金属を含む金属間化合物を半導体層61
上に堆積しても、同様に金属性窒化物層や金属水素化物
層が形成される。尚、窒化物生成自由エネルギーが0k
cal/mol以下の金属を半導体層61上に堆積する
と、半導体層61の表面に半導体層61中の窒素原子と
金属との反応により金属性窒化物層が形成される。
【0015】このようにして得られる電極構造は、半導
体層と金属層との反応による結合を有しているので、従
来用いられている電極よりもさらに強固で物理的にも化
学的にも優れた電極構造とすることができる。
【0016】また、上記金属および水素貯蔵金属、また
は金属間化合物を堆積した後に熱処理を行うと、界面で
の反応、Mgの活性化を促進するため、オーミック特性
をさらに改善することができる。
【0017】また、本発明の詳細な説明では、金属性窒
化物または金属性窒化物層を存在させている。この金属
性窒化物または金属性窒化物層により、半導体層61中
に存在する窒素原子が半導体層61の金属窒化物層形成
側表面に引き寄せられる。このため、半導体層61の形
成時に窒素原子空孔が形成されても、半導体層61の表
面近傍では引き寄せられた窒素原子が空孔を埋めて化学
量論比を満足する結晶が半導体層61と電極62との間
にまず形成される。よって、半導体層61の表面近傍
を、p型伝導を得る上で好ましい結晶状態とすることが
できるからである。
【0018】また、一般に、p型伝導を得べく半導体層
にアクセプタ不純物であるMg元素が添加される。とこ
ろが、MOCVD法によりp型AlxGayIn1-x-y
(0≦x≦1、0≦y≦1、x+y≦1)半導体を成長
させた場合、半導体層中に多量の水素が存在し、更に、
この水素原子の一部がアクセプタ不純物であるMg原子
を結合しており、Mg原子が有効なアクセプタとして働
かなくなる。このため、このような半導体層に対し、電
子線照射を行うか、または窒素雰囲気中でアニールを施
し、Mg原子がアクセプタ不純物として活性になってい
るp型AlxGayIn1-x-yN(0≦x≦1、0≦y≦
1、x+y≦1)半導体を得ている。しかし、得られた
半導体層は、そのキャリア濃度がコンタクト層として用
いるのに不十分であり、さらに高いキャリア濃度を必要
とする。
【0019】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施例について説
明する。本発明において形成される金属性窒化物として
は、例えばScN、TiN、VN、CrN、ZrN、N
bN、LaN、TaNが挙げられる。また、金属水素化
物としては、例えばScH2、YH2、LaH2、Ce
2、PrH2、NdH2、SmH2、EuH2、YbH2
TiH2、ZrH2、HfH2、VH、NbH、TaH、
PdHが挙げられる。
【0020】本発明に用いられる窒化物生成自由エネル
ギー変化が0kcal/mol以下の金属としては、例
えばSc、Ti、V、Cr、Zr、Nb、La、Taが
挙げられる。また、水素貯蔵金属としては、例えばS
c、Y、La、Ce、Pr、Nd、Sm、Eu、Yb、
Ti、Zr、Hf、V、Nb、Ta、Pdが挙げられ
る。
【0021】尚、Sc、Ti、V、Zr、Nb、La、
Taは窒化物生成自由エネルギー変化ΔGが0kcal
/mol以下である金属であり、かつ水素貯蔵金属であ
る。しかし、これらの金属を堆積しただけではp型Al
xGayIn1-x-yN(0≦x≦1、0≦y≦1、x+y
≦1)半導体層に対する良好なオーミック接触を得るこ
とができない。これらの金属がp型AlxGayIn
1-x-yN(0≦x≦1、0≦y≦1、x+y≦1)半導
体層上に堆積された場合、膜中の窒素原子と、Mg原子
と結合している水素原子との絶対量が異なることから、
金属性窒化物のみが形成され、水素貯蔵金属としての役
割が果たされない。従って、Sc、Ti、V、Zr、N
b、La、Taは金属性窒化物形成のために用いて、水
素貯蔵金属としてはY、Ce、Pr、Nd、Sm、E
u、Yb、Hf、Pdを用いるのが好ましい。
【0022】p型AlxGayIn1-x-yN(0≦x≦
1、0≦y≦1、x+y≦1)半導体層の伝導型は、p
型伝導とすることができるMg等のアクセプタ不純物を
添加することにより制御することができる。
【0023】電極構造は、図6に示すような高キャリア
濃度な半導体層(p+−AlxGayIn1-x-yN)63
が、金属性窒化物および金属水素化物の混合した層構
造、または金属性窒化物層および金属水素化物層を含む
層構造となっている電極62とp型AlxGayIn
1-x-yN(0≦x≦1、0≦y≦1、x+y≦1)半導
体層61との間に形成された構造となる。
【0024】なお、金属性窒化物層および金属水素化物
層は、どちらが半導体層側であってもよい。また、金属
性窒化物層および金属水素化物層は、一方が1層または
2層以上であり、他方が1層または2層以上である組合
せ層構造であってもよい。このような金属性窒化物層お
よび金属水素化物層は、半導体層61表面に形成され、
窒化物生成自由エネルギー変化が0kcal/mol以
下の金属を堆積すると金属性窒化物層が、水素貯蔵金属
を堆積すると金属水素化物層が各々形成される。また、
同時に堆積した場合や金属間化合物を堆積した場合には
金属性窒化物と金属水素化物との両方を含む層が形成さ
れる。
【0025】本発明の電極構造においては、p型Alx
GayIn1-x-yN(0≦x≦1、0≦y≦1、x+y≦
1)半導体層の表面近傍では化学量論比の取れた結晶が
形成され、p型伝導を得る上で好ましい結晶状態とな
る。また、高キャリア濃度な半導体層63は、コンタク
ト層として十分なキャリア濃度となり、接触抵抗の極め
て小さいオーミック接触が実現できる。さらに、得られ
た電極構造は、半導体層と金属層との反応による結合を
有しているので、強固で物理的にも化学的にも優れたも
のとすることができる。
【0026】(実施例1)図1は、本発明の一実施例で
ある電極構造を示す断面概要図である。この電極構造は
サファイア基板1上に作製され、膜厚50nmのGaN
バッファ層2、膜厚3μm、キャリア濃度1×1018
-3のMg添加p型GaN層3、および電極4から構成
されている。
【0027】電極4は、直径500μm、電極中心間距
離1mmの2つの円電極4、4となっており、図2に示
すように、Mg添加p型GaN層3の上に、電子ビーム
蒸着法により到達真空度1×10-7Torr以下、堆積
中真空度5×10-7Torr以下でPd層5とTi層6
とを堆積して形成されている。Pd層5およびTi層6
からなる電極とGaN層3との界面、つまりPd層5と
GaN層3との界面については、堆積中の反応により、
堆積されたPd層5に含まれるPdと水素とが化合して
なる金属水素化物PdH部分と、堆積されたTi層6に
含まれるTiと窒素とが化合してなる金属性窒化物Ti
N部分とが混合する状態となる。または、Pd層5とG
aN層3との間における全界面の一部または複数部分が
金属水素化物PdH層からなり、その全界面の一部また
は複数部分が金属性窒化物TiN層からなる状態や、も
しくは、Pd層5とGaN層3との間に金属水素化物P
dH層と金属性窒化物TiN層とが積層された状態にな
る。もしくは、Tiと窒素とが化合してなる金属性窒化
物TiNと、Pdと水素とが化合してなる金属水素化物
PdHとが、更に化合して層状になった状態となる。最
後に示した状態は、Pd層5とTi層6とをタイミング
を別にして形成する場合よりも、後述するようにPdと
Tiとを同一タイミングで形成する場合の方が起こり易
い。なお、以上説明した種々の状態は、堆積中の反応に
限らず、堆積後に行う熱処理によっても形成される。
【0028】図3に、2つの円電極4、4間の電流−電
圧特性を示す。また、比較のために電極金属としてNi
を用いた場合の電流−電圧特性も併せて示す。この図か
ら理解されるように、PdおよびTiを堆積して電極4
を形成した本実施例の電極構造は、特開平5−2916
21号公報において最も良好なオーミック特性を示した
Niを用いた場合よりも良好なオーミック特性を示して
いる。
【0029】さらに、この電極構造に対して、電気炉ア
ニールを用いてアニール温度100℃〜500℃でアニ
ールを10分間行った。図4に、その場合における電極
構造の電流−電圧特性のアニール温度依存性を示す。ま
た、室温(R.T.)で放置してアニールを行わなかっ
た電極層の電流−電圧も併せて示す。
【0030】この図から理解されるように、300℃以
上のアニールにより急激にオーミック特性が改善されて
いる。また、得られた電極構造は、半導体層と金属(窒
化物生成自由エネルギー変化が0kcal/mol以下
の金属および水素貯蔵金属)との反応による結合を有し
ているので、強固で物理的にも化学的にも優れたもので
あった。
【0031】(実施例2)この実施例では、p型半導体
層としてGaN層3の代わりにキャリア濃度5×1017
cm-3のAl0.3Ga0.7Nまたはキャリア濃度5×10
17cm-3のIn0.2Ga0.8Nを形成し、Pd層5および
Ti層6の代わりにHfとNbとの金属間化合物を堆積
した以外は実施例1と同様の電極構造を作製した。ま
た、この金属間化合物の堆積中の反応あるいは堆積後の
熱処理により、半導体層の上には金属水素化物HfH2
層および金属性窒化物NbN層が形成される。
【0032】図5に、2つの円電極間の電流−電圧特性
を示す。この図から理解されるように、HfとNbとの
金属間化合物を堆積して電極を形成した本実施例の電極
構造は、Al0.3Ga0.7N半導体層およびIn0.2Ga
0.8N半導体層のいずれ場合でも良好なオーミック特性
を示している。
【0033】上記実施例においては、電子ビーム蒸着法
により窒化物生成自由エネルギー変化ΔGが0kcal
/mol以下である金属と水素貯蔵金属とを堆積した
が、スパッタ法を用いてもよい。また、窒化物生成自由
エネルギー変化ΔGが0kcal/mol以下である金
属と、水素貯蔵金属とは、同時に蒸着してもよく、交互
に積層して堆積してもよい。
【0034】半導体層および金属を熱処理する工程は、
電気炉アニールによる以外にRTA(Rapid Th
ermal Anneal)法を用いてもよい。アニー
ルは100℃〜500℃まで行ったが、室温以上であれ
ばよい。好ましくは、Mg原子と水素原子との結合が切
断され易くなる300℃以上である。また、熱処理温度
の上限は、水素貯蔵金属の融点に依存するが、800℃
〜1000℃程度である。
【0035】半導体層の混晶比は適宜変更することがで
き、半導体層と金属との組み合わせも上記実施例に示し
たものに限られない。
【0036】
【発明の効果】以上の説明から明かなように、本発明に
よれば、化学量論比を満足する結晶を作製することがで
き、p型AlxGayIn1-x-yN(0≦x≦1、0≦y
≦1、x+y≦1)半導体層の表面をp型伝導を得る上
で好ましい結晶状態とすることができる。また、半導体
層と電極との界面でのキャリア濃度をコンタクト層とし
て十分な高キャリア濃度とすることができ、p型Alx
GayIn1-x-yN(0≦x≦1、0≦y≦1、x+y≦
1)半導体層と電極との間に接触抵抗の極めて小さいオ
ーミック接触が得られる。よって、本発明の電極構造を
用いることにより、従来の電極構造を用いた素子よりも
低い動作電圧を有する青色発光素子を実現することがで
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例である電極構造の断面概要図
である。
【図2】実施例1の電極の断面図である。
【図3】実施例1および比較例の電極構造の電流−電圧
特性を示す図である。
【図4】実施例1の電極構造の電流−電圧特性のアニー
ル温度依存性を示す図である。
【図5】実施例2の電極構造の電流−電圧特性を示す図
である。
【図6】本発明の電極構造を示す図である。
【符号の説明】
1 サファイア基板 2 GaNバッファ層 3 Mg添加p型GaN層 4 電極 5 Pd層 6 Ti層 61 p型AlxGayIn1-x-yN(0≦x≦1、0≦
y≦1、x+y≦1)半導体層 62 電極 63 半導体層(p+−AlxGayIn1-x-yN)
フロントページの続き (56)参考文献 特開 平5−315647(JP,A) 特開 平5−335622(JP,A) 特開 平6−69546(JP,A) 特開 平6−77537(JP,A) 特開 平6−152072(JP,A) 特開 昭59−144124(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H01L 33/00 H01L 21/28 - 21/288 H01L 29/40 - 29/51

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 Mgを含むAlxGayIn1-x-yN(0
    ≦x≦1、0≦y≦1、x+y≦1)半導体層上に、少
    なくとも1種類以上の金属水素化物を含む層を有する電
    極構造であって、前記半導体層は水素を含むp型であ
    り、前記金属水素化物を含む層を形成するための金属
    は、 Y 、Ce、Pr、Nd、Sm、Eu、Yb、Hfの
    うち少なくとも1つからなることを特徴とする電極構
    造。
  2. 【請求項2】 Mgを含むAlxGayIn1-x-yN(0
    ≦x≦1、0≦y≦1、x+y≦1)半導体層上に、少
    なくとも1種類以上の金属水素化物を含む層を有する電
    極構造であって、前記半導体層は水素を含むp型であ
    り、キャリア濃度は5×10 17 〜1×10 18 cm -3 であ
    り、前記金属水素化物を含む層を形成するための金属
    は、 Hf あるいは Pd であることを特徴とする電極構造。
  3. 【請求項3】 前記半導体層は、前記金属水素化物を含
    む層との界面で Mg の活性化が促進されていることを特徴
    とする請求項2に記載の電極構造。
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