JP3519654B2 - 加圧遠心ポンプ - Google Patents

加圧遠心ポンプ

Info

Publication number
JP3519654B2
JP3519654B2 JP34417899A JP34417899A JP3519654B2 JP 3519654 B2 JP3519654 B2 JP 3519654B2 JP 34417899 A JP34417899 A JP 34417899A JP 34417899 A JP34417899 A JP 34417899A JP 3519654 B2 JP3519654 B2 JP 3519654B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
impeller
chamber
case
blade
fluid
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP34417899A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2001159398A (ja
Inventor
良一 米原
Original Assignee
米原技研有限会社
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 米原技研有限会社 filed Critical 米原技研有限会社
Priority to JP34417899A priority Critical patent/JP3519654B2/ja
Publication of JP2001159398A publication Critical patent/JP2001159398A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3519654B2 publication Critical patent/JP3519654B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Structures Of Non-Positive Displacement Pumps (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ポンプケース中で
羽根車を回転させることにより、気体或いは液体等の流
体を吸い込み送出する加圧遠心ポンプに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、エアー或いは水等の流体の吸い込
み送出を行う遠心ポンプは、ドラム状の単一なポンプケ
ース内で、凹溝状の羽根室を形成する複数の羽根を有し
た羽根車を回転させることにより、該ケースの一側同壁
面に設けた吸入口から流体を吸い込み、これを持ち回り
回転させて送出口から加速させた流体の送出を行うよう
に構成したものが既に知られている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】然し、上記のような従
来の構成による遠心ポンプは、流体をケース内で羽根車
によって単に加速回転させて送出するだけなので、送出
流体の量(流量)は比較的簡単な手段で大きくすること
ができるものの、送出流体の圧力(流圧)は該流量に対
して増大させることが困難である等の欠点がある。また
これを補う上で、羽根車の回転を高めると羽根室内での
流体の乱流を生じ易くなってポンプ効率を低下させると
共に、流圧及び流量を共に高めようとすると、羽根車の
羽根形状が複雑になること、及び羽根車が径大になって
ポンプ全体が大型化し高コストになる等の問題がある。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記従来の問題点を解消
するために本発明による加圧遠心ポンプは、第1に、吸
込口20と送出口21を有するドラム状のケース2内
で、複数の羽根31を放射状に形成した羽根車3を回転
させることにより、流体を吸込口20から吸い込み送出
口21から送出するポンプにおいて、a.上記羽根車3にはボス部32の外周に突出する円盤
状の羽根側壁33を設け、上記ボス部32外周及び羽根
側壁33の側面より突出させて羽根31を設けることに
よりボス部32の外周に相隣り合う羽根31と羽根側壁
33とによって側面側及び外周側に向かって開放される
羽根室35を設け、 b.前記ケース2は、上記羽根車3と回転可能に収容す
る羽根車ケース2bと、該羽根車ケース2bと開口端面
同士を接合し、羽根車3の羽根室35の開放された側面
側に、始端側と終端側が仕切れるように加圧仕切壁63
を設けることにより側面視でC形状の加圧室6を形成し
た加圧ケース2aとからなり、 c.上記加圧ケース2aの加圧室6の始端部側方には吸
込口20を設けるとともに、加圧室(6)の終端側と連
通する羽根車ケース2bの外周壁23に、複数の羽根室
35に跨る送出口21を設け、 d.前記加圧室6を吸込口20側から流体の吸い込みを
促進させる吸込室61と、該吸込室61の終端側に連通
して流体の加圧を行う圧縮室62とで形成し、 e.前記加圧ケース2aの側壁25の内面である圧縮室
62の底壁25aを、羽根車3の側端の羽根室35の開
放されている側に向かって収束する滑らかな斜面からな
る加圧面に形成し、 f.前記羽根31の開放側の側端部を回転方向下手側に
向かって先行させるように傾斜させて形成した ことを特
徴としている。
【0005】第に、送出口21を吸込口20に対し羽
根車3の回転方向上手側で近設させると共に、該送出口
21と吸込口20との間隔を調節可能に構成してなるこ
とを特徴としている。
【0006】第に、羽根車3の両側に、吸込口20を
有する圧縮室62を設け、該圧縮室62で加圧した流体
を上記羽根車3を介して送出口21から送出させること
を特徴としている。
【0007】
【発明の実施の形態】本発明の一実施形態を図面に基づ
いて説明する。図1〜図7において、1は本発明の第1
実施形態に係わる加圧遠心型のポンプを示している。こ
のポンプ1は後述する構成によって吸込口20と送出口
21を有してドラム状に形成したケース2と、該ケース
2内で回転可能に軸支される回転軸(ポンプ軸)30に
複数の羽根31を放射状に突出形成した羽根車3とから
なり、回転軸30を矢印正転方向に回転させることによ
り、空気等の気体或いは水等の液体(以下これらを流体
という)を、吸込口20側から直接的に又は点線で示す
吸込ホース20aを介してケース2内に吸い込み、これ
をケース2内で圧縮することにより加圧付勢し、送出口
21から直接的に又は送出ホース21aを介し、所望の
箇所に良好に送り出すことができるようにしている。
【0008】以下各部の詳細な構成及び作用等について
詳述する。先ずこの実施形態におけるケース2は、左右
一対として円筒椀型状に分割形成した、吸込口20を有
する加圧ケース2aと送出口21を有する羽根車ケース
2bとからなり、両者の開口端面をリング状のシール部
材2cを介挿して接合させた状態で、取付ネジ等の固定
具2dで複数箇所を締着した接合手段にすることによ
り、気密構造のポンプ室を有する中空ドラムケースを簡
単に構成することができるようにしている。尚、接合手
段は上記のものに限ることなく、加圧ケース2aと羽根
車ケース2bとを、図4で後述する流体送出調節構造7
を以て相対的に位置決め回動可能にしながら、気密接合
を維持することができる位置決め調節可能型の接合手段
にしてもよいものである。
【0009】上記羽根車ケース2bは、円盤状の側壁2
2の外周に羽根車3を内嵌する巾の周壁23を一体的に
形成すると共に、該周壁23の上部にこれと略同巾で所
定長の送出口21を穿設し、該送出口21は送出方向に
収束指向させたパイプ形状の送出管21bを設けてい
る。そして、上記側壁22の外側中心部に回転軸30を
軸支するメタル部5を設けると共に、該回転軸30に複
数の羽根31を放射方向に同心円で突設した羽根車3を
周壁23内で小隙を有して回転させるようにしている。
また上記羽根車3は、図4に示すように回転軸30への
取付け部材を兼ねる円柱状のボス部32の一側に円盤状
の羽根側壁33を一体的に立設形成し、このボス部32
及び羽根側壁33から、各放射状の羽根31を所定間隔
毎に一体的に突出させることにより、各羽根31の間に
流体を内包させる羽根室35を形成し、回転軸30の外
側端を適宜な駆動源から回転駆動させるものである。
尚、図示例では回転軸30に設けたプーリ30aにベル
ト伝動により駆動させるようにしている。
【0010】また羽根車3に放射状に設ける羽根31の
形状は、羽根車3の矢印回転方向の上手側に向けて放物
線状の軌跡を以て湾曲状に後退傾斜させていると共に、
加圧ケース2a側になる側端を基部側よりも回転方向下
手側に先行偏寄させることにより、羽根車3の回転に伴
い流体を吸込口20から掻込み易くして的確な吸い込み
を行わせると共に、羽根室35内での流体の回転保持を
良好にし、且つこれが送出口21部位に至るとき羽根室
35内の流体を後退傾斜させた羽根形状によって遠心力
を加えながら、あたかもキックさせるように押し出し付
勢をすることにより、流体の放射方向への加圧送出を効
率よく行うと共に流圧を的確に高め、また羽根31を簡
潔な形状にしてその製作を行い易くしている。
【0011】また上記羽根車3は羽根車ケース2bに装
着した際に、ボス部32及び羽根31の側端を共に羽根
車ケース2bの開口端面と略同高さになるようにしてお
り、上記ボス部32の端面は後述する加圧ケース2aの
中心部に柱状に突設させた仕切り壁60の端面と近接状
態で接合可能にしている。尚、上記羽根31の形状は、
図示例のものに限定されることなく、送出口21の位置
及び形状等によって適宜な羽根形状に設定可能であり、
また羽根車3は回転軸30に対しそのボス部32をナッ
トネジ構造で止め固定しているが、両者を一体的に構成
してもよいものであると共に、また上記仕切り壁60は
ボス部32から一連に形成してもよいものである。
【0012】次に加圧ケース2aについて説明する。図
3〜図7に示す加圧ケース2aは、羽根車3を装着した
状態の羽根車ケース2bを組付けた状態において、その
内壁と羽根車3との間に吸込口20から吸い込んだ流体
を、円滑に加圧しながら送出口21から羽根車3を介し
て良好に送出することができるところの、加圧室6を形
成するようにしている。即ち、上記加圧室6は、流体の
吸い込みを促進させる吸込室61と、これに連通して流
体の加圧を行う圧縮室62とからなり、また圧縮室62
の終端と吸込口20との間に、羽根室35内の流体漏出
防止用の加圧仕切り壁63を、仕切り壁60から所定長
にわたって面一な平坦面状となるように一体的に形成
し、この仕切り壁60は側壁25の中心部に前記羽根車
3のボス部32の端面に対向させて、これと略同径で支
柱状に突出させることにより、仕切り壁60周りに吸込
室61と圧縮室62及び加圧仕切り壁63を一連に形成
している。
【0013】そして上記吸込室61は、加圧ケース2a
の側壁25内の底壁25aと周壁26と仕切り壁60及
び羽根車3との間で、吸込口20側から略180度程度
の範囲に形成することにより、流体を吸込口20側から
ケース2内に吸い込む際に、長い通風路の吸込室61に
複数の羽根31を臨ませて、その羽根室35内で流体を
多量に回転保持し、流体の吸込抵抗を可及的に低減させ
ながら回転方向に加速させるようにしている。
【0014】また圧縮室62は、吸込室61の終端に通
じこの底壁25aから、羽根車3の側端に徐々に近接さ
せるように滑らかな斜面に形成した加圧面65を、略9
0度程度又はそれ以上の吸込口20に至る角度範囲に設
けて形成しており、これにより吸込室61から羽根車3
によって回転方向に加速されて移行する流体を、加圧面
65を介して徐々に集束する圧縮室62において、大き
な圧縮抵抗等を伴うことなく円滑に加圧することができ
るものである。従って、回転方向に持ち回られる羽根室
35内の流体は、圧縮室62の終端部に設けられた送出
口21に至るとき最高圧力に高められ、該送出口21か
ら既述の羽根車3による遠心押出作用と相挨って、勢い
よく多量に送出することが可能になるものである。
【0015】またこの実施形態にける圧縮室62は、そ
の加圧面65の終端に複数の羽根室35に跨がって近接
する平坦面状の加圧仕切り壁63を連続的に形成するこ
とにより、該加圧仕切り壁63で羽根室35を塞ぎ、該
羽根室35内の流体の漏出を防止し圧力を維持させたま
ま送出口21側に的確に移行させるようにしている。
そしてさらに、加圧仕切り壁63の終端で羽根車3に近
接する側には、これを薄肉で延長させることにより、側
面視で吸込口20の中途部迄を覆う長さに形成した吸込
口加圧仕切り壁63aを設けている。尚、この吸込口加
圧仕切り壁63aは、加圧仕切り壁63に対し着脱及び
長さ調節可能に設けると、その製作及び位置決め調節を
簡単に行うことができるものである。
【0016】これにより、加圧仕切り壁63は、吸込口
加圧仕切り壁63aの延長分だけ吸込室61側にさらに
長く形成されるから、羽根車3はさらに複数の羽根室3
5内に大量の加圧状態の流体を収容することができ、こ
れにより加圧範囲も長くとることが可能になると共に、
送出口21も可及的に長く大きくすることができて、簡
潔な構成を以て長孔状の送出口21から多量で高圧な流
体の送出を良好に行うことができる等の特徴がある。
尚、上記のように吸込口加圧仕切り壁63aを有して長
く形成された加圧仕切り壁63は、後述する図4で示す
流体送出調節構造7を設ける場合には、その位置決め調
節量を広くとることができる等の利点がある。
【0017】次に、以上のように構成した本発明の加圧
遠心型のポンプ1によって、エアーを吸い込み送出する
態様について説明する。先ず、駆動源を介して羽根車3
を回転駆動すると、既述の形状を以て各羽根31が吸込
口20からエアーを羽根室35内に掻き込むように良好
に吸い込むと共に、吸い込んだエアーを加圧室6の吸込
室61内で各羽根室35に収容した状態で持ち回り回転
しながら、吸込室61内のエアーを回転方向に加速させ
て、上記吸込口20の次位のエアー吸い込みを、吸い込
み抵抗を低減させた状態で連続的に行い圧縮室62内に
至らせる。
【0018】次いで、羽根車3の連続回転によって圧縮
室62内のエアーは、上記吸込室61の底壁25aから
羽根車3に徐々に近接させる滑らかな斜面の加圧面65
で形成される圧縮室62内で徐々に集束されて圧縮され
るとき、加圧面65によって羽根室35内で圧力を高め
ながら入り込むことになり、次いでこの状態から加圧仕
切り壁63に至ると、羽根室35内のエアーは最高圧に
維持された状態で送出口21に至り、ここで羽根31の
形状及び回転による押し出し力と遠心力を付加されなが
ら、高圧なエアーを多量に一挙に送出することができる
ものである。
【0019】この場合、本実施形態においては圧縮室6
2の終端に設けた加圧仕切り壁63を複数の羽根室35
に跨がる長さにしていると共に、該加圧仕切り壁63に
薄肉で吸込口20の上方を吸込空間を有して延長させた
吸込口加圧仕切り壁63aを設け、且つ送出口21を吸
込口20の回転方向上手側において複数の羽根室35に
跨がる長孔状に形成していることにより、羽根車3は複
数の羽根室35内に加圧状態のエアーを多量に収容保持
しながら、これを長孔状の送出口21から同時に送出す
ることができるので、簡潔な構成を以て風量及び風圧を
共に高くしながら円滑に送出することができる。
【0020】また羽根31を、ボス部32と該ボス部3
2から立設した羽根側壁33とから放射方向に後退傾斜
させて一体的に突設すると共に、相隣なる羽根31間で
形成される羽根室35の側面と周面を開放させ、且つ送
出口21を羽根室35に対向する羽根車ケース2bの周
壁23に形成したことにより、吸込室61及び圧縮室6
2内でエアーを各羽根室35内に的確に収容させると共
に、吸込室61内のエアーを回転方向に良好に加速させ
て加圧を促進し、且つ送出口21からのエアー送出を良
好に行うことができる等の特徴がある。従って、上記の
ように構成したポンプ1は、羽根車3を小径で小巾にす
ることが可能になり全体の小型化を図ることができるも
のでありながら、風量及び風圧を共に高くしてエアーの
吸い込み送出を効率よく行うことができるから、利便性
を有しその利用分野を拡大することができる等の利点が
ある。
【0021】一方、上記のように構成した加圧遠心ポン
プは、図4で示すようにケース2を、送出口21を備え
た加圧ケース2aと吸込口20を備えた羽根車ケース2
bとに分割形成することにより、各ケース2a,2bを
個別に加工することができ中空ドラム状のケース2の製
作及び組付けを容易に行うことができる。また加圧ケー
ス2aと羽根車ケース2bの対向面をシール部材2c等
を介して気密に接合すると共に、送出口21を吸込口2
0の回転方向上手側に位置させた状態において、両ケー
ス2a,2bを上記送出口21と吸込口20との間隔を
遠近可能に調節することができるところの、流体送出調
節構造7を簡潔な構成を以て廉価に製作することができ
ると共に、送出口21から送出される流体の圧力及び流
量を自由に調節することができるものである。
【0022】即ち、同図のポンプ1は流体送出調節構造
7を、加圧ケース2a側の周端面に形成した段部70内
に羽根車ケース2b側の周端面に突出形成した鍔部71
を嵌合した状態で、該鍔部71をリング状の押圧片72
で複数の取付ネジ2dを介して押接することにより、加
圧ケース2aと羽根車ケース2bとの接合面を周方向に
簡単に摺動することができるように構成している。
【0023】これにより、送出口21を吸込口20の回
転方向上手側に位置させた状態において、該送出口21
と吸込口20との間隔を相対的に調節可能となり、送出
口21から送出される流体の圧力を調節させことができ
るものである。またこの調節操作は、送出口21を吸込
口20と接近状態にさせると、圧縮工程を大きくとるこ
とができるので、エアーの圧力を高めて送出口21から
強く排出することができると共に、逆に送出口21を吸
込口20から離間させると、圧縮工程を少なくしながら
エアーを大量に弱い勢いで送出することがき、またその
程度を自由に行うことができるものである。
【0024】また上記のように構成した流体送出調節構
造7には、同図の点線で示すような調節駆動機構7aを
併設してもよくこの場合には、流体送出調節操作を動力
を以て随時簡単に行うことができると共に、一定風量或
いは一定圧力を所望に維持させる等の目的を有した、自
動制御による流体送出自動調節操作を簡単且つ的確に行
うことができる等の利点がある。尚、図示例の調節駆動
機構7aは、油圧又は空圧等の流体シリンダ75を、羽
根車ケース2bを支持する機体フレーム76側に取付支
持した状態で、そのピストンロッド77を加圧ケース2
aに取付軸78を介して枢止し、該ピストンロッド77
の進退動作で加圧ケース2aを、羽根車ケース2bに対
し相対回動させるアクチェータ構造にしているが、これ
に限ることなく適宜な駆動モータによって加圧ケース2
a側を回動させるようにしてもよいものである。
【0025】また上記ポンプ1で水の吸い込み送出を行
わせる場合には、図8に示すように、送出管21bに呼
び水を行わせることが可能な供給室8を設置するとよ
い。即ち、同図の供給室8は送出管21bの中途部に適
量の水を溜めることができる中空な部屋に形成している
と共に、その上側に給水栓80を開閉可能に設け、該給
水栓80から呼び水を簡単且つ所望に供給することがで
きるものである。
【0026】次に、本発明のポンプ1を以て図8,図9
に示す多連型に構成する場合の別実施形態について説明
する。(尚、上記第1実施形態のものと同様な構成につ
いては説明を省略する。)先ず図8に示す第2実施形態
に係わるポンプ1は、既述の図1に示すような単体のポ
ンプ1を、複数一体的に並設することにより多連型のポ
ンプ1aに構成したものであり、同図のポンプ1aは、
右方のポンプ1の羽根車3を止着しながら羽根車ケース
2bと加圧ケース2aを貫通させた回転軸30を、左方
の羽根車ケース2bを貫通させた状態で、その羽根車3
を止着した構成にしている。
【0027】そして、右方の加圧ケース2aと左方の羽
根車ケース2bとの間には、該右方の加圧ケース2aの
吸込口20に通じて外部から流体の導入行う導入部90
を開設したリング状のスペーサ9を介挿し、この三者に
取付ネジ2dを挿入して締着することにより、該スペー
サ9を介して左右のケース2を安定よく一体的に連結し
た構成にしている。これによれば、左右のポンプ1は同
方向で連設されて一つの回転軸30からの同時駆動が可
能であるから、各構成部材を兼用化することができた
り、相似形状の同加工ラインによる製作が可能になると
共に、複数のポンプ1をコンパクトに纏めながら高性能
で廉価な多連型のポンプ1aを製造することができる等
の利点がある。また上記のようなポンプ1aを多段圧縮
型にする場合には、同図の点線で示すように、一方のポ
ンプ1の送出口21を導入部90を経て他方のポンプ1
の吸込口20と連通させるように連通路21dを設ける
よいものである。
【0028】次に、図9に示す本発明の第3実施形態に
ついて説明する。この多連型のポンプ1aは、一つの羽
根車3の両側に、吸込口20を有する圧縮室62を各別
に設けて、加圧した流体を上記羽根車3を介して送出口
21から送出可能にすることにより、複数の圧縮室62
の間に単一の羽根車3を設けた簡潔で廉価な構成を以
て、ポンプ1aの性能を格段に高めながら小型化を図る
ことができるようにしている。
【0029】即ち、同図のポンプ1aは回転軸30に支
持された単体状の羽根車3を内装する羽根車ケース2b
の両側に、左右の圧縮室62を各別に形成する加圧ケー
ス2aを取付ネジ2dによって連結した構成にしてお
り、この際、羽根車3を一つの回転軸30で同方向に回
転させるものにあっては、ポンプ1aの略中央部から左
右のポンプ1を各構成する羽根31及び圧縮室62の形
状を共に対称に形成すると、左右の吸込口20から導入
した流体を左右の送出口21から共に同方向に送出する
ことができるものである。
【0030】またこの場合、羽根車3に形成される左右
対称形状の羽根31の中央部に仕切り板を兼ねるように
羽根側壁33を設けると、左右の吸込口20から導入さ
れる流体を左右各別に形成した送出口21から、それぞ
れを混合させることなく各別に送出することができるの
で、異なる流体の吸い込み送出を一つのポンプ1aによ
って能率よく良好に行うことができ、多連型のポンプ1
aの利便性を向上させることができる等の利点がある。
【0031】尚、左右のポンプ1の流体送出性能等に差
異を設けたい場合には、羽根31並びに加圧ケース2a
等の巾或いはその形状等を所望に設定することにより簡
単に行うことができるものである。また左右の送出口2
1を連通させて流体を混合送出する場合には、同図の点
線で示すように両送出口21に連通する径大なパイプ2
1cを設けると、左右の吸込口20から吸い込み加圧し
た流体を合流させてパイプ21cから高圧で多量の流体
の送出を効率よく行うことができるものである。また上
記のようなポンプ1aを多段圧縮型にする場合には、同
図の点線で示すように、一方のポンプ1の送出口21を
他方のポンプ1の吸込口20と連通させるように連通路
21dを形成するとよく、この場合加圧送出下手側にな
る他方のポンプ1の羽根車3は、加圧送出上手側のもの
より小巾に形成すると多段高加圧を効率よく行うことが
できるものである。
【0032】また上記各実施形態において流体送出調節
構造7を設ける際には、前記第1実施形態のものと同様
な構成してもよいが、これに限ることなく例えば、羽根
車ケース2b及び加圧ケース2aを固定した状態におい
て、送出口21或いは吸込口20を周方向に移動調節可
能に構成することにより、送出口21を吸込口20に対
し羽根車3の回転方向上手側で近設させながら、該送出
口21と吸込口20との間隔を相対的に遠近調節して送
出流体の流量や圧力を調節するようにしてもよいもので
ある。
【0033】
【発明の効果】本発明は以上のように構成したことによ
り、次のような効果を奏する。ケース内の仕切り壁の周
囲に吸込口と羽根車を介して送出口に連通する加圧室を
設け、この加圧室を吸込口側から流体の吸い込みを促進
させる吸込室と、流体の加圧を行う圧縮室とで形成した
加圧遠心ポンプにしたことにより、羽根車の回転に伴い
各羽根が流体を吸込口から掻き込むように良好に吸い込
み、吸い込んだ流体を仕切り壁周りの各羽根室に収容し
た状態で、吸込室内の流体も回転方向に加速させて圧縮
室内で徐々に集束させるので、流圧を無理なく良好に高
めることができると共に、送出口において羽根による押
し出し力と遠心力を付加させながら円滑に送出すること
ができる。従って、流量及び流圧とも高く所望に設定す
ることができる加圧遠心ポンプを、簡潔で廉価な構成を
以て製作することができると共に、小型化を図ることが
できその利便性を向上し得るものである。
【0034】また圧縮室の終端と吸込口との間で、羽根
車の側面に近接し羽根室内の流体の漏出を防止させる加
圧仕切り壁を設けたことにより、吸込口の回転方向上手
側において、羽根車は複数の羽根室内に加圧状態の流体
を的確に収容保持しながら送出口から一挙に送出するの
で、流量及び流圧を共に高くすることの可能な、高性能
な加圧遠心ポンプを提供することができる。
【0035】また羽根車は、羽根をボス部から立設した
羽根側壁とから放射状に突設すると共に、羽根間で形成
される羽根室の側面と周面側を共に開放させた形状に
し、送出口を羽根車ケースの周壁に複数の羽根に跨がる
長さに形成したことにより、流体の吸い込みと回転保持
を良好に行わせながら、送出口部位において複数の羽根
室内の流体を後退傾斜の羽根によって遠心力を加え的確
に押し出すことができるので、流体の加圧送出を効率よ
く行うことができる。
【0036】そして、送出口を吸込口に対し羽根車の回
転方向上手側で近設させると共に、両者の間隔を調節可
能に構成したことにより、送出口から送出される流体の
圧力を簡単に調節させことができる。またこの際ポンプ
ケースを吸込口を有する加圧ケースと送出口を有する羽
根車ケースに分割形成すると共に、両ケースを相対回動
可能に接合させるようにすると、ケースの製作を容易に
することができると共に、流体送出調節構造を簡潔にす
ることができる等の利点がある。
【0037】また羽根車の両側に吸込口を有する圧縮室
を設け、該圧縮室で加圧した流体を羽根車を介して送出
口から送出させるようにすると、複数の圧縮室で流圧を
高められた流体を中央部の羽根車から、簡潔で廉価な構
成を以て良好に送出することができると共に、多連型の
ポンプの高性能化と小型化を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施形態に係わる加圧遠心ポンプ
の正面図。
【図2】図1の左側面図。
【図3】図1の加圧ケースの内側の構成を示す側面図。
【図4】図1の断面構造及び流体送出調節構造を付加し
た構造を示す断面図。
【図5】図3の加圧ケースの各断面を示し、(A)はA
ーA線の断面図。(B)はBーB線の断面図。(C)は
CーC線の断面図。
【図6】加圧室の構成を展開して示す展開断面図。
【図7】加圧ケース及び羽根車を一部破断をして示す斜
視図。
【図8】図1のポンプの送出管に供給室を付加する態様
を示す側面図。
【図9】本発明の第2実施形態に係わる加圧遠心ポンプ
の正面図。
【図10】本発明の第3実施形態に係わる加圧遠心ポン
プの正面図。
【符号の説明】
1 ポンプ 1a 多連型のポンプ 2 ケース 2a 加圧ケース 2b 羽根車ケース 3 羽根車 6 加圧室 7 流体送出調節構造 7a 調節駆動機構 20 吸込口 21 送出口 30 回転軸 31 羽根 32 ボス部 33 羽根側壁 35 羽根室 60 仕切り壁 61 吸込室 62 圧縮室 63 加圧仕切り壁
フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI F04D 5/00 F04D 5/00 M 23/00 23/00 A E G 29/28 29/28 H 29/46 29/46 A (56)参考文献 特開 昭63−134802(JP,A) 特開 平8−49683(JP,A) 特開 平8−14184(JP,A) 特開 平6−330879(JP,A) 特開 平6−288381(JP,A) 特開 平6−42490(JP,A) 実開 昭64−25494(JP,U) 実開 昭52−64901(JP,U) 国際公開99/07990(WO,A1) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) F04D 29/44 F04D 5/00 F04D 23/00 F04D 29/28 F04D 29/46

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 吸込口(20)と送出口(21)を有す
    るドラム状のケース(2)内で、複数の羽根(31)を
    放射状に形成した羽根車(3)を回転させることによ
    り、流体を吸込口(20)から吸い込み送出口(21)
    から送出するポンプにおいて、a.上記羽根車(3)にはボス部(32)の外周に突出
    する円盤状の羽根側壁(33)を設け、上記ボス部(3
    2)外周及び羽根側壁(33)の側面より突出させて羽
    根(31)を設けることによりボス部(32)の外周に
    相隣り合う羽根(31)と羽根側壁(33)とによって
    側面側及び外周側に向かって開放される羽根室(35)
    を設け、 b.前記ケース(2)は、上記羽根車(3)と回転可能
    に収容する羽根車ケース(2b)と、該羽根車ケース
    (2b)と開口端面同士を接合し、羽根車(3)の羽根
    室(35)の開放された側面側に、始端側と終端側が仕
    切れるように加圧仕切壁(63)を設けることにより側
    面視でC形状の加圧室(6)を形成した加圧ケース(2
    a)とからなり、 c.上記加圧ケース(2a)の加圧室(6)の始端部側
    方には吸込口(20)を設けるとともに、加圧室(6)
    の終端側と連通する羽根車ケース(2b)の外周壁(2
    3)に、複数の羽根室(35)に跨る送出口(21)を
    設け、 d.前記加圧室(6)を吸込口(20)側から流体の吸
    い込みを促進させる吸込室(61)と、該吸込室(6
    1)の終端側に連通して流体の加圧を行う圧縮室(6
    2)とで形成し、 e.前記加圧ケース(2a)の側壁(25)の内面であ
    る圧縮室(62)の底壁(25a)を、羽根車(3)の
    側端の羽根室(35)の開放されている側に向かって収
    束する滑らかな斜面からなる加圧面に形成し、 f.前記羽根(31)の開放側の側端部を回転方向下手
    側に向かって先行させるように傾斜させて形成した 加圧
    遠心ポンプ。
  2. 【請求項2】 送出口(21)を吸込口(20)に対し
    羽根車(3)の回転方向上手側で近設させると共に、該
    送出口(21)と吸込口(20)との間隔を調節可能に
    構成してなる請求項1の加圧遠心ポンプ。
  3. 【請求項3】 羽根車(3)の両側に、吸込口(20)
    を有する圧縮室(62)を設け、該圧縮室(62)で加
    圧した流体を上記羽根車(3)を介して送出口(21)
    から送出させる請求項1又は2の加圧遠心ポンプ。
JP34417899A 1999-12-03 1999-12-03 加圧遠心ポンプ Expired - Fee Related JP3519654B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP34417899A JP3519654B2 (ja) 1999-12-03 1999-12-03 加圧遠心ポンプ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP34417899A JP3519654B2 (ja) 1999-12-03 1999-12-03 加圧遠心ポンプ

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2001159398A JP2001159398A (ja) 2001-06-12
JP3519654B2 true JP3519654B2 (ja) 2004-04-19

Family

ID=18367240

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP34417899A Expired - Fee Related JP3519654B2 (ja) 1999-12-03 1999-12-03 加圧遠心ポンプ

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3519654B2 (ja)

Families Citing this family (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4310426B2 (ja) * 2002-07-25 2009-08-12 米原技研有限会社 加圧遠心ポンプの気体の混入構造
JP5380545B2 (ja) 2009-10-22 2014-01-08 エウレカ・ラボ株式会社 気/液または液/液の分散、溶解、可溶化、または乳化用の処理装置
DE102010004379A1 (de) * 2009-12-16 2011-06-22 Continental Automotive GmbH, 30165 Kraftstoffpumpe
CN114109916B (zh) * 2021-08-19 2024-03-01 鑫磊压缩机股份有限公司 一种便于维修更换的进口导叶调节器

Also Published As

Publication number Publication date
JP2001159398A (ja) 2001-06-12

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US7585147B2 (en) Pressurizing centrifugal pump
EP2151584B1 (fr) Ventilateur centrifuge
US10495102B2 (en) Impeller and pump using the impeller
JP4310426B2 (ja) 加圧遠心ポンプの気体の混入構造
RU2002107204A (ru) Насос для транспортировки жидкости и пылесос (варианты)
JP3519654B2 (ja) 加圧遠心ポンプ
JP4675468B2 (ja) 加圧遠心ポンプ
KR101507311B1 (ko) 자동제어밸브를 이용한 양방향 회전 제어가 가능한 에어모터
JP2018522163A (ja) 液封式ポンプ用ロータのブレード構造
KR101238922B1 (ko) 터보 블로어
CN114483642B (zh) 一种导叶可调式离心泵
KR101156783B1 (ko) 불균질의 고농축 슬러리 전용 원심펌프
KR20170023555A (ko) 진공강자흡식스크류펌프
JP2000320472A (ja) スクイズポンプ装置
US2348246A (en) Centrifugal pump
CN218008046U (zh) 一种膨化率可自动调节的冰淇淋机膨化装置
JP6870984B2 (ja) 加圧ポンプ
JPS6346710Y2 (ja)
KR200204172Y1 (ko) 압축팬
JP5342639B2 (ja) 遠心ポンプ
KR20010011629A (ko) 터보 압축기의 디퓨져 구조
JP2593251Y2 (ja) ねじ形オイルポンプ
KR100300344B1 (ko) 펌프
JP2001182688A (ja) 混合型流体圧送装置
CN111594483A (zh) 离心泵

Legal Events

Date Code Title Description
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20040106

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20040129

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

S201 Request for registration of exclusive licence

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R314201

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

S111 Request for change of ownership or part of ownership

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313114

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090206

Year of fee payment: 5

S531 Written request for registration of change of domicile

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313532

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090206

Year of fee payment: 5

S111 Request for change of ownership or part of ownership

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313117

S804 Written request for registration of cancellation of exclusive licence

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R314803

S111 Request for change of ownership or part of ownership

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313117

S804 Written request for registration of cancellation of exclusive licence

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R314803

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090206

Year of fee payment: 5

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100206

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100206

Year of fee payment: 6

S202 Request for registration of non-exclusive licence

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R315201

R360 Written notification for declining of transfer of rights

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R360

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110206

Year of fee payment: 7

R370 Written measure of declining of transfer procedure

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R370

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110206

Year of fee payment: 7

S111 Request for change of ownership or part of ownership

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313114

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110206

Year of fee payment: 7

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110206

Year of fee payment: 7

S202 Request for registration of non-exclusive licence

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R315201

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110206

Year of fee payment: 7

R360 Written notification for declining of transfer of rights

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R360

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110206

Year of fee payment: 7

R370 Written measure of declining of transfer procedure

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R370

S202 Request for registration of non-exclusive licence

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R315201

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110206

Year of fee payment: 7

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120206

Year of fee payment: 8

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130206

Year of fee payment: 9

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140206

Year of fee payment: 10

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees