JP3518837B2 - 出力光の偏波を切り換えることができる半導体レーザ及び半導体レーザ装置及びその駆動方法 - Google Patents

出力光の偏波を切り換えることができる半導体レーザ及び半導体レーザ装置及びその駆動方法

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、出力光の偏波を切
り換えることができる半導体レーザ、それを含む半導体
レーザ装置及びその駆動方法等に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、励起の状態によって出力光の偏光
がTE偏光とTM偏光との間で切り換わる偏波変調半導
体レーザとしては、例えば、特開平2−159781号
に記載されている様な3電極・λ/4位相シフト付き分
布帰還型半導体レーザがある。このDFB半導体レーザ
は、λ/4位相シフト部を含む領域とそれ以外(λ/4
位相シフト部を含まない)の領域とにそれぞれ独立に電
流を注入できる様に3電極構造になっている。偏波変調
動作は、各電極に適度に電流を注入してレーザ発振して
いる状態にしておいて、λ/4位相シフト部を含む領域
へ注入している電流を僅かに変化させることで出力光の
偏光をTE偏光とTM偏光の間で切り換えるものであっ
た。この様に、上記の構成の半導体レーザでは、λ/4
位相シフト領域へ注入している電流を変化させその領域
の等価屈折率を変化させて、TE偏光とTM偏光のうち
で位相整合条件を満たし最低しきい値利得となる波長と
偏波モードで発振するものである。
【0003】上記構成を簡単にしたものとして、2電極
DFBレーザ(特開平7−162088号参照)があ
る。この構成では、電極へ注入する電流値を2電極間で
異ならせ、更にどちらか一方の電極へ注入する電流を変
調することによって、発振偏波モードを切り換えるもの
であった。この構成では、バイアス電流を2つの電極間
で異ならせることにより、各領域でのTE偏光とTM偏
光とのブラッグ波長の差を異ならせた状態にしておき、
一方の電極へ流す電流を変化させることで発振偏波を切
り換えるものであった。
【0004】更に、等価屈折率をあらかじめ共振方向で
異ならせた偏波変調DFBレーザとして特開平8−27
4412号に記載の提案例がある。この構成では、共振
方向に異なる等価屈折率の領域を形成して各領域でのT
E偏光とTM偏光に対する伝搬定数の差(等価屈折率の
差)を異ならせることにより、それまでの構成(例えば
特開平2−159781号に記載の構成)より安定して
発振偏波を切り換えることが可能となっている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本願に関わる発明にお
いては、より効率よく偏波スイッチングを行える構成
や、より安定して偏波スイッチングを行える構成を実現
する。例えば、上記特開平2−159781号や、特開
平8−274412号においては共振方向に形成されて
いる2つ又は3つの領域の一箇所に流す電流量を変化さ
せることにより偏波を切り換えることができるが、本願
に関わる一発明では、特に複雑な制御を行うことなく出
力パワーや波長に与える影響を抑制して偏波を切り換え
ることができる構成を実現する。更に具体的には、本願
に関わる一発明の目的は、偏波を切り換えることができ
る多電極DFBレーザにおいて1つの電極に注入する電
流で偏波の切り換えを主に行い、他の電極に注入する電
流で出力パワーを主に制御することができる構成を実現
することにある。
【0006】
【課題を解決する為の手段】本出願に関わる一発明にお
ける偏波を切り換え可能なレーザは、共振方向に、それ
ぞれが活性層と回折格子を有している複数の領域を有し
ており、該複数の領域のうちの、外部の制御によってよ
り屈折率が変化しやすい領域に、偏波を切り換える為の
制御を加えることを特徴とする。発振する偏波を2つの
偏波の間で切り換える為の一方法として、2つの偏波そ
れぞれの位相を変化させて、より発振しやすい偏波に切
り換える方法がある。屈折率を変化させることにより位
相を変化させることができる為、屈折率が変化しやすい
領域に偏波を切り換える為の制御を加えることによっ
て、効率よく偏波の切り換えを行うことができるのであ
る。偏波を切り換える為の制御とは、例えば、注入する
電流量を制御することであったりする。更には、外部の
制御によって、具体的には、注入電流量の制御によっ
て、屈折率が変化しにくい領域においては、注入電流の
変化による光の位相への影響が少ないので、主に該領域
における注入電流制御によって光パワーの制御を他の制
御への影響を抑制しつつ行うことができる。
【0007】また、本出願に関わる一発明における偏波
を切り換え可能なレーザは、共振方向に、それぞれが活
性層と回折格子を有している複数の領域を有しており、
該複数の領域は、それぞれの領域を独立に駆動させた場
合に異なるしきい値を有しており、該しきい値の大きい
領域に注入する電流を偏波を切り換える為に制御するこ
とを特徴とする。例えば、簡単の為に、2つの領域を有
しており2つの領域に注入される電流密度がそれほど異
ならない場合で説明すると、該電流密度を増やしてい
き、一方の領域のしきい値(しきい値が小さい方の領域
のしきい値)を或る程度以上上回る電流が注入される
と、しきい値の大きい領域においては、しきい値を上回
る電流が注入されていなくても、レーザは発振する。こ
の時、しきい値の大きい方の領域においては、しきい値
に達していないので、注入電流量の制御により屈折率を
効率よく変化させることができ、効率のよい偏波切り換
えを実現できる。
【0008】このように複数の領域を独立に駆動させた
時のしきい値を異ならせる為には、複数の領域それぞれ
の層構成を異ならせればよい。例えば、層の材料や、そ
の組成比や、形状などを異ならせることによりしきい値
を異ならせることができる。例えば、具体的には.複数
の領域で活性層の厚さを異ならせることによりしきい値
を異ならせることができる。また、各領域の回折格子の
深さや形状を異ならせることにより各領域のしきい値を
異ならせることもできる。
【0009】また、本出願に関わる一発明における偏波
を切り換え可能なレーザは、共振方向に、それぞれが活
性層と回折格子を有している複数の領域を有しており、
該複数の領域における結合係数を異ならせ、結合係数の
小さい領域に注入する電流を偏波を切り換える為に制御
することを特徴とする。結合係数が小さい領域は結合係
数がより大きい領域に比べてしきい値が大きくなる為、
注入電流の制御により効率よく偏波を切り換えることが
できる。このように複数の領域で結合係数を異ならせる
為には、複数の領域において回折格子そのものの形状
や、回折格子を形成する層の構成を異ならせればよい。
例えば、回折格子の深さを異ならせたり、間に回折格子
が形成される2つの層の屈折率差を異ならせたりすれば
よい。
【0010】また、本出願に関わる一発明における偏波
を切り換え可能なレーザは、共振方向に、それぞれが活
性層と回折格子を有している複数の領域を有しており、
該複数の領域のうちの等価屈折率が大きい領域にλ/4
位相シフト部(本明細書ではλ/4(2n+1)の位相
シフトを生じさせる部分という意味で用いている(n=
0、1、2、・・・))を設けていることを特徴とす
る。複数の領域の等価屈折率を異ならせることにより安
定して偏波を切り換えるようになるが、入/4位相シフ
トのある部分は光子密度が大きくなる為、それ以外の部
分に比べてキャリア密度が小さく、屈折率は大きくな
る。よって、この発明においては、λ/4位相シフト部
を等価屈折率が大きい領域に設けることにより、より安
定に偏波切り換えを行うことを可能としている。等価屈
折率を複数の領域で異ならせる為には、複数の領域それ
ぞれの層構成を異ならせればよい。例えば、層の材料
や、その組成比や、形状などを異ならせることにより等
価屈折率を異ならせることができる。例えば、具体的に
は、複数の領域で光ガイド層の厚さを異ならせることに
より等価屈折率を異ならせることができる。
【0011】また、上記した半導体レーザを変調信号に
応じて偏波を切り換えるように制御し、偏波変調された
光信号を得ることができる。本願に関わる半導体レーザ
は、偏波変調された光信号を出力する光源として用いる
ことができる。また、偏波変調された光信号から一方の
偏波のみを取り出すことにより強度変調された光信号を
得ることができる。具体的には、偏光子などを用いて偏
波を選択することができる。
【0012】また、上記した半導体レーザを変調信号に
応じて偏波を切り換えるように制御し、偏波変調された
光信号を得て、該光信号を送信する光送信器を構成する
ことができる。前述のように一方の偏波を選択して出力
することにより強度変調された光信号を送信するように
してもよい。
【0013】
【発明の実施の形態】第1実施例 図1、図2は本発明の第1実施例を表わす図面である。
図1において、1は例えばn型InPよりなる基板、2
は例えばn型InPよりなる第1クラッド層、3は活性
層領域、4は例えばp型InPよりなる第2クラッド
層、5は例えばp型InGaAsよりなるキャップ層、
6は例えば高抵抗または半絶縁性のInPよりなる埋め
込み層、7は第1電極、8は第2電極、9は第3電極、
10は第2電極8と第3電極9の間の電気的分離の為の
分離溝である。
【0014】また、図2は、図1の共振方向のA−A’
破線で本実施例のデバイスを切断した断面図である。図
2において図1と同一部材は同一番号をつけてある。図
2において、31は例えばノンドープのInGaAsP
からなる活性層(TE、TM偏光に対する利得ピークが
拮抗する様にバルクになっている)、32は例えば活性
層31よりバンドギャップエネルギーが大きい(ここで
は1.078eV)光ガイド層、33は例えば周期が約
240nmの回折格子であり光ガイド層32と第2クラ
ッド層4の界面に形成されている。更に、11は格子3
3中に形成されているλ/4位相シフト部である。各層
の寸法は、第1クラッド層2が厚さ約0.5μm、活性
層31が厚さ約0.1μm、第2クラッド層4が厚さ約
1.2μm、キャップ層5が厚さ約0.5μm、分離溝
10が幅約20μm、埋め込み層6によって埋め込まれ
ている第1クラッド層2、活性領域3、第2クラッド層
4、キャップ層5の幅が約2μmである。また、光ガイ
ド層32は第2電極8の下の領域Iと第3電極9の下の
領域IIでは厚さが異なり、第2電極8の下の領域Iの
光ガイド層32の厚さが約0.15μm、第3電極9の
下の領域IIの光ガイド層32の厚さが約0.1μmで
ある。従って、領域Iが等価屈折率の大きな領域であ
り、領域IIが等価屈折率の小さな領域である。
【0015】上記の様な構成のデバイスの作製は既存の
成長技術(CBE成長、OMVPE、MBE法など)と
半導体加工プロセス(リソグラフィー、ドライエッチン
グなど)を用いて行なうことができる。
【0016】本実施例の動作を説明する。本構成で電流
の注入を均一にすることによって、光の分布はλ/4位
相シフト部11がある辺りで強くなる(図6(b)参
照)。従って、図6(c)に示す様に、領域Iではキャ
リア密度が小さくなり領域IIではキャリア密度が大き
くなる(これは互いに相対的なものである)。この様な
状態で出力光がTE偏波であったとする(これは、活性
層31等の構成や回折格子33の周期などの設定で可能
である)。ここで、領域I(図6(d)に示す如く屈折
率が比較的大きい領域)へ注入する電流を増加させてキ
ャリアを増加させると、それに応じて屈折率が比較的大
きく変化し(小さくなる方向に)、領域Iの部分のブラ
ッグ波長が短波長側に変化して、領域IIのTM偏光の
光と領域IのTM偏光の光の位相が合うとTM偏光の光
が出力される。もちろん、このときTM偏光に対する利
得−損失(利得マイナス損失)がTE偏光に対する利得
−損失を上回っている(この様になる如く活性層31や
回折格子33の周期等が作成されて、TE、TM偏光に
対する利得ピーク、利得ピーク波長、ブラッグ波長など
が設定されている)。
【0017】第2実施例 図3は本発明の第2の実施例を示す共振方向の断面図で
ある。同図において第1実施例と同一部材には同一番号
を付けてある。第1実施例との差異は、第1実施例の格
子33が本実施例では領域IとIIで異なる深さの格子
331、332になっていることである。この実施例で
は、領域Iの格子331を深さ20nm、領域IIの格
子332を深さ50nmとして、光ガイド層32の厚さ
は同じとした。この様に構成することにより、格子33
1の深さが浅い領域I(結合係数が小さい領域)のしき
い値が、格子332の深さが深い領域II(結合係数が
大きい領域)に比較して高いことになる。
【0018】このため、均一に電流を流しても、格子3
31の結合係数の小ささとλ/4位相シフト部11の存
在により領域Iのキャリア密度を、領域I単独でのしき
い値キャリア密度に対して、低く抑えることができる。
この結果、領域Iへ更に電流を注入すると屈折率が変化
し(領域IIへ注入する電流を増加させるより大き
く)、TEとTMに対する周回位相を容易に切り換える
ことができる。
【0019】上記実施例の変形例として次の構成があ
る。上記の第2実施例では領域Iと領域IIで格子の深
さを変えること(すなわち結合効率を変えること)でキ
ャリアの不均一さを所望の分布にしている。同じように
する為に、例えば、活性層31の厚さを領域Iと領域I
Iで変える方法もある。第1、第2実施例では、活性層
の厚さは0.1μmとしていた。これに対し、例えば、
領域Iの方の活性層を0.15μmにすることで同様の
効果を得ることができる。活性層の厚い領域を相対的に
キャリア密度が低い領域とすることができ、キャリアの
注入に対して屈折率を容易に変化させることが可能とな
る。この変形例は、共振方向に異なる等価屈折率を有す
る複数の導波路(厚い活性層の導波路の等価屈折率が比
較的大きい)を有する分布帰還型半導体レーザの例でも
ある。変形例の動作原理は実質的に上記実施例と同じで
ある。
【0020】上記実施例では領域Iと領域IIの2つの
領域を設けていたが、3つ以上の領域として本発明の考
え方に基づいてその何れかにλ/4位相シフト部を形成
してもよい。動作原理は実質的に上記実施例と同じであ
る。
【0021】第3実施例 図4は本発明のデバイスを光送信器50に適用した場合
の構成を示している。図4において、51は制御回路、
52は本発明の偏波変調レーザ、53は偏光子、54は
外部より光送信器50へ入力される電気信号、55は偏
波変調レ−ザ52より出力される光出力、56は光出力
55の一方の偏光成分(TE偏光あるいはTM偏光のど
ちらか一方)を偏光子53で選択した結果得られる光信
号、57は制御回路51から偏波変調レーザ52へ送ら
れる制御信号である。
【0022】制御回路51と偏波変調レーザ52の間
は、図4では、簡単に制御信号57で関係付けたが、実
際には図5のように接続し、電気信号54に従って電源
60、61を制御して所望の光出力55を得ている。光
出力55は、電気信号54の“0”と“1”に応じて偏
光がTE偏光とTM偏光の間で切り換わるものである。
この光出力55の一方の偏波を偏光子53で取り出すこ
とにより、電気信号54に応じた光信号56を得ること
ができる。図5は、本発明のデバイスへの電気(電流)
の供給の仕方を示した図である。各電極に独立に電流を
注入する為の電源60および61を接続した図5に示し
た本発明デバイス52は、図1、図2に示したものと同
じものを示している(他の実施例のデバイスも同様に接
続できる)。図5の場合、左側が図2の領域Iに相当し
ている。
【0023】本発明のデバイスでは図5のように電源を
接続して、電源61を用いて領域IIへ電流I2を注入
し領域IIが単独で発振しない程度(注入量は多い方が
良い)としておく。この状態で電源60を用いて領域I
に電流I1を注入する。領域Iへの電流注入量を徐々に
増加させると、レーザ発振を起こし、TE(またはT
M)偏光の光で出力される。その後、更に領域Iへの注
入電流量をわずかに増加させると、出力光の強度は殆ど
変化せずに偏光がTM(またはTE)偏光となる。
【0024】第4実施例 図7に、本発明による半導体デバイスを波長多重光LA
Nシステムに応用する場合の各端末に接続される光−電
気変換部(ノード)の構成例を示し、図8、図9にその
ノード701を用いた光LANシステムの構成例を示
す。
【0025】外部に接続された光ファイバ700を媒体
として光信号がノード701に取り込まれ、分岐部70
2によりその一部が波長可変光フィルタ等を備えた受信
装置703に入射する。この受信器703により所望の
波長の光信号だけ取り出して信号検波を行う。これを制
御回路で適当な方法で処理して端末に送る。一方、ノー
ド701から光信号を送信する場合には、上記実施例の
偏波変調半導体レーザ704を信号に従って上記の如く
制御回路で適当な方法で駆動し、偏波変調して、偏光板
707(これにより偏波変調信号が振幅強度変調信号に
変換される。偏波変調レーザでは一般に偏光の切り換え
と波長の切り換えが同時に生じる。よって、ここでは偏
光子を用いているが、光バンドパスフィルタでも強度変
調信号に変換できる)を通して(更にアイソレータを入
れてもよい)出力光を合流部706を介して光伝送路7
00に入射せしめる。また、半導体レーザ及び波長可変
光フィルタを2つ以上の複数設けて、波長可変範囲を広
げることもできる。
【0026】光LANシステムのネットワークとして、
図8に示すものはバス型であり、AおよびBの方向にノ
ード801〜805を接続しネットワーク化された多数
の端末及びセンタ811〜815を設置することができ
る。ただし、多数のノードを接続するためには、光の減
衰を補償するために光増幅器を伝送路800上に直列に
配することが必要となる。また、各端末811〜815
にノード801〜805を2つ接続し伝送路を2本にす
ることでDQDB方式による双方向の伝送が可能とな
る。また、ネットワークの方式として、図8のAとBを
つなげたループ型(図9に示す)やスター型あるいはそ
れらを複合した形態等のものでもよい。
【0027】図9において、900は光伝送路、901
〜906は光ノード、911〜914は端末である。
【0028】
【発明の効果】以上説明してきたように、本願に関わる
発明においては、効率よく出力光の偏波を切り換えるこ
とができる。また、本願に関わる発明においては、安定
的に出力光の偏波を切り換えることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は本発明の第1実施例のデバイス構成を説
明する斜視図である。
【図2】図2は本発明の第1実施例のA−A’線での断
面図である。
【図3】図3は本発明の第2実施例の共振器方向断面図
である。
【図4】図4は本発明のデバイスを用いた光送信機の構
成を説明する図である。
【図5】図5は本発明のデバイスへの電気の供給につい
て説明する図である。
【図6】図6は本発明のデバイスの動作原理を説明する
図である。
【図7】図7は図8、図9のシステムにおけるノードの
構成例を示す模式図である。
【図8】図8は本発明の半導体デバイスを用いたバス型
光LANシステムの構成例を示す模式図である。
【図9】図9は本発明の半導体デバイスを用いたループ
型光LANシステムの構成例を示す模式図である。
【符号の説明】
1 基板 2 第1クラッド層 3 活性領域 4 第2クラッド層 5 キャップ層 6 埋め込み層 7、8、9 電極 10 分離溝 11 λ/4位相シフト部 31 活性層 32 光ガイド層 50 光送信機 51 制御回路 52 本発明の偏波変調レーザ 53、707 偏光子 60、61 電源 700、800、900 光伝送路 701、801〜805、901〜906 ノード 702 光分岐部 703 受信器 704 本発明の半導体レーザ 706 合流部 811〜815、911〜916 端末
フロントページの続き (56)参考文献 特開 平2−159781(JP,A) 特開 昭61−89690(JP,A) 特開 平7−162088(JP,A) 特開 平8−274412(JP,A) 特開 平9−307194(JP,A) 特開 平7−231133(JP,A) 特開 平7−231134(JP,A) 特開 平9−107145(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H01S 5/00 - 5/50

Claims (19)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】出力光の偏波を切り換えることができる半
    導体レーザの駆動方法であって、前記半導体レーザは、
    共振方向に、それぞれが活性層と回折格子を有している
    複数の領域を有しており、該複数の領域のうちの、他の
    領域に比べて制御によってより屈折率が変化しやすい領
    域に、偏波を切り換える為の制御を加えることを特徴と
    する半導体レーザの駆動方法。
  2. 【請求項2】前記制御は、前記屈折率が変化しやすい領
    域に注入する電流量の制御である請求項1に記載の半導
    体レーザの駆動方法。
  3. 【請求項3】前記屈折率が変化しやすい領域よりも屈折
    率が変化しにくい領域に注入する電流量を制御すること
    により前記出力光のパワーを制御する請求項1もしくは
    2に記載の半導体レーザの駆動方法。
  4. 【請求項4】出力光の偏波を切り換えることができる半
    導体レーザの駆動方法であって、前記半導体レーザは、
    共振方向に、それぞれが活性層と回折格子を有している
    複数の領域を有しており、該複数の領域は、それぞれの
    領域を独立に駆動させた場合に異なるしきい値を有して
    おり、他の領域に比べて該しきい値の大きい領域に注入
    する電流を偏波を切り換える為に制御することを特徴と
    する半導体レーザの駆動方法。
  5. 【請求項5】前記しきい値の大きい領域に注入する電流
    は、該しきい値の大きい領域を独立に駆動した時のしき
    い値を超えない範囲で制御される請求項4に記載の半導
    体レーザの駆動方法。
  6. 【請求項6】前記しきい値が大きい領域よりもしきい値
    が小さい領域に注入する電流を制御することにより前記
    出力光のパワーを制御する請求項4もしくは5に記載の
    半導体レーザの駆動方法。
  7. 【請求項7】出力光の偏波を切り換えることができる半
    導体レーザの駆動方法であって、前記半導体レーザは、
    共振方向に、それぞれが活性層と回折格子を有している
    複数の領域を有しており、該複数の領域における結合係
    数は異なっており、他の領域に比べて結合係数の小さい
    領域に注入する電流を偏波を切り換える為に制御するこ
    とを特徴とする半導体レーザの駆動方法。
  8. 【請求項8】前記結合係数が小さい領域よりも結合係数
    が大きい領域に注入する電流を制御することにより前記
    出力光のパワーを制御する請求項7に記載の半導体レー
    ザの駆動方法。
  9. 【請求項9】出力光の偏波を切り換えることができる半
    導体レーザの駆動方法であって、前記半導体レーザは、
    共振方向に、それぞれが活性層と回折格子を有している
    複数の領域を有しており、他の領域に比べて等価屈折率
    が大きい領域にλ/4位相シフト部を設けており、該λ
    /4位相シフト部を設けた領域に偏波を切り換える為の
    制御を加えることを特徴とする半導体レーザめ駆動方
    法。
  10. 【請求項10】前記制御は、前記λ/4位相シフト部を
    設けた領域に注入する電流量の制御である請求項9に記
    載の半導体レーザの駆動方法。
  11. 【請求項11】前記λ/4位相シフト部を設けていない
    領域に注入する電流量を制御することにより前記出力光
    のパワーを制御する請求項9もしくは10に記載の半導
    体レーザの駆動方法。
  12. 【請求項12】出力光の偏波を切り換えることができる
    半導体レーザであって、共振方向に、それぞれが活性層
    と回折格子を有している複数の領域を有しており、他の
    領域に比べて等価屈折率が大きい領域にλ/4位相シフ
    ト部を設けていることを特徴とする半導体レーザ。
  13. 【請求項13】出力光の偏波を切り換えることができる
    半導体レーザを含む半導体レーザ装置であって、前記半
    導体レーザは、共振方向に、それぞれが活性層と回折格
    子を有している複数の領域を有しており、該複数の領域
    のうちの、他の領域に比べて制御によってより屈折率が
    変化しやすい領域に、偏波を切り換える為の制御を加え
    る制御部を有することを特徴とする半導体レーザ装置。
  14. 【請求項14】出力光の偏波を切り換えることができる
    半導体レーザを含む半導体レーザ装置であって、前記半
    導体レーザは、共振方向に、それぞれが活性層と回折格
    子を有している複数の領域を有しており、該複数の領域
    は、それぞれの領域を独立に駆動させた場合に異なるし
    きい値を有しており、他の領域に比べて該しきい値の大
    きい領域に注入する電流を偏波を切り換える為に制御す
    る制御部を有することを特徴とする半導体レーザ装置。
  15. 【請求項15】前記しきい値の大きい領域の層構成が他
    の領域の層構成と異なる請求項14に記載の半導体レー
    ザ装置。
  16. 【請求項16】出力光の偏波を切り換えることができる
    半導体レーザを含む半導体レーザ装置であって、前記半
    導体レーザは、共振方向に、それぞれが活性層と回折格
    子を有している複数の領域を有しており、該複数の領域
    における結合係数は異なっており、他の領域に比べて結
    合係数の小さい領域に注入する電流を偏波を切り換える
    為に制御する制御部を有することを特徴とする半導体レ
    ーザ装置。
  17. 【請求項17】前記結合係数の小さい領域の回折格子
    が、他の領域の回折格子よりも浅い回折格子である請求
    項16に記載の半導体レーザ装置。
  18. 【請求項18】出力光の偏波を切り換えることができる
    半導体レーザを含む半導体レーザ装置であって、前記半
    導体レーザは、共振方向に、それぞれが活性層と回折格
    子を有している複数の領域を有しており、他の領域に比
    べて等価屈折率が大きい領域にλ/4位相シフト部を設
    けており、該λ/4位相シフト部を設けた領域に偏波を
    切り換える為の制御を加える制御部を有することを特徴
    とする半導体レーザ装置。
  19. 【請求項19】前記制御は、前記λ/4位相シフト部を
    設けた領域に注入する電流量の制御を行うものである請
    求項18に記載の半導体レーザ装置。
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