JP3518419B2 - レーザ加工方法及び装置 - Google Patents

レーザ加工方法及び装置

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、像転写光学系を
使用し、レーザ光によりプリント基板等への穴明け加
工、大面積除去加工等を行う、レーザ加工方法及び装置
の改良に関するものである。
【0002】
【従来の技術】プリント基板等への穴明け加工及び大面
積除去加工等を行うレーザ加工方法においては、一般に
像転写光学系が使用される。例えば、レーザ加工装置を
使用してプリント基板にバイアホールを形成する場合を
例にとると、穴の明いたフォトマスクをレーザ光路の途
中に配置し、その穴の像をプリント基板上に転写してバ
イアホールを形成するものである。このバイアホールの
穴径はフォトマスクの穴径を変化させることにより制御
できる。
【0003】このような加工において、同一のプリント
基板内に径の異なる穴を明ける場合には、加工中にフォ
トマスクを切り換える必要がある。図6は、この切り換
え方法を示す説明図であり、図において、1は像転写用
のフォトマスク、2はレーザ光、3は異なるフォトマス
ク1を複数取り付けた回転板、4は異なるフォトマスク
1を複数取り付けたスライド板である。フォトマスク1
の切り換えは、図6の(a)のように図示しない駆動系
により回転板3を機械的に回転させる方法、あるいは、
図6の(b)のように図示しない駆動系によりスライド
板4を機械的にスライドさせる方法により行われる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】図6のような機械的な
移動によりフォトマスクを切り換える方法では、位置決
め精度や振動等の影響を考慮して、フォトマスクを高速
に切り換えることはできない。従って、このような従来
方法においては、秒単位のフォトマスクの切り換え時間
が必要となり、加工時間が増大するという問題がある。
【0005】また、レーザ光によりプリント基板への穴
明けを行う場合、レーザ光をプリント基板上の各穴明け
位置へ走査させる必要がある。通常はガルバノスキャナ
ー等を使用して行うが、ガルバノミラーを振るだけでは
プリント基板の全領域をカバーすることはできない。ガ
ルバノスキャナーが走査可能なエリアは30mm角〜5
0mm角程度であり、このエリア内の各点を加工する場
合に、エリア内の全点を1ショットずつ撃ってから、ま
た最初の点にもどって2ショット目を撃つという加工方
法があり、この方法をサイクルパルスモードと呼んでい
る。また、ガルバノスキャナーを停止させ必要なショッ
ト数を1点に撃ちこんでから、次の点を撃ちにいくとい
う加工方法があり、この方法をバーストパルスモードと
呼んでいる。
【0006】ガルバノスキャナーの位置決め速度よりも
レーザ発振速度(周波数)の方が十分速いため、サイク
ルパルスモードによる加工時間よりもバーストパルスモ
ードによる加工時間の方が短い。従って、加工時間短縮
のためには、バーストパルスモードによる加工の方が有
利である。しかし、一つの穴を加工するのに複数のフォ
トマスクを切り換える必要がある場合には、フォトマス
クを機械的な移動により切り換える従来方法ではフォト
マスクの切り換えに時間がかかるため、バーストパルス
モードによる加工を採用することができないという問題
がある。
【0007】次に、レーザ光によりプリント基板へバイ
アホールを形成する穴明け加工について説明する。この
加工には2種類の方法があり、図7はこれらの方法を示
す断面図である。図において、2はレーザ光、5aは第
1の銅層、5bは第2の銅層、6は絶縁性の樹脂層、7
aは第1の銅層5aに明けられたエッチング穴、8はバ
イアホールである。加工前を示す図7の(a)及び加工
後を示す図7の(b)は、エッチング穴7aの直径より
も大きなレーザ光2を照射して、エッチング穴7aの下
の部分だけ樹脂層6を除去するものであり、コンフォー
マル加工と呼ばれる。また、加工前を示す図7の(c)
及び加工後を示す図7の(d)では、第1の銅層5aが
無く、樹脂層6上にレーザ光2を直接当てて、レーザ光
2が当たった部分の樹脂層6を除去するものであり、ダ
イレクトイメージング加工と呼ばれる。
【0008】図8はレーザ光2の出力が過多である場合
における加工後のバイアホール8の形状の例を示す説明
図であり、図において、5aは第1の銅層、5bは第2
の銅層、6は絶縁性の樹脂層、7aはエッチング穴、8
はバイアホール、8aはバイアホール8の側面である。
図8の(a)は、ダイレクトイメージング加工の場合を
示したものであり、レーザ光2の出力が過多である場合
には、加工後のバイアホール8の側面8aは第2の銅層
5bに対してほぼ垂直に近くなる。図8の(b)は、コ
ンフォーマル加工の場合を示したものであり、レーザ光
2の出力が過多である場合には、第1の銅層5aが蓋の
役目をするため、レーザ光2の反射及び放熱が悪くなる
こと等により、バイアホール8の側面8aは余分に除去
加工されてしまう。バイアホール8の側面8aがこのよ
うな形状となった場合には、デスミア処理後のメッキが
付きにくく、プリント基板自体が不良となってしまう。
従って、バイアホール8の側面8aを所期の形状に除去
加工するための加工条件設定が重要となる。しかし、こ
のような設定の裕度は非常に狭いため、加工条件設定が
非常に困難であるという問題がある。
【0009】次に、レーザ光による大面積除去加工につ
いて説明する。図9は、この大面積除去加工の説明図で
あり、図において、2はレーザ光、9は加工後のエッジ
部分である。図9の(a)のようにレーザ光2をオーバ
ーラップさせ、広い面積に亘り除去加工を行った場合に
は、加工後のエッジ部分9の形状が図9の(b)のよう
に凸凹になってしまう。また、レーザ光2のオーバーラ
ップ率を上げても、このエッジ部分9の凸凹を無くすこ
とはできない。この場合において、図9の(c)のよう
にレーザ光2の異なる形状のパターンを組み合わせて加
工することにより、加工後のエッジ部分9の平坦度が向
上することが知られている。しかし、フォトマスクを切
り換えて加工を行う必要があり、フォトマスクを機械的
な移動により切り換える従来方法ではフォトマスクの切
り換えに時間がかかるため、生産性が低く実用的な方法
ではなかった。
【0010】この発明は、前記のような従来技術の問題
点を解決するためになされたものであり、従来におい
て、フォトマスクの機械的な切り換え時間がかかるため
に適用できなかった加工にも適用できるレーザ加工方法
及び装置を得ることを目的とする。
【0011】また、従来において、フォトマスクの機械
的な切り換えを行っていた加工においては、加工時間を
大幅に短縮することができ、生産性の向上を実現できる
レーザ加工方法及び装置を得ることを目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】この発明に係るレーザ加
工方法は、レーザ光を偏光子により直線偏光にした後、
入射光の偏光面を回転することができる機能を持つ素子
に入射し、前記偏光面を回転することができる機能を持
つ素子を制御して、前記偏光面を回転することができる
機能を持つ素子からの出射光の偏光面の回転を切り換
え、前記出射光を、レーザ光をそのまま透過又は通過す
る部分及び偏光特性を持つ部分を形成してなるフォトマ
スクに入射し、前記フォトマスクの前記偏光特性を持つ
部分の前記レーザ光の透過、遮断を切り換えて穴あけ
工を行うものである。
【0013】また、この発明に係るレーザ加工装置は、
レーザ光を直線偏光にする偏光子と、前記偏光子からの
出射光を入射され、入射光の偏光面を回転することがで
きる機能を持つ素子と、前記偏光面の回転を制御する偏
光面回転制御装置と、前記入射光の偏光面を回転するこ
とができる機能を持つ素子からの出射光を入射され、レ
ーザ光をそのまま透過又は通過する部分及び偏光特性を
持つ部分を形成してなるフォトマスクとを備え、穴あけ
加工を行うものである。
【0014】また、前記入射光の偏光面を回転すること
ができる機能を持つ素子が電気光学効果を示す素子であ
るものである。
【0015】また、前記入射光の偏光面を回転すること
ができる機能を持つ素子が磁気光学効果を示す素子であ
るものである。
【0016】
【発明の実施の形態】実施の形態1.図1は、この発明
の実施の形態1に係るレーザ加工方法及び装置の説明図
であり、図において、10は電気光学効果を示す素子、
11は電源装置、12は入射光を直線偏光にする偏光
子、101は像転写用のフォトマスク、2aは偏光子1
2により直線偏光にされたレーザ光、2bは電気光学効
果を示す素子10を透過後のレーザ光、2cはフォトマ
スク101を透過後のレーザ光である。また、図2は、
フォトマスク101の構成を示す図であり、13はレー
ザ光を反射する金属メッキ部分、14は偏光特性を持つ
部分である偏光膜部分、15はレーザ光をそのまま透過
させる部分である透明部分であり、この透明部分15は
レーザ光をそのまま通過させる穴であってもよい。図1
において、電源装置11は電気光学効果を示す素子10
に対して所定電圧を印加する状態及び印加しない状態を
切り換える機能を有し、図示しない制御部により制御さ
れ、この制御部と共に偏光面回転制御装置を構成するも
のである。レーザ発振器等の通常のレーザ加工装置の構
成については説明を省略する。
【0017】電気光学効果を示す素子10としては、例
えばリン酸二水素カリウム(KDP)があり、入射光の
偏光面を回転することができる機能を持つ素子である。
KDPの結晶に電場又は電圧を加えると、KDPの結晶
に入射した直線偏光は楕円偏光となって結晶から抜けて
行き、かけられた電場又は電圧の強さに応じてその楕円
の主軸が変わる。また、電場又は電圧がかけられていな
ければ、KDPの結晶に入射した直線偏光は偏光面を回
転せずにそのままKDPの結晶から出て行く。
【0018】図1に示すように、偏光子12を用いて直
線偏光にしたレーザ光2aが伝播する光路の途中に電気
光学効果を示す素子10を配置し、その後方に像転写用
のフォトマスク101を配置する。フォトマスク101
にはレーザ光に対して透明な素子を使用し、図2の
(a)に示すように、最も外側の部分には金属メッキ部
分13を形成し、その内側には偏光膜部分14をその偏
光面を直線偏光状態のレーザ光2aが透過できる方向で
形成し、さらにその内側部分には透明部分15を形成す
る。電気光学効果を示す素子10に電源装置11により
半波長電圧を印加してレーザ光2aの偏光面を90度回
転させ、レーザ光2bとすると、フォトマスク101の
偏光膜部分14はレーザ光2bを透過させることができ
なくなる。このようにして、フォトマスク101の偏光
特性を持つ部分である偏光膜部分14におけるレーザ光
2bの透過、遮断を瞬時に切り換えることが可能とな
り、レーザ加工に用いるフォトマスク101からの出射
光2cの横断面積を可変にでき、従来のフォトマスクの
切り換えと同様の機能を実現することができる。
【0019】前記において、電気光学効果を示す素子1
0の代わりに、磁気光学効果を示す素子(ファラデー回
転子、イットリウム鉄ガーネット等)により直線偏光の
レーザ光の偏光面を回転させることも可能である。
【0020】また、フォトマスク101の構成を図2の
(b)に示すように、偏光膜部分14の外周を正方形と
し、透明部分15をこの正方形に内接する円形とし、前
記と同様に偏光膜部分14のレーザ光の透過、遮断を切
り換えることにより、発明が解決しようとする課題で示
した大面積除去加工時において、生産性が低下すること
なく加工後のエッジ部分の平坦度を向上することができ
る。
【0021】さらに、フォトマスク101の構成は、レ
ーザ光をそのまま透過させる部分である透明部分15と
偏光特性を持つ部分である偏光膜部分14の大きさ、形
状及び配置を変えることにより、様々な用途に対応する
ことが可能であり、従来において、フォトマスクの機械
的な切り換え時間がかかるために適用できなかった加工
にも適用できる。また、フォトマスクの機械的な切り換
えを行っていた加工においては、加工時間を大幅に短縮
することができ、生産性の向上を図ることができる。
【0022】実施の形態2.図3は、この発明の実施の
形態2に係るレーザ加工方法の応用を示す断面図であ
り、図において、6は絶縁性の樹脂層、16はワイヤー
ボンディング用のハンダボール、17は階段状の加工穴
である。
【0023】ハンダボール16はプリント基板の樹脂層
6に対して図3の(a)のような構造になっていること
が望ましく、このようなハンダを施すためには図3の
(b)のようにプリント基板の樹脂層6に階段状の加工
穴17を形成する必要がある。このような場合において
も、実施の形態1に示した方法でフォトマスクの偏光特
性を持つ部分におけるレーザ光の透過、遮断を切り換え
て加工を行うことにより、フォトマスクを機械的に切り
換える方法と比較して加工時間を非常に短くすることが
可能となる。さらに、バーストパルスモードでレーザ光
を撃つことも可能であり、バーストパルスモードではガ
ルバノミラーが静止した状態でレーザ光を撃つため、内
側の穴が外側の穴に対して偏ることなく安定した加工を
行うことが可能となる。
【0024】また、加工しようとする一つの穴に対して
一つのフォトマスクだけでなく、異なるフォトマスクを
組み合わせて使用してもよく、このような方法によれ
ば、より多段の階段状の加工穴を形成することができ
る。このような用途においても、従来におけるフォトマ
スクを機械的に切り換える方法と比較して、加工時間を
大幅に短縮することができ、生産性の向上を図ることが
できる。
【0025】実施の形態3.図4はこの発明の実施の形
態3に係るレーザ加工方法の応用を示す断面図であり、
図において、5aは第1の銅層、5bは第2の銅層、5
cは第3の銅層、6aは第1の樹脂層、6bは第2の樹
脂層、7a、7bはエッチング穴である。
【0026】図4のように、エッチング穴7aの他にエ
ッチング穴7bがある場合には、エッチング穴7aに合
わせた穴径の大きなフォトマスクを使用して加工を行
う。この場合において、第1の樹脂層6aを所期の形状
に加工後、第2の樹脂層6bの加工のために、さらに数
ショットのレーザ光を撃つ必要がある。エッチング穴7
aに合わせた穴径の大きなフォトマスクを使用して第2
の樹脂層6bの加工も行うと、第1の樹脂層6aも加工
され、所期の形状を保てなくなる。このような場合にお
いて、実施の形態1で示した方法により、図2の(a)
と同様の構成を持つフォトマスク101を使用し、フォ
トマスク101の偏光特性を持つ部分である偏光膜部分
14におけるレーザ光を透過させ、エッチング穴7aに
合わせた径の大きなレーザ光により加工後、偏光膜部分
14におけるレーザ光を遮断してエッチング穴7bに合
わせた径の小さなレーザ光により加工すれば、第1の樹
脂層6aに影響を与えることなく第2の樹脂層6bの加
工を行うことができると共に、加工時間を短縮すること
ができる。
【0027】実施の形態4.図5はこの発明の実施の形
態4に係るレーザ加工方法の応用を示す断面図であり、
図において、2cはフォトマスク透過後のレーザ光、5
aは第1の銅層、5bは第2の銅層、6は樹脂層、7a
はエッチング穴である。
【0028】発明が解決しようとする課題で示したよう
に、コンフォーマル加工では、加工条件設定が非常に困
難であるという問題があり、コンフォーマル加工によ
り、プリント基板に形成するバイアホールを深さ方向に
対して小穴になるようにテーパ加工する場合を考える
と、樹脂残りのない安定した加工を実現することは困難
である。しかし、実施の形態1で示した方法により、図
2の(a)と同様の構成を持つフォトマスク101を使
用し、フォトマスク101の偏光特性を持つ部分である
偏光膜部分14におけるレーザ光を透過させ、エッチン
グ穴7aに対して径の大きなレーザ光を照射して大部分
の樹脂を除去した後、偏光膜部分14におけるレーザ光
を遮断して図5に示すように径の小さなレーザ光2cを
照射すれば、径の大きなレーザ光により形成した穴側面
に与える影響を少なくでき、前記のテーパ加工を容易に
行うことができる。従って、コンフォーマル加工におい
て、加工条件設定が困難であるという問題点を解消する
ことができると共に、加工時間を短縮することができ
る。
【0029】
【発明の効果】この発明は、以上説明したように構成さ
れているので、機械的なフォトマスクの切り換えを不要
にすることができるため、フォトマスクの機械的な切り
換え時間がかかるために適用できなかった穴あけ加工に
も適用できるという効果がある。また、従来において、
フォトマスクの機械的な切り換えを行っていた穴あけ
工においては、加工時間を大幅に短縮することができ、
生産性の向上を図ることができるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の実施の形態1に係るレーザ加工方
法及び装置の説明図である。
【図2】 この発明の実施の形態1に係るレーザ加工方
法及び装置に用いるフォトマスクの構成を示す図であ
る。
【図3】 この発明の実施の形態2に係るレーザ加工方
法の応用を示す断面図である。
【図4】 この発明の実施の形態3に係るレーザ加工方
法の応用を示す断面図である。
【図5】 この発明の実施の形態4に係るレーザ加工方
法の応用を示す断面図である。
【図6】 従来のレーザ加工方法において使用されるフ
ォトマスクの切り換え方法を示す説明図である。
【図7】 レーザ光による穴明け加工方法を示す断面図
である。
【図8】 レーザ光の出力が過多である場合の加工後の
バイアホールの形状の例を示す説明図である。
【図9】 レーザ光による大面積除去加工の説明図であ
る。
【符号の簡単な説明】
1 フォトマスク、2、2a、2b、2c レーザ光、
3 回転板、4 スライド板、5a 第1の銅層、5b
第2の銅層、5c 第3の銅層、6 樹脂層、6a
第1の樹脂層、6b 第2の樹脂層、7a、7b エッ
チング穴、8バイアホール、8a バイアホールの側
面、9 加工後のエッジ部分、10 電気光学効果を示
す素子、11 電源装置、12 偏光子、13 金属メ
ッキ部分、14 偏光膜部分、15 透明部分、16
ハンダボール、17 階段状の穴、101 フォトマス
ク。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI H05K 3/00 H05K 3/00 N // B23K 101:42 B23K 101:42 (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B23K 26/00 - 26/42 G02B 5/30,27/28

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 像転写光学系を使用し、レーザ光により
    穴あけ加工を行うレーザ加工方法において、前記レーザ
    光を偏光子により直線偏光にした後、入射光の偏光面を
    回転することができる機能を持つ素子に入射し、前記偏
    光面を回転することができる機能を持つ素子を制御し
    て、前記偏光面を回転することができる機能を持つ素子
    からの出射光の偏光面の回転を切り換え、前記出射光
    を、レーザ光をそのまま透過又は通過する部分及び偏光
    特性を持つ部分を形成してなるフォトマスクに入射し、
    前記フォトマスクの前記偏光特性を持つ部分の前記レー
    ザ光の透過、遮断を切り換えて穴あけ加工を行うことを
    特徴とするレーザ加工方法。
  2. 【請求項2】 像転写光学系を備え、レーザ光により
    あけ加工を行うレーザ加工装置において、前記レーザ光
    を直線偏光にする偏光子と、前記偏光子からの出射光を
    入射され、入射光の偏光面を回転することができる機能
    を持つ素子と、前記偏光面の回転を制御する偏光面回転
    制御装置と、前記入射光の偏光面を回転することができ
    る機能を持つ素子からの出射光を入射され、レーザ光を
    そのまま透過又は通過する部分及び偏光特性を持つ部分
    を形成してなるフォトマスクとを備えることを特徴とす
    るレーザ加工装置。
  3. 【請求項3】 前記入射光の偏光面を回転することがで
    きる機能を持つ素子が電気光学効果を示す素子であるこ
    とを特徴とする請求項2記載のレーザ加工装置。
  4. 【請求項4】 前記入射光の偏光面を回転することがで
    きる機能を持つ素子が磁気光学効果を示す素子であるこ
    とを特徴とする請求項2記載のレーザ加工装置。
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