JP3517235B2 - 模造体組織の製造方法 - Google Patents
模造体組織の製造方法Info
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Description
ための模造体組織の製造方法に関する。
臨床技術を実習することが必要である。一層詳しく言え
ば、切開部の形成、種々の病状(たとえば、嚢胞、血
腫、黒色腫)の除去、皮下血管(特に静脈)構造へのア
クセス、縫合糸の挿入(縫合術)を実習しなければなら
ない。これらの技術を実習するために、実際の人体ある
いはその一部に代わるものとして、実習用の人工手段が
必要である。体組織の模造を行う(体組織に似せた)公
知構造には、視覚の点でも身体的(構造的)にも、実際
の体組織にほとんど(十分な実習ができるほど)似てい
ないという欠点がある。
を開示するUA−A−4 481 001;人工器官内で用いるため
に浸透させ、硬化させた発泡製品を開示するGB−A−2
249 738;シリコーンゴムと発泡材料から人工器官を製作
する方法を開示するGB−A−2 243 324;硬化シリコーン
の一体型ボデーを有する人体埋設(移植)用自動シール
式注入ボタン(装置)を開示しているGB−A−2 047 10
1;および培養した表皮細胞層を有する人工皮膚の製造
(方法)を開示しているEP−A−0 243 132を挙げるこ
とができる。
床技術を実習する際に用いるための模造体組織であっ
て、フォームラテックスラバーからなる比較的薄いシー
トの形をした模擬表皮であるエラストマー(弾力性のあ
る)材料上層部材を包含する模造体組織を得ることがで
きる。
フォン、ライクラ(lycra)のメッシュ材料のようなメ
ッシュ材料の補強層を含み得る。
材)と稀釈材剤との混合物を含浸させたラテックスフォ
ームであってもよい。
ラントと稀釈剤の混合物からなるものであってもよい。
ば、シリコーンシーラントと稀釈剤の混合物によって、
エラストマー材料の部材に接合してもよい。
含み得る。
習する際に用いるためのキットであって、 支持体に取り付けることのできるアタッチメント部分
を有する第1部材と、 第2部材と、 開口を形成した第3部材とを包含し、第2部材は第3
部材に取り付けられて間に体組織模造部分を受け入れる
ようになっており、体組織模造部分の表面が前記開口を
通して露出し、第2、第3の部材は、上記のように相互
に取り付けられて第1部分に取り付けられるようになっ
たキットを得ることができる。
る。種々の病状を模造するこのような体組織模造部分が
複数あってもよい。
るものであってもよい。
部分から垂下する第1、第2のフランジ部分とからな
り、第2部材は、これらフランジ部分によって受けられ
て第3部材に取り付けられるようにしてもよい。この場
合、第1部材はほぼ扁平な部分を含んでなり、第2、第
3部材は、このほぼ扁平な部分がフランジ部分に受けら
れることで前記第1部材に取り付けられるようにしても
よい。
せ、体組織模造部分を張力の下に第2、第3の部分の間
に保持するようにしてもよい。
て説明する。添付図面において: 第1図〜第5図は模造筋肉層の製作段階を示す; 第6図は複合体組織模造パッドを示す; 第7図は第6図に示す複合パッドへの流体の注入法を
説明している; 第8図は第7図に示す複合パッドからの注入流体の放
出法を説明している; 第9図は第6図に示す複合パッドへの流体の別の注入
法を説明している; 第10図は複合パッドに組み込んだ筋肉層を示す; 第11図は第10図に示す複合パッドへの流体の注入法を
説明している; 第12図は模造静脈構造製造用金型を示す; 第13a図および第13b図は模造静脈構造を示す; 第14図は第13a図および第13b図に示すような模造静脈
構造の一部へ取り付けたカニューレを示す; 第15a図および第15b図は第13a図および第13b図に示す
模造静脈構造を受け入れる金型を示す。
を示す。
す。
れられる方法を示す。
取る付ける方法を示す。
付ける方法を示す。
全な組立体を示す。
明する。
ン、ライクラである)を強化ガラスシート上に置いて作
られる。補強片は、たとえば、織成あるいは編成したメ
ッシュ材料である。次に、或る量(必要な厚みに依存す
る)の液状天然フォームラテックスを補強片上に注ぎ、
その全体に第2のガラス片を置く。クランプによって2
枚のガラスシート間に均等に圧力を加え、ラバーを適当
な厚さ(適切には、約0.5−2mm)に形成する。次いで、
ラバーをゲル化し、その後、上方ガラス層を取り去り、
下方ガラス層を補強されたフォームと一緒に低温オーブ
ン内に置き、100℃で1時間焼く。冷却した後、補強フ
ォームのシートをガラスから剥し、洗浄し、乾燥させ、
粉をふり、使用準備が整う。
トの代わりに金型部材を使用してもよい。この場合、金
型の一方の部材の内側に補強液状フォームラテックスを
塗布し、次いで、第2の金型部材と共に正しい厚さまで
圧搾するとよい。フォームは次に上述したように処理し
てもよい。
の補強片を表皮から省略し、表皮が上述したように処理
した天然フォームラテックスだけでできているようにし
てもよい。
参照)を実習するための装置や多くの形態の医療トレー
ナ、模型およびマネキンに多種多様に用いられる。
にも使用できる。これは、縮合(濃縮)硬化シリコーン
(10%のシリコーン油を含む)のような任意適当なエラ
ストマー材料を型に注いで鋳込み、上述したようにして
作った模造表皮片を充填する。この模造表皮片は、スト
ランド(撚り糸)状に切断し、筋肉状の形状に編んで作
られる。一層詳しくは、このようなストランドを第2図
に示すようにプラスタ(石膏)型(第1図に示すような
もの)の中に置き、エラストマー材料を第3図に示すよ
うに型内へ注ぎ、硬化(固化)させる。こうしてできた
成形物は第4図に示すようなものであり、それをトリミ
ングして(不要部分を切り取り)第5図の形による。第
5図では、参照符号1は模造筋肉を示している。この模
造筋肉層を筋肉注射を実習するためのパッドに用いるこ
とができる(以下を参照)。
下に説明する。第6図に示すパッドは、皮下層を模造す
る層2と、表皮を模造する層3と、結合層4とを有す
る。層2は稠密な(濃厚な)ラテックスフォームからな
り、結合層4はシリコーン油とシリコーンシーラントの
混合物からなり、模造表皮3は上述したようにして作っ
たラテックスフォームの薄くてきめ細かいシートからな
る。支持体として裏材シート5を設けてもよい。パッド
の上面は約12cm×8cmであることが好ましい。
ある。約10mm厚の平坦な天然ラテックスフォームのパッ
ドをシリコーンシーラントと稀釈剤(シリコーン油が適
当である)の混合物内に浸し、次いで、パッドを圧搾し
てこの混合物の余剰分を除去し、吊して乾燥させる。次
いで、パッドを、シリコーンシーラントおよび稀釈剤か
らなる同じあるいは類似した混合物を用いて、ラテック
スフォームの薄くてきめ細かいシート(上述したような
模造表皮である)に結合する。結合層内には、特に複合
パッドとして使用するのに好ましくは、補強片を入れて
もよい。この補強片は、たとえば、ナイロン、シフォ
ン、ライクラのメッシュ材料であってもよいし、織った
ものでもよいし、編んだものでもよい。こうしてできた
パッドは、必要ならば、ナイロンのクリップで、独立気
泡の架橋、発泡させた(a closed cell,cross linked e
xpanded)ポリエチレンフォーム(たとえば、BXL Plast
ics Limitedの製造する"Plastazote")のようなプラス
チック支持材料の3mm厚裏材シートに取り付けてもよ
い。もし複合パッドを縫合を実習するために用いようと
する場合には、模造表皮を上述したようなメッシュ補強
片を含んだものとすると好ましい。
結合層を非常に軟らかい状態に保つに充分な稀釈剤を含
む。この混合物は、2部のシリコーン油(その他の稀釈
剤)対1部のシリコーンシーラントとからなるものであ
ると好ましい。シリコーンシーラントは一部アセトキシ
・シリコーンシーラント(たとえば、Dow Corning 781
sealant)でもよいし、okimeシーラント(たとえば、Do
w Corning Q3−7099)でもよい。シリコーン油は非反応
性稀釈剤でも反応性稀釈剤(Cosmosil siliconeとして
存在する)でもよい。
ドを採用し、次に上記の結合層をパッドに取り付け、模
造表皮を取り付け、その後、この複合パッド全体を稀釈
剤、たとえば、シリコーン油に浸す。
を組み込んで、さらに別の複合構造(たとえば、ヒトの
四肢あるいはその一部を表わす構造)を作ることができ
る。整形模造表皮を、整形したフォームラバー片上に置
き、上述したようなシーラント、稀釈剤の混合物で接着
する。あるいは、整形模造表皮を成形用の型内に残し、
第2の型部材を取り外したときに、表皮を結合層および
ラテックスフォームで覆うか、あるいは、エラストマー
・ポリウレタンまたはシリコーンゲルのような適当な物
質(代用品)で覆い、交換用第2の型部材を所定位置に
置いて型を閉ざすようにしてもよい。こうして、型の内
容物を硬化させるか、あるいは、ベークすることができ
る。
る方法を、これらの技術にパッドを適用する方法と共
に、以下に説明する。
る。
ることによって実習できる。注入された液体は模造表皮
を膨出させることになる(第7図)が、層4に再シール
可能な模造表皮を注意深く引き剥すことによって放出さ
せることができる(第8図参照)。
る。注入された液体は自然に排出される(第9図参
照)。
層をゆるく止めて、第10図に示すようなパッドを形成し
てもよい。第10図において、参照符号6は筋肉層を示し
ている。筋肉層は層2の固有の粘着性によって層2に結
合できる。
できる。この後、注入された液体は模造筋肉層の側部で
或る程度排出される(第11図参照)。次に、筋肉層を外
し、圧搾してから層2に再度取り付けることができる。
合パッドを説明する。この複合パッドは取り外し自在の
模造表皮層と、ラバーで作ってあり模造血液を充填でき
る模造静脈を含む静脈層とを有する。このパッドの静脈
層は天然ラテックスラバーまたはシリコーンの少なくと
も1本のチューブ(模造静脈)を有し、これ(チュー
ブ)はベーク処理の前に天然ラテックスフォームのパッ
ド内にセットしてあるか、あるいは、上述したようにシ
リコーンシーラントと稀釈剤の混合物からなるパッド内
にセットしてある。チューブには人工血液が入れてあ
り、これは人体内と同様の圧力下におかれ、注射針をチ
ューブに通したときに、液体が注射器内に逆流してく
る。この模造静脈を形成するには、薄いラテックス溶液
を2つの割型部分からなるプラスタ金型に(第12図に示
すように)注入する。こうしてできた模造静脈を次にト
リミングして寸法決めする。2つの静脈パターンを作っ
てもよい。第13a図に示すように2本の真直ぐな静脈で
もよいし、第13b図に示すように(第12図に示す金型で
作ることになる)肘前窩静脈でもよい。あるいは、静脈
構造の形態の型模型を作り、それを液状ラテックスラバ
ーに浸して模造静脈を作ってもよい。最初は、模造静脈
は両端開放である。シールしようとしている端(第13a
図、第13b図には参照符号7で示してある)をDow Corni
ng 781 sealantまたはラバー接着剤あるいは任意他の適
当なシーラントで塞ぐ。次いで、それを硬化(固化)さ
せる。次に、静脈構造全体を着色ラテックス溶液に数回
浸漬する。静脈開放端の一方にカニューレを接着し、模
造静脈構造にひ必要な圧力で模造血液(たとえば、フィ
ルム産業で使われているようなもの)を充填する(第14
図参照)。第14図において、参照符号8は模造静脈10の
開放端に9のところに接着されたカニューレである。
スタ金型を用意する。第13a図に示すような静脈パター
ンについては第15a図を参照し、第13b図に示すような静
脈パターンについては第15b図を参照されたい。金型の
内面をペーパー仕上げし、セラックを塗布した後、金型
にシリコーン剥離剤を吹き付ける。次いで、シリコーン
シーラント(たとえば、Dow Corning 781 sealant)を
金型の縁および基部まわりに注入し(第16図参照)、整
形した後に30分間放置して硬化させる。第17図に示すよ
うに、この静脈構造を金型内に置き、上述したシリコー
ンシーラントと稀釈剤との混合物を適当な着色剤と共に
充填する(第17図参照)。この混合物を24時間で硬化さ
せる。こうしてできたパッドの「上方」面は金型の底面
に配置されて、滑らかになる。静脈構造を金型の頂部に
置いた場合には、深い位置の静脈を模倣するパッドを作
ることができる。第2のバージョンとして、静脈をパッ
ド内でより表面に近いところに設けることもできる。こ
の静脈構造は取り外すことができ、破損が激しいときに
は交換できる。
トから切り取り、静脈層の底部に接着する。パッドのカ
バーは(上述した実施例のうちの任意のものに従って作
った)模造表皮から切り取る。このカバーをバイアステ
ープで縁取りし、弾性体を織り込み、取り外し自在のカ
バーとしてパッドにかぶせられるようにしてもよい。表
皮カバーで覆ったカニューレ挿入パッドのそれぞれ底
部、頂部を示す第18a図、第18b図を参照されたい。
ンドの一端にフックを設け、反対端にループを設けて
「タッチアンドクローズ」(または「フックアンドルー
プ」)式ファスナを設け(第19図参照)、アームバンド
を使用者の腕に取り付けることができるようにしてもよ
い。
わりに風船状の構造を取り付け、風船状構造に作用する
簡単な手動ポンプを経て静脈構造内の圧力を高めるよう
にしてもよい。
うにすべく、処置あるいは診断についての技術を実習で
きる種々の病状を模倣するパッドを以下に説明する。
風船を設け、それにマーガリンのような展性(延ばしや
すい)ワックス状材料を充填する。これはボール内にワ
ックス状材料を詰めて形をつくり、これをピンで吊るこ
とによって作る。このボール(ピンで吊り下げられてい
る)を触媒入りのシリコーン組成物内に浸し、ワックス
状材料を入れたまま硬化させ、風船を形成する。次に、
この風船を、上述したようにシリコーンシーラントと稀
釈剤との混合物に浸しておいて天然ラテックスフォーム
・パッド内にセットし、上述の複合パッドと同様に薄く
きめ細かい模造表皮シートに接合する。
(たとえば、フィルム産業で使用されるようなもの)を
充填し、それを複合パッドの一部として天然ラテックス
フォームのパッド内へセットする。
ーおよびシリコーン油を水ボウル内にしたたらせ、脂肪
に似た小滴を作る。これらの小滴を、着色剤と一緒に、
上述したシリコーンシーラントと稀釈剤との混合物と混
合し、整形して小球を形成する。これら各小球を模造脂
肪種として複合縫合パッドの「脂肪」層に入れる。ある
いは、このような脂肪種模倣パッドを作るのに、シリコ
ーンラバー、ゼラチン、ビニルPVCのボールを天然ラテ
ックスフォーム製パッド内にセットしてもよい。
は上述した複合パッドに類似したフォームパッドを物質
の選定に応じて(材質を選んで)引き裂き、創傷に見え
るように作るか、あるいは、いかにも創傷に見えるよう
に成形し着色する。
ッドを金型内で作り、パッドの表面に孔を形成し、この
孔内に明るい茶色のシリコーンラバー、ゼラチンまたは
ビニルPVCの小片を詰め、やや盛り上がるかあるいは平
らにする。
有機材料で作り、それぞれをゼラチンのパッド内に入れ
る。このとき、ゼラチンを「損傷」まわりに局部的に溶
融させるか、あるいは、セルフレベリング・シリコーン
シーラントと接着して上述したカニューレ挿入用パッド
の基部に似た構造を作る。
ボをゼラチン・パッド内に入れ、液体窒素を塗布したと
きに、損傷およびその周辺領域が白くなるようにしてあ
る。
返し、糸で内部を補強し、これを架橋剤と共にゼラチン
で作ったパッドに入れる。
作ることができる。
明する。第20図を参照して、キットの第1部材12は、ほ
ぼ平坦な部分13と、その下にある可撓性のクリップ部分
14とからなる。参照符号15は部材12の各側に1つある出
張りを示す。第2部材16が湾曲シートの形をしている。
第3部材17は第1のほぼ平らな部分18を包含し、この部
分は開口19と、第1部分18から垂れ下がる第1、第2の
フランジ部分20、21とを有する。参照符号22は皮膚とそ
の下にある肉模倣部とを提供するラテックスフォームの
パッドを示している。これは上述したような複合パッド
であることが好ましい。
この材料は、スイス国、SinsのAIREX A.G.of CH 5643の
製造するようなシート形状の均一な独立気泡構造のやや
膨張した剛性熱可塑性材(特に、ポリ塩化ビニル(PV
C))である。部材12、16、17の各々は"Foamex"のシー
トを切るダイ(さいの目に切られたもの)によって作ら
れ、それを加熱して適当なプラスタ金型のまわりに形成
する。次いで、この材料を硬化させ、金型から取り出す
ことができる。
いるための組立体とすべく、次のように組み立てる。
一端を手作業でフランジ部分21の下に挿入し、反対端を
手作業でフランジ部分20の下に挿入する。その後、部材
16の一端を手作業でフランジ部分21の下に挿入し、反対
端を手作業でフランジ部分20の下に挿入し、部材16を部
材17に取り付け、パッド11をそれらの間に入れる。第22
図および第23図参照。部材16の湾曲により、パッド22は
張力下で保持され、下の肉と共に皮膚をより現実的に模
倣する。
材16とフランジ部分20、21の間に滑り込ませ、フランジ
部分20、21に受け入れられた部材12のほぼ平らな部分13
によって部材16、17をそれらの間のパッド22と共に、部
材12に取り付ける。第24図参照。
習するのに使用できる組立体をなす。組立体は、たとえ
ば、可撓性クリップ部分14によってテーブルまたは作業
台の縁に取り付けることができる。第25図参照。パッド
22の表面は部材18の開口19を通して露出し、外科技術を
実習することができる。特に、縫合術を実習することが
できる。第25図において、参照符号23は、パッド22に作
ってある切開部を示し、参照符号24は、この切開部23を
作った後に挿入した縫合糸を示している。
管または吻合部の糸結びを実習することができる。
ラテックスフォーム・パッド22と共にポリプロピレンで
作った強い箱に入れて置くとよい。これらの箱を個々の
密閉された袋内に詰めるとよい。
Claims (9)
- 【請求項1】第1及び第2の型部材の間にフォームラテ
ックスラバーを成形することによって模造表皮を含む層
を形成し、前記フォームラテックスラバーをゲル化し、
前記フォームラテックスラバーを加熱し、冷却すること
と、 エラストマー材料部材の上に前記フォームラテックスラ
バーを膜として取り付けることと、 を含むことを特徴とする模造体組織の製造方法。 - 【請求項2】請求項1記載の模造体組織の製造方法にお
いて、 前記膜を、メッシュ材料の補強材を含むように形成する
ことを特徴とする模造体組織の製造方法。 - 【請求項3】請求項2記載の模造体組織の製造方法にお
いて、 前記メッシュ材料は、織物又は編物を含むことを特徴と
する模造体組織の製造方法。 - 【請求項4】請求項1から請求項3のいずれかに記載の
模造体組織の製造方法において、 前記エラストマー材料部材が、ラテックスフォームであ
ることを特徴とする模造体組織の製造方法。 - 【請求項5】請求項1から請求項4のいずれかに記載の
模造体組織の製造方法において、 前記膜が、前記エラストマー材料部材に接合層によって
接合してあることを特徴とする模造体組織の製造方法。 - 【請求項6】請求項4記載の模造体組織の製造方法にお
いて、 前記膜が、前記エラストマー材料部材に、シリコーンシ
ーラントと稀釈剤との混合物を含む接合層によって接合
してあることを特徴とする模造体組織の製造方法。 - 【請求項7】請求項4、請求項4を引用する請求項5、
請求項6のいずれか1つに記載の模造体組織の製造方法
において、 前記ラテックスフォームからなる前記エラストマー材料
部材には、シリコーンシーラントと稀釈剤との混合物が
含浸させてあることを特徴とする模造体組織の製造方
法。 - 【請求項8】請求項1から請求項3のいずれかに記載の
模造体組織の製造方法において、 前記エラストマー材料部材が、シリコーンシーラントと
稀釈剤との混合物を含むことを特徴とする模造体組織の
製造方法。 - 【請求項9】請求項1から請求項8のいずれかに記載の
模造体組織の製造方法において、 前記エラストマー材料部材が模造静脈構造を含むことを
特徴とする模造体組織の製造方法。
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