JP3516973B2 - 塗装装置 - Google Patents

塗装装置

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JP3516973B2
JP3516973B2 JP01486794A JP1486794A JP3516973B2 JP 3516973 B2 JP3516973 B2 JP 3516973B2 JP 01486794 A JP01486794 A JP 01486794A JP 1486794 A JP1486794 A JP 1486794A JP 3516973 B2 JP3516973 B2 JP 3516973B2
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cylindrical
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Inventor
真澄 杉岡
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旭テック株式会社
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  • Spray Control Apparatus (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、塗装装置に係り、特
に、車両用ホイールのように、端面を有する外形形状が
円筒形のワークに対して、均一に塗装ができるようにし
たものに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、車両用ホイール(以下、ホイール
という)製造工程の一工程において塗装を行う場合、作
業員が、トロリーコンベアのハンガーからホイールを外
して水平な回転台の上に載せ、回転しているホイールに
向けて噴射ガンから塗料を噴射するようにしている。
【0003】しかし、このような作業員の手作業による
塗装は、熟練を有するとともに、塗料の噴霧液が舞上る
劣悪な作業環境下で行われるため、自動化が望まれてい
た。
【0004】そこで、本出願人は、別途、ホイールを一
対の回転ローラ上に載置し、ホイールを回転させつつ噴
射ガンから塗料を噴射して、自動的に塗装が可能な塗装
装置を提案している。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで、ホイールを
塗装する際、ホイールと噴射ガンとの距離が、各ホイー
ルに対して一定していないと、各ホイールの塗装仕上が
りにばらつきが生じるおそれがある。
【0006】特に、塗装工程を全て自動化した際、ホイ
ールの位置を所定位置にセットするには複雑な機構を必
要とする欠点がある。
【0007】そこで、本発明は、載置台上にワークが載
置されたら、そのワーク位置を基準に噴射ガンを位置決
めすることにより、簡単な機構で、各ワークの塗装仕上
がりにばらつきの生じない塗装装置を提供することを目
的としている。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明に係る塗装装置
は、上記目的を達成するために、載置台上のワークへ向
かって移動可能に設けられている移動台と、その移動
の移動を駆動する駆動機構と、塗料の噴射方向が前記ワ
ーク側に向けられている前記移動台に設けられている噴
射ガンと、その噴射ガンの先端位置よりも前記ワーク側
に突出して前記移動台に設けられていた押出棒と、前記
移動台が前記ワーク側に所定の一定時間進出てそのワー
クを押出した後、その移動台を所定の一定時間後退させ
る駆動機構制御手段とを有することを特徴としている。
また、前記ワークは、外形形状が円筒形であり、前記載
置台は軸心方向がその円筒形の軸心と平行で、かつその
円筒形の直径よりも小さい間隔を保って設けられた回転
する一対のローラから構成されていることを特徴として
いる。
【0009】
【作用】上記構成において、噴射ガンの設けられている
移動台が、載置台に載置されているワーク側に所定の一
定時間進出してそのワークを押出した後、その載置台を
所定の一定時間後退させる。このため、ワークと噴射ガ
ンとの間の距離は、常に、一定に保たれる。
【0010】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明
する。図1は、一実施例装置の概略構成図、図2は図1
の右側面図である。
【0011】本発明の載置台に当る一対のローラR1
2 は、本発明のワークに当るホイールWを載置できる
ように、ホイールWの軸心方向と平行で、かつそのホイ
ールWの直径よりも少し小さい間隔を保って水平に設け
られている(図2参照)
【0012】ローラR1 ,R2 の軸R1 ′,R2 ′に
は、図示しないがスプロケットがそれぞれ設けられてい
るとともに、それらスプロケットにチェーンが張設され
ていて、一方のローラR1 の軸R1 ′に連結されている
モータMが回転すると、ローラR1 ,R2 に載置されて
いるホイールWが図2に示されるように回転できるよう
に構成されている。
【0013】移動台1は、上記ローラR1 ,R2 の設け
られているフレームFと同一のフレームF上で、かつ両
ローラR1 ,R2 の中間位置で、さらに、それらローラ
1,R2 の軸心方向と平行方向に移動自在に設けられ
ている。
【0014】油圧シリンダピストン(以下、ピストンと
いう。本発明の移動機構に該当。)Pは、移動台1を駆
動するためのものであって、ピストンPが伸張したとき
は、移動台1がホイールW側に移動するように、また、
ピストンPが縮小したときは、移動台1がホイールW側
から離れる方向へ移動するように構成されている。
【0015】上記移動台1のホイールW側には、そのホ
イールWの軸心位置に対向して塗料を噴射する噴射ガン
Gが設けられている。そして、この噴射ガンGは、図示
しない周知の塗料供給機に接続されている。
【0016】また、上記移動台1の下部には、ホイール
W側に所定長さ突出し、かつホイールWの周囲部分のリ
ム位置に対向する押出棒2が設けられているとともに、
その押出棒2の先端に、ローラからなる一対の位置決め
ヘッド2a,2aが設けられている。
【0017】図中Cは、本実施例装置を制御する制御器
であって、上記モータM及びピストンPを駆動制御する
ように構成されている。
【0018】次に、本実施例装置の動作を説明する。先
ず、図示しないトロリーコンベアのハンガーに支持され
ているホイールWがローラR1 ,R2 上に載置される。
【0019】このローラR1 ,R2 へのホイールWの載
置の仕方は、本出願人が別途出願しているので、ここで
は、詳しく述べないが、ローラR1 ,R2 をハンガーに
支持されているホイールWの下方まで前進させ、次いで
上昇させてハンガーの支持を解き、さらに、ローラ
1 ,R2 を元の位置まで後退させることにより行なわ
れる。
【0020】上述のようにして、ホイールWは、ローラ
1 ,R2 に載置されるが、ホイールWのハンガー支持
位置によって、必ずしも所定の決まった位置に載置され
るとは限らない。
【0021】そこで、ホイールWがローラR1 ,R2
に載置された後、位置決めヘッド2a,2bがホイール
Wに当接するまでピストンPが所定の一定時間伸張し、
移動台1をホイールW側に移動させる(図1のL0 の線
位置参照)。この所定の一定時間は、ローラR1 ,R2
上に最少のホイールWが載置されても、そのホイールW
を押出すことができるように決められている。
【0022】次いで、ピストンPを所定の一定時間、例
えば1秒間、縮小させて、移動台1をホイールW側から
離れる方向へ移動させる。したがって、その間に、図1
のL1 で示される所定距離だけ位置決めヘッドが後退す
る。すなわち、ピストンPは、駆動されると、ピストン
ロッドを等速で伸張又は縮小させるので、所定の一定時
間伸張又は縮小させると、ピストンロッドを所定の一定
距離伸張又は縮小させることとなる。したがって、本発
明で一定時間というときは一定距離をも含んでいる。
【0023】位置決めヘッド2a,2bと噴射ガンGと
の距離は、一定であるので、上記後退によって、ホイー
ルWと噴射ガンGとの距離L2 は、ローラR1 ,R2
載置したとき上のホイールWの位置に関係なく、常に、
一定に保たれる。
【0024】移動台1を所定時間後退させた後、モータ
Mを回転させてホイールWを回転させながら、噴射ガン
Gから塗料を噴射してホイールWを塗装する。
【0025】塗装終了後、ローラR1 ,R2 を上述とは
逆に作動させて、ホイールWを図示しないトロリーコン
ベヤのハンガーに支持させ、次の処理工程へ移送させ
る。
【0026】以上のように、本実施例装置は、ローラR
1 ,R2 上のホイールWと噴射ガンGとの距離を常に一
定に保つことができるので、各ホイールW,W…の塗装
仕上がりを均一にすることができる。
【0027】なお、上述の実施例ではワークをホイール
としたが、その他のワークであってもよい。
【0028】また、移動機構として、ピストンPを用い
たが、モータとチェーン等の周知の移動機構を用いるこ
ともできる。
【0029】
【発明の効果】本発明に係る塗装装置は、載置台上のワ
ークへ向かって移動可能に設けられている移動台と、そ
移動台の移動を駆動する駆動機構と、塗料の噴射方向
が前記ワーク側に向けられている前記移動台に設けられ
た噴射ガンと、その噴射ガンの先端位置よりも前記ワー
ク側に突出して前記移動台に設けられた押出棒と、前記
移動台が前記ワーク側に所定の一定時間進出してそのワ
ークを押出した後、その移動台を所定の一定時間後退さ
せる駆動機構制御手段とからなるので、ワークと噴射ガ
ンとの距離を常に一定に保つことができる、したがっ
て、各ワークの塗装の仕上がりを均一にすることができ
る。
【0030】また、ワークの外形形状が円筒形であり、
載置台が、軸心方向がその円筒形の軸心と平行で、かつ
その円筒形の直径よりも小さい間隔を保って設けられた
回転する一対のローラからなるときは、ワークを回転し
て塗装することができるので、より品質の高い塗装を行
うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例装置の概略構成図である。
【図2】図1の右側面図である。
【符号の説明】
1 移動台 2 押出棒 2a 位置決めヘッド W ホイール R1 ,R2 ローラ(載置台) G 噴射ガン P ピストン(移動機構) C 制御器(駆動機構制御手段)

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 載置台上のワークへ向かって移動可能に
    設けられている移動台と、 前記移動台の移動を駆動する駆動機構と、 塗料の噴射方向が前記ワーク側に向けられている前記
    台に設けられた噴射ガンと、 前記噴射ガンの先端位置よりも前記ワーク側に突出して
    前記移動台に設けられた押出棒と、 前記移動台が前記ワーク側に所定の一定時間進出してそ
    のワークを押出した後、その移動台を所定の一定時間後
    退させる駆動機構制御手段と、 を有することを特徴とする塗装装置。
  2. 【請求項2】 ワークは外形形状が円筒形であり、載置
    台は軸心方向がその円筒形の軸心と平行で、かつその円
    筒形の直径よりも小さい間隔を保って設けられた回転す
    る一対のローラから構成されていることを特徴とする請
    求項1記載の塗装装置。
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