JP3516489B2 - 連続相互連結繊維より構成された不織シートおよびその製造方法 - Google Patents

連続相互連結繊維より構成された不織シートおよびその製造方法

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JP3516489B2 JP20452294A JP20452294A JP3516489B2 JP 3516489 B2 JP3516489 B2 JP 3516489B2 JP 20452294 A JP20452294 A JP 20452294A JP 20452294 A JP20452294 A JP 20452294A JP 3516489 B2 JP3516489 B2 JP 3516489B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の技術分野】本発明はポリマーを溶融紡糸するこ
とによってえられた連続繊維の不織シートおよびその製
造する方法に関し、連続相互連結繊維(continu
ous interconnected filame
nts)で構成された不織布ないしシートおよびその製
造方法を提供することを目的とする。
【0002】
【従来技術および問題点】繊維を連結する技術として、
空気、蒸気、種々の水溶液あるいは水などを高圧下に使
用する流体ジェットによって連結する方法がある。
【0003】前述のような連結方法は、湿式法あるいは
乾式法(20〜80mm長の繊維を機械的あるいは空力
的にすく方法)でえられた不織材料を流体ジェット、特
に高圧の水ジェットによって処理することにより構成さ
れている。
【0004】湿式法は平らな短い繊維に使用され、まれ
に20mmを越えるような長さにも使用される。乾式法
は、たとえばカールした繊維に使用され、その長さが8
0mmまでである単一ピースボイル(single piece voi
le)の製造を著しく容易にする。
【0005】上述の不織シートを製造する二つの方法お
いて、複合した合成繊維(任意に人造繊維あるいは天然
繊維を混合する)がしばしば使用される。天然繊維ある
いは人造繊維(元はセルロースが元であることが多い)
は、その存在によって、その繊維特性のため圧力下にお
ける水ジェットによる連結の形成に良好な結果を生じし
めることができる。
【0006】加えて、切断繊維はジェットにより大きく
移動するため、シート面にまっすぐに働く力線の方向に
繊維の一部あるいは全部が滑動することとなり、シート
構造が変化することになる。
【0007】しかしながら、流体ジェットによるこれら
の不織材料の処理工程は、前記不織材料がストレートな
連続合成繊維より構成されたものであるとき、極めて困
難である。連続繊維は移動性が小さく、また縺れが小さ
いため、通常のつなぎ効果をえるために大きなジェット
圧(200×105Pa以上)が要求されるからであ
る。つまり、このように処理される不織シートは通常の
連続繊維不織シートに比較して、改良された特性も、利
点も有していない。
【0008】本発明は上述の問題点を解決することを目
的とする。
【0009】
【問題点を解決するための手段】上述の問題点を解決す
るため、本発明による連続相互連結繊維よりなる不織シ
ートの製造方法は、カールを有する二本複合繊維(Bico
nstituted filaments)から不織シートを作製する工
程、前記シートに高圧下で流体ジェットを、前記シート
を構成するカールした繊維を縺れさせおよび交錯させる
ために適用する工程を含むことを特徴とする。
【0010】本発明は好ましい実施態様の記述によりさ
らに良好に理解されるだろう。
【0011】本発明によれば、まずカールを有する二本
複合繊維から不織シートを製造し、前記シートに高圧下
で流体ジェットを、前記シートを構成するカールした繊
維を縺れさせおよび交錯させるために適用する。
【0012】図1及び図2に示されるように、繊維成分
が同じ長さの場合、カールした繊維(図2)を含む繊維
成分の変形は実質的にストレートな繊維あるいは平ら
な、ストレートな繊維(図1参照)からなる繊維成分の
それよりも大きい。
【0013】加えて、上述のようなカールした繊維の変
形に必要な力はストレートな繊維に必要な力より小さ
い。さらに、カールした繊維成分に対する流体ジェット
の効果は実質的にストレートな繊維よりも有効である。
【0014】結果として、連結工程において消費するエ
ネルギー量が同等の場合、二本のカールした連続繊維の
縺れあるいは交錯の程度、質および不織シートのカール
した繊維間の連結の強さは、ストレートな連続繊維ある
いはそれに類似した繊維によってえられる結果よりも著
しく良好である。
【0015】本発明の第一の特徴によれば、二本が複合
され、かつカールした繊維が不織シートを構成し、前記
二本複合繊維は二つの異なるポリマーから構成された二
つの繊維成分を含む二層構造を有している。
【0016】二層構造を有するカールした連続繊維より
作製された不織シートの製造は仏国特許出願83 08
770号に記載された方法で行なうことができる。この
方法によれば、空気冷却中に、前記二つの繊維の非対称
性によって、自然に大きく安定なカールを形成できる。
【0017】二本複合繊維は相互に並んだ二本の繊維成
分を含んでおり、好ましくは二つの異なるポリマーより
複合されたものであるのがよい。前記ポリマーの一方は
ポリアミド66、ポリアミド6、ポリアミド11よりな
る群から選択されたポリアミドであり、他方はポリエチ
レン テレフタレート、ポリブチレン テレフタレート
およびそれらの共重合ポリエステルからなる群より選択
されたポリエステルであることができる。
【0018】しかしながら、ポリエステル−ポリプロピ
レン組み合わせ、ポリアミド−ポリプロピレンの組み合
わせ、異なるポリアミドの組み合わせあるいは異なるポ
リエステルの組み合わせも、たとえばエチレン ポリテ
レフタレートおよびポリブチレン テレフタレートも大
きなカールに導く二層をえるのに極めて都合がよい。
【0019】二層の繊維を構成する二つのポリマーの割
合は、95/5〜5/95であるのがよい。この割合は
カールの強さ、質に影響を与える。この割合の調整は、
前記繊維のカールの度合いなどを制御する方法の一つに
なる。
【0020】これらの繊維は種々の周知の方法、たとえ
ば紡糸/押し出しでえることができ、その断面形状は種
々の形状、たとえば円形、三裂形、四角形、凸レンズ形
あるいはその他の形状であることができる。
【0021】異なる形状の繊維のため、冷却工程および
前記二本複合繊維の引っ張り工程中において、前記二つ
の異なる繊維成分の物理的形状の相違および非対称性を
利用してカールをえることができる。
【0022】この場合、追加の処理、たとえば前述のフ
ランス特許出願に記載されているような化学的処理ある
いはそれぞれのポリマーに異なる収縮を行なわしめる熱
処理のような物理的処理を付加する必要がある場合もあ
る。
【0023】本発明による好ましい態様によれば、性質
の異なるポリマー(incompatible polymers)よりなる
繊維成分の場合、流体ジェットにより、不織シートの繊
維に機械的作用を施すのが好ましい。この機械的作用の
強さは、繊維がその繊維成分に分離され、次いでその繊
維成分が、流体ジェットの影響で、交錯し、縺れるよう
なものである。
【0024】たとえば、ポリエチレン テレフレート
とポリヘキサメチレン アヂパミドよりなる二層繊維の
場合、前記繊維の完全な分離は非常な高圧の水ジェット
の作用で行なうことができる。そしてそれにより、たと
えば2dテックスの二本複合繊維、二本の1dテックス
の別々の繊維をえることができる。
【0025】このように繊維の標準寸法を小さくするこ
とにより、水ジェットの機械的作用で、縺れの良好な繊
維連結を形成することができる。
【0026】使用される二本複合繊維の標準寸法は、好
ましくは4dテックス未満であるのがよい。このような
繊維の場合カールの頻度は3〜30カール/cmであ
る。好ましくは8〜20カール/cmであり、前記カー
ルの収縮度は50〜400%である。
【0027】カールという語は、本明細書(特許請求の
範囲も含む)において、繊維のうねり、波動を示してい
る。カール数/繊維の単位長さで示されるカールの頻度
によって数値的に限定することができる。パーセント表
現におけるカールは、カールしていない繊維長とカール
している繊維長との差異あるいはカールしていない繊維
長に対する割合として示すことができる。
【0028】加えて、上述のように二本複合され、カー
ルした繊維より製造された不織シートの重量は好ましく
は10〜400g/m2、最も好ましくは20〜200
g/m2である。
【0029】本発明によれば、140〜300×10
Paの圧力の流体ジェット(好ましくは水ジェット)が
使用される。このジェット処理は不織シートの両面に行
なう。
【0030】流体ジェットを発生させるノズルは、好ま
しくは100〜250μmの射出口径を有するのがよ
く、前記ノズルはロッド状に形成され、射出口の間隔
が、好ましくは0.2〜1.2mmになるように一列ま
たは二列に配置されているのが好ましい。
【0031】連結処理中に、不織材料を支持する支持部
材は、金属ワイヤーあるいは合成樹脂より構成されたメ
ッシュであり、メッシュの構造および密度は処理後の不
織シートの外観、同様にノズルの寸法、ノズル間隔によ
って定まる。
【0032】このようにして、予め定められたパターン
および大きな網目を有する製品あるいはフランネル様外
観および細かい網目を有する製品がえられる。後者の場
合、流体ジェットを施すときに不織シートを支持部材の
表面は80〜100メッシュの強固な金属シートが使用
される。
【0033】繊維の寸法に依存する操作速度は、繊維の
寸法、ヤング率、水に対する感度、不織材料の平方メー
トルあたりの重量、単位表面辺りに適用されるエネルギ
ー、所望する連結の度合いなどによって変化する。この
速度は、極めて薄いシートの場合、10〜100メート
ル以上/分である。
【0034】本発明は上述のような製造方法で作製され
た不織シートを目的とするものであり、前記シートはカ
ールを有する連続二本複合繊維あるいは二つの異なる材
料からなり、二層構造の二つの成分の連続繊維の分離に
よってえられた、カールし、縺れ、交錯した連続繊維の
いずれかよりなっている。前者のシートは前記繊維の強
い縺れ及び交錯により連結した構造を有している。
【0035】上述のように処理されたシートは、一方に
おいて、連続繊維からなる不織シートの性質(高い耐破
壊性、耐引き裂き性、耐久性)を有し、他方において柔
軟性、装飾性、遮蔽性およびいわゆるリントフリー性
(遊離の繊維を有していないこと)を有している。リン
トフリー性があることは、包帯、手術室用、医療用衣料
などのような医療分野に著しく有用である。また、耐擦
り切れ性も良好で、台所用品としても使用できる。これ
らの性質は、織物工業における慣用的な方法で製造され
たものより改良されている。
【0036】同様に必要に応じ、染色、転写による印
刷、浸漬による印刷、ざらざら加工、擦り剥がし加工な
どの織物分野における処理を良好行なうことができ
る。
【0037】上述の医療用に応用する場合に加えて、上
述のようにえられたシートは服飾、インテリア(たとえ
ばタペストリー、壁掛け、フェルト様あるいはフランネ
ル様布、室内装飾品、カバーなど)、被覆物(靴、人造
皮革、バッグ、自動車室内用トリムなど)あるいは合成
スエード皮革、柔軟な接着剤あるいはたとえばポリウレ
タンを浸透させた上着などのような他の織物分野にも応
用できる。
【0038】本発明は下記の実施例によりさらに良好に
理解される。
【0039】
【実施例】フランス特許74 20254号記載の装置
によって、下記の条件により110g/m2の不織シー
トを製造した。
【0040】50/50容量比でポリエステル(エチレ
ン グリコール ポリテレフタレート)とポリアミド
(ポリヘクサメチレン アヂパミド)の二つの繊維成分
を並べて構成される、1.5dテックスの繊維の押し出
し(紡糸)工程。
【0041】紡績突起(糸の出口)から125mmに設
けられた、3.2Paの空気圧の空気ノズルに引き入れ
る工程。
【0042】いわゆるトラベリング法(フランス国特許
74 20254号に記載されている)によって、無端
支持部材面に繊維を堆積させる工程。
【0043】このようにえられた110g/m2の二本
複合繊維の不織シートを、25%の開口を有する100
メッシュの金属製の搬送支持部材を備え、水ジェットに
よって連結するための装置に12m/分の速度で搬送す
る。前記二本複合繊維の、前記搬送支持部材に受け入れ
たときの自然のカールは16カール/cmである。
【0044】連結装置は相互に0.6mm離間した二列
ジェットを有する二つの装置部によって、不織材料の一
方の面、次いで他方の面を良好に処理する。ノズルの開
口径はそれぞれ100μmである。それぞれの列の水ジ
ェットの圧力は、一方の面を処理する第一の前記装置部
においては160−220−140−140×105
aである。他方の面を処理する第二の装置部においても
同様である。
【0045】シートは排水した後、空気流を有するドラ
ム上で160℃の温度で乾燥される。
【0046】前記工程中、特にもし、高圧の水ジェット
の作用によって、これらの繊維が単一の成分に完全に分
離されていない場合、シートを温かく、かつ湿った雰囲
気で処理することにより、不織材料の中央における繊維
のカールを大きくすることができる。結合を強固にする
ことによって前記シートは収縮する傾向を有し、不織材
料の、いわゆるドゥレープ性(drape)が改良される。
【0047】このようにしてえられたシートは、非常に
柔らかく、そして柔軟である。
【0048】顕微鏡試験においては、ポリアミドおよび
ポリエステルのストランドは完全に分離しているのが明
らかになった。また縺れも良好であった。
【0049】シートの破壊荷重及び破壊エネルギーは、
AFNOR GO7001基準で、また、耐急激引っ張
り性は、AFNOR GO7055基準、耐引き裂き性
はAFNOR GO7112基準によって測定され、非
常に高水準であった。耐屈曲性はISO/TC.94/
SC 1139 F 3/70によって測定された。
【0050】荷重による変形は、極めて少なく、非常に
良好な結合が生じていることがわかった。
【0051】下記の表は、不織シート(A)(ポリアミ
ド6.6/ポリエチレンテレフタレート(50/50)
の1.5dテックスのカールした連続二本複合繊維から
上述の方法により高圧水ジェットにより作製されたも
の)と不織シート(B)(単一層の連続繊維で、カール
を有していない1.5dテックスの、ポリエチレン テ
レフタレート ポリエステルからなる繊維より作製され
たもの)の種々の特性を示したものである。
【0052】表の二つの欄を比較すれば、本発明の効果
が明らかになる。
【0053】
【0054】
【0055】もちろん、本発明は上述の図面及び実施例
に限定されるものではない。本発明の範囲を逸脱するこ
となく、特に種々の構成について、あるいは同等の技術
の置換により、変更することが可能であることはもちろ
んである。
【0056】
【図面の簡単な説明】
【図1】従来の流体ジェットによる平らな繊維の変形を
模式的に示した図。
【図2】本発明による流体ジェットによるカールを有す
る繊維の変形を模式的に示した図。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭63−28960(JP,A) 特開 昭49−26581(JP,A) 特開 昭49−93663(JP,A) 特開 昭62−41316(JP,A) 特開 昭53−122875(JP,A) 特開 昭52−103570(JP,A) 特開 昭51−133579(JP,A) 特公 昭41−11146(JP,B1) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) D04H 1/00 - 18/00 B32B 1/00 - 35/00

Claims (9)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 連続複合繊維より成る不織シートの製造
    方法において、一本が標準寸法4dテックス未満の二本
    複合連続繊維を形成し、これらの繊維は、それぞれ二つ
    の異なるポリマーの二つの複合繊維状成分を含み、さら
    にカール頻度3〜30カール/cm、カール収縮度50
    〜400%のカールを示し、カールした前記二本複合繊
    維から10〜400g/cm の重量を示す不織シート
    を形成し、次いで、前記不織シートの両面を140×1
    Pa〜300×10 Paの圧力で流体ジェットで
    処理し、前記機械的作用で、前記繊維の前記複合繊維状
    成分を分離し、同様に、前記繊維およびその成分をもつ
    れさせ、交錯されるようにしたことを特徴とする不織シ
    ートの製造方法。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の製造方法において、不織
    シートを構成する、二本で構成され、かつカールした繊
    維は二層構造を有することを特徴とする不織シートの製
    造方法。
  3. 【請求項3】 請求項1または2記載の製造方法におい
    て、二本複合繊維はそれぞれ二つの繊維状成分を含み、
    一方は、ポリアミド66、ポリアミド6およびポリアミ
    ド11からなる群より選択されたポリアミドであり、他
    方はポリエチレン テレフタレートおよびポリブチレン
    テレフタレートおよびそれらの共重合体からなる群よ
    り選択されたポリエステルであることを特徴とする不織
    シートの製造方法。
  4. 【請求項4】 請求項1から3記載のいずれかの製造方
    法において、前記繊維はカール頻度8〜20カール/c
    mを示すことを特徴とする不織シートの製造方法。
  5. 【請求項5】 請求項1から4記載のいずれかの製造方
    法において、不織シートは20〜200g/cm の重
    量を示すことを特徴とする不織シートの製造方法。
  6. 【請求項6】 請求項1から5記載のいずれかの製造方
    法において、前記流体ジェットを発生させるためのノズ
    ルは、射出口の直径が100μm〜250μmであり、
    前記ノズルは複数列に配置されたロッド状に形成されて
    おり、そして射出口間の距離は、0.2から1.2mm
    であることを特徴とする不織シートの製造方法。
  7. 【請求項7】 請求項1から6記載のいずれかの製造方
    法において、流体ジェットを適用するときに不織シート
    を支持するメッシュは、80〜120メッシュであるこ
    とを特徴とする不織シートの製造方法。
  8. 【請求項8】 請求項1から7記載のいずれかの製造方
    法において、不織シートを暖かく湿った雰囲気で乾燥す
    ることにより、前記繊維のカールが強調され、収縮およ
    び強固結合が惹起され、同様に良好な感触性を得ること
    ができることを特徴とする不織シートの製造方法。
  9. 【請求項9】 請求項1〜8のいずれかの方法によって
    得られた不織シートにおいて、前記不織シートは、カー
    ルし、もつれ、交錯した連続繊維によって構成され、前
    記繊維は二つの異なる物質からなり、さらに前記繊維は
    前記二本複合連続繊維を分離することにより得られたこ
    とを特徴とする不織シート。
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