JP3516422B2 - データ通信アダプタ内の別のバスのテンプレートを使用して周辺回路をriscバスにインターフェースするためのシステムおよび方法 - Google Patents

データ通信アダプタ内の別のバスのテンプレートを使用して周辺回路をriscバスにインターフェースするためのシステムおよび方法

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、データ通信システ
ムに関し、具体的には、RISC(縮小命令セット・コ
ンピュータ/サイクル)バスをCISC(複合命令セッ
ト・コンピュータ)周辺回路にインターフェースするた
めのシステムに関する。
【0002】
【従来の技術】通信の世界では、送受信するデータ量の
増大に対処するために、ますます強力なプロセッサを使
用する必要がある。したがって、今後考案される新プロ
セッサは、高速かつ大容量というデータ交換の2つの主
な特性を提供しなければならない。
【0003】RISCプロセッサは、最も強力なプロセ
ッサの1つである。これは、33MHzまたは66MH
zの高周波で、32ビットのデータ・バスを用いて動作
できる。したがって、RISCプロセッサは、急激に拡
大する技術分野になると期待される。縮小命令セット・
コンピュータ/サイクルを提供することによって、高度
に効率的なコンピュータ・システムを考案することがで
きる。これらは、通信システムのシステム・バスをイン
ターフェースするための、現在のネットワーク通信コン
トローラ構成要素に使用される。しかし、RISCプロ
セッサは、プロセッサとその周辺機器の間の通信を可能
にするために、特定の制御信号とタイミング図を含む特
定のインターフェース・バスを使用する。したがって、
通常の非RISCプロセッサ(CISCプロセッサとも
称する)用に現在設計されている周辺機器へのRISC
プロセッサの直接接続は、特に、CISCバスが従来の
インテル(INTEL)バス構造に適合し、RISC環境の
ものと異なる、アドレス・バスから分離された非多重化
データ・バス、共通制御線、制御信号およびタイミング
図を含む時には、直接的には不可能である。
【0004】RISCバスから出る信号と通常のCIS
C周辺回路によって交換される信号の間の直接変換を可
能にするインターフェース回路を提供することが所望さ
れる。技術的現状でしばしば使用される解決の1つが、
図1のように、RISCプロセッサと80x88マイク
ロプロセッサによって共用される二重ポートRAMと内
部通信プロトコルを実施することである。このような環
境では、データは、8ビットCISCバス8上でネット
ワーク通信コントローラ7と80x88プロセッサ11
の両方の制御の下でネットワーク回線6から二重ポート
RAM9へ転送され、その後、32ビットRISCバス
12上でRISCプロセッサ13の制御の下で二重ポー
トRAM9からメモリ・アダプタ14に転送される。こ
の二重ポートRAM9は、アービタ10およびコントロ
ーラ10の実施を必要とし、このどちらもが、性能を低
下させる。その結果、必要な多数の構成要素が、通信ア
ダプタ内のデータ転送の性能を低下させる。
【0005】本発明は、下記の注意点を考慮に入れるこ
とによって考案された:CISCバス・インターフェー
スを使用する既存のデータ・ネットワーク通信構成要素
のすべてを、追加の開発なしに、したがって、32ビッ
ト通信構成要素の新しいセットを開発せずに、RISC
環境で再利用することができる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】本発明が解決しようと
する問題は、RISCバス上に存在するRISC信号
を、通常のCISC周辺回路上で使用可能な制御/デー
タ/アドレス信号の組に変換するための単純で効率的な
変換キャッシュ回路を提供することである。
【0007】
【課題を解決するための手段】この問題は、請求項1お
よび請求項7に記載の本発明による方法および装置によ
って解決される。簡潔に言えば、CISCインターフェ
ース・バスを使用する、ネットワークに接続された周辺
回路に、RISCインターフェース・バスを使用するR
ISCプロセッサをインターフェースするための、デー
タ通信アダプタ内の変換キャッシュ回路であって、前記
RISCインターフェース・バスが、両方向多重化アド
レス/データ・バスとRISC制御線とを含み、第1発
振器によって定義された周波数で動作し、前記CISC
インターフェース・バスが、別々のデータ・バスおよび
アドレス・バスと、制御線とを含み、第1発振器より低
速で走行する第2発振器によって定義される第2周波数
で動作し、前記変換回路および前記RISCプロセッサ
が、メモリ・コントローラを介して記憶装置に前記RI
SCインターフェース・バスによって接続され、前記変
換回路が、 ・前記両方向多重化バス上でRISCプロセッサからお
よび前記メモリ・コントローラからアドレスおよびデー
タを受け取って、CISCタイミング図を尊重しながら
これらを別々に前記CISCデータ・バスおよびアドレ
ス・バス上で周辺回路に送り、これによって、前記RI
SCプロセッサが前記周辺回路の内部レジスタへの読書
動作のためのアクセスを得られるようにするための第1
手段と、 ・周辺回路からの前記CISCアドレス・バス上のアド
レスおよびデータと前記CISCデータ・バス上のデー
タとを受け取って、RISCタイミング図を尊重しなが
らこれらを前記両方向多重化RISCバス上でメモリ・
コントローラを介してRISCプロセッサおよび記憶装
置へ送り、これによって、前記周辺回路が記憶装置への
読書動作のためのアクセスを得られるようにするための
第2手段と を含む、変換キャッシュ回路を提供する。
【0008】RISCプロセッサが前記周辺回路の内部
レジスタへの読書動作のためのアクセスを得られるよう
にするために変換回路と共に使用される変換方法には、 ・前記周辺回路の内部レジスタへの書込み動作または読
取り動作のいずれが行われるかを示すため、RISCプ
ロセッサからの読書制御信号RS_W/Rを活動化する
ステップと、 ・前記内部レジスタへの読取り動作または書込み動作を
可能にするため、前記RISCプロセッサからの第1制
御信号RS_ADSおよび第2制御信号RS_BLAS
Tを活動化して、それらから第3制御信号AS_ENを
生成する第1制御論理機構に送るステップと、 ・RISCプロセッサからのアドレスをアドレス復号回
路および第1バッファに送るために、前記第3制御信号
AS_ENに応答する第1ラッチ上で前記アドレスを受
け取るステップであって、アドレス復号回路および第1
バッファの両方が、RISCプロセッサが読取り動作ま
たは書込み動作のために内部レジスタのアクセスを希望
する時にRISCプロセッサによって非活動化される第
4制御信号RS_HLDAに応答することを特徴とし、
前記アドレス復号回路が、前記周辺回路にチップ選択制
御信号IO_CSを供給することによって内部レジスタ
のうちでRISCプロセッサがアクセスを希望するもの
を選択するために、前記第3制御信号AS_ENにも応
答することを特徴とする、前記アドレスを受け取るステ
ップと、 ・RISCプロセッサからの前記読書制御信号RS_W
/Rおよび前記チップ選択制御信号IO_CSに応答し
て、第2制御論理回路からの活動化信号OE_D_IO
を生成するステップと、 ・RISCプロセッサから送られたデータを周辺回路に
送るため前記活動化信号OE_D_IOに応答する第2
バッファに、前記データを受け取るステップと、 ・前記チップ選択信号IO_CSに応答して、第1状態
機械から作動可能信号IO_RDYを生成するステップ
と、 ・データを内部レジスタに書き込む準備ができているこ
とを知らせるため、周辺回路への前記作動可能信号IO
_RDYおよび前記チップ選択信号IO_CSに応答し
て、第3制御論理回路から第5制御信号IO_WRを生
成するステップと、 ・データを内部レジスタから読み取る準備ができている
ことを知らせるため、前記周辺回路へのRISCプロセ
ッサの第2制御信号RS_BLASTおよび読書制御信
号RS_W/Rに応答して、ORゲートから第6制御信
号IO_RDを生成するステップと、 ・前記周辺回路の選択された内部レジスタから前記バス
上に出力されたデータを前記両方向多重化アドレス/デ
ータRISCバス上に送る第3バッファへ、前記データ
を送るステップと、 ・読取り動作または書込み動作が完了したことを知らせ
るため、前記チップ選択信号IO_CSおよび前記作動
可能信号IO_RDYに応答して、第4バッファからR
ISCプロセッサへの信号を生成するステップと が含まれる。
【0009】本発明による方法は、さらに、周辺回路が
記憶装置への読書動作のためのアクセスを得ることを可
能にする。これには、 ・メモリ・コントローラの第7制御信号RS_RDYと
周辺回路からの第8制御信号SCC_ADSとに応答す
る第4制御論理回路から、前記RISCバス・インター
フェースを前記CISCバス・インターフェースに同期
化させるために、同期信号SYNC_BUSを生成する
ステップと、 ・前記周辺回路が記憶装置のアクセスを希望する時に、
前記第1制御信号RS_ADSおよび前記第2制御信号
RS_BLASTを活動化するため、RISCプロセッ
サによって活動化される前記第4制御信号RS_HLD
Aの活動化にどちらもが応答する第5バッファおよび第
6バッファへ、前記同期信号SYNC_BUSおよび前
記第7制御信号RS_RDYに応答する第2状態機械か
ら、それぞれ2つの制御信号M_BLASTおよびM_
ADSを生成するステップと、 ・信号M_ADSに応答する第7バッファから、前記両
方向多重化RISCバス上でメモリ・コントローラへ、
前記周辺回路によって送られたアドレスを送るステップ
と、 ・周辺回路から読取り動作または書込み動作の制御信号
SCC_W/Rを受け取り、前記第4制御信号RS_H
LDAに応答する第8バッファから、メモリ・コントロ
ーラへ、読書信号を生成するステップと、 ・書込み動作のため周辺回路から記憶装置へのデータの
伝送を可能にするため、前記第2制御信号RS_BLA
STの活動化の間、ORゲートから前記第3バッファへ
の活動信号を生成するステップと、 ・読取り動作のため記憶装置から周辺回路へのデータの
伝送を可能にするため、前記第2バッファに接続された
第2ラッチへ、前記メモリ・コントローラの前記第7制
御信号RS_RDYに応答する第5制御論理回路から制
御信号D_STBを生成するステップと、 ・書込み動作または読取り動作の完了について前記周辺
回路に知らせるため、前記同期信号SYNC_BUSの
非活動化に応答して第3ラッチから第9制御信号SCC
_RDYを生成するステップと が含まれる。
【0010】
【発明の実施の形態】図2は、E1/T1通信カードを
提供するために変換回路が使用される、本発明の好まし
い実施例を示す図である。このようなカードは、2.0
48Mビット/秒で動作する欧州通信ネットワーク(E
1)または1.544Mビット/秒で動作する米国通信
ネットワーク(T1)のいずれかに使用することのでき
る高速通信アダプタとして既知である。
【0011】この図では、E1/T1通信アダプタが、
シーメンス(SIEMENS)社が市販するPRACT(Prima
ry Rate Adapter Clock Generator and Transceiver)
チップ220によって、高速ネットワークと通信する。
この回路は、一方では通信のXmit(送信)対とRCV(受
信)対との電気的インターフェースを提供するものとし
て通信技術の当業者に周知である。もう一方では、PR
ACTチップ220は、送受信データを担持するパルス
符号変調(PCM)キャリア・リンクを提供する。PR
ACTチップ220は、やはりシーメンス社が市販する
ACFA(Advanced CMOS Frame Aligner)チップ21
0と通信する。ACFAチップ210は、PRACTチ
ップ220によって生成されたPCMキャリアの時分割
多重(TDM)信号への変換を提供し、このTDM信号
は、シーメンス社が供給するシリアル通信コントローラ
(SCC)チップ200によって処理される。SCCチ
ップ200は、32個の独立の並列通信時間スロットの
組でのTDMリンクの変換を提供する。ACFAチップ
210は、両方向マスタ/スレーブ・バス・キャッシュ
回路(以下、変換回路と称する)140を介してRIS
Cプロセッサ100によってプログラムされる必要があ
るが、SCCチップ200は、それ自体の初期設定のた
めにそれ自体の制御信号を生成することに留意された
い。したがって、ACFAチップ210は、スレーブ・
モードで動作することがわかり、SCCチップ200
は、マスタ・モードで動作する。SCCチップ200の
内部で生成される内部制御信号は、その中に配置された
直接メモリ・アクセス(DMA)回路によって作られ
る。SCCチップ200とACFAチップ210の両方
が、従来のインテル・バス構造に適合するCISCバス
を使用する。このバスには、多重化されないデータ・バ
ス、アドレス・バスおよび共通制御バスが含まれ、共通
制御バスには、共通のchip select(チップ選択)、W/R
(読書)、Hold(ホールド)、HLDA(ホールド確
認)信号とクロック信号が含まれる。さらに、このバス
は、CISCバスの特定のタイミング(T1、T2、T
3、T4および低速入出力用のTW(待機))に従って
動作する。
【0012】本発明は、E1/T1アダプタの実施専用
のこれらのチップの特定の使用に制限されないことに留
意されたい。技能を有する者であれば、PRACT、A
CFAおよびSCCチップと機能的に同等なものを使用
することができる。より一般的に言えば、本発明は、通
信アダプタに制限されない。
【0013】本発明の好ましい実施例では、両方向マス
タ/スレーブ・バス・キャッシュ回路である変換回路1
40が、RISCプロセッサ100のバスと、ACFA
チップ210およびSCCチップ200に接続された一
般的なCISCバスとに存在する信号の変換をもたら
す。共用メモリ130は、メモリ・コントローラ120
を介して、RISCプロセッサ100と、キャッシュ回
路としての変換回路140経由のSCCチップ200の
両方によって共用される
【0014】図3は、本発明による通信アダプタの構造
の完全なわかりやすい図を得るために必要な、図4ない
し図9の配置を示す図である。
【0015】最初に、E1/T1アダプタの実施例を説
明し、その後、スレーブ・モードとマスタ・モードでの
書込み動作と読取り動作を説明する。読取り動作と書込
み動作に関して、RISCプロセッサ100は必ずスレ
ーブ動作を実行するが、SCCチップ200はマスタ動
作を実行することに留意されたい。
【0016】本発明の好ましい実施例のハードウェア
を、これから説明する。
【0017】E1/T1通信回線は、送信対と受信対の
2対からなる。送信対は、変圧器230を介してPRA
CTチップ220の出力ピンX1およびX2に接続され
る。受信対は、変圧器240を介してPRACTチップ
220のピンR1およびR2に接続される。PRACT
チップ220は、発振器250によって供給される自励
クロックを入力CLKピンで受け取る。
【0018】反対側では、PRACTチップ220は、
それぞれACFAチップ210の出力ピンX1およびX
2に接続される2つの入力ピンI1およびI2を有す
る。その出力ピンO1およびO2も、それぞれACFA
チップ210の入力ピンR1およびR2に接続される。
【0019】データ経路は、SCCチップ200まで継
続する。ACFAチップ210は、それぞれSCCチッ
プ200の出力ピンX1およびX2に接続される2つの
入力ピンI1およびI2を有し、ACFAチップ210
の出力ピンO1およびO2は、それぞれSCCチップ2
00の入力ピンR1およびR2に接続される。
【0020】ACFAチップ210は、RISCプロセ
ッサ100によってプログラムされる周辺入出力スレー
ブである。ACFAチップ210のプログラミング・イ
ンターフェースは、アドレス・バス650に接続される
4ビットの入力ピンA0ないしA3、データ・バス66
0に接続される両方向8ビットのピンD0ないしD7、
チップ選択信号を受け取る入力ピン−CS、書込み信号
を受け取る入力ピン−WRおよび読取り信号を受け取る
−RDからなる。信号名の前の記号「−」は、その信号
がロー・アクティブであることを意味することに留意さ
れたい。たとえば、信号RS_W/−Rは、この信号が
ハイ・レベルの時に書込み動作が選択され、ロー・レベ
ルの時に読取り動作が選択されることを意味する。
【0021】ACFAチップ210のピンA0ないしA
3は、それが接続されるアドレス・バス650の32ビ
ットのうちの最初の4ビットを必要とする。このアドレ
ス・バス650は、74ALS244タイプのバッファ
620の出力ピンOUT0ないしOUT31に接続さ
れ、SCCチップ200の出力ピンSCC_A0ないし
SCC_A31に接続される。バッファ620の入力ピ
ンIN0ないしIN31は、バス651を介して74A
LS377タイプのラッチ610の出力ピンOUT0な
いしOUT31に接続される。アドレス復号論理回路6
30のピンIN24ないしIN31は、32ビットのバ
ス651の最後の8ビットを必要とする。ラッチ610
の入力ピンIN0ないしIN31は、両方向多重化アド
レス/データ・バス600を介して、ピンRS_AD0
ないしRS_AD31によってRISCプロセッサ10
0に接続される。
【0022】ACFAチップ210のピンD0ないしD
7は、それが接続されるデータ・バス660の32ビッ
トのうちの最初の8ビットを必要とする。このデータ・
バス660は、両方向8ビット・データ・バスとしての
データ・バス660を介して、スレーブ・モードでの書
込み動作のために74ALS244タイプのバッファ4
10の出力ピンOUT0ないしOUT31へ、スレーブ
・モードでの読取り動作のために74ALS244タイ
プのバッファ420の入力ピンIN0ないしIN31
へ、および、SCCチップ200の入力ピンSCC_D
0ないしSCC_D31へ、接続される。バッファ42
0の出力ピンOUT0ないしOUT31は、両方向多重
化アドレス/データ・バス600に接続される。バッフ
ァ410の入力ピンIN0ないしIN31は、バス66
1を介して74ALS377タイプのラッチ400の出
力ピンOUT0ないしOUT31に接続される。ラッチ
400の入力ピンIN0ないしIN31も、両方向多重
化アドレス/データ・バス600に接続される。
【0023】ACFAチップ210のチップ選択ピン−
CSは、アドレス復号論理回路630の出力ピン−CS
2からの信号−IO_CSを受け取る。ACFAチップ
210の入力書込みピン−WRも、制御論理回路510
の出力ピンOUTからの信号−IO_WRを受け取る。
【0024】この制御論理回路510の第1の入力ピン
IN1は、リード108を介してRISCプロセッサ1
00の出力読書ピンRS_W/−Rに接続され、制御論
理回路510の第2の入力ピンIN2は、リード105
を介してRISCプロセッサ100の出力ブラスト・ピ
ン−RS_BLASTに接続される。この制御論理回路
510の第3の入力ピンIN3は、状態機械520の出
力ピンOUTから−IO_RDY信号を受け取り、この
制御論理回路510の第4の入力ピンIN4は、アドレ
ス復号論理回路630の出力ピン−CS2に接続され、
信号−IO_CSを受け取る。
【0025】状態機械520の出力ピンOUTは、74
ALS125タイプのバッファ530の入力に信号−I
O_RDYを供給する。状態機械520の第1入力ピン
IN1は、アドレス復号論理回路630の出力ピン−C
S2から信号−IO_CSを受け取る。状態機械520
の第2入力ピンIN2は、リード107を介して、RI
SCプロセッサ100からクロック信号RS_CLKを
受け取る。
【0026】バッファ530は、リード103を介して
ピン−RS_RDYによってRISCプロセッサ100
に、−RS_RDYと称する作動可能信号を出力する。
そのイネーブル入力ピンは、アドレス復号論理回路63
0の出力ピン−CS2から信号−IO_CSを受け取
る。
【0027】ACFAチップ210は、3入力ORゲー
ト540の出力からACFAチップの内部レジスタに読
み込むための信号−IO_RDを受け取る、−RDと称
する読取り入力ピンを有する。この3入力ORゲート5
40の第1、第2および第3の入力ピンは、それぞれ、
アドレス復号論理回路630の出力ピン−CS2からの
信号−IO_CS、リード108を介する読書信号RS
_W/−Rおよび、RISCプロセッサ100からのリ
ード105を介する−RS_BLASTと称するブラス
ト信号を受け取る。
【0028】バッファ420の出力イネーブル入力ピン
(−OE)は、2入力ANDゲート460の出力に接続
される。前記2入力ANDゲート460の入力の一方
は、3入力ORゲート450の出力ピンに接続される。
もう一方の入力は、3入力ORゲート540の出力ピン
から−IO_RD信号を受け取る。
【0029】同じ形で、バッファ410の出力イネーブ
ル入力ピン(−OE)は、2入力ANDゲート490の
出力に接続される。前記2入力ANDゲート490の入
力の一方は、制御論理回路500の出力ピンOUTから
信号OE_D_IOを受け取る。2入力ANDゲート4
90のもう一方の入力は、SCCチップ200からリー
ド115を介して、SCC_W/−Rと称する出力読書
信号を受け取る。前記制御論理回路500の第1入力ピ
ンIN1は、RISCプロセッサ100からリード10
8を介して読書信号RS_W/−Rを受け取る。その第
2入力ピンIN2は、アドレス復号論理回路630の出
力ピン−CS2から信号−IO_CSを受け取る。
【0030】ラッチ400のCLK制御入力ピンは、R
ISCプロセッサ100からリード107を介してクロ
ック信号RS_CLKを受け取る。ラッチ400の−S
TBと称するストローブ制御入力ピンは、制御論理回路
430の出力ピンOUTに接続される。
【0031】バッファ620の出力イネーブル入力ピン
(−OE)は、RISCプロセッサ100からリード1
06を介して、RS_HLDAと称する出力ホールド確
認信号(HLDA)を受け取る。
【0032】ラッチ610のCLK制御入力ピンは、R
ISCプロセッサ100からリード107を介してクロ
ック信号RS_CLKを受け取る。ラッチ610のスト
ローブ制御入力ピン−STBは、制御論理回路640の
出力ピンOUTから信号AS_ENを受け取る。制御論
理回路640の入力ピンIN1は、RISCプロセッサ
100からリード104を介して−RS_ADSと称す
るアドレス・ストローブ信号を受け取る。この制御論理
回路640の入力ピンIN2は、リード105を介して
BLAST信号を受け取り、そのイネーブル入力ピン−
ENは、リード106を介してRISCプロセッサ10
0からHLDA信号を受け取る。
【0033】アドレス復号論理回路630のイネーブル
入力ピンEN1は、制御論理回路640の出力ピンOU
Tから信号AS_ENを受け取り、そのイネーブル入力
ピンEN2は、RISCプロセッサ100からリード1
06を介してHLDA信号を受け取る。
【0034】マスタ・モードでは、SCCチップ200
は、マスタ周辺機器として動作する。これは、DMAが
その構成要素に組み込まれることを意味する。SCCチ
ップ200のバス・インターフェース・システムは、ア
ドレス・バス650に接続された、SCC_A0ないし
SCC_A31と称する32ビット出力アドレス・バス
と、データ・バス660に接続された、SCC_D0な
いしSCC_D31と称する両方向32ビット・データ
・バスと、制御線群からなる。この制御線群は、リード
116上のSCC_ARと称する動作要求入力信号、リ
ード117上のSCC_CLKと称するクロック入力信
号、リード113上の−SCC_RDYと称する作動可
能入力信号、リード114上の−SCC_ADSと称す
るアドレス・ストローブ出力信号、リード115上のS
CC_W/−Rと称する読書出力信号、リード102上
のSCC_HOLDと称するバス要求出力信号、リード
106上のSCC_HLDAと称するバス・ホールド確
認入力信号、リード101上のSCC_INTと称する
割込み出力信号および、開始アドレス符号化入力バスC
0ないしC4の専用である。
【0035】アドレス・バス650は、SCCチップ2
00によって生成されたアドレスを、74ALS244
タイプのバッファ360の入力バスIN0ないしIN3
1に送り、このバッファ360の出力バスOUT0ない
しOUT31は、両方向多重化アドレス/データ・バス
600に接続される。
【0036】SCCチップ200のSCC_ARと称す
る動作要求入力信号は、リード116を介してアドレス
復号論理回路630の出力ピン−CS1に接続される。
さらに、SCC_CLKと称するクロック入力信号が、
発振器340の出力ピンに接続され、この発振器340
は、リード117に自励クロックを供給する。この出力
ピンは、制御論理回路310の入力ピンIN1とラッチ
350の入力ピンCLKの両方にも接続される。
【0037】−SCC_RDYと称する作動可能入力信
号は、リード113を介してラッチ350の出力ピンQ
に接続される。ラッチ350の入力ピンDは、制御論理
回路310の出力ピンOUTから信号SYNC_BUS
を受け取り、前記信号は、状態機械300の入力ピンI
N1にも送られる。−RS_RDYと称するRISCプ
ロセッサ100の作動可能信号は、リード103を介し
て、制御論理回路310の入力IN3と、状態機械30
0の入力IN2の両方に送られる。そのピンIN3によ
って、状態機械300は、リード107を介してRIS
Cプロセッサ100のクロック信号を受け取る。
【0038】SCCチップ200は、そのピン−SCC
_ADSによって、リード114を介して制御論理回路
310の入力ピンIN2と制御論理回路430の入力ピ
ンIN1の両方に、アドレス・ストローブ出力信号を送
る。制御論理回路430の入力ピンIN2は、リード1
15を介して、SCC_W/−Rと称するSCCチップ
200の読書出力信号を受け取り、前記信号は、2入力
ANDゲート490の第2入力ピン、インバータ470
の入力ピンおよび、74ALS126タイプのバッファ
480の入力ピンにも送られる。制御論理回路430の
入力ピンIN3は、リード103を介してRISCプロ
セッサ100から作動可能信号を受け取るピン−RS_
RDYに接続される。バッファ480の出力ピンは、リ
ード108を介してRS_W/−Rと称するRISCプ
ロセッサ100の読書ピンに接続される。RISCプロ
セッサ100のHLDA信号は、ピンRS_HLDAに
よって、リード106を介して、バッファ480のイネ
ーブル・ピンと、インバータ440の入力ピンの両方に
送られ、このインバータ440の出力ピンは、3入力O
Rゲート450の入力の1つに接続される。3入力OR
ゲート450の第2入力は、リード105を介してRI
SCプロセッサ100の−RS_BLASTピンに接続
され、3入力ORゲート450の第3入力は、インバー
タ470の出力ピンに接続される。
【0039】SCCチップ200は、システム・バスへ
のアクセスを要求するためリード102を介してRS_
HOLDと称するRISCプロセッサ100の入力への
ホールド信号を送る出力ピンSCC_HOLDを有す
る。バス確認入力信号HLDAは、RISCプロセッサ
100のRS_HLDAピンからリード106を介して
SCCチップ200のSCC_HLDAピンに受け取ら
れる。割込み信号は、SCCチップ200から、ピンS
CC_INTによって、リード101を介してRISC
プロセッサ100のピンRS_INTに送られる。
【0040】バッファ360の出力イネーブル入力ピン
(−OE)は、状態機械300の出力ピンOUT2から
信号M_ADSを受け取り、前記出力ピンは、74AL
S126タイプのバッファ330の入力ピンにも接続さ
れる。バッファ330の出力ピンは、リード104を介
してRISCプロセッサ100の−RS_ADSピンに
接続され、そのイネーブル・ピンは、リード106を介
してRISCプロセッサ100のRS_HLDAに接続
される。状態機械300の出力ピンOUT1は、信号M
_BLASTを74ALS126タイプのバッファ32
0の入力ピンに送り、バッファ320の出力は、リード
105を介してRISCプロセッサ100のRS_BL
ASTピンに信号BLASTを送る。バッファ320の
イネーブル・ピンは、リード106を介してRISCプ
ロセッサ100のピンRS_HLDAからホールド確認
信号を受け取る。
【0041】システム・メモリは、メモリ・コントロー
ラ120(IBM部品番号34G1519)と、下で説明する
ようにメモリ・コントローラ120に接続される共用メ
モリ130からなる。
【0042】両方向32ビット・データ・バスD0ない
しD31は、メモリ・コントローラ120と共用メモリ
のダイナミックRAMの間でデータを伝える。単一方向
12ビット・アドレス・バスA0ないしA11は、メモ
リ・コントローラ120から共用メモリ130へアドレ
スを伝える。同じ形で、2つの実体の間の4つの制御線
すなわち、共用メモリ130の入力書込みリード(−W
R)が、メモリ・コントローラ120の書込みリード
(−WR)からの書込み信号の受取りを可能にし、共用
メモリ入力の出力イネーブル・ピン(−OE)が、メモ
リ・コントローラ120の出力読取りリード(−RD)
からの読取り信号の受取りを可能にし、共用メモリ入力
の行アドレス信号リード(−RAS)と列アドレス信号
リード(−CAS)が、メモリ・コントローラ120出
力の行アドレス信号(−RAS)および列アドレス信号
リード(−CAS)からの行および列に対して相対的な
データの受取りを可能にする。
【0043】このメモリ・コントローラ120は、変換
回路140の内部システム・バスおよび制御線にも接続
される。アドレスおよびデータは、32ビットの両方向
多重化アドレス/データ・バス600を介してピンAD
0ないしAD31上で前記メモリ・コントローラ120
によって受け取られ、制御信号は、下記の形で送られ
る。メモリ・コントローラ120は、変換回路140ま
たはRISCプロセッサ100のいずれかに、リード1
03を介してピン−RDY上で作動可能信号を出力す
る。メモリ・コントローラ120は、変換回路140ま
たはRISCプロセッサ100のいずれかから、リード
108を介してピンW/−R上で入力読書信号を受け取
る。ブラスト信号は、リード105を介して変換回路1
40またはRISCプロセッサ100のいずれかから、
−BLASTと称するピンで受け取られ、アドレス・ス
トローブ信号は、リード104を介して変換回路140
またはRISCプロセッサ100のいずれかから、−A
DSと称するピンで受け取られる。入力クロック信号
は、RISCプロセッサ100のピンRS_CLKから
リード107を介して受け取られる。
【0044】発振器110の出力ピンは、RISCプロ
セッサ100の入力ピンSCLKに接続されて、クロッ
ク信号を送る。
【0045】以下の異なる動作の説明を理解するために
は、メモリ・コントローラ120がアドレッシングされ
ない時に、その作動可能出力信号、ピン−RDYとその
両方向多重化アドレス/データ・バス600のピンAD
0ないしAD31が、フロートしていることに留意され
たい。
【0046】本発明に従って実行されるマスタ・モード
およびスレーブ・モードによる読取り動作と書込み動作
を、関連する図面に従って説明する。
【0047】変換回路140の内部動作は、RISCバ
スと一般的なCISCバスの間の変換を提供するために
実行される。この完全な開示は、RISCプロセッサ1
00がACFAチップ210の内部レジスタをプログラ
ミングするWRITE_SLAVE(書込みスレーブ)
動作を逐次説明することによって実行される。同じ形
で、READ_SLAVE(読取りスレーブ)動作によ
って、RISCプロセッサ100がACFAチップ21
0の内容を読み取れるようになる。WRITE_MAS
TER(書込みマスタ)動作を用いると、SCCチップ
200が、共用メモリ130に1ワードを書き込めるよ
うになる。逆に、READ_MASTER(読取りマス
タ)動作を用いると、SCCチップ200が共用メモリ
130から1ワードを読み取れるようになる。
【0048】本明細書のこの部分では、信号の名前が、
SCCチップ、ACFAチップ、RISCプロセッサ、
メモリ・コントローラおよびメイン・メモリのピンに関
連付けられる。前に述べたように、信号名の前の「−」
記号は、その信号がロー・アクティブであることを意味
することに留意されたい。たとえば、信号RS_W/−
Rは、この信号がハイ・レベルの時に書込み動作が選択
され、ロー・レベルの時に読取り動作が選択されること
を意味する。
【0049】I)スレーブ・モードでの書込み動作(W
RITE_SLAVE動作) WRITE_SLAVE動作を、図10、図11および
図12を参照して説明する。この動作によって、RIS
Cプロセッサ100は、ACFAチップ210の内部レ
ジスタへパラメータを書き込めるようになる。これを、
図10に示されたタイミング図に関連して説明する。さ
らに、図11では、後で詳細に説明するスレーブ制御信
号(AS_EN、−OE_D_IOおよび−IO_W
R)を生成するのに使用される3つの制御論理回路(6
40、500および510)を説明し、図12では、状
態機械520の基本動作を説明する。
【0050】RISCプロセッサ100が、ACFAチ
ップ210内に置かれた1つの内部レジスタのプログラ
ムを希望すると仮定する。RISCプロセッサ100
は、リード108上にRS_W/−Rを出力し、リード
104を介してピン−RS_ADS上でアドレス・スト
ローブ信号を活動化し、その内部クロックに従って、リ
ード105を介してピン−RS_BLAST上でブラス
ト信号を活動化する。この例では、RISC内部タイミ
ング・クロックを25MHzにセットする。
【0051】−RS_ADS信号が活動化されている
間、RISCプロセッサ100は、ACFAチップ21
0のレジスタのアドレスを、両方向多重化アドレス/デ
ータ・バス600上に出力する。このアドレスは、ST
Bストローブ入力信号の立ち上がりエッジで、ラッチ6
10にラッチされる。この制御信号は、制御論理回路6
40の出力(図10ではAS_EN)から受け取られ
る。書込みスレーブ動作の場合、RISCプロセッサ1
00は、RS_HLDA信号を活動化せず、したがっ
て、制御論理回路640の出力がイネーブルされる。こ
の出力信号AS_ENは、−RS_ADS信号の立ち上
がりエッジで活動化され、−RS_BLAST信号の立
ち上がりエッジで非活動化される。
【0052】ラッチされたアドレスは、アドレス復号論
理回路630の入力バスに送られ、バッファ620経由
でアドレス・バス650を介してACFAチップ210
に送られる。バッファ620の出力イネーブル・ピン
は、RISCプロセッサ100のRS_HLDA出力リ
ードに接続される。書込みスレーブ動作の場合、RIS
Cプロセッサ100は、RS_HLDA信号を活動化せ
ず、したがって、バッファ620がイネーブルされる。
【0053】アドレス復号論理回路630によって受け
取られたアドレスが、復号され、−CS2チップ選択制
御信号(図10では−IO_CS)が、活動化され、し
たがって、RISCプロセッサ100がアクセスを希望
するACFAチップ210のレジスタが選択される。こ
の復号動作が実行されるのは、アドレス復号論理回路6
30のEN2イネーブル入力ピンへリード106を介し
て送られるRS_HLDA信号が、RISCプロセッサ
100によって非活動のままに保たれるからである。さ
らに、アドレス復号論理回路630のEN1イネーブル
入力ピンは、活動化された信号AS_ENを受け取る。
【0054】その後、リード105上でRS_BLAS
T信号を活動化している間に、RISCプロセッサ10
0は、ACFAチップ210の内部レジスタにロードす
るデータを、両方向多重化アドレス/データ・バス60
0上に生成する。後者のバスの内容は、ラッチ400を
介して送られる。というのは、そのSTBストローブ入
力ピンが、RISCプロセッサ100の書込みスレーブ
動作のために制御論理回路430によって非活動化され
ているからである。ラッチ400の出力は、バッファ4
10を介してデータ・バス660上でACFAチップ2
10に送られる。これが達成されるのは、活動化信号
が、制御論理回路500から2入力ANDゲート490
を介してバッファ410の出力イネーブル・ピンに送ら
れるからである。この制御論理回路500は、図10で
−OE_D_IOと称する信号を生成する。この信号
は、RISCプロセッサ100がACFAチップ210
への書込み動作を行う時にアドレス復号論理回路630
のCS2出力ピンで生成される信号の立ち下がりエッジ
で活動化され、アドレス復号論理回路630のCS2出
力ピンで生成される信号の立ち下がりエッジで非活動化
される。
【0055】ACFAチップ210の書込み入力ピン
(−WR)は、制御論理回路510の出力ピンに接続さ
れており、本発明の好ましい実施例ではインテル808
8に適合するCISCタイミング仕様に従う書込み信号
を受け取る。
【0056】制御論理回路510は、図10で−IO_
WRと称する信号を生成する。この信号は、RISCプ
ロセッサ100がACFAチップ210への書込み動作
を行う時に−RS_BLAST信号の立ち下がりエッジ
で活動化され、状態機械520によって生成される作動
可能信号(図10の−IO_RDY)の立ち下がりエッ
ジで非活動化される。
【0057】ACFAチップ210の書込み入力ピン
(ーWR)へ送られる書込み信号の立ち上がりエッジ
で、データ・バス660に担持されたデータが、ACF
Aチップ210に記憶される。この時、1クロック・パ
ルス幅が、状態機械520によって生成され、このパル
スが、バッファ530を介してリード103上で−RS
_RDY入力ピンに送られ、このバッファ530は、ア
ドレス復号論理回路630の−CS2出力ピンで生成さ
れる信号によって活動化される。RISCプロセッサ1
00は、このパルスを検出し、ACFAチップ210に
ロードされるデータが完了したことを知らされる。その
後、RISCプロセッサ100は、リード108上のR
S_W/−R信号とリード105上の−RS_BLAS
T信号を非活動化し、これらの信号は、3つの制御論理
回路(640、500および510)に送られ、信号A
S_EN、−OE_D_IO、−IO_WRおよび−I
O_CSは、遊休状態に戻る。
【0058】上の説明は、RISCプロセッサ100に
よるあらゆる種類のCISC周辺機器での書込み動作を
もたらすように直裁に適合させることができることに留
意されたい。したがって、本発明は、別の通信チップを
プログラムする可能性を実現するのに使用できる。ま
た、本発明は、多目的情報処理システム(IHS)に接
続された周辺回路での書込み動作を可能にするのに使用
できる。
【0059】図11は、3つの制御論理回路(640、
500および510)によって生成される信号AS_E
N、−OE_D_IOおよび−IO_WRを示す図であ
る。この図からわかるように、制御論理回路640は、
信号−RS_ADS(リード104)を受け取る入力I
N1、信号−RS_BLAST(リード105)を受け
取る入力IN2および、RISCプロセッサからのホー
ルド確認信号RS_HLDAを受け取るイネーブル入力
ピン−ENを有する。制御論理回路640は、出力信号
AS_ENを生成する。制御論理回路500は、信号R
S_W/−R(リード108)を受け取る入力IN1、
信号−IO_CS(アドレス復号論理回路630から)
を受け取る入力IN2を有し、信号−OE_D_IOを
出力する。制御論理回路510は、信号RS_W/−R
(リード108)を受け取る入力IN1、信号−RS_
BLAST(リード105)を受け取る入力IN2、信
号−IO_RDY(状態機械520から)を受け取る入
力IN3および、信号−IO_CS(アドレス復号論理
回路630から)を受け取る入力IN4を有する。制御
論理回路510は、出力信号−IO_WRを生成する。
【0060】図12は、本発明による状態機械520の
実施例を示す図である。この状態機械520は、アドレ
ス復号論理回路630によって生成された信号−IO_
CSを受け取る入力IN1と、RISCプロセッサ10
0からのクロック信号RS_CLKを受け取る入力IN
2を有し、出力信号−IO_RDYを生成する。
【0061】本発明の好ましい実施例によれば、状態機
械520は、6つの状態(状態0ないし状態5)を有す
る。状態機械520は、RISCプロセッサから25M
Hzの周波数でリード107を介して受け取るクロック
信号RS_CLKと、アドレス復号論理回路630によ
って生成される信号−IO_CSに従って動作する。状
態機械520は、信号−IO_CSがハイ・レベルであ
る限り、状態0を保つ。信号−IO_CSが活性化され
る(ロー・レベルになる)時に、状態機械520は、状
態1に移り、連続的に状態4まで移行し、この状態4
で、1クロックの間IO_RDY信号を0にセットす
る。その後、この状態機械は、信号−IO_CSがハイ
・レベルになった時に状態0に戻る。
【0062】II)スレーブ・モードでの読取り動作
(READ_SLAVE動作) READ_SLAVE動作によって、RISCプロセッ
サ100は、ACFAチップ210の内部レジスタのパ
ラメータを読み取ることができるようになる。これを、
図13のタイミング図に関連して説明する。
【0063】RISCプロセッサ100が、ACFAチ
ップ210内に置かれた1つの内部レジスタの読取りを
希望すると仮定する。RISCプロセッサ100は、リ
ード108上にRS_W/−R信号を出力し、また、リ
ード104上で−RS_ADS信号を活動化し、内部ク
ロックに従ってリード105上の−RS_BLAST信
号を活動化する。
【0064】−RS_ADS信号を活動化している間、
RISCプロセッサ100は、両方向多重化アドレス/
データ・バス600上にACFAチップ210のアドレ
スを出力する。このアドレスは、STBストローブ入力
信号の立ち上がりエッジで、ラッチ610にラッチされ
る。この制御信号は、制御論理回路640の出力(図1
3ではAS_EN)から受け取られる。読取りスレーブ
動作の場合、RISCプロセッサ100は、RS_HL
DA信号を活動化せず、したがって、制御論理回路64
0の出力がイネーブルされる。この出力信号は、−RS
_ADS信号の立ち上がりエッジで活動化され、−RS
_BLAST信号の立ち上がりエッジで非活動化され
る。
【0065】ラッチされたアドレスは、アドレス復号論
理回路630の入力バスと、バッファ620経由でAC
FAチップ210のアドレス・バス650とに送られ
る。バッファ620の出力イネーブル・ピンは、RIS
Cプロセッサ100のRS_HLDA出力ピンに接続さ
れる。読取りスレーブ動作の場合、RISCプロセッサ
100はRS_HLDA信号を活動化せず、したがっ
て、バッファ620がイネーブルされる。
【0066】アドレス復号論理回路630によって受け
取られたアドレスが復号され、図13では−IO_CS
と称する−CS2チップ選択信号が活動化され、したが
って、RISCプロセッサ100がアクセスを希望する
ACFAチップ210のレジスタが選択される。この復
号動作が実行されるのは、アドレス復号論理回路630
のEN2イネーブル入力ピンに送られるRS_HLDA
信号が、RISCプロセッサ100によって非活動状態
に保たれるからである。さらに、イネーブル入力ピンE
N1は、制御論理回路640の出力で生成される活動化
された信号を受け取る。
【0067】ACFAチップ210の読取り入力ピン
(−RD)は、3入力ORゲート540の出力に接続さ
れており、本発明の好ましい実施例ではインテル808
8に適合するCISCタイミング仕様に従う読取り信号
−IO_RDを受け取る。
【0068】3入力ORゲート540は、図13で−I
O_RDと称する信号を生成する。この信号は、RIS
Cプロセッサ100がACFAチップ210の内部レジ
スタを読み取る時の−RS_BLAST信号の立ち下が
りエッジで活動化され、−RS_BLAST信号の立ち
上がりエッジで非活動化される。
【0069】その後、活動状態の読取り入力信号を受け
取っている間、ACFAチップ210は、アクセス・タ
イムと称する遅延T1の後に、データ・バス660上に
選択されたレジスタの内容を出力する。その後、このデ
ータは、バッファ420を介して両方向多重化アドレス
/データ・バス600に送られる。これが達成されるの
は、3入力ORゲート540から2入力ANDゲート4
60を介してバッファ420の出力イネーブル・ピンに
活動化信号が送られるからである。
【0070】ACFAチップ210の選択されたレジス
タの内容が両方向多重化アドレス/データ・バス600
上で使用可能である間に、状態機械520によって1ク
ロック・パルス幅が生成される。このパルスは、バッフ
ァ530を介してRISCプロセッサ100の−RS_
RDY入力ピンに送られ、バッファ530は、アドレス
復号論理回路630の−CS2出力ピンで生成される信
号−IO_CSによって活動化される。
【0071】RISCプロセッサ100は、このパルス
を検出し、ACFAチップ210の選択されたレジスタ
の内容を両方向多重化アドレス/データ・バス600上
で読み取り、リード108上のそのRS_W/−R信号
とリード105上の−RS_BLAST信号を非活動化
する。この両方の信号は、それぞれ、3入力ORゲート
540および制御論理回路640に送られ、その後、信
号−IO_RD、−IO_CSおよびAS_ENが遊休
状態に戻る。
【0072】上の説明は、あらゆる種類のCISC周辺
機器でのRISCプロセッサ100への読取り動作をも
たらすように直裁に適合させることができることに留意
されたい。したがって、本発明は、別の通信チップをプ
ログラムする可能性を実現するのに使用できる。また、
本発明は、多目的情報処理システム(IHS)に接続さ
れた周辺機器での読取り動作を可能にするのに使用でき
る。
【0073】マスタ・アクセスは、SCCチップ200
の統合直接メモリ・アクセスによって実行されるメモリ
・コントローラへの書込み動作または読取り動作であ
る。変換回路140(またはキャッシュ回路)は、マス
タ32ビット両方向データ転送を処理する。
【0074】III)マスタ・モードでの書込み動作
(WRITE_MASTER動作) WRITE_MASTER動作によって、SCCチップ
200は、メモリ・コントローラ120を介して共用メ
モリ130にパラメータを書き込めるようになる。これ
を、図14および図15を参照して説明する。さらに、
図16および図17によって、後に詳細を説明するマス
タ制御信号(SYNC_BUS、−M_BLASTおよ
び−M_ADS)の生成に使用される制御論理回路31
0および状態機械300を説明する。
【0075】SCCチップ200が、共用メモリ130
への書込みを希望すると仮定する。マスタ周辺機器であ
るSCCチップ200は、SCC_HOLDバス要求信
号のリード102を活動化することによってシステム・
バスを要求する。後者の信号の発生時には、RISCプ
ロセッサ100が、下記の3つの作業を実行する。第1
に、RISCプロセッサ100は、その現サイクルを終
了する、すなわち、たとえば書込み動作を実行中である
と仮定すると、RISCプロセッサ100は、その書込
み動作を完了してから両方向多重化アドレス/データ・
バス600を解放する。第2に、RISCプロセッサ1
00は、リード103上の−RS_RDY信号、リード
104上の−RS_ADS信号、リード105上のRS
_BLAST信号およびリード108上のRS_W/−
R信号と、両方向多重化アドレス/データ・バス600
の両方をトライステート(高インピーダンス)化する。
最後に、RISCプロセッサ100は、両方向多重化ア
ドレス/データ・バス600が解放されたことをSCC
チップ200に知らせるために、リード106上のRS
_HLDAバス確認信号を活動化する。その後、SCC
チップ200は、−SCC_ADSアドレス・ストロー
ブ信号とSCC_W/−R書込み信号を活動化する。さ
らに、SCCチップ200は、SCC_A0ないしSC
C_A31ピンを介して、データが格納される共用メモ
リ130のアドレス・ロケーションをアドレス・バス6
50上に生成する。格納されるデータも、両方向多重化
アドレス/データ・バス660上に生成される。
【0076】SCCチップ200のタイミングは、発振
器340によって生成されるクロック信号(リード11
7上のSCC_CLK)によって制御されるが、メモリ
・コントローラ120のタイミングは、RISCプロセ
ッサ100を駆動する発振器110によって制御される
ことに留意されたい。また、RISCプロセッサ100
を駆動する発振器110は、通常は発振器340より高
速で動作することに留意されたい。メモリ・コントロー
ラ120とSCCチップ200の両方の同期化は、制御
論理回路310によって達成される。この目的のため、
制御論理回路310は、SYNC_BUS信号を作る。
このSYNC_BUS信号は、SCCチップ200がリ
ード114上に−SCC_ADS信号を生成する時に活
動化され、メモリ・コントローラ120が−RS_RD
Y制御信号を生成する時に非活動化される。SYNC_
BUS信号が活動化されている時には、状態機械300
が、その出力OUT2を介して信号M_ADSを生成
し、前記信号が、バッファ330に送られ、リード10
4上の−RS_ADSの活動化をもたらす。同様に、状
態機械300は、その出力OUT1を介して信号M_B
LASTを生成し、前記信号が、バッファ320に送ら
れ、リード105上の−RS_BLASTの活動化をも
たらす。これが達成されるのは、バッファ320および
バッファ330の両方の制御リードが、RISCプロセ
ッサ100によって活動化されたリード106上のRS
_HLDA信号を受け取るからである。
【0077】さらに、メモリ・コントローラ120は、
バッファ480を介して、SCCチップ200によって
生成されたSCC_W/−R書込み信号を受け取る。こ
れが達成されるのは、バッファ480の制御リードが、
RISCプロセッサ100によって活動化されたリード
106上のRS_HLDA信号を受け取るからである。
【0078】SCCチップ200によってアドレス・バ
ス650上に生成されたメモリ・アドレスは、バッファ
360を介して両方向多重化アドレス/データ・バス6
00上でメモリ・コントローラ120に送られる。これ
は、−RS_ADS信号が活動化されている間に達成さ
れる。というのは、バッファ360の出力イネーブル
(−OE)ピンが、状態機械300によってそのピンO
UT2で生成された出力信号を受け取るからである。こ
のアドレスは、状態機械300によって生成される−R
S_ADSが活動化されている間に限って両方向多重化
アドレス/データ・バス600上で使用可能になること
に留意されたい。共用メモリ130に格納される、SC
Cチップ200によって生成されたデータも、バッファ
420を介して両方向多重化アドレス/データ・バス6
00によってメモリ・コントローラ120に送られる。
これは、バッファ420の出力イネーブル(−OE)ピ
ンが、2入力ANDゲート460によって生成された活
動化信号を受け取る時に実行される。この活動化信号
は、WRITE_MASTER動作中に、−RS_BL
AST信号(3入力ORゲート450の第1入力に送ら
れる)が活動化されている間に活動状態の信号を生成す
る前記3入力ORゲート450から来る。前に述べたよ
うに、マスタ・モードは、RS_HLDA信号の活動化
をもたらすが、書込みモードは、SCC_W/−R信号
の活動化を特徴とする。この2つの制御信号RS_HL
DAおよびSCC_W/−Rは、それぞれインバータ4
40または470を介して3入力ORゲート450の対
応する入力に送られる。したがって、メモリ・コントロ
ーラは、必要な制御信号のすべてならびに共用メモリ1
30に格納されるデータおよび格納を行わなければなら
ない適切なアドレスを入手可能にされる。その後、共用
メモリ130内で、記憶が行われる。
【0079】この時、メモリ・コントローラ120は、
書込み動作の完了を表すリード103上の1クロック幅
のパルス−RS_RDYを生成する。このパルスは、状
態機械300のIN2入力ピンおよび制御論理回路31
0のIN3入力ピンによって検出される。したがって、
制御論理回路310は、ラッチ350のD入力ピンに送
られるSYNC_BUS信号を非活動化する。したがっ
て、このラッチ350は、−SCC_RDY信号を活動
化し、この信号がSCCチップ200に送られて、SC
Cチップ200に共用メモリ130へのデータのロード
が完了したことを知らせる。その後、SCCチップ20
0は、リード115上のSCC_W/−R信号ならびに
リード102上のSCC_HOLD信号を非活動化す
る。このホールド信号は、MASTER_WRITE動
作が完了したことをRISCプロセッサ100に知らせ
るために非活動化される。この信号は、RISCプロセ
ッサ100によって検出され、このRISCプロセッサ
100が、システム・バスの制御を取り戻すためにリー
ド106上のRS_HLDA信号を非活動化する。
【0080】図16は、リード117上のSCC_CL
K信号を受け取る入力IN1、リード114上の−SC
C_ADS信号を受け取る入力IN2、および、リード
103上の−RS_RDY信号を受け取る入力IN3の
3つの入力に従って信号SYNC_BUSを生成する制
御論理回路310の実施例を示す図である。
【0081】図17は、本発明による状態機械300の
実施例を示す図である。この状態機械は、制御論理回路
310からの信号SYNC_BUSを受け取る入力IN
1、リード103上の信号−RS_RDYを受け取る入
力IN2、および、リード107上の信号RS_CLK
を受け取る入力IN3の3つの入力を有する。この状態
機械は、2つの出力信号−M_BLASTおよび−M_
ADSを生成する。
【0082】本発明の好ましい実施例によれば、この状
態機械は、5つの状態(状態0ないし状態4)を有す
る。この状態機械は、25MHzの周波数のリード10
7上のクロック信号RS_CLK、−RS_RDY信号
および制御論理回路310によって生成されるSYNC
_BUS信号に従って動作する。この状態機械は、信号
SYNC_BUSが0である限り、状態0に保たれる。
この信号SYNC_BUSが活動化される時には、状態
機械は状態1に移行し、出力信号M_ADSを0にセッ
トし、連続的に状態3まで通過し、状態3で、この状態
機械2がM_BLASTを0にセットし、RS_RDY
がハイ・レベルに保たれている限りこの状態にとどま
る。RS_RDYが0に戻る時に、この状態機械は状態
4に移り、SYNC_BUS信号がハイ・レベルに保た
れている限りこの状態にとどまる。SYNC_BUS信
号が遊休状態に戻る時に、この状態機械は状態0に戻
る。
【0083】IV)マスタ・モードでの読取り動作(R
EAD_MASTER動作) READ_MASTER動作によって、SCCチップ2
00は、メモリ・コントローラ120を介して共用メモ
リ130のロケーションの内容を読み取る。これを、図
18および図19に示されたタイミング図と関連して説
明する。さらに、図20に、後に詳細に説明するマスタ
制御信号−D_STBの生成に使用される制御論理回路
430を示す。
【0084】SCCチップ200が、共用メモリからの
読取りを希望すると仮定する。マスタ周辺機器であるS
CCチップ200は、リード102上のSCC_HOL
Dバス要求信号を活動化することによってシステム・バ
スを要求する。RISCプロセッサ100は、このバス
要求信号を検出した時に、3つの処置を行う。第1に、
RISCプロセッサ100は、その現サイクルを終了す
る。第2に、RISCプロセッサ100は、リード10
3上の−RS_RDY信号、リード104上の−RS_
ADS信号、リード105上の−RS_BLAST信号
およびリード108上のRS_W/−R信号と、両方向
多重化アドレス/データ・バス600の両方をトライス
テート化する。最後に、RISCプロセッサ100は、
リード106上のRS_HLDAバス確認信号を活動化
して、両方向多重化アドレス/データ・バス600が解
放されたことをSCCチップ200に知らせる。
【0085】SCCチップ200は、リード106上の
バス確認信号HLDAの活動化を検出した時に、−SC
C_ADSアドレス・ストローブ信号とSCC_W/−
R読取り信号を活動化する。さらに、SCCチップ20
0は、メモリ・アドレス・ロケーションをアドレス・バ
ス650上に置く。
【0086】SYNC_BUS信号が活動化される時、
状態機械300は、バッファ330を介してリード10
4上の−RS_ADS信号と、バッファ320を介して
リード105上の−RS_BLAST信号を生成する。
これが達成されるのは、バッファ320およびバッファ
330の両方のイネーブル・リードが、RISCプロセ
ッサ100のRS_HLDA出力ピンに接続されている
からである。読取りマスタ動作の場合、RISCプロセ
ッサ100は、RS_HLDA信号を活動化し、したが
って、バッファ320およびバッファ330がイネーブ
ルされる。
【0087】これら2つの制御信号のほかに、メモリ・
コントローラ120は、バッファ480を介してリード
108上のSCC_W/−R読取り信号を受け取る。こ
れが達成されるのは、バッファ480のイネーブル・リ
ードが、RISCプロセッサ100のRS_HLDA出
力ピンに接続されているからである。マスタ読取り動作
の場合、RISCプロセッサ100は、RS_HLDA
信号を活動化し、したがって、バッファ480がイネー
ブルされる。
【0088】SCCチップ200によってアドレス・バ
ス650上に生成されたメモリ・アドレスは、バッファ
360を介して両方向多重化アドレス/データ・バス6
00上でメモリ・コントローラ120に送られる。これ
は、−RS_ADS信号が活動化されている間に達成さ
れる。というのは、バッファ360の出力イネーブル・
ピンが、アドレス・ストローブ信号を生成する状態機械
300の出力リードに接続されているからである。
【0089】メモリ・アドレス・ロケーションの内容が
共用メモリ130から入手可能である時には、メモリ・
コントローラ120が、そのデータを両方向多重化アド
レス/データ・バス600(RS_AD0ないしRS_
AD31)上に出力し、リード103上の−RS_RD
Y信号に1クロック・パルス幅を生成する。両方向多重
化アドレス/データ・バス600の内容は、ラッチ40
0のSTBストローブ入力リードの立ち上がりエッジで
ラッチ400にラッチされる。この制御信号は、制御論
理回路430によって生成される(図20では−D_S
TB)。SCCチップ200の読取り動作中の−SCC
_ADS信号の活動化は、この制御信号の立ち下がりエ
ッジを生成し、−RS_RDY信号の活動化は、その立
ち上がりエッジを生成する。ラッチ400の出力は、デ
ータ・バス660上でバッファ410を介してSCCチ
ップ200に送られる。これが達成されるのは、SCC
_W/−R読取り信号が、2入力ANDゲート490を
介してバッファ410の出力イネーブル・ピンを活動化
するからである。
【0090】制御論理回路310は、この作動可能信号
を検出し、SYNC_BUS信号を非活動化し、これに
よって、−SCC_RDY信号が活動化される。SCC
チップ200は、この作動可能信号を検出し、メモリ・
アドレス・ロケーションの内容がデータ・バス660
(SCC_D0ないしSCC_D31)上で入手可能で
あることを知らされる。SCCチップ200は、それ自
体のクロックの次の立ち上がりエッジでこのデータ・バ
スを読み取り、その後、SCCチップ200は、SCC
_W/−R読取り信号とSCC_HOLD信号を非活動
化する。RISCプロセッサ100は、リード102上
のRS_HOLD信号の非活動化を検出し、リード10
6上のRS_HLDA信号を非活動化する。
【0091】図20に、リード114上の−SCC_A
DS信号を受け取る入力IN1、リード115上のSC
C_W/−R信号を受け取る入力IN2およびリード1
03上の−RS_RDY信号を受け取る入力IN3に従
って信号−D_STBを生成する制御論理回路430の
実施例を示す。
【0092】READ_MASTER動作は、具体的に
は、SCCチップ200がRISCプロセッサ100に
よって共用メモリ130に初期ロードされたパラメータ
の一部を読み取り、SCCチップ200がそれ自体のレ
ジスタにその動作モード(E1動作またはT1動作な
ど)を決定するプログラミング・パラメータとして記憶
する自動初期設定を実行するために、SCCチップ20
0によって使用されることに留意されたい。
【0093】SCCチップ200のすべての動作の前
に、RISCプロセッサ100は、制御および構成部分
と、割込み循環待ち行列と、記述子およびデータ部分と
いう3つの構成パラメータを用いて共用メモリを初期設
定しなければならない。詳細についてはシーメンス社の
SCCデータ・シートを参照されたい。
【0094】これらの部分は、「構成開始アドレス」と
称する事前に定義されたアドレスに置かれる。SCCチ
ップ200の構成入力バスC0ないしC4は、ハードウ
ェアによって、5ビットに符号化されたこの構成開始ア
ドレスを受け取る(復号アルゴリズムはチップ内に常駐
している)。
【0095】異なる部分が共用メモリ内で初期設定され
る時には、RISCプロセッサ100が、SCCチップ
200のアドレス・ロケーションへの書込み動作を行
う。このアドレスは、アドレス復号論理回路630によ
って復号され、出力ピン−CS1が活動化される。SC
Cチップ200は、その入力である処置要求ピン−SC
C_ARでこのパルスを検出し、構成開始アドレスから
始まる複数の読取りマスタ動作を開始して、ネットワー
ク特性に従って動作するためにRISCプロセッサ10
0によって要求された処置を理解する。
【0096】その一方で、SCCチップ200は、受け
取ったネットワーク・フレームを共用メモリ130に記
憶し終えた時に、リード101の割込み信号SCC_I
NTを活動化して、ある事象が完了したことをRISC
プロセッサ100に知らせる。
【0097】本発明は、通信システムでの使用に制限さ
れるものではなく、たとえばマルチメディア・アプリケ
ーションやマルチプロセッサを使用する他の応用分野な
どの他の環境で実施することができる。
【0098】まとめとして、本発明の構成に関して以下
の事項を開示する。
【0099】(1)CISCインターフェース・バスを
使用する、ネットワークに接続された周辺回路に、RI
SCインターフェース・バスを使用するRISCプロセ
ッサをインターフェースする変換回路であって、前記R
ISCインターフェース・バスが、両方向多重化アドレ
ス/データ・バスとRISC制御線とを含み、第1発振
器によって定義された周波数で動作し、前記CISCイ
ンターフェース・バスが、別々のデータ・バスおよびア
ドレス・バスと、制御線とを含み、第1発振器より低速
で走行する第2発振器によって定義される第2周波数で
動作し、前記変換回路および前記RISCプロセッサ
が、メモリ・コントローラを介して記憶装置に前記RI
SCインターフェース・バスによって接続され、前記変
換回路が、前記両方向多重化バス上でRISCプロセッ
サからおよび前記メモリ・コントローラからアドレスお
よびデータを受け取って、CISCタイミング図を尊重
しながらこれらを別々に前記CISCデータ・バスおよ
びアドレス・バス上で周辺回路に送り、これによって、
前記RISCプロセッサが前記周辺回路の内部レジスタ
への読書動作のためのアクセスを得られるようにする第
1手段と、周辺回路からの前記CISCアドレス・バス
上のアドレスおよびデータと前記CISCデータ・バス
上のデータとを受け取って、RISCタイミング図を尊
重しながらこれらを前記両方向多重化RISCバス上で
メモリ・コントローラを介してRISCプロセッサおよ
び記憶装置へ送り、これによって、前記周辺回路が記憶
装置への読書動作のためのアクセスを得られるようにす
る第2手段とを含む、変換回路。 (2)前記RISCプロセッサからアドレスおよびデー
タを受け取るための第1手段が、アドレス伝送専用の手
段とデータ伝送専用の手段とを含み、前記アドレス伝送
専用の手段が、前記RISCプロセッサから第1制御信
号RS_ADSおよび第2制御信号RS_BLASTを
受け取り、これらから、前記内部レジスタへの読取り動
作または書込み動作を実行する第3制御信号AS_EN
を生成する、前記内部レジスタへの前記読取り動作また
は書込み動作を可能にする第1制御論理回路と、前記第
3制御信号AS_ENに応答して、RISCプロセッサ
から受け取ったアドレスをアドレス復号回路および第1
バッファに伝送する第1ラッチであって、アドレス復号
回路および第1バッファの両方が、RISCプロセッサ
が読取り動作または書込み動作のために内部レジスタの
アクセスを希望する時にRISCプロセッサによって非
活動化される第4制御信号RS_HLDAに応答するこ
とを特徴とし、前記アドレス復号回路が、前記周辺回路
にチップ選択制御信号IO_CSを供給することによっ
て、内部レジスタのうちでRISCプロセッサがアクセ
スを希望するレジスタを選択するために前記第3制御信
号AS_ENに応答することを特徴とする、第1ラッチ
とを含むことを特徴とし、前記データ伝送専用の手段
が、RISCプロセッサから生成された、書込み動作で
あるか読取り動作であるかを示す読書制御信号RS_W
/Rと、前記チップ選択制御信号IO_CSとに応答し
て、活動化信号OE_D_IOを供給する、第2制御論
理回路と、前記活動化信号OE_D_IOに応答して、
RISCプロセッサから受け取ったデータを周辺回路に
伝送する第2バッファと、前記チップ選択IO_CSに
応答して、作動可能信号IO_RDYを生成する第1状
態機械と、前記作動可能信号IO_RDYと前記チップ
選択信号IO_CSとに応答して、データを内部レジス
タに書き込む準備ができていることを知らせる、前記周
辺回路への第5制御信号IO_WRを生成する第3制御
論理回路と、前記第2制御信号RS_BLASTと読書
制御信号RS_W/Rとに応答して、データを内部レジ
スタから読み取る準備ができていることを知らせる、前
記周辺回路への第6制御信号IO_RDを生成するOR
ゲートと、前記バス上に前記周辺回路の選択された内部
レジスタから出力されたデータを受け取り、前記データ
を前記両方向多重化アドレス/データRISCバス上に
伝送する第3バッファと、前記チップ選択信号IO_C
Sと前記作動可能信号IO_RDYとに応答して、読取
り動作または書込み動作が完了していることを知らせる
ためにRISCプロセッサへの信号を生成する第4バッ
ファとを含むことを特徴とする、上記(1)に記載の変
換回路。 (3)前記周辺回路からアドレスおよびデータを受け取
る第2手段が、アドレス伝送専用の手段とデータ伝送専
用の手段とを含み、前記アドレス伝送専用の手段が、メ
モリ・コントローラからの第7制御信号RS_RDY
と、前記周辺回路からの第8制御信号SCC_ADSと
に応答して、同期信号SYNC_BUSを生成すること
によって前記RISCバス・インターフェースを前記C
ISCバス・インターフェースに同期化させる第4制御
論理回路と、前記同期信号SYNC_BUSと前記第7
制御信号RS_RDYとに応答して、どちらもが、前記
周辺回路が共用メモリのアクセスを希望する時にRIS
Cプロセッサによって活動化される第4制御信号RS_
HLDAに応答して前記第1制御信号RS_ADSおよ
び第2制御信号RS_BLASTを活動化する、第5バ
ッファおよび第6バッファへのそれぞれ2つの制御信号
M_BLASTおよびM_ADSを生成する第2状態機
械と、前記信号M_ADSに応答して、前記周辺回路か
らのアドレスを前記両方向多重化RISCバス上でメモ
リ・コントローラへ伝送する第7バッファとを含み、前
記データ伝送専用の手段が、周辺回路からの読書動作の
制御信号SCC_W/Rを受け取り、前記第4制御信号
RS_HLDAに応答して、メモリ・コントローラへの
読書信号を生成する第8バッファと、前記第2制御信号
RS_BLASTの活動化の間に、書込み動作のため周
辺回路から記憶装置へのデータの伝送を可能にするた
め、前記第3バッファへの活動信号を生成するORゲー
トと、前記メモリ・コントローラの前記第7制御信号R
S_RDYに応答して、読取り動作のため記憶装置から
周辺回路へのデータ伝送を可能にするため、前記第2バ
ッファに接続された第2ラッチへの制御信号D_STB
を生成する第5制御論理回路と、前記第4制御論理回路
からの前記同期信号SYNC_BUSの非活動化に応答
して、読取り動作または書込み動作の完了について前記
周辺回路に知らせるために第9制御信号SCC_RDY
を生成する第3ラッチとを含むことを特徴とする、上記
(1)または(2)に記載の変換回路。 (4)前記周辺回路が、内部レジスタを含み、前記変換
回路を介して前記RISCプロセッサによって制御さ
れ、アクセスされる、ネットワークからのパルス符号変
調(PCM)信号によって担持される送受信データを時
分割多重信号(TDM)に変換する手段と、記憶装置を
直接にアクセスするためのそれ自体のプログラミング・
パラメータと、共用メモリを介して前記第2手段の構成
を可能にするため5ビットに符号化された構成入力バス
C0ないしC4とを含む、前記時分割多重信号を処理す
る手段とを含むことを特徴とする、上記(1)ないし
(3)のいずれか一項に記載の変換回路。 (5)前記第1状態機械が、RISCプロセッサ・クロ
ック信号によって刻時され、6つの状態(状態0ないし
状態5)を有し、これによって、第1状態機械が、アド
レス復号回路からの信号IO_CSを検出しない限り状
態0に保たれ、前記信号IO_CSの検出と状態4での
前記作動可能信号IO_RDYの送出との間に4RIS
Cサイクルが必要であり、第1状態機械が、もう一度信
号IO_CSを検出するまで状態5に保たれることを特
徴とする、上記(2)ないし(4)のいずれか一項に記
載のデータ通信システム。 (6)前記第2状態機械が、RISCプロセッサ・クロ
ック信号によって刻時され、5つの状態(状態0ないし
状態4)を含み、これによって、前記第2状態機械が、
第4制御論理回路からの同期信号SYNC_BUSを検
出する時に状態1に移行し、この状態で信号M_ADS
を発し、前記第2状態機械が、M_BLAST信号を発
するまでに2RISCサイクルが必要であり、前記第2
状態機械が、第7信号RS_RDVの検出時に状態4に
移行し、前記第2状態機械が、もう一度同期信号SYN
C_BUSを検出するまで状態4に保たれることを特徴
とする、上記(2)ないし(5)のいずれか一項に記載
のデータ通信システム。 (7)CISCインターフェース・バスを使用する、ネ
ットワークに接続された周辺回路に、RISCインター
フェース・バスを使用するRISCプロセッサをインタ
ーフェースする変換回路で使用される変換方法であっ
て、前記RISCインターフェース・バスが、両方向多
重化アドレス/データ・バスとRISC制御線とを含
み、第1発振器によって定義された周波数で動作し、前
記CISCインターフェース・バスが、別々のデータ・
バスおよびアドレス・バスと、制御線とを含み、第1発
振器より低速で走行する第2発振器によって定義される
第2周波数で動作し、前記変換回路および前記RISC
プロセッサが、メモリ・コントローラを介して記憶装置
に前記RISCインターフェース・バスによって接続さ
れ、前記変換回路が、前記両方向多重化バス上でRIS
Cプロセッサからおよび前記メモリ・コントローラから
アドレスおよびデータを受け取って、CISCタイミン
グ図を尊重しながらこれらを別々に前記CISCデータ
・バスおよびアドレス・バス上で周辺回路に送り、これ
によって、前記RISCプロセッサが前記周辺回路の内
部レジスタへの読書動作のためのアクセスを得られるよ
うにする第1手段を含み、前記変換方法が、前記周辺回
路の内部レジスタへの書込み動作または読取り動作のい
ずれが行われるかを示すため、RISCプロセッサから
の読書制御信号RS_W/Rを活動化するステップと、
前記内部レジスタへの読取り動作または書込み動作を可
能にするため、前記RISCプロセッサからの第1制御
信号RS_ADSおよび第2制御信号RS_BLAST
を活動化して、それらから第3制御信号AS_ENを生
成する第1制御論理機構に送るステップと、RISCプ
ロセッサからのアドレスをアドレス復号回路および第1
バッファに送るために、前記第3制御信号AS_ENに
応答する第1ラッチ上で前記アドレスを受け取るステッ
プであって、アドレス復号回路および第1バッファの両
方が、RISCプロセッサが読取り動作または書込み動
作のために内部レジスタのアクセスを希望する時にRI
SCプロセッサによって非活動化される第4制御信号R
S_HLDAに応答することを特徴とし、前記アドレス
復号回路が、前記周辺回路にチップ選択制御信号IO_
CSを供給することによって内部レジスタのうちでRI
SCプロセッサがアクセスを希望するものを選択するた
めに、前記第3制御信号AS_ENにも応答することを
特徴とする、前記アドレスを受け取るステップと、RI
SCプロセッサからの前記読書制御信号RS_W/Rお
よび前記チップ選択制御信号IO_CSに応答して、第
2制御論理回路からの活動化信号OE_D_IOを生成
するステップと、RISCプロセッサから送られたデー
タを周辺回路に送るため前記活動化信号OE_D_IO
に応答する第2バッファに、前記データを受け取るステ
ップと、前記チップ選択信号IO_CSに応答して、第
1状態機械から作動可能信号IO_RDYを生成するス
テップと、データを内部レジスタに書き込む準備ができ
ていることを知らせるため、周辺回路への前記作動可能
信号IO_RDYおよび前記チップ選択信号IO_CS
に応答して、第3制御論理回路から第5制御信号IO_
WRを生成するステップと、データを内部レジスタから
読み取る準備ができていることを知らせるため、前記周
辺回路へのRISCプロセッサの第2制御信号RS_B
LASTおよび読書制御信号RS_W/Rに応答して、
ORゲートから第6制御信号IO_RDを生成するステ
ップと、前記周辺回路の選択された内部レジスタから前
記バス上に出力されたデータを前記両方向多重化アドレ
ス/データRISCバス上に送る第3バッファへ、前記
データを送るステップと、読取り動作または書込み動作
が完了したことを知らせるため、前記チップ選択信号I
O_CSおよび前記作動可能信号IO_RDYに応答し
て、第4バッファからRISCプロセッサへの信号を生
成するステップとを含むことを特徴とする、変換方法。 (8)前記変換回路がさらに、周辺回路からの前記アド
レスCISCバス上のアドレスおよび前記データCIS
Cバス上のデータを受け取って、RISCタイミング図
を尊重しながらこれらを前記両方向多重化RISCバス
上でメモリ・コントローラを介してRISCプロセッサ
および記憶装置に送り、これによって前記周辺回路が記
憶装置への読書動作のためのアクセスを得られるように
する第2手段を含むことを特徴とし、前記変換方法が、
メモリ・コントローラの第7制御信号RS_RDYと周
辺回路からの第8制御信号SCC_ADSとに応答する
第4制御論理回路から、前記RISCバス・インターフ
ェースを前記CISCバス・インターフェースに同期化
させるために、同期信号SYNC_BUSを生成するス
テップと、前記周辺回路が記憶装置のアクセスを希望す
る時に、前記第1制御信号RS_ADSおよび前記第2
制御信号RS_BLASTを活動化するため、RISC
プロセッサによって活動化される前記第4制御信号RS
_HLDAの活動化にどちらもが応答する第5バッファ
および第6バッファへ、前記同期信号SYNC_BUS
および前記第7制御信号RS_RDYに応答する第2状
態機械から、それぞれ2つの制御信号M_BLASTお
よびM_ADSを生成するステップと、信号M_ADS
に応答する第7バッファから、前記両方向多重化RIS
Cバス上でメモリ・コントローラへ、前記周辺回路によ
って送られたアドレスを送るステップと、周辺回路から
読取り動作または書込み動作の制御信号SCC_W/R
を受け取り、前記第4制御信号RS_HLDAに応答す
る第8バッファから、メモリ・コントローラへ、読書信
号を生成するステップと、書込み動作のため周辺回路か
ら記憶装置へのデータの伝送を可能にするため、前記第
2制御信号RS_BLASTの活動化の間、ORゲート
から前記第3バッファへの活動信号を生成するステップ
と、読取り動作のため記憶装置から周辺回路へのデータ
の伝送を可能にするため、前記第2バッファに接続され
た第2ラッチへ、前記メモリ・コントローラの前記第7
制御信号RS_RDYに応答する第5制御論理回路から
制御信号D_STBを生成するステップと、書込み動作
または読取り動作の完了について前記周辺回路に知らせ
るため、前記同期信号SYNC_BUSの非活動化に応
答して第3ラッチから第9制御信号SCC_RDYを生
成するステップとを含むことを特徴とする、上記(7)
に記載の変換方法。 (9)前記周辺回路が、内部レジスタを含み、前記変換
回路を介して前記RISCプロセッサによって制御さ
れ、アクセスされる、ネットワークからのパルス符号変
調(PCM)信号によって担持される送受信データを時
分割多重信号(TDM)に変換する手段と、記憶装置を
直接にアクセスするためのそれ自体のプログラミング・
パラメータと、共用メモリを介して前記第2手段の構成
を可能にするため5ビットに符号化された構成入力バス
C0ないしC4とを含む、前記時分割多重信号を処理す
る手段とを含むことを特徴とする、上記(7)または
(8)に記載の変換方法。 (10)すべての動作の前に、前記RISCプロセッサ
によって共用メモリ内の前記第2手段のパラメータを構
成するステップと、前記第2手段の入力C0ないしC5
上で、前記共用メモリ内の対応する構成アドレスを用
い、したがって、前記第2手段が前記共用メモリ内を直
接アクセスできるようにして、前記構成パラメータを受
け取るステップとをさらに含むことによって、前記時分
割多重信号を処理する前記手段の構成が可能であること
を特徴とする、上記(9)に記載の変換方法。
【0100】
【発明の効果】本発明によって、従来のバス構造に適合
し、RISC環境と異なる非多重化データ/アドレス・
バス、制御線およびタイミング図に適合するそれ自体の
バスに関連する別のプロセッサを使用するCISC周辺
回路に、RISCバスを使用する32ビットRISCプ
ロセッサをインターフェースできるようにすることが可
能となった。
【図面の簡単な説明】
【図1】従来技術で使用された実施態様の例を示す図で
ある。
【図2】本発明の好ましい実施例、すなわち、E1/T
1通信アダプタの概略図である。
【図3】本発明の全体像を示すため、図4ないし図9の
配置を示す図である。
【図4】本発明によるE1/T1通信アダプタの構造の
一部を示す図である。
【図5】本発明によるE1/T1通信アダプタの構造の
一部を示す図である。
【図6】本発明によるE1/T1通信アダプタの構造の
一部を示す図である。
【図7】本発明によるE1/T1通信アダプタの構造の
一部を示す図である。
【図8】本発明によるE1/T1通信アダプタの構造の
一部を示す図である。
【図9】本発明によるE1/T1通信アダプタの構造の
一部を示す図である。
【図10】RISCプロセッサとCISC周辺回路の間
で交換される異なる制御信号およびデータ/アドレス信
号を示すタイミング図であり、具体的には、入出力に対
するRISCプロセッサ書込みスレーブ動作のタイミン
グを示す図である。
【図11】書込みスレーブ動作用の制御信号を生成する
制御論理回路640、500および510の実施例を示
す図である。
【図12】書込みスレーブ動作用の制御信号IO_RD
Yを生成する、本発明に従って使用される状態機械の実
施例を示す図である。
【図13】RISCプロセッサとCISC周辺回路の間
で交換される異なる制御信号およびデータ/アドレス信
号を示すタイミング図であり、具体的には、入出力に対
するRISCプロセッサ読取りスレーブ動作のタイミン
グを示す図である。
【図14】RISCプロセッサとCISC周辺回路の間
で交換される異なる制御信号およびデータ/アドレス信
号を示すタイミング図であり、具体的には、書込みマス
タ動作の場合のシリアル通信コントローラのタイミング
を示す図である。
【図15】RISCプロセッサとCISC周辺回路の間
で交換される異なる制御信号およびデータ/アドレス信
号を示すタイミング図であり、具体的には、共用メモリ
への入出力書込みマスタ動作のタイミングを示す図であ
る。
【図16】書込みマスタ動作用の制御信号SYNC_B
USを生成する制御論理回路310の実施例を示す図で
ある。
【図17】書込みマスタ動作用の制御信号M_ADSお
よびM_BLASTを生成する、本発明に従って使用さ
れる状態機械の実施例を示す図である。
【図18】RISCプロセッサとCISC周辺回路の間
で交換される異なる制御信号およびデータ/アドレス信
号を示すタイミング図であり、具体的には、読取りマス
タ動作の場合のシリアル通信コントローラのタイミング
を示す図である。
【図19】RISCプロセッサとCISC周辺回路の間
で交換される異なる制御信号およびデータ/アドレス信
号を示すタイミング図であり、具体的には、共用メモリ
への入出力読取りマスタ動作のタイミングを示す図であ
る。
【図20】読取りマスタ動作用の制御信号−D_STB
を生成する制御論理回路430の実施例を示す図であ
る。
【符号の説明】
6 ネットワーク回線 7 ネットワーク通信コントローラ 8 8ビットCISCバス 9 二重ポートRAM 10 アービタおよびコントローラ 11 80x88プロセッサ 12 32ビットRISCバス 13 RISCプロセッサ 14 メモリ・アダプタ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 パトリック・シクシク フランス06110 ラ・コル・シュル・ル ー シュマン・ド・ラ・キャリェール・ モンメイユ 211 バスティード・デ ュ・ルー (72)発明者 アラン・ベナユーン フランス06800 カーニュ・シュル・メ ール シュマン・デュ・ヴァル・フレー リ 60 バトマン・ディー15 (72)発明者 ジャン=フランソワ・ル・ベネック フランス06100 ニース ルート・ド・ ゲラーン シュマン・ド・ラ・セレナ 11 (72)発明者 パトリック・ミシェル フランス06610 ラ・ゴード シュマ ン・フォン・ド・リーブ 621 (56)参考文献 特開 平2−123447(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G06F 13/36 310 WPI(DIALOG)

Claims (9)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】CISCインターフェース・バスを使用す
    る、ネットワークに接続された周辺回路に、RISCイ
    ンターフェース・バスを使用するRISCプロセッサを
    インターフェースする変換回路であって、 前記RISCインターフェース・バスが、両方向多重化
    アドレス/データ・バスとRISC制御線とを含み、第
    1発振器によって定義された周波数で動作し、 前記CISCインターフェース・バスが、別々のデータ
    ・バスおよびアドレス・バスと、制御線とを含み、第1
    発振器より低速で走行する第2発振器によって定義され
    る第2周波数で動作し、 前記変換回路および前記RISCプロセッサが、メモリ
    ・コントローラを介して記憶装置に前記RISCインタ
    ーフェース・バスによって接続され、 前記変換回路が、 前記両方向多重化バス上でRISCプロセッサからおよ
    び前記メモリ・コントローラからアドレスおよびデータ
    を受け取って、CISCタイミング図を尊重しながらこ
    れらを別々に前記CISCデータ・バスおよびアドレス
    ・バス上で周辺回路に送り、これによって、前記RIS
    Cプロセッサが前記周辺回路の内部レジスタへの読書動
    作のためのアクセスを得られるようにする第1手段と、 周辺回路からの前記CISCアドレス・バス上のアドレ
    スおよびデータと前記CISCデータ・バス上のデータ
    とを受け取って、RISCタイミング図を尊重しながら
    これらを前記両方向多重化RISCバス上でメモリ・コ
    ントローラを介してRISCプロセッサおよび記憶装置
    へ送り、これによって、前記周辺回路が記憶装置への読
    書動作のためのアクセスを得られるようにする第2手段
    とを含み、前記RISCプロセッサからアドレスおよびデータを受
    け取るための第1手段が、アドレス伝送専用の手段とデ
    ータ伝送専用の手段とを含み、 前記アドレス伝送専用の手段が、 前記RISCプロセッサから第1制御信号RS_ADS
    および第2制御信号RS_BLASTを受け取り、これ
    らから、前記内部レジスタへの読取り動作また は書込み
    動作を実行する第3制御信号AS_ENを生成する、前
    記内部レジスタへの前記読取り動作または書込み動作を
    可能にする第1制御論理回路と、 前記第3制御信号AS_ENに応答して、RISCプロ
    セッサから受け取ったアドレスをアドレス復号回路およ
    び第1バッファに伝送する第1ラッチであって、アドレ
    ス復号回路および第1バッファの両方が、RISCプロ
    セッサが読取り動作または書込み動作のために内部レジ
    スタのアクセスを希望する時にRISCプロセッサによ
    って非活動化される第4制御信号RS_HLDAに応答
    することを特徴とし、前記アドレス復号回路が、前記周
    辺回路にチップ選択制御信号IO_CSを供給すること
    によって、内部レジスタのうちでRISCプロセッサが
    アクセスを希望するレジスタを選択するために前記第3
    制御信号AS_ENに応答することを特徴とする、第1
    ラッチと を含むことを特徴とし、 前記データ伝送専用の手段が、 RISCプロセッサから生成された、書込み動作である
    か読取り動作であるかを示す読書制御信号RS_W/R
    と、前記チップ選択制御信号IO_CSとに応答して、
    活動化信号OE_D_IOを供給する、第2制御論理回
    路と、 前記活動化信号OE_D_IOに応答して、RISCプ
    ロセッサから受け取ったデータを周辺回路に伝送する第
    2バッファと、 前記チップ選択IO_CSに応答して、作動可能信号I
    O_RDYを生成する第1状態機械と、 前記作動可能信号IO_RDYと前記チップ選択信号I
    O_CSとに応答して、データを内部レジスタに書き込
    む準備ができていることを知らせる、前記周辺回路への
    第5制御信号IO_WRを生成する第3制御論理回路
    と、 前記第2制御信号RS_BLASTと読書制御信号RS
    _W/Rとに応答して、データを内部レジスタから読み
    取る準備ができていることを知らせる、前記周辺回路へ
    の第6制御信号IO_RDを生成するORゲートと、 前記バス上に前記周辺回路の選択された内部レジスタか
    ら出力されたデータを受け取り、前記データを前記両方
    向多重化アドレス/データRISCバス上に伝送する第
    3バッファと、 前記チップ選択信号IO_CSと前記作動可能信号IO
    _RDYとに応答して、読取り動作または書込み動作が
    完了していることを知らせるためにRISCプロセッサ
    への信号を生成する第4バッファと を含むことを特徴と
    する、変換回路。
  2. 【請求項2】前記周辺回路からアドレスおよびデータを
    受け取る第2手段が、アドレス伝送専用の手段とデータ
    伝送専用の手段とを含み、 前記アドレス伝送専用の手段が、 メモリ・コントローラからの第7制御信号RS_RDY
    と、前記周辺回路からの第8制御信号SCC_ADSと
    に応答して、同期信号SYNC_BUSを生成すること
    によって前記RISCバス・インターフェースを前記C
    ISCバス・インターフェースに同期化させる第4制御
    論理回路と、 前記同期信号SYNC_BUSと前記第7制御信号RS
    _RDYとに応答して、どちらもが、前記周辺回路が共
    用メモリのアクセスを希望する時にRISCプロセッサ
    によって活動化される第4制御信号RS_HLDAに応
    答して前記第1制御信号RS_ADSおよび第2制御信
    号RS_BLASTを活動化する、第5バッファおよび
    第6バッファへのそれぞれ2つの制御信号M_BLAS
    TおよびM_ADSを生成する第2状態機械と、 前記信号M_ADSに応答して、前記周辺回路からのア
    ドレスを前記両方向多重化RISCバス上でメモリ・コ
    ントローラへ伝送する第7バッファとを含み、前記デー
    タ伝送専用の手段が、 周辺回路からの読書動作の制御信号SCC_W/Rを受
    け取り、前記第4制御信号RS_HLDAに応答して、
    メモリ・コントローラへの読書信号を生成する第8バッ
    ファと、 前記第2制御信号RS_BLASTの活動化の間に、書
    込み動作のため周辺回路から記憶装置へのデータの伝送
    を可能にするため、前記第3バッファへの活動信号を生
    成するORゲートと、 前記メモリ・コントローラの前記第7制御信号RS_R
    DYに応答して、読取り動作のため記憶装置から周辺回
    路へのデータ伝送を可能にするため、前記第2バッファ
    に接続された第2ラッチへの制御信号D_STBを生成
    する第5制御論理回路と、 前記第4制御論理回路からの前記同期信号SYNC_B
    USの非活動化に応答して、読取り動作または書込み動
    作の完了について前記周辺回路に知らせるために第9制
    御信号SCC_RDYを生成する第3ラッチとを含むこ
    とを特徴とする、請求項に記載の変換回路。
  3. 【請求項3】前記周辺回路が、 内部レジスタを含み、前記変換回路を介して前記RIS
    Cプロセッサによって制御され、アクセスされる、ネッ
    トワークからのパルス符号変調(PCM)信号によって
    担持される送受信データを時分割多重信号(TDM)に
    変換する手段と、 記憶装置を直接にアクセスするためのそれ自体のプログ
    ラミング・パラメータと、共用メモリを介して前記第2
    手段の構成を可能にするため5ビットに符号化された構
    成入力バスC0ないしC4とを含む、前記時分割多重信
    号を処理する手段とを含むことを特徴とする、請求項
    または2に記載の変換回路。
  4. 【請求項4】前記第1状態機械が、RISCプロセッサ
    ・クロック信号によって刻時され、6つの状態(状態0
    ないし状態5)を有し、これによって、第1状態機械
    が、アドレス復号回路からの信号IO_CSを検出しな
    い限り状態0に保たれ、前記信号IO_CSの検出と状
    態4での前記作動可能信号IO_RDYの送出との間に
    4RISCサイクルが必要であり、第1状態機械が、も
    う一度信号IO_CSを検出するまで状態5に保たれる
    ことを特徴とする、請求項1ないし3のいずれか一項に
    記載の変換回路を含むデータ通信システム。
  5. 【請求項5】前記第2状態機械が、RISCプロセッサ
    ・クロック信号によって刻時され、5つの状態(状態0
    ないし状態4)を含み、これによって、前記第2状態機
    械が、第4制御論理回路からの同期信号SYNC_BU
    Sを検出する時に状態1に移行し、この状態で信号M_
    ADSを発し、前記第2状態機械が、M_BLAST信
    号を発するまでに2RISCサイクルが必要であり、前
    記第2状態機械が、第7信号RS_RDVの検出時に状
    態4に移行し、前記第2状態機械が、もう一度同期信号
    SYNC_BUSを検出するまで状態4に保たれること
    を特徴とする、請求項1ないし4のいずれか一項に記載
    の変換回路を含む、データ通信システム。
  6. 【請求項6】CISCインターフェース・バスを使用す
    る、ネットワークに接続された周辺回路に、RISCイ
    ンターフェース・バスを使用するRISCプロセッサを
    インターフェースする変換回路で使用される変換方法で
    あって、 前記RISCインターフェース・バスが、両方向多重化
    アドレス/データ・バスとRISC制御線とを含み、第
    1発振器によって定義された周波数で動作し、 前記CISCインターフェース・バスが、別々のデータ
    ・バスおよびアドレス・バスと、制御線とを含み、第1
    発振器より低速で走行する第2発振器によって定義され
    る第2周波数で動作し、 前記変換回路および前記RISCプロセッサが、メモリ
    ・コントローラを介して記憶装置に前記RISCインタ
    ーフェース・バスによって接続され、 前記変換回路が、前記両方向多重化バス上でRISCプ
    ロセッサからおよび前記メモリ・コントローラからアド
    レスおよびデータを受け取って、CISCタイミング図
    を尊重しながらこれらを別々に前記CISCデータ・バ
    スおよびアドレス・バス上で周辺回路に送り、これによ
    って、前記RISCプロセッサが前記周辺回路の内部レ
    ジスタへの読書動作のためのアクセスを得られるように
    する第1手段を含み、 前記変換方法が、 前記周辺回路の内部レジスタへの書込み動作または読取
    り動作のいずれが行われるかを示すため、RISCプロ
    セッサからの読書制御信号RS_W/Rを活動化するス
    テップと、 前記内部レジスタへの読取り動作または書込み動作を可
    能にするため、前記RISCプロセッサからの第1制御
    信号RS_ADSおよび第2制御信号RS_BLAST
    を活動化して、それらから第3制御信号AS_ENを生
    成する第1制御論理機構に送るステップと、 RISCプロセッサからのアドレスをアドレス復号回路
    および第1バッファに送るために、前記第3制御信号A
    S_ENに応答する第1ラッチ上で前記アドレスを受け
    取るステップであって、アドレス復号回路および第1バ
    ッファの両方が、RISCプロセッサが読取り動作また
    は書込み動作のために内部レジスタのアクセスを希望す
    る時にRISCプロセッサによって非活動化される第4
    制御信号RS_HLDAに応答することを特徴とし、前
    記アドレス復号回路が、前記周辺回路にチップ選択制御
    信号IO_CSを供給することによって内部レジスタの
    うちでRISCプロセッサがアクセスを希望するものを
    選択するために、前記第3制御信号AS_ENにも応答
    することを特徴とする、前記アドレスを受け取るステッ
    プと、 RISCプロセッサからの前記読書制御信号RS_W/
    Rおよび前記チップ選択制御信号IO_CSに応答し
    て、第2制御論理回路からの活動化信号OE_D_IO
    を生成するステップと、 RISCプロセッサから送られたデータを周辺回路に送
    るため前記活動化信号OE_D_IOに応答する第2バ
    ッファに、前記データを受け取るステップと、 前記チップ選択信号IO_CSに応答して、第1状態機
    械から作動可能信号IO_RDYを生成するステップ
    と、 データを内部レジスタに書き込む準備ができていること
    を知らせるため、周辺回路への前記作動可能信号IO_
    RDYおよび前記チップ選択信号IO_CSに応答し
    て、第3制御論理回路から第5制御信号IO_WRを生
    成するステップと、 データを内部レジスタから読み取る準備ができているこ
    とを知らせるため、前記周辺回路へのRISCプロセッ
    サの第2制御信号RS_BLASTおよび読書制御信号
    RS_W/Rに応答して、ORゲートから第6制御信号
    IO_RDを生成するステップと、 前記周辺回路の選択された内部レジスタから前記バス上
    に出力されたデータを前記両方向多重化アドレス/デー
    タRISCバス上に送る第3バッファへ、前記データを
    送るステップと、 読取り動作または書込み動作が完了したことを知らせる
    ため、前記チップ選択信号IO_CSおよび前記作動可
    能信号IO_RDYに応答して、第4バッファからRI
    SCプロセッサへの信号を生成するステップとを含むこ
    とを特徴とする、 変換方法。
  7. 【請求項7】前記変換回路がさらに、周辺回路からの前
    記アドレスCISCバス上のアドレスおよび前記データ
    CISCバス上のデータを受け取って、RISCタイミ
    ング図を尊重しながらこれらを前記両方向多重化RIS
    Cバス上でメモリ・コントローラを介してRISCプロ
    セッサおよび記憶装置に送り、これによって前記周辺回
    路が記憶装置への読書動作のためのアクセスを得られる
    ようにする第2手段を含むことを特徴とし、 前記変換方法が、 メモリ・コントローラの第7制御信号RS_RDYと周
    辺回路からの第8制御信号SCC_ADSとに応答する
    第4制御論理回路から、前記RISCバス・インターフ
    ェースを前記CISCバス・インターフェースに同期化
    させるために、同期信号SYNC_BUSを生成するス
    テップと、 前記周辺回路が記憶装置のアクセスを希望する時に、前
    記第1制御信号RS_ADSおよび前記第2制御信号R
    S_BLASTを活動化するため、RISCプロセッサ
    によって活動化される前記第4制御信号RS_HLDA
    の活動化にどちらもが応答する第5バッファおよび第6
    バッファへ、前記同期信号SYNC_BUSおよび前記
    第7制御信号RS_RDYに応答する第2状態機械か
    ら、それぞれ2つの制御信号M_BLASTおよびM_
    ADSを生成するステップと、 信号M_ADSに応答する第7バッファから、前記両方
    向多重化RISCバス上でメモリ・コントローラへ、前
    記周辺回路によって送られたアドレスを送るステップ
    と、 周辺回路から読取り動作または書込み動作の制御信号S
    CC_W/Rを受け取り、前記第4制御信号RS_HL
    DAに応答する第8バッファから、メモリ・コントロー
    ラへ、読書信号を生成するステップと、 書込み動作のため周辺回路から記憶装置へのデータの伝
    送を可能にするため、前記第2制御信号RS_BLAS
    Tの活動化の間、ORゲートから前記第3バッファへの
    活動信号を生成するステップと、 読取り動作のため記憶装置から周辺回路へのデータの伝
    送を可能にするため、前記第2バッファに接続された第
    2ラッチへ、前記メモリ・コントローラの前記第7制御
    信号RS_RDYに応答する第5制御論理回路から制御
    信号D_STBを生成するステップと、 書込み動作または読取り動作の完了について前記周辺回
    路に知らせるため、前記同期信号SYNC_BUSの非
    活動化に応答して第3ラッチから第9制御信号SCC_
    RDYを生成するステップとを含むことを特徴とする、
    請求項に記載の変換方法。
  8. 【請求項8】前記周辺回路が、 内部レジスタを含み、前記変換回路を介して前記RIS
    Cプロセッサによって制御され、アクセスされる、ネッ
    トワークからのパルス符号変調(PCM)信号によって
    担持される送受信データを時分割多重信号(TDM)に
    変換する手段と、 記憶装置を直接にアクセスするためのそれ自体のプログ
    ラミング・パラメータと、共用メモリを介して前記第2
    手段の構成を可能にするため5ビットに符号化された構
    成入力バスC0ないしC4とを含む、前記時分割多重信
    号を処理する手段とを含むことを特徴とする、請求項
    または7に記載の変換方法。
  9. 【請求項9】すべての動作の前に、前記RISCプロセ
    ッサによって共用メモリ内の前記第2手段のパラメータ
    を構成するステップと、 前記第2手段の入力C0ないしC5上で、前記共用メモ
    リ内の対応する構成アドレスを用い、したがって、前記
    第2手段が前記共用メモリ内を直接アクセスできるよう
    にして、前記構成パラメータを受け取るステップとをさ
    らに含むことによって、前記時分割多重信号を処理する
    前記手段の構成が可能であることを特徴とする、請求項
    に記載の変換方法。
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