JP3514623B2 - ディジタル放送受信機 - Google Patents
ディジタル放送受信機Info
- Publication number
- JP3514623B2 JP3514623B2 JP09082298A JP9082298A JP3514623B2 JP 3514623 B2 JP3514623 B2 JP 3514623B2 JP 09082298 A JP09082298 A JP 09082298A JP 9082298 A JP9082298 A JP 9082298A JP 3514623 B2 JP3514623 B2 JP 3514623B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- carrier
- identification information
- transmitter identification
- level
- transmission
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Classifications
-
- H—ELECTRICITY
- H04—ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
- H04H—BROADCAST COMMUNICATION
- H04H40/00—Arrangements specially adapted for receiving broadcast information
- H04H40/18—Arrangements characterised by circuits or components specially adapted for receiving
-
- H—ELECTRICITY
- H04—ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
- H04L—TRANSMISSION OF DIGITAL INFORMATION, e.g. TELEGRAPHIC COMMUNICATION
- H04L27/00—Modulated-carrier systems
- H04L27/26—Systems using multi-frequency codes
- H04L27/2601—Multicarrier modulation systems
- H04L27/2647—Arrangements specific to the receiver only
- H04L27/2655—Synchronisation arrangements
- H04L27/2666—Acquisition of further OFDM parameters, e.g. bandwidth, subcarrier spacing, or guard interval length
-
- H—ELECTRICITY
- H04—ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
- H04H—BROADCAST COMMUNICATION
- H04H2201/00—Aspects of broadcast communication
- H04H2201/10—Aspects of broadcast communication characterised by the type of broadcast system
- H04H2201/20—Aspects of broadcast communication characterised by the type of broadcast system digital audio broadcasting [DAB]
-
- H—ELECTRICITY
- H04—ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
- H04H—BROADCAST COMMUNICATION
- H04H60/00—Arrangements for broadcast applications with a direct linking to broadcast information or broadcast space-time; Broadcast-related systems
- H04H60/35—Arrangements for identifying or recognising characteristics with a direct linkage to broadcast information or to broadcast space-time, e.g. for identifying broadcast stations or for identifying users
- H04H60/49—Arrangements for identifying or recognising characteristics with a direct linkage to broadcast information or to broadcast space-time, e.g. for identifying broadcast stations or for identifying users for identifying locations
- H04H60/50—Arrangements for identifying or recognising characteristics with a direct linkage to broadcast information or to broadcast space-time, e.g. for identifying broadcast stations or for identifying users for identifying locations of broadcast or relay stations
-
- H—ELECTRICITY
- H04—ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
- H04L—TRANSMISSION OF DIGITAL INFORMATION, e.g. TELEGRAPHIC COMMUNICATION
- H04L27/00—Modulated-carrier systems
- H04L27/0014—Carrier regulation
- H04L2027/0024—Carrier regulation at the receiver end
- H04L2027/0026—Correction of carrier offset
- H04L2027/0028—Correction of carrier offset at passband only
-
- H—ELECTRICITY
- H04—ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
- H04L—TRANSMISSION OF DIGITAL INFORMATION, e.g. TELEGRAPHIC COMMUNICATION
- H04L27/00—Modulated-carrier systems
- H04L27/0014—Carrier regulation
- H04L2027/0044—Control loops for carrier regulation
- H04L2027/0053—Closed loops
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Signal Processing (AREA)
- Computer Networks & Wireless Communication (AREA)
- Circuits Of Receivers In General (AREA)
- Digital Transmission Methods That Use Modulated Carrier Waves (AREA)
- Superheterodyne Receivers (AREA)
Description
機に係り、とくに、伝送フレーム先頭のNULLシンボ
ル中に送信するキャリアを組み合わせて送信機識別情報
としたディジタル放送信号を受信するディジタル放送受
信機に関する。
ーディオブロードキャスティング;Digital Audio Broa
dcasting) と呼ばれるディジタルオーディオ放送が実用
化されている。このDABでは、マルチキャリア変調方
式の一種であるOFDM(直交周波数分割多重変調;Or
thogonal Frequency Division Multiplex )という変調
方式が使われており、伝送シンボルをガードインターバ
ルと有効シンボルから構成することで、ゴーストに強い
受信を可能としている。DABの各キャリアはDQPS
K変調されている。
ンドIII (175 〜250MHz帯)、Lバンド(1.452 〜1.49
2GHz帯)の3つのバンドが使用されており、バンドIIと
IIIでは伝送フレーム周期96ms、キャリア間隔1kHzの伝
送モード1(マルチパスに強く、SFN;単一周波数ネ
ットワークに向く)が利用されている(伝送モード1は
バンドII、III での使用に限定されている)。Lバンド
ではフレーム周期24ms、キャリア間隔4kHzの伝送モード
2(移動に強い)、フレーム周期24ms、キャリア間隔8k
Hzの伝送モード3(衛星放送など)、フレーム周期48m
s、キャリア間隔2kHzの伝送モード4が利用される。
る伝送フレーム信号のフォーマットを示す。最初に0.32
425ms のNULLシンボルと0.3115msの位相参照シンボ
ル(Phase Reference Symbol) から成る同期信号が有
り、続いて、0.3115msずつのOFDMシンボルが75個
含まれている。NULLシンボル以外は、伝送シンボル
であり、先頭から0.0615msがガードインターバル、残り
の0.25msが有効シンボルである。
周波数調整)などを行うために用いられるPRSであ
り、予め定められた特定の符号(CAZAC符号;Cons
tantAmplitude Zero Auto Correlation 符号と呼ばれ
る)が隣接キャリア間差動変調されている。S=2〜4
番目の伝送シンボルは受信機が所望番組を選局するのに
必要な情報や、番組に対する補助情報などを伝送するF
IC(高速情報チャンネル;Fast Information Channe
l)、S=5〜76番目の伝送シンボルは音声やデータ
のサブチャンネル(Sub Channel) を多重して伝送するM
SC(Main ServiceChannel) である。通常、サブチャ
ンネル1つが1番組に相当し、サブチャンネルがMSC
内でどのように多重化されているかを示す構造情報がF
ICに含まれており、FICを参照してユーザ所望の番
組に係るサブチャンネルを抽出可能となっている。伝送
モード1は図4の各シンボル周期を2倍にしたものであ
り、伝送モード3は図4の各シンボル周期を1/8にす
るとともにOFDMシンボル数を増やしたものである。
伝送モード4は図4の各シンボル周期を1/2にしたも
のである。
地域SAを複数の送信機TB1 〜TBn でカバーさせる
とき、DABではマルチパス障害に強いことから各送信
機TB1 〜TBn は全て同一の周波数で送信を行うこと
ができる(単一周波数ネットワーク;SFN)。DAB
では、DAB放送地域を識別したり、同じDAB放送の
中で現在受信中の送信機TBi を識別できるようにする
ため、NULLシンボル中にTII(Transmitter Iden
tification Information)信号と呼ばれる送信機識別情
報信号が送信される。
するメインIDと、同じDAB放送を行っている各送信
機TB1 〜TBn を識別するサブIDとから成る。メイ
ンIDとサブIDが分かれば、受信側で凡その現在位置
を知ることができる。NULLシンボル中に、OFDM
を構成するキャリアの内、幾つかが送信される。この送
信キャリアの組み合わせにより送信機識別情報信号が構
成されている。
ーム周期24ms)の場合を例にして送信機識別情報信号を
説明する(図6(1)参照)。伝送モード2の各キャリ
アを周波数の小さい方から0〜383のキャリア番号で
区別する。キャリア番号2cと(2c+1)のキャリア
対をA0 、キャリア番号(2c+48×1)と(2c+
48×1+1)のキャリア対をA1 、キャリア番号(2
c+48×2)と(2c+48×2+1)のキャリア対
をA2 、キャリア番号(2c+48×3)と(2c+4
8×3+1)のキャリア対をA3 、キャリア番号(2c
+48×4)と(2c+48×4+1)のキャリア対を
A4 、キャリア番号(2c+48×5)と(2c+48
×5+1)のキャリア対をA5 、キャリア番号(2c+
48×6)と(2c+48×6+1)のキャリア対をA
6 、キャリア番号(2c+48×7)と(2c+48×
7+1)のキャリア対をA7 とすると、c(但し、0≦
c≦23)がサブIDを表す。そして、キャリア対A0
〜A7 をビットデータa0〜a7 に対応付け、実際に送
信されたキャリア対に対応するビットデータは「1」、
送信されないキャリア対に対応するビットデータはビッ
ト「0」としたときの(a0 a1 a2 a3 a4 a5 a6
a7 )のビットパターンでメインIDを表す。
キャリア対を示し、(a0 a1 a2a3 a4 a5 a6 a
7 )=(01001011)である。受信側では伝送モ
ード2の場合、NULLシンボルにおけるキャリア別の
レベル(振幅値、パワー値など)を検出し、一定レベル
を越えたキャリア対を送信キャリア対と判別する。送信
キャリア対のキャリア番号(周波数位置。図6(1)で
は56、57、200、201、296、297、34
4、345)からサブIDが解読できる(図6(1)で
はc=4)。
として送信される可能性の有るキャリア対のキャリア番
号(周波数位置。図6(1)では8、9、56、57、
104、105、152、153、200、201、2
48、249、296、297、344、345)が定
まっているので、この内、実際に送信されたキャリア対
のキャリア番号(周波数位置。図6(1)では56、5
7、200、201、296、297、344、34
5)と、送信されなかったキャリア対のキャリア番号
(周波数位置。図6(1)では8、9、104、10
5、152、153、248、249)を解析すること
で、メインIDが解読できる(図6(1)では(a0 a
1 a2 a3 a4 a5 a6 a7 )=(0100101
1))。他の伝送モードの場合も同様である。
ば、アンテナ1でキャッチされたLバンド、伝送モード
2によるDAB放送信号(アンサンブルとも呼ばれる)
の受波信号はフロントエンド2に送られ、まずAGC電
圧でゲインを可変できるRF増幅回路3で高周波増幅さ
れたあと、混合器4でPLL回路5から入力した第1ロ
ーカル発振信号L1 と混合されて中心周波数がfIF1 の
第1中間周波信号に変換される。PLL回路5は基準発
振器6から入力した基準発振信号の周波数f1 に対し、
f1 ・(n1 /m1 )倍の周波数のL1 を出力する。m
1 は固定値であるが n1 は後述するマイコン構成のシ
ステムコントローラにより可変設定されることで、同調
周波数を例えば16kHzステップで可変する。基準発振器
6はVCXOであり、自動周波数調整用の制御電圧に応
じて発振周波数を可変する。第1中間周波信号はSAW
フィルタ(弾性表面波フィルタ)7により1.536MHzの通
過帯域幅に帯域制限される。
8を経て、混合器9でPLL回路10から入力した第2
ローカル発振信号L2 と混合されて中心周波数がfIF2
(<fIF1 )の第2中間周波信号に変換される。PLL
回路10は基準発振器6から入力した基準発振信号の周
波数f1 に対し、f1 ・(n2 /m2 )倍の周波数のL
2 を出力する。n2 、m2 はいずれも固定値である。第
2中間周波信号はアンチエリアシングフィルタ11によ
り1.536MHzの通過帯域幅に帯域制限される。
される第2中間周波信号は包絡線検波回路12で包絡線
検波され、AGC電圧としてRF増幅回路3、AGC増
幅器8に出力される(図4のa参照)。RF増幅回路
3、AGC増幅器8はAGC電圧の増減に応じてゲイン
を減少させたり、増大させたりし、アンテナ入力レベル
の大小によらずほぼ一定レベルの第2中間周波信号が得
られるようにする。包絡線検波回路12の出力は、NU
LLシンボルを検出するためにNULL検出回路13に
入力される。NULL検出回路13では、NULLシン
ボル部分が波形整形されたのち(図4のb参照)、立ち
下がり時間長Tdが計測され、DABで規定されたいず
れかの伝送モードのNULLシンボル長に一致すると
き、立ち上がりエッジのタイミングでNULLシンボル
検出信号ND(図4のc参照)がタイミング同期回路1
4などに出力される。また、伝送モード検出信号TMも
出力される(図4のd参照。なお、図4のdではTd=
0.32425ms であったため伝送モード検出信号TMとして
伝送モード2が出力された場合を示す)。
るFFT回路から入力したPRS部分(有効シンボル期
間)のキャリア別成分を入力し、キャリア別パワーを計
算したのちIFFT処理をして求めたケプストラムから
フレーム同期を検出し、同期検出信号を図示しないタイ
ミング信号生成回路に出力し、各種タイミング信号を生
成させる。但し、或るアンサンブルの受信を開始した直
後は、NULL検出回路13から入力したNULLシン
ボル検出信号NDを用いてフレーム同期を検出し、同期
検出信号を出力する。
A/D変換器15でA/D変換されたあと、I/Q復調
回路31でI/Q成分の復調がなされ、図4に示す伝送
フレーム信号が復元される。そして、復調されたI/Q
成分に対し専用プロセッサで構成されたFFT回路32
でFFT処理がなされ、シンボル単位で、OFDM被変
調波を構成するn本(伝送モード2の場合、n=38
4)のキャリアについてのキャリア別成分(キャリア別
に、キャリアの振幅と位相を表す複素数データ)が抽出
される。FFT回路32は所定のタイミング信号に従
い、PRS部分の有効シンボル期間のキャリア別成分を
周波数誤差検出回路33に出力する。周波数誤差検出回
路33では、PRS部分のキャリア別成分をキャリア間
差動復調して復号したのち(PRS部分は送信側で所定
の固定符号がキャリア間差動変調されている)、所定の
基準符号との間の相関関数を計算する。そして、この相
関関数から同調周波数とDAB放送信号の周波数の周波
数誤差を計算により検出し、積分回路34に出力する。
積分回路34での積分データはD/A変換器35でD/
A変換されたあと、基準発振器6に自動周波数調整用の
制御電圧として出力される。基準発振器6は制御電圧に
応じて発振周波数を可変し、基準発振信号の周波数f1
を、周波数誤差を打ち消す方向に可変させる。
伝送シンボル(有効シンボル期間)につきFFT後のキ
ャリア別成分(キャリア別に、キャリアの振幅と位相を
表す複素数データ)をチャンネルデコーダ36に出力す
る。チャンネルデコーダ36では周波数ディインターリ
ーブとDQPSKシンボルデマッピング、FIC/MS
C分離が行われ、FICの3つの有効シンボルは3つ合
わせて4等分されたあと、誤り検出/訂正(ビタビ復
号)、デスクランブルの処理を経て12個のFIB(高
速情報ブロック;FastInformation Block)となり、FI
G(高速情報グループ;Fast Information Group )と呼
ばれるパケットデータの形でシステムコントローラに出
力される。一方、MSCの有効シンボルは、18シンボ
ルずつに分けられて4つのCIF(Common Interleaved
Frame) に再構成される。各CIFは複数のサブチャン
ネル(Sub Channel)を含み、通常、1つのサブチャンネ
ルが1番組に相当する。
所望番組の選択操作をすると、システムコントローラ3
8は所定の番組選択制御をし、FICの情報を参照して
所望番組に対応するサブチャンネルの指定情報を出力
し、チャンネルデコーダ36は4つのCIFの中からシ
ステムコントローラ38により指定されたサブチャンネ
ルを分離したのち、タイムディインターリーブ、誤り検
出/訂正(ビタビ復号)、デスクランブルを行ってDA
Bオーディオフレームデータを復号し、復号したDAB
オーディオフレームデータをMPEGデコーダ39へ出
力する。MPEGデコーダ39はDABオーディオフレ
ームデータをデコードし、2チャンネル分のオーディオ
データを出力する。このオーディオデータは、D/A変
換器40でD/A変換され、アナログオーディオ信号と
して出力される。
で所望アンサンブルの選択操作をすると、システムコン
トローラ38は所望アンサンブルの放送周波数に対応す
るn1 をPLL回路5に設定し、フロントエンド2をユ
ーザ所望アンサンブルに同調させる。
FT回路32は図示しないタイミング信号生成回路から
入力したタイミング信号に従い、NULLシンボル部分
のキャリア別成分をキャリア別パワー検出回路41に出
力する。キャリア別パワー検出回路41はNULLシン
ボル部分のキャリア別成分からキャリア別のパワーの値
を計算することでキャリア別のレベルを検出し、TII
解読回路42に出力する。TII解読回路42はNUL
Lシンボル部分のキャリア別パワーの値を入力すると、
一定レベルを越えたキャリアを実際に送信された送信キ
ャリアと判別する。そして、NULL検出回路13で検
出された伝送モード(ここでは2)でのTIIの規則に
従い、送信キャリアのキャリア番号からサブID(図6
(1)のc=4)を解読し、更に、伝送モードとサブI
Dから決まる送信される可能性の有るキャリア番号(図
6(1)の8、9、56、57、104、105、15
2、153、200、201、248、249、29
6、297、344、345)の内、実際に送信された
キャリアの番号(図6(1)の56、57、200、2
01、296、297、344、345)と、送信され
ていないキャリアの番号(図6(1)の8、9、10
4、105、152、153、248、249)からメ
インID(図6(1)の(a0 a1 a2 a3 a4 a5 a
6 a7 )=(01001011)のビットパターンの示
すパターン番号)を解読する。
DとサブIDをシステムコントローラ38に出力し、シ
ステムコントローラ38は図示しない表示パネルに表示
させる等の処理をする。
ンボル中の各キャリアが送信キャリアであるか、非送信
キャリアであるかはキャリアの振幅で決まる。このた
め、フェージング現象等で送信機から受信機までの空間
伝送路の周波数振幅特性にディップが生じたとき、とく
に低速移動中や停止中において、空間伝送路の周波数振
幅特性のディップ部分に掛かったNULLシンボル中の
送信キャリアは振幅が小さくなり過ぎて、間違って非送
信キャリアと判別されてしまい、TII信号を正しく解
読できなくなってしまう場合があった。
(1)の如く送信されたTII信号において、伝送モー
ド2でキャリア番号296、297のキャリア周波数の
近傍に空間伝送路の周波数振幅特性のディップが生じ、
受信機で受信されるキャリア番号296、297のレベ
ルが図6(2)に示す如く他の送信キャリアに比較して
小さくなってしまうと、ビットデータa6 が「0」と誤
認識されてしまう。
SAWフィルタ7のバラツキのため、SAWフィルタ7
の遮断周波数エッジが受信信号帯域幅の中に掛かってい
て、受信信号がフロントエンド2を通過する間に恒常的
に受信信号帯域幅の端のキャリアが減衰されてしまうこ
とが有るが、NULLシンボル中でTII信号を構成す
る送信キャリアのレベルが小さくなり、間違って非送信
キャリアと判別されてしまい、TII信号を正しく解読
できなくなってしまう場合もあった。本発明は上記した
従来技術の問題に鑑み、送信機識別情報を誤りなく受信
できるディジタル放送受信機を提供することを、その目
的とする。
ディジタル放送受信機では、OFDM被変調波から成
り、伝送フレームの先頭のNULLシンボル中に送信す
るキャリアを組み合わせて送信機識別情報としたディジ
タル放送信号を受信し、高周波増幅と周波数変換をする
受信手段(2)と、受信手段の出力からキャリア別成分
を抽出する抽出手段(31、32)と、抽出手段で抽出
されたNULLシンボル部分のキャリア別成分を入力
し、キャリア毎のレベルの大きさから送信キャリアを判
別し、判別した送信キャリアに基づき送信機識別情報を
解読する送信機識別情報検出手段(41、42)と、を
備えたディジタル放送受信機において、送信機識別情報
検出手段に、抽出手段で抽出されたNULLシンボル中
のキャリア別成分に対し、伝送路周波数特性によるレベ
ル変動を補正する補正手段(50、51、52)を設
け、補正手段で補正後のキャリア毎のレベルの大きさか
ら送信キャリアを判別し、判別した送信キャリアに基づ
き送信機識別情報を解読するように構成したこと、を特
徴としている。
されたNULLシンボル中のキャリア別成分に対し、伝
送路周波数特性によるレベル変動を補正したあとのキャ
リア毎のレベルの大きさから送信キャリアを判別し、送
信機識別情報を解読するので、フェージング現象等で送
信機から受信機までの空間伝送路の周波数特性にディッ
プが生じたり、受信信号がフロントエンドを伝送する間
に帯域制限フィルタのバラツキで恒常的に受信信号帯域
幅の端のキャリアが減衰されても、送信キャリアを正し
く判別することができ、送信機識別情報を正しく解読す
ることができる。
信機では、抽出手段で抽出されたNULLシンボルの直
前または直後の一定範囲内に有る所定のシンボル部分の
キャリア別成分を用いて、各キャリア毎に、キャリアの
レベルと全キャリア平均のレベルとの比を求め、NUL
Lシンボル部分の各キャリア毎のレベル補正量を決定す
る補正量決定手段(50、51)を設け、送信機識別情
報検出手段(41、52、42)は、抽出手段で抽出さ
れたNULLシンボル部分のキャリア別成分を、キャリ
ア毎にレベルを補正量決定手段で決定された補正量だけ
補正した後のレベルから送信キャリアを判別し、判別し
た送信キャリアに基づき送信機識別情報を解読するよう
にしたこと、を特徴としている。
範囲内のシンボル部分は時間的に見て伝送路周波数特性
がNULLシンボルとほぼ同じと見做せる。フェージン
グ現象等で送信機から受信機までの空間伝送路の周波数
特性にディップが生じ、DAB放送信号であるアンサン
ブルを構成するキャリアの一部が減衰されたり、受信信
号がフロントエンドを通過する間に帯域制限フィルタの
バラツキで恒常的に受信信号帯域幅の端のキャリアが減
衰されることが有るが、OFDMではNULLシンボル
以外のシンボルは全キャリアが同一振幅で送信されるの
で、NULLシンボルの直前または直後のシンボル部分
のキャリア別成分を用いて、各キャリア毎に、キャリア
のレベルと全キャリア平均のレベルとの比を求めれば、
NULLシンボル部分の各キャリア毎にレベル変動を補
正するための補正量が得られる。
ンボル部分のキャリア別成分を、キャリア毎にレベル補
正した後のレベルの大きさから送信キャリアを判別し、
送信機識別情報を解読すれば、フェージング現象等で送
信機から受信機までの空間伝送路の周波数特性にディッ
プが生じ、DAB放送信号であるアンサンブルを構成す
るキャリアの一部が減衰されたり、受信信号がフロント
エンドを通過する間に帯域制限フィルタのバラツキで恒
常的に受信信号帯域幅の端のキャリアが減衰しても、送
信キャリアを正しく判別することができ、送信機識別情
報を正しく解読することができる。
信機では、抽出手段で抽出されたNULLシンボルの直
前と直後の一定範囲内に有る所定のシンボル部分のキャ
リア別成分を用いて、キャリア毎に、NULLシンボル
の直前と直後の前記所定のシンボル部分で平均したキャ
リアのレベルと、NULLシンボルの直前と直後の両方
の前記所定のシンボル部分にわたる全キャリア平均のレ
ベルとの比を求め、NULLシンボル部分の各キャリア
毎のレベル補正量を決定する補正量決定手段(50、5
1)を設け、送信機識別情報検出手段(41、52、4
2)は、抽出手段で抽出されたNULLシンボル部分の
キャリア別成分を、キャリア毎にレベルを補正量決定手
段で決定された補正量だけ補正した後のレベルから送信
キャリアを判別し、判別した送信キャリアに基づき送信
機識別情報を解読するようにしたこと、を特徴としてい
る。
内のシンボル部分は時間的に見て伝送路周波数特性がN
ULLシンボルとほぼ同じと見做せる。NULLシンボ
ル部分の各キャリア毎のレベル補正量を決定するのにN
ULLシンボルの直前と直後の両方の一定範囲内のシン
ボル部分を用いることで、補正誤差をより小さくするこ
とができ、送信機識別情報をより正確に解読することが
できる。
信機は、各々、請求項1、3、5の受信機において、受
信状態の悪化を検出する受信状態悪化検出手段を設け、
送信機識別情報検出手段は、受信状態悪化検出手段で受
信状態の悪化が検出されているとき、送信機識別情報の
検出動作を停止するようにしたこと、を特徴としてい
る。これにより、受信状態が悪化したときに、送信機識
別情報の間違った受信を減らすことができる。
つの実施の形態を説明する。図1は本発明に係るDAB
受信機のブロック図であり、図7と同一の構成部分には
同一の符号が付してある。フェージング現象などで送信
機から受信機までの空間伝送路の周波数振幅特性にディ
ップが生じ、DAB放送信号であるアンサンブルを構成
するキャリアの一部が減衰されたり、受信機のフロント
エンド2の中を受信信号が通過する際、帯域制限用のS
AWフィルタ7の特性のバラツキから、遮断特性のエッ
ジが受信信号帯域幅に入ってしまい、受信信号帯域幅の
端のキャリアが減衰されてしまうなど、送信機からフロ
ントエンド2の出力点までの伝送路の周波数振幅特性が
平坦でない場合が有り、NULLシンボル中の各送信キ
ャリアにレベル変動が生じる。
号では、NULLシンボル以外のシンボルはいずれも全
キャリアが同一振幅で送信される。また、NULLシン
ボルとNULLシンボルの次のPRSは時間的に接近し
ており、受信機が低速移動中や停止中のとき、送信機か
らフロントエンド2の出力点までの伝送路の周波数振幅
特性はNULLシンボルとPRSとで殆ど同一と見做せ
る。すなわち、NULLシンボルのTII信号を構成す
る内の或る送信キャリアに減衰が生じたとき、PRSの
同じ周波数のキャリアにも同じ減衰が生じる。
のキャリア毎に、キャリアのレベルと全キャリア平均レ
ベルの比を求め、NULLシンボル中の同じ周波数のキ
ャリアのレベルを補正することで、NULLシンボル中
の各送信キャリアに生じた伝送路の周波数振幅特性の影
響を打ち消すようにしている。
るPRS部分のキャリア別成分(キャリア別に、位相と
振幅を表す複素数データ)はキャリア別パワー検出回路
50に入力されてキャリア別のレベルとしてキャリア別
のパワーの値が計算により検出される。PRSのキャリ
ア別パワーの値は補正量決定回路51に入力される。補
正量決定回路51は、PRSのキャリア別パワーの値を
用いて、各キャリア毎に、キャリアのパワーの値と全キ
ャリア平均のパワーの値の比を求め、NULLシンボル
中の各キャリア毎のレベル補正量を決定する。
LLシンボル部分のキャリア別成分はキャリア別パワー
検出回路41に入力され、キャリア別のパワーの値を計
算することでキャリア別のレベルを検出し、補正回路5
2へ出力する。補正回路52はNULLシンボル部分の
キャリア別のパワーの値を一旦、内蔵メモリ(図示せ
ず)に記憶させ、同一伝送フレームにおける直後のPR
Sから求めたレベル補正量の入力を待つ。そして、補正
量決定回路51がNULLシンボルの直後のPRSのキ
ャリア別のパワー値から、キャリア毎のレベル補正量を
決定して出力すると、これを入力し、NULLシンボル
のキャリア毎に、パワーの値を対応するレベル補正量で
補正し、送信機からフロントエンド2の出力点までの伝
送路の周波数振幅特性で生じたレベル変動を打ち消す。
のキャリア別パワーの値はTII解読回路42に入力さ
れる。TII解読回路42はNULLシンボル部分のキ
ャリア別パワーの値を入力すると、対となる2本のキャ
リアとも一定レベルを越えたときに限り、実際に送信さ
れた送信キャリアの対と判別する。そして、NULL検
出回路13で検出された伝送モードでのTIIの規則に
従い、送信キャリア対の周波数位置からサブIDを解読
し、更に、伝送モードとサブIDとにより、メインID
として送信される可能性の有るキャリアは予め定まって
おり、この送信される可能性の有るキャリアの内、実際
に送信されたキャリアの周波数位置と、送信されていな
いキャリアの周波数位置からメインIDを解読し、シス
テムコントローラ38に出力する。DAB受信機の他の
構成部分は、図7と全く同様に構成されている。
の形態における受信動作を説明する。図2は補正回路5
2に入力されるNULLシンボル中のキャリア別のパワ
ー値と、補正回路52から出力されるNULLシンボル
中のキャリア別のパワー値を比較して示す説明図、図3
はPRSシンボルのキャリア別パワー値の説明図であ
る。なお、ここでは、説明の便宜上、DAB受信機はL
バンドの伝送モード2の或るDAB放送信号のアンサン
ブルを受信しているものとする。
はフロントエンド2に送られ、増幅、周波数変換、帯域
制限がされて中心周波数fIF2 の第2中間周波信号とな
り、A/D変換されて出力される。第2中間周波信号は
包絡線検波回路12で包絡線検波され、AGC電圧とし
てRF増幅回路3、AGC増幅器8に出力される(図4
のa参照)。NULL検出回路13はAGC電圧を波形
整形したのち(図4のb参照)、立ち下がり時間長Td
を計測し、DABで規定されたいずれかの伝送モードの
NULLシンボル長に一致するとき、立ち上がりエッジ
のタイミングでNULLシンボル検出信号ND(図4の
c参照)をタイミング同期回路14へ出力する。また、
伝送モード検出信号TMをTII解読回路42へ出力す
る(図4のd参照。ここではTM=2)。タイミング同
期回路14はNULLシンボル検出信号NDを用いてフ
レーム同期を検出し、同期検出信号を出力し、図示しな
いタイミング信号生成回路が各種タイミング信号を生成
して出力する。
31でI/Q成分の復調がなされ、図4に示す伝送フレ
ーム信号が復元される。そして、復調されたI/Q成分
に対しFFT回路32でFFT処理がなされ、シンボル
単位でOFDM被変調波を構成するn本(伝送モード2
の場合、n=384)のキャリアのキャリア別成分(キ
ャリア別に、位相と振幅を示す複素数データ)が抽出さ
れる。FFT回路32は所定のタイミング信号に従い、
PRS部分の有効シンボル期間のキャリア別成分を周波
数誤差検出回路33に出力する。周波数誤差検出回路3
3では、PRS部分のキャリア別成分をキャリア間差動
復調して復号したのち(PRS部分は送信側で所定の固
定符号がキャリア間差動変調されている)、所定の基準
符号との間の相関関数を計算する。そして、この相関関
数から同調周波数とDAB放送信号の周波数の周波数誤
差を計算により検出し、積分回路34に出力する。積分
回路34での積分データはD/A変換器35でD/A変
換されたあと、基準発振器6に自動周波数調整用の制御
電圧として出力される。基準発振器6は制御電圧に応じ
て発振周波数を可変し、基準発振信号の周波数f1 を、
周波数誤差を打ち消す方向に可変させる。
伝送シンボル(有効シンボル期間)につきFFT後のキ
ャリア別成分(キャリア別に、位相と振幅を表す複素数
データ)をチャンネルデコーダ36に出力する。チャン
ネルデコーダ36では周波数ディインターリーブとDQ
PSKシンボルデマッピング、FIC/MSC分離が行
われ、FICの3つの有効シンボルは3つ合わせて4等
分されたあと、誤り検出/訂正(ビタビ復号)、デスク
ランブルの処理を経て12個のFIB(高速情報ブロッ
ク;FastInformation Block)となり、FIG(高速情報
グループ;FastInformation Group ) と呼ばれるパケッ
トデータの形でシステムコントローラに出力される。一
方、MSCの有効シンボルは、18シンボルずつに分け
られて4つのCIF(Common Interleaved Frame) に再
構成される。各CIFは複数のサブチャンネル(Sub Ch
annel)を含み、通常、1つのサブチャンネルが1番組に
相当する。
所望番組の選択操作をすると、システムコントローラ3
8は所定の番組選択制御をし、FICの情報を参照して
所望番組に対応するサブチャンネルの指定情報を出力
し、チャンネルデコーダ36は4つのCIFの中からシ
ステムコントローラ38により指定されたサブチャンネ
ルを分離したのち、タイムディインターリーブ、誤り検
出/訂正(ビタビ復号)、エラーカウント、デスクラン
ブルを行ってDABオーディオフレームデータを復号
し、復号したDABオーディオフレームデータをMPE
Gデコーダ39へ出力する。MPEGデコーダ39はD
ABオーディオフレームデータをデコードし、2チャン
ネル分のオーディオデータを出力する。このオーディオ
データは、D/A変換器40でD/A変換され、アナロ
グオーディオ信号として出力される。
を送信し、該送信キャリアの周波数位置により、送信機
識別情報信号(TII信号)を送信している。DAB放
送の受信中、FFT回路32から出力されたNULLシ
ンボル部分のキャリア別の成分はキャリア別パワー検出
回路41に入力され、キャリア別のパワーの値を計算す
ることでキャリア別のレベルを検出する。なお、伝送モ
ード2の場合キャリア本数n=384であり、周波数の
小さい方からキャリア番号i=0〜383で区別するも
のとし、NULLシンボル中のキャリア番号iのパワー
の値をPNi とする。
幅は同一であり、NULLシンボル中の各キャリアが送
信キャリアであるか、非送信キャリアであるかはキャリ
アの振幅で決まる。このため、フェージング現象等で送
信機から受信機までの空間伝送路の周波数振幅特性にデ
ィップが生じることが有るが、とくに低速移動中や停止
中において、空間伝送路の周波数振幅特性のディップ部
分に掛かったNULLシンボル中の送信キャリアの振幅
が小さくなり過ぎて、そのままでは間違って非送信キャ
リアと判別してしまう。
SAWフィルタ7のバラツキのため、SAWフィルタ7
の遮断周波数エッジが受信信号帯域幅の中に掛かってい
て、受信信号がフロントエンド2を通過する間に恒常的
に受信信号帯域幅の端のキャリアが減衰されてしまうこ
とが有るが、このときもNULLシンボル中でTII信
号を構成する送信キャリアのレベルが小さくなり、間違
って非送信キャリアと判別されてしまい、TII信号を
正しく解読できなくなってしまう場合もあった。
な周波数振幅特性の下に送信されたTII信号におい
て、送信機からフロントエンド2の出力点までの伝送路
の周波数振幅特性により、受信機で受信されるキャリア
番号296、297のレベルが図2(1)に示す如く他
の送信キャリアに比較して小さくなってしまったとす
る。そのままでは、ビットデータa6 が「0」と誤認識
されてしまう。この実施の形態では補正回路52でNU
LLシンボル中の各キャリアのレベル変動を補正したの
ちTII信号の解読を行うようにしている。すなわち、
キャリア別パワー検出回路41から出力されたキャリア
別のパワー値PN i(i=0〜383)は補正回路52
に入力されて一旦、内蔵メモリ(図示せず)に記憶され
る。ここでは、PN56=PN57=PN20=PN201 =P
N34=PN345 =PM 、PN296 <PN297 <PM とな
ったものとする。
を含むNULLシンボルに続くPRS部分のキャリア別
成分(キャリア別に、位相と振幅を表す複素数データ)
がキャリア別パワー検出回路50に入力されてキャリア
別のパワーの値PRi (i=0〜383)が計算により
検出され、補正量決定回路51に出力される。ここで
は、送信機からフロントエンド2の出力点までの伝送路
の周波数振幅特性の影響により、図3に示す如く、キャ
リア番号296〜298のレベルが他の送信キャリアに
比較して小さくなってしまい、PR0 =PR1 =・・=
PR295=PR299 =・・=PR383 =Pv 、PR296
<PR297 <PR298 <PV となったものとする。
別パワーの値PRi (i=0〜383)を用いて、各キ
ャリア毎に、キャリアのパワーの値PRi と全キャリア
平均のパワーの値PR(=(PR0 +PR1 +・・+P
R383 )/384)の比Ki=PRi /PRを求め、N
ULLシンボル中の各キャリア毎のレベル補正量Kiを
決定して補正回路52へ出力する(但し、i=0〜38
3)。補正回路52は直前に内蔵メモリに記憶したNU
LLシンボル中のキャリア別のパワー値PTi と、補正
量決定回路51から入力した同一伝送フレーム信号のP
RSから求めたレベル補正量Ki を用いて、PTi ´=
PTi /Ki の計算を行うことにより、キャリア毎にレ
ベル補正をし、TII解読回路42に出力する(但し、
i=0〜383。PTi 、PRi 、Ki 、PTi ´はi
が同じであれば同一周波数のキャリアに対応する)。
とPRSは時間的に近接しており、送信機からフロント
エンド2の出力点までの伝送路の周波数振幅特性はほぼ
同じであったと考えられるので、補正量決定回路41と
補正回路42により、NULLシンボル中のキャリア別
のパワー値が全て同一となるように正しく補正される。
ル中のキャリア別のパワー値PTi´(i=0〜38
3)は図2(2)に示す如く、全てほぼ同じ値PM ´に
揃う。TII解読回路42はNULLシンボル部分のキ
ャリア別パワーの値PTi ´を入力すると、対となる2
本のキャリアとも一定レベルを越えたときに限り、実際
に送信された送信キャリアの対と判別する。この際、キ
ャリア番号296、297はともにパワー値が補正済な
ので正しく送信キャリアの対と判別される。キャリア番
号296と297の対のほか、56と57の対、200
と201の対、296と297の対、344と345の
対も送信キャリア対として判別される。そして、NUL
L検出回路13で検出された伝送モード(ここでは2)
でのTIIの規則に従い、送信キャリア対の周波数位置
からサブIDを解読する。図2(2)の場合、サブID
に対するcは4である。
信される可能性の有るキャリアの番号8と9、56と5
7、104と105、152と153、200と20
1、248と249、296と297、344と345
の内、実際の送信キャリアの番号56と57、200と
201、296と297、344と345と、非送信キ
ャリアの番号8と9、104と105、248と249
からメインIDを解読する。図2(2)の場合、(a0
a1 a2 a3 a4 a5 a6 a7 )=(0100101
1)であり、このビットパターンのパターン番号pはD
ABの規格上で16であり、メインIDとして16が得
られる。TII解読回路42で解読されたサブIDとメ
インIDはシステムコントローラ38に出力される。シ
ステムコントローラ38はサブIDとメインIDを図示
しない表示パネルに表示させる。
の出力側に設けたキャリア別パワー検出回路50がPR
S部分のキャリア別パワーを検出し、補正量決定回路5
1により、各キャリア毎に、キャリアのレベルと全キャ
リア平均のレベルとの比を求め、NULLシンボル部分
の各キャリア毎のレベル補正量が決定される。補正回路
52は、補正量決定回路51から入力したレベル補正量
を用いて、キャリア別パワー検出回路50で検出したN
ULLシンボル部分のキャリア別のパワー値をキャリア
毎に補正してTII解読回路42に出力する。
範囲内のシンボル部分は時間的に見て伝送路周波数特性
がNULLシンボルとほぼ同じと見做せる。フェージン
グ現象等で送信機からDAB受信機までの空間伝送路の
周波数特性にディップが生じ、DAB放送信号であるア
ンサンブルを構成するキャリアの一部が減衰されたり、
受信信号がフロントエンド2を通過する間にSAWフィ
ルタ7のバラツキで恒常的に受信信号帯域幅の端のキャ
リアが減衰されることが有るが、OFDMではNULL
シンボル以外のシンボルは全キャリアが同一振幅で送信
されるので、NULLシンボルの直前または直後のシン
ボル部分のキャリア別成分を用いて、各キャリア毎に、
キャリアのレベルと全キャリア平均のレベルとの比を求
めれば、NULLシンボル部分の各キャリア毎にレベル
変動を補正するための正しい補正量が得られる。
後のNULLシンボル部分のキャリア別パワー値の大き
さから送信キャリアを判別し、TII信号を解読するこ
とで、送信機からフロントエンド2の出力点までの伝送
路の周波数振幅特性により、フロントエンド2の出力点
で見た受信信号を構成するキャリアの一部が減衰されて
いても、送信キャリアを正しく判別し、サブIDとメイ
ンIDを正しく解読可能となる。
ラツキで遮断周波数エッジが受信信号帯域幅に掛かり、
受信信号帯域幅の端のキャリアが減衰されても、TII
信号を正しく受信できることから、SAWフィルタ7の
特性に対する要求水準をそれほど高くしなくても済み、
コストの安い部品を使用可能となる。
ド2の場合を例に挙げて説明したが、他の伝送モードに
対しても同様に適用することができる。また、同一伝送
フレーム信号中でNULLシンボル直後のPRSのキャ
リア毎のレベルから、NULLシンボルのキャリア毎の
レベル補正量を決定するようにしたが、同一伝送フレー
ム信号中でNULLシンボルの直後の図4におけるS=
2のOFDMシンボルも時間的にNULLシンボルとほ
ぼ同時と見做せるので、S=2のOFDMシンボルの有
効シンボル部分のキャリア別成分をFFT回路32から
出力させ、図1のキャリア別パワー検出回路50及び補
正量決定回路51と同様の構成を有する補正量決定手段
により、NULLシンボルのキャリア毎のレベル補正量
を決定し、図1の補正回路52と同様の構成の補正手段
により、NULLシンボルのキャリア毎のレベル補正を
するようにしても良い。
おけるS=75や76のOFDMシンボルも時間的にN
ULLシンボルとほぼ同時と見做せるので、S=75や
76のOFDMシンボルの有効シンボル部分のキャリア
別成分をFFT回路32から出力させ、図1のキャリア
別パワー検出回路50及び補正量決定回路51と同様の
構成を有する補正量決定手段により、NULLシンボル
のキャリア毎のレベル補正量を決定し、図1の補正回路
52と同様の構成の補正手段によりキャリア毎のレベル
補正をするようにしても良い。
LLシンボルの直前と直後の一定範囲内に有る所定のシ
ンボル部分のキャリア別成分を用いて、補正量決定手段
により、キャリア毎に、NULLシンボルの直前と直後
の前記所定のシンボル部分で平均したキャリアのレベル
と、NULLシンボルの直前と直後の両方の前記所定の
シンボル部分にわたる全キャリア平均のレベルとの比を
求めることで、NULLシンボル部分の各キャリア毎の
レベル補正量を決定し、該レベル補正量に基づき、補正
手段により、NULLシンボルのキャリア毎のレベル補
正をするようにすれば、補正誤差をより小さくすること
ができ、送信機識別情報をより正確に解読することがで
きる。
NULLシンボルの直後のPRSのキャリア別のパワー
値PRi と、NULLシンボルの1つ前のOFDMシン
ボルのキャリア別のパワー値POi とを用いて、 但し、i=0〜383の計算によりレベル補正量Ki を
求め、NULLシンボルのキャリア別のパワー値PNi
に対し、PNi /Ki (但し、i=0〜383)の計算
を行うことで、レベル補正をするようにする。
き、NULLシンボルの直前または/及び直後のOFD
Mシンボルからレベル補正量を正しく決定するのが困難
になる。この場合、キャリア別パワー検出回路41、補
正回路52、TII解読回路42の系によるTII検出
動作を停止するようにしても良い。例えば、周波数誤差
検出回路33で計算された相関関数の最大値を所定のし
きい値と比較し、しきい値を下回ったときに受信状態悪
化検出信号を出力する受信状態検出回路を設け、該受信
状態検出回路から受信状態悪化検出信号が出力されたと
き、キャリア別パワー検出回路41、補正回路52、T
II解読回路42の系全体がTII検出動作を停止する
ようにする。
は、ヨーロッパで実施されているDAB放送を対象にし
て説明したが、本発明は何らこれに限定されるものでな
く、ディジタル地上波TV放送、ディジタル衛星放送な
ど、他の用途の放送、通信等にも同様に適用することが
できる。
NULLシンボル中のキャリア別成分に対し、伝送路周
波数特性によるレベル変動を補正したあとのキャリア毎
のレベルの大きさから送信キャリアを判別し、送信機識
別情報を解読するので、フェージング現象等で送信機か
ら受信機までの空間伝送路の周波数特性にディップが生
じたり、受信信号がフロントエンドを伝送する間に帯域
制限フィルタのバラツキで恒常的に受信信号帯域幅の端
のキャリアが減衰されても、送信キャリアを正しく判別
することができ、送信機識別情報を正しく解読すること
ができる。
のブロック図である。
る。
ンボルの検出動作を説明する説明図である。
ある。
波数配置の説明図である。る。
ド 3 RF増幅回路 4、9 混合器 5、10 PLL回路 6 基準発振器 7 SAWフィルタ 11 アンチエリ
アシングフィルタ 12 包絡線検波回路 13 NULL検
出回路 31 I/Q復調回路 32 FFT回路 33 周波数誤差検出回路 34 積分回路 35 D/A変換器 36 チャンネル
デコーダ 37 操作パネル 38 システムコ
ントローラ 39 MPEGデコーダ 41、50 キャ
リア別パワー検出回路 42 TII解読回路 51 補正量決定
回路 52 補正回路
Claims (6)
- 【請求項1】 OFDM被変調波から成り、伝送フレー
ムの先頭のNULLシンボル中に送信するキャリアを組
み合わせて送信機識別情報としたディジタル放送信号を
受信し、高周波増幅と周波数変換をする受信手段と、受
信手段の出力からキャリア別成分を抽出する抽出手段
と、抽出手段で抽出されたNULLシンボル部分のキャ
リア別成分を入力し、キャリア毎のレベルの大きさから
送信キャリアを判別し、判別した送信キャリアに基づき
送信機識別情報を解読する送信機識別情報検出手段と、
を備えたディジタル放送受信機において、 送信機識別情報検出手段に、抽出手段で抽出されたNU
LLシンボル中のキャリア別成分に対し、伝送路周波数
特性によるレベル変動を補正する補正手段を設け、補正
手段で補正後のキャリア毎のレベルの大きさから送信キ
ャリアを判別し、判別した送信キャリアに基づき送信機
識別情報を解読するように構成したこと、 を特徴とするディジタル放送受信機。 - 【請求項2】 受信状態の悪化を検出する受信状態悪化
検出手段を設け、 送信機識別情報検出手段は、受信状態悪化検出手段で受
信状態の悪化が検出されているとき、送信機識別情報の
検出動作を停止するようにしたこと、 を特徴とする請求項1記載のディジタル放送受信機。 - 【請求項3】 OFDM被変調波から成り、伝送フレー
ムの先頭のNULLシンボル中に送信するキャリアを組
み合わせて送信機識別情報としたディジタル放送信号を
受信し、高周波増幅と周波数変換をする受信手段と、受
信手段の出力からキャリア別成分を抽出する抽出手段
と、抽出手段で抽出されたNULLシンボル部分のキャ
リア別成分を入力し、キャリア毎のレベルから送信キャ
リアを判別し、判別した送信キャリアに基づき送信機識
別情報を解読する送信機識別情報検出手段と、を備えた
ディジタル放送受信機において、 抽出手段で抽出されたNULLシンボルの直前または直
後の一定範囲内に有る所定のシンボル部分のキャリア別
成分を用いて、各キャリア毎に、キャリアのレベルと全
キャリア平均のレベルとの比を求め、NULLシンボル
部分の各キャリア毎のレベル補正量を決定する補正量決
定手段を設け、 送信機識別情報検出手段は、抽出手段で抽出されたNU
LLシンボル部分のキャリア別成分を、キャリア毎にレ
ベルを補正量決定手段で決定された補正量だけ補正した
後のレベルから送信キャリアを判別し、判別した送信キ
ャリアに基づき送信機識別情報を解読するようにしたこ
と、 を特徴とするディジタル放送受信機。 - 【請求項4】 受信状態の悪化を検出する受信状態悪化
検出手段を設け、 送信機識別情報検出手段は、受信状態悪化検出手段で受
信状態の悪化が検出されているとき、送信機識別情報の
検出動作を停止するようにしたこと、 を特徴とする請求項2記載のディジタル放送受信機。 - 【請求項5】 OFDM被変調波から成り、伝送フレー
ムの先頭のNULLシンボル中に送信するキャリアを組
み合わせて送信機識別情報としたディジタル放送信号を
受信し、高周波増幅と周波数変換をする受信手段と、受
信手段の出力からキャリア別成分を抽出する抽出手段
と、抽出手段で抽出されたNULLシンボル部分のキャ
リア別成分を入力し、キャリア毎のレベルから送信キャ
リアを判別し、判別した送信キャリアに基づき送信機識
別情報を解読する送信機識別情報検出手段と、を備えた
ディジタル放送受信機において、 抽出手段で抽出されたNULLシンボルの直前と直後の
一定範囲内に有る所定のシンボル部分のキャリア別成分
を用いて、キャリア毎に、NULLシンボルの直前と直
後の前記所定のシンボル部分で平均したキャリアのレベ
ルと、NULLシンボルの直前と直後の両方の前記所定
のシンボル部分にわたる全キャリア平均のレベルとの比
を求め、NULLシンボル部分の各キャリア毎のレベル
補正量を決定する補正量決定手段を設け、 送信機識別情報検出手段は、抽出手段で抽出されたNU
LLシンボル部分のキャリア別成分を、キャリア毎にレ
ベルを補正量決定手段で決定された補正量だけ補正した
後のレベルから送信キャリアを判別し、送信機識別情報
を解読するようにしたこと、 を特徴とするディジタル放送受信機。 - 【請求項6】 受信状態の悪化を検出する受信状態悪化
検出手段を設け、 送信機識別情報検出手段は、受信状態悪化検出手段で受
信状態の悪化が検出されているとき、送信機識別情報の
検出動作を停止するようにしたこと、 を特徴とする請求項5記載のディジタル放送受信機。
Priority Applications (6)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP09082298A JP3514623B2 (ja) | 1998-03-18 | 1998-03-18 | ディジタル放送受信機 |
EP99105271A EP0944193B1 (en) | 1998-03-18 | 1999-03-15 | Receiver for the reception of digital broadcasts |
DE0944193T DE944193T1 (de) | 1998-03-18 | 1999-03-15 | Empfänger für den Empfang von digitalen Rundfunkprogrammen |
DE69941867T DE69941867D1 (de) | 1998-03-18 | 1999-03-15 | Empfänger für den Empfang von digitalen Rundfunkprogrammen |
CA2265330A CA2265330C (en) | 1998-03-18 | 1999-03-16 | Receiver for digital broadcast signal including transmitter identification information |
HK00101788.4A HK1023008A1 (en) | 1998-03-18 | 2000-03-22 | Receiver for the reception of digital broadcasts |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP09082298A JP3514623B2 (ja) | 1998-03-18 | 1998-03-18 | ディジタル放送受信機 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH11275049A JPH11275049A (ja) | 1999-10-08 |
JP3514623B2 true JP3514623B2 (ja) | 2004-03-31 |
Family
ID=14009292
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP09082298A Expired - Fee Related JP3514623B2 (ja) | 1998-03-18 | 1998-03-18 | ディジタル放送受信機 |
Country Status (5)
Country | Link |
---|---|
EP (1) | EP0944193B1 (ja) |
JP (1) | JP3514623B2 (ja) |
CA (1) | CA2265330C (ja) |
DE (2) | DE69941867D1 (ja) |
HK (1) | HK1023008A1 (ja) |
Families Citing this family (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2001197033A (ja) * | 2000-01-14 | 2001-07-19 | Pioneer Electronic Corp | デジタル放送用受信機 |
DE10026325B4 (de) * | 2000-05-26 | 2006-01-19 | Robert Bosch Gmbh | Verfahren zur Synchronisation von OFDM-Symbolen bei Rundfunkübertragungen |
WO2004025883A1 (ja) | 2002-09-12 | 2004-03-25 | Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. | 無線送信装置、無線受信装置、および送信キャンセルサブキャリアの選択方法 |
JP4842506B2 (ja) * | 2003-09-12 | 2011-12-21 | マスプロ電工株式会社 | 信号レベル測定装置 |
KR100706621B1 (ko) | 2005-05-26 | 2007-04-11 | 한국전자통신연구원 | 송신기 식별을 위한 식별부호 검출 장치 및 그 방법 |
CN102882622B (zh) * | 2012-09-27 | 2015-06-10 | 北京海尔集成电路设计有限公司 | 发射机识别信息的解析方法和装置 |
Family Cites Families (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
DE4138770A1 (de) * | 1991-11-26 | 1993-05-27 | Daimler Benz Ag | Verfahren zur digitalen datenuebertragung im nullsymbol des cofdm-modulationsverfahrens |
US5822368A (en) * | 1996-04-04 | 1998-10-13 | Lucent Technologies Inc. | Developing a channel impulse response by using distortion |
-
1998
- 1998-03-18 JP JP09082298A patent/JP3514623B2/ja not_active Expired - Fee Related
-
1999
- 1999-03-15 DE DE69941867T patent/DE69941867D1/de not_active Expired - Lifetime
- 1999-03-15 DE DE0944193T patent/DE944193T1/de active Pending
- 1999-03-15 EP EP99105271A patent/EP0944193B1/en not_active Expired - Lifetime
- 1999-03-16 CA CA2265330A patent/CA2265330C/en not_active Expired - Fee Related
-
2000
- 2000-03-22 HK HK00101788.4A patent/HK1023008A1/xx not_active IP Right Cessation
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
DE944193T1 (de) | 2000-02-17 |
EP0944193A2 (en) | 1999-09-22 |
CA2265330C (en) | 2010-07-06 |
EP0944193B1 (en) | 2009-12-30 |
HK1023008A1 (en) | 2000-08-25 |
DE69941867D1 (de) | 2010-02-11 |
CA2265330A1 (en) | 1999-09-18 |
JPH11275049A (ja) | 1999-10-08 |
EP0944193A3 (en) | 2003-09-10 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
TWI449363B (zh) | 實現數位信號品質度量的方法及裝置 | |
CN110086742B (zh) | 用于恢复接收信号中的有效载荷数据的接收器和方法 | |
Taura et al. | A digital audio broadcasting (DAB) receiver | |
RU2235435C2 (ru) | Способ оценки отношения "сигнал-шум" цифровых несущих в системе широковещательной передачи цифровых аудиосигналов, совместимых с амплитудно-модулированными сигналами | |
US6408038B1 (en) | Receiver and receiving circuit | |
US20120328057A1 (en) | Method and apparatus for implementing signal quality metrics and antenna diversity switching control | |
JP4455765B2 (ja) | 多アンテナシステムによって同時受信されたofdm信号処理用プロセス | |
JPH10507616A (ja) | 伝送システム | |
JP2954570B1 (ja) | 周波数選択性妨害訂正装置 | |
JP2001156738A (ja) | Ofdmダイバーシチ受信装置 | |
TWI279990B (en) | FFT carrier frequency offset estimation for OFDM signal | |
JP2772282B2 (ja) | Ofdm伝送システムとその送受信装置 | |
JP3514623B2 (ja) | ディジタル放送受信機 | |
US20090103667A1 (en) | Methods for Modified Signal Acquisition for OFDM Schemes | |
JP3514624B2 (ja) | ディジタル放送受信機 | |
JP3514622B2 (ja) | ディジタル放送受信機 | |
JP3457622B2 (ja) | デジタル放送受信装置 | |
JP3437666B2 (ja) | Ofdm方式の放送波受信機 | |
JP3673997B2 (ja) | 放送受信装置 | |
JPH09224015A (ja) | ディジタル放送受信機 | |
JP3514625B2 (ja) | ディジタル放送受信機 | |
JP2006287342A (ja) | ギャップフィラー装置 | |
JP2009225388A (ja) | 受信装置及び受信装置のチャンネルリスト作成方法 | |
JP3568186B2 (ja) | ディジタル放送受信機 | |
JP3394186B2 (ja) | ディジタル放送受信機 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20031225 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20040113 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090123 Year of fee payment: 5 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090123 Year of fee payment: 5 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100123 Year of fee payment: 6 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110123 Year of fee payment: 7 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110123 Year of fee payment: 7 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120123 Year of fee payment: 8 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120123 Year of fee payment: 8 |
|
S111 | Request for change of ownership or part of ownership |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313111 |
|
R350 | Written notification of registration of transfer |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130123 Year of fee payment: 9 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130123 Year of fee payment: 9 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |