JP3513490B2 - 記録媒体、画像処理装置および方法 - Google Patents

記録媒体、画像処理装置および方法

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JP3513490B2
JP3513490B2 JP2000398883A JP2000398883A JP3513490B2 JP 3513490 B2 JP3513490 B2 JP 3513490B2 JP 2000398883 A JP2000398883 A JP 2000398883A JP 2000398883 A JP2000398883 A JP 2000398883A JP 3513490 B2 JP3513490 B2 JP 3513490B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、座標位置および操
作者の筆圧値を入力するポインティングデバイスと接続
し、ポインティングデバイスから入力された座標位置を
接続した線を、入力の筆圧値に対応させた太さおよび/
または濃度で表示画面上に描画する記録媒体、画像処理
装置および方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、タブレットなどのポインティング
デバイスに対して操作者が指やペンを使用して線の軌跡
を入力すると、その軌跡を筆圧に対応させた線の太さお
よび/または濃度で表示画面に表示する画像処理装置や
画像処理ソフトが知られている。
【0003】従来この種の画像処理装置(専用の画像処
理装置または画像処理用ソフトを搭載した汎用コンピュ
ータ)では、ポインティングデバイスから送られるデー
タは画素ごとの座標位置データと筆圧データなので、デ
ータ数が多量となる。このため、従来装置では入力した
データの個数を表示画面上で描画するためや画像処理す
るためのデータ個数に軽量化している。
【0004】一般的なデータ軽量化の方法は、連続する
所定数のデータの相加平均を施している。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら相加平均
処理を施すと、線が急激に曲がる点の部分が相加平均に
より平滑化されて、丸みを帯びてしまい、操作者が入力
した軌跡どおりに描画されないという不具合がある。ま
た、筆圧が急激に変化する部分においても筆圧データが
相加平均により平滑化されて筆圧の変化を忠実に反映で
きない。
【0006】一方、ポインティングデバイスから入力し
た軌跡を筆圧に対応させて忠実に描画するためには高解
像度(表示画素が多い)の表示装置を使用すればよいの
であるが、この場合、入力したデータをそのまま記憶す
る必要があり、入力データを保存記憶するメモリも大容
量となる。加えて、イラスト作成などの作画編集処理を
する場合に、処理すべきデータが多数となるので、処理
時間も長くなるという不具合がある。
【0007】そこで、本発明の目的は、ポインティング
デバイスから入力された座標データおよび筆圧データを
軽量化すると共に、連続入力された座標データの示す軌
跡をできるだけ忠実に描画することができる記録媒体、
画像処理装置および方法を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】このような目的を達成す
るために、請求項1の発明は、画像処理装置が実行する
プログラムであって、ユーザの操作に応じてポインティ
ングデバイスにより連続的に発生された座標データおよ
び筆圧データを入力して画像処理するためのプログラム
を記録した記録媒体において、前記プログラムは、前記
連続的に発生された座標データの中から、座標データの
示す軌跡の特徴を示す座標データを抽出する第1の抽出
ステップと、前記連続的に発生された筆圧データの中か
ら、筆圧データの変化の特徴を示す筆圧データを抽出す
る第2の抽出ステップと、前記第1の抽出ステップによ
り抽出された座標データおよび前記第2の抽出ステップ
により抽出された筆圧データを使用して、前記第1の抽
出ステップにより抽出された座標データおよびその座標
データに対応した筆圧データからなるベクトルデータを
作成する情報処理ステップと、当該作成されたベクトル
データの座標データの示す軌跡を、該ベクトルデータの
示す筆圧データに関連付けて出力する出力ステップとを
備えたことを特徴とする
【0009】請求項2の発明は、請求項1に記載の記録
媒体において、前記第1の抽出ステップでは、前記ポイ
ンティングデバイスにより発生される座標データが示す
軌跡の中の湾曲の度合いがしきい値を超える点の座標デ
ータを抽出することを特徴とする。
【0010】請求項3の発明は、請求項1に記載の記録
媒体において、前記第1の抽出ステップでは、抽出され
た座標データの中からさらに特徴を示す座標データを抽
出することを特徴とする。
【0011】請求項4の発明は、請求項3に記載の記録
媒体において、前記第1の抽出ステップでの抽出回数を
可変設定可能としたことを特徴とする。
【0012】請求項5の発明は、請求項1に記載の記録
媒体において、前記第2の抽出ステップでは、前記ポイ
ンティングデバイスにより発生される筆圧データが示す
変化の中の湾曲の度合いがしきい値を超える点の筆圧デ
ータを抽出することを特徴とする。
【0013】請求項6の発明は、請求項1に記載の記録
媒体において、前記第2の抽出ステップでは、抽出され
た筆圧データの中からさらに特徴を示す筆圧データを抽
出することを特徴とする。
【0014】請求項7の発明は、請求項6に記載の記録
媒体において、前記第2の抽出ステップでの抽出回数を
可変設定可能としたことを特徴とする。
【0015】請求項8の発明は、ユーザの操作に応じて
ポインティングデバイスにより連続的に発生された座標
データおよび筆圧データを入力して画像処理する画像処
理装置において、前記連続的に発生された座標データの
中から、座標データの示す軌跡の特徴を示す座標データ
を抽出する第1の抽出手段と、前記連続的に発生された
筆圧データの中から、筆圧データの変化の特徴を示す
データを抽出する第2の抽出手段と、前記第1の抽出
手段により抽出された座標データおよび前記第2の抽出
手段により抽出された筆圧データを使用して、前記第1
の抽出手段により抽出された座標データおよびその座標
データに対応した筆圧データからなるベクトルデータを
作成する情報処理手段と、当該作成されたベクトルデー
タの座標データの示す軌跡を、該ベクトルデータの示す
筆圧データに関連付けて出力する出力手段とを備えたこ
とを特徴とする。
【0016】請求項9の発明は、ユーザの操作に応じて
ポインティングデバイスにより連続的に発生された座標
データおよび筆圧データを入力して画像処理する画像処
理装置で座標データおよび筆圧データを軽量化するため
の画像処理方法において、前記連続的に発生された座標
データの中から、座標データの示す軌跡の特徴を示す座
標データを抽出する第1の抽出ステップと、前記連続的
に発生された筆圧データの中から、筆圧データの変化の
特徴を示す筆圧データを抽出する第2の抽出ステップ
と、前記第1の抽出ステップにより抽出された座標デー
タおよび前記第2の抽出ステップにより抽出された筆圧
データを使用して、前記第1の抽出ステップにより抽出
された座標データおよびその座標データに対応した筆圧
データからなるベクトルデータを作成する情報処理ステ
ップと、当該作成されたベクトルデータの座標データの
示す軌跡を、該ベクトルデータの示す筆圧データに関連
付けて出力する出力ステップとを備えたことを特徴とす
る。
【0017】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の実
施形態を詳細に説明する。
【0018】図1は本発明を適用した画像処理方法の手
順を示す。
【0019】図1に示す手順は、画像処理装置内のプロ
グラムにより実現される。図1において、10はポイン
ティングデバイスから座標データおよび筆圧データを連
続的に入力するステップである。20は、連続的に入力
された座標データを軽量化するステップである。本実施
形態は、データの軽量化のために入力のデータの中の特
徴を有するデータ(特徴点のデータと称する)を抽出
し、抽出した特徴点のデータを使用して描画することに
新規特徴がある。特徴点の抽出方法については後述す
る。
【0020】30は抽出した特徴点の座標データをメモ
リに記憶するステップである。40は連続的に入力され
た筆圧データの中から特徴点のデータを抽出することに
より軽量化を行うステップである。50は抽出された特
徴点の筆圧データをメモリに記憶するステップである。
【0021】ここで、特徴点の筆圧データに対応する座
標データと、特徴点の座標データは必ずしも一致しない
点に留意されたい。このため、特徴点の座標データに対
応する筆圧データを特徴点の筆圧データの補完処理によ
り取得する。この処理により得られる特徴点の座標デー
タおよびその位置での筆圧データをベクトルデータと呼
ぶことにする。
【0022】60は上記ベクトルデータを作成するステ
ップである。70は作成された複数のベクトルデータを
結ぶ線を筆圧データに対応する線の太さおよび/または
濃度で表示するステップである。本実施形態では、連続
的に入力される座標データおよび筆圧データの中の所定
数のデータを使用して、上記ステップが繰り返し実行さ
れるので、操作者がポインティングデバイスを介して入
力した軌跡(連続した座標データ)および筆圧は、リア
ルタイムで表示画面上に描画される。また、本実施形態
では、操作者が入力した軌跡の中の特徴点および筆圧デ
ータ系列の中の特徴点が抽出されるので、再現される描
画の線の軌跡および線の太さまたは濃度にもその特徴が
反映される。
【0023】本実施形態の特徴抽出方法を図2〜図4を
参照して説明する。操作者がポインティングデバイスを
使用して、図2に示すように軌跡を描くと、ポインティ
ングデバイスは、軌跡上の各座標データおよび筆圧デー
タを発生して画像処理装置に入力する。画像処理装置で
は入力された座標データおよび筆圧データの始点からの
軌跡の長さを計算し、その計算結果を座標データおよび
筆圧データを組み合わせた1つのデータセットして、メ
モリに一時記憶する。本実施形態では、メモリ容量を増
やさないためにリング記憶方法を使用してメモリに上記
データセットを記憶する。リング記憶方式とは、所定数
のデータを記憶すると、その次のデータは、これまでに
記憶したデータの先頭から上書き記憶する記憶方法のこ
とである。
【0024】メモリに一時記憶された所定数のデータセ
ット、仮に10組のデータセットの中の座標データの中
から特徴点を抽出する。図3はその抽出の方法を示す。
最初の第1点め()の座標データの示す点を中心にし
た、仮想円を想定し、(B)に示すように仮想円の中に
第2点目以降の座標データの示す点が含まれる場合に
は、第2点目以降の座標データは排除する(抽出しな
い)。
【0025】仮想円の外に位置した点の座標データ、こ
の場合3点目の座標データが見つかると、その座標デー
タの示す点を中心にした仮想円を(C)に示すように想
定する。
【0026】次の座標データ、この場合、4点目の座標
データの示す点が、3点目の仮想円の接線Aおよび接線
B((C)参照)のなす角度の範囲内にあるか否かを判
定する。上記角度の範囲内にある場合には、3点目の座
標データは抽出しない。上記角度の範囲外にあるとき
に、第3点目の座標データが特徴点の座標データとして
抽出される。対応の距離データもいっ一緒に記憶され
る。
【0027】上記角度の範囲内に第4点目の点が位置し
ない場合には、第4点目の点を中心にした仮想円が想定
されて、第1点目の点を通り、4点目の仮想円に接する
2つの接線を設定する((D)参照)。2つの接線がな
す角度の範囲内に、次の5点目の点が位置するか否かが
判定される。
【0028】(E)に示すようにこの例では5点目のデ
ータが上記角度の範囲内となるので、第4点目の座標デ
ータが特徴点の座標データとしてメモリの別領域に記憶
(抽出)される。以後、抽出された特徴点が始点とな
り、上述の処理が新たに入力された座標データに対して
施され、順次に新しい特徴点が抽出される。
【0029】以上の処理は、2つの特徴点の間の距離が
一定値(仮想円の半径)以上有り、かつ、2つの特徴点
を結ぶ軌跡の湾曲度(別の表現では曲率)が所定値を超
えるような軌跡上の特徴点を見つけていることに他なら
ない。
【0030】次に、筆圧データの特徴点の抽出方法を図
4を使用して説明する。
【0031】筆圧データは、(A)に示すような軌跡上
の開始点あるいはこれまでに見つかった特徴点からの距
離を横軸に筆圧データを縦軸にプロットとした曲線で表
される。開始点P0と3点目の座標データの位置(P2
とを結ぶ線分と、2点目の座標データ位置P1との間の
高さh((B)参照)を計算し、計算結果がしきい値よ
りか大きいか否かを判定する。高さhがしきい値より大
きい場合には、2点目の座標データが特徴点として抽出
される。一方、高さhがしきい値より小さい場合には、
開始点と次の3点目の位置P3を結ぶ線分が設定され
る。この線分に対する高さがしきい値を超える間の点が
検出する。点が検出できない場合には、線分の接続先を
更新する。この例では高さhがしきい値を超える位置と
してP2が検出されて、その位置の筆圧データがメモリ
の別領域に抽出される。このとき、距離データも記憶さ
れる。以後、(C)に示すように検出された特徴点が新
たな開始点として、上述の処理が繰り返される。
【0032】この処理は、2つの特徴点の間の軌跡があ
る値以上の湾曲度となるような2つの特徴点を見つける
ための処理である。換言すると、上述の処理は、座標デ
ータや筆圧データの系列(並んだデータ)の中の値が大
きく変化する位置のデータを見つけているとも言える。
【0033】このようにして、検出された座標データお
より筆圧データに基いて、表示に使用する座標データと
その筆圧データが決定される。本実施形態では、特徴点
の座標データは、距離データ、すなわち、ポインティン
グデバイスにより描いた軌跡の開始点から特徴点までの
距離を示すデータを有しているので、その距離データに
前後する距離データを有する2つの特徴点の座標データ
がメモリから検索により取り出され、補完処理により、
特徴点の座標データと同じ距離となる筆圧データが計算
により求められる。本実施形態では、メモリ容量の節約
を目的としているので、ポインティングデバイスからの
入力時に取得した筆圧データを特徴点として抽出された
座標データに帯同させていないが、メモリ容量に余裕が
ある場合には、特徴点の座標データに、入力時に得られ
るその位置での筆圧データを帯同すれば、補完により筆
圧データを計算する必要はない。
【0034】本実施形態では、軽量化の程度を設定する
ための2種類の方法を説明する。
【0035】第1の方法は、座標データの軽量化に好適
な方法であり、図3で説明した仮想円の半径を可変設定
する方法である。仮想円の半径が小さいほど、特徴点は
多く検出されるので、特徴点の検出精度は高くなるが、
軽量化の程度は小さくなる。逆に仮想円の半径が大きい
ほど特徴点は少なく検出される。このため軽量化の程度
は大きくなる。表現を変えると、強い特徴を持つ点のみ
が検出される。
【0036】第2の方法は、抽出された特徴点に対して
さらに上述の特徴抽出処理を実行する方法である。この
ための処理手順を図5に示す。図5に示す例は3回特徴
抽出処理を実行する例である。ポインティングデバイス
から入力された座標データおよび筆圧データの中から特
徴点抽出1のステップ120で特徴点を取得する。たと
えば、図6(A)に示すように、25個の特徴点が抽出
されると、次に、25個の特徴点の中からさらに特徴点
を特徴点抽出2のステップ140で抽出する。このステ
ップの抽出処理により、図6(B)に示すようにたとえ
ば、15個の特徴点を抽出することができる。
【0037】さらに15個の特徴点の中から特徴点抽出
3のステップで、図6(C)に示すように6個の特徴点
を抽出する。このように特徴抽出処理を繰り返すこと
で、ポインティングデバイスから入力した座標データお
よび筆圧データそれぞれの中から特徴が強く現れるデー
タを抽出することができ、また、軽量化の程度あるいは
特徴点の検出精度を抽出処理の繰り返し数の形態でユー
ザが指定することができる。
【0038】さらに、各段階で抽出された特徴点を使用
してベクトルデータを作成して、ディスプレイに仮表示
(ステップ130、160、17)すると、ユーザは自
分がポインティングデバイスで入力した軌跡をリアルタ
イムで確認することができる。なお、特徴抽出を繰り返
した場合、特徴点のデータが少なくなるので、特徴点を
結ぶ線分を作成する場合には、ベジェ曲線などを使用し
て、特徴点を通る線を(直線または曲線)作成するとよ
い。
【0039】上述した、データ軽量化方法を使用する画
像処理装置の構成の一例を図7に示す。画像処理装置と
しては汎用コンピュータ、たとえば、パーソナルコンピ
ュータで実現できるので、説明は簡単に留める。
【0040】CPU1001は、本発明に画像処理プロ
グラムを実行して、入力装置1005、この場合、ポイ
ンティングデバイスから入力された座標データおよび筆
圧データを軽量化し、軽量化されたデータから上述のベ
クトルデータを作成する。さらにCPU1001はベク
トルデータをディスプレイ1006に描画して、入力装
置1005の操作で入力された軌跡を筆圧と関連させて
ディスプレイ上で再現する。
【0041】ROM1002には、装置起動(ブーティ
ング)のためのシステムプログラムなどが記憶されてい
る。RAM1003はCPU1001に対する入出力デ
ータを一時記憶する。本実施形態では、特徴抽出を複数
回実行するので、図7に示すような仮表示ステップ用の
ベクトルデータを記憶しておくための作業スクリーン領
域と、最後に抽出された決定ベクトルデータを記憶して
おくための決定スクリーン領域および、ディスプレイ1
006で表示するベクトルデータを記憶するメインスク
リーン領域が用意されている。また、ハードディスク
(HD)1007に保存されている画像処理プログラム
は、RAM1003にローディングされてCPU100
1により実行される。
【0042】入出力インタフェース1004は入力装置
から送信される座標データおよび筆圧データをCPU1
001に転送する。入力装置1004はユーザが入力し
た点や軌跡の座標位置と筆圧データを発生する周知のポ
インティングデバイスである。
【0043】ディスプレイ1006はRAM1003内
の表示データ記憶領域(ビデオRAMとも呼ばれる)に
記憶されたイメージデータを可視表示する。ハードディ
スク1007は画像処理っプログラムおよびそのプログ
ラムで使用するイメージデータやデータファイル、オペ
レーティングシステム等を記憶する。
【0044】その他、文字や数値を入力するためのキー
ボードやマウス、CDROMドライブなどを画像処理装
置は有する。
【0045】このようなシステム構成で実行されるデー
タ軽量化処理を図8および図9を参照して説明する。本
実施形態ではデータ軽量化処理プログラムは、画像処理
プログラムの中に組み込まれているものとする。
【0046】ユーザは不図示のマウス等を利用して、ハ
ードディスク上の画像処理プログラムを起動する。この
起動操作に応じて画像処理プログラムがRAM1003
にローディングされた後、CPU1001により実行さ
れる。画像処理プログラムのメイン処理手順を図8に示
す。
【0047】CPU1001は、画像編集を行うための
各種の職設定を行った後、ユーザからの指示を待つ(ス
テップS10)。環境設定の指示を受けた場合、画像編
集のための環境設定を行う(ステップS20→S2
5)。本発明に係る環境設定処理としては、データ軽量
化の程度である。指示の方法としては、大、中、小のよ
うなレベルで指示してもよいし、数値の形態で指示して
もよい。CPU1001は指示された程度に応じて、上
述の仮想円の半径および/または特徴点抽出回数を設定
し、環境設定を記載しておく環境設定ファイルに設定デ
ータを書き込む。
【0048】この設定データに基き、ステップS10で
の初期設定が行われる。
【0049】一方、作成画像の記憶、印刷、画像編集等
の指示がユーザから行われると、CPU1001は従来
と同様にして、指示に応じた情報処理を実行する(ステ
ップS30→S35)。
【0050】画像編集モードでは、入力装置1005か
ら入力された座標データおよび筆圧データを受付け、デ
ィスプレイ1006に上記座標データおよび筆圧データ
の示す線の軌跡の描画が行われる(ステップS40)。
このステップにおいて、データ軽減処理が実行される。
ユーザの終了の指示で図8の処理手順が終了する(ステ
ップS50→エンド)。
【0051】データ抽出処理の詳細を図9に示す。入力
装置1005から座標データおよび筆圧データが入力さ
れると、CPU1001は入力されたデータをRAM1
003に記憶する(ステップS10)。所定数の座標デ
ータおよび筆圧データをRAM1003に取り込む。こ
の間の特徴抽出処理は行われない。所定数を超えて座標
データおよび筆圧データが入力されると、これらデータ
が入力されるごとにステップS110〜S150の処理
が予め環境設定された回数だけ、繰り返される。具体的
には、RAM1003ないのリング記憶領域に記憶され
た座標データを使用して特徴点抽出処理(図3参照)を
実行する。抽出された特徴点の座標データはRAM10
03のワーク領域に記憶される(ステップS110,図
1のステップ20に対応)。
【0052】次に筆圧データに関してもこれまでに入力
された筆圧データの中から特徴点の筆圧データが抽出さ
れ、RAM1003の作業領域に記憶される(ステップ
S120,図1のステップ40に対応)。
【0053】第1回目で抽出された特徴点の座標データ
と筆圧データを使用してベクトルデータが作成され、1
回目のデータ軽減処理で得られるベクトルデータがRA
M1003内の作業用スクリーンに記憶される。また、
表示のためにメインスクリーン領域(図1参照)にもベ
クトルデータが記憶される(ステップS130)。
【0054】メインスクリーン領域に記憶されたベクト
ルデータに基いて、従来と同様表示用のイメージデータ
(画素ごとの色データ)が作成されて、ディスプレイ1
006に表示される(ステップS140)。
【0055】以下、環境設定された繰り返し回数だけ、
抽出された特徴点の座標点データおよび筆圧データから
さらに新しい特徴点が抽出されてベクトルデータが作成
され線の軌跡として表示される(ステップS110〜S
150のループ処理)。
【0056】以後、入力装置1005から新しい座標デ
ータおよび筆圧データが入力されるごとに上記データ軽
量化処理が実行される(ステップS100〜S160の
ループ処理)。入力装置1005からのデータ入力処理
が終了した時点、換言すると、他の指示がCPU100
1に対して行われたときに、図9の処理手順が終了する
(ステップS160→エンド)。
【0057】このようにして作成されたベクトルデータ
が、拡大、縮小等の画像処理の対象となる。
【0058】以上、説明したように、本実施形態では、
連続的に入力された座標データの系列の中から、軌跡の
特徴を示す座標データを抽出することによりデータの軽
量化を図る。また、連続的に入力された筆圧データの系
列の中から筆圧の変化の特徴を示す筆圧データを抽出す
ることによりデータの軽量化を図る。したがって、抽出
された座標データおよび筆圧データから作成されるベク
トルデータは、入力装置1005を使用して、ユーザが
入力した軌跡および筆圧の特徴を生かしつつ、かつ、内
部処理用の座標データおよび筆圧データを減少(軽量)
化することができる。また、画像処理の対象となるベク
トルデータの個数が少ないので、画像処理時間も短時間
でよいと利点を本実施形態は有する。
【0059】上述の実施形態の他に次の形態を実施でき
る。 1)入力装置1005を操作する際にユーザの手ぶれ、
電磁波の影響で、入力装置1005が発生する座標デー
タおよび太さデータが振動(ジッタ)を起こす場合があ
る。このようなジッタを低減する処理を施してからデー
タ軽減処理を施してもよい。ジッタ処理の方法を図10
を用いて説明する。
【0060】入力装置1005の操作により座標データ
がP0〜P5が発生したものとする。
【0061】これら5個の座標データを使用して重み付
け相加平均処理を行う。単に相加平均を行うとデータの
特徴が消失してしまうので、重み付けを行う点に留意さ
れたい。重み付の計数は、注目点からの距離に応じて定
まる。たとえば、5個の点を使用してP0に対してジッ
タ補正を行う場合、補正後の新P0は以下の式で定ま
る。
【0062】
【数1】
【0063】重みAi=1−(開始点からi点までの距
離)/(5個の点の距離L0〜L4の合計) しがって、補正対象の点に近い他の点ほど重み付け係数
の値は大きくなる。
【0064】このようなジッタ補正を、入力されたデー
タP0から順に行っていくと、ジッタ補正後のデータの
示す位置は図10の丸印で示すように振動する補正前の
データの間を通る点のようになる。
【0065】2)画像編集を行う画像処理装置で本発明
を説明したが、タブレットから入力した軌跡をディスプ
レイで表示する各種の情報処理装置に本発明を敵湯尾で
きることは勿論である。
【0066】3)本発明で言う記録媒体には、CDRO
M,光磁気ディスク、フロッピー(登録商標)ディス
ク、ハードディスク、ICメモリなど、情報を記憶、記
録することができる媒体すべてを含む。
【0067】4)上述の実施形態では、作成したベクト
ルデータをディスプレイで表示したが、プリンタや他の
コンピュータに出力してもよい。
【0068】
【発明の効果】以上、説明したように、請求項1〜8、
9の発明によれば、ユーザが入力した軌跡および筆圧の
変化の特徴を残しつつ座標データおよび筆圧データを軽
量化することができ、リアルタイムでのベクトル化処理
および表示処理も可能となる。
【0069】特に請求項2の発明では座標データおよび
筆圧データの系列の中の突起部分を特徴点として抽出す
ることができる。
【0070】特に請求項5〜7の発明によれば、座標デ
ータおよび筆圧データを大幅に軽量化することができ、
さらに、軽量化の程度を任意に設定することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明実施形態の画像処理方法を説明するため
のブロック図である。
【図2】本発明実施形態の画像処理方法を説明するため
の説明図である。
【図3】座標データの抽出処理を説明するための説明図
である。
【図4】筆圧データの抽出処理を説明するための説明図
である。
【図5】繰り返しの抽出処理を説明するためのブロック
図である。
【図6】(A)〜(C)は抽出処理結果を示す説明図で
ある。
【図7】画像処理装置のシステム構成を示すブロック図
である。
【図8】メイン処理手順を示すフローチャートである。
【図9】データ抽出処理手順を示すフローチャトであ
る。
【図10】ジッタ処理内容を示す説明図である。
【符号の説明】
1001 CPU 1002 ROM 1003 RAM 1005入力装置 1007 ハードディスク
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平9−282080(JP,A) 特開 平6−35593(JP,A) 特開 平7−319995(JP,A) 特開 平7−249102(JP,A) 特開 平9−258885(JP,A) 特開 平2−285476(JP,A) 特開 平3−85622(JP,A) 特開 平9−114577(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G06F 3/00 G06F 3/03 - 3/037

Claims (9)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 画像処理装置が実行するプログラムであ
    って、ユーザの操作に応じてポインティングデバイスに
    より連続的に発生された座標データおよび筆圧データを
    入力して画像処理するためのプログラムを記録した記録
    媒体において、前記プログラムは、 前記連続的に発生された座標データの中から、座標デー
    タの示す軌跡の特徴を示す座標データを抽出する第1の
    抽出ステップと、 前記連続的に発生された筆圧データの中から、筆圧デー
    タの変化の特徴を示す筆圧データを抽出する第2の抽出
    ステップと、 前記第1の抽出ステップにより抽出された座標データお
    よび前記第2の抽出ステップにより抽出された筆圧デー
    タを使用して、前記第1の抽出ステップにより抽出され
    座標データおよびその座標データに対応した筆圧デー
    タからなるベクトルデータを作成する情報処理ステップ
    と、 当該作成されたベクトルデータの座標データの示す軌跡
    を、該ベクトルデータの示す筆圧データに関連付けて出
    力する出力ステップとを備えたことを特徴とする記録媒
    体。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の記録媒体において、前
    記第1の抽出ステップでは、前記ポインティングデバイ
    スにより発生される座標データが示す軌跡の中の湾曲の
    度合いがしきい値を超える点の座標データを抽出するこ
    とを特徴とする記録媒体。
  3. 【請求項3】 請求項1に記載の記録媒体において、前
    記第1の抽出ステップでは、抽出された座標データの中
    からさらに特徴を示す座標データを抽出することを特徴
    とする記録媒体。
  4. 【請求項4】 請求項3に記載の記録媒体において、前
    記第1の抽出ステップでの抽出回数を可変設定可能とし
    たことを特徴とする記録媒体。
  5. 【請求項5】 請求項1に記載の記録媒体において、前
    記第2の抽出ステップでは、前記ポインティングデバイ
    スにより発生される筆圧データが示す変化の中の湾曲の
    度合いがしきい値を超える点の筆圧データを抽出するこ
    とを特徴とする記録媒体。
  6. 【請求項6】 請求項1に記載の記録媒体において、前
    記第2の抽出ステップでは、抽出された筆圧データの中
    からさらに特徴を示す筆圧データを抽出することを特徴
    とする記録媒体。
  7. 【請求項7】 請求項6に記載の記録媒体において、前
    記第2の抽出ステップでの抽出回数を可変設定可能とし
    たことを特徴とする記録媒体。
  8. 【請求項8】 ユーザの操作に応じてポインティングデ
    バイスにより連続的に発生された座標データおよび筆圧
    データを入力して画像処理する画像処理装置において、 前記連続的に発生された座標データの中から、座標デー
    タの示す軌跡の特徴を示す座標データを抽出する第1の
    抽出手段と、 前記連続的に発生された筆圧データの中から、筆圧デー
    タの変化の特徴を示す筆圧データを抽出する第2の抽出
    手段と、 前記第1の抽出手段により抽出された座標データおよび
    前記第2の抽出手段により抽出された筆圧データを使用
    して、前記第1の抽出手段により抽出された座標データ
    およびその座標データに対応した筆圧データからなるベ
    クトルデータを作成する情報処理手段と、 当該作成されたベクトルデータの座標データの示す軌跡
    を、該ベクトルデータの示す筆圧データに関連付けて出
    力する出力手段とを備えたことを特徴とする画像処理装
    置。
  9. 【請求項9】 ユーザの操作に応じてポインティングデ
    バイスにより連続的に発生された座標データおよび筆圧
    データを入力して画像処理する画像処理装置で座標デー
    タおよび筆圧データを軽量化するための画像処理方法に
    おいて、 前記連続的に発生された座標データの中から、座標デー
    タの示す軌跡の特徴を示す座標データを抽出する第1の
    抽出ステップと、 前記連続的に発生された筆圧データの中から、筆圧デー
    タの変化の特徴を示す筆圧データを抽出する第2の抽出
    ステップと、 前記第1の抽出ステップにより抽出された座標データお
    よび前記第2の抽出ステップにより抽出された筆圧デー
    タを使用して、前記第1の抽出ステップにより抽出され
    座標データおよびその座標データに対応した筆圧デー
    タからなるベクトルデータを作成する情報処理ステップ
    と、 当該作成されたベクトルデータの座標データの示す軌跡
    を、該ベクトルデータの示す筆圧データに関連付けて出
    力する出力ステップとを備えたことを特徴とする画像処
    理方法。
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