JP3513359B2 - 書式処理方法 - Google Patents

書式処理方法

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JP3513359B2
JP3513359B2 JP12857897A JP12857897A JP3513359B2 JP 3513359 B2 JP3513359 B2 JP 3513359B2 JP 12857897 A JP12857897 A JP 12857897A JP 12857897 A JP12857897 A JP 12857897A JP 3513359 B2 JP3513359 B2 JP 3513359B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、出力処理を行う際
の書式登録や書式削除を行う書式処理方法に関し、特
に、プリンタやディスプレイ端末の様に用紙や画面へ出
力する書式の登録や削除を行う書式処理方法に適用して
有効な技術に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、プリンタ等の出力装置を用いて罫
線等の予め定められた書式と共に出力データを出力する
場合には、その書式を出力する為の書式データをホスト
コンピュータ等の上位装置から出力装置にダウンロード
して出力装置に予め登録しており、従来の書式処理方法
では、書式名称や書式データ等を指定して書式登録を行
う書式登録コマンドや書式削除コマンド等が用いられて
いる。
【0003】予め上位装置から出力装置に登録される書
式は、多くのユーザによって繰り返し使用されるもので
あることが多い為、前記書式登録コマンドや書式削除コ
マンドによりその内容の変更や削除を行う場合には、書
式データの誤登録や誤削除をしない様に、既に登録して
ある書式データの名称を意識して操作したり、誤操作の
無い様に熟練者が操作する必要があり、例えば書式を追
加登録する際は、既に登録されている書式名称と重複し
ない様に注意したり、書式を削除する際は、削除しても
良い書式かどうかを確認する必要がある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】前記従来の書式処理方
法では、書式データの誤登録や誤削除をしない様に既に
登録してある書式データの名称を意識して操作する必要
がある為、書式の登録や削除を行う書式処理作業は難し
く、それを行う者はシステム管理者に限定する等運用に
制限があり使い勝手が悪いという問題がある。
【0005】本発明の目的は、上記問題を解決し、書式
の管理や運用の効率を向上させることが可能な技術を提
供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、上位装置から
出力装置への書式登録または書式削除を行う書式処理方
法において、特定の出力処理で一時的に用いられる書式
であることを示す一時登録と、不特定の出力処理で常時
用いられる書式であることを示す永久登録とで示される
登録属性に従って、書式登録または書式削除を行うもの
である。
【0007】本発明の書式処理方法では、上位装置から
書式登録または書式削除を行う書式処理コマンドを出力
装置に送る際に、書式の属性を示す登録属性として、特
定の出力処理で一時的に用いられる書式であることを示
す一時登録または不特定の出力処理で常時用いられる書
式であることを示す永久登録の属性を書式処理コマンド
に設定する。
【0008】前記書式処理コマンドを受信した出力装置
の書式処理部は、前記受信した書式処理コマンド中の登
録属性を参照し、その登録属性が一時登録である場合に
は、出力装置の書式管理部及び書式記憶部に登録されて
いる登録属性が一時登録である書式データに対して前記
受信した書式処理コマンドで示される書式処理を行う。
【0009】また、前記受信した書式処理コマンド中の
登録属性が永久登録である場合には、出力装置の書式管
理部及び書式記憶部に登録されている登録属性が一時登
録または永久登録である書式データに対して前記受信し
た書式処理コマンドで示される書式処理を行う。
【0010】この為、例えば登録属性が一時登録である
書式を一般のユーザが自由に登録または削除できる書式
とし、登録属性が永久登録である書式をシステム管理者
が登録または削除する書式とすることにより、特に重要
でない書式を一時登録として管理し、重要な書式を永久
登録として管理することが可能である。
【0011】従って、本発明では、書式に登録属性を持
たせシステム管理者及びユーザの間で用いることができ
る登録属性を分けることで、末端ユーザでも自由に書式
を登録できる様にし、書式処理作業の運用制限等をなく
し、書式を用いて出力する際の使い勝手を向上させるこ
とが可能である。また、登録属性により書式の削除を行
うことにより、個々の書式名称を指定することなく書式
を削除でき、システム管理者の運用を簡単にすることが
できる。
【0012】以上の様に、本発明の書式処理方法によれ
ば、特定の出力処理で一時的に用いられることを示す一
時登録または不特定の出力処理で常時用いられる永久登
録の登録属性に従って書式登録または書式削除を行うの
で、書式の管理や運用の効率を向上させることが可能で
ある。
【0013】
【発明の実施の形態】以下に、プリンタを制御する制御
装置への書式登録または書式削除を行う一実施形態の書
式処理方法を実施する実施装置について説明する。
【0014】図1は、本実施形態の書式処理方法を実施
する実施装置の概略構成を示す図である。図1に示す様
に本実施形態の書式処理方法を実施する実施装置では、
上位装置から送られた出力データを特定の書式と共に出
力する出力装置であるプリンタの動作を制御する制御装
置100と、印刷動作を行う印刷機構109とを備えて
おり、制御装置100及び印刷機構109でプリンタを
構成している。
【0015】制御装置100は、プリンタ全体の動作を
制御する制御プログラムを実行するCPU101と、書
式登録及び書式削除等の書式処理を行うプログラムであ
る書式処理部110を制御装置100に組み込む為のF
DD102(フロッピーディスクドライブ)と、制御プ
ログラムが参照するデータが記憶されているメモリであ
るROM103(リードオンリメモリ)と、書式処理を
行うプログラム、登録した書式及び印刷時に使用する文
字フォント等を不揮発的に保持する為のHDD104
(ハードディスクドライブ)と、プリンタを操作する指
示を入力する操作パネル105と、上位装置からデータ
を受信するCHA106(チャネルアダプタ)と、制御
プログラムが実行される際に一時的に使用するメモリで
あるRAM107(ランダムアクセスメモリ)と、操作
パネル105や印刷機構109との信号を制御するI/
O ADP108(入出力アダプタ)とを有している。
【0016】制御装置100のRAM107には、書式
処理を行うプログラムである書式処理部110と、登録
されている書式の名称、登録属性及び書式アドレスを管
理する書式管理部111と、特定の書式アドレスに書式
データを記憶する書式記憶部112とが格納される。
【0017】本実施形態の書式処理方法を実施する実施
装置では、書式処理を行うプログラムである書式処理部
110を制御装置100に組み込む記録媒体はFD(フ
ロッピーディスク)としているが、他の記録媒体、例え
ばMO(光磁気ディスク)を用いても良く、その場合に
はFDD102の代わりに、他の記録媒体に対応したド
ライブ、例えば光磁気ディスクドライブが用いられる。
【0018】図2は、本実施形態の書式処理の概要を示
す図である。図2に示す様に本実施形態の書式処理で
は、上位装置200から送られたコマンドに従って書式
登録または書式削除を行う処理を表しており、上位装置
200は、書式を不揮発的に保持する書式印刷データ保
持部201と、書式登録または書式削除を行う際に書式
名称や登録属性を入力する入力部203と、書式名称と
登録属性と書式印刷データとを含む書式登録コマンドま
たは登録属性を含む書式削除コマンドを入力部203か
らの指示に従って生成し制御装置100に送付するコマ
ンド発行部202を具備している。
【0019】制御装置100は、上位装置200からコ
マンドを受信するコマンド受信部204を備え、書式処
理部110は、コマンド受信部204で受信した書式登
録コマンドまたは書式削除コマンドを処理し、書式名称
と登録属性と書式アドレスの書式管理部111に対する
制御及び書式データの書式記憶部112に対する制御を
行う。
【0020】例えば、書式登録を行う際、入力部203
から書式登録を行うことと書式名称及び登録属性を入力
すると、コマンド発行部202は入力された書式名称を
もつ書式印刷データを書式印刷データ保持部201から
読み出して書式登録コマンドを生成し、制御装置100
に書式登録コマンドを送出する。
【0021】制御装置100は、書式登録コマンドをコ
マンド受信部204で受信し、コマンド受信部204は
受信したコマンドをデコードして書式登録コマンドであ
ることを認識する。コマンド受信部204が書式登録コ
マンドであることを認識すると書式処理部110に書式
登録コマンドとして受信したコマンドデータを送信す
る。
【0022】書式処理部110はコマンドデータを受信
すると図3から図6で説明した処理を実行し、書式管理
部111と書式記憶部112に書式情報を格納する。コ
マンドが書式削除コマンドであっても、入力部203か
ら書式削除を行うことと削除すべき書式の登録属性を入
力することで、以降同様のブロック構成で本実施形態の
書式処理方法を実施する実施装置を実現できるのは明ら
かである。
【0023】図3は、本実施形態の一時登録の書式の登
録処理の一例を示す図である。図3に示す様に本実施形
態の一時登録の書式の登録処理では、登録属性301が
「一時登録」で書式名称302が「C」の書式を登録す
る例を表しており、この書式を登録する書式登録コマン
ド310のコマンドデータ300は、登録する際の登録
属性301と、書式を識別する書式名称302と、罫線
や見出し等の書式の印刷を指示する書式印刷データ30
3とを有している。ここで登録属性301の「一時登
録」は、当該書式が特定の印刷処理で一時的に用いられ
る書式であることを表しており、印刷処理に用いられた
後は削除しても良い書式であることを示している。
【0024】制御装置100の書式管理部111には、
既に制御装置100に登録されている書式の情報が格納
されている。書式管理部111は、例えば1個の書式に
関する情報が1個のエントリに対応し、各エントリは、
書式名称302、登録属性301、書式記憶部112の
どこに記憶したかを示す書式アドレスを有している。
尚、書式管理部111は、書式登録処理に使用するだけ
でなく、書式印刷時の書式データ320読み出し処理に
使用してもかまわない。
【0025】書式記憶部112の書式アドレスで示され
るアドレスには、書式管理部111の当該エントリに対
応する書式データ320が記憶されている。書式記憶部
112に記憶されている書式データ320は、コマンド
データ300中の書式印刷データ303と必ずしも同一
のものである必要はなく、例えば書式データ320は、
書式印刷データ303をイメージデータに変換したもの
であっても良い。
【0026】本実施形態の書式処理方法を実施する実施
装置において書式を制御装置100に登録する場合に
は、上位装置200のコマンド発行部202から書式登
録コマンド310のコマンドデータ300として登録属
性301を付加した書式印刷データ303を制御装置1
00に送付する。
【0027】制御装置100の書式処理部110は、コ
マンド受信部204により上位装置200から書式登録
コマンド310を受信すると、書式登録コマンド310
中のコマンドデータ300を解析し、登録属性301が
「一時登録」であることを認識する。
【0028】次に、書式処理部110は、書式管理部1
11の情報を検索し、制御装置100に登録済みの書式
の内、登録属性301が「一時登録」である書式の書式
名称302は「B」であることを認識する。
【0029】書式管理部111の書式アドレスから書式
名称302が「B」の書式データ320は、書式記憶部
112のアドレス「0A00」に記憶されていることを
認識し、書式処理部110は、アドレス「0A00」に
記憶されている書式名称302が「B」の書式データ3
20を削除する。
【0030】削除する書式名称302が「B」の書式デ
ータ320のデータ長は、例えば書式データ320中に
含まれているものとしても良いし、書式名称302が
「B」の書式印刷データ303を受信したときに受信デ
ータ長に関する情報も書式管理部111または書式記憶
部112に登録しておくものとしても良い。
【0031】更に、受信した書式名称302が「C」で
ある書式印刷データ303を書式記憶部112に記憶
し、書式管理部111に書式名称302として「C」、
登録属性301として「一時登録」、書式アドレスとし
て「0A00」を登録する。
【0032】図4は、本実施形態の一時登録の書式登録
後の書式管理部111の一例を示す図である。図4に示
す様に本実施形態の一時登録の書式登録後の書式管理部
111では、更新された後の書式管理部111の内容を
表しており、この様に登録属性301が「一時登録」で
ある書式の登録の際には、登録属性301が「永久登
録」である書式の書式データ320に影響を与えること
無く書式登録が行われる。また、書式登録コマンド31
0の送付時に、登録属性301が「永久登録」の書式が
既に登録されているかどうかやその名称は何であるか等
を意識する必要が無い。
【0033】よって、システム管理者がユーザに対して
公開する登録属性301を「一時登録」に限定する運用
を行うだけで、登録属性301が「永久登録」である書
式の誤登録や誤削除を防止することが可能となり、シス
テム運用が簡単になる。
【0034】次に、図5を用いて、書式名称302が
「D」の書式を登録属性301が「永久登録」の書式と
して登録する場合の処理を説明する。
【0035】図5は、本実施形態の永久登録の書式の登
録処理の一例を示す図である。図5に示す様に本実施形
態の永久登録の書式の登録処理では、登録属性301が
「永久登録」で書式名称302が「D」の書式を登録す
る例を表しており、書式名称302が「D」の書式を登
録する前の制御装置100の状態は図3に示したものと
同じである。ここで登録属性301の「永久登録」は、
当該書式が不特定の印刷処理で常時用いられる書式であ
ることを表しており、「永久登録」の書式の内容を変更
する場合を除いて、削除が禁止される書式であることを
示している。
【0036】本実施形態の書式処理方法を実施する実施
装置において書式を制御装置100に登録する場合に
は、上位装置200のコマンド発行部202から書式登
録コマンド310のコマンドデータ300として登録属
性301を付加した書式印刷データ303を制御装置1
00に送付する。
【0037】制御装置100の書式処理部110は、コ
マンド受信部204により上位装置200から書式登録
コマンド310を受信すると、書式登録コマンド310
中のコマンドデータ300を解析し、登録属性301が
「永久登録」であることを認識する。
【0038】次に書式処理部110は、制御装置100
に登録してある書式を全て削除する為に書式管理部11
1と書式記憶部112の内容を初期化する。
【0039】更に、受信した書式名称302が「D」で
ある書式印刷データ303を書式データ320として書
式記憶部112のアドレス「0000」以降の領域に記
憶し、書式管理部111に書式名称302として
「D」、登録属性301として「永久登録」、書式アド
レスとして「0000」を登録する。
【0040】図6は、本実施形態の永久登録の書式登録
後の書式管理部111の一例を示す図である。図6に示
す様に本実施形態の永久登録の書式登録後の書式管理部
111では、更新された後の書式管理部111の内容を
表しており、この様に登録属性301が「永久登録」で
ある書式の登録の際には、制御装置100の書式処理部
110が全ての書式を削除することにより、システム管
理者等の登録作業者による個々の書式の削除処理を省く
ことが可能である。
【0041】登録属性301が「永久登録」である書式
を、システムのユーザが共通で使用したり常時使用した
りする基本的な書式として運用すると、登録属性301
が「永久登録」である書式の変更は、システムにおける
書式の基本構成の変更となり、書式処理部110によっ
て全ての書式を自動的に削除することにより、システム
の書式の基本構成の変更作業を効率化することができ
る。
【0042】よって、システム管理者が管理すべき重要
な書式は、登録属性301を「永久登録」とする運用を
行うだけで、書式管理の効率化が可能となり、システム
運用が簡単になる。
【0043】ここで、上述した実施形態の書式登録では
1つの書式を登録する際の動作として説明したが、複数
の同一登録属性301を持つ書式をまとめて登録する際
にも同様の動作により登録可能なことは明白である。
【0044】図7は、本実施形態の一時登録の書式の削
除処理の一例を示す図である。図7に示す様に本実施形
態の一時登録の書式の削除処理では、登録属性301に
従って特定の書式データ320を削除する例を表してお
り、書式を削除する前の制御装置100の状態は図3に
示したものと同じである。
【0045】本実施形態の書式処理方法を実施する実施
装置において書式を制御装置100から削除する場合に
は、上位装置200のコマンド発行部202から書式削
除コマンド700のコマンドデータ300として登録属
性301を制御装置100に送付する。
【0046】制御装置100の書式処理部110は、コ
マンド受信部204により上位装置200から書式削除
コマンド700を受信すると、書式削除コマンド700
中のコマンドデータ300を解析し、削除すべき書式の
登録属性301が「一時登録」であることを認識する。
【0047】次に、書式処理部110は、書式管理部1
11の情報を検索し、制御装置100に登録済みの書式
の内、登録属性301が「一時登録」である書式の書式
名称302は「B」であることを認識する。
【0048】書式管理部111の書式アドレスから書式
名称302が「B」の書式データ320は、書式記憶部
112のアドレス「0A00」に記憶されていることを
認識し、書式処理部110は、アドレス「0A00」に
記憶されている書式名称302が「B」の書式データ3
20を削除する。削除の方法は、図3と同様の方法で良
い。
【0049】更に、書式管理部111の書式名称302
が「B」のエントリの書式名称302、登録属性301
及び書式アドレスの情報を削除し、他に登録属性301
が「一時登録」である書式が無いか解析する。他に、登
録属性301が「一時登録」である書式が無いことを確
認して削除処理を終了する。
【0050】これにより、制御装置100に登録してあ
る書式を制御装置100から削除する際登録属性301
を指示するだけで、指示した登録属性301を持つ書式
を削除でき、個々の書式名称302を指定せずに済み、
システム管理者の運用を簡単にすることができる。
【0051】図8は、本実施形態の一時登録の書式削除
後の書式管理部111の一例を示す図である。図8に示
す様に本実施形態の一時登録の書式削除後の書式管理部
111では、更新された後の書式管理部111の内容を
表しており、ここでは説明しないが、登録属性301が
「永久登録」の書式を削除する場合も同様に実現できる
ことは明白である。また、ここでは述べないが、上位装
置200から送信されたコマンドが書式登録コマンド3
10または書式削除コマンド700のどちらであるかの
識別は、コマンドコード等を用いることで実現できる。
【0052】図9は、本実施形態の書式処理方法を実施
する実施装置の処理手順を示すフローチャートである。
図9に示す様に本実施形態の書式処理方法を実施する実
施装置では、ステップ901で制御装置100のコマン
ド受信部204がコマンドを受信すると、ステップ90
2で書式処理部110は、受信したコマンドが書式登録
コマンド310であるかどうかをチェックする。
【0053】ステップ902でコマンドをチェックした
結果、受信したコマンドが書式登録コマンド310であ
る場合にはステップ903に進み、書式登録コマンド3
10により登録する書式の登録属性301が「一時登
録」である場合にはステップ904に進む。
【0054】ステップ904で書式処理部110は、登
録属性301が「一時登録」の書式が書式管理部111
に登録されているかどうかをチェックし、登録属性30
1が「一時登録」の書式が書式管理部111に登録され
ている場合にはステップ905に進み、登録属性301
が「一時登録」の書式が登録されていなければステップ
906に進む。
【0055】ステップ905で書式処理部110は、登
録属性301が「一時登録」である書式の書式データ3
20を書式記憶部112から削除すると共に、登録属性
301が「一時登録」である書式の書式名称302、登
録属性301及び書式アドレスを書式管理部111から
削除した後、ステップ906に進む。
【0056】ステップ903で登録する書式の登録属性
301が「一時登録」であるかどうかをチェックした結
果、登録する書式の登録属性301が「一時登録」では
ない場合にはステップ908に進み、全ての書式情報を
書式管理部111及び書式記憶部112から削除した
後、ステップ906に進む。
【0057】ステップ906で書式処理部110は、書
式登録コマンド310中の書式印刷データ303を書式
記憶部112に格納し、ステップ907で書式登録コマ
ンド310中の登録属性301及び書式名称302と、
書式記憶部112に格納した書式アドレスを書式管理部
111に登録した後、ステップ915で書式処理を終了
する。
【0058】ステップ902で受信したコマンドが書式
登録コマンド310であるかどうかをチェックした結
果、受信したコマンドが書式登録コマンド310ではな
い場合にはステップ909に進む。
【0059】ステップ909で書式処理部110は、受
信したコマンドが書式削除コマンド700であるかどう
かをチェックし、受信したコマンドが書式削除コマンド
700である場合にはステップ911に進み、書式削除
コマンド700ではない場合にはステップ910でその
他のコマンド処理を行う。ステップ910のその他のコ
マンド処理の詳細については、ここでは記述しない。
【0060】ステップ911で書式処理部110は、書
式削除コマンド700により削除する書式の登録属性3
01が「一時登録」であるかどうかをチェックし、削除
する書式の登録属性301が「一時登録」である場合に
はステップ912に進む。
【0061】ステップ912で書式処理部110は、登
録属性301が「一時登録」の書式が書式管理部111
に登録されているかどうかをチェックし、登録属性30
1が「一時登録」の書式が書式管理部111に登録され
ている場合にはステップ913に進む。
【0062】ステップ913で書式処理部110は、登
録属性301が「一時登録」である書式の書式データ3
20を書式記憶部112から削除すると共に、登録属性
301が「一時登録」である書式の書式名称302、登
録属性301及び書式アドレスを書式管理部111から
削除した後、ステップ915で書式処理を終了する。
【0063】ステップ911で書式削除コマンド700
により削除する書式の登録属性301が「一時登録」で
あるかどうかをチェックした結果、削除する書式の登録
属性301が「一時登録」ではない場合にはステップ9
14に進み、全ての書式情報を書式管理部111及び書
式記憶部112から削除した後、ステップ915で書式
処理を終了する。
【0064】以上説明した様に、本実施形態の書式処理
方法を実施する実施装置によれば、特定の出力処理で一
時的に用いられることを示す一時登録または不特定の出
力処理で常時用いられる永久登録の登録属性に従って書
式登録または書式削除を行うので、書式の管理や運用の
効率を向上させることが可能である。
【0065】以上、本発明を前記実施形態に基づき具体
的に説明したが、本発明は、前記実施形態に限定される
ものではなく、その要旨を逸脱しない範囲において種々
変更可能であることは勿論である。
【0066】
【発明の効果】本発明によれば、特定の出力処理で一時
的に用いられることを示す一時登録または不特定の出力
処理で常時用いられる永久登録の登録属性に従って書式
登録または書式削除を行うので、書式の管理や運用の効
率を向上させることが可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施形態の書式処理方法を実施する実施装置
の概略構成を示す図である。
【図2】本実施形態の書式処理の概要を示す図である。
【図3】本実施形態の一時登録の書式の登録処理の一例
を示す図である。
【図4】本実施形態の一時登録の書式登録後の書式管理
部111の一例を示す図である。
【図5】本実施形態の永久登録の書式の登録処理の一例
を示す図である。
【図6】本実施形態の永久登録の書式登録後の書式管理
部111の一例を示す図である。
【図7】本実施形態の一時登録の書式の削除処理の一例
を示す図である。
【図8】本実施形態の一時登録の書式削除後の書式管理
部111の一例を示す図である。
【図9】本実施形態の書式処理方法を実施する実施装置
の処理手順を示すフローチャートである。
【符号の説明】
100…制御装置、101…CPU、102…FDD、
103…ROM、104…HDD、105…操作パネ
ル、106…CHA、107…RAM、108…I/O
ADP、109…印刷機構、110…書式処理部、1
11…書式管理部、112…書式記憶部、200…上位
装置、201…書式印刷データ保持部、202…コマン
ド発行部、203…入力部、204…コマンド受信部、
300…コマンドデータ、301…登録属性、302…
書式名称、303…書式印刷データ、310…書式登録
コマンド、320…書式データ、700…書式削除コマ
ンド。
フロントページの続き (72)発明者 宮口 大吾 神奈川県秦野市堀山下1番地 株式会社 日立インフォメーションテクノロジー内 (56)参考文献 特開 平4−245529(JP,A) 特開 平8−183227(JP,A) 特開 平8−179904(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B41J 21/00 G06F 3/12

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 上位装置から出力装置への書式登録また
    は書式削除を行う書式処理方法において、 書式の属性を示す登録属性として、特定の出力処理で一
    時的に用いられる書式であることを示す一時登録または
    不特定の出力処理で常時用いられる書式であることを示
    す永久登録の属性を有する書式登録コマンドを上位装置
    から受信し、 前記受信した書式登録コマンドによって登録する書式の
    登録属性が永久登録である場合には、登録属性が一時登
    録または永久登録である書式データを出力装置から削除
    し、 前記受信した書式登録コマンドで示される登録属性及び
    書式データを出力装置に登録することを特徴とする書式
    処理方法。
  2. 【請求項2】 上位装置から出力装置への書式登録また
    は書式削除を行う書式処理方法において、 書式の属性を示す登録属性として、特定の出力処理で一
    時的に用いられる書式であることを示す一時登録または
    不特定の出力処理で常時用いられる書式であることを示
    す永久登録の属性を有する書式削除コマンドを上位装置
    から受信し、 前記受信した書式削除コマンドによって削除する書式の
    登録属性が一時登録である場合には、登録属性が一時登
    録である書式データを出力装置から削除し、 前記受信した書式削除コマンドによって削除する書式の
    登録属性が永久登録である場合には、登録属性が一時登
    録または永久登録である書式データを出力装置から削除
    することを特徴とする書式処理方法。
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