JP3513081B2 - 接続構造及びその接続構造における周波数調整方法 - Google Patents
接続構造及びその接続構造における周波数調整方法Info
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Description
接続構造における周波数調整方法に関するもので、より
具体的には、マイクロ波やミリ波帯の回路の接続構造の
改良に関する。
種の回路やデバイスを組み合わせることにより構成され
る。実際に機器内に回路を実装する一つの手段として
は、上記各種回路ごとにプリント基板を形成し、その各
プリント基板をスペーサ等を介してマザーボード上に配
置し、各プリント基板とマザーボード上の回路とを接続
するようにしていたものがある。
基板)との接続や、デバイスとの接続をする場合、従来
は、ワイヤーやリボン等の金属性の接続部材を用い、接
続する回路等の端子間に、それぞれ接続部材の両端を半
田や超音波などにより電気・機械的に接続することによ
り、端子間の導通をとるようにしている。
た接続部材を用いた従来の接続構造では、以下に示す問
題を有している。すなわち、波長の短いマイクロ波やミ
リ波の領域で上記した接続部材を用いて接続すると、接
続部材の長さや形状さらにはその接続部材を端子に密着
する際の半田量や、接続位置などによっても回路定数が
変化し、伝送状態を不安定にする要因となる。
路特性が得られなかった場合には、接続部材や半田の一
部を除去したり、補助部材をつけるなどの各種の特性調
整処理を行う必要があるが、この特性調整処理は経験に
頼るものが多く、煩雑である。従って、均一な製品を多
量に製造するものには適さない。
ため、例えば、製造後に回路構成やデバイスの変更をす
る必要が生じた場合には、接続部材を一旦切断して個々
のプリント基板等に分離し、交換するプリント基板等を
接続部材で接続することになる。このように切断処理を
するため、交換作業が容易に行えない。
除去しないと、その残った切断片が回路特性に悪影響を
与えるおそれがある。さらに、接続部材を密着する際
や、切断片の除去の際の加熱等により回路パターンの形
状・寸法変化や、回路パターンの剥離などを生じるおそ
れがある。
もので、その目的とするところは、上記した問題を解決
し、マイクロ波/ミリ波等の高周波用の回路において、
組み立て精度や寸法精度がさほど要求されず、容易に回
路要素間の接続を採ることができ、また、接続後の部品
交換を容易に行えるとともに、交換時に起こりうる接続
状態の変動を抑制し、温度変化に対しても安定で、回路
上のデバイスを保護することのできる非接触の接続構造
及びその接続構造における周波数調整方法を提供するこ
とにある。
ため、本発明に係る接続構造は、上面に導体膜からなる
伝送線路(実施の形態では、「ストリップライン4a,
4b」に対応)が形成された誘電体基板を備えた第1,
第2の高周波回路要素(実施の形態では、「第1,第2
回路基板2,3」に対応)同士の接続構造を前提とす
る。前記第1,第2の高周波回路要素は、一定の間隔を
おいて配置され、前記上面には、前記伝送線路に連続し
て共振器を構成する接続端子パターン(実施の形態で
は、「パッチ部5a,5b」に対応)が形成され、前記
第1の高周波回路要素に形成した前記接続端子パターン
の上面には、支持部材を設置する。その支持部材により
誘電体からなる寄生素子を片持ち支持させるとともに、
前記寄生素子の自由端側は前記第2の高周波回路素子に
形成した前記接続端子パターンの上方に所定の空間をお
いて配置されるように構成した(請求項1)。
波回路に使用する要素であり、具体的に例示すると、プ
リント基板などの回路基板や、デバイスなどがある。ま
た、本発明で言う高周波は、例えばマイクロ波やミリ波
等であり、さらにそれ以上の高周波であっても良い。
持部材で片持ち支持させ、寄生素子の両端が接続対象の
両接続パターンの情報に重なるように配置すると、広帯
域でインピーダンスマッチングがとれ、高周波領域での
良好な接続状態を発揮することができる。これは、接続
端子パターン(共振器)と、寄生素子が電磁的に結合す
ることにより、高周波信号が伝播されると言える。
イス間を接続する場合、各々の加工公差と組み付け公差
から設計時に設定した隙間で全てを組み付けることは困
難である。よって、要素間の隙間は、ばらつく。本発明
では、寄生素子を用いることにより、結合が強くなり、
通過帯域も広帯域になるので、多少の隙間間隔の変動が
あっても安定した伝送状態を確保できる。
は、接続端子パターンとの間で空間が形成されるので、
両者間にキャパシタが構成されることになる。よって、
回路上に静電気,サージ等の異常電位が伝搬されて来て
も、本発明の接続構造の部分で遮断され、それよりも後
段へ伝播することはない。さらに、第2高周波回路要素
と、寄生素子とが固定されていないことから、特に、第
2高周波回路要素側の交換が簡単に行える。
第2の高周波回路要素とは直接固定されていないので、
例えば、温度変化にともなう熱収縮時に発生する応力に
よって導体膜からなる伝送線路(回路パターン)が剥離
することもない。
好ましくは、前記支持部材は、低誘電率材料で構成する
ことである(請求項2)。ここで低誘電率材料は、ま
ず、誘電体基板の誘電率よりも低いことを意味する。さ
らに、一般的に低誘電率材料と称されるものも含み、誘
電率が1より大きく3以下程度のものが良い。
部材における損失を減少することができる。寄生素子の
片側が低誘電率材料で固定しているとともに、寄生素子
と接続端子パターンとが電磁的に強結合状態にあること
から回路及びデバイスの組み替え時に起こり得る接続部
の位置ズレに対しても特性変動を抑える効果がさらに高
まる。
他各種の材料があるが、例えば発泡材(実施の形態では
「発泡ウレタン」)とすると好ましい(請求項3)。発
泡材は、弾力性があるので、緩衝材としての機能も発揮
する。つまり、寄生素子と高周波回路要素の熱膨張係数
が異なっていたとしても、温度変化にともなう熱膨張,
収縮の相違が支持部材で吸収され、相手側に伝達されな
い。その結果、温度変化に基づく接続部分での応力も発
生せず、伝送線路が剥離することを可及的に抑制でき
る。
(λg)の1/4にするとよい(請求項4)。すなわ
ち、寄生素子を片持ち支持させることにより、接続端子
パターンからなる共振器の長さを、λg/2ではなく、
λg/4にすることができる。これにより、回路基板全
体の小型化が図れる。もちろん、1/4といっても、厳
密にその1点のみというものではなく、所望の伝送特性
が得られる範囲であれば、若干1/4からずれても良
い。つまり、実質的に同一になる約1/4を含む概念で
ある。
の材料を用いることができるが、セラミック基板から構
成すると好ましい(請求項5)。すなわち、セラミック
とすると、寸法形状のばらつきがほとんど無く、伝送状
態が安定し、各製品間での伝送状態のばらつきも抑制で
きる。さらに、誘電体基板は、通常アルミナ系で構成さ
れることが多いので、セラミック基板(例えば、アルミ
ナ)とすることにより、寄生素子と回路基板の熱膨張係
数をほぼ等しくすることができるという効果も期待でき
る。
電体基板の熱膨張係数をほぼ一致させることである。熱
膨張係数が等しいと、製造時や使用時において温度変化
が生じたとしても、支持部材を介した接続部分において
応力が発生することが可及的に抑制できる。その結果、
伝送線路の剥離も効果的に抑制できる。従って、「ほぼ
一致」とは、上記効果が期待できる範囲で、両者の熱膨
張係数が異なっていても良いことを含む概念である。
ーンの共振周波数がほぼ同じに設定するとよい(請求項
7)。このように同じにすることにより、使用周波数に
とって電磁的な結合強度が強くなるので、伝送特性も向
上する。また、前記寄生素子の長さが、前記接続端子パ
ターンの長さの1.4倍〜1.5倍とするとよい(請求
項8)。
ともにアルミナで構成するというように同一材料や、ほ
ぼ同一の誘電率の材料で構成した場合、上記のように
1.4倍〜1.5倍にすると、電磁的な結合が強くなる
ので好ましい。そして、本発明品は、回路及びデバイス
の接続に用いるので、この接続部でのインピーダンスの
劣化を小さくする必要があり、上記の範囲とすると反射
損失が−20dB程度確保できるので好ましい。なお、
要求される特性の仕様が緩やかであれば、上記の範囲
(1.4倍〜1.5倍)外でも実用上問題がなく、その
範囲外としても良い。
は、請求項1から7のいずれか1項に記載の接続構造に
おける周波数調整方法であり、使用する前記寄生素子の
長さを変えることにより、使用周波数を調整するように
した(請求項9)。
長さを変えることにより、中心周波数がずれることがわ
かった。本発明の接続構造によれば、使用可能な周波数
帯域は広帯域であるものの、最も良好な特性の元で使用
したいという要求がある。また、何らかの要因で、広帯
域の領域からさらにはずれてしまうおそれもある。係る
場合に、寄生素子の長さを変えることにより、中心周波
数をずらし、所望の伝送特性を得ることができる。
用意し、所定のものを使用するようにしても良いし、取
り付けた後で一部を除去,切除する等、各種の手法が採
れる。そして、異なる長さのものを用意した場合、寄生
素子を仮止めし、特性を測定し、所望の特性が得られな
い場合には、異なる長さの寄生素子を仮止めする。この
ようにして、所望の特性が得られたならば、その寄生素
子を用いて正規の取り付けを行うことにより実現でき
る。特に、高周波回路要素等を製造した際のロット単位
で特性のばらつきが起こるので、新たなロットを用いた
組み立てを行うに先立ち、上記の仮止めによるチェック
を行い、所望の長さが決定したならば、そのロットに対
しては、上記のようにして決定した長さの寄生素子を用
いて組み立てることもできる。
施の形態を示している。同図に示すように、ベースプレ
ート(金属板)1上に第1,第2回路基板2,3が、一
定のギャップGをおいて設置されている。これら第1,
第2回路基板2,3は、アルミナ等の誘電体材料で構成
され、その表面に導体膜で構成される伝送線路、つま
り、所定の回路パータンからなるストリップライン4
a,4bが形成される。図では、接続部分のみを示して
いるが、実際には第1,第2回路基板2,3は、その図
外の領域にも形成されている。また、別途用意したベー
スプレート1の上に、第1,第2回路基板2,3をそれ
ぞれ固定配置するものでも良いし、元々一方の回路基板
とベースプレート1が一体になっており、そこに他方の
回路基板を設置するものでも良い。
ストリップライン4a,4bに連続して接続部となるパ
ッチ部5a,5bが形成されている。このパッチ部5
a,5bは、矩形状からなり、その幅Wは、50Ω線路
を構成するストリップライン4a,4bの幅W0の3倍
にし、長さLrは、使用周波数の約λg/4に設定する
ことにより、共振器を構成している。なお、λgは、回
路基板2,3を構成する誘電体材料の誘電率を考慮した
実効波長である。さらに、パッチ部5a,5bの先端
は、共に第1,第2回路基板2,3の対向側縁2a,3
aに接しており、両パッチ部5a,5bは同一直線上に
配置される。
部5a,5b間の接続をとるもので、具体的には、ま
ず、第1回路基板2側のパッチ部5aの上に支持部材7
を固着し、その支持部材7を介して帯板状の寄生素子8
を片持ち支持している。つまり、寄生素子8の一端8a
を支持部材7の上面に固定して保持し、寄生素子8の他
端8bはフリー状態としている。そして、寄生素子8
は、両パッチ部5a,5bの上方に重なるようにして配
置する。
ることにより、寄生素子8の自由端となる他端8bは、
第2回路基板3側のパッチ部5bの上方に位置し、しか
も、寄生素子8とパッチ部5bの間には、空間が形成さ
れる。よって、寄生素子8とパッチ部5bひいてはスト
リップライン4bは絶縁され、直流電流の伝達が遮断さ
れる。なお、寄生素子8の長さLpは、パッチ部5a,
5bの長さLrの約1.5倍になるように設定してい
る。
と接触するように形成したが、パッチ部5aの全面に接
触するように形成しても良い。さらに、全面に接触する
場合に、支持部材7をパッチ部5aと同一形状としても
良いし、パッチ部5aよりも大きい寸法形状にしても良
い。
5bと、支持部材7と寄生素子8の幅をいずれも同じに
し、しかも、各部材が重なるように配置したが、本発明
はこれに限ることは無く、一部が重なるようにずらして
も良い。実験によると、幅方向にずらした場合、パッチ
部5a,5bの半分と寄生素子8が重なるようになって
いれば、所望の特性が得られた。さらに、パッチ部5
a,5b同士も、必ずしも同一直線上に位置する必要も
無い。
生素子8の材料について説明する。支持部材7は、発泡
ウレタン等の発泡材(εr=1.04から1.1)から
構成する。発泡材は低誘電率材料でもあり、そこでの損
失も少なく、パッチ部5a,5bと寄生素子8間での電
磁的な結合が強くなる。
り具体的にはアルミナで形成している。これにより、回
路基板2,3を構成する誘電体基板もアルミナで形成し
ているので、同一部材となり、当然のことながら両者の
誘電率も等しくなる。また、アルミナに替えて、テフロ
ン(登録商標)その他の材質を用いても良い。
器)5a,5bと寄生素子8が電磁的に結合することに
より、高周波信号が伝播され、非接触型の電磁結合型コ
ネクタが形成される。換言すると、例えば第1回路基板
2側から信号が伝播された場合は、Port1から給電
され、パッチ部5aがアンテナとして機能して高周波信
号(マイクロ波/ミリ波)が放射される。この放射され
た高周波が寄生素子8に伝播され、さらにパッチ部5b
が受信アンテナとして機能するため受信することにより
信号の伝送が行われるとも言える。
示している。同図に示すように、パッチ部5a,5bと
寄生素子8間は電磁的に強く結合していることから、通
過損失S21が0dBとなる伝送可能な周波数帯域が広
帯域となる。また、通過損失S21が0dBのときのリ
ターンロスもほとんどの領域で−20dB以上となる。
よって、中心周波数が変動しても回路の伝送状態の変動
は小さくなる。このことは、接続する回路基板2,3の
隙間Gが変動したり、その他の相対位置関係や、寸法形
状に多少ばらつきがあっても、回路の伝送状態の変動は
小さく抑えることができる。
ャップGを変動させた場合の伝送特性の変化を求めたも
のである。このとき、第1,第2回路基板2,3の誘電
率ε r1,支持部材7の誘電率εr2,第1,第2パッ
チ部5a,5bの長さLr,支持部材7の長さLs,寄
生素子8の長さLp,第1,第2パッチ部5a,5b,
支持部材7並びに寄生素子8の幅W,第1,第2回路基
板2,3の厚さh1並びに支持部材7の厚さh2を、下
記のようにする。なお、第1,第2回路基板2,3並び
に寄生素子8は、テフロン(登録商標)を用いて形成し
た。
λg/10程度の間隔までは安定した伝送状態を確保で
きることがわかる。
させた時の伝送特性を示している。誘電率εr2以外の
パラメータは、表1に示す通りである。ここからわかる
ように、誘電率εr2が2.6程度まで変動しても大き
な変動はなく良好な特性が維持されている。これは周囲
温度の変化による寄生素子8を支持する支持部材7の誘
電率の温度変化があった場合にもこの影響を吸収するこ
とが可能であることを示す。但し、誘電率εr2が小さ
い程、良好な特性が得られることも確認できる。
が、例えばギャップが8mmと広くなり、伝送特性が劣
化した場合でも、寄生素子8の長さを変えることによ
り、所望の特性が得られることが確認できた。従って、
予め異なる長さの寄生素子を複数種用意しておき、仮止
めなどしながら伝送特性を図り、所望の特性が得られる
ものを用いて正式に設置することにより、周波数の調整
ができ、高精度な接続構造が得られる。また、このよう
に複数種用意するのではなく、長めの寄生素子を用意
し、その一部を除去することにより周波数の調整をする
こともできる。
5bに対する寄生素子8の長さを変化させたときの伝送
特性を示している(設計中心周波数は、5GHz)。そ
の他の基本パラメータは、表2に示した通りとした。
も良好な特性が得られた。また、反射損失を−20dB
程度確保することを考慮すると、1.4〜1.5倍の範
囲内にすると良好な特性が得られると言える。
びその接続構造における周波数調整方法では、マイクロ
波/ミリ波等の高周波用の回路において、容易な部品交
換を実現するとともに、デバイスの交換時に起こりうる
接続状態の変動を抑制できる。さらに、寄生素子が片持
ち支持されることから、直流的に遮断され、回路上のデ
バイスを保護することができる。また、支持部材に発泡
材を用いると、温度変化に対しても特に安定にすること
ができる。
る。
る。
を示す図である。
である。
ある。
ある。
Claims (9)
- 【請求項1】 上面に導体膜からなる伝送線路が形成さ
れた誘電体基板を備えた第1,第2の高周波回路要素同
士の接続構造であって、 前記第1,第2の高周波回路要素は、一定の間隔をおい
て配置され、 前記上面には、前記伝送線路に連続して共振器を構成す
る接続端子パターンが形成され、 前記第1の高周波回路要素に形成した前記接続端子パタ
ーンの上面には、支持部材を設置し、 その支持部材により誘電体からなる寄生素子を片持ち支
持させ、 前記寄生素子の自由端側は前記第2の高周波回路素子に
形成した前記接続端子パターンの上方に所定の空間をお
いて配置されるようにしたことを特徴する接続構造。 - 【請求項2】 前記支持部材は、低誘電率材料で構成さ
れることを特徴とする請求項1に記載の接続構造。 - 【請求項3】 前記低誘電率材料は、発泡材であること
を特徴とする請求項2に記載の接続構造。 - 【請求項4】 前記共振器の長さが、実効波長の1/4
にしたことを特徴とする請求項1から3のいずれか1項
に記載の接続構造。 - 【請求項5】 前記寄生素子は、セラミック基板から構
成されたことを特徴とする請求項1から4のいずれか1
項に記載の接続構造。 - 【請求項6】 前記寄生素子と前記誘電体基板の熱膨張
係数をほぼ一致させたことを特徴とする請求項1から5
のいずれか1項に記載の接続構造。 - 【請求項7】 前記寄生素子と前記接続端子パターンの
共振周波数がほぼ同じに設定したことを特徴とする請求
項1から6のいずれか1項に記載の接続構造。 - 【請求項8】 前記寄生素子の長さが、前記接続端子パ
ターンの長さの1.4倍以上1.5倍以下としたことを
特徴とする請求項1から7のいずれか1項に記載の接続
構造。 - 【請求項9】 請求項1から7のいずれか1項に記載の
接続構造における周波数調整方法であって、 使用する前記寄生素子の長さを変えることにより、使用
周波数を調整するようにしたことを特徴とする周波数調
整方法。
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