JP3512167B2 - マイナスイオン発生装置 - Google Patents

マイナスイオン発生装置

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、有益な効果を秘め
たマイナスイオンを簡易且つ効果的に発生させるマイナ
スイオン発生装置に関する。
【0002】
【従来の技術】マイナスイオンの作用メカニズムは、未
だその一部が解明されたにすぎず、殆どが謎に包まれて
いる。しかし研究が進むにつれ、様々な研究結果や実例
が報告され注目を浴びるようになってきた。日常生活空
間において、マイナスイオンは1立方センチ当たり10
0〜250個程度存在すると言われており、現時点で
は、その数が増すにつれて菌を抑制する効果が高められ
たり、集塵効果やその他人体に対して有益な効果をもた
らすことが判明している。従って人間は無意識のうち
に、マイナスイオンの恩恵を受けているといえるのであ
る。マイナスイオンは、微量ではあるが特定の物質から
放出されていることが確認されているばかりか、例えば
滝のように落下する水が水面と激しくぶつかる時に水の
破砕が起き、その結果、大きな水滴はプラスに、周囲の
空気はマイナスに帯電することで多数のマイナスイオン
が発生するレナード効果に代表されるが如く、自然界に
おいてごく普通に見られる現象により発生することが多
い。そもそも人類が生存していられるのは、有害な紫外
線を遮るオゾン層が地球を取り巻いているといったよう
に、地球の環境が人類の生存に適するよう維持されてい
るからであって、地球上に注がれる紫外線の総てがオゾ
ン層に吸収されてしまうのではなく、一部が地表に到達
して適度な殺菌効果がもたらされているからこそ、人類
にとって必要な大腸菌を全滅させることなく、サルモネ
ラ菌等の有害な細菌が爆発的に増えることを抑制するこ
とで、自然界のバランスが保たれているのである。
【0003】マイナスイオンの存在も、その自然界のバ
ランスを担う要因の一つであることには間違いなく、菌
の抑制、集塵効果ばかりでなく、心を癒すといった精神
的な作用も見逃せない。そこで従来において、マイナス
イオンを発生させる装置或いは器具としては、コロナ放
電を利用したもの、モータで高速回転させた回転翼で水
を破砕し、その水の破砕によるレナード効果でマイナス
イオンを発生させる装置、木炭や鉱石などマイナスイオ
ンが発生する特定の物質をカートリッジに詰めた器具な
どが提案されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】コロナ放電を利用した
ものは、大量のマイナスイオンを発生させることができ
るものの、電気部品から発生する電磁波によりプラスイ
オンの発生が促進されるばかりか、放射面からの輻射に
よって他の機器に悪影響を及ぼすといった欠点がある。
又、モータで高速回転させた回転翼で水を破砕する装置
は、翼車による破砕力が弱いため、マイナスイオンの発
生量を高めることが難しいばかりか、電気部品から発生
する電磁波によりプラスイオンの発生が促進されてしま
う。更に木炭や鉱石などマイナスイオンが発生する特定
の物質をカートリッジに詰めた器具は、マイナスイオン
の発生量が時間の経過につれて減少するので、それを補
うためにカートリッジの交換をしなければならず、経済
的負担が大きい。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、簡易且つ効果
的にマイナスイオンの発生を可能としたマイナスイオン
発生装置であって、その構成は、吸気口を備えたイオン
発生室と、送風口を備えたイオン放出室とを備え、イオ
ン発生室には、少なくとも排水口と、ノズル及びそのノ
ズルから吐出された水の噴流により回転される水車を配
置する一方、イオン放出室には前記水車に連動して一体
に回転する送風ファンを配置し、又前記イオン発生室と
イオン放出室との相互間に、イオン発生室からイオン放
出室にイオンを導入するイオン導入路を設けたことにあ
る。そして、イオン発生室内には、通気エリアを設け、
その通気エリア内に前記水車に連動して回転する吸気フ
ァンを設けることが望ましい。
【0006】
【発明の実施の形態】本発明に係るマイナスイオン発生
装置を図面に基づいて説明する。図1は前面のパネルを
外して内部構造を示したマイナスイオン発生装置の実施
例を、又図2は同実施例装置の内部構造を示した断面説
明図であって、ハウジング1内には、イオン放出室2の
両サイドに、仕切り壁3,3を介して夫々イオン発生室
4,4が隣設されている。各イオン発生室4,4には、
イオン放出室2と反対側の壁面にそれぞれ吸気口5,5
が開口され、仕切り壁3の下部に、イオン放出室2との
相互間において、各イオン発生室4,4からイオン放出
室2にイオンを導入するイオン導入路としてのイオン導
入口6が設けられている。又各イオン発生室4,4内に
は、垂下壁7を設けることによって、下部で連通し、吸
気口5側に水しぶきをシャットアウトした通気エリア8
が形成されており、その通気エリア8を含まないイオン
発生室4には、ノズル9と、そのノズル9から吐出され
た水の噴流により回転される水車10とが配置され、通
気エリア8内には、吸気ファン11が前記水車10と同
軸配置されている。
【0007】イオン放出室2内には、送風ファン12を
前記水車10と同軸配置することにより、前記水車1
0、吸気ファン11と共に一体に回転され、イオン放出
室2の前面パネルには、イオン放出口13が開口されて
いる。そして各イオン発生室4,4の底面には、水抜き
孔14が設けられている。
【0008】このように形成されたマイナスイオン発生
装置は、ノズル9に連結したホースを水道の蛇口(いず
れも図示せず)に接続し、蛇口を開いてノズル9から吐
出した水の噴流を勢い良く水車10に吹き付けると、水
の吐出圧によって水車10に回転駆動力が加わり、水車
10と共に、吸気ファン11と送風ファン12とが一体
に回転する。
【0009】吐出した水の噴流が水車10に衝突する
と、マイナスイオンが発生するレナード効果が生じ、イ
オン発生室4内は、マイナスイオンと霧とで満たされ、
一旦霧化した水は液化して底に溜まり、排水口14から
排出される。同時に、吸気ファン11と送風ファン12
とにより、吸気口5から吸い込まれた空気が通気エリア
8を通り、イオン発生室4を抜けて、イオン放出室2に
流れ込み、イオン放出口13から放出される。この空気
の流れによって、イオン発生室4内で発生したマイナス
イオンはイオン放出室2に導入され、イオン放出口13
から水分を含んだ空気に混じって放出される。
【0010】実施例のイオン発生装置は、水の噴流を、
水車の回転駆動力とマイナスイオンの発生との両方に利
用しているので、電源は一切必要なく、電磁波による影
響も心配ない。又マイナスイオンが発生する際に、噴流
が霧状に微細化されるので、イオン吹き出し口13から
はマイナスイオンが湿度の高い空気に混じって放出され
る。
【0011】
【0012】又実施例は、イオン発生室内に通気エリア
を設け、その通気エリア内に吸気ファンを組み込んで吸
気効率を高めているが、通気エリアや吸気ファンは省略
可能であるし、水車の数、個々の水車に対して設けるノ
ズル数は適宜変更して差し支えない。
【0013】更に、水車と同軸配置することにより、送
風ファンを水車に連動して回転させているので、電力を
必要とせず、コンパクト化を図ることもできるが、イオ
ン発生室とイオン放出室とを別体に形成し、互いに離反
させたイオン発生室とイオン放出室との相互間を、パイ
プなどのイオン導入路で連結することもできる。
【0014】本発明のマイナスイオン発生装置は、大量
のマイナスイオンを効率よく放出するので、マイナスイ
オンがもつ菌の抑制効果を利用した空気清浄器、同じく
マイナスイオンの集塵作用を利用した集塵器、湿度の高
い空気とマイナスイオンによるリラクゼーション効果を
利用した加湿器等としての利用価値も高い。
【0015】
【発明の効果】本発明によれば、水の噴流を水車に吹き
付けることで、大量のマイナスイオン効率よく発生させ
ることができるので、カートリッジのような消耗品もい
らず経済的であるし、送風ファンを水車に連動させてい
るため、電力が不要となり、水道の蛇口から水の供給を
受けることができれば、どこでもマイナスイオンの効果
を満喫できる。そしてイオン発生室内に通気エリアを形
成し、その通気エリア内に前記水車に連動して回転する
吸気ファンを設ければ、空気の流れが促進されてマイナ
スイオンの放出量も増加する。更に、吹き出し口からは
湿度の高い空気と共にマイナスイオンが放出されるの
で、空気清浄器、集塵器、加湿器として利用することも
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るマイナスイオン発生装置の実施例
を示した説明図である。
【図2】マイナスイオン発生装置の内部構造を示した断
面説明図である。
【符号の説明】
1・・ハウジング、2・・イオン放出室、3・・仕切り
壁、4・・イオン発生室、5・・吸気口、6・・イオン
導入口、7・・垂下壁、8・・通気エリア、9・・ノズ
ル、10・・水車、11・・吸気ファン、12・・送風
ファン、13・・イオン放出口、14・・排水口。

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 吸気口を備えたイオン発生室と、送風口
    を備えたイオン放出室とを備え、イオン発生室には、少
    なくとも排水口と、ノズル及びそのノズルから吐出され
    た水の噴流により回転される水車を配置する一方、イオ
    ン放出室には前記水車に連動して一体に回転する送風フ
    ァンを配置し、又前記イオン発生室とイオン放出室との
    相互間に、イオン発生室からイオン放出室にイオンを導
    入するイオン導入路を設けたマイナスイオン発生装置。
  2. 【請求項2】 イオン発生室内に通気エリアを設け、そ
    の通気エリア内に前記水車に連動して回転する吸気ファ
    ンを設けた請求項1に記載のマイナスイオン発生装置。
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