JP3511232B2 - 半導体装置の製造方法 - Google Patents

半導体装置の製造方法

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【発明の詳細な説明】 【0001】 【発明の属する技術分野】本発明は半導体装置の製造方
に関するものであり、特に、後工程までの短時間の保
管期間における自然酸化膜の成長と有機物汚染を抑制す
る手段を備えた半導体製造装置を用いた半導体装置の製
造方法に関するものである。 【0002】 【従来の技術】近年、半導体集積回路装置の微細化の進
行に伴って、より厳しいクリーンルームの空気清浄化技
術とプロセス管理技術が要求されており、その実現のた
めにスーパークリーンルームが必要となり、そのための
生産設備への投資額は急激に増加しているが、コスト低
減の観点から、常に安定したクリーン環境をより効果的
に投資負担を少なくして実現するために局所的なクリー
ン化が求められている。 【0003】この様な空気清浄化技術とプロセス管理技
術の一つとして、CVD装置等の半導体製造装置内にF
FU(ファンフィルタユニット)を組み込んで、作業者
発塵等の装置外汚染と、ウェハ搬送機構等の装置内メカ
ニズム発塵からウェハを隔離することが試みられてい
る。なお、FFUとは、空気を送り込むファンと空気中
の塵等を除去するフィルタ、例えば、0.15μmの粒
径のパーティクルを99.995%以上の捕集率で捕集
するULPA(Ultra Low Penetrat
ion Air)フィルタ等の乾式の高性能フィルタを
所定の位置に、或いは、相互に離して設けるシステムで
ある。 【0004】しかし、従来のFFUにおいては、有機
物、イオン、或いは、オゾン等のガス状汚染物質に関し
ては考慮されておらず、これらのガス状汚染物質による
プロセス不良或いはデバイス特性不良等のケミカルコン
タミネーションが発生していた。例えば、汚染有機物と
しては、DOP(Dioctyl Phthalat
e:フタル酸ジオクチル)、DBP(フタル酸ジブチ
ル)、アジピン酸ジオクチル等がある。 【0005】そこで、ウェハを保管する場合には、ウェ
ハを開放系のカセットに収納してFFUに放置する代わ
りに、前処理洗浄の後の半導体ウェハをプロセス使用ま
で、局所的なクリーン化のために、N2 −BOX(乾燥
窒素充填保管箱)、SMIF(Standard Me
chanical InterFace)−POD(ア
シスト社製局所クリーンユニット商品名)、或いは、P
P−BOX(クリーンルーム雰囲気充填ポリプロピレン
製保管箱)等を用いることによってウェハを空気から隔
離する対策を行っていた。 【0006】しかし、この様な保管方法によって汚染防
止効果は見られるものの、手作業の場合には、開閉作業
や運搬の煩雑さの問題があり、一方、SMIF−POD
(アシスト社製局所クリーンユニット商品名)等の自動
化方式の場合には、コストが高いという問題がある。ま
た、BOX保管が不可能なラインでは開放系保管後、次
工程の前にウェハ表面を再洗浄する必要があった。 【0007】そこで、従来においては、後工程までのウ
ェハの保管が1時間程度の短時間の場合、有機物やイオ
ンによる表面汚染の影響が少ないことから、BOX保管
を行わずに、ウェハを開放系のカセットに収納してFF
Uに放置していた。 【0008】 【発明が解決しようとする課題】しかし、上述の様に、
従来のFFUは、有機物以外にもH2 O、O2 、或い
は、O3 等のガス状汚染物質に対する対策を有していな
いので、ウェハを開放系のカセットに収納してFFUに
放置した場合、ウェハ表面に自然酸化膜が成長して、コ
ンタクト抵抗値の増加や、成膜不良、例えば、DRAM
(ダイナミック・ランダム・アクセス・メモリ)のキャ
パシタの下部電極等に用いられるSi−半球状粒子(H
SG:Hemispherical Grain)膜の
形状不良等が発生するという問題がある。 【0009】したがって、本発明は、ウェハの短時間保
管中における自然酸化膜の成長と有機物汚染を抑制する
ことを目的とする。 【0010】 【課題を解決するための手段】図1は本発明の原理的構
成の説明図であり、この図1を参照して本発明における
課題を解決するための手段を説明する。なお、図1は、
半導体製造装置に搭載するファンフィルタユニットの概
略的構成図である。 図1参照 (1)本発明は、半導体装置の製造方法において、フィ
ルタとして、化学吸着剤を内蔵するフィルタ3を少なく
とも設けるとともに、前記フィルタとファン2とを組み
合わせたファンフィルタユニット1を搭載した半導体製
造装置内にシリコンウェハを配置し、このシリコンウェ
ハをファンフィルタユニット1によって清浄にされた空
気からなる製造雰囲気にのみ暴露する際に、ファンフィ
ルタユニット1によって清浄にされた空気7中のオゾン
濃度を0.02ppm以下とし、平均絶対湿度を7〜9
g/cm 3 とし、且つ、水素終端した8インチウェハ5
を1日放置した後のウェハ5表面における表面有機物汚
染濃度がn−ヘキサデカン換算で1000ng以下とな
るように設定した条件下で製造を行うことを特徴とす
る。 【0011】この様に、ファンフィルタユニット1(F
FU)に組み込むフィルタとして、化学吸着剤を内蔵す
るフィルタ3を少なくとも設けることにより、半導体製
造装置内の有機物、オゾン、或いは、水分を効果的に除
去することが可能であるので、ウェハ5の保管期間中に
おける自然酸化膜の成長と、有機物汚染を簡便に防止す
ることができる。なお、本発明におけるファンフィルタ
ユニット1とは、半導体製造装置内の所定の箇所に設置
したファン2とULPAフィルタ4及び化学吸着剤を内
蔵するフィルタ3等のフィルタとによって構成するもの
であり、ファン2とフィルタとが近接した位置に配置す
ることは必ずしも必要ではない。 【0012】この場合、化学吸着剤としては、活性炭、
セラミックス、或いは、シリカゲルが好適であり、それ
によって、雰囲気中の有機物、オゾン、或いは、水分を
効果的に除去することができる。 【0013】なお、場合によっては、ファンフィルタユ
ニット1に組み込むフィルタとして、化学吸着剤を内蔵
するフィルタ3の代わりに、酸化チタン等からなる紫外
光の照射下における触媒作用によりO3 或いは有機物を
除去する機能のある光触媒フィルタを用いても良いもの
である。 【0014】 【0015】この様に、本発明のファンフィルタユニッ
ト1を組み込むことは、シリコンウェハの表面の自然酸
化膜を除去する前処理装置或いは自然酸化膜が除去され
たシリコンウェハの表面に膜を形成する装置にとって好
適である。特に、表面にアモルファスシリコン層を設け
たウェハ5の場合、酸化速度が単結晶シリコンより速い
ので、本発明の構成の適用が特に有効となる。 【0016】 【0017】上述のファンフィルタユニット1を搭載し
た半導体製造装置を用いて半導体装置の製造する際に
は、プロセス不良及びデバイス特性不良を防止するため
に、製造装置内の雰囲気、即ち、清浄にされた空気7中
におけるオゾン濃度が0.02ppm以下となり、平均
絶対湿度が7〜9g/cm3 となり、且つ、水素終端し
た8インチウェハ5を1日放置した後のウェハ5表面に
おける表面有機物汚染濃度がn−ヘキサデカン換算で1
000ng以下となるように、フィルタの性能,厚さ或
いは風速等を調整する必要がある。なお、平均絶対湿度
については、あまり湿度が低いと静電気が発生し易くな
るので、7g/cm3 以上にする必要がある。 【0018】 【発明の実施の形態】ここで、本発明の実施の形態を図
2乃至図6を参照して説明するが、まず、図2を参照し
て、本発明に用いるFFU搭載CVD装置の一例を説明
する。 図2参照 図2は、本発明の実施の形態に用いるFFU搭載CVD
装置の概略的要部透視斜視図であり、CVD装置11の
ウェハ入出口15にケミカルフィルタ16及びULPA
フィルタ17を設けたものである。なお、この場合のケ
ミカルフィルタ16としては、球状活性炭繊維を用いた
610mm×610mm×30mmの大きさの活性炭製
フィルタ(ニッタ株式会社製)を1枚、或いは、無機薬
品添着したTiOx からなるハニカム状セラミックスを
用いた610mm×610mm×50mmの大きさのセ
ラミックス製フィルタ(高砂熱学工業株式会社製)を3
枚用いる。 【0019】このFFU搭載CVD装置11において、
上部の空気取り入れ口12の下部に設けたファン(図示
せず)によって空気を取り入れ、風速を例えば、0.3
5m/秒とし、ステージング領域13に取付けたULP
Aフィルタ14によって粒子状汚染物質を除去したの
ち、ウェハ入出口15に取り付けたケミカルフィルタ1
6によって有機物、オゾン、或いは、水分を除去すると
ともに、ULPAフィルタ17によって粒子状汚染物質
を除去する。 【0020】次いで、ケミカルフィルタ16及びULP
Aフィルタ17によって清浄化された空気は、ローディ
ング領域18に取り付けたULPAフィルタ19,20
によっても粒子状汚染物質が除去される。 【0021】ウェハ入出口15から搬入されたカセット
に収納されたウェハは、製造工程の各段階で、ケミカル
フィルタ16及びULPAフィルタ14,17,19,
20で清浄化された雰囲気中に曝されているので、有機
物汚染を受けることなく、また、自然酸化膜が発生する
こともない。また、CVD工程の開始まで時間がある場
合にも、予め、前処理を施したウェハをこのCVD装置
内に搬入しておくことによって、CVD工程の開始まで
の待機時間中における有機物汚染或いは自然酸化膜の発
生を防止することができる。 【0022】この様なフィルタを用いることによって、
ウェハ入出口15におけるO3 濃度は、0.01ppm
で、絶対湿度は、活性炭製フィルタを用いた場合で8.
5g/m3 、セラミックス製フィルタを用いた場合で
7.5g/m3 にすることができる。また、クリーンル
ーム環境起因のウェハ表面有機物の7日間保管の除去率
は、活性炭製フィルタの場合で77%で、また、セラミ
ックス製フィルタを用いた場合で100%となり、両者
共、n−ヘキサデカン換算で8インチウェハ当たり50
0ng以下の汚染量となり、懸念された添加剤起因物質
による汚染は除去された。 【0023】次に、図3乃至図6を参照して、本発明の
実施の形態に用いるケミカルフィルタ16を備えたFF
Uの効果を説明する。なお、以下の各説明図において
は、ウェハとして、1%のHFで洗浄処理したシリコン
ウェハを用いている。 図3(a)参照 図3(a)は、ケミカルフィルタ16として活性炭製フ
ィルタを用いた場合のウェハ保管時の自然酸化膜厚の増
加量の経時変化の説明図であり、約50時間放置して
も、自然酸化膜厚の増加量は1Å以下であり、後述する
BOX保管の場合と同様に抑制され、少なくとも、2日
間の保管は可能であることが理解される。 【0024】図3(b)参照 図3(b)は、ケミカルフィルタ16としてセラミック
ス製フィルタを用いた場合のウェハ保管時の自然酸化膜
厚の増加量の経時変化の説明図であり、活性炭製フィル
タの場合とばらつきの範囲内で同等の結果を示し、約5
0時間放置しても、自然酸化膜厚の増加量は1Å以下で
あり、後述するBOX保管の場合と同様に抑制され、少
なくとも、2日間の保管は可能であることが理解され
る。この様に、ケミカルフィルタ16をFFUに備える
ことによって、自然酸化膜厚の増加をBOX保管並に抑
制することができる。 【0025】図4(a)参照 図4(a)は、比較のためにBOX保管の場合の自然酸
化膜厚の増加量の経時変化の説明図であり、約50時間
放置しても、自然酸化膜厚の増加量は1Å以下である。 図4(b)参照 図4(b)は、比較のために開放系でクリーンルーム内
に放置した場合の自然酸化膜厚の増加量の経時変化の説
明図であり、時間と共に自然酸化膜厚は増加し、約50
時間放置したのちの自然酸化膜厚の増加量は約4Åとな
る。 【0026】図5(a)参照 図5(a)は、ケミカルフィルタ16として活性炭製フ
ィルタを用いた場合の、規格値として、上限240Ω、
下限180Ω、通常、210Ωに設定した配線層に対す
るウェハ保管時のコンタクト抵抗値の増加量の経時変化
の説明図であり、放置時間をt分にした場合のコンタク
ト抵抗値Rの経時変化は、 R=0.0085t+199.51〔Ω〕 となり、コンタクト抵抗値の変化量は非常に少ないこと
が分かる。 【0027】図5(b)参照 図5(b)は、ケミカルフィルタ16として活性炭製フ
ィルタを用いた場合の、規格値として、上限200Ω、
下限100Ω、通常、170Ωに設定した配線層に対す
るウェハ保管時のコンタクト抵抗値の増加量の経時変化
の説明図であり、放置時間をt分にした場合のコンタク
ト抵抗値Rの経時変化は、 R=0.0094t+165.47〔Ω〕 となり、この場合のコンタクト抵抗値の変化量も非常に
少ないことが分かる。 【0028】図6(a)参照 図6(a)は、ケミカルフィルタ16としてセラミック
ス製フィルタを用いた場合の、規格値として、上限24
0Ω、下限180Ω、通常、210Ωに設定した配線層
に対するウェハ保管時のコンタクト抵抗値の増加量の経
時変化の説明図であり、放置時間をt分にした場合のコ
ンタクト抵抗値Rの経時変化は、 R=0.0037t+193.35〔Ω〕 となり、この場合のコンタクト抵抗値の変化量も非常に
少ないことが分かる。 【0029】図6(b)参照 図6(b)は、ケミカルフィルタ16としてセラミック
ス製フィルタを用いた場合の、規格値として、上限20
0Ω、下限100Ω、通常、170Ωに設定した配線層
に対するウェハ保管時のコンタクト抵抗値の増加量の経
時変化の説明図であり、放置時間をt分にした場合のコ
ンタクト抵抗値Rの経時変化は、 R=0.0101t+157.56〔Ω〕 となり、この場合もコンタクト抵抗値の変化量は非常に
少ないことが分かる。 【0030】一方、FFUにケミカルフィルタを備えつ
けない場合には、60分でコンタクト抵抗値が規格値の
上限を越えるので、ケミカルフィルタを用いたことによ
るコンタクト抵抗値の増加の抑制効果は明らかである。 【0031】また、表面にHSG−Si膜を設けたウェ
ハの場合、ケミカルフィルタを設けない場合、約5分間
の搬送によって肉眼でシリコン色に見えるようになり不
良が発生したが、本発明のケミカルフィルタ付きFFU
を用いて搬送した場合、正常な青色を示し、問題は発生
しなかった。 【0032】この様に、ケミカルフィルタ16をFFU
に備えるという局所的なクリーン化対策により、BOX
保管の場合と同様に自然酸化膜厚の増加、コンタクト抵
抗値の増加を抑制することができ、また、同時に有機物
汚染も抑制することができる。 【0033】以上、本発明の実施の形態を説明してきた
が、本発明は実施の形態に記載した構成及び条件に限ら
れるものではなく、各種の変更が可能である。例えば、
ケミカルフィルタ16に用いる化学吸着剤としては、上
述の活性炭或いはセラミックスに限られるものではな
く、シリカゲルを用いて良いものであり、さらには、シ
リカゲルと同程度或いはそれ以上のO3 、水分、及び、
有機物に対する除去能力を有する物質を用いても良いも
のである。 【0034】また、ケミカルフィルタの代わりに、光触
媒フィルタを用いても良いものであり、例えば、TiO
x を触媒とし、300〜360nmの紫外光を照射し、
光触媒作用によってO3 や有機物を除去するフィルタを
用いても良いものである。 【0035】また、清浄化された雰囲気中の汚染物質の
濃度は上記の数値に限られるのではなく、O3 濃度とし
ては、0.02ppm以下であれば良く、また、平均絶
対湿度としては、7〜9g/m3 であれば良く、また、
表面有機物汚染濃度としては、8インチの水素終端表面
ウェハを1日放置した状態においては、n−ヘキサデカ
ン換算で、1000ng/8インチ以下であれば良く、
この条件を保つように、フィルタの種類、枚数、或い
は、風速等を調整すれば良い。 【0036】また、上記の実施の形態の説明において
は、半導体製造装置としてCVD装置を例に説明してい
るが、本発明はCVD装置に限られるものではなく、自
然酸化膜の形成或いは有機物汚染が問題となる各種の半
導体製造装置に適用されるものであり、特に、自然酸化
膜を除去する前処理装置或いは自然酸化膜の除去された
表面上に膜を成膜する装置に好適な構成である。 【0037】 【発明の効果】本発明によれば、半導体製造装置に搭載
するFFUに化学吸着作用を有するフィルタを組み込ん
だので、簡便な手段によって局所的なクリーン化が可能
になり、次工程までの数分〜12時間のウェハの保管作
業或いは搬送作業を短手番化することが可能になるとと
もに、自然酸化膜・有機物要因のプロセス不良・デバイ
ス特性不良を改善することができ、それによって、高集
積度半導体装置の信頼性の向上、製造歩留りの向上に寄
与するところが大きい。
【図面の簡単な説明】 【図1】本発明の原理的構成の説明図である。 【図2】本発明の実施の形態に用いるFFU搭載CVD
装置の概略的要部透視斜視図である。 【図3】本発明の実施の形態におけるFFUを用いた場
合の自然酸化膜厚の増加量の経時変化の説明図である。 【図4】従来のウェハ保管における自然酸化膜厚の増加
量の経時変化の説明図である。 【図5】本発明の実施の形態における活性炭製フィルタ
を用いた場合のコンタクト抵抗の増加量の経時変化の説
明図である。 【図6】本発明の実施の形態におけるセラミックス製フ
ィルタを用いた場合のコンタクト抵抗量の増加の経時変
化の説明図である。 【符号の説明】 1 ファンフィルタユニット 2 ファン 3 化学吸着剤を内蔵するフィルタ 4 ULPAフィルタ 5 ウェハ 6 カセット 7 清浄にされた空気 11 CVD装置 12 空気取り入れ口 13 ステージング領域 14 ULPAフィルタ 15 ウェハ入出口 16 ケミカルフィルタ 17 ULPAフィルタ 18 ローディング領域 19 ULPAフィルタ 20 ULPAフィルタ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H01L 21/31 H01L 21/205

Claims (1)

  1. (57)【特許請求の範囲】 【請求項1】 フィルタとして、化学吸着剤を内蔵する
    フィルタを少なくとも設けるとともに、前記フィルタと
    ファンとを組み合わせたファンフィルタユニットを搭載
    した半導体製造装置内にシリコンウェハを配置し、前記
    シリコンウェハを前記ファンフィルタユニットによって
    清浄にされた空気からなる製造雰囲気にのみ暴露する際
    に、前記ファンフィルタユニットによって清浄にされた
    空気中のオゾン濃度を0.02ppm以下とし、平均絶
    対湿度を7〜9g/cm 3 とし、且つ、水素終端した8
    インチウェハを1日放置した後のウェハ表面における表
    面有機物汚染濃度がn−ヘキサデカン換算で1000n
    g以下となるように設定した条件下で製造を行うことを
    特徴とする半導体装置の製造方法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR101783332B1 (ko) * 2015-12-29 2017-10-10 주식회사 에이에스피 미량원소 분석용 클린랩 시스템

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