JP3511009B2 - レーキフィンガへ新たな遅延割当てするための遅延サーチャと遅延トラッカ相互作用 - Google Patents

レーキフィンガへ新たな遅延割当てするための遅延サーチャと遅延トラッカ相互作用

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JP3511009B2 JP2000575223A JP2000575223A JP3511009B2 JP 3511009 B2 JP3511009 B2 JP 3511009B2 JP 2000575223 A JP2000575223 A JP 2000575223A JP 2000575223 A JP2000575223 A JP 2000575223A JP 3511009 B2 JP3511009 B2 JP 3511009B2
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    • H04B1/7113Determination of path profile

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】(発明の技術分野) 本発明は直接シーケンス拡散スペクトル受信器に係り、
特にレーキ受信器への新たな遅延割当てのための遅延サ
ーチャと遅延トラッカとの間の相互作用に関するもので
ある。
【0002】(発明の背景) 標準的なRF通信システムでは、送信信号は送信器から
受信器へ多重通路、例えば直接路と反射路を通して進行
する。各路はフェーディング、分散等の効果を受ける別
々のチャネルと考えられる。さらに、受信器で信号を組
合わせるとさらなるフェーディングを生じる。このよう
な動作環境は多重通路フェーディング環境として知られ
ている。直接シーケンス拡散スペクトル(DS−SS)
受信器は多重通路フェーディング環境でも動作できる。
DS−SS受信器はレーキ受信器を標準的に含み、これ
は、しばしばレーキフィンガと呼ばれる複数個の復調
「フィンガ」を使用して受信信号を復調する。各レーキ
フィンガは多数のチャネル経路からの成分信号(このよ
うな成分信号は多重通路成分として参照される)を復調
する。レーキフィンガの出力は組合されて性能を改良す
る。
【0003】多重通路チャネルで送信された信号は、そ
れぞれ異なる遅延を有する成分をもって到着する。遅延
が十分に持続しておれば、それら成分は区別されて解析
されることができる。しかしながら、信号を復調するた
めには、レーキ受信器は各チャネル経路の遅延を知らな
ければならない。
【0004】標準的にはレーキ受信器は遅延サーチャと
遅延トラッカに関連して動作する。遅延サーチャは受信
信号を解析して遅延を見出す。これらの遅延はレーキフ
ィンガへ割当てられる。しかしながら、移動電気通信で
は、受信器の移動によりチャネルは別のフェーディング
を受ける。遅延トラッカはチャネル・サーチ間でサーチ
ャにより割当てられた遅延を追跡する。従って、サーチ
ャが広範囲の遅延を監視している間、トラッカは割当て
た遅延を囲む小さい範囲を監視する。
【0005】このような構成では、新たなサーチ後の再
割当て時に問題が生じる。1つの問題は新たなサーチ後
の精度の損失に関するものである。標準的には、遅延サ
ーチャは遅延トラッカより低い分解能を使用する。新た
なサーチを実行するときは、遅延サーチャは、トラッカ
により追跡されているものに近いが、必ずしも同一では
ない遅延路を見出す。この遅延路は実際には遅延トラッ
カにより追跡されていたものと同じかもしれない。検出
遅延の差は遅延サーチャの分解能が小さいことによるも
のである。それにも係らず、遅延サーチャはレーキフィ
ンガに新たな遅延を割当て、トラッカが後に新たな遅延
を調節する時まで精度の損失を生じる。
【0006】その他の問題はレーキフィンガ遅延の不必
要な再配置に関する。一般的には、遅延サーチャは第1
レーキフィンガへ最も早く到達するチャネル経路に関連
した遅延を第1のレーキフィンガに割当てる。同様に、
次に到着するチャネル経路は次のレーキフィンガを割当
てられ、以下同様に行われる。このことは、変化するチ
ャネル経路の相対的信号強度の変動により、次のサーチ
後に同じチャネル経路が異なるレーキフィンガに再割当
てされうる。この再割り当ては時間がかかるし、また同
じチャネル経路の異なるレーキフィンガへの再割当て時
にデータが失われる可能性がある。
【0007】本発明は上述した1つ以上の問題を新規の
かつ簡単な方法で克服することを目的としている。
【0008】(発明の要約) 本発明によると、レーキフィンガへの新たな遅延割当て
のために遅延サーチャと遅延トラッカ相互作用を使用す
る装置と方法が開示される。
【0009】おおまかにいうと、複数レーキフィンガを
有するレーキ受信器を含む、多重通路フェーディング環
境下で動作する直接シーケンス拡散スペクトル受信器が
本明細書で開示される。各レーキフィンガは複数チャネ
ル経路(すなわち、多重通路成分)の1つからの受信信
号成分を復調する。複数レーキフィンガの出力は組合さ
れる。各レーキフィンガは選択割当て遅延を利用して割
当てられたチャネル経路の遅延に同期する。サーチャは
受信信号にチャネルサーチを周期的に実行してチャネル
中の最強路の新たな遅延を検出する。各チャネル経路に
1つずつの複数トラッカが、サーチャにより実行された
サーチ間の選択割当て遅延を調節する。遅延制御器はサ
ーチャとトラッカに動作的に結合される。遅延制御器は
サーチャからの最強路の新たな遅延を選択割当て遅延と
比較し、新たな遅延が所定の最少量より多く選択割当て
遅延と異なっている場合にのみ、選択割当て遅延の1つ
に新たな遅延の内の1つを再割当てする。
【0010】遅延制御器が最強路の各々の検出された遅
延を選択割当て路の各々と比較し、選択割当て遅延の内
の1つに最も近い新たな遅延を決定することが本発明の
機能である。遅延制御器は、最も近い新たな遅延の検出
された遅延が所定最少量より少なく1選択割当て遅延と
異なっている場合に、決定された最も近い新たな遅延が
選択割当て遅延と同じ路であるかどうかを決定する。
【0011】遅延制御器が検出された新たな遅延の最も
近いものにより選択割当て遅延を再割当てすることが本
発明の他の特徴である。
【0012】本発明の他の特徴によると、複数レーキフ
ィンガを有するレーキ受信器を含む多重通路フェーディ
ングチャネルで動作する直接シーケンス拡散スペクトル
受信器が開示される。各レーキフィンガは複数チャネル
経路の内の1つからの受信信号を復調する。複数レーキ
フィンガの出力は組合される。各レーキフィンガは選択
割当て遅延を使用して割当てられたチャネル経路の遅延
に同期する。サーチャは受信信号上でチャネルサーチを
周期的に実行してチャネルの最強路の新たな遅延を検出
する。遅延制御器はサーチャに動作的に結合される。遅
延制御器は、サーチャからの最強路の新たな遅延を選択
割当て遅延と比較し、選択割当て遅延に新たな遅延の最
も近いものを再割当てする。
【0013】本発明の他の特徴によると、チャネル経路
のうちの1つの遅延に同期された選択割当て遅延を利用
して複数チャネル経路の各々からの受信信号を復調する
段階と、チャネルサーチを周期的に実行してチャネルの
最強路の新たな遅延を検出する段階と、チャネルサーチ
間の選択割り当て遅延を調節する段階と、最強路の新た
な遅延を選択割当て遅延と比較し、新たな遅延が所定最
少量より多く1選択割当て遅延と異なる場合にのみ選択
割当て遅延の内の1つに新たな遅延の内の1つを再割当
てする段階と、を含む多重通路フェーディングチャネル
で受信信号を処理する方法が開示される。
【0014】本発明のさらに別な特徴によると、チャネ
ル経路内の1つの遅延に同期するため選択割当て遅延を
利用して複数チャネル経路の各々からの受信信号を復調
する段階と、チャネルサーチを周期的に実行してチャネ
ルの最強路の新たな遅延を検出する段階と、最強路の新
たな遅延を選択割当て遅延と比較し、選択割当て遅延に
新たな遅延の内の最も近いものを再割当てする段階と、
を含む多重通路フェーディングチャネルで受信信号を処
理する方法が開示される。
【0015】本発明の別な特徴と地点は明細書と図面か
ら容易に明らかとなる。
【0016】(発明の詳細な説明) 図1を参照するに、本発明による直接シーケンス拡散ス
ペクトル(DS−SS)受信器10が図示されている。
受信器10は多重通路フェーディングチャネルで動作
し、アンテナ12を介して送信RF信号を受信する。R
F信号はブロック14でRFからベースバンドにダウン
変換され、ベースバンド・プロセッサ18への線路16
上で複素ベースバンド信号を与える。単一のアンテナ受
信器が簡単のために図示されているが、本発明はアンテ
ナ12のアレイを有する受信器内で使用され、そこで成
分信号のアレイがプロセッサ18に与えられることにな
る。
【0017】図2を参照するに、ベースバンド・プロセ
ッサ18がより詳細に図示されている。線路16上のベ
ースバンド信号はチップパルス波形に整合された整合フ
ィルタ20を用いてフィルタされる。RF部14のチャ
ネル化フィルタ作用が十分である場合にはこのフィルタ
は除いてもよい。フィルタされたベースバンド信号はブ
ロック22でチップ当りKサンプルに標本化される。1
実施例ではKは8に等しい。サンプルされた信号はレー
キ受信器24、遅延トラッカ26、ダウンサンプラ28
へ印加される。ダウンサンプラ28は信号をチップ当り
Lサンプルにダウンサンプルし、これは次いで遅延サー
チャ30に供給される。ここでLはKより小さい整数で
ある。1実施例では、Lは2に等しい。遅延トラッカ2
6と遅延サーチャ30はまた遅延制御器32に接続さ
れ、この遅延制御器はまたレーキ受信器24と遅延トラ
ッカ26に接続される。
【0018】レーキ受信器24は、レーキフィンガとし
て知られている、多数の復調フィンガを含む任意の従来
構造でよい。各レーキフィンガは、多重通路成分として
知られた、多数のチャネル経路の1つからの信号成分を
受信し復調する。レーキフィンガの出力は次いで組み合
わされて線路34上の出力信号を生成し、元の送信信号
を表す。レーキフィンガが1チャネル経路からの信号を
復調するために、フィンガは経路の遅延に同期可能でな
ければならない。経路の遅延は、時間基準に関連して、
マイクロ秒、サンプル又はチップで表わされた持続時間
を意味している。チャネル中の最強の経路の遅延は遅延
サーチャ30により検出される。特に、遅延サーチャ3
0は従来の構造のものでもよく、周期的にチャネルサー
チを実行してチャネルの新たな最強経路の遅延を見出
す。スライディング相関サーチャの例が、1998年6
月12日提出の、本願と同一譲渡人により所有される、
米国特願第09/096、960号、「CDMA受信器
のパイロット信号測定と多重通路遅延サーチャ」に開示
されている。従来のDS−SS受信器では、新たな遅延
はレーキ受信器24に直接割当てられて前に割当てた遅
延と置換する。遅延トラッカ26も従来の構造のもので
ある。遅延トラッカ26はレーキ受信器24に割当てた
遅延の遅延評価を微調整する。各レーキフィンガは、サ
ーチャ30により実行されるサーチ間でフィンガに割当
てられたチャネルへの遅延を更新し微調整する1トラッ
カと関係する。
【0019】多重通路チャネルと関係する遅延は、対応
する多重通路チャネルを通して受信した多重通路成分と
関係する遅延と同一であることを理解されたい。従っ
て、「経路の遅延」と「成分の遅延」という用語は交換
可能に使用してもよい。
【0020】本発明によると、レーキ受信器24に割当
てられ遅延トラッカ26により微調整された特定の遅延
は、サーチャ30ではなく、フィンガ位置制御器32に
より決定される。遅延サーチャ30は広範囲のチャネル
遅延に対して周期的サーチを行ない、新たなチャネル経
路遅延を検出する。サーチャ30はチャネルの広範囲の
可能な遅延に対してサーチを行なうため、サーチ過程を
高速化し、実装を簡略化するため、ブロック28のチッ
プ当りLサンプルへのダウンサンプリングにより示すよ
うに、このサーチは減少したサンプリングレートで実行
される。減少されたサンプリングレートは遅延サーチャ
30の結果を幾分不正確なものにする。サーチャ30が
新たなサーチを完了した時、より強力なチャネル経路が
現れた場合遅延トラッカ26とレーキ受信器24により
使用される遅延は更新される。本発明によると、更新過
程がレーキ受信器24の性能劣化を生じないように、遅
延制御器32はサーチャ30により検出された遅延によ
りトラッカ26により追跡され微調整されている遅延を
更新する。
【0021】ベースバンド・プロセッサ18は図2に図
示した各種の機能を実行するプログラムされたマイクロ
プロセッサ又は制御器から構成される。遅延制御器32
の機能を実装するプログラムを図示するフロー図は図3
に示されている。これを実施するには、フィンガ位置制
御器はレーキ受信器24へ新たな遅延を割当てるための
マトリクスを利用している。レーキ受信器24のレーキ
フィンガの数は固定であっても可変であってもよい。一
般的には、数は、可変であって、主に検出されるべき十
分強力な信号を有するチャネル経路の数に依存する。従
って、各新たなチャネルサーチ後に、見出された経路と
レーキ受信器24に割当てた遅延の数は可変である。
【0022】図3のフロー図は、任意のサーチ後に、遅
延サーチャ30が遅延S(i)の新たなM個のチャネル
経路を見出すものと仮定している。ここで、1≦i≦M
である。この操作はまたサーチの完了前に遅延トラッカ
26は遅延T(j)のN個の経路を追跡するものと仮定
している。ここで、1≦j≦Nである。標準的な実施例
では、遅延S(i)とT(j)はサンプルの単位で表示
され、ここで1サンプルは1/8チップ期間である。変
数S(i)はサーチャ30により見出された新たな検出
遅延を表す。変数T(j)は遅延トラッカ26により追
跡され調節されている現在の遅延を表す。
【0023】図3を参照するに、サーチャ30からのM
個の遅延と遅延トラッカ26からのN個の遅延がブロッ
ク40に印加され、これはN行掛けるM列の制御器マト
リクスを形成する。マトリクス中の各要素はS(i)−
T(j)の絶対値である。以下はM=4とN=3の例を
図示する。
【表1】
【0024】変数mはブロック42でゼロに初期化され
る。ブロック44は変数mを1だけ増加する。ブロック
46は、変数zをブロック40で形成した制御器マトリ
クス中の最小要素に等しく設定する。要素zは、遅延ト
ラッカ26の1つにより追跡されている遅延に対するサ
ーチャ30から最も近い新たに検出された遅延に対応す
る。例えば、要素zが行番号2と列番号3に位置してい
る場合、これはサーチャ30による第3検出路と第2ト
ラッカ路が最も近いことを意味している。ブロック48
で、値rがブロック46で決定された最小要素の行番号
に設定され、変数cがブロック46で決定された制御器
マトリクスの最小要素の列番号に設定される。ブロック
50は次いでブロック40で形成された制御器マトリク
スの行rの全要素と列cの全要素を消去する。変更され
たマトリクスは以下のようになる:
【表2】 結果として、第2トラッカを再割当てすべき場合、これ
は第3サーチャ遅延を再割当てされる。ブロック50で
の要素の消去は、第2トラッカのこれ以上の割当て又は
第3サーチャ新規遅延のこれ以上の割当てを防止する。
【0025】判断ブロック52は、変数zが予め設定し
たパラメータδより大きいかどうかを決定する。値δは
使用されるべき分解能を決定する。δの標準値は2のオ
ーダー、すなわち、0.25チップ期間である。z>δ
の場合、これは、サーチャ検出路、例えば経路3は例え
ば経路2の対応するトラッカ経路より相当異なる遅延を
有する新たな経路であることを意味する。そうであれ
ば、ブロック54でトラッカの遅延T(r)はサーチャ
の遅延S(c)に等しくされる。逆に、zがδより大き
くない場合、第3サーチャ検出経路が追跡しているもの
と同じ経路であることを示しており、遅延T(r)は変
更されず、ブロック56でそれに古い値を保持する。こ
の新たな遅延T(r)も対応するレーキフィンガに割当
てられる。
【0026】ブロック56から制御は節点Aを介して判
断ブロック58へ進む。ここで、制御マトリクスに残っ
ている要素があるかどうかを決定する。もしあれば、制
御はブロック44へ戻る。制御器マトリクス中の全ての
要素が消去されるまで、ブロック44とブロック56と
の間で上述した過程が繰返される。M=N又はM<Nの
場合、サーチャにより検出された経路がレーキ受信器2
4と遅延トラッカ26に割当てられて処理が完了する。
ステップ58でNOであれば、以下に特に記述するよう
に、トラッカに割当てられるべき別の経路が存在する。
【0027】判断ブロック58で制御器マトリクス中に
これ以上要素がない場合、判断ブロック60はm=Mで
あるかどうか決定する。YESであれば、処理は完了す
る。しかしながら、経路の数が減少した場合、すなわち
M<Nの場合、元の遅延により確認されていないN−M
トラッカが有り、かつこれらは新たな経路を割当てられ
ていない。これらのトラッカとその対応するレーキフィ
ンガは従ってブロック62でオフにされ、ルーチンはブ
ロック64で終了する、逆に、M>Nの場合、トラッカ
26により追跡されている現在の経路数より多くのサー
チャ30により検出された新たな経路が有る。これはブ
ロック60でmがMと等しくない場合に発生する。この
場合、変数mがブロック66で増分される。ブロック6
8は列番号cを1からMの任意の数に設定し、このcは
ブロック68で以前に割当てられなかった数である。ト
ラッカT(m)が次いでブロック70で遅延S(c)を
割当てられる。判断ブロック72は次いでmがMに等し
いかどうか決定する。そうである場合、制御はブロック
64に進んでルーチンは終了する。そうでない場合、制
御はブロック66に復帰して残りのサーチャ検出路のト
ラッカ26とレーキフィンガへの割当てを続行する。
【0028】ブロック52からブロック54への進行
は、マトリクスの最小要素が閾値δを越えたことを意味
する。従って、残りの全ての要素もδを越え、残りのサ
ーチャ遅延を遅延トラッカに割当てなければならないこ
とを意味する。
【0029】上記の説明から、フィンガ位置制御器の動
作は精度の損失の問題と上述したトラッカの不必要な再
配置を最小にすることは明らかである。制御器マトリク
スの最小要素の選択は、レーキフィンガの不必要な再配
置がないことを保証する。トラッカを再割当てする前の
δTcとの比較は、トラッカが必要な時にのみ再割当て
されることを保証する。特に、この方法は遅延が互いに
最も近いサーチャとトラッカ遅延の対を識別し、それら
が異なるチャネル経路から起因している場合にのみサー
チャ新規検出遅延をトラッカに割当てる。
【0030】遅延トラッカを使用せずにDS−SS受信
器は実装してもよい。その代わりに、微調整なしにレー
キフィンガはサーチャにより検出された経路を直接使用
する。このことは、サーチャ・ハードウェアがチップ当
り多数のサンプルを作業することを可能とする時に、特
に実行される。このような受信器設計では、上述した精
度の損失の問題は存在しない。サーチャが良好な分解能
(チップ当り十分なサンプル数)を有している時でも、
なお遅延トラッカを使用して、サーチャの更新と更新と
の間で遅延評価をさらに精密にすることができる。従っ
て、本発明によるベースバンド・プロセッサ18をなお
使用してフィンガの不必要な再配置の問題を除去してい
る。
【0031】複数個のフィンガを使用するレーキ受信器
に関連して本発明を記述してきたが、本発明は他の形式
のレーキ受信にも使用可能である。例えば、スライディ
ング相関器に続くタップ付き遅延線としてレーキ受信器
を実装可能である。スライディング相関器は連続する遅
延値に対応する逆拡散値を生生する。これらの逆拡散値
を次いでタップ付き遅延線に記憶する。レーキフィンガ
は、レーキの組合せ使用のためタップオフされたタップ
付き遅延線上のある位置に対応している。
【0032】本発明の重要な側面は、既存のチャネル経
路に割当てたフィンガは再割当てされず、復調過程を中
断させない点である。これは遅延トラッカからの遅延評
価を保つのみならず、チャネル係数評価や多分自動周波
数修正(AFC)評価のようなそのフィンガの他の復調
情報をも保つことを意味する。伝統的なレーキ組合せで
は、拡散値は対応するチャネル係数の共役により乗算
される。チャネル係数はパイロット・チャネル、パイロ
ット・シンボル、及び/又は判定帰還を使用して評価可
能である。また、周波数誤差評価及び/又は位相評価の
ようなAFC評価も局部発振器の不完全性又はチャネル
経路中のドップラ・シフトを考慮するのに必要とされる
かもしれない。チャネル評価とAFCは、本願と同一譲
渡人により所有される、1997年12月16日提出の
共願の米国特願第08/991、770号、「DS−S
S CDMA受信器の周波数獲得と追跡の方法と装置」
により詳細に説明されている。図3で、ブロック56は
保存された遅延評価のみならず、フィンガと関係するそ
の他の評価も保存される。
【0033】図3のブロック54で発生するフィンガが
再割当てされると、チャネル及びAFC評価は再初期化
されなければならない。最も簡単な解決法は、チャネル
係数をゼロに設定すると共に、AFC位相と周波数誤差
評価をゼロに設定することである。しかしながら、これ
らの評価は遅延が存在した後に正確となり、新たに割当
てされたフィンガの有用性を遅らせる。この遅延を減少
するため、本発明によれば、評価は非ゼロ値に初期化さ
れる。チャネル評価に対しては、チャネル係数は、測定
値に雑音が多いことを考慮して多分スケールダウンした
第1測定値に初期化される。例えば、IS−95のよう
なパイロット・チャネルを有するシステムでは、パイロ
ット・チャネルへの第1相関を使用してチャネル係数を
初期化することでができる。
【0034】AFCが存在する場合、周波数誤差評価は
他のフィンガからの既存の評価、例えば最大のもの、又
は複数のフィンガに基づいて合成周波数誤差評価から初
期化可能である。AFCが位相ロックループを使用して
いる場合、位相は最初に測定したチャネル係数値の位相
に初期化可能である。例えば、IS−95のようなパイ
ロット・チャネルを有するシステムでは、パイロット・
チャネルへの第1相関の位相を使用して位相評価を初期
化可能である。従って、一般に、チャネル経路の第1組
(例えば、既存のフィンガ)からの復調情報を使用して
第2組のチャネル経路(例えば、新たなフィンガ)から
の復調を初期化可能である。各組は1つ以上の要素を含
んでもよい。
【0035】受信器を最初にオンする時にフィンガも初
期化する。この場合、第1の又は一組の第1の測定に基
づいた初期化も使用可能である。AFCに対しては、周
波数誤差評価は何らかの初期の粗い周波数誤差評価から
得た値に初期化されるか又はゼロに初期化されることが
可能である。
【0036】当業者により認められるように、本発明は
方法又は素子として実施される。従って、本発明は完全
にハードウェア実施例、完全なソフトウェア実施例、又
はソフトウェアとハードウェア面を組合せた実施例の形
式を取り得る。
【0037】本発明は、本発明の実施例のフロー図であ
る図3と関連して部分的に記述してきた。フロー図の各
ブロック、及びフロー図のブロックの組合せはコンピュ
ータ・プログラム命令により実施することができること
を理解すべきである。ステップで表わされたこれらのプ
ログラム命令をプロセッサに与えて機械的な動作を形成
する。
【0038】従って、フロー図のブロックは特定の機能
を実行する装置の組合せと特定の機能を実施するステッ
プの組み合わせを表わしている。フロー図の各ブロック
と、フロー図のブロックの組合せは、特定の機能又はス
テップを実行する特殊目的ハードウェア・ベース・シス
テム、又は特殊目的ハードウェアとコンピュータ命令の
組合せにより実装可能であることも理解すべきである。
【0039】従って、本発明によれば、レーキフィンガ
への新たな遅延割当てのために遅延サーチャと遅延トラ
ッカ相互作用を与える直接シーケンス拡散スペクトル受
信器が開示される。 [図面の簡単な説明]
【図1】本発明による直接シーケンス拡散スペクトル受
信器のブロック図。
【図2】図1のベースバンド・プロセッサのブロック
図。
【図3】図2のフィンガ位置制御器ブロックに実装され
るフロー図。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 サウラウアー、エッサム アメリカ合衆国 ノースカロライナ、ケ アリイ、シーブルック アベニュー 1305 (72)発明者 ボトムリイ、グレゴリー、イー アメリカ合衆国 ノースカロライナ、ケ アリイ、マーロット コート 100 (72)発明者 ラメシュ、ラジャラム アメリカ合衆国 ノースカロライナ、ケ アリイ、ダントン ドライブ 403 (56)参考文献 特開 平9−181704(JP,A) 特開 平9−326727(JP,A) 特開 平10−173629(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H04J 13/00 - 13/06 H04B 1/69 - 1/713

Claims (17)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 多重通路チャネルで動作する直接シーケ
    ンス拡散スペクトル受信器において、 選択割当て遅延を利用してチャネル経路に同期させるた
    め、複数個のチャネル経路からの逆拡散値を組み合わせ
    ることにより受信信号を復調するレーキ受信器と、 受信信号にチャネルサーチを周期的に実行してチャネル
    経路の新たな遅延を検出するサーチャと、 サーチャにより実行されたサーチ間の選択割当て遅延を
    調節する複数トラッカと、 サーチャとトラッカとに作動的に結合された遅延制御器
    であって、サーチャからの新たな遅延を選択割当て遅延
    と比較し、この比較に基づいて新たな遅延の内のどれが
    選択割当て遅延のどれに最も近いかを決定することによ
    り最も近い新たな遅延を識別し、その最も近い新たな遅
    延とこれに対応する選択割当て遅延との差が予め定めら
    れた最小量より大きい場合のみ選択割当て遅延の1つを
    最も近い新たな遅延で再割当てするようにした前記遅延
    制御器と、 を含む多重通路チャネルで動作する直接シーケンス拡散
    スペクトル受信器。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の直接シーケンス拡散ス
    ペクトル受信器において、前記遅延制御器は新たな遅延
    の各々を選択割当て遅延の各々と比較することによって
    前記サーチャからの新たな遅延を前記選択割当て遅延と
    比較するようにした、直接シーケンス拡散スペクトル受
    信器。
  3. 【請求項3】 請求項2に記載の直接シーケンス拡散ス
    ペクトル受信器において、前記遅延制御器は、さらに、
    最も近い新たな遅延と選択割当て遅延の1つとの差が前
    記予め定めた最少量より小さいときは、最も近い新たな
    遅延が選択割当て遅延の1つと同一の経路に対応するも
    のと決定する、直接シーケンス拡散スペクトル受信器。
  4. 【請求項4】 請求項1に記載の直接シーケンス拡散ス
    ペクトル受信器において、前記レーキ受信器は、各々が
    複数個のチャネル経路の内の1つに割当てられた複数レ
    ーキフィンガを有し、各レーキフィンガは選択割当て遅
    延の内の1つを利用して1チャネル経路の遅延に同期す
    る、直接シーケンス拡散スペクトル受信器。
  5. 【請求項5】 請求項1に記載の直接シーケンス拡散ス
    ペクトル受信器において、前記遅延制御器は、更に、選
    択割当て遅延の1つを再割当てする前に新たな遅延に対
    応する復調情報を初期化する、直接シーケンス拡散スペ
    クトル受信器。
  6. 【請求項6】 請求項に記載の直接シーケンス拡散ス
    ペクトル受信器において、前記初期化は新たな遅延に対
    応するチャネル係数測定に基づいている、直接シーケン
    ス拡散スペクトル受信器。
  7. 【請求項7】 請求項に記載の直接シーケンス拡散ス
    ペクトル受信器において、前記初期化は既存の評価に基
    づいている、直接シーケンス拡散スペクトル受信器。
  8. 【請求項8】 多重通路チャネルで動作する直接シーケ
    ンス拡散スペクトル受信器において、 選択割当て遅延を利用してチャネル経路に同期させるた
    め、複数個のチャネル経路からの逆拡散値を組み合わせ
    ることにより受信信号を復調するレーキ受信器と、 受信信号にチャネルサーチを周期的に実行してチャネル
    中の経路の新たな遅延を検出するサーチャと、 サーチャにより実行されたサーチ間で選択割当て遅延を
    調節する複数トラッカと、 サーチャとトラッカとに作動的に結合された遅延制御器
    であって、サーチャからの新たな遅延を選択割当て遅延
    と比較し、この比較に基づいて新たな遅延の内のどれが
    選択割当て遅延のどれに最も近いかを決定することによ
    り最も近い新たな遅延を識別し、各新たな遅延と各選択
    割当て遅延との差が予め定められた最小量より大きくな
    い場合はいずれの選択割当て遅延も最も近い新たな遅延
    で再割当てしないようにした前記遅延制御器と、 を含む多重通路チャネルで動作する直接シーケンス拡散
    スペクトル受信器。
  9. 【請求項9】 請求項に記載の直接シーケンス拡散ス
    ペクトル受信器において、前記遅延制御器は各経路の各
    新たな遅延を選択割当て遅延の各々と比較することによ
    ってサ ーチャからの新たな遅延を選択割当て遅延と比較
    する、直接シーケンス拡散スペクトル受信器。
  10. 【請求項10】 請求項に記載の直接シーケンス拡散
    スペクトル受信器において、前記遅延制御器は、さら
    に、最も近い新たな遅延と選択割当て遅延の1つとの差
    が前記予め定めた最少量より小さいときは、最も近い新
    たな遅延が選択割当て遅延の1つと同一の経路に対応す
    るものと決定する、直接シーケンス拡散スペクトル受信
    器。
  11. 【請求項11】 請求項に記載の直接シーケンス拡散
    スペクトル受信器において、前記レーキ受信器は、各々
    が複数個のチャネル経路のうちの1つに割当てられた複
    数レーキフィンガを有し、しかも、各レーキフィンガは
    選択割当て遅延の1つを利用して対応するチャンネル経
    の遅延に同期する、直接シーケンス拡散スペクトル受
    信器。
  12. 【請求項12】 多重通路フェーディング・チャネルで
    受信信号を処理する方法において、 選択割当て遅延を利用してチャネル経路の1つの遅延に
    同期するように複数チャネル経路の各々からの受信信号
    を復調する段階と、 チャネルサーチを周期的に実行してチャネルの新たな遅
    延を検出する段階と、 チャネルサーチ間の選択割当て遅延を調節する段階と、 新たな遅延を選択割当て遅延と比較して最も近い新たな
    遅延を決定し、最も近い新たな遅延とこれに対応する選
    択割当て遅延との差が予め定めた最小量より大きい場合
    のみ選択割当て遅延の内の1つを最も近い新たな遅延
    再割当てする段階と、 を含む多重通路フェーディング・チャネルで受信信号を
    処理する方法。
  13. 【請求項13】 請求項12に記載の方法において、
    記再割当てする段階は、各新たな遅延を選択割当て遅延
    の各々と比較し、最も近い新たな遅延を決定する段階
    を含む、方法。
  14. 【請求項14】 請求項13に記載の方法において、
    記再割当てする段階は、最も近い新たな遅延と選択割当
    て遅延との差が前記予め定めた最少量より小さいとき
    は、最も近い新たな遅延が選択割当て遅延と同一の経路
    に対応するものと決定する段階を含む、方法。
  15. 【請求項15】 請求項12に記載の方法において、
    らに、前記選択割当て遅延の1つを再割当てする前に前
    新たな遅延に対応する復調情報を初期化する段階を含
    む、方法。
  16. 【請求項16】 請求項15に記載の方法において、前
    記初期化は新たな遅延に対応するチャネル係数測定を基
    にしている、方法。
  17. 【請求項17】 請求項15に記載の方法において、前
    記初期化は既存の評価を基にしている、方法。
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