JP3510070B2 - 超音波剥離工法 - Google Patents

超音波剥離工法

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、たとえば金属箔な
ど箔状の芯材上に塗工・乾燥された粉体を剥離するのに
採用される超音波剥離工法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の超音波による剥離では、超音波発
振器に取付けられた超音波ホーンを固定し、箔状の芯材
上に粉体を塗工・乾燥して形成された材料を連続的に搬
送して、搬送方向に対して同一方向に一定幅の剥離を行
っていた。しかし、この工法では、材料の搬送方向に対
して一定角度方向に剥離することはできない。
【0003】そこで、材料の搬送方向に対して一定角度
方向に剥離する場合は、図12に示す工法で剥離を行っ
ていた。すなわち図12において、材料31は、一定の
張力を負荷された状態にて、設備本体33上で矢印方向
へ間欠搬送され、そして剥離加工後は剥離部32が形成
される。設備本体33からは、材料31の搬送路の両側
に位置される左右一対の支え部材34が立設され、これ
ら支え部材34の上部間にはガイド体35が設けられて
いる。このガイド体35に案内されて左右方向に移動可
能な治具36が設けられ、この治具36に超音波発振器
37が固定されており、この超音波発振器37には、超
音波ホーン38が下向きに取付けられている。治具36
はねじ軸39に螺合され、ねじ軸39は回転駆動装置4
0に連動されている。
【0004】図12に示す従来例によると、材料31が
搬送され剥離ポイントが超音波ホーン38の移動経路の
下方に到達すると、この材料31は停止する。そして停
止時間中に、超音波発振器37を発振させ、すなわち超
音波ホーン38から超音波を与えた状態で、回転駆動装
置40によりねじ軸39を回転させることで、治具36
や超音波発振器37を介して超音波ホーン38を、材料
31の搬送方向に対して一定角度方向に移動させて粉体
の超音波剥離を行い、剥離部32を形成する。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかし、超音波ホーン
38を、材料31の搬送方向に対して一定角度方向に移
動させる工法では、材料31の幅が広くなるなど、剥離
面積が大きくなった場合に、超音波ホーン38の移動量
が増えて生産性が低下する。また超音波ホーン38と、
材料31における箔上の粉体との接触状態で剥離状態が
決まるため、超音波ホーン38の移動精度や、粉体の厚
みなどの塗工状態のバラツキなどにより、剥離状態が不
均一になるという課題があった。
【0006】本発明は、この課題を解決する超音波剥離
工法を提供するものであり、この工法を採用することに
より、簡単な設備構成で、瞬時に大面積の剥離を行い、
生産性向上を図るものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決する本発
明にかかる超音波剥離工法では、先端部が粉体上に接触
可能にして備えられた超音波ホーンと、材料を介して前
記超音波ホーンと相対して設けられた受け治具とを有
し、この受け治具の粉体との接触面は、剥離を施したい
形状とほぼ同一形状とし、かつ接触面が凹凸形状面であ
り、前記超音波ホーンと受け治具とにより材料を一定圧
で挟持した状態で、超音波を与えて粉体を剥離すること
を特徴としており、したがって、粉体部の厚みが変化し
ても、常に同一条件にて剥離を行うことが可能であり、
また瞬時にホーン接触面積分の剥離が可能となり、さら
に超音波ホーンの接触面上にのみ集中するためホーン形
状と同等の剥離形状が得られ、しかも剥離形状が安定
し、また凹凸形状面によって、剥離された粉体を排出可
能であるとともに、空隙により材料を良好に振動させ得
る。
【0008】
【発明の実施の形態】本発明の請求項1に記載の発明
は、芯材上に粉体を塗工・乾燥して形成された材料の搬
送路上に設けられ、先端部が粉体上に接触可能にして備
えられた超音波ホーンと、前記材料を介して前記超音波
ホーンと相対して設けられた受け治具とを有し、この受
け治具の粉体との接触面は、剥離を施したい形状とほぼ
同一形状とし、かつ接触面が凹凸形状面であり、前記超
音波ホーンと受け治具とにより材料を一定圧で挟持した
状態で、超音波を与えて粉体を剥離することを特徴とす
る超音波剥離工法である。
【0009】したがって、芯材上に粉体を、超音波ホー
ンと受け治具とにより一定圧で挟持した状態で、超音波
を与えて粉体を剥離しているので、粉体部の厚みが変化
しても、常に同一条件にて均一な剥離を行うことが可能
である。また、開閉ストロークも微少量でよく、短時間
(瞬時)で超音波ホーンが接触する面積分、すなわち剥
離を施したい形状に剥離が可能となり、生産性の向上が
達成できる。さらに材料を挟持しているため、超音波の
発振影響が、超音波ホーンの接触面上にのみ集中するこ
とになって、超音波ホーンの接触面と同等の剥離形状が
得られ、剥離寸法精度が安定する。そして設備構成は、
超音波ホーン、受け治具及びこれらを相対する方向に開
閉動作する機構のみとなり、簡単化できる。しかも、受
け治具が、剥離を施したい形状とほぼ同一形状、または
外周が同一形状となるように形成されていることで剥離
形状が安定し、また接触面が凹凸形状面であることで剥
離された粉体を排出可能であり、さらに一定圧にて挟持
しても、凹凸形状面による空隙により材料を良好に振動
させることも可能である。
【0010】請求項2に記載の発明は、請求項1記載の
超音波剥離工法であって、超音波を与えての粉体の剥離
が、表裏両面の同時剥離であることを特徴とする工法で
あり、したがって、粉体の表裏同時の剥離を、生産性を
向上して達成できる。
【0011】請求項3に記載の発明は、請求項1または
2記載の超音波剥離工法であって、超音波ホーンの先端
部で粉体との接触面は、剥離を施したい形状とほぼ同一
形状とし、かつ接触面が凹凸形状面であることを特徴と
する工法であり、したがって、接触面が、剥離を施した
い形状とほぼ同一形状、または外周が同一形状となるよ
うに形成されていることで剥離形状が安定し、また接触
面が凹凸形状面であることで剥離された粉体を排出可能
であり、さらに一定圧にて挟持しても、凹凸形状面によ
る空隙により材料を良好に振動させることも可能であ
り、さらに超音波ホーンに形成された溝形状(深さ、溝
ピッチ等)を諸定寸法にする事により超音波の影響が分
散する事なく、より良好に剥離できる。
【0012】
【0013】請求項に記載の発明は、請求項1〜3の
いずれかに記載の超音波剥離工法であって、超音波ホー
ンを材料の幅方向に複数台並べ、超音波ホーン間の距離
が、超音波ホーンの凹凸形状面の寸法と同一状であるこ
とを特徴とする工法であり、したがって、幅寸法の広い
材料に対する粉体の剥離を、生産性を向上して達成で
き、しかも超音波ホーン間の距離が凹凸形状面の寸法と
同一状であることで、超音波ホーンの継ぎ部での剥離形
状のバラツキを無くすことができる。
【0014】以下に、本発明の一実施の形態の超音波剥
離工法と、その装置、超音波ホーン、受け治具などにつ
いて、図1〜図11を参照しながら説明する。 (実施の形態1)図1において、材料1は、金属箔など
箔状の芯材2上に粉体3を塗工・乾燥して形成されてい
る。この材料1は、一定の張力を負荷された状態にて、
設備本体10上で矢印方向へ間欠搬送(搬送機構、張力
負荷機構、ガイドローラなどは図示せず。)される。そ
して剥離加工後は、剥離部4が形成される。
【0015】設備本体10からは、材料1の搬送路の両
側に位置される左右一対の支え部材11が立設され、こ
れら支え部材11の上部間には、搬送路上に位置される
渡し部材12が設けられている。13は超音波発振器で
治具14に固定されており、この超音波発振器13に
は、超音波ホーン15が搬送路上で下向きに取付けられ
ている。治具14は、渡し部材12との間に設けられた
上下移動用のリニアガイド16に案内されて、この渡し
部材12に対して上下方向に動作可能であり、その動作
は、エアシリンダ17により超音波発振器13や超音波
ホーン15とともに行われる。
【0016】なお、エアシリンダ17は、レギュレータ
(図示せず。)などにより圧力を調整し、超音波ホーン
15と受け治具(後述する。)とによる挟持が一定圧で
行われるよう調整するものである。
【0017】超音波ホーン15は、先端部が粉体3上に
接触可能にして備えられ、その幅寸法Aは、剥離部4の
幅に合わせている。なお、実施の形態では、材料1の全
幅に亘って剥離部4が形成されることで、超音波ホーン
15の長さLは、材料1の左右方向の幅寸法Wよりも広
く形成されている。
【0018】前記材料1を介して、超音波ホーン15と
相対して(下方から対向されて)受け治具18が設けら
れ、この受け治具18は設備本体10に固定されてい
る。ここで受け治具18は、超音波ホーン15の長さL
よりも長く、あるいは同様な長さに形成されている。
【0019】図2において、超音波ホーン15の先端部
で粉体3との接触面は、剥離を施したい形状とほぼ同一
形状に、すなわち接触面の幅寸法は、剥離を施したい部
分の幅寸法とほぼ同一にされている。さらに接触面に
は、材料1の搬送方向に平行な前後方向溝19が、材料
1の搬送方向(前後方向)に対して一定角度を有した左
右方向の複数箇所に形成され、以て接触面は凹凸形状面
15aに形成されている。あるいは接触面には、前後方
向溝19が形成されるとともに、材料1の搬送方向に対
して一定角度を有した左右方向溝20が、材料1の搬送
方向の複数箇所に形成され、以て接触面は凹凸形状面1
5aに形成されている。
【0020】前記受け治具18の粉体3との接触面は、
剥離を施したい形状とほぼ同一形状に、すなわち接触面
の幅寸法は、剥離を施したい部分の幅寸法とほぼ同一に
され、かつ凹凸形状面とされている。以下に、受け治具
18の種々な凹凸形状面を、図3〜図9を参照しながら
説明する。
【0021】図3において、受け治具18には、超音波
ホーン15により剥離された粉体3が通過可能な開口部
(排出口)21が設けられ、そして、開口部外幅Bは剥
離部4の幅に合わせてある。なお開口部21は、材料1
の搬送方向に対して一定角度方向の複数箇所に列状に、
かつ複数列に形成されており、以て接触面は凹凸形状面
18aとされている。
【0022】図4において、受け治具18の接触面側
(超音波ホーン15との対向部)には、一定深さの左右
方向溝22が設けられ、そして、溝外幅Cは剥離部4の
幅に合わせてある。なお左右方向溝22は、材料1の搬
送方向に対して一定角度方向に、かつ材料1の搬送方向
の二箇所(一箇所または複数箇所)に形成されており、
以て接触面が凹凸形状面18aとされている。
【0023】図5において、受け治具18の接触面側に
は、前記左右方向溝22が設けられ、そして、左右方向
溝22内に開放されて前記開口部21が設けられ、以て
接触面が凹凸形状面18aとされている。
【0024】図6において、受け治具18の接触面側は
凸条部23に形成され、この凸条部23の位置に開口部
21が設けられ、以て接触面が凹凸形状面18aとされ
ている。
【0025】図7において、受け治具18の接触面側は
凸条部23に形成され、この凸条部23の位置に、材料
1の搬送方向に平行な前後方向溝24が、材料1の搬送
方向に対して一定角度方向の複数箇所に形成され、以て
接触面が凹凸形状面18aとされている。
【0026】図8において、受け治具18の接触面側は
凸条部23に形成され、この凸条部23の位置に、材料
1の搬送方向に対して斜め方向の傾斜溝25が、材料1
の搬送方向に対して一定角度方向の複数箇所に形成さ
れ、以て接触面が凹凸形状面18aとされている。
【0027】図9において、受け治具18の接触面側は
凸条部23に形成され、この凸条部23の位置に、一定
深さの左右方向溝22が、材料1の搬送方向に対して一
定角度方向に、かつ材料1の搬送方向の二箇所(一箇所
または複数箇所)に形成されており、以て接触面が凹凸
形状面18aとされている。
【0028】以下に、上記した実施の形態1において超
音波剥離工法を説明する。材料1が搬送され剥離ポイン
トが超音波ホーン15の下部に到達すると、この材料1
は停止し、超音波ホーン15がエアシリンダ17により
下降し、その凹凸形状面15aと受け治具18の凹凸形
状面18aとで材料1を一定圧にて挟持する。この状態
で超音波発振器13を一定時間発振させ、すなわち超音
波を与えて、粉体3の超音波剥離を行い、剥離部4を形
成する。その後に、超音波ホーン15を上昇させ、再び
材料1を次の剥離ポイントが来るまで搬送し、以下同様
の剥離動作を繰り返す。
【0029】その際に、超音波の発振タイミングは、超
音波ホーン15の下降と同時でもよく、また、停止タイ
ミングも超音波ホーン15の上昇後でもよい。要は、超
音波ホーン15と受け治具18とで材料1を一定圧にて
挟持した状態での、超音波発振時間を一定時間に設定す
ることが重要である。また、材料1が停止したときの状
態を安定させるために、超音波ホーン15とは別に材料
1の保持機構(図示せず。)を設けることも有効であ
る。
【0030】そして、超音波ホーン15の凹凸形状面1
5aと受け治具18の凹凸形状面18aとで材料1を挟
持した際に、それぞれに設けた溝19,20及び溝2
2,24,25が材料1との空隙となり、この空隙によ
り、振動を良好に行うとともに、溝19,20及び2
2,24,25や開口部21などにより、剥離された粉
体3が円滑に排出される。
【0031】上記した実施の形態1では、材料1とし
て、金属箔など箔状の芯材2の表裏両面に粉体3を塗工
・乾燥させたものを使用し、粉体3の表裏同時の剥離を
行っている。粉体3の塗工・乾燥は片面だけでもよく、
また箔以外の芯材2でも可能である。 (実施の形態2) 上記した実施の形態1では、材料1の幅寸法Wよりも超
音波ホーン15の長さLを広く設定して、材料1の幅一
杯に剥離部4を形成しているが、材料1の幅寸法Wより
も超音波ホーン15の長さLを短く設定したときには、
この超音波ホーン15を材料1の幅方向中央に相対させ
ることで、図10に示すように中央剥離部4Aを形成し
得、また超音波ホーン15を材料1の幅方向一側に相対
させることで、図10に示すように側部剥離部4Bを形
成し得る。 (実施の形態3) 上記した実施の形態1では、材料1の幅寸法Wよりも超
音波ホーン15の長さLを広く設定して、材料1の幅一
杯に剥離部4を形成しているが、幅寸法Wの広い材料1
に対する粉体3の剥離を行う場合には、図11に示すよ
うに、超音波発振器13及び超音波ホーン15を複数台
並べることも可能である。その際に、超音波ホーン15
間の距離E1 (隙間)を超音波ホーン15における凹凸
形状面15aの凹部開口寸法E2 と同一寸法にすること
により、超音波ホーン15の継ぎ部での剥離形状のバラ
ツキを無くすことが可能である。また、この距離E1 を
利用して、剥離された粉体3が円滑に排出される。
【0032】
【発明の効果】本発明の超音波剥離工法によれば、超音
波ホーンの材料との接触面、受け治具の溝外幅を剥離部
形状に合わせ、材料を一定圧で挟持する事により、超音
波の振動範囲をこの部分に集中させることが可能とな
り、結果として、超音波ホーン、受け治具の溝形状と同
等の剥離部形状が、瞬時に安定して得られ、しかも剥離
形状が安定し、また凹凸形状面によって、剥離された粉
体を排出可能であるとともに、空隙により材料を良好に
振動し得る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態1を示し、超音波剥離工法
を可能にする装置の斜視図。
【図2】同実施の形態1における超音波ホーンの斜視
図。
【図3】同実施の形態1における開口部が形成された受
け治具の斜視図。
【図4】同実施の形態1における左右方向溝が形成され
た受け治具の斜視図。
【図5】同実施の形態1における開口部と左右方向溝が
形成された受け治具の斜視図および断面図。
【図6】同実施の形態1における凸条部に開口部が形成
された受け治具の斜視図。
【図7】同実施の形態1における凸条部に前後方向溝が
形成された受け治具の斜視図。
【図8】同実施の形態1における凸条部に傾斜溝が形成
された受け治具の斜視図。
【図9】同実施の形態1における凸条部に左右方向溝が
形成された受け治具の斜視図。
【図10】本発明の実施の形態2を示し、剥離状態の斜
視図。
【図11】本発明の実施の形態3を示し、超音波ホーン
を並べた状態での断面図。
【図12】従来の超音波剥離装置の斜視図。
【符号の説明】
1 材料 2 芯材 3 粉体 4 剥離部 10 設備本体 13 超音波発振器 15 超音波ホーン 15a 凹凸形状面 17 エアシリンダ 18 受け治具 18a 凹凸形状面 19 前後方向溝 20 左右方向溝 21 開口部 22 左右方向溝 24 前後方向溝 25 傾斜溝 A 超音波ホーン15の幅寸法 B 開口部外幅 C 溝外幅 L 超音波ホーン15の長さ W 材料1の幅寸法 E1 超音波ホーン15間の距離 E2 凹凸形状面15aの凹凸寸法
フロントページの続き (56)参考文献 特開 平10−50301(JP,A) 特開 昭64−21385(JP,A) 特開 昭60−201928(JP,A) 特開 昭62−204885(JP,A) 特開 昭55−9363(JP,A) 特開 昭58−51467(JP,A) 特開 平1−251555(JP,A) 特開 平4−345754(JP,A) 実開 昭56−169996(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B05D 1/00 - 7/26

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 芯材上に粉体を塗工・乾燥して形成され
    た材料の搬送路上に設けられ、先端部が粉体上に接触可
    能にして備えられた超音波ホーンと、前記材料を介して
    前記超音波ホーンと相対して設けられた受け治具とを有
    し、この受け治具の粉体との接触面は、剥離を施したい
    形状とほぼ同一形状とし、かつ接触面が凹凸形状面であ
    り、前記超音波ホーンと受け治具とにより材料を一定圧
    で挟持した状態で、超音波を与えて粉体を剥離すること
    を特徴とする超音波剥離工法。
  2. 【請求項2】 超音波を与えての粉体の剥離が、表裏両
    面の同時剥離であることを特徴とする請求項1記載の超
    音波剥離工法。
  3. 【請求項3】 超音波ホーンの先端部で粉体との接触面
    は、剥離を施したい形状とほぼ同一形状とし、かつ接触
    面が凹凸形状面であることを特徴とする請求項1または
    2記載の超音波剥離工法。
  4. 【請求項4】 超音波ホーンを材料の幅方向に複数台並
    べ、超音波ホーン間の距離が、超音波ホーンの凹凸形状
    面の寸法と同一状であることを特徴とする請求項1〜3
    のいずれかに記載の超音波剥離工法。
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