JP3509624B2 - 荷役装置の旋回装置 - Google Patents

荷役装置の旋回装置

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、木材等の長尺物等
の被掴み物を掴んでクレーン等の揚重機器を介して吊り
上げ荷役を行うエンジン駆動油圧式グラブバケット等の
木材グラブバケットや、大型の製材を掴んで同様の荷役
を行なう製材グラブ、あるいは、PCボード等の板材を
吊り上げるエンジン駆動旋回吊具等の荷役装置に取付け
られる旋回装置に係り、詳しくは、該旋回装置の風力吹
出口に該風力の吹出し方向とは逆向きの強風等の逆風が
作用しても確実に旋回推力を発生しうる荷役装置の旋回
装置に関する。
【0002】
【従来の技術】荷役装置としての例えば木材を掴んで荷
降ろし或いは荷積みを行なう木材グラブバケット1Aに
は、図10に示すように、グラブバケット本体10Aの
両側にそれぞれ右旋回装置20Aと左旋回装置20Bが
本体10Aに固着して取付けられる。ここで、図10は
木材グラブバケット1Aの概略を示す平面図であって木
材を掴むバケット部としての爪等は省略している。図1
0(a)において、右、左の旋回装置20A、20Bは
同様に構成されているので、右旋回装置20Aにおいて
説明すると、右旋回装置20Aは、ブロワ21aを内蔵
したブロワ部21とそれに接続され空気吹出口24に行
くに従い縮径した円錐台形状のブロワダクト22で形成
される。
【0003】該ブロワ21aは、グラブバケット本体1
0Aに搭載された油圧ポンプ等の油圧機器でなる油圧装
置で駆動される図示していない油圧モータ等を回転駆動
源としてベルトを介して回転駆動され、ブロワ部21の
端面の吸込口23から空気を吸込み、ブロワダクト22
の端面の吹出口24から空気を吹出させる構成にされて
いる。
【0004】しかして、ブロワダクト22は吹出口24
に向けて縮径された円錐台形状にされているのでブロワ
21aで発生された風力が図10(a)に矢印で示すよ
うに該吹出口24部で絞られた状態で噴出されるため推
力が発生される。それにより、木材グラブバケット1A
をクレーンで吊った状態の宙吊り状態で吊下点Cを中心
として平面的に見て右方向(時計方向)に旋回させるこ
とができる。一方、左旋回装置20Bのブロワを回転駆
動させることにより、木材グラブバケット1Aを吊下点
Cでクレーンで吊った宙吊り状態で該吊下点Cを中心と
して平面的に見て左方向(反時計方向)に旋回させるこ
とができる。このようにして、掴んだ木材の方向調整や
グラブバケット1Aの位置決めを行なうことができる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、図10
(a)で示したように、風力が吹出口24から正常に吹
出す状態では、旋回装置として本来の旋回機能を発揮す
るが、例えば、図10(b)で示すように、強風下での
運転で外部から吹出口24に向かって強風が作用し、該
風力の吹出し方向とは逆向きの逆風が作用するなど、風
力の吹出し抵抗が発生した場合には、旋回ブロワ21a
が回転しても推力が発生せず、グラブバケット1Aが旋
回しない場合があった。
【0006】本発明は上述のような問題点に鑑みてなさ
れたものであり、旋回装置の風力吹出口に該風力の吹出
し方向とは逆向きの強風による逆風等の抵抗が作用して
も確実に旋回推力を発生しうる荷役装置の旋回装置を得
ることを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、本発明の荷役装置の旋回装置は、 (1)重機器で吊り下げられる荷役装置に取付けら
れ、ブロワ軸を中心として回転駆動されてブロワ軸方向
に送風するブロワ部とそれに接続され吹出口に向けて縮
径した円錐台形状のブロワダクトとを備えてなり、該ブ
ロワ部の発生風力を該吹出口から外部へ噴出させて該荷
役装置を吊下点回りに旋回させる旋回装置において、
ブロワダクトの内側空間を分割することなく、該ブロワ
ダクトの内壁部にブロワ部からブロワダクトの吹出口に
向かう方向に沿わせて板状又は棒状のバッフルを取付け
た構成にした。
【0008】(2)また、揚重機器で吊下げられる荷役
装置に取付けられ、ブロワ軸を中心として回転駆動され
てブロワ軸方向に送風するブロワ部とそれに接続され吹
出口に向けて縮径した円錐台形状のブロワダクトとを備
えてなり、該ブロワ部の発生風力を該吹出口から外部へ
噴出させて該荷役装置を吊下点回りに旋回させる旋回装
置において、該ブロワダクトの内壁面に沿わせて板状又
は棒状の部材を所定のツルマキ角をもって螺旋状に形成
したバッフルを該内壁面に取付けた構成にした。
【0009】(3)また、上記(1)又は(2)の旋回
装置において、該バッフルをブロワダクトの内壁面に円
周方向に間隔をおいて複数箇所取付けるか、又は円周方
向の一箇所に取付けた構成とした。
【0010】
【作用】上記(1)の構成では、旋回装置のブロワダク
トの内壁部にブロワ部からブロワダクトの吹出口に向か
う方向に沿わせて板状ないしは棒状のバッフルを取付け
たので、ブロワ部のブロワで発生されブロワダクト内に
供給された風力の一部が、そのままバッフルに沿って、
或いは、バッフルに当たった後にバッフルに沿って吹出
口に導かれる。このため、強風等による逆風が吹出口に
作用しても該逆風に打ち勝って風力が吹出されるため、
推力が発生され、グラブバケット等の荷役装置は旋回さ
れる。
【0011】上記(2)の構成では、ブロワで発生され
る風の一部が螺旋状に形成されたバッフルに沿って流さ
れて渦巻状に旋回されながら吹出されるので、バケット
旋回のための強力な推力が付与され、吹出口に強風等に
よる逆風が吹出し方向と反対方向に作用しても、グラブ
バケット等の荷役装置が確実に旋回される。
【0012】上記(3)の構成では、より多くのバッフ
ルがブロワダクト内に設置されることにより、バッフル
に沿い吹出口に向かって流される風力が強まる。従っ
て、強風等による逆風が吹出口に作用してもより確実に
該逆風に打ち勝って風力が吹出されるため、より確実に
推力が発生され、グラブバケット等の荷役装置がより確
実に旋回される。
【0013】
【発明の実施の形態】次に、図面に示した一実施形態に
より本発明を詳細に説明する。図1は本発明の一実施形
態の旋回装置を取付けた荷役装置としての木材グラブバ
ケットの全体正面図、図2は図1の右側面図、図3は図
1に示した木材グラブバケットを旋回装置を主体として
示した木材グラブバケットの正面図、図4は図3の平面
図、図5から図7は旋回装置を示し、図5は旋回装置の
正面図、図6は図5の右側面図、図7は図6のA〜A線
矢視断面図、図8は図5の底面図、図9は本発明の他の
実施形態を図6に相当させて示す旋回装置の右側面図で
ある。
【0014】図1乃至図4に示すように、木材グラブバ
ケット1は、エンジン駆動油圧式グラブバケットとして
構成され、枠組構造のグラブバケット本体(ガーダ)1
0と、該本体10の下部に回動中心軸13a、14aに
よってそれぞれ上部を軸着された開閉自在なバケット部
としての左の爪13および右の爪14とを有して構成さ
れている。該左右の爪13、14は、それぞれに取付け
られた油圧シリンダ17(図2参照)を作動させること
により、図1に2点鎖線で示すような爪先の回動軌跡で
もって開閉動作をさせることができる。
【0015】即ち、油圧シリンダ17を作動させそのピ
ストンロッド17aを押出すことにより左右の爪13、
14を閉じ、逆にピストンロッド17aを引っ込めるこ
とにより左右の爪13、14を開くことができる。図1
の状態は全開状態を示す。なお、図2では該ピストンロ
ッド17aが押出され左右の爪13、14が開かれてい
る状態を示す。15はクレーン等の揚重機器によってグ
ラブバケット1を吊下げるための本体10の上部にシャ
ックルを介して取付けられたリンクチェーンである。
【0016】本体10の内部には、図示を省略したが、
ディーゼルエンジン等のエンジンが収容されており、該
エンジンにより前記バケット開閉用油圧シリンダ17や
後記する旋回装置用ブロワ21aの駆動用の油圧モータ
30a、30bに圧油を供給するための油圧ポンプが駆
動される。また、図示を省略したが、本体10の内部に
は、該油圧シリンダ17の駆動方向や左右の旋回装置2
0a、20bのブロワ21aの駆動を切り換える電磁切
換弁、該油圧シリンダ17や油圧モータ30a、30b
の作動圧を調整したりするための圧力調整弁などの油圧
機器、或いは、油圧ポンプ用の油タンク、及び、該エン
ジン用バッテリーが収容されて取付けられている。一
方、本体10の外側部には、図示を省略したが、エンジ
ン燃料タンク、操作盤が取付けられると共に、爪13、
14の開閉動作や左旋回装置20a用ブロワ21a及び
右旋回装置20b用ブロワ21aの回転駆動停止動作の
遠隔操作を地上等から可能にするためのアンテナ、受信
器盤が取付けられている。
【0017】しかして、図1、図3、図4に示すよう
に、グラブバケット1には、吊下点C(リンクチェーン
15の中心)を中心としたグラブバケット本体10の両
外側に、それぞれ左旋回装置(左方向へ旋回させる装
置)20a及び右旋回装置(右方向へ旋回させる装置)
20bがブラケット25を介して固定されて取付けられ
ている。16は本体10の外側に設置された該旋回装置
20や油圧シリンダ17、燃料タンク、操作盤、受信機
盤等の機器が外部障害物との接触による損傷を防ぐため
のプロテクタである。
【0018】左、右旋回装置20a、20bは同一の構
成にされ、それぞれ、詳細を図5〜図8に示すように、
片側端に空気吸込口23を備えブロワ21aを内蔵した
ブロワ部21と該ブロワ部21のケーシングに接続され
該空気吸込口23とは反対側端部に空気吹出口24を備
え該空気吹出口24側に行くにしたがって縮径された断
面が円錐型形状(円錐台形状ともいう)のブロワダクト
22とから構成されている。
【0019】そして、左、右旋回装置20a、20bの
それぞれのブロワ部21のブロワ21aは、図3および
図4に示すように、バケット本体10の両外側の旋回装
置の上部に取付けられたそれぞれの油圧モータ30a及
び30bによって回転駆動される。即ち、該それぞれの
ブロワ21aは、ブロワ軸21bの軸端に取付けられた
ベルトプーリ27a(27b)と油圧モータ30a(3
0b)の出力軸の軸端に取付けられたベルトプーリ28
a(28b)の間にVベルト29a(29b)が掛け渡
されて、油圧モータ30a(左旋回装置用)、30b
(右旋回装置用)を油圧ポンプによって個別に駆動させ
ることにより、個別に回転駆動される。
【0020】しかして、旋回装置20a(20b)のブ
ロワダクト22には、その内壁部に、周方向の一個所
に、板状部材でなる直線状のバッフル(邪魔板)26
が、ブロワ部21からブロワダクト22の空気吹出口2
4に向かう方向に沿わされて延在されて、即ち、ブロワ
ダクト22の円錐形状の内壁傾斜面に沿わされて、立設
されて取付けられている。
【0021】このような構成において、例えば、木材グ
ラブバケット1により被掴み物としての木材を左右の爪
13、14を閉じて掴む場合や、掴んだ木材をクレーン
で吊り上げて移送させる場合において、それぞれ、積ま
れている木材の方向とバケットの掴み方向の位置合わせ
を行なうために、および、吊り上げた木材の搬送方向や
向きの調整などをするために、グラブバケット1をクレ
ーンで吊った状態で左又は右の旋回装置20a、20b
を作動させる。
【0022】図4に示すように、左旋回装置20aを作
動させれば、そのブロワダクト22の空気吹出口からブ
ロワ21aで発生された風(風力)が吐き出されて推力
が発生されグラブバケット1を上面視(平面視)で左方
向(反時計方向)に旋回させることができる。また、右
旋回装置20bを作動させれば、グラブバケット1を上
面視(平面視)で右方向(時計方向)に旋回させること
ができる。
【0023】しかして、このようにブロワ21aで発生
した風がブロワダクト22内を通過するときに、該ブロ
ワダクト22の内部にはブロワ部21から空気吹出口2
4に向かう方向に沿って板状のバッフル26が取付けら
れていることにより、ブロワ21aで発生されブロワダ
クト22内に供給された風は一部が、そのままバッフル
26の板面に沿って、或いは、バッフル26の板面に当
たった後にバッフル26の板面に沿って吹出口24側に
導かれる。このため強風等による逆風が吹出口24に作
用して吹出口24を塞いだ状態になったとしても該逆風
に打ち勝って風力が吹出されるため、推力が発生され、
グラブバケット1を確実に旋回させることができる。
【0024】つぎに、本発明の旋回装置の他の実施形態
を図9に基づき説明する。本実施形態では、板状で直線
状のバッフル26がブロワダクト22の周方向に等間隔
位置の複数箇所(本実施形態では3箇所、3枚)にブロ
ワダクト22の内壁面にブロワ部21から空気吹出口2
4に向かう方向に沿って取付けられている。このよう
に、この実施形態では、バッフル26が円周方向に複数
箇所設置されているので、吹出口24側に強制的に導か
れる風力が強められるため、吹出方向と逆方向の強風が
吹出口24に当たっても一層確実にブロワ風力を吹出口
24から吹出させて推力を発生させることができ、グラ
ブバケット1を一層確実に旋回させることができる。
【0025】以上の実施形態では、バッフル26が断面
が竪方向に細長い矩形の板状の場合を示したが、断面が
角形状、或いは、丸形状をした棒状のバッフルであって
もよい。
【0026】また、以上の実施形態では、バッフル26
は板状又は棒状で直線状のものとされているので、バッ
フルの製作が容易であると共に、既存のグラブバケット
の旋回装置に容易に取付けることができ、本発明を容易
に実施することができる。
【0027】また、以上の実施形態では、バッフル26
は板状部材又は棒状部材をブロワダクト22の傾斜内壁
面にブロワ部21側から空気吹出口24側に向けて直線
状に伸ばして(沿わせて)取付けて構成した場合を示し
たが、バッフルを、板状部材又は棒状部材をブロワダク
ト22の内壁面に沿わせて所定のツルマキ角をもって、
例えば、風の吹出抵抗が大きくならないように比較的緩
やかのツルマキ角でもって、螺旋状に形成して、該ブロ
ワダクト22の内壁面に取付けて構成してもよい。
【0028】このようにバッフルを構成した場合は、該
ブロワで発生される風の一部を螺旋状に形成されたバッ
フルの板面又は棒の側面に沿わせて流して渦巻状に旋回
させながら空気吹出口24から吹出させることができる
ので、バケット旋回のための強力な推力が付与され、空
気吹出口24に強風等による逆風が吹出し方向と反対方
向に作用しても、グラブバケットを確実に旋回させるこ
とができる。勿論、この螺旋状バッフルも、円周方向に
間隔をおいて複数箇所(枚)取付けてもよく、その場合
はより強力にブロワ風力を吹出口24から吹出させて推
力を発生させることができる。
【0029】以上の実施形態では、旋回装置がバケット
部が爪13、14で構成され被掴み物として木材等の長
尺物重量物を掴む木材グラブバケットに適用された場合
を示したが、本発明は、バケット部が他の異なる形状、
例えばバラ物を取り入れるための一定容積を有した箱
(容器)形式のグラブバケット、或いは、被掴み物を引
っ掛けて吊り下げ荷役を行う形式のバケット、大型の製
材を掴んで荷役を行なう製材グラブ、或いは、建築現場
でPCボード等の板材を吊り上げて建築物に取付けるた
めに使用される旋回吊具などの荷役装置に好適に用いる
ことができる。
【0030】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように本発明つ
ぎのような優れた効果を奏する。
【0031】請求項1の構成のグラブバケット等の荷役
装置の旋回装置では、ブロワ部のブロワで発生されブロ
ワダクト内に供給された風力の一部を、そのままバッフ
ルに沿わせて、或いは、バッフルに当たった後にバッフ
ルに沿わせて吹出口に導くことができるため、強風等に
よる逆風が吹出口に作用した場合でも、該逆風に打ち勝
って風力を吹出させることができ、グラブバケット等の
荷役装置に旋回推力を発生させて、グラブバケット等の
荷役装置を旋回させることができる。このように本発明
は簡単な構造のバッフルを取付けるだけで確実にグラブ
バケット等の荷役装置を旋回させることができ、極めて
実用的である。
【0032】請求項2の構成のグラブバケット等の荷役
装置の旋回装置では、ブロワで発生される風の一部が渦
巻状に旋回されながら吹出されるので、バケット旋回の
ための強力な推力が付与され、吹出口に強風等による逆
風が吹出し方向と反対方向に作用したとしても、グラブ
バケット等の荷役装置を確実に旋回させることができ
る。
【0033】請求項3の構成のグラブバケット等の荷役
装置の旋回装置では、より多くのバッフルがブロワダク
ト内に設置されるのでバッフルに沿い吹出口に向かって
流される風力が強められる。従って強風等による逆風が
吹出口に作用してもより確実に該逆風に打ち勝って風力
が吹出されるため、より確実に推力を発生させることが
でき、グラブバケット等の荷役装置をより確実に旋回さ
せることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態の旋回装置を取付けた荷役
装置としての木材グラブバケットの全体正面図である。
【図2】図1の右側面図である。
【図3】図1に示した木材グラブバケットを旋回装置を
主体として示した木材グラブバケットの正面図である。
【図4】図3の平面図である。
【図5】本発明の旋回装置の実施形態の正面図である。
【図6】図5の右側面図である。
【図7】図6のA〜A線矢視断面図である。
【図8】図5の底面図である。
【図9】本発明の他の実施形態を図6に相当させて示す
旋回装置の右側面図である。
【図10】従来の旋回装置を木材グラブバケットに取付
けた場合の該旋回装置の構造、作用を説明する平面図で
ある。
【符号の説明】
1、1A 木材グラブバケット(荷役装置) 10、10A グラブバケット本体(ガーダ) 13、14 爪(バケット部) 17 油圧シリンダ C グラブバケット吊下点 20b、20A 右旋回装置 20a、20B 左旋回装置 21 ブロワ部 21a ブロワ 22 ブロワダクト 23 空気吸込口 24 空気吹出口 26 板状バッフル 30a、30b 油圧モータ(ブロワ駆動用)
フロントページの続き (56)参考文献 特開 平8−258703(JP,A) 実開 平3−38890(JP,U) 実開 昭58−6992(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B66C 13/08 B66C 1/42

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 揚重機器で吊り下げられる荷役装置に取
    付けられ、ブロワ軸を中心として回転駆動されてブロワ
    軸方向に送風するブロワ部とそれに接続され吹出口に向
    けて縮径した円錐台形状のブロワダクトとを備えてな
    り、該ブロワ部の発生風力を該吹出口から外部へ噴出さ
    せて該荷役装置を吊下点回りに旋回させる旋回装置にお
    いて、該ブロワダクトの内側空間を分割することなく、 該ブロ
    ワダクトの内壁部にブロワ部からブロワダクトの吹出口
    に向かう方向に沿わせて板状又は棒状のバッフルを取付
    けたことを特徴とする荷役装置の旋回装置。
  2. 【請求項2】 揚重機器で吊下げられる荷役装置に取付
    けられ、ブロワ軸を中心として回転駆動されてブロワ軸
    方向に送風するブロワ部とそれに接続され吹出口に向け
    て縮径した円錐台形状のブロワダクトとを備えてなり、
    該ブロワ部の発生風力を該吹出口から外部へ噴出させて
    該荷役装置を吊下点回りに旋回させる旋回装置におい
    て、 該ブロワダクトの内壁面に沿わせて板状又は棒状の部材
    を所定のツルマキ角をもって螺旋状に形成したバッフル
    を該内壁面に取付けたことを特徴とする荷役装置の旋回
    装置。
  3. 【請求項3】 該バッフルをブロワダクトの内壁面に円
    周方向に間隔をおいて複数箇所取付けたことを特徴とす
    る請求項1又は2記載の荷役装置の旋回装置。
  4. 【請求項4】 該バッフルをブロワダクトの内壁面に円
    周方向の一箇所に取り付けたことを特徴とする請求項1
    又は2記載の荷役装置の旋回装置。
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