JP3508338B2 - ドップラ測位装置 - Google Patents

ドップラ測位装置

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JP3508338B2 JP28275895A JP28275895A JP3508338B2 JP 3508338 B2 JP3508338 B2 JP 3508338B2 JP 28275895 A JP28275895 A JP 28275895A JP 28275895 A JP28275895 A JP 28275895A JP 3508338 B2 JP3508338 B2 JP 3508338B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、周回する人工衛星
からの電波を受信し、受信信号のドップラ量の変化を計
測することによって受信位置を測位するドップラ測位装
置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】以下に従来のドップラ測位装置につい
て、図面を参照しながら説明する。
【0003】図4は従来のドップラ測位装置の構成を示
すブロック図である。図4において、1は一定の周波数
の電波を送信する人工衛星から電波を受信する受信アン
テナ、2は受信アンテナ1において受信した受信信号を
適当な中間周波数帯に変換する周波数変換器、3は周波
数変換器2からの出力信号を復調するデータ復調器、4
は周波数変換器2からの出力信号から搬送波を再生する
キャリア再生器、5はキャリア再生器4で再生された搬
送波の周波数を測定するキャリア測定器、6はデータ復
調器3及びキャリア測定器5からそれぞれ出力された人
工衛星が送信したときのキャリア周波数(以下「送信周
波数」と称する)及びこの装置で受信したときのキャリ
ア周波数(以下「受信周波数」と称する)からドップラ
量を求めるドップラ量演算部、7はドップラ量演算部6
で求められたドップラ量を基に、受信位置の測位演算を
行う測位演算処理部である。
【0004】以上のように構成されたドップラ測位装置
について、次にその動作について説明する。
【0005】図4に示すように、受信アンテナ1で人工
衛星からの電波を受信し、受信信号は周波数変換器2で
適当な中間周波数帯へ周波数変換される。中間周波数帯
に変換された信号はデータ復調器3に送られて復調デー
タとなる。この復調データには送信周波数の値を示す情
報や人工衛星の軌道情報などが含まれている。この復調
データはドップラ量演算部6に送られる。
【0006】また、周波数変換器2において中間周波数
帯に変換された信号は、キャリア再生器4にも送られ、
キャリア再生器4で搬送波に再生され、キャリア測定器
5で搬送波の周波数、つまり受信周波数を測定する。こ
の受信周波数はドップラ量演算部6に送られる。
【0007】ドップラ量演算部6では、データ復調器3
及びキャリア測定器5からそれぞれ得た送信周波数及び
受信周波数からドップラ量を計算する。ドップラ量演算
部6において求められたドップラ量は、測位演算処理部
7に送られ、測位演算処理部7はドップラ量を基に自位
置の測位演算を行っていた。測位演算処理部7の演算処
理について、以下に簡単に説明をしておく。
【0008】図5及び図6は従来の測位演算処理部にお
ける測位演算の概念図である。上空を飛ぶ人工衛星に一
定の周波数の電波を送信する送信機を設置し、地上でこ
の電波を受信して周波数を測定していくと、図5に示す
ように、受信周波数は、人工衛星が近づいてくるときは
送信周波数よりも高く、遠ざかりつつあるときは送信周
波数よりも低くなることが知られている。これはいわゆ
るドップラ効果による周波数の偏移であり、この偏移量
(以下「ドップラ量」と称する)を測定することによっ
て、人工衛星と受信位置との間における距離の時間的変
化率が得られる。ここで、人工衛星の軌道が分かってい
れば、受信位置を計算することができる。
【0009】今、一定の周波数f[Hz]の電波を人工
衛星が出しているとき、この電波を地上において受信し
た場合の周波数がfa[Hz]であったとすると、前述
のドップラ効果によって(数1)が得られる。ただしΔ
fはドップラ量であり、sは受信位置と周回衛星との距
離[m]、cは電波の伝搬速度[m/s]である。
【0010】
【数1】
【0011】ある一定時間毎の人工衛星の位置が分かれ
ば、この時間のドップラ量を積分することによって、こ
の間に受信位置と人工衛星との間の距離がどれだけ変化
したのかが分かる。すなわち図6に示すように、受信位
置は積分開始と終了時点の周回衛星の位置を焦点とする
回転双曲面と地上との交線上にあることになる。
【0012】そこで、受信位置の上空を人工衛星が通過
しつつあるときに、幾つかのこのような位置の曲線を求
め、連立方程式を解いて受信位置を計算し、推定受信位
置との誤差分がある一定値以下になるまで推定受信位置
を更新しながら位置計算を繰り返す(逐次近似法)こと
によって、これらの交点として受信位置を決定すること
ができる。
【0013】
【発明が解決しようとする課題】このドップラ測位装置
においては、人工衛星からの電波のC/Nの劣化、周波
数変換器のノイズ量の変動、あるいは局部発振器の発振
周波数の微少変動などの要因により、中間周波数帯の信
号のC/Nが劣化し、キャリアを再生する際に、ランダ
ム的なばらつきを生じる。ドップラ量がばらつくと、測
位演算において充分な精度がとれないという問題点を有
していた。
【0014】本発明は、ドップラ量のばらつきを抑え、
精度良く測位演算を行うことのできるドップラ測位装置
を提供することを目的とする。
【0015】
【課題を解決するための手段】この課題を解決するため
に本発明は、一定の周波数の電波を送出する人工衛星か
ら電波を受信する受信アンテナと、この受信アンテナに
おいて受信した受信信号を適当な中間周波数帯の信号に
変換する周波数変換器と、周波数変換器からの出力信号
を復調するデータ復調器と、データ復調器において復調
された復調データに含まれ、人工衛星の送信周波数情報
が送られてきたことを示す固定パターンを検出する固定
パターン検出器と、周波数変換器からの出力信号から搬
送波を再生するキャリア再生器と、キャリア再生器で再
生された搬送波の受信周波数を測定するキャリア測定器
と、キャリア測定器において測定した受信周波数値を記
憶しておく受信周波数記憶部と、固定パターン検出器に
おいて固定パターンが検出されたときに、その前後にお
いて受信周波数記憶部に記憶された所定数の受信周波数
値を平均化処理する平均化器と、データ復調器から出力
された復調データに含まれる送信周波数値及び平均化器
から出力された受信周波数値からドップラ量を計算する
ドップラ量演算部と、ドップラ演算部において得られた
ドップラ量に基づいて受信位置を計算する測位演算処理
部とを備えた。
【0016】これにより、精度の良い受信位置を測位演
算することのできるドップラ測位装置を得ることができ
る。
【0017】
【発明の実施の形態】本発明の請求項1に記載の発明
は、一定の周波数の電波を送出する人工衛星から電波を
受信する受信アンテナと、この受信アンテナにおいて受
信した受信信号を適当な中間周波数帯の信号に変換する
周波数変換器と、周波数変換器からの出力信号を復調す
るデータ復調器と、データ復調器において復調された復
調データに含まれ、人工衛星の送信周波数情報が送られ
てきたことを示す固定パターンを検出する固定パターン
検出器と、周波数変換器からの出力信号から搬送波を再
生するキャリア再生器と、キャリア再生器で再生された
搬送波の受信周波数を測定するキャリア測定器と、キャ
リア測定器において測定した受信周波数を記憶しておく
受信周波数記憶部と、固定パターン検出器において固定
パターンが検出されたときに、その前後において受信周
波数記憶部に記憶された所定数の受信周波数値を平均化
処理する平均化器と、データ復調器から出力された復調
データに含まれる送信周波数値及び平均化器から出力さ
れた受信周波数値からドップラ量を計算するドップラ量
演算部と、ドップラ演算部において得られたドップラ量
に基づいて受信位置を計算する測位演算処理部とを備え
たものであり、キャリア測定器で求めた受信周波数を受
信周波数記憶部に記憶しておき、固定パターンが得られ
たときの前後における所定の数の受信周波数を平均化処
理した受信周波数を基にドップラ量演算部においてドッ
プラ量を求めているので、ドップラ量がばらつくことを
抑えることができる。
【0018】本発明の請求項2に記載の発明は、受信周
波数記憶部から出力される受信周波数のデータを選別す
る選別器を備え、受信周波数記憶部から出力されるデー
タのうち、選別器において最大値及び/または最小値と
なるデータを削除する構成としたものであり、平均化器
において受信周波数を平均化処理する際に、大きく値の
外れたデータを削除できることになり、請求項1に記載
の発明よりもドップラ量のばらつきを抑えることができ
る。
【0019】以下、本発明の実施に形態について、図面
を参照しながら説明する。 (実施の形態1)図1は本発明の第1の実施の形態にお
けるドップラ測位装置の構成を示すブロック図である。
図1において、受信アンテナ1、周波数変換器2、デー
タ復調器3、キャリア再生器4、キャリア測定器5、ド
ップラ量演算部6及び測位演算処理部7は従来例と同様
であり説明を省略する。8はキャリア演算部であり、こ
のキャリア演算部8は、キャリア測定器5において測定
した搬送波の周波数(以下「受信周波数」と称する)を
記憶しておく受信周波数記憶部9と、受信周波数記憶部
9に記憶された複数の受信周波数の値を平均化する平均
化器10とを備えている。12は人工衛星から送信され
たときの周波数(以下「送信周波数」と称する)の情報
が送られてきたことを示す信号(以下「固定パターン」
と称する)を検出する固定パターン検出器を示してい
る。
【0020】以上のように構成されたドップラ測位装置
について、以下にその動作について説明する。
【0021】図1に示すように、一定の周波数の電波を
送出する人工衛星から、受信アンテナ1においてその電
波を受信し、周波数変換器2において受信した信号を中
間周波数帯の信号に変換する。周波数変換器2から出力
される中間周波数帯の信号は、データ復調器3及びキャ
リア再生器4に送られる。
【0022】データ復調器3に送られた信号は、データ
復調器3で復調されて復調データを得る。復調データは
従来例と同様にドップラ量演算部6に送られる。この復
調データには人工衛星の送信周波数の情報、また送信周
波数の情報が送られてきたことを示す固定パターン、測
位演算に必要な人工衛星の軌道情報などが含まれてい
る。この送信周波数の情報が送られてきたときには、そ
の旨を示す固定パターンが含まれており、固定パターン
検出器12はこの固定パターンを検出すると、受信周波
数記憶部9に対して、固定パターンを検出したことを示
すパルス信号を出力する。
【0023】また、周波数変換器2から出力される中間
周波数帯の信号は、キャリア再生器4にも送られ、キャ
リア再生器4で本装置における搬送波を再生し、キャリ
ア測定器5においてその搬送波の周波数である受信周波
数を測定する。測定した受信周波数の値は、キャリア演
算部8を介してドップラ量演算部6へ送られる。ここ
で、キャリア演算部8の処理について示しておく。
【0024】図2は本発明の第1の実施の形態における
キャリア演算部の処理概念を示す図である。図2に示す
ように、キャリア演算部8は、キャリア測定器5におい
て測定した搬送波の受信周波数の値を記憶しておく受信
周波数記憶部9と、受信周波数記憶部9に記憶された複
数の受信周波数の値を平均化処理する平均化器10とを
備えている。受信周波数記憶部9は、2n個のメモリー
を有しており、シフトレジスタのように時系列に受信周
波数の値を格納していく。
【0025】前述したように、固定パターン検出器12
からパルス信号が受信周波数記憶部9に対して出力され
ると、受信周波数記憶部9は、パルス信号の時間的な前
後n個(例えばn=10の場合は計20個)、つまり2
n個のデータ群を平均化器10へ出力する。平均化器1
0では、これらの2n個のデータを平均化処理し、得ら
れた受信周波数の平均値を、人工衛星からの送信周波数
との同期パターンにおける受信周波数の値としてドップ
ラ量演算部6へ送る。
【0026】ドップラ量演算部6は、キャリア演算部8
において平均化処理されたキャリアの受信周波数の値
と、データ復調器3から送られてくる復調信号に含まれ
る人工衛星が送信したときの送信周波数とを用いて、ド
ップラ効果による周波数の偏移であるドップラ量を計算
し、このドップラ量に基づいて測位演算処理部7で受信
位置を計算する。なお、測位演算処理部7において行わ
れる演算処理は従来と同様であり、説明を省略する。
【0027】以上のように第1の実施の形態では、キャ
リア測定器5において測定した搬送波の受信周波数の値
を、受信周波数記憶部9に記憶させておき、データ復調
器3の復調データから検出される固定パターンの前後に
おいて、受信周波数記憶部9に記憶しておいた搬送波の
受信周波数の値2n個の平均値を平均化器10におい
て、送信周波数に同期した受信周波数として算出し、ド
ップラ量演算部6に送っている。したがって、キャリア
測定器5において測定した受信周波数の値にランダム的
にばらつきを生じていたとしても、キャリア演算部8に
おいて平均化することにより、ばらつきを抑えることが
でき、測位演算処理部7における受信位置の測位の精度
の向上を図ることができる。
【0028】(実施の形態2)図3は本発明の第2の実
施の形態におけるドップラ測位装置の構成を示すブロッ
ク図である。なお、第1の実施の形態と同様の部分につ
いては、説明を省略もしくは簡略している。図3におい
て、キャリア演算部8は、受信周波数記憶部9と、選別
器11と、平均化器10とを備えている。選別器11は
受信周波数記憶部9から出力されるデータの中から、一
部のデータを削除するものである。
【0029】人工衛星からの電波を受信アンテナ1で受
信し、周波数変換器2において周波数変換を行う。周波
数変換器2からの出力信号は、データ復調器3及びキャ
リア再生器4にそれぞれ送られる。データ復調器3では
入力された信号を復調してドップラ量演算部6に送る。
また、キャリア再生器4では入力された信号を搬送波に
再生し、キャリア測定器5においてその受信周波数を測
定し、受信周波数記憶部9に記憶させる。また、固定パ
ターン検出器12が、データ復調器3から出力される復
調データに固定パターンを検出したときは、パルス信号
が受信周波数記憶部9に出力される。ここまでは第1の
実施の形態と同様である。
【0030】固定パターン検出器12からパルス信号が
受信周波数記憶部9に出力されると、受信周波数記憶部
9は、パルス信号の時間的な前後における2n個のデー
タを選別器11に対して出力する。選別器11は受信周
波数記憶部9から渡される2n個の受信周波数周波数デ
ータ群の中で、最大値、最小値となるデータを見つけ出
してそれを削除し、残りの(2n−2)個のデータを平
均化器10へ出力する。なお、選別器11において、受
信周波数記憶部9から出力されるデータから最大値、最
小値を見つけるアルゴリズムは一般的なものでよい。平
均化器10で(2n−2)個のデータの平均値を算出
し、その結果を送信周波数に同期した受信周波数として
ドップラ量演算部6へ出力する。
【0031】なお、ドップラ量演算部6で復調データと
この受信周波数とを用いてドップラ量を計算し、測位演
算処理部7で受信装置の位置を計算することは、第1の
実施の形態と同様である。
【0032】以上のように第2の実施の形態では、受信
周波数記憶部9に記憶した受信周波数の2n個のデータ
のなかで、飛び抜けて誤った、あるいは大きく外れた値
があったとしても、そのデータを削除することができる
ので、測位演算処理部7における受信位置の測位に関し
て、第1の実施の形態よりも優れた精度を実現できるも
のである。
【0033】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、人工衛星
からの電波のC/Nの劣化、受信機の周波数変換器のノ
イズ量の変動、局部発振器の発振周波数の微少変動など
の要因で中間周波数帯の信号のC/Nが劣化し、再生す
る搬送波の受信周波数にランダム的なばらつきが生じて
いたとしても、キャリア再生器において再生した搬送波
を、キャリア測定器においてその受信周波数を測定し、
受信周波数記憶部に記憶させておき、固定パターン検出
器において固定パターンが検出されたときに、受信周波
数記憶部は時間的な前後において記憶しておいた複数の
受信周波数データを平均化器に出力し、平均化処理した
受信周波数を、送信周波数に同期した受信周波数として
ドップラ量演算部に送るので、受信周波数のランダム的
なばらつきを抑えることができる。したがって、ドップ
ラ量演算部において算出するドップラ量のばらつきを抑
えることができ、測位演算処理部における受信位置の測
位演算において十分な精度、さらには信頼性を得ること
ができる。
【0034】また、受信周波数記憶部から出力されたデ
ータの中から、選別器で受信周波数の最大値及び/また
は最小値を見つけ出し、それを削除して平均化器におい
て平均化するため、都市雑音のように非常に短い時間幅
のインパルス状雑音を受けるような場合であっても、そ
の影響による誤差を削除することができるので、請求項
1の発明よりも受信周波数のランダム的なばらつきを抑
えることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態におけるドップラ測
位装置の構成を示すブロック図
【図2】本発明の第1の実施の形態におけるキャリア演
算部の処理概念を示す図
【図3】本発明の第2の実施の形態におけるドップラ測
位装置の構成を示すブロック図
【図4】従来のドップラ測位装置の構成を示すブロック
【図5】従来の測位演算処理部における測位演算の概念
【図6】従来の測位演算処理部における測位演算の概念
【符号の説明】
1 受信アンテナ 2 周波数変換器 3 データ復調器 4 キャリア再生器 5 キャリア測定器 6 ドップラ量演算部 7 測位演算処理部 8 キャリア演算部 9 受信周波数記憶部 10 平均化器 11 選別器 12 固定パターン検出器
フロントページの続き (56)参考文献 特開 平7−43445(JP,A) 特開 平6−317645(JP,A) 特開 平6−308213(JP,A) 特開 平6−294829(JP,A) 特開 平6−130143(JP,A) 特開 平4−43985(JP,A) 特開 昭61−25081(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G01S 5/00 - 5/14

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】一定の周波数の電波を送出する人工衛星か
    ら電波を受信する受信アンテナと、前記受信アンテナに
    おいて受信した受信信号を適当な中間周波数帯の信号に
    変換する周波数変換器と、前記周波数変換器からの出力
    信号を復調するデータ復調器と、前記データ復調器にお
    いて復調された復調データに含まれ、人工衛星の送信周
    波数の情報が送られてきたことを示す固定パターンを検
    出する固定パターン検出器と、前記周波数変換器からの
    出力信号から搬送波を再生するキャリア再生器と、前記
    キャリア再生器で再生された搬送波の受信周波数を測定
    するキャリア測定器と、前記キャリア測定器において測
    定した受信周波数値を記憶しておく受信周波数記憶部
    と、前記固定パターン検出器において固定パターンが検
    出されたときに、その前後において前記受信周波数記憶
    部に記憶された所定数の受信周波数値を平均化処理する
    平均化器と、前記データ復調器から出力された復調デー
    タに含まれる送信周波数値及び前記平均化器から出力さ
    れた受信周波数値からドップラ量を計算するドップラ量
    演算部と、前記ドップラ演算部において得られたドップ
    ラ量に基づいて受信位置を計算する測位演算処理部とを
    備えたことを特徴とするドップラ測位装置。
  2. 【請求項2】前記受信周波数記憶部から出力される受信
    周波数値のデータを選別する選別器を備え、前記受信周
    波数記憶部から出力されるデータのうち、前記選別器に
    おいて最大値及び/または最小値となるデータを削除す
    ることを特徴とする請求項1記載のドップラ測位装置。
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