JP3489202B2 - Gps受信装置 - Google Patents

Gps受信装置

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JP3489202B2
JP3489202B2 JP19547594A JP19547594A JP3489202B2 JP 3489202 B2 JP3489202 B2 JP 3489202B2 JP 19547594 A JP19547594 A JP 19547594A JP 19547594 A JP19547594 A JP 19547594A JP 3489202 B2 JP3489202 B2 JP 3489202B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、車両等の移動体に設け
られてGPS衛星からの電波を受信するGPS受信装置
に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種のGPS受信装置において
は、GPS衛星からの衛星電波により検出されたキャリ
ア信号の周波数と追跡キャリア信号の周波数との位相に
基づき、追跡キャリア信号の周波数をフィードバック調
整してキャリア信号の周波数と前記追跡キャリア信号の
周波数との位相同期をはかるディジタルPLL構成を備
えている。
【0003】そして、その位相を所定のロック範囲と比
較して位相同期がとれているかどうかを判別し、位相同
期判別時にキャリア信号に含まれる航法メッセージを復
調して測位演算を行うとともに、位相同期判別時の追跡
キャリア信号の周波数によるドップラーシフトに基づき
移動体の速度を演算するようにしている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、車両等
の移動体の震動等によりこのGPS受信装置が震動した
場合、検出されたキャリア信号の周波数にずれが生じる
ことがある。例えば、キャリア信号の検出を行う高周波
処理回路において、所定の中間周波数に変換するために
用いられるVCO(電圧制御発振器)からの出力周波数
が変動し、その結果キャリア信号の周波数にずれが生じ
る。このような場合、航法メッセージの復調については
キャリア信号の周波数に多少のずれがあっても復調可能
であるが、速度演算においてはキャリア信号の周波数ず
れにより追跡キャリア信号の周波数がずれると、計測さ
れるドップラーシフトが変化し、それにより求められる
速度が異常になってしまうという問題が発生する。
【0005】本発明は上記問題に鑑みてなされたもの
で、キャリア信号の周波数に変動を生じた場合に、航法
メッセージの復調を良好に行うとともに、速度の異常値
を演算しないようにすることを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は上記目的を達成
するため、請求項1に記載の発明においては、GPS衛
星からの衛星電波を受信するアンテナ(1)と、このア
ンテナ(1)にて受信した衛星電波からキャリア信号を
検出するキャリア検出手段(2〜9)と、この検出され
たキャリア信号の周波数と追跡キャリア信号の周波数と
の位相に基づき、前記追跡キャリア信号の周波数をフィ
ードバック調整して前記キャリア信号の周波数と前記追
跡キャリア信号の周波数との位相同期をはかるキャリア
追跡手段(10〜18,19a,19b)と、前記位相
が所定のロック範囲内に入っているか否かにより位相同
期を判別する判別手段(19c)と、この判別手段(1
9c)による位相同期判別時に前記キャリア信号に含ま
れる航法メッセージを復調する航法メッセージ復調手段
(19d)と、前記判別手段による位相同期判別時の前
記追跡キャリア信号の周波数によるドップラーシフトに
基づき速度を演算する速度演算手段(105)と、前記
航法メッセージを復調している時と速度を演算している
時とを識別して、前記ロック範囲を、前記速度演算時の
方を狭くするように設定するロック範囲設定手段(19
e)とを備えたことを特徴としている。
【0007】請求項2に記載の発明においては、GPS
衛星からの衛星電波を受信するアンテナ(1)と、この
アンテナ(1)にて受信した衛星電波からキャリア信号
を検出するキャリア検出手段と、この検出されたキャリ
ア信号の周波数と追跡キャリア信号の周波数との位相に
基づき、前記追跡キャリア信号の周波数をフィードバッ
ク調整して前記キャリア信号の周波数と前記追跡キャリ
ア信号の周波数との位相同期をはかるキャリア追跡手段
(10〜18,19a,19b)とを備え、位相同期が
とれている時に、前記キャリア信号に含まれる航法メッ
セージを復調するとともに、前記追跡キャリア信号の周
波数によるドップラーシフトに基づき速度を演算するよ
うにしたGPS受信装置において、前記航法メッセージ
を復調している時と前記速度を演算している時とを識別
する識別手段(301)と、この識別手段(301)に
て航法メッセージを復調している時を識別した時に、前
記位相が第1のロック範囲に入っていることにより前記
位相同期を判定する第1のロック判定手段(302)
と、前記識別手段(301)にて速度を演算している時
を識別している時に、前記位相が前記第1のロック範囲
より狭い第2のロック範囲に入っていることにより前記
位相同期を判定する第2のロック判定手段(303)と
を設けたことを特徴としている。
【0008】なお、上記各手段のカッコ内の符号は、後
述する実施例記載の具体的手段との対応関係を示すもの
である。
【0009】
【発明の作用効果】請求項1および2に記載の発明によ
れば、GPS衛星からの衛星電波により検出されたキャ
リア信号の周波数と追跡キャリア信号の周波数との位相
に基づき、追跡キャリア信号の周波数をフィードバック
調整してキャリア信号の周波数と前記追跡キャリア信号
の周波数との位相同期をはかるPLL構成を備えてい
る。
【0010】そして、その位相が所定のロック範囲内に
入っているか否かにより位相同期を判別し、位相同期判
別時に前記キャリア信号に含まれる航法メッセージを復
調するとともに追跡キャリア信号の周波数によるドップ
ラーシフトに基づき速度を演算するようにしている。こ
こで、航法メッセージを復調している時と速度を演算し
ている時とを識別して、ロック範囲を、速度演算時の方
を狭くするようにして、上記位相同期の判別を行ってい
る。
【0011】従って、キャリア信号の周波数に変動を生
じた場合に、広いロック範囲による位相同期判別にて航
法メッセージの復調を良好に行うことができる。また、
そのような場合に、速度の演算に対しては、狭いロック
範囲を設定するため、ドップラーシフトの異常値を計測
しないようにして、異常な速度値を演算しないようにす
ることができる。このことにより、速度については精度
の高い値を得ることができる。
【0012】
【実施例】以下、本発明を図に示す実施例について説明
する。図1はGPS受信装置における高周波処理回路の
構成を示し、図2はスペクトラム逆拡散部および測位演
算部の構成を示している。なお、GPS受信装置は、移
動体、例えば車両に搭載されたものである。
【0013】図1において、アンテナ1で受信した衛星
信号は、LNA(低雑音増幅器)2にて増幅され、さら
に高周波増幅器3にて増幅される。また、基準信号発生
器4、PLL(位相同期ループ)5、VCO(電圧制御
発振器)6により、衛星から送信された高周波信号を中
間周波数に変換するための信号が作られる。そして、高
周波増幅器3にて高周波増幅された信号とVCO6の出
力信号をミキサ7で混合することによって、周波数変換
され、その信号は中間周波増幅器8で増幅される。中間
周波増幅器8で増幅された信号は、A/D変換器9で2
値化され、2値化IF信号(キャリア信号)となる。
【0014】図2において、2値化IF信号は、排他的
論理和回路11、12にてC/Aコード発生器10から
のC/Aコードと排他的論理和演算され、Iチャネル、
Qチャネルそれぞれの排他的論理和回路13、14に入
力される。一方、キャリア発生器15から出力されるキ
ャリアNCO信号(追跡キャリア信号)は、Iチャネル
には、排他的論理和回路13に直接入力され、Qチャネ
ルには、90°移相器16により90°位相が遅れて排
他的論理和回路14に入力される。排他的論理和回路1
3、14にて排他的論理和演算された結果は、相関器1
7、18に入力される。
【0015】相関器17では、1msec毎に、2値化
IF信号とGPS受信装置内の0°移相のキャリアおよ
びC/Aコードとの相関値を出力する。また、相関器1
8では、1msec毎に、2値化IF信号とGPS受信
装置内の90°移相のキャリアおよびC/Aコードとの
相関値を出力する。具体的には、これらの相関器17、
18では、1msec間のサンプル回数の1/2の数値
を中心に、サンプルタイミングでHレベルの信号が入力
したら1カウントアップし、Lレベルの信号が入力した
ら1カウントダウンし、そのカウント結果により、それ
ぞれの相関結果を示すI、Qのカウント値を出力する。
【0016】相関器17、18からの出力は、マイクロ
コンピュータ19に入力され、この中の位相検出部19
aにより位相が検出される。この検出された位相は、L
PF(ローパスフィルタ)19bによりキャリア周波数
の制御量Δfとなる。この制御量ΔfにPLL開始時の
初期周波数foを加算した周波数をキャリア発生器15
へフィードバックする。この作動を1msec周期で繰
り返すことにより、位相は0°又は180°に収束して
いく。この閉ループ構成にてディジタルPLL(位相同
期ループ)を構成している。このディジタルPLL構成
のものは従来から行われている公知のものである。
【0017】また、ロック/アンロック検出部19cに
おいて、位相検出部19aの検出値を所定のロック範囲
と比較し、2値化IF信号の周波数とキャリアNCO信
号の周波数の同期がとれているかを検出する。同期がと
れている時にはロック信号を、同期がとれていない時に
はアンロック信号を出力する。このロック信号が出力さ
れている時には、航法メッセージ復調部19dにより復
調が行われ、測位値計算に必要な航法メッセージを復調
した後、測位演算が行われるとともに、計測したドップ
ラーシフトにより速度演算が行われる。
【0018】また、ロック範囲制御部19eにより、航
法メッセージを復調している航法メッセージ復調モード
と速度演算をしている速度演算モードの時では、ロック
検出のためのロック範囲を変えるようにしている。この
点については後述する。上記構成において、2値化IF
信号の周波数とキャリア発生器信号の周波数が等しい
時、相関器17、18の出力結果の特性は、図3
(a),(b)のように三角波特性となる。この結果、
位相は、数1により求めることができ、この位相は図3
(c)のような三角波特性となる。
【0019】
【数1】
【0020】ここで、図3(c)の位相において、0°
と±180°の傾きを比較すると、傾きが反転している
ことが分かる。これは、入力した衛星航法メッセージの
符号が反転すると線型特性が変わり、上述したディジタ
ルPLLでは制御できないことを意味する。そこで、位
相計算を数2のように変え、図3(d)のように位相検
出特性を変えることにより上記問題が起こらないように
している。
【0021】
【数2】
【0022】従って、上記位相検出部19aでは、数2
により位相計算を行っている。次に、マイクロコンピュ
ータ19の具体的な演算処理について説明する。図4に
おいて、ステップ102にて測位演算に最適な衛星の組
み合わせにより衛星を選択する。この選択された衛星に
ついてステップ102にてその選択した衛星からの航法
メッセージを復調する。この後、3次元位置を測定する
ため4衛星以上の航法メッセージの復調が完了するま
で、航法メッセージ復調処理を繰り返し、測位値計算に
必要な4衛星以上の航法メッセージの復調が完了すると
ステップ103の判定がYESになる。この後、ステッ
プ104にて測位値の計算を行い、ステップ105にて
速度の計算を行う演算処置を繰り返し行う。測位値の計
算は、各衛星からGPS受信装置までの距離を求めるこ
とにより行う。速度の計算は、追跡キャリア信号の周波
数に基づき計測したドップラーシフトから数3を用いて
行う。
【0023】
【数3】
【0024】ここで、Vn ,Ve ,Vu は北,東,上方
向速度、VLFは受信装置の基準発振器のオフセットの速
度換算値、ni,ei,uiは衛星iに向かう単位ベク
トルの北,東,上方向余弦、Vdui は衛星のドップラー
シフトの予測(計算)値と実測値の差を示している。次
に、上述したディジタルPLL構成によりキャリアを追
跡する処理について説明する。
【0025】図5において、このキャリア追跡処理は1
msecの間隔で行われる。ステップ201にて1ms
ecのタイミングが検出されると、ステップ202にて
位相計算が行われる。この位相計算は上記数2を用いて
行う。この計算された位相を基にロック判定が行われ
る。このロック判定については後述する。この後、ステ
ップ202にて計算された位相に基づき、ステップ20
3にてLPF19bと同様の作用にてキャリア周波数の
制御量Δfを計算により求め、ステップ204にて制御
量ΔfにPLL開始時の初期周波数foを加算し、ステ
ップ205にてその加算した周波数がキャリア発生器1
5から出力されるように制御する。
【0026】上記した処理の繰り返しによるディジタル
PLL構成により、ステップ202にて計算される位相
が0°又は180°に近づいていく。次に、上記ロック
判定ルーチンの処理について説明する。図6において、
まず、ステップ301にて航法メッセージ復調中か否か
を判定する。上述したステップ102において、データ
復調による航法メッセージ復調中、すなわち航法メッセ
ージ復調モードであると、その判定がYESになる。ま
た、航法メッセージ復調中以外の速度演算モードの時に
はその判定がNOとなる。そして、データ復調モードと
速度演算モードでは、ロック範囲を変えて位相同期の判
定を行うようにしている(ステップ302、303)。
【0027】航法メッセージ復調中では、上記PLLの
ロック範囲を1チャネル相関器の出力値から航法メッセ
ージを復調可能とする範囲、例えば±45°および18
0°±45°の範囲とし、この範囲に対応するロック範
囲1を設定する。このロック範囲1は、通常のものより
も低く、ロック範囲を広くするようにしたものである。
これは、GPS受信装置が震動することによって、図1
のVCO6の出力周波数がずれ、位相が大きくずれても
航法メッセージの復調を可能とするためである。
【0028】これに対し、速度演算時には、上記のよう
にPLLのロック範囲を広くすると、GPS受信装置が
震動しVCO6の出力周波数が変動した場合、たとえP
LLのロック条件を満足していても、追跡キャリア信号
の周波数がばらつき、ドップラーシフト計測の精度が落
ちてしまう。そこで、速度演算時には、PLLのロック
範囲を狭く、例えば±18°および180°±18°の
範囲とし、この範囲に対応するロック範囲2を設定す
る。このことにより、ドップラーシフト計測値が異常と
なる状態が除かれるため、精度の高い速度演算を行うこ
とができる。
【0029】位相がロック範囲1、2より大きい値でス
テップ302、303の判定がNOになると、同期がと
れていないとして、ステップ304にてロック時間をク
リアするとともに、ステップ305にてアンロック信号
を出力する。また、ステップ302あるいは303の判
定がYESの時は、ステップ306にてロック時間をカ
ウントし、ステップ307にてそのカウント回数が10
に達したことを判定すると、同期がとれているものとし
て、ステップ308にてロック信号を出力する。このロ
ック信号が出力されると、図4における航法メッセージ
の復調および速度演算を可能とする。
【0030】なお、上記実施例では、C/Aコードの同
期維持について省略したが、これは通常通り、DLL制
御により行われるものである。すなわち、衛星移動に伴
うDLL制御によりコード位相誤差を計算し、コード位
相誤差からコード位相補正をすべくC/Aコード発生器
10にフィードバックする。また、上記実施例では、P
LLのロック範囲をキャリア位相誤差のピーク範囲とし
たが、キャリア位相がある範囲(±18°)以外となる
確率を用いてもよい。例えば、この場合のロック範囲
は、第1のロック範囲として50%以下、第2のロック
範囲として0%とする。
【0031】なお、図4〜図6に示すフローチャートの
各ステップは、図2に示すようにそれぞれの機能を実現
する手段を構成するものとして把握することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1はGPS受信装置における高周波処理回路
の構成を示す構成図である。
【図2】図2はスペクトラム逆拡散部の構成を示す構成
図である。
【図3】(a),(b)は相関器17、18の出力結果
の特性図、(c)は位相の特性図、(d)は位相計算を
変えた場合の位相の特性図である。
【図4】測位値、速度演算を示すフローチャートであ
る。
【図5】キャリア追跡処理を示すフローチャートであ
る。
【図6】ロック判定処理を示すフローチャートである。
【符号の説明】
10 C/Aコード発生器 11〜14 排他的論理和回路 15 キャリア発生器 17,18 相関器 19a 位相検出部 19b LPF 19c ロック/アンロック検出部 19d 航法メッセージ復調部 19e ロック範囲制御部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G01S 5/00 - 5/14

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 GPS衛星からの衛星電波を受信するア
    ンテナと、 このアンテナにて受信した衛星電波からキャリア信号を
    検出するキャリア検出手段と、 この検出されたキャリア信号の周波数と追跡キャリア信
    号の周波数との位相に基づき、前記追跡キャリア信号の
    周波数をフィードバック調整して前記キャリア信号の周
    波数と前記追跡キャリア信号の周波数との位相同期をは
    かるキャリア追跡手段と、 前記位相が所定のロック範囲内に入っているか否かによ
    り位相同期を判別する判別手段と、 この判別手段による位相同期判別時に前記キャリア信号
    に含まれる航法メッセージを復調する航法メッセージ復
    調手段と、 前記判別手段による位相同期判別時の前記追跡キャリア
    信号の周波数によるドップラーシフトに基づき速度を演
    算する速度演算手段と、 前記航法メッセージを復調している時と速度を演算して
    いる時とを識別して、前記ロック範囲を、前記速度演算
    時の方を狭くするように設定するロック範囲設定手段と
    を備えたことを特徴とするGPS受信装置。
  2. 【請求項2】 GPS衛星からの衛星電波を受信するア
    ンテナと、 このアンテナにて受信した衛星電波からキャリア信号を
    検出するキャリア検出手段と、 この検出されたキャリア信号の周波数と追跡キャリア信
    号の周波数との位相に基づき、前記追跡キャリア信号の
    周波数をフィードバック調整して前記キャリア信号の周
    波数と前記追跡キャリア信号の周波数との位相同期をは
    かるキャリア追跡手段とを備え、 位相同期がとれている時に、前記キャリア信号に含まれ
    る航法メッセージを復調するとともに、前記追跡キャリ
    ア信号の周波数によるドップラーシフトに基づき速度を
    演算するようにしたGPS受信装置において、 前記航法メッセージを復調している時と前記速度を演算
    している時とを識別する識別手段と、 この識別手段にて航法メッセージを復調している時を識
    別した時に、前記位相が第1のロック範囲に入っている
    ことにより前記位相同期を判定する第1のロック判定手
    段と、 前記識別手段にて速度を演算している時を識別している
    時に、前記位相が前記第1のロック範囲より狭い第2の
    ロック範囲に入っていることにより前記位相同期を判定
    する第2のロック判定手段とを設けたことを特徴とする
    GPS受信装置。
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