JP3507910B2 - 銀塩拡散転写法に従う平版印刷版の製造のための画像形成要素及び方法 - Google Patents

銀塩拡散転写法に従う平版印刷版の製造のための画像形成要素及び方法

Info

Publication number
JP3507910B2
JP3507910B2 JP35002895A JP35002895A JP3507910B2 JP 3507910 B2 JP3507910 B2 JP 3507910B2 JP 35002895 A JP35002895 A JP 35002895A JP 35002895 A JP35002895 A JP 35002895A JP 3507910 B2 JP3507910 B2 JP 3507910B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
imaging element
layer
silver halide
printing plate
acid
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP35002895A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH08234435A (ja
Inventor
ジヨス・バエス
リユク・ワベス
Original Assignee
アグフア−ゲヴエルト,ナームローゼ・フエンノートシヤツプ
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by アグフア−ゲヴエルト,ナームローゼ・フエンノートシヤツプ filed Critical アグフア−ゲヴエルト,ナームローゼ・フエンノートシヤツプ
Publication of JPH08234435A publication Critical patent/JPH08234435A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3507910B2 publication Critical patent/JP3507910B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • GPHYSICS
    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03FPHOTOMECHANICAL PRODUCTION OF TEXTURED OR PATTERNED SURFACES, e.g. FOR PRINTING, FOR PROCESSING OF SEMICONDUCTOR DEVICES; MATERIALS THEREFOR; ORIGINALS THEREFOR; APPARATUS SPECIALLY ADAPTED THEREFOR
    • G03F7/00Photomechanical, e.g. photolithographic, production of textured or patterned surfaces, e.g. printing surfaces; Materials therefor, e.g. comprising photoresists; Apparatus specially adapted therefor
    • G03F7/004Photosensitive materials
    • G03F7/06Silver salts
    • G03F7/07Silver salts used for diffusion transfer
    • GPHYSICS
    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03CPHOTOSENSITIVE MATERIALS FOR PHOTOGRAPHIC PURPOSES; PHOTOGRAPHIC PROCESSES, e.g. CINE, X-RAY, COLOUR, STEREO-PHOTOGRAPHIC PROCESSES; AUXILIARY PROCESSES IN PHOTOGRAPHY
    • G03C8/00Diffusion transfer processes or agents therefor; Photosensitive materials for such processes
    • G03C8/02Photosensitive materials characterised by the image-forming section
    • G03C8/04Photosensitive materials characterised by the image-forming section the substances transferred by diffusion consisting of inorganic or organo-metallic compounds derived from photosensitive noble metals
    • G03C8/06Silver salt diffusion transfer

Landscapes

  • Physics & Mathematics (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Inorganic Chemistry (AREA)
  • Photosensitive Polymer And Photoresist Processing (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の分野】本発明は銀塩拡散転写法に従う平版印刷
版の製造法に関する。
【0002】
【発明の背景】以下DTR−法と称する銀錯体拡散転写
反転法の原理は、例えば、US−P−2,352,01
4及びAndre Rott and Edith W
eydeによる“Photographic Silv
er Halide Diffusion Proce
sses”−The Focal Press−Lon
don and New York,(1972)の本
に記載されている。
【0003】DTR−法においては、情報通りに露光さ
れた写真ハロゲン化銀乳剤層材料の非現像ハロゲン化銀
がいわゆるハロゲン化銀溶剤を用いて可溶性の銀錯体化
合物に変換され、それが受像要素中に拡散させられ、そ
こで一般に物理現像核の存在下で現像薬を用いて還元さ
れ、写真材料の露光領域に得られる黒色銀画像に関して
反転した画像濃度値を有する銀画像(“DTR−画
像”)が形成される。
【0004】DTR−画像含有材料はプラノグラフィー
印刷版(planographicprinting
plate)として用いることができ、その場合DTR
−銀画像領域は水−受容性インク−反発性背景上に水−
反発性インク受容性領域を形成する。例えば典型的平版
印刷版がEP−A−423,399及びEP−A−41
0,500に開示されている。
【0005】DTR−画像は写真ハロゲン化銀乳剤材料
に関して別の要素であるシート又はウェブ材料の受像層
に(いわゆる2−シートDTR要素)、又はモノ−シー
ト要素とも呼ばれ、少なくとも1つの写真ハロゲン化銀
乳剤層をそれと水透過性関係で受像層と一体的に含むい
わゆる単一−支持体要素の受像層に形成されることがで
きる。DTR法によるオフセット印刷版の製造に好まし
いのは後者のモノ−シート型である。例えば英国特許明
細書1,241,661は、親水性コロイド外層を含
み、その表面上に、下の露光されたハロゲン化銀乳剤層
からの銀画像が銀錯体拡散転写反転法により濃縮される
1シート材料から成るプラノグラフィー印刷版の製造法
を開示している。表面上に形成される銀画像は給湿液
(dampening liquid)を用いた平版印
刷法における印刷画像として適している。
【0006】他の印刷版に関し、DTR法に従って得ら
れる印刷版は高い印刷耐久性、印刷領域における優れた
インク受容性を有し、非−印刷領域におけるインク受容
性のないこと(非汚染)を必要とする。従って適したセ
ンシトメトリー、特に印刷版の低い最低濃度が高い階調
度と共に必要である。
【0007】さらに、印刷版を得るための露光された画
像形成要素の処理は、該露光された画像形成要素を現像
薬(類)及びハロゲン化銀溶剤(類)の存在下でアルカ
リ性処理液を用いて現像する段階を含む。最も近代的な
DTR材料の場合、現像薬は完全に、又は少なくとも大
部分が画像形成要素に含まれる。今日、現像薬としてヒ
ドロキノン又はそれらの誘導体が用いられている。これ
らの化合物は生態学的観点から興味深いものではない。
従って他のもっと生態学的にやさしい現像薬の使用が望
ましい。アスコルビン酸はそのような生態学的にやさし
い現像薬であるが、銀塩拡散に従う平版印刷版前駆体の
処理における現像薬としてアスコルビン酸を用いた場合
の結果は不満足なものである。
【0008】
【発明の概略】本発明の目的は、向上したセンシトメト
リー、特に低い最低濃度を高い階調度と共に有するDT
R法に従う平版印刷版製造のための画像形成要素及び方
法の提供である。
【0009】本発明の別の目的は、画像形成要素が生態
学的にやさしい現像薬を含む、DTR法に従う平版印刷
版の製造のための画像形成要素及び方法の提供である。
【0010】本発明のさらに別の目的は後文の説明から
明らかになるであろう。
【0011】本発明に従えば、ハロゲン化銀乳剤を含む
感光層及び該乳剤層と水透過性関係にある物理現像核を
含む受像層を示されている順序で支持体上に含み、画像
形成要素が少なくとも50mg/m2のテトラメチルレ
ダクチン酸(tetramethyl reducti
c acid)及び少なくとも100mg/m2のアス
コルビン酸を含むことを特徴とする画像形成要素が提供
される。
【0012】本発明に従いさらに、上記の画像形成要素
を画像通りに露光し、続いてかくして得られた画像形成
要素を現像薬及びハロゲン化銀溶剤の存在下でアルカリ
性処理液により現像する段階を含む平版印刷版の製造法
が提供される。
【0013】
【発明の詳細な記述】本発明に従えば、画像形成要素に
少なくとも50mg/m2のテトラメチルレダクチン酸
及び少なくとも100mg/m2のアスコルビン酸を含
む画像形成要素からDTR法に従って製造される平版印
刷版は、低い最低濃度を高い階調度と共に有することが
見いだされた。
【0014】本発明に従えば、該画像形成要素は、少な
くとも50mg/m2、好ましくは少なくとも100m
g/m2、より好ましくは少なくとも200mg/m2
テトラメチルレダクチン酸を含む。上限はあまり重要で
ないが、1g/m2より多くないのが好ましい。やはり
本発明に従えば、該画像形成要素は少なくとも100m
g/m2、好ましくは少なくとも200mg/m2、より
好ましくは少なくとも400mg/m2のアスコルビン
酸を含む。上限はあまり重要でないが、1g/m2より
多くのないのが好ましい。
【0015】該還元剤は感光層及び/又は受像層に含ま
れるのが好ましい。該少なくとも50mg/m2のテト
ラメチルレダクチン酸が感光層又は受像層のいずれかに
含まれ、該少なくとも100mg/m2のアスコルビン
酸がこれらの2つの層の他方に含まれるのがより好まし
い。少なくとも50mg/m2のテトラメチルレダクチ
ン酸が感光層に含まれ、少なくとも100mg/m2
アスコルビン酸が受像層に含まれるのがさらにもっと好
ましい。テトラメチルレダクチン酸のすべてが感光層に
含まれ、アスコルビン酸のすべてが受像層に含まれるの
が最も好ましい。
【0016】平版印刷版の製造のための本発明と関連す
る画像形成要素は本質的に、ハロゲン化銀乳剤を含む感
光層及び該乳剤層と水透過性関係にある物理現像核を含
む受像層を、示されている順序で支持体上に含む。
【0017】互いに水透過性接触をしている層とは、互
いに連続しているか、又は水透過性層によってのみ互い
に隔てられている層である。水透過性層の性質は、それ
が実質的に水又は水溶液に含まれる化合物、例えば現像
薬又は錯体化銀の拡散を阻害しない、又は制限しない性
質である。
【0018】本発明に従って用いるのに適した支持体は
不透明又は透明の、例えば紙支持体又は樹脂支持体であ
ることができる。紙支持体が用いられる場合、片側又は
両側にアルファ−オレフィンポリマー、例えば場合によ
りハレーション防止色素又は顔料を含むことができるポ
リエチレン層がコーティングされたものが好ましい。有
機樹脂支持体、例えば硝酸セルロースフィルム、酢酸セ
ルロースフィルム、ポリ(ビニルアセタール)フィル
ム、ポリスチレンフィルム、ポリ(エチレンテレフタレ
ート)フィルム、ポリカーボネートフィルム、ポリビニ
ルクロリドフィルム又はポリ−アルファ−オレフィンフ
ィルム、例えばポリエチレン又はポリプロピレンフィル
ムを用いることもできる。そのような有機樹脂フィルム
の厚さは0.07〜0.35mmに含まれるのが好まし
い。これらの有機樹脂支持体にシリカ又は二酸化チタン
などの水に不溶性の粒子を含むことができる親水性接着
層をコーティングするのが好ましい。金属支持体、例え
ばアルミニウムも本発明に従って用いることができる。
【0019】写真ハロゲン化銀乳剤は、例えばP.Gl
afkidesにより“Chemie et Phys
ique Photographique”,Paul
Montel,Paris(1967)において、
G.F.Duffinにより“Photographi
c Emulsion Chemistry”,The
Focal Press,London(1966)に
おいて、及びV.L.Zelikman et alに
より“Making and CoatingPhot
ographic Emulsion”,The Fo
cal Press,London(1966)におい
て記載されている通り、種々の方法に従って可溶性銀塩
及び可溶性ハライドから製造することができる。
【0020】本発明に従えば、乳剤は主に、又は全体が
塩化銀から成るのが好ましいが、1モル%〜40モル%
の範囲の割合の臭化銀が存在することができる。臭化銀
の割合が5モル%か又はそれ以上の場合、乳剤は、実質
的にすべてのブロミドがコア中に濃縮されているという
意味で当該技術分野における熟練者に周知の種類のコア
/シェル型に属するのが好ましい。このコアは沈澱する
ハロゲン化銀全体の10〜40%を含むのが好ましく、
シェルは沈澱するハロゲン化銀全体の60〜90%を含
むのが好ましい。
【0021】ハロゲン化銀粒子の平均粒径は0.10〜
0.70μmの範囲内であることができ、0.25〜
0.45μmが好ましい。
【0022】沈澱段階の間に、イリジウム及び/又はロ
ジウム含有化合物又は両方の混合物を加えるのが好まし
い。添加されるこれらの化合物の濃度はAgNO3の1
モル当たり10-8〜10-3モル、好ましくはAgNO3
の1モル当たり0.5*10-7〜10-5モルの範囲であ
る。
【0023】乳剤は化学熟成段階の間に、例えばアリル
イソチオシアナート、アリルチオウレア及びナトリウム
チオサルフェートなどの硫黄−含有化合物を加えること
により化学的に増感することができる。還元剤、例えば
BE−P 493,464及び568,687に記載さ
れているような錫化合物、及びジエチレントリアミン又
はアミノメタンスルホン酸の誘導体などのポリアミン類
も化学増感剤として用いることができる。他の適した化
学増感剤は貴金属及び貴金属化合物、例えば金、白金、
パラジウム、イリジウム、ルテニウム及びロジウムであ
る。化学増感のこの方法はR.KOSLOWSKY,
Z.Wiss.Photogr.Photophys.
Photochem.46,65−72(1951)の
文献に記載されている。
【0024】DRE要素の乳剤は、それに対してDTR
要素が設計されている露光源の分光発光に従って分光的
に増感することができる。
【0025】可視分光領域のための適した増感色素類に
は、F.M.Hamerにより“The Cyanin
e Dyes and Related Compou
nds”,1964,John Wiley & So
nsにおいて記載されているようなメチン色素類が含ま
れる。この目的のために用いることができる色素類には
シアニン色素類、メロシアニン色素類、錯体シアニン色
素類、錯体メロシアニン色素類、等極性シアニン色素
類、ヘミシアニン色素類、スチリル色素類及びヘミオキ
ソノール色素類が含まれる。特に有用な色素類はシアニ
ン色素類、メロシアニン色素類、錯体メロシアニン色素
類に属するものである。
【0026】従来の光源、例えばタングステン光の場
合、緑増感色素が必要である。アルゴンイオンレーザー
による露光の場合、青増感色素が挿入される。赤光発光
源、例えばLED又はHeNeレーザーによる露光の場
合、赤増感色素が用いられる。半導体レーザーによる露
光の場合、近赤外に適した特殊な分光増感色素が必要で
ある。適した赤外増感色素は、中でもUS−P 2,0
95,854、2,095,856、2,955,93
9、3,482,978、3,552,974、3,5
73,921、3,582,344、3,623,88
1及び3,695,888に開示されている。
【0027】本発明と関連して好ましい青増感色素、緑
増感色素、赤増感色素及び赤外増感色素はEP−A 5
54,585に記載されている。
【0028】赤又は近赤外領域における感度の向上のた
めに、いわゆる超色増感剤を赤又は赤外増感色素類と組
み合わせて用いることができる。適した超色増感剤はR
esearch Disclosure Vol 28
9,May 1988,item 28952に記載さ
れている。分光増感剤は、水溶液、有機溶媒中の溶液又
は分散液の形態で写真乳剤に加えることができる。
【0029】ハロゲン化銀乳剤は通常の安定剤を含むこ
とができる。適した安定剤はアザインデン類、好ましく
はテトラ−もしくはペンタ−アザインデン類、特にヒド
ロキシ又はアミノ基により置換されたものである。この
種の化合物はBIRRによりZ.Wiss.Photo
gr.Photophys.Photochem.4
7,2−27(1952)に記載されている。他の適し
た安定剤は、中でもヘテロ環式メルカプト化合物、例え
ばフェニルメルカプトテトラゾール、第4ベンゾチアゾ
ール誘導体及びベンゾトリアゾールである。好ましい化
合物はUS−P3,692,527に開示されているよ
うなメルカプト置換ピリミジン誘導体である。
【0030】ハロゲン化銀乳剤は、pH制御成分を含む
ことができる。乳剤層はゼラチンの等電点に近いpH値
でコーティングされ、塗布層の安定性を向上させるのが
好ましい。カブリ防止剤、現像促進剤、湿潤剤及びゼラ
チンのための硬膜剤などの他の成分が存在することがで
きる。ハロゲン化銀乳剤層は、散乱光を吸収し、かくし
て画像の尖鋭度を向上させる光−スクリーニング色素を
含むことができる。適した吸光色素は、中でもUS−P
4,092,168、US−P 4,311,787
及びDE−P 2,453,217に記載されている。
【0031】ハロゲン化銀乳剤の組成、製造及びコーテ
ィングに関するさらなる詳細は、例えばProduct
Licensing Index,Vol.92,D
ecember 1971,publication
9232,p.107−109に見いだすことができ
る。
【0032】物理現像核を含む層は親水性結合剤を含ま
ないことができるが、該層の合計重量の最高80重量%
の量の親水性コロイド、例えばポリビニルアルコールを
含み、表面の親水性を向上させるのが好ましい。本発明
に従って用いられるのが好ましい現像核は重金属の硫化
物、例えばアンチモン、ビスマス、カドミウム、コバル
ト、鉛、ニッケル、パラジウム、白金、銀及び亜鉛の硫
化物である。本発明と関連して特に適した現像核は硫化
パラジウム核である。他の適した現像核は重金属塩類、
例えばセレニド類、ポリセレニド類、ポリスルフィド
類、メルカプタン類、及び錫(II)ハライド類であ
る。重金属、好ましくは銀、金、白金、パラジウム及び
水銀をコロイド形態で用いることができる。
【0033】支持体及びハロゲン化銀乳剤層の間に、例
えば画像形成要素の画像通りの露光に用いられる光を吸
収する吸光色素などのハレーション防止物質を含むベー
ス層が設けられるのが好ましい。代わりとして微粉砕カ
ーボンブラックをハレーション防止物質として用いるこ
とができる。他方、感度を得るために、例えば二酸化チ
タンなどの光反射顔料がベース層に存在することができ
る。さらにこの層は硬膜剤、艶消剤、例えばシリカ粒
子、及び湿潤剤を含むことができる。適した艶消剤は平
均直径が2〜10μmであるのが好ましく、2μm〜5
μmがより好ましい。艶消剤は一般に画像形成要素にお
いて0.1g/m2〜2.5g/m2の合計量で用いられ
る。これらの艶消剤及び/又は光反射顔料の少なくとも
一部はハロゲン化銀乳剤層及び/又はカバー層(cov
er layer)に存在することもできる。さらに別
の代わりとして、光反射顔料はハレーション防止層と感
光性ハロゲン化銀乳剤層の間に設けられた別の層に存在
することができる。乳剤層と同様にベース層は、ベース
層中のゼラチンの等電点に近いpH値でコーティングさ
れるのが好ましい。
【0034】本発明と関連する好ましい実施態様におい
て、支持体の非感光性側に裏引き層が設けられる。カー
ル防止層として働くことができるこの層は、中でも艶消
剤、例えばシリカ粒子、滑沢剤、帯電防止剤、吸光色
素、不透明化剤、例えば酸化チタン、ならびに硬膜剤及
び湿潤剤などの通常の成分を含むことができる。裏引き
層は1層又は二重層パックからなることができる。
【0035】親水性層は通常、親水性コロイド結合剤と
してゼラチンを含む。異なる粘度を有する異なるゼラチ
ンの混合物を用い、層の流体学的性質を調節することが
できる。乳剤層と同様に、他の親水性層はゼラチンの等
電点に近いpH値でコーティングされるのが好ましい。
しかしゼラチンの代わりに、又はゼラチンと一緒に1つ
又はそれ以上の他の天然及び/又は合成親水性コロイ
ド、例えばアルブミン、カゼイン、ゼイン、ポリビニル
アルコール、アルギニン酸類又はそれらの塩類、セルロ
ース誘導体、例えばカルボキシメチルセルロース、修飾
ゼラチン、例えばフタロイルゼラチンなどを用いること
ができる。
【0036】写真要素の親水性層は、特に用いられる結
合剤がゼラチンの場合、適した硬膜剤、例えばビニルス
ルホン型のもの、例えばメチレンビス(スルホニルエレ
チン)、アルデヒド類、例えばホルムアルデヒド、グリ
オキサル及びグルタルアルデヒド、N−メチロール化合
物、例えばジメチロールウレア及びメチロールジメチル
ヒダントイン、活性水素化合物、例えば2,4−ジクロ
ロ−6−ヒドロキシ−s−トリアジン、ならびにムコハ
ロゲン酸、例えばムコ塩酸及びムコフェノキシ塩酸を用
いて硬膜することができる。これらの硬膜剤は単独で、
又は組み合わせて用いることができる。結合剤は速−反
応性硬膜剤、例えばUS 4,063,952に記載さ
れている種類のカルバモイルピリジニウム塩を用いて硬
膜することもできる。
【0037】用いるのが好ましい硬膜剤はアルデヒド型
のものである。硬膜剤は広い濃度範囲で用いることがで
きるが、親水性コロイドの4%〜7%の量で用いるのが
好ましい。画像形成要素の異なる層において異なる量の
硬膜剤を用いることができ、あるいは1層の硬膜を他の
層からの硬膜剤の拡散により調節することができる。本
発明に従って用いられる画像形成要素はさらに種々の種
類の界面活性剤を、写真乳剤層又は少なくとも1層の他
の親水性コロイド層に含むことができる。適した界面活
性剤の例は、例えばEP 545452に記載されてい
る。過フッ素化アルキル基を含む化合物の使用が好まし
い。
【0038】本発明の写真材料はさらに種々の他の添加
剤、例えば写真要素の寸法安定性を向上させる化合物、
UV吸収剤、スペーシング剤及び可塑剤を含むことがで
きる。
【0039】写真要素の寸法安定性を向上させるために
適した添加剤は、例えば水溶性又はほとんど水溶性でな
い合成ポリマー、例えばアルキル(メタ)アクリレート
類、アルコキシ(メタ)アクリレート類、グリシジル
(メタ)アクリレート類、(メタ)アクリルアミド類、
ビニルエステル類、アクリロニトリル類、オレフィン類
及びスチレン類のポリマー類、又は上記とアクリル酸
類、メタクリル酸類、アルファ−ベータ−不飽和ジカル
ボン酸類、ヒドロキシアルキル(メタ)アクリレート
類、スルホアルキル(メタ)アクリレート類及びスチレ
ンスルホン酸類とのコポリマーの分散液である。
【0040】本発明と関連する上記のDTRモノ−シー
ト画像形成要素は、その特定の用途に従う装置、例えば
従来の光源を含む従来の製版用カメラにおいて、あるい
は例えばレーザー含有装置などの高輝度短時間露光にお
いて露光される。続いて画像形成要素は現像薬及びハロ
ゲン化銀溶剤の存在下でアルカリ性処理液を用いて現像
される。
【0041】本発明に従って用いられるハロゲン化銀現
像薬は、アスコルビン酸及びテトラメチルレダクチン酸
であり、それは1−フェニル−3−ピラゾリドン型現像
薬及び/又はp−モノメチルアミノフェノールである1
種又はそれ以上の補助現像薬と組み合わせて用いられる
ことができ、それが好ましい。特に有用な補助現像薬は
1−フェニル−3−ピラゾリドン型のもの、例えば1−
フェニル−3−ピラゾリドン、1−フェニル−4−モノ
メチル−3−ピラゾリドン、1−フェニル−4,4−ジ
メチル−3−ピラゾリドン及び、例えばヒドロキシ、ア
ミノ、カルボン酸基、スルホン酸基などの親水性置換基
により水溶性が向上した1−フェニル−3−ピラゾリド
ン類である。1つ又はそれ以上の親水性基で置換された
1−フェニル−3−ピラゾリドン類の例は、例えば1−
フェニル−4−メチル−4−ヒドロキシメチル−3−ピ
ラゾリドン、1−フェニル−4,4’−ジヒドロキシメ
チル−3−ピラゾリドン、1−(4−カルボキシフェニ
ル)−4,4−ジメチル−3−ピラゾリドンなどであ
る。他の現像薬を用いることができる。該現像薬は、本
発明に従うと画像形成要素が少なくとも50mg/m2
のテトラメチルレダクチン酸及び少なくとも100mg
/m2のアスコルビン酸を含むという条件で、アルカリ
性処理液に含まれることができる。しかし現像薬は全体
が画像形成要素の1つ又はそれ以上の層に含まれるのが
好ましい。後者の場合、アルカリ性処理液は単にアルカ
リ性活性化液として働く。
【0042】現像は、p−ジヒドロキシベンゼン型の現
像薬、例えばヒドロキノン、メチルヒドロキノン又はク
ロロヒドロキノンの実質的不在下で行うのが好ましい。
実質的不在は、画像形成要素中に25mg/m2未満
の、及びアルカリ性処理液中に0.5g/l未満のp−
ジヒドロキシベンゼン型の現像薬が存在することを意味
する。
【0043】現像促進はアルカリ性現像液及び/又は写
真要素の1つ又はそれ以上の層に加えられる種々の化合
物、好ましくは例えばUS^P 3,038,805−
4,038,075−4,292,400−4,97
5,354に記載のもののような分子量が少なくとも4
00のポリアルキレン誘導体を用いて行うことができ
る。
【0044】本発明に従って用いるためのハロゲン化銀
溶剤とも呼ばれる適した銀錯体化剤は、1リットル当た
り5g〜20gの範囲内の量の例えばチオサルフェート
又はチオシアナートである。他の興味深いハロゲン化銀
錯体化剤は、例えばサルファイト、アミン類、2−メル
カプト安息香酸、環状イミド化合物、例えばウラシル、
5,5−ジアルキルヒダントイン類、アルキルスルホン
類及びオキサゾリドン類である。
【0045】本発明と関連して用いるためのさらに別の
ハロゲン化銀溶剤はアルカノールアミン類である。該ア
ルカノールアミン類は好ましくは0.1〜0.5重量%
の濃度でアルカリ性処理液中に存在することができる。
しかしアルカノールアミンの一部又は全部が画像形成要
素の1つ又はそれ以上の層に存在することができる。本
発明と関連して用いるためのさらに別の好ましい、さら
に含まれるハロゲン化銀溶剤はチオエーテル類、好まし
くは例えばUS−P−4.960.683及びEP−A
554,585に開示されているようなジ−又はポリ
−チオエーテル類である。
【0046】さらに別の適したハロゲン化銀溶剤はメソ
イオン性化合物、好ましくは例えばEP−A 554,
585に開示されているような1,2,4−トリアゾリ
ウム−3−チオレート類である。
【0047】種々のハロゲン化銀溶剤の組み合わせを用
いることができ、少なくとも1種のハロゲン化銀溶剤を
画像形成要素の適した層に挿入し、少なくとも1種の他
のハロゲン化銀溶剤を現像液又は活性化液に加えること
もできる。それらはアルカリ性処理液に含まれるのが好
ましい。
【0048】アルカリ性現像液のpHは9〜14である
のが好ましく、10〜13であるのがより好ましく、有
機及び/又は無機アルカリ試薬により確立することがで
きる。適したアルカリ試薬の例は、例えばナトリウムヒ
ドロキシド、カーボネート類、ホスフェート類、アルカ
ノールアミン類又はそれらの混合物である。
【0049】アルカリ処理液は抗酸化活性を有する防腐
剤、例えばサルファイトイオン類も含むのが好ましい。
さらに増粘剤、カブリ防止剤、例えば印刷耐久性を向上
させることが既知のベンゾトリアゾール、カルシウム封
鎖化合物、抗−スラッジ剤、現像促進剤及び潜在硬膜剤
を含む硬膜剤が存在することができる。
【0050】現像段階の後に、4〜8のpHを有する中
和液を通して要素を導くことによる、画像形成要素の表
面の中和が続くのが好ましい。中和液は、緩衝液、例え
ばリン酸塩緩衝液、クエン酸塩緩衝液、アミン又はそれ
らの混合物を含むのが好ましい。中和液はさらに殺バク
テリア剤、例えばフェノール、チモール又はEP−15
0,517に記載のような5−ブロモ−5−ニトロ−
1,3−ジオキサン、湿潤剤、例えばサポニン類又はプ
ルロニックス類などを含むことができる。液は、DTR
要素の処理の後に得られる印刷版の疎水性/親水性バラ
ンスに影響を与える物質、例えばシリカを含むこともで
きる。最後に中和液は湿潤剤、好ましくは過フッ素化ア
ルキル基を含む化合物を含むことができる。
【0051】本発明に従えば、アルカリ性処理液及び/
又は中和液は、受像層で得られる銀画像の疎水性を向上
させるための疎水化剤も含むのが好ましい。本発明と関
連して用いられる疎水化剤は、銀又は銀イオンと反応す
ることができ、疎水性である、すなわち水に不溶性であ
るか、又はわずかしか水溶性でない化合物である。一般
にこれらの化合物は、メルカプト基又はチオレート基、
及び1つ又はそれ以上の疎水性置換基、例えば少なくと
も炭素数が3のアルキル基を含む。好ましい疎水化剤は
DE−A 1,228,927及びUS−P 4,56
3,410に記載されているようなメルカプト−1,
3,4−チアジアゾール類、2−メルカプト−5−アル
キル−オキサ−3,4−ジアゾール、ならびに長鎖(少
なくとも5炭素原子)アルキル置換メルカプトテトラゾ
ール類である。特に好ましい化合物は5−n−ヘプチル
−2−メルカプト−1,3,4−オキサジアゾール及び
3−メルカプト−4−アセトアミド−5−n−ヘプチル
−1,2,4−トリアゾールである。
【0052】かくして平版印刷版が得られる。
【0053】ここで本発明を以下の実施例により例示す
るが、本発明をそれに制限するものではない。他に特定
しなければ、すべての部は重量による。
【0054】
【実施例】
実施例1 ハロゲン化銀乳剤コーティング溶液の製造 98.2モル%のクロリド及び1.8モル%のブロミド
から成る銀クロロブロミド乳剤を、ダブルジェット沈澱
法により製造した。ハロゲン化銀の平均粒径は0.4μ
m(等体積を有する球の直径)であり、内部ドーパント
としてロジウムイオンを含んだ。乳液をオルソクロマチ
ックに増感し、1−フェニル−5−メルカプト−テトラ
ゾールにより安定化した。
【0055】以下の組成を有するベース層コーティング
溶液を製造した: ゼラチン 5.5% カーボンブラック 0.76% シリカ粒子(5μm) 1.6% 画像形成要素Iの製造 テトラメチルレダクチン酸を加えられた乳剤コーティン
グ溶液及びベース層コーティング溶液を、2裏引き層の
パックが設けられたポリエチレンテレフタレート支持体
に、スライドホッパーコーティング法を用い、支持体の
該裏引き層を含む側の反対側にベース層コーティングが
直接コーティングされるようにして同時にコーテイング
した。乳剤層は、AgNO3として表されるハロゲン化
銀被覆率が1.5g/m2であり、テトラメチルレダク
チン酸含有率が234mg/m2であり、ゼラチン含有
率が1.5g/m2であるようにコーティングした。ベ
ース層は塗布層におけるゼラチンの量が3g/m2であ
るようにコーティングした。
【0056】裏引き層パックの、支持体に最も近い層は
0.3g/m2のゼラチン及び0.5g/m2の帯電防止
剤、コ(テトラアリルオキシエタン/メタクリレート/
アクリル酸−K−塩)ポリマーを含んだ。第2の裏引き
層は4g/m2のゼラチン、0.15g/m2のEP 8
0,225に従う平均直径が3ミクロンの透明球状ポリ
マービーズから成る艶消剤、0.05g/m2の硬膜
剤、トリアクリルホルマール及び0.021g/m2
湿潤剤、F157−COONH4を含んだ。
【0057】かくして得られた要素を乾燥し、40℃の
温度に5日間供し、次いで乳剤層に物理現像核としての
PdS、510mg/m2のテトラメチル還元酸及び1
00mg/m2のホルムアルデヒドを含む層を上塗りし
た。
【0058】画像形成要素IIの製造:この画像形成要
素は、乳剤コーティング溶液おいて234mg/m2
物理現像核としてPdSを含む層において510mg/
2のアスコルビン酸によりテトラメチルレダクチン酸
を置換する以外は、画像形成要素Iと同様の方法で製造
した。
【0059】画像形成要素IIIの製造:この画像形成
要素は、物理現像核としてPdSを含む層において51
0mg/m2のアスコルビン酸によりテトラメチルレダ
クチン酸を置換する以外は、画像形成要素Iと同様の方
法で製造した。
【0060】以下のアルカリ性処理液を調製した: 水酸化ナトリウム(g) 30 30 30 無水亜硫酸ナトリウム(g) 33 33 15 カリウムチオシアナート(g) 18 18 0 3−メルカプト−4−アセトアミド− 0.15 0.15 0.15 5−n.ヘプチル−1,2,4− トリアゾール(g) 無水ナトリウムチオサメフェート(g) 0 2 0 アミノ−エチル−アミノ−エタノール 0 0 10 (ml) チオサルチル酸(g) 0 0 0.060 ウラシル(g) 0 0 0.850 水 (l) 1 1 とする量 中和液: クエン酸 10g クエン酸ナトリウム 35g 無水亜硫酸ナトリウム 5g フェノール 50mg 水 1lとする量 上記の画像形成要素I−IIIのそれぞれの3試料を画
像通りに露光し、上記のアルカリ性現像液A〜Cのそれ
ぞれにおいて各画像形成要素のそれぞれ1つを25℃で
処理し、続いて上記の中和液を用いて25℃で中和し、
乾燥した。得られた9つの試料のセンシトメトリーを表
2に示す。
【0061】
【表1】
【0062】: a)G:濃度差の25%〜75%における階調度 b)1.0未満の階調度 c)1.10未満の階調度 表2の結果から、乳剤コーティング溶液中に234mg
/m2の量でテトラメチルレダクチン酸を含み、物理現
像核を含む層にアスコルビン酸を510mg/m2の量
で含む露光画像形成要素III(本発明の画像形成要
素)は、3種の活性化溶液A〜Cにおいて現像されるこ
とにより、該層中にそれぞれテトラメチルレダクチン酸
のみ(画像形成要素I:比較)又はアスコルビン酸のみ
(画像形成要素II:比較)を含む露光画像形成要素の
現像により得られる印刷版より明らかに低い最低濃度及
び幾分高い階調度を有する印刷版を与えることが明白で
ある。
【0063】本発明の主たる特徴及び態様は以下の通り
である。
【0064】1.ハロゲン化銀乳剤を含む感光層及び該
乳剤層と水透過性関係にある物理現像核を含む受像層を
示されている順序で支持体上に含み、画像形成要素が少
なくとも50mg/m2のテトラメチルレダクチン酸及
び少なくとも100mg/m2のアスコルビン酸を含む
ことを特徴とする画像形成要素。
【0065】2.該画像形成要素が少なくとも100m
g/m2のテトラメチルレダクチン酸を含む上記1項に
記載の画像形成要素。
【0066】3.該画像形成要素が少なくとも200m
g/m2のアスコル酸を含む上記1又は2項に記載の画
像形成要素。
【0067】4.該少なくとも50mg/m2のテトラ
メチルレダクチン酸が感光層又は受像層のいずれかに含
まれ、該少なくとも100mg/m2のアスコルビン酸
がこれら2つの層の他方に含まれる上記1〜3項のいず
れかに記載の画像形成要素。
【0068】5.テトラメチルレダクチン酸のすべてが
感光層に含まれ、アスコルビン酸のすべてが受像層に含
まれる上記1〜3項のいずれかに記載の画像形成要素。
【0069】6.該画像形成要素が25mg/m2未満
のp−ジヒドロキシベンゼン型の現像薬を含む上記1〜
5項のいずれかに記載の画像形成要素。
【0070】7.上記1〜6項のいずれかに記載の画像
形成要素を画像通りに露光し、続いてかくして露光され
た画像形成要素を現像薬及びハロゲン化銀溶剤の存在下
でアルカリ性処理液により現像する段階を含む平版印刷
版の製造法。
【0071】8.該ハロゲン化銀溶剤がチオシアナート
塩である上記7項に記載の方法。
【0072】9.該ハロゲン化銀溶剤がアミノアルコー
ルである上記7項に記載の方法。
【0073】10.該現像段階をp−ジヒドロキシベン
ゼン型の現像薬の実質的不在下で行う上記7〜9項のい
ずれかに記載の方法。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平5−307252(JP,A) 特開 平6−194801(JP,A) 特開 平5−232619(JP,A) 特開 平5−265164(JP,A) 米国特許3821000(US,A) 米国特許3615440(US,A) 米国特許5578434(US,A) 米国特許3870479(US,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G03F 7/07 G03C 8/06 501 G03C 8/28 G03C 8/36 501

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ハロゲン化銀乳剤を含む感光層及び該乳
    剤層と水透過性関係にある物理現像核を含む受像層を示
    されている順序で支持体上に含み、画像形成要素が少な
    くとも50mg/m2のテトラメチルレダクチン酸(t
    etramethyl reductic acid)
    及び少なくとも100mg/m2のアスコルビン酸を含
    むことを特徴とする画像形成要素。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の画像形成要素を画像通
    りに露光し、続いてかくして露光された画像形成要素を
    現像薬及びハロゲン化銀溶剤の存在下でアルカリ性処理
    液により現像する段階を含む平版印刷版の製造法。
JP35002895A 1994-12-28 1995-12-25 銀塩拡散転写法に従う平版印刷版の製造のための画像形成要素及び方法 Expired - Fee Related JP3507910B2 (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
DE94203777.1 1994-12-28
EP94203777 1994-12-28

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH08234435A JPH08234435A (ja) 1996-09-13
JP3507910B2 true JP3507910B2 (ja) 2004-03-15

Family

ID=8217504

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP35002895A Expired - Fee Related JP3507910B2 (ja) 1994-12-28 1995-12-25 銀塩拡散転写法に従う平版印刷版の製造のための画像形成要素及び方法

Country Status (3)

Country Link
US (1) US5733703A (ja)
JP (1) JP3507910B2 (ja)
DE (1) DE69509352T2 (ja)

Family Cites Families (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US3615440A (en) * 1968-10-25 1971-10-26 Polaroid Corp Novel photographic compositions and processes
US3821000A (en) * 1971-05-19 1974-06-28 Polaroid Corp Silver image stabilization with noble metal compounds and enediol developers
JPS5310856B2 (ja) * 1971-10-15 1978-04-17
JPS6041041A (ja) * 1983-08-15 1985-03-04 Fuji Photo Film Co Ltd 銀塩拡散転写法写真受像要素
US4535051A (en) * 1984-08-27 1985-08-13 Polaroid Corporation Photographic products and processes with color shifted dye
US5268253A (en) * 1992-02-19 1993-12-07 Agfa-Gevaert, N.V. Lithographic printing plate according to the silver salt diffusion transfer process
EP0690343B1 (en) * 1994-06-27 2004-04-14 FERRANIA S.p.A. Photographic silver halide developer composition and process for forming photographic silver images
US5648205A (en) * 1994-10-13 1997-07-15 Fuji Photo Film Co., Ltd. Processing method for silver halide photographic material

Also Published As

Publication number Publication date
DE69509352T2 (de) 1999-11-04
DE69509352D1 (de) 1999-06-02
JPH08234435A (ja) 1996-09-13
US5733703A (en) 1998-03-31

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH05289348A (ja) 銀塩拡散転写法による平版印刷版の製造法
US5763137A (en) Method for making a lithographic printing plate
JPH05281643A (ja) 赤外感光性ハロゲン化銀写真材料
JPH0683061A (ja) 銀塩拡散転写法による平版印刷版
JPH06202337A (ja) 平版印刷版を製造する方法
US5340690A (en) Method for making a lithographic printing plate according to the silver salt diffusion transfer process
EP0678786B1 (en) A method for making a lithographic printing plate
JP3479569B2 (ja) 銀塩拡散転写法による平版印刷版の製造方法
JP3507910B2 (ja) 銀塩拡散転写法に従う平版印刷版の製造のための画像形成要素及び方法
US5607811A (en) Method for making a lithographic printing plate using ascorbic acid developer
EP0503164A1 (en) Activator solution for DTR-process
JP2902353B2 (ja) 銀塩拡散転写方法に従う平版印刷版を製造するための像形成要素および方法
JPH07219230A (ja) 平版印刷版の製造方法
EP0723196B1 (en) Imaging element and method for making a lithographic printing plate according to the silver salt diffusion transfer process
JP2833741B2 (ja) 平版印刷版の製造法
EP0723203B1 (en) A method for making a lithographic printing plate
US5624783A (en) Imaging element for making a lithographic printing plate
EP0676671B1 (en) Method for making a lithographic printing plate according to the silver salt diffusion transfer process
JP3456671B2 (ja) 赤感性ハロゲン化銀写真材料
US5620829A (en) Method for making a lithographic printing plate according to the silver salt diffusion transfer process
JPH0713333A (ja) 銀塩拡散転写方法に従うリトグラフ印刷板の製造方法
EP0757289B1 (en) A method for making a lithographic printing plate
US5756252A (en) Method for making a lithographic printing plate
EP0742484B1 (en) An imaging element and method for making a lithographic printing plate according to the silver salt diffusion transfer process
EP0629918B1 (en) A method for making a lithographic printing plate according to the silver salt diffusion transfer process

Legal Events

Date Code Title Description
A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20031205

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees