JP3507740B2 - 一本の両用ノズルを有する吸引・吐出装置 - Google Patents
一本の両用ノズルを有する吸引・吐出装置Info
- Publication number
- JP3507740B2 JP3507740B2 JP35039099A JP35039099A JP3507740B2 JP 3507740 B2 JP3507740 B2 JP 3507740B2 JP 35039099 A JP35039099 A JP 35039099A JP 35039099 A JP35039099 A JP 35039099A JP 3507740 B2 JP3507740 B2 JP 3507740B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- discharge
- nozzle
- fan
- suction
- flow path
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Landscapes
- Nozzles For Electric Vacuum Cleaners (AREA)
Description
作業と吐出作業の両方を行なうことができる吸引・吐出
装置に関する。 【0002】 【従来の技術】切換えて用いることで、塵埃等を吸引す
る吸引作業と塵埃等を吹き飛ばす吐出作業の両方を実施
可能な吸引・吐出装置が開発されており、アメリカ特許
公報(4870714)に記載されている。この装置
は、本体部と、その本体部の内部で回転するファンと、
そのファンを回転させる動力部とを有し、その本体部の
表面に吐出口と導入口が形成されている。吸引作業時に
は、導入口に吸引ノズルをセットし、吐出口に集塵バッ
クを取り付け、吸引ノズル先端から塵埃等を吸引し、吸
引された集塵等を集塵バックに集める。吐出作業時に
は、導入口にフィルタをとりつけ、吐出口に吐出ノズル
をセットし、吐出ノズル先端から空気を吐出して塵埃等
を吹き飛ばす。この装置は一台の装置で吸引と吐出の両
作業が可能であるものの、その切換作業が面倒であっ
た。 【0003】その切換作業の面倒さを解決する技術が国
際公開公報WO97/30620号に記載されている。
その装置を模式図(図6、7)を用いて説明する。図
6、7に示すその吸引・吐出装置では、本体部200に
吸引ノズル56と吐出ノズル57のそれぞれの基端部が
接続されている。吸引ノズル56と吐出ノズル57は平
行に配置され、かつ一体に固定されている。本体部20
0の内部にファン62が回転可能に収容されており、そ
のファン62はモータ64で回転される。本体部200
の表面に吐出口68と導入口60が設けられている。 【0004】この吸引・吐出装置は、吸引ノズル56先
端の吸引口58から吸引した塵埃等を吐出口68から吐
出させる状態と、導入口60から導入した空気を吐出ノ
ズル57先端の吐出口59から吐出させる状態との間で
切換可能となっている。そのための切換機構は、第一支
点54で本体部200に回転可能に支持されている第一
切換弁52と、第二支点55で本体部200に回転可能
に支持されている第二切換弁53と、図示されていない
切換用操作部材から構成されている。 【0005】吸引作業時には、図6に示すように、第一
切換弁52が導入口60を遮蔽し、吸引ノズル56と流
路5Wi(ファン62の吸引側流路)を連通させ、第二
切換弁53が流路5Wo(ファン62の吐出側流路)と
吐出ノズル57間を遮断し、流路5Woと吐出口68を
連通させる。この状態で運転スイッチオン状態になる
と、本体部200に固定されたモータ64によってファ
ン62が回転する。すると、矢印FIiに示すように、
吸引ノズル56先端の吸引口58から塵埃等が吸引さ
れ、吸引された塵埃等は、吸引ノズル56、第一切換弁
52、流路5Wi、ファン62、流路5Wo、第二切換
弁53、吐出口68を経て、吐出口68にセットされて
いる図示されていない集塵袋に導かれる。 【0006】吐出作業時には、図7に示すように、第一
切換弁52が導入口60を開放する。それと同時に吸引
ノズル56と流路5Wi間を遮断する。さらに、第二切
換弁53が流路5Woと吐出ノズル57を連通させると
同時に、流路5Woと吐出口68間を遮断する。この状
態で運転スイッチオン状態になると、ファン62が回転
する。すると、矢印FOiに示すように、導入口60か
ら吸引された空気は、第一切換弁52、流路5Wi、フ
ァン62、流路5Wo、第二切換弁53、吐出ノズル5
7を経て、吐出ノズル57先端の吐出口59から吐出さ
れる。 【0007】 【発明が解決しようとする課題】前記の国際公開公報に
記載されている吸引・吐出装置は、吸引作業と吐出作業
を切換の際に、吸引ノズルとフィルタとの付け替え、及
び集塵袋と吐出ノズルとの付け替え作業を必要とせず、
切換操作が簡易である。しかしながら、2本のノズル、
即ち、吸引ノズル56と吐出ノズル57が本体部200
に接続されている。この為に、ノズル全体が大径化し、
細かな隙間にノズルを挿入して吸引ないしは吐出する作
業がやりにくいという問題を有する。本発明は、吸引作
業と吐出作業がともに可能な装置を、一本の吸引と吐出
兼用ノズルで実現することをその目的とする。 【0008】 【課題を解決するための手段】本発明の吸引・吐出装置
は、本体部と、その本体部に基端部が接続されていると
ともに内部に仕切りを有さない一本の両用ノズルと、そ
の本体部の内部で回転するファンと、そのファンを回転
させる動力部と、その本体部の表面に開口している吐出
口と導入口と、その本体内部に収容されており、そのフ
ァンを介して両用ノズルと吐出口間を連通させる第1位
置と、そのファンを介して導入口と両用ノズル間を連通
させる第2位置との間で移動可能な切換部材を備えてい
る。そして、前記切換部材は、単一の筒状部材で構成さ
れており、第1位置では、筒状部材の外形形状によって
導入口を閉じて吐出口を開けてファンの吐出側流路と吐
出口を連通させると共に、筒状部材の内部形状によって
ファンの吸引側流路と両用ノズルを連通させ、第2位置
では、筒状部材の外形形状によって導入口を開けて吐出
口を閉じてファンの吸引側流路と導入口を連通させると
共に、筒状部材の内部形状によってファンの吐出側流路
と両用ノズルを連通させることを特徴とする。この吸引
・吐出装置は、内部に仕切りを有さない一本の両用ノズ
ルの全断面を吸引ノズルとして用いたり、吐出ノズルと
して用いたりすることができる。内部に仕切りを有さな
い一本のノズルしか必要とせず、細かな隙間での作業が
可能となる。 【0009】 【0010】 【0011】 【発明の実施の形態】最初に本発明の実施の形態の概要
を模式図の図1と2を参照して説明する。この吸引・吐
出装置は、本体部100と、その本体部100に基端部
7が接続される一本の両用ノズル6と、その本体部10
0の内部で回転するファン12と、そのファン12を回
転させる動力部(具体的にはモータ14)を備え、その
ファン12の回転によって両用ノズル6先端の筒口8か
ら空気や塵埃等を吸引してその本体部100に形成され
ている吐出口18から吐出する状態(図1に示される)
と、そのファン12の回転によってその本体部100に
形成されている導入口10から空気を導入して両用ノズ
ル6先端の筒口8から吐出する状態(図2に示される)
とで切換え可能となっている。その為に、本体部100
の内部に切換部材2が収容されており、その切換部材2
は、ファン12を介して両用ノズル6と吐出口18間を
連通してファン12と導入口10間を遮断する位置(図
1の位置)と、ファン12を介して両用ノズル6と導入
口10間を連通してファン12と吐出口18間を遮断す
る位置(図2の位置)との間で移動可能となっている。 【0012】吸引作業時には、図1に示すように、切換
部材2が、空気導入口10を遮蔽し、両用ノズル6と流
路Wi(ファン12の吸引側流路)を連通させ、流路W
o(ファン12の吐出側流路)を吐出口18に連通させ
る。この状態で運転スイッチがオン状態になると、モー
タ14によってファン12が回転する。すると矢印FI
iに示すように、両用ノズル6先端の筒口8から吸引さ
れた塵埃等は、両用ノズル6、切換部材2の内部、流路
Wi、ファン12、流路Wo、切換部材2の外部、吐出
口18を経て、矢印FIoに示すように吐出されて図示
されていない集塵袋に導かれる。 【0013】吐出作業時には、図2に示すように、切換
部材2が導入口10を開放して導入口10と流路Wiを
連通させると同時に、両用ノズル6と流路Wi間を遮断
する。同時に、その切換部材2が流路Woと両用ノズル
6を連通させて流路Woと吐出口18間の連通を遮断す
る。この状態で運転スイッチがオン状態になると、ファ
ン12が回転する。すると、矢印FOiに示すように導
入口10から吸引された空気は、切換部材2の外部、流
路Wi、ファン12、流路Wo、切換部材2の内部、両
用ノズル6先端の筒口8を経て矢印FOoに示すように
吐出される。 【0014】以下に本発明の実施形態を図面を参照して
詳細に説明する。図3、4は、この発明を利用した吸引
・吐出装置の全体構成を示している。本実施形態の吸引
・吐出装置では、両用ノズル6の基端部7が回転軸40
によって本体部100に対して折りたたみ可能に連結さ
れている。両用ノズル6は筒状であり、その先端には筒
口8が形成されている。その筒口8の近傍にはタイヤ4
2が回転可能に支持されている。両用ノズル6は回転軸
40の回りで揺動可能であり、本体部100に設けられ
たノズル留め36に両用ノズル6の基端部7が咬合され
ることで揺動不能に固定される。なお、本実施形態の吸
引・吐出装置では両用ノズル6が回転軸40で本体部1
00に折りたたみ可能に支持されているが、脱着可能な
構造になっているものでもよい。あるいは、両用ノズル
6の基端部7が本体部100に固定的に接続されていて
もよい。 【0015】本体部100の内部には、両用ノズル6側
から、ほぼ直線状に伸びる流路102と、切換部材2を
移動可能に収容する空間104と、略U字型の流路Wi
とWoが形成されている。また、本体部100の内部に
モータ14が固定されている。モータ14は、その出力
軸が両用ノズル6に略直行方向に伸びている。モータの
出力軸にはファン12が固定されていて、そのファン1
2は出力軸と共に回転する。ファン12は、流路Wiと
Woの間に位置している。ファン12の材質を硬質樹脂
とすると装置内に吸引された落ち葉等を粉砕させること
ができ、また、鋼等の金属とするとより高い破砕強度が
得られる。 【0016】本体部100の切換部材2の収容空間10
4の流路Wi側の表面に導入口10が設けられている。
導入口10にはフィルタがセットされて、導入される空
気から異物を除去する。本実施形態においては、導入口
10は本体部100の表面と同一面に形成されている
が、ノズル形状になって本体部100の表面から突出し
ているものでもよい。また、空気導入口10自体にフィ
ルタがセットされる代りに、フィルタをその導入口10
に接続する構造でも良い。本体部100の切換部材2の
収容空間104の流路Wo側の表面に吐出口18が設け
られている。吐出口18は吐出ノズル16の先端に形成
されている。 【0017】本体部100の切換部材2の収容空間10
4内に、切換部材2がピン4によって揺動可能に収容さ
れている。切換部材2は全体として筒状であり、図3に
示される吸引作業時には、その外形形状によって、導入
口10を遮蔽し、流路Woを吐出口18に連通させ、流
路Woと両用ノズル6間を遮蔽し、その内部形状によっ
て、流路Wiと両用ノズル6に連通させる。また、図4
に示す吐出作業時には、切換部材2の外形形状によっ
て、流路Wiと両用ノズル6間を遮断し、流路Wiと導
入口10を連通し、流路Woと吐出口18を遮断し、切
換部材2の内部形状が流路Woと両用ノズル6を連通さ
せる。 【0018】即ち、切換部材2が図3に示す位置に切換
られることで、ファン12の吸引側流路Wiは、切換部
材2の内部形状によって流路102を介して両用ノズル
6に連通し、切換部材2の外形形状によって導入口10
から遮断される。この為に、ファン12が回転すると、
両用ノズル6先端の筒口8から空気や塵埃等が吸引さ
れ、導入口10からは導入されない。この切換位置で
は、ファン12の吐出側流路Woは切換部材2の外形形
状によって吐出口18に連通しているので、両用ノズル
6先端の筒口8から吸引された塵埃等は吐出口18から
吐出される。このとき、切換部材2の外形形状によって
流路Woと流路102間は遮断されている。 【0019】切換部材2が図4に示す位置に切換られる
ことで、切換部材2の外形形状によって、ファン12の
吸引側流路Wiは導入口10に連通し、ファン12の吸
引側流路Wiと両用ノズル6間が遮断される。この為
に、ファン12が回転すると、導入口10から空気が吸
引され、両用ノズル6からは吸引されない。この切換位
置では、切換部材2の内部形状によって、ファン12の
吐出側流路Woは流路102を介して両用ノズル6に連
通し、両用ノズル6先端の筒口8から空気が吐出され
る。このとき、切換部材2の外形形状によって流路Wo
と吐出口18間は遮断される。 【0020】切換部材2は、図5に示す操作部材Sを矢
印44に示すように動かすことによって、ピン4を支点
として位置を切換える。 【0021】本体部100には、図3と4に示されるよ
うに、ハンドル32が設けられている。ハンドル32に
は運転スイッチ34が設けられている。なお、本実施形
態においては、ハンドル32に運転スイッチ34が設け
られているが、運転スイッチ34の設置位置はこれに限
らず、他の場所に設けるものであってもよい。 【0022】図3に示されているように、本体部100
の吐出ノズル16には集塵袋20の筒部22挿嵌するこ
とができる。集塵袋20はその筒部22のつめによって
本体部100に固定される。そして集塵袋20と本体部
100は、筒部22の内面と吐出ノズル16の外面によ
って気密を保ち、かつ、着脱可能である。また集塵袋2
0にはフック24、28が設けられており、それぞれ両
用ノズル6に設けられた鉤部26、本体部100に設け
られた鉤部30に掛止させることによって、その集塵袋
20は確実に拘持される。 【0023】これまで本実施形態における吸引・吐出装
置の構成を説明してきた。以下、作用を説明する。図3
は吸引作業のための位置に切換部材2の位置が切換えら
れた状態を示し、図5に示した操作部材Sが実線位置に
あるときに相当する。このとき、切換部材2が導入口1
0を遮蔽して両用ノズル6から流路Wiへ連通させ、流
路Woから吐出ノズル16へ連通させている。すなわ
ち、両用ノズル6の筒口8、切換部材2の内部、流路W
i、ファン12、流路Wo、切換部材2の外部、吐出ノ
ズル16の吐出口18を経て集塵袋20に導かれる一本
の流路が形成されている。この状態で運転スイッチ34
を操作してスイッチオン状態にすると、本体部に固定さ
れたモータ14に回転可能に取り付けられたファン12
が回転する。すると、両用ノズル6の筒口8から吸引さ
れた塵埃等は、矢印FIに示すように、両用ノズル6、
切換部材2の内部、流路Wi、ファン12、流路Wo、
切換部材2の外部、吐出ノズル16の吐出口18を経て
集塵袋20に導かれる。 【0024】作業者は通常、本実施形態の吸引・吐出装
置を作業をするときは、ハンドル32を持って筒口8を
床等に向けるようにして塵埃等を吸引させる。その際タ
イヤ42を床等の上を転がすようにして塵埃等を吸引さ
せると、作業し易い。 【0025】吸引作業後、集塵袋20のフック24、2
8を両用ノズル6に設けられた鉤部26、本体部100
に設けられた鉤部30からそれぞれ外し、筒部22を本
体部100の吐出ノズル16から抜いて集塵袋20を本
体部100から離脱させて、蓄積された塵埃等を捨てる
ことができる。また、吐出ノズル16にホース等を繋げ
て、外部の集塵タンク等に吸引作業中の塵埃等を送るこ
ともできる。なお、吐出ノズル16又は筒部22には図
示されていない蓋機構が備えられているので、集塵袋2
0を本体部100から離脱させても塵埃等が集塵袋20
又は本体部から飛散しない。当然その蓋機構は、吸引作
業には何れの悪影響を及ぼさない。 【0026】次に図4を用いて吐出作業時での作用を説
明する。これは、図5に示す操作部材Sが二点鎖線位置
にあるときに相当する。このとき、図4に示すように、
切換部材2が導入口10を開放して両用ノズル6と流路
Wi間の連通を遮断させ、その切換部材2が流路Woか
ら両用ノズル6へ連通させて流路Woと吐出ノズル16
間の連通を遮断する。すなわち、導入口10、切換弁2
の外部、流路Wi、ファン12、流路Wo、切換部材2
の内部、両用ノズル6の筒口8を経て外部に導かれる一
本の流路が形成されている。この状態で運転スイッチ3
4を操作してスイッチオン状態にすると、本体部100
に固定されたモータ14に取り付けられたファン12が
回転する。すると、導入口10から導入された空気は、
矢印FOに示すように、切換部材2の外部、流路Wi、
ファン12、流路Wo、切換部材2の内部、両用ノズル
6の筒口8を経て外部に吐出される。 【0027】作業者は通常、本実施形態の吸引・吐出装
置を作業をするときは、ハンドル32を持って筒口8を
床等に向けるようにして空気を吐出させる。その際タイ
ヤ42を床等の上を転がすようにして空気を吐出させる
と、作業し易い。 【0028】吐出作業時、集塵袋20のフック24、2
8を両用ノズル6に設けられた鉤部26、本体部に設け
られた鉤部30からそれぞれ外し、筒部22を本体部か
ら抜いて集塵袋20を本体部100から離脱させること
ができる。装置自体をコンパクト化して、軽量化させる
と、作業がよりし易くなる。切換部材2が確実に流路W
oから吐出ノズル16への連通を遮断しているので、空
気が吐出ノズル16から吐出することはない。 【0029】図5は本実施形態の吸引・吐出装置を、集
塵袋20を本体部100から離脱させ、本体部100の
一端に設けられたノズル留め36を両用ノズル6の基端
部7から外し、回転軸40を回転中心にして、両用ノズ
ル6を吐出ノズル16に当接するまで回転させた状態で
ある。このように装置不使用時又は店頭での展示時には
両用ノズル6を収納状態にしておくと、筒状の両用ノズ
ル6が邪魔にならず、省スペース化を図ることができ
る。 【0030】また、本実施の形態ではその両用ノズルは
回転軸40で回転自在であるが、この限りではなく、そ
の両用ノズル6は本体部から着脱自在の構造を取ること
もできる。さらには両用ノズルはジャバラ状のものでも
よい。 【0031】本実施形態の吸引・吐出装置の切換機構で
は、吸引作業時に、不注意等により操作部材Sが吸引作
業用位置からずれてしまっても、吸引作動を開始させる
と、ファン12による吸引作用によって切換部材2が定
位置、すなわち吸引作業用位置に移動する。また、操作
部材Sが吐出作業用位置からずれてしまっていても、吐
出作動を開始させると、ファン12の作用によって切換
部材2が定位置、すなわち吐出作業用位置に移動する。 【0032】 【発明の効果】本発明は、上述のとおり構成されている
ので、次に記載する効果を奏する。請求項1、2の吸引
・吐出吐出装置によると、一本の両用ノズルで塵埃等の
吸引と空気の吐出作業を実施することができる。吸引ノ
ズルと吐出ノズルの2本のノズルを必要としないので、
従来の吸引・吐出装置に比べて狭いスペースでの作業が
可能となる。さらにその切換機構を一の可動部材で構成
すると、単純な構造にすることができる。
である。 【図2】本発明の吸引・吐出装置の吐出作業時の模式図
である。 【図3】実施形態の吸引・吐出装置の吸引作業時の断面
図である。 【図4】実施形態の吸引・吐出装置の吐出作業時の断面
図である。 【図5】実施形態の吸引・吐出装置の両用ノズル6を収
納した状態を示す。 【図6】従来の吸引・吐出装置の吸引作業時の模式図で
ある。 【図7】従来の吸引・吐出装置の吐出作業時の模式図で
ある。 【符号の説明】 2・・切換部材 4・・ピン 6・・両用ノズル 10・・導入口 18・・吐出口 40・・回転軸
Claims (1)
- (57)【特許請求の範囲】 【請求項1】 本体部と、その本体部に基端部が接続さ
れているとともに内部に仕切りを有さない一本の両用ノ
ズルと、その本体部の内部で回転するファンと、そのフ
ァンを回転させる動力部と、その本体部の表面に開口し
ている吐出口と導入口と、その本体内部に収容されてお
り、そのファンを介して両用ノズルと吐出口間を連通さ
せる第1位置と、そのファンを介して導入口と両用ノズ
ル間を連通させる第2位置との間で移動可能な切換部材
を備え、前記切換部材は、単一の筒状部材で構成されており、第
1位置では、筒状部材の外形形状によって導入口を閉じ
て吐出口を開けてファンの吐出側流路と吐出口を連通さ
せると共に、筒状部材の内部形状によってファンの吸引
側流路と両用ノズルを連通させ、第2位置では、筒状部
材の外形形状によって導入口を開けて吐出口を閉じてフ
ァンの吸引側流路と導入口を連通させると共に、筒状部
材の内部形状によってファンの吐出側流路と両用ノズル
を連通させることを特徴とする 吸引・吐出装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP35039099A JP3507740B2 (ja) | 1999-12-09 | 1999-12-09 | 一本の両用ノズルを有する吸引・吐出装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP35039099A JP3507740B2 (ja) | 1999-12-09 | 1999-12-09 | 一本の両用ノズルを有する吸引・吐出装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2001161603A JP2001161603A (ja) | 2001-06-19 |
JP3507740B2 true JP3507740B2 (ja) | 2004-03-15 |
Family
ID=18410174
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP35039099A Expired - Lifetime JP3507740B2 (ja) | 1999-12-09 | 1999-12-09 | 一本の両用ノズルを有する吸引・吐出装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3507740B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR20190127425A (ko) * | 2018-05-04 | 2019-11-13 | 엘지전자 주식회사 | 흡입 및 불기 진공청소기 |
Families Citing this family (17)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2001353109A (ja) * | 2000-06-13 | 2001-12-25 | Toshiba Tec Corp | 電気掃除機およびその吸込口体 |
JP5079062B2 (ja) * | 2010-01-22 | 2012-11-21 | パナソニック株式会社 | 空気吸引噴射装置およびこれを備える電気掃除機 |
JP5786122B2 (ja) * | 2011-01-11 | 2015-09-30 | パナソニックIpマネジメント株式会社 | 空気吸引噴射装置およびこれを備える電気掃除機 |
JP2012217600A (ja) * | 2011-04-08 | 2012-11-12 | Panasonic Corp | 空気吸引噴射装置およびこれを備える電気掃除機 |
JP2012217782A (ja) * | 2011-04-14 | 2012-11-12 | Panasonic Corp | 空気吸引噴射装置およびそれを用いた電気掃除機 |
PL3030127T3 (pl) | 2013-09-30 | 2017-07-31 | Koninklijke Philips N.V. | Dysza do odkurzacza |
CA2971067A1 (en) * | 2016-01-20 | 2017-07-20 | Jiangsu Midea Cleaning Appliances Co., Ltd. | Vacuum cleaner |
CA2971069A1 (en) | 2016-01-20 | 2017-07-20 | Jiangsu Midea Cleaning Appliances Co., Ltd. | Vacuum cleaner |
JP6796425B2 (ja) * | 2016-07-29 | 2020-12-09 | 東芝ライフスタイル株式会社 | 電気掃除機 |
MY193132A (en) * | 2016-07-29 | 2022-09-26 | Toshiba Lifestyle Products & Services Corp | Vacuum cleaner |
JP6796966B2 (ja) * | 2016-07-29 | 2020-12-09 | 東芝ライフスタイル株式会社 | 電気掃除機 |
CN109208519B (zh) * | 2017-06-29 | 2020-11-17 | 苏州宝时得电动工具有限公司 | 吹吸机 |
CN109208518B (zh) * | 2017-06-29 | 2020-08-14 | 苏州宝时得电动工具有限公司 | 吹吸机 |
JP7230670B2 (ja) * | 2019-04-25 | 2023-03-01 | 三菱電機株式会社 | 電気掃除機 |
CN110295564B (zh) * | 2019-07-04 | 2024-05-10 | 宁波创跃园林工具有限公司 | 一种吹吸机 |
JP7360319B2 (ja) * | 2019-12-23 | 2023-10-12 | シャープ株式会社 | 電気掃除機 |
CN113529628B (zh) * | 2021-07-29 | 2023-01-17 | 浙江亚特电器股份有限公司 | 一种吹吸转换装置及吹吸风机 |
-
1999
- 1999-12-09 JP JP35039099A patent/JP3507740B2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR20190127425A (ko) * | 2018-05-04 | 2019-11-13 | 엘지전자 주식회사 | 흡입 및 불기 진공청소기 |
KR102069584B1 (ko) * | 2018-05-04 | 2020-01-23 | 엘지전자 주식회사 | 흡입 및 불기 진공청소기 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2001161603A (ja) | 2001-06-19 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP3507740B2 (ja) | 一本の両用ノズルを有する吸引・吐出装置 | |
EP3491987B1 (en) | Electric vacuum cleaner | |
JP4917663B2 (ja) | 電気掃除機用フィルタ清掃システム | |
EP1743562B1 (en) | Electric vacuum cleaner | |
JP2018511387A (ja) | 真空掃除機とベースステーションを含むシステム、真空掃除機、ベースステーション、および真空掃除機の集塵室を空にする方法 | |
US20050241284A1 (en) | Dust collecting unit for use in cleaner | |
KR20020060379A (ko) | 진공청소기의 사이클론 집진장치 | |
TW201726043A (zh) | 吸塵器以及由吸塵器和基站構成的系統 | |
JP2003204904A5 (ja) | ||
JP2006006453A (ja) | 電気掃除機 | |
KR101411175B1 (ko) | 진공 청소기의 집진 장치 및 이를 포함한 먼지 분리 장치 | |
WO2008044314A1 (fr) | Soufflante | |
JP4079682B2 (ja) | 電気掃除機 | |
JP3756380B2 (ja) | 吸引・吐出装置 | |
US20050071945A1 (en) | Airflow diverter for upright-type vacuum cleaner and upright-type vacuum cleaner having the same | |
JP2005270504A (ja) | 集塵装置および電気掃除機 | |
JP2005131135A (ja) | 電気掃除機 | |
JP2008023043A (ja) | 縦型の電気掃除機 | |
JP2007020684A (ja) | 電気掃除機 | |
KR101282536B1 (ko) | 집진 장치 및 전기 청소기 | |
JP2008272021A (ja) | 集塵装置および電気掃除機 | |
KR100857491B1 (ko) | 집진 용기 및 전기 청소기 | |
KR101717537B1 (ko) | 업라이트 형 진공청소기 | |
KR20130076746A (ko) | 전기 청소기 | |
JP3701528B2 (ja) | 吸込口体および電気掃除機 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20031216 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20031219 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 3507740 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20091226 Year of fee payment: 6 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20091226 Year of fee payment: 6 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20091226 Year of fee payment: 6 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20101226 Year of fee payment: 7 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20101226 Year of fee payment: 7 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20111226 Year of fee payment: 8 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20111226 Year of fee payment: 8 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20111226 Year of fee payment: 8 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20121226 Year of fee payment: 9 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20121226 Year of fee payment: 9 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20131226 Year of fee payment: 10 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
EXPY | Cancellation because of completion of term |