JP3507110B2 - 映像信号処理装置 - Google Patents
映像信号処理装置Info
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Description
るものである。
てよく用いられる処理として、マトリクス方式または原
色分離方式と呼ばれるものがある。これは、Mg,G
r,Cy,Yeの4色の補色モザイクフィルタを受光面
に張ったCCD等の固体撮像素子の信号から、RGB3
原色信号の形で表された色情報を得るものである。
ルタを用いた従来の技術では、色キャリア周波数と感度
が高いという利点がある一方、色キャリアの振幅が小さ
いという欠点があり、特に上記マトリクス方式で3原色
信号を生成した場合、BLのS/Nが最も悪く、次いで
RL,GLの順となっており、こうした色によるS/Nの
差が、広帯域輝度信号を含めた最終的な映像信号の画質
に悪影響を及ぼすという問題があった。
明ではマトリクス方式により求めたRGB3原色信号に
対して異なる周波数特性のフィルタをかけることによ
り、色S/Nを改善する。ただし、上記各RGB信号に
対し、異なる周波数特性のフィルタをかけると、エッジ
部分等の高周波領域では偽色が生ずるので、エッジ部分
等では上記フィルタをかけずに偽色を生じさせないよう
にする。
項(1)〜(4)に関して、単板式カメラ信号処理装置
に適したものである。まず、図1において、1はCCD
撮像素子、2はA/Dコンバータ、3は同時化回路、4
はマトリクス、5−1は第1の加算器、5−2は第2の
加算器、5−3は第3の加算器、6は第1の低域通過フ
ィルタ、7は第1の遅延素子、8はエッジ検出手段、9
は第2の低域通過フィルタであり、9−1はR、9−2
はG、9−3はBの低域通過フィルタ、10は9の低域
通過フィルタとの位相差を合わせる第2の遅延素子であ
り、10−1はR、10−2はG、10−3はBの遅延
素子、11はスイッチであり、11−1はR、11−2
はG、11−3はBのスイッチ、12−1はR信号出力
端子、12−2はG信号出力端子、12−3はB信号出
力端子である。
説明する。1のCCD出力信号は、2のA/Dコンバー
タによりディジタル化されたのち、3の同時化回路と6
の第1の低域通過フィルタに加えられる。まず、3の同
時化回路では、CCD出力信号に含まれる色キャリア成
分から、2つの色差信号CR,CBおよび狭帯域輝度信号
YLが生成される。3の同時化回路が出力したYL,
CR,CBは、4のマトリクスで狭帯域3原色信号RL,
GL,BLに変換される。6の第1の低域通過フィルタで
は、前記CCD出力信号の色キャリア成分を抑圧した広
帯域輝度信号YHが生成され、7の第1の遅延素子と8
のエッジ検出手段に加えられる。7の第1の遅延素子
は、前記YHの位相を、同時化とマトリクス演算で余分
に遅延した前記RL,GL,BLの位相に合わせる。5の
加算器は、位相を合わせた前記RL,GL,BLと前記YH
を加算して疑似広帯域3原色信号RGBを生成する。1
1のスイッチの入力端子Aには9の第2の低域通過フィ
ルタにより帯域制限したRGBが入力され、入力端子B
には10の第2の遅延素子により位相調整されただけの
RGBが入力されている。ここで、9の第2の低域通過
フィルタの遮断周波数は、9−3の低域通過フィルタの
遮断周波数が最も低く、9−2の低域通過フィルタの遮
断周波数を最も高く設定してあるため、B信号に最も多
く含まれる色ノイズ成分が抑圧される。8のエッジ検出
手段は、前記YHからエッジ部分をモニタし、エッジを
検出しない場合には11のスイッチをAとし、検出した
場合にはBとする。したがって画像のエッジが検出され
た場合には9の第2の低域通過フィルタを通らないRG
B信号が12の出力端子から出力されるため、エッジ部
分の偽色の発生が抑えられ、画像のエッジが検出されな
ければ、9の第2の低域通過フィルタを通ったRGB信
号が12の出力端子から出力されるため、色のS/Nの
良い画像が得られる。
施例であり、請求項(1)〜(5)に関して、単板式カ
メラ信号処理装置に適用したものである。図2におい
て、1はCCD撮像素子、2はA/Dコンバータ、3は
同時化回路、4はマトリクス、5は第1のγ変換回路で
あり、5−1はR、5−2はG、5−3はBのγ変換回
路、6−1は第1の加算器、6−2は第2の加算器、6
−3は第3の加算器、7は第1の低域通過フィルタ、8
は第2のγ変換回路、9は第1の遅延素子、10は広帯
域輝度信号YHのレベル検出手段、11は第1のスイッ
チ、12はエッジ検出手段、13は第2の低域通過フィ
ルタであり、13−1はR、13−2はG、13−3は
Bの低域通過フィルタ、14は13の低域通過フィルタ
との位相差を合わせる第2の遅延素子であり、14−1
はR、14−2はG、14−3はBの遅延素子、15は
第2のスイッチであり、15−1はR、15−2はG、
15−3はBのスイッチ、16−1はR信号出力端子、
62−2はG信号出力端子、16−3はB信号出力端子
である。
説明する。1のCCD出力信号は、2のA/Dコンバー
タによりディジタル化されたのち、3の同時化回路と7
の第1の低域通過フィルタに加えられる。まず、3の同
時化回路では、CCD出力信号に含まれる色キャリア成
分から、2つの色差信号CR,CBおよび狭帯域輝度信号
YLが生成される。3の同時化回路が出力したYL,
CR,CBは、4のマトリクスで狭帯域3原色信号RL,
GL,BLに変換され、5の第1のγ変換回路によりγ変
換される。
前記CCD出力信号の色キャリア成分を抑圧した広帯域
輝度信号YHが生成され、8の第2のγ変換回路を通じ
て9の第1の遅延素子に加えられる。9の第1の遅延素
子は、前記YHの位相を、同時化とマトリクス演算で余
分に遅延した前記RL,GL,BLの位相に合わせる。
GL,BLと前記YHを加算して疑似広帯域3原色信号R
GBを生成する。15の第2のスイッチの入力端子Cに
は13の第2の低域通過フィルタにより帯域制限したR
GBが入力され、入力端子Dには14の第2の遅延素子
により位相調整されただけのRGBが入力されている。
ここで、13の第2の低域通過フィルタの遮断周波数
は、13−3の低域通過フィルタの遮断周波数が最も低
く、13−2の低域通過フィルタの遮断周波数を最も高
く設定してあるため、B信号に最も多く含まれる色ノイ
ズ成分が抑圧される。
広帯域輝度信号(図2のYH1)は、11の第1のスイッ
チの入力端子Bに加えられ、γ変換された後の広帯域輝
度信号(図のYH2)は、11の第1のスイッチの入力端
子Aに加えられる。11の第1のスイッチは、10のレ
ベル検出手段の出力により切り換えられる。10のレベ
ル検出手段は前記YH2のレベルが所定の値より小さい場
合には、11の第1のスイッチがA側にONするように
動作し、前記YH2のレベルが所定の値以下であれば、1
1の第1のスイッチがB側にONするように動作する。
したがって、12のエッジ検出手段に入力されるY
Hは、高輝度の場合にはγ変換前(図のYH1)、低照度
の場合はγ変換後(図2のYH2)の信号が入力されるた
め、前記YHのダイナミックレンジによらず、エッジ検
出を容易に行うことができる。
YH2からエッジ部分をモニタし、エッジを検出しない場
合には15スイッチをCとし、検出した場合にはDとす
る。したがって画像のエッジが検出された場合には13
第2の低域通過フィルタを通らないRGB信号が16の
出力端子から出力されるため、エッジ部分の偽色の発生
が抑えられ、画像のエッジが検出されなければ、13の
第2の低域通過フィルタを通ったRGB信号が16の出
力端子から出力されるため、色のS/Nの良い画像が得
られる。
疑似的な広帯域RGB信号を生成した場合において、R
GB各信号に対して異なる周波数特性のフィルタをかけ
ることにより、色S/Nが改善され、かつ画像のエッジ
部分等の高周波領域での偽色を抑圧することができる。
Claims (5)
- 【請求項1】 狭帯域のRGB信号に、広帯域輝度信号
を加算することにより、疑似的な広帯域RGB信号を生
成する手段を備えた映像信号処理装置であって、 画像のエッジ部分を検出する手段を有し、 前記画像のエッジ部分を検出する手段の検出結果に基づ
いて、 前記疑似的な広帯域RGB信号、あるいは前記狭帯域R
GB信号の周波数帯域を、RGB各色信号で異なる所定
の帯域に制限する第1のモードと、制限しない第2のモ
ードに切り換えることを 特徴とする映像信号処理装置。 - 【請求項2】 前記エッジ検出手段に供する映像信号と
して、γ変換前の映像を切り換えるモードとγ変換後の
映像信号を用いるモードとを切り換える切り換え手段と
を有することを特徴とする請求項1記載の映像信号処理
装置。 - 【請求項3】 画像の輝度レベルを検出する輝度レベル
検出手段とを有し、前記切り換え手段は、前記輝度レベ
ル検出手段の検出結果に基づいてγ変換前の映像を切り
換えるモードあるいはγ変換後の映像信号を用いるモー
ドに切り換えることを特徴とする請求項1に記載の映像
信号処理装置。 - 【請求項4】 前記RGB信号は、マトリクス演算によ
って求められた信号であることを特徴とする請求項1に
記載の映像信号処理装置。 - 【請求項5】 前記第1のモードは、さらに前記マトリ
クス演算によって求められたRGB信号のうちB信号に
対して他の信号より低い周波数を抑圧することを特徴と
する請求項4に記載の映像信号処理装置。
Priority Applications (1)
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JP32001093A JP3507110B2 (ja) | 1993-12-20 | 1993-12-20 | 映像信号処理装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP32001093A JP3507110B2 (ja) | 1993-12-20 | 1993-12-20 | 映像信号処理装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH07177526A JPH07177526A (ja) | 1995-07-14 |
JP3507110B2 true JP3507110B2 (ja) | 2004-03-15 |
Family
ID=18116747
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP32001093A Expired - Fee Related JP3507110B2 (ja) | 1993-12-20 | 1993-12-20 | 映像信号処理装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP3507110B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
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---|---|---|---|---|
JP4195169B2 (ja) | 2000-03-14 | 2008-12-10 | 富士フイルム株式会社 | 固体撮像装置および信号処理方法 |
-
1993
- 1993-12-20 JP JP32001093A patent/JP3507110B2/ja not_active Expired - Fee Related
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JPH07177526A (ja) | 1995-07-14 |
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