JP3505756B2 - 照明器具 - Google Patents
照明器具Info
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Description
照明器具に関するものである。 【0002】 【従来の技術】透光開口を有する略筒状であってその内
底部の中心にランプソケットを設けた器具本体と、前記
ランプソケットに装着されたランプの前面に配置された
グレアカットキャップを有しこのグレアカットキャップ
の両側部より前記器具本体の径方向の互いに反対向きに
延出した第1のバーおよび第2のバーを有するグレアカ
ット部材とを備えた従来の照明器具は、グレアカット部
材が着脱式であったため、ランプ交換時にグレアカット
部材を紛失する危険性があった。 【0003】これに対して、第1のバーの先端をヒンジ
手段により取付け、第2のバーの先端を挟持する挟持手
段により第2のバーの先端を器具本体に固定することが
考えられた。 【0004】 【発明が解決しようとする課題】しかし、グレアカット
キャップが、第1のバーおよび第2のバーの延び方向に
移動してランプの中心よりずれる場合があった。グレア
カット部材がセンターよりずれると、配向むらやパター
ンの偏りが発生する。したがって、この発明の目的は、
グレアカット部材の紛失を防止するとともに、グレアカ
ット部材の位置ずれを確実に防止することができる照明
器具を提供することである。 【0005】 【課題を解決するための手段】請求項1の照明器具は、
透光開口を有する略筒状であってその内底部の中心にラ
ンプソケットを設けた器具本体と、前記ランプソケット
に装着されたランプの前面に配置されたグレアカットキ
ャップを有しこのグレアカットキャップの両側部より前
記器具本体の径方向の互いに反対向きに延出した第1の
バーおよび第2のバーを有するグレアカット部材とを備
え、前記第1のバーの先端は前記グレアカットキャップ
が前記器具本体の軸方向に回動可能となるようにヒンジ
手段により前記器具本体の内周面に取付けられ、前記第
2のバーの先端は前記器具本体の内周面に着脱可能に弾
性係止する弾性係止手段により取付けられ、前記ヒンジ
手段は前記第1のバーの先端に設けられた軸孔と、前記
器具本体の内周面に設けられ前記透光開口の方向に向い
た切欠付き凹部と、前記軸孔に嵌合する中央屈曲部とこ
れに連続して前記透光開口の外側から前記切欠に通され
る挿通部とこれに連続してハの字形に拡がって前記凹部
の内側面に弾性係止する両端係止部からなる線ばねと、
により 構成したことを特徴とするものである。 【0006】 【作用】請求項1の照明器具によれば、第1のバーをヒ
ンジ手段により器具本体に取付けたため、グレアカット
キャップを器具本体から外すことなく回動することによ
りランプ交換が行なえるので、グレアカット部材の紛失
を防止することができる。また第2のバーを弾性係止手
段により着脱自在に器具本体に取付けているため、器具
本体の径方向および周方向にグレアカット部材を位置決
めすることができるので、グレアカットキャップの位置
ずれを確実に防止することができるとともに、第2のバ
ーを片手で引いて外すことができグレアカットキャップ
を回動できるので操作性がよい。また仮にグレアカット
キャップの位置ずれが生じても弾性係止手段を調整する
ことで位置ずれを容易に直すことができる。 【0007】また、前記ヒンジ手段が、前記第1のバー
を前記器具本体に着脱可能に弾性係止しているため、第
1のバーの圧入操作により第1のバーを器具本体に取付
けることができるので組立容易になる。 【0008】 【実施例】この発明の第1の実施例を図1ないし図5に
より説明する。すなわち、照明器具は、建築物の高い天
井面に設置されるスポットライトを実施例とし、器具本
体1と、グレアカット部材2とを有する。器具本体1
は、透光開口3を有する略筒状であってその内底部の中
心にランプソケット4を設けている。実施例の器具本体
1はダイカストにより形成されている。5は天井取付
部、6はランプソケット収納部である。 【0009】またグレアカット部材2は、ランプソケッ
ト4に装着されたランプ18の前面に配置されたグレア
カットキャップ19を有し、このグレアカットキャップ
19の両側部より器具本体1の径方向の互いに反対向き
に延出した第1のバー20および第2のバー21を有す
る。実施例のグレアカットキャップ19はランプ18に
遊嵌する筒状をなしている。また第1のバー20および
第2のバー21は板幅方向を軸方向に向けた金属の帯状
の板片を実施例としている。 【0010】そして、第1のバー20の先端はグレアカ
ットキャップ19が器具本体1の軸方向に回動可能とな
るようにヒンジ手段7により器具本体1の内周面に取付
けられ、第2のバー21の先端は器具本体1の内周面に
着脱可能に弾性係止する弾性係止手段8により取付けら
れている。ヒンジ手段7の器具本体1側は、図2および
図3に示すように、器具本体1の内周面に形成されて軸
方向に延びた所定の幅を有する凸状部11と、その外端
部に形成した凹部9と、凸状部11の内面側に形成され
て凹部9に連通するスリット状の切欠10とを有してい
る。切欠10は透光開口3側に開くガイドテーパ12を
形成している。これらの構成は、器具本体1の成形時に
一体に形成することができるように抜き方向を揃えてい
る。一方、第1のバー20の先端側は、第1のバー20
の先端に形成した孔24と、線ばね25からなり、線ば
ね25は孔24に嵌合する中央屈曲部26aと、スリッ
ト部10に挿通する挿通部26bと、凹部9の内側面に
弾性係合するハの字形に広がった両端係止部26cとを
折曲により形成している。したがって、線ばね25の中
央屈曲部26aを孔24に通し、透光開口3の外側から
挿通部26bを切欠10に通し、両端係止部26cを凹
部9に挿入すると、両端係止部26cの先端が凹部9の
内側面を摺動しながら圧入されて奥端部に位置決めされ
弾性係止する。第1のバー20を外す方向に引くときは
両端係止部26cのハの字に広がった部分が凹部9に食
い込むため、外すことが不可能になる。また第1のバー
20を孔24を中心に回動するとガイドキャップ19が
ランプ18に遊嵌する。 【0011】弾性係止手段8の器具本体1側は、図4お
よび図5に示すように、器具本体1の内周面の凸状部1
1に対向する位置に所定幅の凸状部13を形成するとと
もに、器具本体1の開口方向および内面に開いた凹部1
4を形成し、凹部14の開口端側にそれぞれ外向きに開
くガイドテーパ面15〜17を形成している。これらの
構成は、器具本体1の成形時に一体に形成することがで
きるように抜き方向を揃えている。一方、第2のバー2
1の先端側に板ばね23を設け、板ばね23の中央部が
第2のバー21の先端部に取付けられ、板ばね23の両
端部がグレアカットキャップ19と反対向きに傾斜する
ように折曲されている。したがって、板ばね23を凹部
14に圧入するとき、ガイドテーパ15〜17にしたが
って板ばね23がガイドされて凹部14の奥端部に位置
決めされ弾性が付与された状態に最大に弾性変形して凹
部14に係止する。このときガイドテーパ16,17に
より方向Aの位置ずれが防止され、またガイドテーパ1
5により第2のバー21の長手方向にも弾性が働くの
で、グレアカットキャップ19の位置ずれを防止でき
る。また第2のバー21を弾性に抗してヒンジ手段7の
回動方向に引くと第2のバー21を外すことができる。 【0012】この実施例によれば、第1のバー20をヒ
ンジ手段7により器具本体1に取付けたため、グレアカ
ットキャップ19を器具本体1から外すことなく回動す
ることによりランプ交換が行なえるので、グレアカット
部材の紛失を防止することができる。また第2のバー2
1を弾性係止手段8により着脱自在に器具本体1に取付
けているため、器具本体1の径方向および周方向にグレ
アカット部材を位置決めすることができるので、グレア
カットキャップ19の位置ずれを確実に防止することが
できるとともに、第2のバー21を片手で引いて外すこ
とができグレアカットキャップ19を回動できるので操
作性がよい。また仮にグレアカットキャップ19の位置
ずれが生じても弾性係止手段8の板ばね23を調整する
ことで位置ずれを容易に直すことができる。 【0013】またヒンジ手段7が、第1のバー20を器
具本体1に着脱可能に弾性係止しているため、第1のバ
ー20の圧入操作により第1のバー20を器具本体1に
取付けることができるので組立容易になる。さらに、器
具本体1と、グレアカット部材2以外は線ばね25のみ
であり器具を安価に構成することができる。 【0014】 【発明の効果】請求項1の照明器具によれば、第1のバ
ーをヒンジ手段により器具本体に取付けたため、グレア
カットキャップを器具本体から外すことなく回動するこ
とによりランプ交換が行なえるので、グレアカット部材
の紛失を防止することができる。また第2のバーを弾性
係止手段により着脱自在に器具本体に取付けているた
め、器具本体の径方向および周方向にグレアカット部材
を位置決めすることができるので、グレアカットキャッ
プの位置ずれを確実に防止することができるとともに、
第2のバーを片手で引いて外すことができグレアカット
キャップを回動できるので操作性がよい。また仮にグレ
アカットキャップの位置ずれが生じても弾性係止手段を
調整することで位置ずれを容易に直すことができるとい
う効果がある。 【0015】また、前記ヒンジ手段が、前記第1のバー
を前記器具本体に着脱可能に弾性係止しているため、第
1のバーの圧入操作により第1のバーを器具本体に取付
けることができるので組立容易になる。
部材を開いた状態の斜視図である。 【図2】そのグレアカット部材のヒンジ手段の器具本体
取付前の状態の斜視図である。 【図3】その取付状態の断面図である。 【図4】器具本体の弾性係止手段の部分斜視図である。 【図5】その外観斜視図である。 【符号の説明】 1 器具本体 2 グレアカット部材 3 透光開口 4 ランプソケット 7 ヒンジ手段 8 弾性係止手段 19 グレアカットキャップ 20 第1のバー 21 第2のバー
Claims (1)
- (57)【特許請求の範囲】 【請求項1】透光開口を有する略筒状であってその内底
部の中心にランプソケットを設けた器具本体と、前記ラ
ンプソケットに装着されたランプの前面に配置されたグ
レアカットキャップを有しこのグレアカットキャップの
両側部より前記器具本体の径方向の互いに反対向きに延
出した第1のバーおよび第2のバーを有するグレアカッ
ト部材とを備え、前記第1のバーの先端は前記グレアカ
ットキャップが前記器具本体の軸方向に回動可能となる
ようにヒンジ手段により前記器具本体の内周面に取付け
られ、前記第2のバーの先端は前記器具本体の内周面に
着脱可能に弾性係止する弾性係止手段により取付けら
れ、前記ヒンジ手段は前記第1のバーの先端に設けられ
た軸孔と、前記器具本体の内周面に設けられ前記透光開
口の方向に向いた切欠付き凹部と、前記軸孔に嵌合する
中央屈曲部とこれに連続して前記透光開口の外側から前
記切欠に通される挿通部とこれに連続してハの字形に拡
がって前記凹部の内側面に弾性係止する両端係止部から
なる線ばねと、により構成したことを特徴とする照明器
具。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP31535193A JP3505756B2 (ja) | 1993-12-15 | 1993-12-15 | 照明器具 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP31535193A JP3505756B2 (ja) | 1993-12-15 | 1993-12-15 | 照明器具 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH07169301A JPH07169301A (ja) | 1995-07-04 |
JP3505756B2 true JP3505756B2 (ja) | 2004-03-15 |
Family
ID=18064373
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP31535193A Expired - Fee Related JP3505756B2 (ja) | 1993-12-15 | 1993-12-15 | 照明器具 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3505756B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP4710874B2 (ja) * | 2007-05-28 | 2011-06-29 | パナソニック電工株式会社 | 照明器具 |
-
1993
- 1993-12-15 JP JP31535193A patent/JP3505756B2/ja not_active Expired - Fee Related
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Publication number | Publication date |
---|---|
JPH07169301A (ja) | 1995-07-04 |
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