JP3505687B2 - 自動車用サイドミラー - Google Patents

自動車用サイドミラー

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JP3505687B2
JP3505687B2 JP02949894A JP2949894A JP3505687B2 JP 3505687 B2 JP3505687 B2 JP 3505687B2 JP 02949894 A JP02949894 A JP 02949894A JP 2949894 A JP2949894 A JP 2949894A JP 3505687 B2 JP3505687 B2 JP 3505687B2
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泰男 森
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株式会社森電機工業所
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  • Rear-View Mirror Devices That Are Mounted On The Exterior Of The Vehicle (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、自動車の前方左右を
運転席から見えるようにする着脱自在のサイドミラーを
得ることを目的とした自動車用サイドミラーに関し、特
に、どのような車種であっても、使用者が着脱できるよ
うにしたサイドミラーであることを特徴とするものであ
る。
【0002】
【従来の技術】従来自動車用サイドミラーに関しては、
各種構造が提案され、使用されている。例えば自動車の
ボンネツトに固定したミラーとしては、起伏開閉共に運
転席で操作できるものが知られている。また取外しでき
るサイドミラーも知られているが、(実開平2−358
51号)然し乍ら一般的には固定設置であって、角度な
どは手動調整できる構造が採用されている。
【0003】
【発明により解決すべき課題】然し乍ら自動車の車種、
使用者の使用環境によっては、前方の状況が不明の為
に、事故を起したり、誘導者を必要とするなどの問題点
があった。
【0004】然して従来設置されている自動車のサイド
ミラーは、夫々の車種により、夫々設置位置が決つてい
るので、必ずしも使用者の要請に応じられないこともあ
つた。
【0005】然してボンネツト上にサイドミラーのない
場合もあって、往々不便を生じる問題点があった。
【0006】
【課題を解決する為の手段】然るにこの発明は、車種に
制約されることなく、ボンネツトの上の任意の場所に着
脱できること及び運転席から起伏及び開閉操作ができる
ように構成して、前記従来の問題点を解決したのであ
る。
【0007】 即ちこの発明は、自動車のボンネットへ
磁着すべく柔軟な合成ゴム又は合成樹脂成形物よりなる
ベース3に、本体固定用の鋼板5とボンネットに磁着で
きる永久磁石2、2を配して薄板状本体7とし、該薄板
状本体7に本体底板4との係止部8、9を設けてなる本
体の着脱手段を備え、前記ベース上へ、二つの凸面鏡
に開閉用モータ23と、その出力軸に連動するギヤー群
と、制御スイッチよりなる角度調整手段を付与して、前
記凸面鏡を蝶着すると共に、前記二つの凸面鏡の基部に
その起伏手段を付与し、前記角度調整手段と起伏手段に
電源と制御手段を連結したことを特徴とする自動車用サ
イドミラーである
【0008】次に起伏手段は、起伏用モータとその出力
軸に連動するギヤー群並びに制御スイツチとしたもので
あり、制御手段は、開閉モータ回路及び起伏モータ回路
のスイツチとしたものである。
【0009】前記において、着脱手段として永久磁石と
ゴム磁石をあげたけれども、両面テープなどを使用する
こともできる。また制御系の連動手段としてのギヤー群
は適宜の組み合せによるものであり、その具体的構成に
制約を受けるものではない。
【0010】従ってラツクとピニオン、リンクとギヤー
の組み合せ、又はスプリングとの組み合せなど、起伏又
は閉閉の一方を他の連動手段により制御することもでき
る。
【0011】
【作用】この発明のサイドミラーは、自動車のボンネツ
トの任意の位置に着脱できるので、既製の自動車に対し
ては補助として特定の時(例えば車庫の出入時)に使用
し、又は任意の位置にサイドミラーを新設して使用者の
要望に答えることができる。
【0012】
【実施例】この発明の実施例を添付の図面について説明
する。
【0013】自動車のボンネツト1へ磁着すべく、板状
の永久磁石2、2、を配したベース3上へ本体底板4を
固定する。本体底板4は、本体固定用の鋼板5と、これ
をまとめる為に全面に亘り薄鋼板6を設置したものであ
る。前記ベース3は柔軟な合成ゴム又は合成樹脂成形物
よりなり、断面は図4のように薄板状本体7の左右に、
本体底板4との掛止突部8、9が設けてあり、平面矩形
状であつて、所定間隔に磁石孔10、10が設けてあ
る。前記本体底板4に固定した永久磁石2、2は前記磁
石孔10、10へ嵌入し保持されている。
【0014】図3中右側の鋼板5上に、起伏用モータ1
1が固定され、該モータ11の軸に固定したギヤー12
が中間ギヤー13と咬み合い、中間ギヤー軸14に固定
したギヤー15は、ギヤー16と咬み合い、ギヤー16
と同軸のギヤー17はミラー開閉軸18に遊嵌し、ミラ
ーの取付ブラケット46に固定したギヤー19と咬み合
わせてある。従つてミラー起伏用モータ11を始動する
ことにより、前記ギヤー群12、13、15、16、1
7、19を経てミラー20、20aを図1中矢示21の
ように起立させ(鎖線図示)、又は矢示22のように倒
伏させる(実線図示)(モータ11の回転方向によ
る)。次にミラー20、20aの開閉について説明す
る。図3において、ミラー開閉用モータ23の軸に固定
したギヤー24と咬み合うギヤー25と、同軸33にギ
ヤー26を固定し、ギヤー26の両側へギヤー27、2
8を咬み合せ、ギヤー27、28と同軸のギヤー29、
30へミラー20、20aの内側の軸31、32へ固定
した扇形ギヤー34、35を咬み合せたものである(図
2)。従ってモータ23を始動すると、前記ギヤー群2
4、25、26、27、28、29、30、34、35
を経てミラー20、20aを開閉させることができる。
【0015】前記ベース3にはコード36を介してコネ
クター37が取付けられ、コード36は操作スイツチの
コネクター38と連結すると共に、電源(図示してな
い)にも連結されている。図2中39、39aはミラー
カバー、40は本体カバー、41はモータ室カバー、4
7はミラー室前カバーである。
【0016】前記実施例において、運転席のスイツチ
(図示してない)を入れると、先づ起伏用モータ11が
始動し、ギヤー群12、13、15、16、17、19
を経てミラー20、20aを図1中実線図示の位置から
鎖線図示の位置へ矢示21のように起立させる。ミラー
20、20aが所定の位置に起立したならば、リミツト
スイツチ42が動作して(図3)、起伏用モーター11
の回路を切り、開閉用モーター23の回路をONにする
ので、開閉用モーター23が始動する。そこでギヤー群
24、25、26、27、28、29、30、34、3
5を経てミラー20、20aが所定の開度になる。ミラ
ー20、20aが所定の開度になつたならば、リミツト
スイツチ43が動作して、当該モーター23の回路をO
FFにするので、ミラー20、20aはその開度に固定
される。前記リミツトスイツチ42、43は、夫々の接
片44、45を移動可能に取付けておくことにより、リ
ミツトスイツチのON、OFF位置を調節することがで
きるので、結局ミラー20、20aの起伏角度及び開閉
角度を調節することができる。
【0017】前記実施例において、ベースの裏面(当接
側)に適宜の切溝を設けておくことにより、ベースをボ
ンネツトのカーブに合わせて湾曲させ密着させることが
できる。
【0018】
【発明の効果】この発明によれば、ベースを変形可能に
形成したので、多種多様のボンネツトのカーブに対し、
悉く密接出来るように変形させることができる。
【0019】またサイドミラーを着脱式にしたので、常
時設置する必要なく、使用の都度又は必要の際取付けて
使用し得る効果がある。
【0020】従つて周囲の環境上誘導を要するような見
通しの悪い場所でも自動車を安全に進行させることがで
きる。またミラーの起伏及び開閉操作を運転席でできる
ので、走行中は倒伏させて邪魔になるおそれを未然に防
止することができるし、他物へ衝突するおそれもないな
どの効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施例の一部を省畧した正面図。
【図2】同じくミラーの開閉を示す説明平面図。
【図3】同じくミラーの起伏、開閉の伝動系を示す一部
を省畧した側面拡大図。
【図4】同じくベースの一部断面した正面図。
【図5】同じくベースの一部を省畧した平面図。
【図6】同じくカバーを被冠し一部省畧した正面図。
【図7】同じくカバーを被冠した側面図。
【図8】同じくボンネツトへ設置する際の状態を示す概
畧図。
【符号の説明】
1 ボンネツト 2 永久磁石 3 ベース 4 本体底板 5 鋼板 6 薄鋼板 7 薄板状本体 8、9 掛止部 10 磁石孔 11 起伏用モータ 12、13、15、16、17、19 ギヤー 20、20a ミラー 23 開閉用モータ 24、25、26、27、28、29、30、34、3
5 ギヤー 36 コード 38 コネクター 39、39a ミラーカバー 40 本体カバー 41 モータ室カバー

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 自動車のボンネットへ磁着すべく、柔軟
    な合成ゴム又は合成樹脂成形物よりなるベース3に、本
    体固定用の鋼板5とボンネットに磁着できる永久磁石
    2、2を配して薄板状本体7とし、該薄板状本体7に本
    体底板4との係止部8、9を設けてなる本体の着脱手段
    を備え、前記ベース上へ、二つの凸面鏡に開閉用モー
    タ23と、その出力軸に連動するギヤー群と、制御スイ
    ッチよりなる角度調整手段を付与して、前記凸面鏡を
    着すると共に、前記二つの凸面鏡の基部にその起伏手段
    を付与し、前記角度調整手段と起伏手段に電源と制御手
    段を連結したことを特徴とする自動車用サイドミラー。
  2. 【請求項2】 起伏手段は、起伏用モータとその出力軸
    に連動するギヤー群並びに制御スイッチとした請求項1
    記載の自動車用サイドミラー。
  3. 【請求項3】 制御手段は、開閉モータ回路及び起伏モ
    ータ回路のスイッチ」とした請求項1記載の自動車用サ
    イドミラー。
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