JP3504564B2 - トイレットペーパーロール - Google Patents

トイレットペーパーロール

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JP3504564B2 JP2000037301A JP2000037301A JP3504564B2 JP 3504564 B2 JP3504564 B2 JP 3504564B2 JP 2000037301 A JP2000037301 A JP 2000037301A JP 2000037301 A JP2000037301 A JP 2000037301A JP 3504564 B2 JP3504564 B2 JP 3504564B2
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toilet
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、一般家庭用のトイレッ
トホルダーの太軸部に装着可能な太筒芯を有するトイレ
ットペーパーロールであって、巻き戻し音が著しく減少
し、前記太筒芯をトイレに流すことができ、且つ太筒芯
を安価に製造でき、ひいてはトイレットペーパーロール
の製造価格をも安価にできるトイレットペーパーロール
に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の一般的なトイレットペーパーロー
ルは、トイレットペーパーと紙筒芯(コア)とが別々に
なっており、そのコアはボール紙製の厚紙材にて形成さ
れ直径約3.8cm〜約4.5cm程度の円筒体である。こ
れに対して、近年では上記トイレットペーパーと、該ト
イレットペーパーを巻いたロール中心側の一部をコアと
した、いわゆるコアレスタイプのトイレットペーパーロ
ールが研究・開発され、市場に出回っている。
【0003】このコアレストイレットペーパーロール
は、ロール中心部の孔内径が特に小さいタイプと、一般
家庭用のトイレットペーパーロールホルダーの太軸部に
装着可能な,太い孔内径の大きなタイプとが存在してい
る。その孔内径の小さいタイプは、前記ホルダーの軸部
も直径の小さいものが使用されているため、これでは一
般家庭で使用されるトイレットペーパーロールホルダー
の太軸部には使用することができず、不向きであった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】このコアレストイレッ
トペーパーロールは、そのロール中心部の孔内径の小,
大にかかわらず、いずれも、殆ど最初から最後まで略硬
く巻き付けたものであり、柔らかく巻き付けたものは存
在しなかった。これはトイレットペーパーを巻いたロー
ル中心側の一部をコアとして形成するには、最初から最
後まで硬く巻くことが必須条件だったことによるもので
ある(実公平6−47356号参照)。このため、一般
市場又はユーザーとしては、柔らかく巻き付けたソフト
タイプのコアレストイレットペーパーロールの開発が要
望されていた。
【0005】これらの要望等に基づいて開発されたソフ
トタイプのコアレストイレットペーパーロールは、全体
が略柔らかく巻き付けられ、その巻き初めのロール中心
側のトイレットペーパーが接着剤にて接着されて筒状芯
部が形成されている。ソフトタイプとして特定されてい
ないが、接着された筒状芯部が存在することは特開平7
−2395号に開示されている。前記筒状芯部はトイレ
ットペーパーの柔らかく巻き初められた箇所が接着剤に
よる接着にて成形されているが、整然として成形された
ものは存在しなかった。その筒状芯部の外観は一般に極
めて不規則な巻き初めで破損状態となったような孔内径
の形状となっており、市場になじみにくいものであっ
た。このようなソフトタイプのコアレストイレットペー
パーロールの巻き初めのロール中心部を整然と成形する
ことは技術的に困難であった。さらに、このソフトタイ
プのコアレストイレットペーパーロールを製造する製造
機械は特別仕様の機械であって、トイレットペーパーロ
ール製品として極めて割高となる欠点もあった。
【0006】また、近年,トイレットペーパーロールの
使用時において、ガラガラ等の巻き戻し音が発生するこ
とを女性等において極端に嫌う傾向にある。このため、
トイレットペーパーロールの使用時の巻き戻し音がしな
い又は極端に小さい巻き戻し音となるように開発するこ
とが要求されている。
【0007】また、市販されているトイレットペーパー
ロールでは、特に、使用後において、そのロール中心部
のコアである紙筒芯の処理が問題視されている。すなわ
ち、そのコアはボール紙製の厚紙材にて形成されている
ため、女性,子供では容易に潰すことができず、ゴミと
して捨てるにも嵩張る等の欠点があった。さらには、公
共トイレ等では、そのトイレットペーパーロールの紙筒
芯が便器に捨てられ、これがトイレ詰まりの原因となる
ことも多く、紙筒芯対策のために、当該出願人もコアレ
スタイプを開発した経緯がある。このようなことから、
前記太筒芯なるコアをトイレに流すことができるものも
開発されているが、高価であり、一般使用向けではなか
った。
【0008】
【課題を解決するための手段】そこで、発明者は、上記
課題を解決すべく、鋭意,研究を重ねた結果、本発明
を、直径約4cm内外で、約30(g/m2)乃至約100
(g/m2)の重さでトイレットペーパーとは異なる材質
の薄紙製で、且つノーサイズ紙製の太筒芯と、該太筒芯
に最初から最後まで略柔らかく巻き付けられた前記トイ
レットペーパーとからなるトイレットペーパーロールと
したことにより、これを一般家庭用のトイレットホルダ
ーの太軸部に装着して使用することで、巻き戻し音が著
しく減少し、太筒芯をトイレに流すこともでき、且つ太
筒芯を安価に製造でき、ひいてはトイレットペーパーロ
ールの製造価格をも安価にでき、上記課題を解決したも
のである。
【0009】
【発明の実施の形態】次に、本発明の実施形態を図面に
基づいて説明する。第1実施形態では、図1及び図2に
示すように、トイレットペーパーロールは、直径約4cm
内外の薄紙製の太筒芯1と、該太筒芯1に最初から最後
まで略柔らかく巻き付けられたトイレットペーパー2と
から構成されている。図1(A),(C)と図2(A)
での太筒芯1の厚さは、トイレットペーパー2の厚さよ
りも厚いが、薄紙製ゆえに線のみとして表している。こ
れは第2,第3実施形態においても同様である。図1
(B)は、特に、前記太筒芯1の紙厚さが前記トイレッ
トペーパー2の紙厚さよりも厚いことを表している。前
記トイレットペーパーロールとは、前記トイレットペー
パー2をロールにした完成品であり、また該トイレット
ペーパー2は、ロール状態或いは非ロール状態を含んだ
適宜の長さのものをいう。該トイレットペーパーロール
の完成品は図1(A)に示すように、断面円形の状態を
保持しつつ販売されることもあるし、図1(C)鎖線の
ように、全体が柔らかいゆえに偏平楕円状にして販売さ
れることもある。また、図2(C)は、図2(A)の一
部模式図であり、トイレットペーパー2が巻き付けられ
た全高さH0 (無荷重時)が略柔らかく巻き付けられて
いることを表したものである。すなわち、巻き付けられ
て積層されたトイレットペーパー2,2間に空隙部が生
じているものである。
【0010】前記太筒芯1は、内径直径が約4cm内外
(実際には、直径約3.8cm〜約4.5cm)の薄紙製で
あって、通常約30(g/m2)(1m2当たりの紙の重さ
gのこと)乃至約100(g/m2)の薄紙の複数枚が捩
じるように重ねられて接着剤で合紙されて製造される。
このように通常の紙の重さのみでは測定できないため、
内径直径が約4cm内外の太筒芯1の1個のトイレットペ
ーパーロールの幅長さ(約11cm)の1本当たりの重さ
を測定した。これによると、糊等の重さも含めて約1
(g/本)〜約3(g/本)であった。その太筒芯1の
薄紙の材質としては、水溶性のノーサイズ紙である。ま
た、前記トイレットペーパー2は、通常約16(g/
m2)乃至約23(g/m2)の重さのノーサイズ紙であ
る。前記直径約4cm内外とは、直径約3cm乃至約5cm程
度のものが含まれる。前記太筒芯1の材質は、前記トイ
レットペーパー2の材質とは異なる材質であることが一
般である。ここで、太筒芯1は薄紙製であるが、約70
(g/m2)乃至約100(g/m2)は、一般には薄紙の
概念ではない。特に、本明細書においては、市販されて
いる紙筒芯の材質としてのボール紙、すなわち、厚紙の
通常約200(g/m2)乃至約220(g/m2)の重さ
に対して、太筒芯1は上質紙等で通常約30(g/m2
乃至約100(g/m2)を薄紙製と称するものである。
【0011】第2実施態様においては、図3に示すよう
に、トイレットペーパーロールは、直径約4cm内外の薄
紙製の太筒芯1に、トイレットペーパー2が最初の数巻
きは硬く後は最後まで略柔らかく,全体として略柔らか
く巻き付けられたトイレットペーパーロールである。こ
の「全体として略柔らかく巻き付けられた」とは、前述
の「最初から最後まで略柔らかく巻き付けられた」と同
等である。また、図3(C)は、図3(A)の一部模式
図であり、トイレットペーパー2が巻き付けられた全高
さH0 (無荷重時)において、硬く巻き付けられた部位
2 と略柔らかく巻き付けられた部位H3 とを表したも
のである。H2 +H3 =H0 となる。
【0012】第3実施態様においては、トイレットペー
パーロールは、直径約4cm内外の薄紙製の太筒芯1に、
該太筒芯1に最初を除く一部の数巻きを硬く後は略柔ら
かく,全体として略柔らかく巻き付けられたトイレット
ペーパー2とからなるトイレットペーパーロールであ
る。具体的には、図4に示すように、最後の数巻きにつ
いて硬く巻き付けられ、その他の位置は全て略柔らかく
巻き付けられた場合である。このような巻き付けであっ
ても、「全体として略柔らかく巻き付けられた」もので
あり、前述の「最初から最後まで略柔らかく巻き付けら
れた」と同等である。また、図示しないが、該トイレッ
トペーパーロールの巻き付けの中間位置の数巻が硬く巻
かれ、その他の位置は全て略柔らかく巻き付けられた場
合もある。これであっても、「全体として略柔らかく巻
き付けられた」ものであり、前述の「最初から最後まで
略柔らかく巻き付けられた」と同等である。また、図4
(C)は、図4(A)の一部模式図であり、トイレット
ペーパー2が巻き付けられた全高さH0 (無荷重時)に
おいて、略柔らかく巻き付けられた部位H4 と硬く巻き
付けられた部位H5 とを表したものである。H4 +H5
=H0 となる。
【0013】
【実施例1】この明細書において、「略柔らかく巻き付
けられた」とは、トイレットペーパーロールにおいて、
荷重13kgの測定用錘21を与えたときに、その荷重変
化率が約36%以上の場合をいう。これは後述の実験に
よった。
【0014】 荷重変化率=(H0 −H1 )/H0 ×100 H0 :無荷重の場合の高さ H1 :13kgの測定用錘21による荷重を加えた高さ 実験では、図10(B)のように、製造した本発明実施
品のトイレットペーパーロールの太筒芯1又は市販のト
イレットペーパーロールの紙筒芯又はトイレットペーパ
ーロールコア芯の中に測定用軸20を挿入し、前記太筒
芯1などの外周の最大上側位置が高さ0となるようにセ
ットし、これを基準高さ位置とし、無荷重としたトイレ
ットペーパーロールのトイレットペーパー2の外周の最
大頂部位置までの高さ、すなわち、無荷重の場合の高さ
をH0 とした。また、重さ13kgの測定用錘21を前記
無荷重のトイレットペーパーロール上に載せ、このとき
に、前記測定用錘21によってトイレットペーパー2の
相互間の間隙が狭くなって高さが少なくなったときのト
イレットペーパー2の外周の最大頂部位置までの高さ、
すなわち、13kg荷重を加えた場合の高さをH1 とし
た。
【0015】実験は、荷重変化率の測定データとして、
本発明実施品(図11参照)と、感触を基準に適宜選択
した,センター巻のやや柔らかく巻かれた有芯柔らか巻
A(図12参照)及び有芯柔らか巻B(図13参照)
と、サーフェイス巻の普通硬さの有芯普通巻(図14参
照),やや硬く巻かれた有芯硬巻(図15参照),硬く
巻かれた無芯硬巻(図16参照)とを使用し、これら複
数のサンプルのH0 及びH1 を測定した。その測定デー
タは図11乃至図16であり、その最大荷重変化率,平
均変化率,最小変化率のみを集めて表にしたのが、図1
0(A)である。これを図10(C)のように比較グラ
フにすると、次のようになる。
【0016】すなわち、「硬く巻き付けられた」とは、
その荷重変化率が0%〜約9%、「やや硬く巻き付けら
れた」とは、その荷重変化率が約9%〜約21%、「普
通の固さに巻き付けられた」とは、その荷重変化率が約
21%〜約36%、「やや柔らかく巻き付けられた」と
は、その荷重変化率が約36%〜約49%、「柔らかく
巻き付けられた」とは、その荷重変化率が約49%以上
となる。このように、「略柔らかく巻き付けられた」と
は、「柔らかく巻き付けられた」と「やや柔らかく巻き
付けられた」とを含むため、前述のような「略柔らかく
巻き付けられた」とは、13kg荷重において、荷重変化
率が約36%以上の場合をいう。この値は、トイレット
ペーパーロールが置かれた状況下において、温度,湿
度,気圧などで約1割内外変化することもある。
【0017】また、上記の式による(H0 −H1 )は、
トイレットペーパーロールにおける積層されたトイレッ
トペーパー2,2相互間の空隙量を表すことにもなり、
前記式による荷重変化率は、空隙率と略同等とも言え
る。したがって、空隙率が約36%以上の場合には、
「略柔らかく巻き付けられた」と言える。ここで注意す
べき点は、表は荷重を13kgとした場合である。例え
ば、18kgの測定用錘21では、(H0 −H1 )の値が
大きくなるため、その何れの巻き方種類別でも、荷重変
化率は大きくなり、荷重変化率の約40%以上が「略柔
らかく巻き付けられた」となるし、例えば、荷重7kgの
測定用錘21では、(H0 −H1 )の値が小さくなるた
め、その何れの巻き方種類別でも、荷重変化率は小さく
なり、荷重変化率の約30%以上が「略柔らかく巻き付
けられた」となる。
【0018】
【実施例2】また、図17の本発明実施品のトイレット
ペーパーロールの巻き戻し音の測定実験では、本発明実
施品のトイレットペーパーロールが、従来の通常のボー
ル紙製の紙筒芯があるトイレットペーパーロールと比較
して格段と静かになったことが明らかである。具体的な
実験では、本発明実施品に関する太筒芯1は、内径直径
が約3.8cmの薄紙製であって、トイレットペーパーロ
ールの長さ(約11cm)の1個当たりの重さは、約1.
6(g/本)であり、これは約50(g/m2)の重さの
薄紙2枚が適宜捩じられ且つ重ねられて形成されてい
る。該太筒芯1の薄紙の材質としては、水溶性のノーサ
イズ紙を使用した。従来品としては、内径直径が約3.
8cmのボール紙製の紙筒芯に硬さを普通巻とした,いわ
ゆる有芯普通巻のトイレットペーパーロールを使用し
た。また、その「柔らかく巻き付けられた」トイレット
ペーパー2によって製造された本発明実施品のトイレッ
トペーパーロールも、従来品の有芯普通巻のトイレット
ペーパーロールも共に外形直径は何れも約110mmと
し、一般家庭用のワンタッチ式のトイレットペーパーロ
ールホルダーの太軸部10に装着して、該トイレットペ
ーパーロールホルダーの蓋は外して該蓋とトイレットペ
ーパーとの接触音は無くし、トイレットペーパーを引き
出すときに発生する巻き戻し音を測定した。そのトイレ
ットペーパーロールホルダー箇所から約50cm,1m,
1.5mの位置に集音センサーを設置して測定した。こ
のとき、トイレットペーパーを巻き戻す速度が一定であ
っても、トイレットペーパーロールは、外周側から巻き
戻されるため、外径が大きな外周部の速度は遅く、直径
が小さくなる中心部にゆくにしたがって次第に速度が増
すため、外周部,中間部,中心部(太筒芯側)の3箇所
の測定を行なった。
【0019】図17の表で示すように、外周部,中間
部,中心部(太筒芯側)のどの位置であっても、12d
B(デシベル)乃至17dBも静かになった。特に、ト
イレ等では、他人とは1m以上離れているのが通常であ
り、これを両者平均してみると、従来品の有芯普通巻は
約65dBであり、本発明実施品は約53dBであっ
た。12dBのみ少ないといっても、dBは音の大きさ
を対数で表したものであり、10dBの違いは音の大き
さでは10倍もの相違がある。すなわち、12dBの違
いは、音の大きさにすると約16倍、13dBでは約2
0倍、14dBでは約25倍、15dBでは約32倍、
16dBでは約40倍、17dBでは約50倍と格段の
相違がある。図17の表をグラフ化すると、図18のよ
うになり、従来品と本発明実施品とのトイレットペーパ
ーロールの巻き戻し音の差は歴然である。さらに、図1
9に示すように、騒音レベルと身近な音との比較表を参
考にすると、約65dBは、普通の会話と騒々しい事務
所や電話の音との中間位置であるが、本発明実施品の約
53dBは、静かな事務所に近い音であり、音のみの大
きさからするとその大きさの相違は極めて顕著である。
このため、本発明実施品を使用すれば、トイレットペー
パーロールの巻き戻し音が極端に小さくなり、女性でも
安心して気軽に使用できる。
【0020】
【実施例3】図20は、トイレットペーパーロールの紙
管(紙筒芯,本発明の太筒芯1等)圧縮荷重変位線図で
ある。本発明実施品の太筒芯1は、内径直径が約3.8
cmで、その1個のトイレットペーパーロールの長さ(約
11cm)の1本当たりの重さが1.0(g/本),1.
6(g/本),2.0(g/本),2.4(g/本),
3.0(g/本)を使用した。また、従来のボール紙製
の紙筒芯は5.9(g/本),6.4(g/本)を使用
し、その太筒芯1の薄紙の材質としては、水溶性のノー
サイズ紙を使用した。前述の1.0(g/本),1.6
(g/本),2.0(g/本),2.4(g/本),
3.0(g/本)は、それぞれ約30(g/m2),約5
0(g/m2),約65(g/m2),約80(g/m2),
約100(g/m2)の重さの薄紙2枚が適宜捩じられ且
つ重ねられて形成されている。さらに、5.9(g/
本),6.4(g/本)は、それぞれ約200(g/
m2),約220(g/m2)の重さの厚紙2枚が適宜捩じ
られ且つ重ねられて形成されている。この実験では、内
径直径が約3.8cmの太筒芯1又は紙筒芯に荷重を加え
て0から15mmの高さが変形するときのトイレットペー
パーロールの紙管圧縮荷重変位線図を求めた。
【0021】その結果、図20の表に示すように、2.
0(g/本)の本発明実施品の太筒芯1では、6.4
(g/本)の従来のボール紙製の紙筒芯に比較して約2
0分の1程度の圧力(N)で押圧することができる。以
上のように、太筒芯1を潰すのに、従来のボール紙製の
紙筒芯に比較して極めて少ない力で簡単に潰すことがで
きる(図9参照)。さらに、図20から約3(g/本)
程度の上質紙が、本発明の薄紙製の太筒芯1の範疇と解
される。また、該太筒芯1の重さは、糊の量によって約
1〜2割変化し、約4(g/本)程度の上質紙も、本発
明の薄紙製の太筒芯1に包含されることもある。
【0022】
【作用】以上のような本発明品をトイレットペーパーロ
ールホルダーの太軸部10に装着して使用する。前述の
「最初から最後まで略柔らかく巻き付けられた」又は
「全体として略柔らかく巻き付けられた」とは、トイレ
ットペーパーロールにおける積層されたトイレットペー
パー2,2相互間の空隙量が増加したこととなるもので
あり、このように空隙量が増加することで、トイレット
ペーパーロールホルダーの太軸部10に装着したトイレ
ットペーパーを引き出すと、トイレットペーパーロール
は回転し、特に、太筒芯1とトイレットペーパーロール
ホルダーの太軸部10とが不規則に当接して、トイレッ
トペーパーロールの巻き戻し音が発生しても、太筒芯1
の外周には、「最初から最後まで略柔らかく巻き付けら
れた」又は「全体として略柔らかく巻き付けられた」ト
イレットペーパー2が存在し、その積層されたトイレッ
トペーパー相互間の空隙部によって音が外側に伝わらず
に消音又は減音するものである〔図5(A)のイ部及び
図5(B)参照〕。
【0023】さらに、太筒芯1が薄紙製であり、且つ該
太筒芯1には「最初から最後まで略柔らかく巻き付けら
れた」又は「全体として略柔らかく巻き付けられた」ト
イレットペーパー2が存在しているため、そのトイレッ
トペーパー2を巻き戻す(引く)と、トイレットペーパ
ーロールの太筒芯1箇所は楕円状となって〔図5(A)
参照〕、図6(A)に示すように、現在、太軸部10と
太筒芯1とが密着している軸側点Pc2,筒側点Po2と、
接触していない軸側点Pc1,筒側点Po1とがあり、次の
瞬間には、軸側点Pc2,筒側点Po2とは接触しつつ、軸
側点Pc1,筒側点Po1とも接触状態となり、回転状態か
らすると面として接触する。このように、柔らかいゆえ
に面接触すると音が出ない又は極めて小さな音となる。
しかるに、図7に示すように、従来品のトイレットペー
パーロールのボール紙製の筒芯aでは、現在、太軸部1
0と接触している点と、今だ接触していない点の軸側点
Pc ,筒側点Po とがあると、次の瞬間には、その軸側
点Pc ,筒側点Po 相互は接触するが、今まで接触して
いた点相互は離れることとなり、回転状態では、点接触
となっており、この点接触状態下でトイレットペーパー
ロールの巻き戻し音が大きく発生するものである。この
ような欠点を本発明品は、図6の面接触による作用にて
解決した。
【0024】以上のように、本発明品では、トイレット
ペーパーロールの巻き戻し音を著しく減少させることが
できるのは、トイレットペーパー2,2間の空隙量の増
大と柔らか面での面接触とが相乗的に作用しているため
である。
【0025】また、トイレットペーパーロールを使用後
に、一般家庭等のトイレットペーパーロールホルダーの
太軸部10に残った前記太筒芯1をトイレに流すと、図
8に示すように、ノーサイズ紙であるため、水に溶ける
性質があり、水を含むと柔らかくなって、太筒芯1は変
形し、トイレに流すしてもトイレが詰まることがないよ
うにできる。
【0026】
【発明の効果】請求項1の発明においては、直径約4cm
内外で、約30(g/m2)乃至約100(g/m2)の重
さでトイレットペーパー2とは異なる材質の薄紙製で、
且つノーサイズ紙製の太筒芯1と、該太筒芯1に最初か
ら最後まで略柔らかく巻き付けられた前記トイレットペ
ーパー2とからなるトイレットペーパーロールとしたこ
とにより、これを一般家庭用のトイレットホルダーの太
軸部に装着することで、第1に巻き戻し音を著しく減少
させることができ、第2に太筒芯1をトイレに流すこと
ができ、第3に太筒芯1を安価に製造でき、ひいてはト
イレットペーパーロールの製造価格をも安価にでき、第
4に筒芯までも全て柔らかく巻いたトイレットペーパー
ロールよりも製品価値を格段と向上させることができる
等の効果を奏する。
【0027】これらの効果の内、特に、巻き戻し音を著
しく減少させることができる効果について詳述する。本
発明のトイレットペーパーロールを一般家庭等のトイレ
ットペーパーロールホルダーの太軸部10に装着し、該
太軸部10と、太筒芯1とが廻りながら接触して、そこ
から接触音やこすれ音等が発生しても、太筒芯1は薄紙
製であるがゆえになじむように回転して面接触すること
と、前記太筒芯1の外周には、「略柔らかく巻き付けら
れた」トイレットペーパー2が存在して、その積層され
たトイレットペーパー2,2相互間の空隙部の存在によ
って音が外側に伝わらずに消音又は減音するものであ
る。このことは、図17及び18の実験でもはっきりと
した実証ができたものである。この実験で約12dB乃
至約17dBの巻き戻し音の低下があるが、実際には殆
ど音が聞こえない程度にできる。これによって、特に、
トイレでのトイレットペーパー使用中のガラガラ等の巻
き戻し音を解消でき、特に女性等にとっては安心して使
用できる静音仕様のトイレットペーパーロールを提供で
きる最大の利点がある。
【0028】また、前記太筒芯1が約30(g/m2)乃
至約100(g/m2)の重さでトイレットペーパー2と
は異なる材質の薄紙製で、且つノーサイズ紙製のため、
従来のボール紙製の紙筒芯とは異なり、強度も極端に弱
く、トイレットペーパーロールを使用後に、一般家庭等
のトイレットペーパーロールホルダーの太軸部10に残
った前記太筒芯1をトイレに流すにしても、ノーサイズ
紙ゆえに、水に溶ける性質があるためにトイレが詰まる
ようなことも回避できる(図8参照)。したがって、ト
イレットペーパーロールを使用後に、その都度、太筒芯
1を一般ゴミとして廃棄することがない大きな利便性が
ある。また、トイレに流さないとしても、前記太筒芯1
が薄紙製であるため、従来のボール紙製の紙筒芯とは異
なり、強度も極端に弱いため、女性や子供であっても、
トイレットペーパーロールを使用後に、太筒芯1をいと
も簡単に潰して(図9参照)、一般ゴミとして廃棄する
ことができる利点がある。
【0029】さらに、前述したような薄紙製の太筒芯1
であるため、従来のボール紙製の紙筒芯とは、紙厚さも
薄くなり、且つ紙量も少なくなって、筒芯自体の単価を
安価にできる。これによって、トイレットペーパーロー
ル全体としても、割安にできる利点がある。
【0030】また、ソフトタイプのコアレストイレット
ペーパーロールは、一部の市場においては存在している
が、糊付けした筒芯箇所は破損したような体裁をしてお
り、一般人に浸透させにくいものであったり、或いはこ
のソフトタイプのコアレストイレットペーパーロールを
製造する製造機械は特別仕様の特殊機械であって、トイ
レットペーパーロール製品として極めて割高となる欠点
があったが、本発明では、外観的には通常の紙筒芯と略
同形であり、その製品価値を格段と向上させることがで
き、且つ前述のように、消音効果,太筒芯1のトイレ流
し可能,ゴミ対策良好のみならず製品単価の低廉化効果
を奏するものである。
【0031】また、請求項2の発明では、直径約4cm内
外で、約30(g/m2)乃至約100(g/m2)の重さ
でトイレットペーパー2とは異なる材質の薄紙製で、且
つノーサイズ紙製の太筒芯1と、該太筒芯1に最初の数
巻きを固く後は最後まで略柔らかく,全体として略柔ら
かく巻き付けられた前記トイレットペーパー2とからな
るトイレットペーパーロールとしたことにより、請求項
1と同等の効果を奏する。この請求項2の発明では、特
に、前記太筒芯1に最初の数巻きを固く後は最後まで略
柔らかく巻かれていても、全体として略柔らかく巻き付
けられているため、請求項1の最初から最後まで略柔ら
かく巻き付けられたと同等の構成であって、同等の効果
を奏する。
【0032】さらに、請求項3の発明では、直径約4cm
内外で、約30(g/m2)乃至約100(g/m2)の重
さでトイレットペーパー2とは異なる材質の薄紙製で、
且つノーサイズ紙製の太筒芯1と、該太筒芯1に最初を
除く一部の数巻きを固く後は略柔らかく,全体として略
柔らかく巻き付けられた前記トイレットペーパー2とか
らなるトイレットペーパーロールとしたことにより、請
求項1と同等の効果を奏する。この請求項3の発明で
も、特に、前記太筒芯1に最初を除く一部の数巻きを固
く後は略柔らかく巻き付けられたことは、請求項1の最
初から最後まで略柔らかく巻き付けられたと同等の構成
で、同等の効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】(A)は本発明の第1実施形態のトイレットペ
ーパーロールの斜視図 (B)は(A)の一部拡大斜視図 (C)は(A)の側面図及び保管時等に偏平楕円状にで
きる想像線図
【図2】(A)は本発明の第1実施形態の側面図 (B)は(A)の一部拡大図 (C)は(A)の一部模式図
【図3】(A)は本発明の第2実施形態の側面図 (B)は(A)の一部拡大図 (C)は(A)の一部模式図
【図4】(A)は本発明の第3実施形態の側面図 (B)は(A)の一部拡大図 (C)は(A)の一部模式図
【図5】(A)は本発明を巻き戻す状態図 (B)は、(A)の(イ部)の拡大断面図であって、音
源が消滅又は減少する状態図
【図6】(A)及び(B)は本発明を巻き戻す過程のト
イレットペーパーロール中心箇所状態図
【図7】(A)及び(B)は従来品を巻き戻す過程のト
イレットペーパーロール中心箇所状態図
【図8】(A)乃至(E)は本発明の太筒芯をトイレに
流した状態図
【図9】(A)は本発明の通常の太筒芯を潰す工程の状
態図 (B)は本発明の太筒芯を潰した別の状態図 (C)は本発明の太筒芯を潰したさらに別の状態図
【図10】(A)は巻き方種類別の荷重変化率表 (B)は荷重変化率を測定するための測定法略図 (C)は巻き方種類別の荷重変化率の比較グラフ
【図11】本発明実施品の荷重変化率の測定データ表
【図12】やや柔らかいトイレットペーパーロールの荷
重変化率の測定データ表
【図13】やや柔らかい別のトイレットペーパーロール
の荷重変化率の測定データ表
【図14】普通硬さのトイレットペーパーロールの荷重
変化率の測定データ表
【図15】やや硬いトイレットペーパーロールの荷重変
化率の測定データ表
【図16】硬いトイレットペーパーロールの荷重変化率
の測定データ表
【図17】トイレットペーパーロールの巻き戻し音測定
比較表
【図18】トイレットペーパーロールの巻き戻し音測定
比較グラフ
【図19】騒音レベルと身近な音との比較表
【図20】本発明実施品と従来品との比較したトイレッ
トペーパーロールの紙管の圧縮荷重変位線図
【符号の説明】
1…太筒芯 2…トイレットペーパー
フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) A47K 10/16

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 直径約4cm内外で、約30(g/m 2 )乃
    至約100(g/m 2 )の重さでトイレットペーパーとは
    異なる材質の薄紙製で、且つノーサイズ紙製の太筒芯
    と、該太筒芯に最初から最後まで略柔らかく巻き付けら
    れた前記トイレットペーパーとからなることを特徴とす
    るトイレットペーパーロール。
  2. 【請求項2】 直径約4cm内外で、約30(g/m 2 )乃
    至約100(g/m 2 )の重さでトイレットペーパーとは
    異なる材質の薄紙製で、且つノーサイズ紙製の太筒芯
    と、該太筒芯に最初の数巻きを硬く後は最後まで略柔ら
    かく,全体として略柔らかく巻き付けられた前記トイレ
    ットペーパーとからなることを特徴とするトイレットペ
    ーパーロール。
  3. 【請求項3】 直径約4cm内外で、約30(g/m 2 )乃
    至約100(g/m 2 )の重さでトイレットペーパーとは
    異なる材質の薄紙製で、且つノーサイズ紙製の太筒芯
    と、該太筒芯に最初を除く一部の数巻きを硬く後は略柔
    らかく,全体として略柔らかく巻き付けられた前記トイ
    レットペーパーとからなることを特徴とするトイレット
    ペーパーロール。
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