JP3504483B2 - Egr装置 - Google Patents

Egr装置

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    • F02M26/09Constructional details, e.g. structural combinations of EGR systems and supercharger systems; Arrangement of the EGR and supercharger systems with respect to the engine
    • F02M26/10Constructional details, e.g. structural combinations of EGR systems and supercharger systems; Arrangement of the EGR and supercharger systems with respect to the engine having means to increase the pressure difference between the exhaust and intake system, e.g. venturis, variable geometry turbines, check valves using pressure pulsations or throttles in the air intake or exhaust system

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、インタクーラを備
えたターボ過給器付きエンジン(特にディーゼルエンジ
ン)用のEGR装置に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、自動車用のエンジンにおいて
は、排気系と吸気系とを連結した排気ガス再循環(以
下、EGRとする)通路を介して、排気ガスをエンジン
の燃焼室へと再循環すなわち返流させ、それにより燃焼
温度を低下させて、エンジンから排出される排気ガス中
の窒素酸化物(以下、NOxとする)を低減するEGR
装置が設けられている。
【0003】しかるに、EGR装置を用いて、高温の排
気ガスをそのまま吸気系へ戻したのでは、吸気温が上昇
してしまい、その分だけ吸入空気重量が減って出力が低
下することとなる。そこで、かかる不具合を防止すべ
く、再循環される排気ガスを冷却する冷却装置がすでに
開発されている。
【0004】冷却装置のあるタイプは、エンジンの冷却
系の一部に組み込まれている。より具体的には、かかる
冷却装置には、ラジエータにおいて冷却されたエンジン
の冷却水と、排気系から取り出された排気ガスとが送ら
れており、ここで冷却水と排気ガスとの間で熱交換を行
い、その後、冷却された排気ガスを吸気系へと戻すよう
になっている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上述したご
とく冷却装置がエンジンの冷却系の一部に組み込まれる
と、気水温度差が増大するという問題がある。特に、最
近の自動車においては、エンジンの遮音化の要求も強
く、かかる要求を満たすべく厚めの遮音壁等を設置する
場合が多い。ところが、かかる遮音壁によりエンジンル
ームは狭くなると同時にラジエータの冷却風が通り抜け
にくくなる傾向があり、従ってエンジンは熱的により厳
しい状況に置かれていると言える。かかる状況を緩和す
るためには、ラジエータの容量を増大させること等が考
えられるが、コストが増大しかつ大型化したラジエータ
の設置場所を確保しなければならないという新たな問題
が生ずる。
【0006】本発明は、このような従来の問題点に着目
してなされたものであり、製造コストを大幅に増大させ
ることなく、気水温度差の増大を抑え、エンジン冷却系
の負担を軽減することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上述の目的を達成すべ
く、本発明のEGR装置は、排気系内の排気ガスの一部
を吸気系に返流する、インタクーラ付きターボ過給エン
ジン用のEGR装置であって、前記排気系と前記吸気系
とを、ガスが通過できるよう連結する通路と、前記通路
中に設けられ、前記通路を通過する排気ガスと、前記エ
ンジンの冷却水との間で熱交換を行う冷却装置と、前記
エンジンの動作状態を検出する検出装置と、前記エンジ
ンの動作状態が所定の条件に一致したことを前記検出装
置が検出したときに、前記通路を介して前記吸気系内の
空気を前記排気系へと送出する送出手段とからなり、前
記冷却装置は、前記通路を通過する空気と、前記エンジ
ンの冷却水との間で熱交換を行うようになっていること
を特徴とする。
【0008】
【作用】本発明のEGR装置によれば、前記エンジンの
動作状態が所定の条件に一致したことを前記検出装置が
検出したときに、前記送出手段が、前記吸気系内の空気
を前記通路を介して送出させるため、かかる場合前記エ
ンジンの冷却水は、送出した前記空気により前記冷却装
置において更に冷却されることとなり、それにより前記
エンジンの冷却系の負担を軽減することができる。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、本発明による実施の形態
を、インタクーラ付きターボ過給ディーゼルエンジンを
例に取り図面を参照して説明する。図1は、本発明によ
るEGR装置を備えたディーゼルエンジンを吸排気系と
ともに示した斜視図である。図1において、前方(図中
上方)にファン1aを備えたエンジン1は、左側にイン
テークマニホールド2を有し、右側にエキゾーストマニ
ホールド3を有している。
【0010】エキゾーストマニホールド3は、その中央
出口をターボ過給器4のタービン側入口に接続してい
る。ターボ過給器4は、後述するように可変容量型ター
ボ過給器(VGT)である。ターボ過給器4のコンプレ
ッサ側出口には、第1インテークパイプ5が取り付けら
れ、ターボ過給器4とインタクーラ6とを接続してい
る。なお、タービン側出口には不図示の消音器が取り付
けられ、コンプレッサ側入口には不図示のエアクリーナ
が取り付けられている。インタクーラ6は、ファン1a
により生じた風により吸気温度を減少させる、いわゆる
空冷タイプとなっている。更にインタクーラ6とインテ
ークマニホールド2とは、第2インテークパイプ7によ
り連結されている。
【0011】以上説明した吸排気系において、エンジン
1の動作時に燃焼室(不図示)から排出された排気ガス
は、エキゾーストマニホールド3によりターボ過給器4
のタービンケース内に集められて、タービンを回転させ
た後、不図示の消音器を介して大気へと開放される。一
方、不図示のエアクリーナからターボ過給器4のブロワ
ケースに入った空気は、タービンと一体で回転するコン
プレッサにより圧縮され、加圧された空気が第1インテ
ークパイプ5を介してインタクーラ6に圧送される。
【0012】インタクーラ6において熱交換され冷却さ
れた空気は、第2インテークパイプ7を介して、インテ
ークマニホールド2からエンジン1の各燃焼室に送られ
るようになっている。
【0013】次に、本実施の形態にかかるEGR装置の
構成について説明する。図1において、排気系の一部で
あるエキゾーストマニホールド3の一部と、冷却装置9
のガス入口9aとは、EGRパイプ8を介して連結され
ている。一方、冷却装置9のガス出口9bと、吸気系の
一部であるインテークマニホールド2とは、EGRパイ
プ10を介して連結されている。なお、EGRパイプ1
0には、ECU12により開閉自在なバルブ11が設け
られている。ECU12は、回転速度センサ12aと、
ラックセンサ(不図示)に電気的に接続され、回転速度
信号及び負荷信号を受信するようになっている。また、
ECU12は、センサ12bを介してラジエータ13の
出口におけるエンジン冷却水温を検出し、センサ12c
を介してインテークマニホールド2内のエンジン吸気温
をも測定するようになっている。各センサ12aないし
12cとECU12とで、検出装置を構成する。また、
ECU12とバルブ11とで送出手段を構成する。
【0014】更に、本実施の形態にかかる冷却装置9を
含む、エンジン1の冷却系の構成について説明する。イ
ンタクーラ6に併設されたラジエータ13と、冷却装置
9の冷却水入口9cとは、ウォータポンプ14を介して
水パイプ15により連結されている。一方、冷却装置9
の水出口9dと、エンジン1の冷却水入口1bとは、水
パイプ16により連結されている。更に、エンジン1の
冷却水出口1cと、ラジエータ13とは、水パイプ17
により連結されている。なお、水パイプ15,16や冷
却装置9内の管路抵抗が大きい場合を考慮して、エンジ
ン1内のウォータポンプ(不図示)とは別に、ウォータ
ポンプ14を設けているが、管路抵抗が低ければこれを
省略しても良い。
【0015】更に、冷却装置9の内部においては、多数
のチューブ9eを介してガス入口9aとガス出口9bと
が連結されている。一方、かかるチューブ9eの周囲の
空間9fは、水入口9cと水出口9dに連通している。
すなわち、冷却装置9の内部において、チューブ9eの
周壁を介して冷却水とガスとの熱交換が行われることと
なる。
【0016】次に、本実施の形態にかかるEGR装置の
動作について説明する。検出装置であるECU12が、
受信した回転速度信号及び負荷信号に基づき、たとえば
中負荷以下のような場合にEGRが必要と判断したとき
は、バルブ11を開放せしめ、排気ガスの一部がEGR
パイプ8、10及び冷却装置9を介して、エキゾースト
マニホールド3からインテークマニホールド2へと流れ
るようにする。
【0017】かかる場合、EGRパイプ8内の排気ガス
は高温となっているが、ラジエータ13からウォータポ
ンプ14を介して供給された冷却水と冷却装置9内部に
おいて熱交換され、冷却された後にEGRパイプ10を
介して吸気系へと再循環されるようになっている。それ
により、エンジン1の燃焼は適切に制御されて、排気ガ
ス中のNOxは低減されることとなる。
【0018】なお、冷却装置9において排気ガスにより
加熱された冷却水は、水パイプ16を介してエンジン1
へと供給されるが、エンジンの負荷は中負荷以下である
ため、エンジンの発熱量は比較的低く抑えられており、
ラジエータ13から直接供給される場合より若干高い温
度の冷却水が、エンジン1へ供給されても特に不具合は
生じない。
【0019】一方ECU12が、受信した回転速度信号
及び負荷信号に基づき、たとえば高負荷のような場合に
EGRを停止すべきと判断したときは、バルブ11を閉
止せしめ、排気ガスの一部がEGRパイプ8、10及び
冷却装置9(すなわち送出手段)を介して、エキゾース
トマニホールド3からインテークマニホールド2へと流
れないようにする。それにより、エンジン1の燃焼を理
想状態に設定し、高い出力を維持するとともに黒煙の発
生を極力防止する。
【0020】加えて、ECU12が、受信した回転速度
信号及び負荷信号に基づき、たとえば低中速度・高負荷
であって気水温度差が厳しくなると判断したようなとき
には、バルブ11を開放せしめる。このとき、インテー
クマニホールド2の吸気圧力P2’が、エキゾーストマ
ニホールド3内の排気圧力P3より高い場合(P2’>
P3)には、吸気の一部がEGRパイプ8、10及び冷
却装置9を介して、インテークマニホールド2からエキ
ゾーストマニホールド3へと流れることとなる。
【0021】かかる場合、インテークマニホールド2内
の吸気温度は、インタクーラ6の吸気冷却効果により4
0℃前後となっており、ラジエータ13から冷却装置9
へと供給される冷却水温度は通常95℃前後であるか
ら、冷却装置9において熱交換された冷却水は95℃よ
り低くなって、エンジン1へと供給されることとなる。
すなわち本実施の形態によれば、冷却装置9は、気水温
度差を緩和するサブラジエータの機能を有することとな
る。従って、ラジエータ13の容量を増大させることな
く、エンジン1を有効に冷却することができる。
【0022】一方、たとえばエンジン1の暖気運転時に
おいて、センサ12cを介して検出した冷却水温が、セ
ンサ12bを介して検出した吸気温度を下回っているよ
うな場合、ECU12がバルブ11を開放せしめれば、
冷却装置9において、冷却水は吸気により加熱され、よ
り早く暖気運転が終了する。すなわち本実施の形態によ
り、エンジン1の暖気特性をも向上させることができ
る。なお、インテークマニホールド2内より冷却装置9
を介して漏出する吸気の量は、バルブ11により全体に
比べればわずかな量に制限されるため、吸気量減少によ
る出力低下等の問題は実質的に生じない。
【0023】図2は、ターボ過給器の過給特性を一定と
した場合において、ある回転速度におけるインテークマ
ニホールド2の吸気圧力P2’を実線で、エキゾースト
マニホールド3内の排気圧力P3を破線で、それぞれ負
荷との関係で示したグラフである。図2から明らかなよ
うに、冷却装置9をサブラジエータとして機能させるに
は、負荷がL1以上(インテークマニホールド2の吸気
圧力P2’>エキゾーストマニホールド3内の排気圧力
P3)あることを必要とする。しかしながら、負荷がL
1以下である場合(図中ハッチングを施した領域)にお
いても、冷却装置9をサブラジエータとして用いたい場
合がある。
【0024】かかる場合には、加圧手段としての可変容
量形ターボ過給器4の過給特性を変化させればよい。そ
の実施の形態について以下に説明する。図3は、可変容
量形ターボ過給器4のタービン部断面図である。図3に
示す可変容量形ターボ過給器4においては、エキゾース
トマニホールド3(図1)からの排気ガスを、タービン
スクロール(不図示)から噴射させてタービンロータ4
aを回転させる排気タービン4bが回転軸4cに取り付
けられて、回転自在に支持されている。回転軸4cは不
図示のインペラに連結されている。
【0025】タービンロータ4aの周囲には、12枚の
可変静翼4dが配置され、それぞれ回転軸4cと平行な
軸回りに揺動できるようになっている。可変静翼4d
は、それぞれ駒4f(一つのみ図示)を介して回転リン
グ4eに係合している。従って、回転リング4eの回転
に基づき、すべての可変静翼4dが同一角度だけ揺動す
るようになっている。
【0026】図中最も左方に配置された可変静翼4の駒
4fには、支点4gに支持されたリンク4hの一端が連
結されており、リンク4hの他端は駆動装置4iによ
り、支点4gを中心として回動されるようになってお
り、リンク4hの回動により回転リング4eが回動し
て、各可変静翼4dの揺動角度が同じだけ変化するよう
になっている。駆動装置4iは、図1のECU12に連
結されている。
【0027】さて図2を参照し、負荷がL1以下であ
る、図中ハッチングを施した領域においても、冷却装置
9をサブラジエータとして用いたい場合には、ECU1
2は、駆動装置4iを駆動して、可変静翼4dをその傾
きが増大する方向に回動させる。それにより負荷が低く
ても過給圧(すなわちP2’)が増大することとなる。
【0028】図2の一点鎖線は、可変容量形ターボ過給
器4の過給特性を変化させた後の、インテークマニホー
ルド2内の吸気圧力P2’と負荷との関係である。以上
より明らかであるが、可変容量形ターボ過給器4を調整
することによって、負荷がL1より小さい(L2以上)
場合であっても、インテークマニホールド2の吸気圧力
P2’が、エキゾーストマニホールド3内の排気圧力P
3より高くなり、それにより冷却装置9をサブラジエー
タとして機能させることができる。
【0029】以上、本発明を実施の形態を参照して説明
してきたが、本発明は上記実施の形態に限定して解釈さ
れるべきではなく、適宜変更・改良が可能であることは
もちろんである。例えば、加圧手段として可変容量形タ
ーボ過給器を用いたが、通常のターボ過給器に、クラッ
チオン・オフ可能な機械式の過給器を組み合わせて用い
ても良い。また、冷却装置は、本実施の態様に示したよ
うなチューブ式に限られずコア式であっても良い。
【0030】
【発明の効果】本発明のEGR装置によれば、エンジン
の動作状態が所定の条件に一致したことを検出装置が検
出したときに、送出手段が、吸気系内の空気を通路を介
して送出させるため、かかる場合前記エンジンの冷却水
は、送出した前記空気により前記冷却装置において更に
冷却されることとなり、それにより前記エンジンの冷却
系の負担を軽減することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明によるEGR装置を備えたディーゼルエ
ンジンを吸排気系とともに示した斜視図である。
【図2】ある回転速度におけるインテークマニホールド
2の吸気圧力P2’と、エキゾーストマニホールド3内
の排気圧力P3を、それぞれ負荷との関係で示したグラ
フである。
【図3】可変容量形ターボ過給器4のタービン部断面図
である。
【符号の説明】
1 エンジン 2 インテークマニホールド 3 エキゾーストマニホールド 4 可変容量形ターボ過給器 6 インタクーラ 8,10 EGRパイプ 9 冷却装置 11 バルブ 12 ECU 13 ラジエータ 14 ウォータポンプ P2’ インテークマニホールド内吸気圧力 P3 エキゾーストマニホールド内排気圧力
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) F02M 25/07 570 F02M 25/07 580 F01P 3/18 F01P 3/20

Claims (5)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 排気系内の排気ガスの一部を吸気系に返
    流する、インタクーラ付きターボ過給エンジン用のEG
    R装置において、 前記排気系と前記吸気系とを、ガスが通過できるよう連
    結する通路と、 前記通路中に設けられ、前記通路を通過する排気ガス
    と、前記エンジンの冷却水との間で熱交換を行う冷却装
    置と、 前記エンジンの動作状態を検出する検出装置と、前記エ
    ンジンの動作状態が所定の条件に一致したことを前記検
    出装置が検出したときに、前記通路を介して前記吸気系
    内の空気を前記排気系へと送出する送出手段とからな
    り、 前記冷却装置は、前記通路を通過する空気と、前記エン
    ジンの冷却水との間で熱交換を行うようになっているこ
    とを特徴とするEGR装置。
  2. 【請求項2】 前記検出装置は、前記冷却装置に供給さ
    れる冷却水の温度と、前記吸気系内の吸気温度とを検出
    し、少なくとも前記検出装置の検出した前記冷却水の温
    度が前記吸気温度を上回っているときに、前記送出手段
    は、前記吸気系内の空気を前記通路を介して送出させる
    ことを特徴とする請求項1記載のEGR装置。
  3. 【請求項3】 前記送出手段は、前記吸気系内の圧力が
    前記排気系内の圧力より低いときに、前記吸気系内の圧
    力を上昇させる加圧手段を有することを特徴とする請求
    項1記載のEGR装置。
  4. 【請求項4】 前記加圧手段は、可変容量形のターボ過
    給器であることを特徴とする請求項3記載のEGR装
    置。
  5. 【請求項5】 前記検出装置は、前記エンジンの回転速
    度と負荷を検出し、少なくとも前記検出装置の検出した
    前記回転速度が所定速度より低く、かつ前記検出装置の
    検出した前記負荷が所定値より大きいときに、前記送出
    手段は、前記吸気系内の空気を前記通路を介して送出さ
    せることを特徴とする請求項1記載のEGR装置。
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KR20040015582A (ko) * 2002-08-13 2004-02-19 현대자동차주식회사 차량용 이지알 쿨러의 온도 조절 장치 및 제어 방법
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