JP3502167B2 - 植物の植込みマット及びその使用方法 - Google Patents

植物の植込みマット及びその使用方法

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はサッカー場、野球場、ゴ
ルフ場、公園、庭園などに載置するか、張り換えるのみ
で芝生の全部または一部を一挙に充分に生育した状態に
保ち、或いは公園、庭園などの草花を常に開花した状態
に保つための植物の植込みマット及びその使用方法に関
する。
【0002】
【従来の技術】従来、サッカー場、野球場、ゴルフ場、
公園、庭園などの芝を常に緑の状態にしておきたい場所
においては、使用が激しいため芝が禿げやすく、禿げた
場合に新しい芽が育つまで待つことができない。そこ
で、他の場所で芝の種を蒔いて育て、充分に育った状態
で芝を土ごと切り出して禿げた場所と交換していた。こ
の方法は芝の根が張っている土も芝と同時に輸送しなけ
ればならず、芝よりも土の重量が大きく、輸送上の困難
があった。更に、芝の根は水平方向に延びていくため、
芝の切出しにあたり根を切断する結果、移植にあたり植
物が弱る欠点があった。
【0003】また、公園や広場、狭い花壇などでは常に
草花を開花した状態に保つ必要のある場所がある。この
ような場所では他の土地で開花寸前まで育てた草花を根
のついたまま輸送して移植し、花が終わった時には次の
花と交換する必要があった。
【0004】特開平6−169636号公報には、保水
性を有する植込み材料の両面に炭素率80%以上の天然
繊維からなる織布、不織布及び繊維集合体の少なくとも
1種を設け、この繊維層に粉状体の層を設け、これらを
天然糊料により結着した植物の植込みマットが開示され
ている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】特開平6−16963
6号公報に開示された方法を用いて芝を生育させると、
芝の育ちもよく輸送に際し軽量であるが、なお改良すべ
き点があった。天然糊料で結着するためには糊料を膨潤
させた溶液で植込みマット用材料の全体を湿潤させる必
要がある。しかしながら、一旦湿潤させた材料を商品と
して流通させられる程度に乾燥するためには天日では数
日を要し、熱風乾燥させると装置の設備費が嵩み、かつ
多大のエネルギーを消耗する。更に、植物の根は水平方
向にも延びていくため、一旦鑑賞に耐えるまでに育った
芝や草花を再度最終目的の場所に輸送するにあたって、
根が絡み合い輸送に適した大きさに切断するのに手間を
要し、また植物も衰弱する。そこで、糊料を使用しなく
ても植込み材料の素材が予め配置した通りの場所に収ま
り、型崩れすることなく輸送でき、植物が充分に育って
最終的な植込み場所に移植するに際し、植物が弱らず、
作業性が向上する植物の植込みマットが求められてい
た。
【0006】
【課題解決の手段】本発明は上記課題を解決することを
目的とし、その構成は、保水性を有する植物の植込み材
料からなる層の両面に、平均長さ6〜25cmの天然繊
維からなる層が存在する圧縮された積層体であって、上
記繊維層の少なくとも一方に、椰子の果肉に由来する
状体が混入し繊維と粉状体が一体化していると共に、上
記圧縮一体化した積層体が不織布からなる袋に収納され
ていることを特徴とし、更に、この植込みマットを繊維
と粉状体が一体化した層を上にして育成土に載置し、不
織布の上面を切断して廃棄するか、或いは切断して側面
及び底面に折返し、露出した上面に播種し、散水するこ
とを特徴とする。
【0007】本発明における保水性を有する植物の植込
み材料としては、公知のものが使用できる。例えば、椰
子の果肉を繊維方向とほぼ直角に押圧し、断裁したチッ
プを含有する植込み材料、腐葉土、バーク、パーミキュ
ライト、パーライト、チャコール、ピートモス、軽石、
杉の皮、パルプモールド、土などが挙げられ、これらの
1種或いは2種以上を配合したものである。中でも保水
性が高く、軽量で、炭素率が高く長持ちする椰子の果肉
を繊維方向とほぼ直角に押圧し、断裁したチップを含有
する植込み材料は高度の保温性、断熱性、耐久性を有
し、好ましい材料である。
【0008】したがって、植込み材料としては上記の椰
子の果肉に由来するチップを使用することが好ましい
が、チップのみではチップ相互に結着性がなく、輸送に
際し型崩れしがちであり、更に排水性にも問題があっ
た。しかし、一旦植物が茂り充分に根が張った後では、
根が植込み材料の結合性を高めそのままでも輸送でき
る。更に、椰子の果肉に由来し、長さ2.5cm以下、平
均長さ0.5〜2.0cm、好ましくは0.7〜1.5cmの繊
維を配合した植込み材料が好ましい。また、保水性を改
良するために、粉状体、特に椰子の果肉に由来する粉状
体を配合することが好ましい。より好ましくは、この他
に炭化物を配合する。炭化物は植物の木部を蒸し焼きに
して得られた粒子であり、これは植物の根腐れを防止す
る効果を有し、また、上記材料と同じく軽量であり、輸
送上も好ましい。
【0009】天然繊維としては椰子の果肉に由来する繊
維やシュロの繊維を使用する。これらの繊維の炭素率は
180以上であり、腐敗して土になるまでに数年以上を
要し、強靱で長持ちする好ましい天然繊維材料である。
麻や茅や葦も2〜3年の耐久性があるので使用できる。
場合によってはワラも使用できる。本発明に使用する繊
維の炭素率(全炭素/全窒素)は80以上、好ましくは
90以上であるが、使用法によってはワラのように腐り
易い繊維であってもよい。上下の層に設ける天然繊維は
長いものが好ましい。全体の繊維の90%以上が4cm
以上であり、平均長さが6〜25cm、好ましくは10
〜20cmである。
【0010】天然繊維は単に繊維を絡めた状態でマット
状に広げた繊維集合体が好ましい。この繊維集合体の層
の上から粉状体を載せると、粉状体は繊維の層に進入し
繊維と粉状体が混合した状態になる。この層を上にして
植物の種を蒔くと種は粉状体と繊維の間に絡まり、飛散
することもなく、奥深く入り込むこともなく、理想的位
置に止まり、粉状体が吸収した水分の供給を受けて種の
発芽率、発芽速度共に向上する。植物を育成させるに際
し、下になる繊維層には特に粉状体を配合する必要がな
い。下層の繊維層は中間層に存在する優れた植込み材料
が、土中にめり込んで失われていくのを防止する作用及
び排水作用を有する。
【0011】粉状体は最終的には土に戻る天然物質がよ
く、平均粒径0.5〜5mm、好ましくは1〜3mmであ
る。平均粒径が0.5mm未満であると、作業台などから
の剥離性が悪く、平均粒径が3mmを越えると付着させ
た粉体が天然繊維の層から剥離しがちである。素材とし
ては、おが屑、椰子の果肉に由来する粉体、その他植物
の植込み材料の粉砕物も使用できる。
【0012】これら材料の配合比率は、植物の植込み材
料全量に対し、椰子の果肉に由来するチップ25〜60
重量%、好ましくは30〜50重量%、短い繊維25〜
60重量%、好ましくは30〜45重量%、粉状体7〜
30重量%、好ましくは10〜20重量%、炭化物7〜
10重量%である。短い繊維が25重量%未満では強く
圧縮しても植込みマット全体が崩れ易く、不織布からな
る袋に充填する作業を困難にする。また、60重量%を
越えると保水性、保肥性が低下する。粉状体が7重量%
未満では保水性が低下し、また成形性が悪く不織布製の
袋に充填し難い。30重量%を越えると排水性が低下す
る。チャコールは根腐れ防止に顕著な効果を有する。
【0013】本発明のマットは少なくとも3層の積層体
である。内層及び外層に繊維層を設け、繊維層に挟まれ
た中央部に植物の植込み材料の層が存在する。また、敷
設した時上層となる層は繊維の他に粉状体を含有する。
本発明のマットはこれらの層を順次積重ねた後圧縮す
る。圧縮はいかなる方法で行ってもよい。例えば、ロー
ラーを用いて押圧しても、上から重量板で押圧してもよ
い。最初の厚みの1/2〜2/3になる程度に圧縮す
る。要するに、所定の大きさに切断したマットを不織布
からなる袋に充填できる形状安定性が得られる程度に圧
縮するものである。輸送にあたっては運び易い大きさ、
例えば30×30cm、45×45cm、30×45c
m等適宜選ぶことができる。
【0014】本発明に使用する不織布の繊維としてはポ
リエチレン系、ポリプロピレン系、ナイロン系、ポリエ
ステル系など何れも使用できるが、ポリエチレン系、ポ
リプロピレン系などのポリオレフィン系、特に直鎖状ポ
リエチレンが好ましい。また接着剤を使用しないニード
ルパンチなどの製法によるものが好ましい。一般に本発
明に使用する不織布からなる袋には、特に大きな圧力も
熱も加わらないため、薄い不織布で充分である。製袋や
植込みマット充填後の不織布口の閉塞にあたり簡単に熱
融着できることが好ましく、融点の低い繊維を用いた不
織布が好ましい。
【0015】袋の形状は特に限定はないが、植込みマッ
トが芝や短い草花の場合は約2cmの厚さであり、背の
高い草花の場合には5〜6cmであるため、直方体を充
填するに相応しいガセット折込みを有する袋が好まし
い。ガセットの折込み幅は植込みマットの厚みの1/2
である。植込みマット充填後、再び袋口にガセット折込
みを設けて熱融着することが好ましいが、ミシン掛けや
ホッチキス止めなどの方法を使用することもできる。こ
のようにして不織布の袋に充填した状態で流通に供す
る。
【0016】使用にあたっては、その場所で植物を成
長、鑑賞する場合には不織布の袋から取出して載置して
もよい。その場合には上の層は繊維に粉状体が配合して
ある層である。植物が育った状態で他の場所に移植する
場合には長い繊維の層に粉状体を配合した層を上にして
育成土上に載置する。育成土とは一般の土の他に、単に
排水性のよい台であってもよく、充分な日光が照射さ
れ、排水性があり、植込みマットを置けるだけの平坦性
があれば土に限定するものではない。
【0017】不織布からなる袋の上面を切断する。刃物
を用いて上面全体を切り取って上面の不織布を廃棄して
もよい。また、上面の相対向する両端を切断しこれと直
交する中央部を切断し、すなわち、H型に切断して両切
断片を脇面及び底面に折返すこともできる。更に上面を
コ字型に切断して一方の脇面から底面に折返してもよ
い。いずれにしても上面全体が露出するように切断す
る。
【0018】植込みマットの上面が露出したら充分な水
分を供給し、次いで播種する。場合によっては袋に入っ
た状態であらかじめ播種しておいてもよい。水及び肥料
を供給し、充分に育ったら不織布の袋ごと最終の植込み
場所に輸送する。水分を供給しながら日数が経過すると
共に、次第に植込みマットの厚みが復元し、最初約2c
m厚であったものは約3cm厚程度に膨張する。最終の
植込み場所では不織布を付けたまま、或いは取出して植
込む。不織布を付けたまま植込むと花が終わった時や芝
が禿げたとき新しい植込み材料付の草花や芝と交換する
際、前の植込み材料と植物を不織布ごと取出して交換で
きる長所を有する。
【0019】
【作用】本発明は保温性と耐久性を有する天然繊維層の
中央部に、保水性を有する植物の植込み材料の層を設
け、少なくとも一方の天然繊維層に好ましくは椰子の果
肉に由来する粉体を混合し圧縮した3層構造の植込みマ
ットを不織布からなる袋に収納したものである。3層構
造のマットは圧縮工程と配合した繊維による絡み現象と
によって、不織布からなる袋に詰めることができる程度
の保形性を維持している。使用にあたっては、繊維と粉
体とからなる層を剥がし、充分な水分を供給し、種を播
種する。この際、長い繊維の層の間に入り込んだ粉体の
中に種もまた入り込み、周囲の粉体から水分の供給を受
け、更に繊維と粉体により種の移動を防止されて高い発
芽率を得ることができる。
【0020】不織布は撚糸工程を省略し、単に繊維を絡
めたものであるため、繊維間の間隙は織布や編地に比し
て極度に小さく、根が通過して繁殖していくには不十分
な間隔である。したがって、再移植するときに植込みマ
ットとマットの間が相互の根張りによって連結すること
がない上、下の土にも根を張っていないため容易に個々
のマットに分離輸送することができる。更に、不織布は
水や空気を容易に通過することができるため、底に不織
布があっても根腐れや通気性が阻害されるおそれがな
い。
【0021】
【実施例】実施例1 作業台上に厚手のプラスチックシートを載せ、椰子の果
肉から得られた繊維(平均長さ14cm)を絡めてなる
繊維層を、約5mmの厚さに敷きつめた。この上から平
均粒径1.5mmの椰子の果肉から得られた粉末(約4m
m厚相当)を散布して上から軽く叩いたところ大部分の
粉末は繊維中に浸透していった。
【0022】別に、椰子の果肉を繊維方向とほぼ直角に
押圧し、次いで断裁して得られたチップ40重量部と、
チップ製造の際に副生する果肉の粉末15重量部と、同
じく椰子の果肉に由来し、平均長さ1cmの繊維40重
量部と園芸用チャコール5重量部とをよく混合して得ら
れた配合物を製造した。この配合物を椰子の繊維と粉末
との配合物の上に、35mmの厚さの層になるように載
置し、更にこの上に椰子の果肉から得られた繊維(平均
長さ14cm)を絡めてなる繊維層を、約5mmの厚さ
に敷きつめた。これをローラーを用いて厚さ約2cmに
押圧し、ベルトコンベアで移動させながら30cm×3
0cmの大きさに切断した。
【0023】直鎖状ポリエチレン繊維をニードルパンチ
法で製造した厚さ約1mmの不織布を用いてミシン掛け
により、幅30cm、長さ35cm、ガセット折込み幅
1.1cmの袋を製造した。この袋に、上記の植込みマ
ットを挿入し、袋口をホッチキス止めして本発明の植物
の植込みマットを製造した。この植込みマットは極度に
軽量で不織布の袋に収納されているため、安心して輸送
することができ、長い繊維と粉体の複合した層を上にし
て仮育成土壌上に載置し、互いに対向する上面両端部を
カッターナイフで切断し、次いで両切断部の中央部を結
ぶ部位を線状に切断した。すなわち、上面をH型に切断
した。得られた側面と連結した2枚の不織布片を側面か
ら底面に折り返し、植物の植込みマットの上面全体を露
出させた。
【0024】充分に給水し、芝の種を播種したところ約
1週間で発芽し、肥料を供給したところ、45日後には
鑑賞に耐える長さに成長した。これを不織布ごと取出
し、サッカー場の芝の禿げた部位に移植した。移植にあ
たり、不織布と不織布との間に相互の根張りがないた
め、軽く持ち上げるだけで剥がすことができ、サッカー
場においても古い芝はそのまま不織布ごと持ち上げるこ
とが容易であり、作業性が極度に向上した。
【0025】本実施例においては製袋はミシン掛けとし
て袋口の閉塞はホッチキスを用いたが、製袋、袋口の閉
塞ともに熱融着法を使用することが生産効率上好まし
い。
【0026】実施例2 天然繊維の層を3mmとし、圧縮後の厚みを6cm、ガ
セット折込み幅を3.2cmとした以外は実施例1と同
様にして植物の植込みマットを製造した。このマットは
トルコ桔梗、カーネーション、菊などの植込みマットと
して使用し、良好な生育結果が得られた。更に、これを
市街地のビル前の植込み用として運搬移植したところ、
実施例1の場合と同様、軽く持ち上げることができ、移
植にあたり一切根を切断することがないため植物が弱る
ことがなかった。植物の根張りの深さに応じて本発明の
植物の植込みマットの厚さを調節することができる。
【0027】
【発明の効果】本発明により、植物の植込みマットが軽
量になり、再移植に際してマット同士やマットと底面の
土との間の根張りがなく、容易に輸送することができ
る。不織布の効果は植込み材料の形状保持のみでなく、
再移植に際して根を一切切断することがないので作業性
を向上させ、植物を弱らせない効果を有する。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) A01G 1/00 303 E02D 17/20 102

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 保水性を有する植物の植込み材料からな
    る層の両面に、平均長さ6〜25cmの天然繊維からな
    る層が存在する圧縮された積層体であって、上記繊維層
    の少なくとも一方に、椰子の果肉に由来する粉状体が混
    入し繊維と粉状体が一体化していると共に、上記圧縮一
    体化した積層体が不織布からなる袋に収納されているこ
    とを特徴とする植物の植込みマット。
  2. 【請求項2】 不織布の原料繊維がポリオレフィン系で
    あり、袋がガセット折込み袋であることを特徴とする請
    求項第1項記載の植物の植込みマット。
  3. 【請求項3】 植物の植込み材料が、椰子の果肉を繊維
    の配列方向と垂直方向に押圧し、しかる後断裁したチッ
    プと、平均長さ1〜2cmの椰子の果肉に由来する繊維
    と、椰子の果肉に由来する粉状体と、炭化物を含有する
    ことを特徴とする請求項第1項又は第2項記載の植物の
    植込みマット。
  4. 【請求項4】 保水性を有する植物の植込み材料からな
    る層の両面に、平均長さ6〜25cmの天然繊維からな
    る層が存在する圧縮された積層体であって、上記繊維層
    の少なくとも一方に、椰子の果肉に由来する粉状体が混
    入し繊維と粉状体が一体化していると共に、上記圧縮一
    体化した積層体が不織布からなる袋に収納されている植
    物の植込みマットを、 繊維と粉状体が一体化した層を上にして育成土に載置
    し、不織布の上面を切断して廃棄するか、或いは切断し
    て側面及び底面に折返し、露出した上面に播種し、散水
    することを特徴とする植物の植込みマットの使用方法。
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