JP3502053B2 - 複合機 - Google Patents
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Description
を軽減する省エネ機能を有する複合機に関する。
ー機能、プリンタ機能、FAX機能等の複数の機能を1
台で有しており、さらに、待機時の消費電力を低減する
省エネ機能を有するものがあった。
度は記録動作時に180°〜190°になるよう設定し
てある。待機時にもこの温度を維持すると、無駄に電力
を消費するため、定着器の温度を約70°まで下げる制
御をしている。そして、記録動作を再開する場合、再び
定着器の温度を180°〜190°まで上げることにな
る。このように、消費電力を低減する状態を省エネモー
ドという。
度を約70°としたのは、コピー機能の場合、省エネモ
ードから記録動作可能な状態になるまでの待ち時間が長
いと、ユーザに不快感を与えると共にすぐにコピーが欲
しい場合に対応できなくなるためであり、省エネの要求
とコピー機能としての使い勝手とのバランスを図ったた
めである。さらに、省エネルギー法の規制により、1時
間あたりの消費電力を装置のクラスに応じて99w/h
又は55w/h以下に押える義務があることを考慮した
ためである。例えば、1時間当たり、定着器の温度を1
5分間180°〜190°とし、45分を70°とすれ
ば、前記法律の規制をクリアできるというように、省エ
ネモードの定着温度を約70°と決めている。
技術によると、以下のような問題が生じていた。
FAXとしての機能も有している。そして、この複合機
をコピー機として使用するか、FAXとして使用するか
は、機能切替用のボタンが有り、これを押すことで対応
している。
場合、FAXでは通常受信時にユーザが装置の前にいな
いため、省エネモードから記録動作可能な状態になるま
での待ち時間が長くても、コピー機能の場合と異なり、
ユーザを不快にさせることはない。よって、FAX機能
の場合、省エネモードから記録動作可能な状態になるま
での待ち時間を長くしてでも、省エネ効率を優先させた
方がよいことになる。
用する場合もあれば、FAXとして使用する場合のある
ので、ユーザの使い勝手を損なうことがないように配慮
して、コピー機能を基準として省エネモードが設定され
ていた。
には、無駄な消費電力が発生し、省エネ効率が悪いとい
う問題があった。
ドを設定すると、上述のように、記録動作が可能となる
までの待ち時間が長くかかり、ユーザを不快にさせ、す
ぐにコピーが欲しい場合に対応できないという問題が発
生する。
い勝手のよさを維持しつつ、FAX機能として使用した
場合に省エネ効率を上げることができる複合機を提供す
ることを目的とする。
器の温度において、記録動作に用いる第1の温度とこの
第1の温度より低い第2の温度とを用意し、FAX機能
を選択した場合にはこれに連動して定着器の温度を第2
の温度に設定するようにしたものである。これにより、
コピー機能としての使い勝手のよさを維持しつつ、FA
X機能として使用した場合に省エネ効率を上げることが
できる。
は、装置をコピー機能又はFAX機能として使用するか
を切替える機能切替手段と、定着器の温度を記録動作に
用いる第1の温度とこの第1の温度より低い第2の温度
と定着器に電源を供給しない状態とで切替える定着温度
切替手段と、待機時の定着器の温度を前記第2の温度以
下に下げる省エネモードを選択する省エネ選択手段と、
前記機能切替手段がFAX機能を選択した状態で前記省
エネ選択手段が省エネモードを選択した場合、定着器の
温度を前記電源を供給しない状態に設定する制御手段
と、を具備する構成を採る。
記録動作に用いる第1の温度とこの第1の温度より低い
第2の温度と電源を供給しない状態とを用意し、FAX
機能を選択した状態で省エネモードを選択すると、定着
器に電源供給をしない状態に一気に定着温度を落とす。
これにより、省エネモードから記録動作可能な状態にな
るまでの待ち時間が長くかかってユーザを不快にさせな
いFAX機能では、記録動作可能な状態となるまでの待
機時間がたとえ長くなっても省エネ効率の方を大幅に優
先させるので、省エネモードにおいても、コピー機能の
使い勝手を損なうことなく、複合機全体としての省エネ
効率を向上させることができる。
をコピー機能又はFAX機能として使用するかを切替え
る機能切替手段と、定着器の温度を記録動作に用いる第
1の温度とこの第1の温度より低い第2の温度と定着器
に電源を供給しない状態とで切替える定着温度切替手段
と、待機時の定着器の温度を前記第2の温度以下に下げ
る省エネモードを選択する省エネ選択手段と、前記機能
切替手段がコピー機能を選択した状態で前記省エネ選択
手段が省エネモードを選択した場合定着器の温度を前記
第2の温度に設定する一方、FAX機能を選択した状態
で省エネモードを選択した場合定着器の温度を前記電源
を供給しない状態に設定する制御手段と、を具備する構
成を採る。
記録動作に用いる第1の温度とこの第1の温度より低い
第2の温度と電源を供給しない状態とを用意し、コピー
機能を選択した状態で省エネモードを選択すると定着器
の温度を第1の温度から第2の温度に変える一方、FA
X機能を選択した状態で省エネモードを選択すると定着
器に電源を供給しない状態に一気に定着温度を落とす。
これにより、省エネモードを指示した場合のコピー機能
とFAX機能との定着器の温度を一律とするのではなく
切替て、コピー機能では記録動作可能な状態となるまで
の待機時間を可能な限り短くする一方、FAX機能では
記録動作可能な状態となるまでの待機時間が長くなって
も省エネ効率を優先させるので、省エネモードにおいて
も、コピー機能の使い勝手を損なうことなく、複合機全
体としての省エネ効率を向上させることができる。
をコピー機能又はFAX機能として使用するかを切替え
る機能切替手段と、定着器の温度を記録動作に用いる第
1の温度とこの第1の温度より低い第2の温度と定着器
に電源を供給しない状態とで切替える定着温度切替手段
と、待機時の定着器の温度を前記第2の温度以下に下げ
る省エネモードを選択する省エネ選択手段と、前記機能
切替手段がコピー機能を選択した状態で省エネ選択手段
が省エネモードを選択した場合に定着器の温度を前記第
2の温度に設定する一方、FAX機能を選択した状態で
省エネモードを選択しない場合に定着器の温度を前記第
2の温度に設定する制御手段と、を具備する構成を採
る。
状態で省エネモードを選択した場合に定着器の温度を第
2の温度に設定する一方、FAX機能を選択した状態で
省エネモードを選択しない場合に定着器の温度を第2の
温度に設定する。これにより、コピー機能ではユーザの
指示により消費電力を軽減する一方で、FAX機能では
ユーザの指示に関わらず消費電力を軽減させるので、コ
ピー機能の使い勝手を損なうことなく、かつ、省エネモ
ードから記録動作可能な状態になるまでに長時間かかっ
てもユーザを不快にさせることのないFAX機能では、
省エネ効率を優先して、複合機全体としての省エネ効率
を向上させることができる。
複合機において、コピー機能又はFAX機能の各状態を
切替えて表示する表示手段と、定着器の温度を前記第2
の温度に設定した状態でコピー機能の場合は前記表示手
段のバックライトを消灯する一方、定着器の温度を前記
第2の温度に設定した状態でFAX機能の場合は前記表
示手段のバックライトを点灯する表示制御手段と、を具
備する構成を採る。
を指示すると定着器は第2の温度に移行する。この際、
これに連動して表示手段を消灯させると、ユーザは省エ
ネモードに移行したことを視覚的に分かることができ
る。一方、FAX機能においてはFAX機能を選択する
とユーザの指示によらず直ちに定着器は第2の温度に移
行する。この際、これに連動して表示手段を消灯させる
と、FAX機能を選択したとたんに表示手段が消灯する
ことになり、ユーザは表示手段が故障したのではという
不安を感じる。
温度に設定されたときにコピー機能であれば表示手段の
バックライトを消灯する一方、FAX機能であれば表示
手段のバックライトを点灯する。これにより、コピー機
能の場合は第2の温度への移行に連動して表示手段を消
灯して省エネモードに移行したことを視覚的に分からせ
る一方、FAX機能の場合は第2の温度へ移行しても表
示手段を通常の状態として表示手段の表示内容をユーザ
に分からせるようにしたので、コピー機能とFAX機能
とで省エネモードを異ならせた場合でも、ユーザを混乱
させることなく、操作性を向上させることができる。
について図面を参照して具体的に説明する。
いる本実施の形態に係る複合機の構成を示すブロック図
である。なお、本明細書において複合機とは、FAX装
置としての機能に加え複写装置としての機能を備えた装
置、あるいは、FAX装置としての機能に加え複写装置
及び記録装置としての機能を備えた装置のことをいうも
のとする。
メインCPU101(以下、「CPU101」という)
を備えている。CPU101にシステムバス102を介
してパネルサブCPU103(以下、「サブCPU10
3」という)、装置情報メモリ104、タイマ105、
プリンタ部106が接続されている。
ネル表示部107に接続されている。パネル表示部10
7は、例えば、タッチパネル等で構成され、本複合機1
00のユーザからの指示を受け付ける。サブCPU10
3は、このパネル表示部107から受け付けた指示をC
PU101に通知する。一方、サブCPU103は、C
PU101の指示の下、表示制御手段として機能し、パ
ネル表示部107の表示を切り替える。
の動作モードを選択する、機能切替手段としてのコピー
キー108及びFAXキー109が設けられている。コ
ピーキー108によりコピーモードが選択され、FAX
キー109でFAXモードが選択される。また、パネル
表示部107には、本複合機100を省エネルギーモー
ド(以下、「省エネモード」という)に設定する、省エ
ネ選択手段としての省エネキー110が設けられてい
る。ここで、省エネモードとは、後述する定着器の温度
を第2の温度以下に下げるモードをいう。
0の状態を示す情報(以下、「装置情報」という)が保
存される。装置情報とは、例えば、現在選択されている
モードの情報(以下、「モード情報」という)や後述す
る定着器の温度情報をいう。
100におけるタイミング制御を行う場合に用いられる
もので、特に、本複合機100が一切操作されない状態
(以下、「無操作状態」という)の経過を監視する場合
に用いられる。
ける記録動作を制御する。特に、プリンタ部106は、
トナー画像を記録紙に定着する定着器111の温度を監
視し、所定温度に維持又は設定する、定着温度切替手段
としての温度監視部112を備えている。温度監視部1
12は、定着器111の温度情報を装置情報メモリ10
4に通知する。
り定着器111に設定される温度(T)として、第1
の温度としてT>180℃、第2の温度として70℃
≦T<180℃、第3の温度としてT<70℃が維持
又は設定される。なお、上述した第1の温度は、本複合
機100において記録動作を行う場合に定着器111に
設定される温度である。
を介してスキャナ部113及びモデム114が接続され
ている。
接続されており、原稿検知部115上に載置された原稿
等の画像を読み取るものである。原稿検知部115は、
センサ等で構成され載置された原稿を検知する。スキャ
ナ部113で読み取られた画像データは、図示しない画
像メモリに格納される。
の信号及び画像データの通信を行う。本複合機100の
FAX機能が利用される場合に動作する。モデム114
には、着信検知部116が接続されている。着信検知部
116は、モデム114におけるFAXデータの着信を
検知する。
U103に電源を供給する。本複合機100が通常動作
を行う場合には、CPU101及びサブCPU103の
双方に電源が供給される。一方、本複合機100が省エ
ネモードに設定された場合には、サブCPU103にの
み電源が供給される。すなわち、省エネモードにおいて
は、CPU101は、電源の供給を切断しその機能を一
時的に停止する。この場合、サブCPU103が本複合
機100において、省エネモードにおける必要最小限の
制御を行う。具体的には、サブCPU103は、本複合
機100における省エネモードの解除の監視を行う。
8が接続されている。電源監視回路118は、本複合機
100において省エネモードを解除する必要がある場合
にサブCPU103に省エネモード解除信号を出力す
る。すなわち、CPU101を起動させる必要がある場
合にサブCPU103に省エネモード解除信号を出力す
る。
から省エネモードの解除が指示された場合、原稿検知
部115が原稿を検知した場合及び着信検知部116
が着信を検知した場合に、電源監視回路118がサブC
PU103に省エネモード解除信号を出力するようにし
ている。
場合において、パネル表示部107から省エネキー11
0が選択されると、サブCPU103がその旨を示す信
号を電源監視回路118に出力する。また、原稿検知部
115が原稿を検知すると、原稿検知部115がその旨
を示す信号を電源監視回路118に出力する。さらに、
着信検知部116が着信を検知すると、着信検知部11
6がその旨を示す信号を電源監視回路118に出力す
る。
16は、ハードウェア回路で構成されているため、省エ
ネモードにおいても電源監視回路118に所定の信号を
出力する。電源監視回路118は、これらの信号が入力
されると、CPU101を起動させるためにサブCPU
103に省エネモード解除信号を出力する。
ブCPU103は、CPU101に起動を要求する。こ
の要求を受けると、CPU101が電源117から電源
供給を受けることで省エネモードが解除される。
いて、省エネモードを設定する場合のフローについて説
明する。図2〜図5は、本複合機100において、省エ
ネモードを設定する場合のフロー図である。なお、図2
〜図5において、点線で囲った部分のフローについて
は、サブCPU103の行う処理である。
状態(ST201)であるものとする。ここで、待機状
態とは、例えば、本複合機100に電源が投入された場
合である。待機状態において、サブCPU103は、パ
ネル表示部107からコピーキー108が選択されるか
(ST202)、FAXキー109が選択されるか(S
T203)を監視している。すなわち、本複合機100
において、コピーモードが選択されるか、FAXモード
が選択されるかを監視している。
時に選択されていたモードが継続して選択される。すな
わち、いずれのキーも選択されない場合には、電源切断
時において選択されていたモードがコピーモードであれ
ば、継続してコピーキー108が選択されているものと
取り扱う。
08が選択された場合について説明する。コピーキー1
08が選択されると、サブCPU103は、その旨をC
PU101に通知する。この通知を受けると、CPU1
01は、装置情報メモリ104に保存された定着器11
1の温度情報を確認し、定着器111の温度(T)がT
≦180℃であるか判断する(ST204)。
である場合には、定着器111の温度(T)を第1の温
度に指定する(ST205)。具体的には、CPU10
1は、温度監視部112に定着器111の温度(T)を
第1の温度に設定にするように指示する。
3を介してパネル表示部107のバックライトを点灯し
た後(ST206)、パネル表示部107にコピー待機
画面を設定する(ST207)。なお、ST204にお
いて、定着器111の温度(T)が180℃より高い場
合には、ST205をスキップして直接、パネル表示部
107のバックライトを点灯し(ST206)、パネル
表示部107にコピー待機画面を設定する(ST20
7)。
定時間(X分)継続した場合に省エネモードに移行する
ための無操作タイマ(X分)(以下、「X分タイマ」と
いう)をタイマ105にセットし(ST208)、処理
をST202に戻す。
09が選択されると、サブCPU103は、コピーキー
108が選択された場合と同様に、その旨をCPU10
1に通知する。この通知を受けると、CPU101は、
装置情報メモリ104に保存された定着器111の温度
情報を確認し、定着器111の温度(T)が70℃≦T
<180℃であるか判断する(ST209)。
180℃ではない場合には、定着器111の温度(T)
を第2の温度に指定する(ST210)。具体的には、
CPU101は、温度監視部112に定着器111の温
度(T)を第2の温度に設定にするように指示する。
3を介してパネル表示部107のバックライトを点灯し
た後(ST211)、パネル表示部107にFAX待機
画面を設定する(ST212)。なお、ST209にお
いて、定着器111の温度(T)が70℃≦T<180
℃である場合には、ST210をスキップして直接、パ
ネル表示部107のバックライトを点灯し(ST21
1)、パネル表示部107にFAX待機画面を設定する
(ST212)。
定時間(X分)継続した場合に省エネモードに移行する
ための無操作タイマ(X分)(以下、「X分タイマ」と
いう)をタイマ105にセットし(ST208)、処理
をST202に戻す。
ピー機能に用いる第1の温度とこの第1の温度より低い
第2の温度とを用意し、コピー機能を選択すると定着器
111の温度を第1の温度とする一方、FAX機能を選
択すると定着器111の温度を第2の温度に設定するこ
とにより、コピー機能においては、記録動作可能な状態
を常態としている。一方、省エネモードから記録動作可
能な状態となるまでに待ち時間がかかってもユーザを不
快にさせることのないFAX機能においては、省エネモ
ードを常態とするので、コピー機能の使い勝手を損なう
ことなく、複合機100全体としての省エネ効率を向上
させることができる。
ドを指示しなくても省エネモードにすることにより、省
エネモードから記録動作可能な状態となるまでに待ち時
間がかかってもユーザを不快にさせることのないFAX
機能においては、ユーザによる省エネモードへの指示の
有無に関わらず、FAX機能というだけで自動的に省エ
ネモードとするので、ユーザが省エネモードにするか否
かを意識しなくても、省エネ効率を向上させることがで
きる。
て、いずれのキーも選択されなかった場合には、サブC
PU103は、図3に示すように、省エネキー110が
選択されるかを監視している(ST301)。
がある。1つは省エネキー110の選択により省エネモ
ードに移行する機能であり、もう1つは省エネモードの
解除である。即ち、省エネモードが設定されていない状
態で、省エネキー110を選択すると省エネモードに移
行し、また、省エネモードが設定されている状態で、省
エネキー110を選択すると省エネモードを解除するこ
とになる。従って、省エネキー110が選択された場
合、この選択が省エネモードへの移行か又は省エネモー
ドの解除かを判断する必要がある。そのため、省エネキ
ー110が選択された場合には、本複合機100の状態
が電源オフ状態か判断する(ST302)。言い換える
と、サブCPU103は、本複合機100が省エネモー
ドを設定していたか否かを判断している。具体的には、
サブCPU103は、内蔵する省エネモードの設定状況
を保存するメモリに保存された省エネモードの設定の有
無を判断することで、本複合機100に省エネモードが
設定されているか判断する。ここでは、本複合機100
の状態が電源オフ状態であるものとする。
るため(省エネモードが設定されているため)、ST3
01の省エネキー110の選択は、省エネモードの解除
であると判断し、サブCPU103は、CPU101に
起動を要求する(ST303)。
と、CPU101は、装置の状態の初期化を行う(ST
304)。その後、現在、本複合機100に設定されて
いるモードがコピーモードなのか、FAXモードなのか
を判断する(ST305)。具体的には、装置情報メモ
リ104に保存されたモード情報を判断することで、本
複合機100に設定されているモードを判断する。
温度(T)を第1の温度に指定した後(ST306)、
パネル表示部107にコピー待機画面を設定する(ST
307)。一方、FAXモードの場合には、定着器11
1の温度(T)を第2の温度に指定した後(ST30
8)、パネル表示部107にFAX待機画面を設定する
(ST309)。
3を介してパネル表示部107のバックライトを点灯し
た後(ST310)、X分タイマをタイマ105にセッ
トし(ST311)、処理をST202に戻す。
0の状態が電源オフ状態ではない場合(省エネモードが
設定されていない場合)には、ST301の省エネキー
110の選択は、省エネモードの設定であると判断し、
サブCPU103は、その旨をCPU101に通知す
る。
置情報メモリ104に保存されたモード情報を参照し
て、現在、本複合機100に設定されているモードがコ
ピーモードなのか、FAXモードなのかを判断する(S
T312)。
(T)を第2の温度に指定する一方(ST313)、F
AXモードの場合には、定着器の温度(T)を第3の温
度に指定する(ST314)。そして、CPU101
は、サブCPU103を介してパネル表示部107のバ
ックライトを消灯した後(ST315)、処理をST2
02に戻す。
省エネモードが選択されると、定着器111の温度を第
1の温度から第2の温度に変える一方、FAX機能が選
択された状態で省エネモードが選択されると、定着器1
11に電源を供給しない状態に一気に定着温度を落と
す。これにより、省エネモードを指示した場合のコピー
機能とFAX機能との定着器111の温度を一律とする
のではなく切り替て、コピー機能では記録動作可能な状
態となるまでの待機時間を可能な限り短くする一方、F
AX機能では記録動作可能な状態となるまでの待機時間
が長くなっても省エネ効率を優先させるので、省エネモ
ードにおいても、コピー機能の使い勝手を損なうことな
く、複合機全体としての省エネ効率を向上させることが
できる。
312)省エネモードを選択した場合に(ST301、
ST302)定着器の温度を第2の温度に設定する(S
T313)一方、FAX機能を選択した状態で(ST2
03、ST305)省エネモードを選択しない場合に
(ST301、ST302)定着器の温度を第2の温度
に設定する(ST210、ST308)。これにより、
コピー機能ではユーザの指示により消費電力を軽減する
一方で、FAX機能ではユーザの指示に関わらず消費電
力を軽減させるので、コピー機能の使い勝手を損なうこ
となく、かつ、省エネモードから記録動作可能な状態に
なるまでに長時間かかってもユーザを不快にさせること
のないFAX機能では、省エネ効率を優先して、複合機
全体としての省エネ効率を向上させることができる。
10も選択されない場合には、サブCPU103は、図
4に示すように、原稿が検知されるか(ST401)、
着信が検知されるか(ST402)を監視している。具
体的には、原稿検知部115から原稿を検知した旨を示
す信号が電源監視回路118に出力され、電源監視回路
118から省エネモード解除信号が出力されるか(ST
401)、着信検知部116から着信を検知した旨を示
す信号が電源監視回路118に出力され、電源監視回路
118から省エネモード解除信号が出力されるか(ST
402)を監視している。すなわち、ST401及びS
T402では、省エネキー110の選択以外の方法によ
って省エネモードの解除が指示される場合について判断
している。
には、サブCPU103は、省エネキー110が選択さ
れた場合と同様に、本複合機100の状態が電源オフ状
態か判断する(ST403)。ここでは、本複合機10
0の状態が電源オフ状態であるものとする。
るため(省エネモードが設定されているため)、サブC
PU103は、CPU101に起動を要求する(ST4
04)。
ると、CPU101は、装置情報メモリ104に保存さ
れたモード情報を参照して、現在、本複合機100に設
定されているモードがコピーモードなのか、FAXモー
ドなのかを判断する(ST405)。
0の状態が電源オフ状態でない場合(省エネモードが設
定されていない場合)には、サブCPU103は、その
旨をCPU101に通知する。この通知を受けて、CP
U101は、現在、本複合機100に設定されているモ
ードがコピーモードなのか、FAXモードなのかを判断
する(ST405)。
温度(T)を第1の温度に指定した後(ST406)、
パネル表示部107にコピー待機画面を設定する(ST
407)。一方、FAXモードの場合には、定着器11
1の温度(T)を第2の温度に指定した後(ST40
8)、パネル表示部107にFAX待機画面を設定する
(ST409)。
3を介してパネル表示部107のバックライトを点灯し
た後(ST410)、X分タイマをタイマ105にセッ
トし(ST411)、処理をST202に戻す。
て、原稿又は着信の検知のいずれもない場合には、サブ
CPU103は、その旨をCPU101に通知する。こ
の通知を受けると、CPU101は、図5に示すよう
に、タイマにセットされた無操作タイマがタイムアウト
かどうかを判断する(ST501)。
場合には、タイマ105にX分タイマがセットされてい
るかを判断する(ST502)。ここでは、タイマ10
5にX分タイマがセットされているものとする。
U101は、装置情報メモリ104に保存されたモード
情報を参照して、現在、本複合機100に設定されてい
るモードがコピーモードなのか、FAXモードなのかを
判断する(ST503)。コピーモードの場合には、定
着器111の温度(T)を第2の温度に指定する一方
(ST504)、FAXモードの場合には、定着器11
1の温度(T)を第3の温度に指定する(ST50
5)。このように、FAX機能においては定着器111
の温度が第2の温度になると、X分経過後に自動的に電
源を供給しない第3の温度に移行させる。これにより、
FAX機能の場合、ユーザが意識しなくても自動的に定
着器111への電源供給が止まる状態となるので、さら
に省エネ効率を向上させることができる。
3を介してパネル表示部107のバックライトを消灯し
た後(ST506)、無操作状態が1分継続した場合に
本複合機100に対する電源供給を切断するための無操
作タイマ(1分)(以下、「1分タイマ」という)をタ
イマ105にセットし(ST507)、処理をST20
2に戻す。
に定着器111の温度が第2の温度に設定された場合に
は(ST313、ST504)、パネル表示部107の
バックライトを消灯する一方、FAXモードが選択され
た場合に定着器111の温度が第2の温度に設定された
場合には(ST211、ST308、ST408)、パ
ネル表示部107のバックライトを点灯する。これによ
り、コピー機能の場合は第2の温度への移行に連動して
パネル表示部107を消灯して省エネモードに移行した
ことを視覚的に分からせる一方、FAX機能の場合は第
2の温度へ移行してもパネル表示部107を通常の状態
として表示内容をユーザに分からせるようにしたので、
コピー機能とFAX機能とで省エネモードを異ならせた
場合でも、ユーザを混乱させることなく操作性を向上さ
せることができる。
にX分タイマがセットされていない場合には、CPU1
01は、タイマ105に1分タイマがセットされている
かを判断する(ST508)。
いる場合には、CPU101は、装置情報メモリ104
に保存された定着器111の温度情報を確認し、定着器
111の温度(T)がT≦70℃であるか判断する(S
T509)。
70℃である場合には、本複合機100が動作中でない
かを判断し(ST510)、動作中でない場合には、サ
ブCPU103に省エネモードに移行することを通知す
る(ST511)。この通知を受けて、サブCPU10
3は、省エネモードに移行し、電源監視回路118から
の省エネモード解除信号を待機する。
後、CPU101は、電源117からの電源供給を自ら
切断して電源オフ状態とし(ST512)、一時的に機
能を停止する。このようにして本複合機100におい
て、省エネモードが設定される。
態での定着器111の温度を第1の温度とし(ST20
5)、この第1の温度から段階的に第2の温度を介して
(ST504)電源を供給しない状態に移行させる(S
T512)一方、FAX機能においては待機状態での定
着器の温度を第2の温度とし(ST210)、この第2
の温度から電源を供給しない状態に移行させる(ST5
12)。これにより、コピー機能においては短時間で記
録可能な状態に復旧できる状態を維持する一方で、FA
X機能においては省エネ効率を優先してユーザが意識し
なくても動作終了後短期間で定着器への電源供給が止ま
る状態に移行するので、複合機全体としてさらに省エネ
効率を向上させることができる。
に1分タイマがセットされていない場合には、処理をS
T202に戻す。
の温度(T)がT≦70℃でない場合、あるいは、ST
510において、本複合機100が動作中である場合、
CPU101は、再度、1分タイマをタイマ105にセ
ットし(ST513)、処理をST202に戻す。
よれば、定着器111の温度として、コピーモードにお
ける記録動作に用いる第1の温度とこの第1の温度より
低い第2の温度とを用意し、FAX機能を選択するだけ
で定着器111の温度を自動的に第2の温度に設定する
ことにより、省エネモードから記録動作可能な状態とな
るまでの待ち時間が長くかかってもユーザを不快にさせ
ることのないFAX機能では省エネモードを常態とする
ので、コピー機能の使い勝手を損なうことなく、複合機
100全体としての省エネ効率を向上させることができ
る。
録動作に用いる第1の温度とこの第1の温度より低い第
2の温度とを用意し、FAX機能を選択した場合にはこ
れに連動して定着器の温度を第2の温度に設定するよう
にしたので、コピー機能としての使い勝手のよさを維持
しつつ、FAX機能として使用した場合に省エネ効率を
上げることができる。
すブロック図
ードを設定する場合のフロー図
ードを設定する場合のフロー図
ードを設定する場合のフロー図
ードを設定する場合のフロー図
Claims (4)
- 【請求項1】 装置をコピー機能又はFAX機能として
使用するかを切替える機能切替手段と、定着器の温度を
記録動作に用いる第1の温度とこの第1の温度より低い
第2の温度と定着器に電源を供給しない状態とで切替え
る定着温度切替手段と、待機時の定着器の温度を前記第
2の温度以下に下げる省エネモードを選択する省エネ選
択手段と、前記機能切替手段がFAX機能を選択した状
態で前記省エネ選択手段が省エネモードを選択した場
合、定着器の温度を前記電源を供給しない状態に設定す
る制御手段と、を具備することを特徴とする複合機。 - 【請求項2】 装置をコピー機能又はFAX機能として
使用するかを切替える機能切替手段と、定着器の温度を
記録動作に用いる第1の温度とこの第1の温度より低い
第2の温度と定着器に電源を供給しない状態とで切替え
る定着温度切替手段と、待機時の定着器の温度を前記第
2の温度以下に下げる省エネモードを選択する省エネ選
択手段と、前記機能切替手段がコピー機能を選択した状
態で前記省エネ選択手段が省エネモードを選択した場合
定着器の温度を前記第2の温度に設定する一方、FAX
機能を選択した状態で省エネモードを選択した場合定着
器の温度を前記電源を供給しない状態に設定する制御手
段と、を具備することを特徴とする複合機。 - 【請求項3】 装置をコピー機能又はFAX機能として
使用するかを切替える機能切替手段と、定着器の温度を
記録動作に用いる第1の温度とこの第1の温度より低い
第2の温度と定着器に電源を供給しない状態とで切替え
る定着温度切替手段と、待機時の定着器の温度を前記第
2の温度以下に下げる省エネモードを選択する省エネ選
択手段と、前記機能切替手段がコピー機能を選択した状
態で省エネ選択手段が省エネモードを選択した場合に定
着器の温度を前記第2の温度に設定する一方、FAX機
能を選択した状態で省エネモードを選択しない場合に定
着器の温度を前記第2の温度に設定する制御手段と、を
具備することを特徴とする複合機。 - 【請求項4】 コピー機能又はFAX機能の各状態を切
替えて表示する表示手段と、定着器の温度を前記第2の
温度に設定した状態でコピー機能の場合は前記表示手段
のバックライトを消灯する一方、定着器の温度を前記第
2の温度に設定した状態でFAX機能の場合は前記表示
手段のバックライトを点灯する表示制御手段と、を具備
することを特徴とする請求項3記載の複合機。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001073431A JP3502053B2 (ja) | 2001-03-15 | 2001-03-15 | 複合機 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001073431A JP3502053B2 (ja) | 2001-03-15 | 2001-03-15 | 複合機 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2002281188A JP2002281188A (ja) | 2002-09-27 |
JP3502053B2 true JP3502053B2 (ja) | 2004-03-02 |
Family
ID=18930856
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2001073431A Expired - Fee Related JP3502053B2 (ja) | 2001-03-15 | 2001-03-15 | 複合機 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3502053B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US7820193B2 (en) | 1993-07-19 | 2010-10-26 | Angiotech Pharmaceuticals, Inc. | Anti-angiogenic compositions and methods of use |
Families Citing this family (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP4480142B2 (ja) * | 2004-06-29 | 2010-06-16 | 株式会社リコー | 画像形成装置 |
JP2006068923A (ja) * | 2004-08-31 | 2006-03-16 | Kyocera Mita Corp | 省エネ装置 |
JP4946162B2 (ja) * | 2006-05-10 | 2012-06-06 | コニカミノルタビジネステクノロジーズ株式会社 | 画像形成装置 |
-
2001
- 2001-03-15 JP JP2001073431A patent/JP3502053B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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US7820193B2 (en) | 1993-07-19 | 2010-10-26 | Angiotech Pharmaceuticals, Inc. | Anti-angiogenic compositions and methods of use |
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JP2002281188A (ja) | 2002-09-27 |
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