JP3501085B2 - キャビネット - Google Patents

キャビネット

Info

Publication number
JP3501085B2
JP3501085B2 JP2000085156A JP2000085156A JP3501085B2 JP 3501085 B2 JP3501085 B2 JP 3501085B2 JP 2000085156 A JP2000085156 A JP 2000085156A JP 2000085156 A JP2000085156 A JP 2000085156A JP 3501085 B2 JP3501085 B2 JP 3501085B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
cover
cabinet
drawer
view
application
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2000085156A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2001269238A (ja
Inventor
昌也 内藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Electric Works Co Ltd
Original Assignee
Matsushita Electric Works Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Matsushita Electric Works Ltd filed Critical Matsushita Electric Works Ltd
Priority to JP2000085156A priority Critical patent/JP3501085B2/ja
Publication of JP2001269238A publication Critical patent/JP2001269238A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3501085B2 publication Critical patent/JP3501085B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Drawers Of Furniture (AREA)
  • Combinations Of Kitchen Furniture (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この出願の発明は、キャビネ
ットに関するものである。さらに詳しくは、この出願の
発明は、従来の台輪仕様の側板と同一の側板を使用して
キャビネット本体の最下段に位置せる引出し部から台輪
部にかけて引出しを形成することができ、キッチンキャ
ビネット等として有用なキャビネットに関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】従来、キッチンキャビネット等のキャビ
ネットにおいては、例えば、図15に例示したように、
キャビネット本体(1)を構成する側板(2)の前端縁
部下端に形成せる台輪取付用の切欠部(3)正面に台輪
(4)を取り付けてキャビネット本体(1)の基部全周
を囲んでキャビネットを形成している。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】近年、キャビネットの
収納スペースを拡大するために、上記キャビネット本体
(1)の台輪(4)部の内側空間を収納スペースとして
活用できるキャビネットの出現が切望されていた。
【0004】しかしながら、上記キャビネット本体
(1)の台輪(4)部の内側空間を収納スペースとして
活用するため、側板(2)の台輪取付用の切欠部(3)
正面に取り付けた台輪(4)を使用しないようにした場
合、切欠部(3)に切欠バリ等が露出して美観が損わ
れ、さらに、台輪(4)を使用しない部分を埋め合わせ
る必要があり、実用に供し得るキャビネットが得られな
いという問題があった。
【0005】この出願の発明は、以上の通りの事情に鑑
みてなされたものであり、上記の問題点を解消し、キャ
ビネット本体の台輪部の内側空間を収納スペースとして
活用すべく、従来の台輪仕様のキャビネットと同一の側
板を使用してキャビネット本体の最下段に位置せる引出
し部から台輪部にかけて引出しを形成することができる
キャビネットを提供することを目的としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】この出願の発明は、上記
の課題を解決するためになされたものであって、第1の
発明は、キャビネット本体を構成する側板の前端縁部下
端に形成せる台輪取付用の切欠部正面に柱状カバーを被
し、かつ柱状カバーの内側面後端縁部全長にわたって
隠ぺい片を突設すると共に、キャビネット本体の最下段
に位置せる引出し部から台輪部にかけて引出しを形成し
て成ることを特徴とするキャビネットを提供する。
【0007】また、第2の発明は、切欠部天井面に断面
L形カバーを被着して成る前記のキャビネットを提供す
る。
【0008】
【発明の実施の形態】この出願の発明は、上記の通りの
特徴をもつものであるが、以下、その実施の形態につい
て説明する。
【0009】図1〜図8は、この出願の第1の発明の一
実施形態を例示し、図1はキャビネットの要部斜視図、
図2はキャビネットの要部正面図、図3はキャビネット
の全体斜視図、図4は引き出しの拡大側面図、図5はカ
バーの被着状態を示す要部拡大分解斜視図、図6はカバ
ーの横断面図、図7はカバーの側面図、図8はカバーの
背面図である。
【0010】この出願の第1の発明の前提構成は、例え
ば、図1〜図8に例示したように、キッチンキャビネッ
ト等のキャビネットのキャビネット本体(1)を構成す
る側板(2)の前端縁部下端に打ち抜き加工を施して台
輪取付用の切欠部(3)を形成し、該切欠部(3)正面
に合成樹脂等からなるカバー(5)を当接し、接着剤等
により固着して被着すると共に、キャビネット本体
(1)の最下段に位置せる引出し部(6)から台輪部
(7)にかけて引出し(8)を形成して成るキャビネッ
トに関するものである。
【0011】なお、この出願の発明において、キャビネ
ット本体の最下段に位置せる引出し部から台輪部にかけ
て引出しを形成する場合には、例えば、図1、図3およ
び図4に例示したように、キャビネット本体(1)の最
下段に位置せる引出し部(6)の前面板(9)に比して
台輪部(7)の前面板(10)は通常奥部に引っ込んで
いるため、図4に例示したように、引出し部(6)の前
面板(9)と台輪部(7)の前面板(10)を連結金具
(11)を介して連結一体化することによって引出し部
(6)から台輪部(7)にかけて収納箱体よりなる引出
し(8)を形成すれば良い。
【0012】また、通常、図1および図2に例示したよ
うに、引出し部(6)の前面板(9)両側端縁部はキャ
ビネット本体(1)の側板(2)前端面部に当接するよ
うに幅広の前面板(9)を使用すると共に台輪部(7)
の前面板(10)はキャビネット本体(1)の側板
(2)間に嵌合するように幅狭の前面板(10)を使用
する。
【0013】以上の通り、この出願の第1の発明の前提
構成においては、キャビネット本体(1)を構成する側
板(2)の前端縁部下端に形成せる台輪取付用の切欠部
(3)正面にカバー(5)を被着しているので、従来の
ように切欠部(3)に切欠バリ等が露出して美観が損わ
れるおそれがなく、さらに、切欠部(3)の台輪(4)
を使用しない部分をカバー(5)で埋め合わせることが
でき、従って、従来の台輪仕様のキャビネットと同一の
側板(4)を使用してキャビネット本体(1)の最下段
に位置せる引出し部(6)から台輪部(7)にかけて引
出し(8)を形成することができ、台輪部(7)の内側
空間を収納スペースとして活用できる。
【0014】この出願の第の発明の前提構成における
一要部としては、例えば、図1および図5〜図8に例示
したように、上記第1の発明において、切欠部(3)正
面に被着するカバー(5)として合成樹脂等からなる角
柱形の柱状カバー(12)を被着して成るキャビネット
に関するものである。
【0015】なお、柱状カバーとして、上記図1および
図5〜図8に例示した角柱形の柱状カバー(12)の代
りに、円柱形等、所望の形状の柱状カバーを使用しても
良い。
【0016】以上の通り、この出願の第の発明の前提
構成における一要部においては、切欠部(3)正面に被
着するカバー(5)として柱状カバー(12)を使用し
ているので、切欠部(3)正面の美観向上およびカバー
(5)取付作業が簡単、迅速に行える。
【0017】この出願の第の発明の前提構成における
異った要部としては、例えば、図5〜図8に例示したよ
うに、上記一要部において、柱状カバー(12)の内側
面後端縁部全長にわたって長尺板片状の隠ぺい片(1
3)を一体に突出形成して突設して成るキャビネットに
関するものである。
【0018】なお、上記異った要部においては、例え
ば、図5〜図7に例示したように、柱状カバー(12)
の内側面部全長にわたって軟質合成樹脂等からなる長尺
舌片状の密封舌片(14)を突出形成すると、柱状カバ
ー(12)と引出し(8)との間隙の密封性が向上する
ので最適である。
【0019】以上の通り、この出願の第の発明の前提
構成における異った要部においては、柱状カバー(1
2)の内側面後端縁部全長にわたって隠ぺい片(13)
を突設しているので、切欠部(3)の切欠バリ等を隠ぺ
い片(13)によって確実に隠ぺいして美観を向上させ
ることができる。
【0020】この出願の第の発明においては、例え
ば、図5〜図7に例示したように、柱状カバー(12)
の厚さ(A)および色柄(着色、模様等)を、該柱状カ
バー(12)と隣接する図3に例示したような台輪
(4)と同等に形成しておくのが好ましい
【0021】なお、柱状カバー(12)の厚さ(A)お
よび色柄を台輪(4)と同等に形成する場合には、柱状
カバー(12)と台輪(4)との表面に段差を生ずるこ
となく面一に揃えると共に色柄が異って違和感を与える
ことがないように柱状カバー(12)の厚さ(A)およ
び色柄を可及的に同一に形成するのが好ましい。
【0022】以上の通り、柱状カバー(12)の厚さ
(A)および色柄を台輪(4)と同等に形成した場合に
、柱状カバー(12)と台輪(4)との表面に段差を
生じたり、色柄が異って違和感を与えたりするおそれが
なく、美感を向上させることができる。
【0023】図9〜図14は、この出願の第の発明の
一実施形態を例示し、図9は断面L形カバーの被着状態
を示す要部拡大分解斜視図、図10は断面L形カバーの
平面図、図11は断面L形カバーの側面図、図12は断
面L形カバーの正面図、図13は断面L形カバーの要部
拡大縦断面図、図14は断面L形カバーにおける取付ダ
ボの拡大正面図である。
【0024】この出願の第の発明は、例えば、図9〜
図14に例示したように、上記第1の発明において、側
板(2)の切欠部(3)天井面に合成樹脂、金属等から
なる断面L形カバー(15)を当接、固着して被着して
成るキャビネットに関するものである。
【0025】なお、この出願の第の発明において、側
板(2)の切欠部(3)天井面に断面L形カバー(1
5)を被着する場合には、例えば、図9〜図14に例示
したように、外周胴部長手方向に複数本の突条(16)
を突設した取付ダボ(17)を断面L形カバー(15)
の直立片(18)内側面部に突設すると共に側板(2)
の切欠部(3)近傍の内側面部にダボ穴(19)を穿設
し、図9に例示したように、側板(2)のダボ穴(1
9)に断面L形カバー(15)の取付ダボ(17)を強
制的に嵌挿して突条(16)にて押圧固定することによ
って側板(2)の切欠部(3)天井面に断面L形カバー
(15)を被着すれば良い。
【0026】また、図10および図11に例示したよう
に、断面L形カバー(15)の直立片(18)の周端面
部(20)にアールを付けると引出し(8)の出し入れ
を円滑に行うことができるので最適である。
【0027】以上の通り、この出願の第の発明におい
ては、切欠部(3)天井面に断面L形カバー(15)を
被着しているので、切欠部(3)の正面と共に天井面も
カバーでき、切欠部(3)の内周面部全面の美感を向上
させることができる。
【0028】なお、図3において、(21)は把手、
(22)は流し台のシンクである。もちろん、この出願
の発明は、以上の実施形態によって限定されるものでは
ない。キャビネット本体の形状および構造、カバーの形
状、引出しの形状および構造等の詳細については様々な
実施形態が可能であることは勿論である。
【0029】
【発明の効果】以上詳しく説明した通り、この出願の発
明によって、従来の台輪仕様のキャビネットと同一の側
板を使用してキャビネット本体の最下段に位置せる引出
し部から台輪部にかけて引出しを形成することができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】この出願の発明の一実施形態を示すキャビネッ
トの要部斜視図である。
【図2】同上キャビネットの要部正面図である。
【図3】同上キャビネットの全体斜視図である。
【図4】同上キャビネットにおける引出しの拡大側面図
である。
【図5】この出願の発明の一実施形態におけるカバーの
被着状態を示す要部拡大分解斜視図である。
【図6】同上発明において使用するカバーの横断面図で
ある。
【図7】同上カバーの側面図である。
【図8】同上カバーの背面図である。
【図9】この出願の発明の一実施形態における断面L形
カバーの被着状態を示す要部拡大分解斜視図である。
【図10】同上発明において使用する断面L形カバーの
平面図である。
【図11】同上断面L形カバーの側面図である。
【図12】同上断面L形カバーの正面図である。
【図13】同上断面L形カバーの要部拡大縦断面図であ
る。
【図14】同上断面L形カバーにおける取付ダボの拡大
正面図である。
【図15】従来のキャビネットを示す要部拡大縦断面図
である。
【符号の説明】
1 キャビネット本体 2 側板 3 切欠部 4 台輪 5 カバー 6 引出し部 7 台輪部 8 引出し 9 前面板 10 前面板 11 連結金具 12 柱状カバー 13 隠ぺい片 14 密封舌片 15 断面L形カバー 16 突条 17 取付ダボ 18 直立片 19 ダボ穴 20 周端面部 21 把手 22 流し台のシンク A 柱状カバーの厚さ

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 キャビネット本体を構成する側板の前端
    縁部下端に形成せる台輪取付用の切欠部正面に柱状カバ
    ーを被着し、かつ柱状カバーの内側面後端縁部全長にわ
    たって隠ぺい片を突設すると共に、キャビネット本体の
    最下段に位置せる引出し部から台輪部にかけて引出しを
    形成して成ることを特徴とするキャビネット。
  2. 【請求項2】 切欠部天井面に断面L形カバーを被着し
    て成る請求項1記載のキャビネット。
JP2000085156A 2000-03-24 2000-03-24 キャビネット Expired - Fee Related JP3501085B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000085156A JP3501085B2 (ja) 2000-03-24 2000-03-24 キャビネット

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000085156A JP3501085B2 (ja) 2000-03-24 2000-03-24 キャビネット

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2001269238A JP2001269238A (ja) 2001-10-02
JP3501085B2 true JP3501085B2 (ja) 2004-02-23

Family

ID=18601536

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2000085156A Expired - Fee Related JP3501085B2 (ja) 2000-03-24 2000-03-24 キャビネット

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3501085B2 (ja)

Families Citing this family (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4570268B2 (ja) * 2001-03-27 2010-10-27 クリナップ株式会社 キャビネット
JP5264876B2 (ja) * 2010-12-28 2013-08-14 クリナップ株式会社 収納庫
AT517900B1 (de) * 2015-11-12 2017-12-15 Blum Gmbh Julius Ausziehbare Trittschemeleinrichtung für ein Möbelstück

Also Published As

Publication number Publication date
JP2001269238A (ja) 2001-10-02

Similar Documents

Publication Publication Date Title
RU2507726C2 (ru) Облицовочная накладка электрического прибора
JP3501085B2 (ja) キャビネット
USD409132S (en) Vehicle-wheel front face
USD446177S1 (en) Disk rotor hub of disk brake for vehicles
USD488421S1 (en) Front face of a vehicle wheel
USD423445S (en) Vehicle wheel rim
USD489033S1 (en) Front face of a vehicle wheel
USD487419S1 (en) Front face of a vehicle wheel
USD410650S (en) Digital audio disk player with car tuner
USD431734S (en) Model car display case
USD489666S1 (en) Vehicle-wheel front face
USD401581S (en) Car audio recording system
JP3501086B2 (ja) キャビネット
USD430136S (en) Combined disc recorder, radio receiver and disc player
USD421007S (en) Combined disc player and recorder
JPS59120115A (ja) 収納家具
USD425891S (en) Audio disc player combined with radio receiver and tape player
USD442935S1 (en) Combined CD, tape, radio player and recorder for automotive use
USD480033S1 (en) Front face of a vehicle wheel
KR100519095B1 (ko) 방화문의 장식판 결합구조
USD430552S (en) Combined digital audio disk player and radio tuner for automobile
USD423009S (en) Combined disc recorder and player
USD442092S1 (en) Modern clock
USD443209S1 (en) Modern clock
USD430131S (en) Combined disc player and recorder

Legal Events

Date Code Title Description
FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20071212

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20081212

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20081212

Year of fee payment: 5

S533 Written request for registration of change of name

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313533

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20081212

Year of fee payment: 5

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20091212

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20091212

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20101212

Year of fee payment: 7

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees