JP3498299B2 - 排気マニホールドの構造 - Google Patents

排気マニホールドの構造

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、多気筒エンジン
に用いる板金製の排気マニホールドに係り、特に、所定
形状の整流板を設けることでエンジンの出力特性を向上
できる排気マニホールドに関する。
【0002】従来、排気マニホールドにおけるエンジン
出力を向上させるには、排気干渉を少なくするため、排
気通路を長くするか、また、各排気ポートの排気通路長
さを等しくすることが知られている。また、排気浄化用
の触媒の働きを早めるため、板金製の排気マニホールド
が提案されている。
【0003】すなわち、特開平4−265418号で示
すように、半円断面を持つ表半体と裏半体とを当接して
一端側に二つの排気ポートを形成し、他端側に二つの排
気ポートを合流した一方の排気口を形成して第1の排気
管を構成している。そして、同様に半円断面を持つ表半
体と裏半体とを当接して一端側に二つの排気ポートを形
成し、他端側に二つの排気ポートを合流した他方の排気
口を形成し第2の排気管を構成し、これら第1および第
2の排気管を組み合わせて一つのマニホールドとして構
成している。そして、第1および第2の排気管の排気口
側が上下に重なる状態で各排気ポートをエンジン側に接
続する構成としている。
【0004】そのため、軽量で燃費向上に役立ち、薄肉
のため速やかに昇温して浄化触媒の作用開始時間を早め
る。また、気筒数の比較的多いエンジンにほぼ均一の長
さをもつと共に排気干渉の生じない排気マニホールドを
構成することを可能としている。
【0005】また、板金製の排気マニホールドとして実
開平6−43217号で示すものがある。この排気マニ
ホールドは、一本の筒状のマニホールド内部を仕切る仕
切り部材を設け、その仕切り部材の所定位置に排気ガス
の流動方向を規制するガイド部を形成し、そのガイド部
の位置にエンジンからの各排気ガスが流入するように排
気マニホールドを接続している。そのため、設置スペー
スの縮小および排気干渉そして流出抵抗の制御を可能と
している。
【0006】さらに、実開昭61−21819号で示す
排気マニホールドの構成では、各排気ポートから集合し
て排気口に向かう分岐部分に案内板を設け、かつ、一本
にまとめた排気口の位置に酸素センサを設けた構成とし
ている。そのため、案内板により渦流の発生を防ぐこと
と、圧力損失の少ない管路を通過することで、酸素セン
サでのガス輸送の遅れが小さくなり、酸素センサの応答
性が向上する。そのため、三次元触媒に与えられる排気
ガスの制御後空燃比の精度が向上し、排気ガスのエミッ
ション低減適合工数が減少する。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかし、従来の板金製
のマニホールドでは以下のような問題点が存在してい
た。
【0008】 排気口を2分割する排気マニホールド
の構成では、第1の排気口と第2の排気口とで4つの排
気ポートを合流しているため、排気マニホールドの端部
以降で再び排気を集合させる必要があり、製造工程や、
部品点数が余分に必要になった。
【0009】 排気ポートの内部に仕切り部材を設
け、その仕切り部材にガイド部を設けた排気マニホール
ドは、排気ポート内に仕切り部材を設ける作業が困難で
あり、また、仕切り部材の形状が複雑なために加工も困
難であった。 排気ポートの分岐部分に案内板を設けた排気マニホ
ールドは、部品点数も多くなり、また、その案内板を分
岐部分に配置して押さえた状態で接続作業を行うことか
ら、案内板を設ける作業が困難であった。
【0010】この発明は、上記問題点に鑑み創案された
ものであり、構成が簡単でかつ製造も容易で、出力性能
を向上できる排気マニホールドの構造を提供することを
目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
め、この発明は、自動車用エンジンの各気筒に接続され
る排気マニホールドであって、前記排気マニホールド
は、板金部材の接合によって形成される排気通路を備
え、一端側では、第1ポートから第4ポートを独立して
形成すると共に、他端側では各ポートを集合させ形成し
た集合部と、この集合部の端部に排出口を有し、前記集
合部の位置に、切断端面形状がほぼコ字形の整流板を設
置し、前記第1ポートと第2ポートおよび第3ポートと
第4ポートとからの排気通路を、その集合部の位置で仕
切る排気マニホールドの構造とした。
【0012】また、前記整流板は、ほぼ台形状に形成さ
れると共に、前記集合部の当接位置に沿って形成された
当接板と、この当接板の傾斜辺側に設けた側面板とから
なり、前記当接板を集合部の上面あるいは下面の一方に
沿って当接させると共に、前記一方の側面板を前記第1
ポートと第2ポートの仕切板とすると共に、前記他方の
側面板を前記第3ポートと第4ポートの仕切板として構
成した。
【0013】さらに、前記整流板の側面板は、前記第1
および第4ポートの排気通路形状に沿わせ湾曲して折り
曲げ形成する構成としても良く、また、前記整流板の側
面板には、凹溝を形成し、前記凹溝は、その幅を前記ポ
ート側から排出口側に向かって徐々に大きく形成する構
成とすることや、前記整流板の側面板の下端側を折り曲
げ、前記集合部の当接する位置の形状に沿って形成した
折曲部を有する構成としても構わない。
【0014】また、前記排気マニホールドは、その排出
口側の整流板端部位置での切断面積の割合が、両端に位
置する第1ポート側および第4ポート側の合計断面積よ
り、隣接する第2ポートおよび第3ポートの合計断面積
の方が大きくなるように構成すると都合が良い。
【0015】さらに、前記各ポートの断面積をαとし、
前記整流板の排出口側端部位置での切断面積の内、第1
ポート側で前記整流板の一方の側面板と集合部の一部で
囲繞される排気通路の断面積をβとし、第4ポート側で
前記整流板の他方の側面板と集合部の一部で囲繞される
排気通路の断面積をδとしたとき、前記各断面積の比
が、α≒4/3β≒4/3δとなる構成としても良い。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施の一形態を
図面に基づいて説明する。図1は、排気マニホールドに
整流板を設けた状態の斜視図、図2(a)は図1のA−
A線端面図、(b)は図1のB−B線断面図、図3
(a)は他の形態を示す整流板の全体を示す斜視図、
(b)は整流板を設けた位置を示す正面図、(c)は
(b)の各位置での断面形状を示す断面図、図4は整流
板の他の形態を示す斜視図、図5は整流板の他の形態を
示す斜視図、図6は排気マニホールドの各断面位置にお
ける割合を示し、(a)は整流板の設置位置を示す正面
図、(b)は(a)のC−0線端面図、(c)は(a)
のD−D端面図、(d)は(a)のE−E線端面図、
(e)は出力特性を示すグラフ図、図7は排気マニホー
ルドの出力特性を示すグラフ図である。
【0017】図1および図2で示すように、排気マイホ
ールド1は、板金を所定形状に形成した一方と他方を重
ねて形成され、多気筒(図面では4気筒)の独立した排
気通路を有する各ポート2、3、4、5と、これら各ポ
ート2、3、4、5の一端側を集合させて形成した集合
部6と、この集合部6の一端側に設けた排出口8とから
構成されている。そして、前記集合部6の所定位置に溶
接などの接続手段により整流板7が設けられている。
【0018】図1および図2で示すように、整流板7
は、ほぼ台形状の当接板7aと、この当接板7aの斜辺
側に設けた両側面板7b,7bとから構成され、切断端
面形状がほぼコ字形に形成されている。そして、前記当
接板7aは、集合部6の所定位置でその上面側(下面側
でもよい)に当接するため、その上面形状に沿って湾曲
した凹凸を所定位置に形成している。また、側面板7
b,7bの一方は、集合部6での第一ポート2側と第二
ポート3側との仕切りとなり、他方の側面板7bは、第
三ポート4側と、第四ポート5側の仕切りとなり、両側
面板7b,7bの接続位置から、排気ガスが出入りでき
ないように接続されている。
【0019】そのため、エンジン側から排気されてきた
排気ガスは、排気マニホールド1の第一ポート2ないし
第四ポート5から集合部6側に送られ、第一ポートを通
る排気ガスは集合部6の位置では整流板7の一方の側面
板7bと集合部6の所定位置で囲繞される排気通路2a
を通過して排出口8側に到達し排気マニホールド1から
排気される。また、第四ポート5に送られた排気ガスも
集合部6の位置では、整流板7の他方の側面板7bと集
合部6の所定位置により囲繞される排気通路5aを介し
て排気マニホールド1の排出口8から排気される。
【0020】一方、第二および第三ポート3、4にエン
ジン10側から送られてきた排気ガスは、集合部6の位
置では、整流板7の当接板7aおよび両側面板7b,7
bと集合部6の底面側とで囲繞されて形成される排気通
路34aを介して排出口8側に送られて排出されること
になる。
【0021】なお、図3で示すように、整流板7の側面
板7b,7bを前記第一ポート2および第二ポート3の
通路の形状に沿って形成する構成としても良い。すなわ
ち、図3(a)で示すように、整流板7Aは、当接する
集合部6の形状に沿って形成された当接部7Aaと、こ
の当接部の両側面板7Ab,7Abとから構成されてい
る。そして、各位置の整流板7Aの切断した端面形状
は、図3(b)の各I−I、II−II,III−II
I線における端面である図3(c)の(イ)(ロ)
(ハ)で示すように、第一ポート2Aおよび第四ポート
5Aから送られてくる排気ガスの排気通路2Aa,5A
aが、集合部6Aの所定位置と、整流板7Aの側面板7
Ab,7Abとにより、排出口8側に向かうにしたがっ
てほぼ楕円形状の湾曲面から徐々にほぼ円形の湾曲面に
なるように形成されている。
【0022】そのため、第一ポート2および第四ポート
5から送られてきた排気ガスは、湾曲した側面板7A
b,7Abおよび集合部6の一部で囲繞する排気通路2
Aa,5Aaに沿って送られ排出口8側に流れやすくな
る。また、第二ポート3および第三ポート4は、集合部
6の中心側に位置するため、送られて来る排気ガスの方
向は直線的であるため、整流板7Aの排気通路34Aa
に向かって送られてくる排気ガスは排気通路34Aaが
徐々に排出口8に向かって狭くなることで適切に排出口
8側に送りだすことができる。
【0023】さらに、図4で示すように、整流板7B
は、その当接板7Baの両側面板7Bb,7Bbの下端
側を折り曲げて形成した折曲部7Bc,7Bcを設ける
構成とすると都合が良い。前記折曲部7Bc,7Bc
は、当接する位置の形成に沿って形成されることが望ま
しく、その当接位置が平面であれば、折曲部7Bc,7
Bcは側面板7Bb,7Bbからほぼ垂直に折り曲げら
れて形成され、その当接位置が湾曲していれば、その湾
曲に沿うように形成される。前記整流板7Bは、側面板
7Bb,7Bbの下端側に折曲部7Bc,7Bcを備え
ていることで、接続作業面が大きくなり、整流板7の取
付作業の向上が可能となる。
【0024】また、図5で示すように、整流板7Cは、
その当接板7Caに設けた側面板7Cb,7Cbに凹溝
としてのビード部7Cc,Ccを設ける構成としても良
い。すなわち、前記ビード部7Cc,Ccは、整流板7
Cの一端側から他端側に向かって、その溝部分を徐々に
大きく形成した形状をしている。前記ビード部7Cc,
7Ccを設けることで、排気ガスが備える熱による整流
板7Cの熱膨張に対応でき、その熱膨張をビード部7C
c,7Ccが吸収することで、整流板7Cの剛性を向上
できる。
【0025】なお、上記した構成の整流板7(7A,7
B,7C)および集合部6で形成する各排気通路2a,
34a,5a(2Aa,34Aa,5Aaなど)は、図
1で示す排気マニホールド1のB−B線断面図での各位
置の断面積の割合を、図2(b)で示すように構成する
と都合が良い。
【0026】すなわち、図2(b)で示すように、第一
ポート2と第四ポート5の合計断面積が、第二ポートと
第三ポート4の合計断面積より大きくなるように構成す
ることで、出力性能の向上できる結果が生じた。この結
果は、図7のグラフ図で示すように、整流板7を取り付
けない場合と比較してエンジン回転数における出力(ト
ルク)の割合が向上していることが分かる。なお、前記
第一ポート2および第四ポート5の合計断面積を1とし
たとき、第二ポート3および第三ポート4の合計断面積
が1.2〜1.4であるとき平均的(出力と高回転ない
し低回転の割合)に出力性能が良く望ましい。
【0027】また、上記各整流板7(7A,7B,7
C)を使用した場合、図6(a)(b)(c)で示すよ
うに、各位置での断面積の比を以下のように設定すると
都合が良い。すなわち、図6のC−C線におけるポート
(第一ないし第四ポート)の断面積をαとし、図1のD
−D線における断面積の内、第一ポートからの排気通路
2aの断面積をβとし、第四ポートからの排気通路5a
の断面積をδとしたとき、α≒4/3β≒4/3δであ
るように設定すると都合が良い。
【0028】なお、上記のα≒4/3β≒4/3δの関
係のとき、第二および第三ポートからの排気通路34a
の断面積をγとすると共に、排出口8の断面積をεとし
たとき、α≒4/3β≒4/3δで、かつ、ε≒2β≒
2δ≒8/3γであるように各断面積部分を設定すると
さらに都合がよい。
【0029】図6(c)で示すように、点線dで示すよ
うにβ=3/4γ=3/4δの割合でその断面積を決定
した場合は、他の割合と比較して出力特性が向上してい
ることが分かる。なお、実線cは、β=γ=δとした場
合であり、一点鎖線bは、整流板なしの場合、二点鎖線
aは、β=δ=3/4γの場合である。
【0030】
【発明の効果】この発明は、上記のように構成したので
以下の示す優れた効果を奏する。 排気マニホールドは、構成および取り付けが簡単な
整流板を備えているため、最小限の追加部品を取り付け
ることで、排気干渉を減少させると共に、各ポートの排
気通路の長さを等しくでき、エンジンの回転数における
出力性能を5〜10パーセント程度向上することが可能
となる。 排気マニホールドに設けた整流板は、切断端面形状
がほぼコ字形に形成されているため構成が簡単で、所定
位置に取り付けることが容易で、安定性がよく、作業性
に優れている。
【0031】 排気マニホールドに設けた整流板の側
面板の下端側を折り曲げ折曲部を毛形成することで、整
流板の取り付け作業がさらに簡単になると共に、整流板
の設置強度が向上し、振動により接合部分が破損する原
因を最小限にくい止めることができる。
【0032】 排気マニホールドに設けた整流板の側
面板の中段位置に長手方向に向かってビード部を形成す
ることで、排気ガスによる熱膨張で整流板が伸長しても
その、伸長をビード部で吸収できるため、剛性の向上を
図ることができる。
【0033】 排気マニホールドの各ポート、整流板
の排出口側位置での断面積の比を第一ポート側および第
四ポートの合計断面積より、第2および第3ポート側の
合計断面積を大きくしているため、エンジンの回転数に
おける出力性能を5〜10パーセント程度向上すること
が可能となる。
【0034】 排気マニホールドの各ポートおよび集
合部の整流板端部位置での割合を所定の割合にすること
で、よりスムーズに排気ガスの排出が可能となり、その
ため出力特性を向上することができる。
【0035】 排気マニホールドに設けた整流板の側
面板をポートの形状に沿って湾曲させると、排気ガスの
排出がスムーズに行うことが可能となり、出力特性の向
上が可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の排気マニホールドを示す斜視図であ
る。
【図2】(a)は,図1のA−A線端面図,(b)は,
図1のA−A線端面図である。
【図3】(a)は,この発明の他の形態を示す整流板の
を示す斜視図,(b)は整流板を設けた位置を示す正面
図,(c)は(b)の各位置での断面形状を示す断面図
である。
【図4】この発明の整流板の他の形態を示す斜視図であ
る。
【図5】この発明の整流板の他の形態を示す斜視図であ
る。
【図6】この発明の排気マニホールドの各断面位置にお
ける割合を示し,(a)は整流板の設置位置を示正面
図,(b)は,(a)のC−C線端面図,(c)は,
(a)のD−D線端面図,(d)は,(a)のE−E線
端面図である。
【図7】この発明の排気マニホールドを使用した場合の
エンジン回転数とトルクの関係を表すグラフ図である。
【符号の説明】
1 排気マニホールド 2 第一ポート 2a 排気通路 3 第二ポート 4 第三ポート 5 第四ポート 5a 排気通路 6 集合部 7 整流板 7a 当接板 7b 側面板 7Ab 側面板(湾曲部) 7Cc ビード部 7Bc 折曲部 8 排出口 34a 排気通路

Claims (7)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】自動車用エンジンの各気筒に接続される排
    気マニホールドであって、前記排気マニホールドは、板
    金部材の接合によって形成される排気通路を備え、一端
    側では、第1ポートから第4ポートを独立して形成する
    と共に、他端側では各ポートを集合させ形成した集合部
    と、この集合部の端部に排出口を有し、前記集合部の位
    置に、切断端面形状がほぼコ字形の整流板を設置し、前
    記第1ポートと第2ポートおよび第3ポートと第4ポー
    トとからの排気通路を、その集合部の位置で仕切ること
    を特徴とする排気マニホールドの構造。
  2. 【請求項2】前記整流板は、ほぼ台形状に形成されると
    共に、前記集合部の当接位置に沿って形成された当接板
    と、この当接板の傾斜辺側に設けた側面板とからなり、
    前記当接板を集合部の上面あるいは下面の一方に沿って
    当接させると共に、前記一方の側面板を前記第1ポート
    と第2ポートの仕切板とすると共に、前記他方の側面板
    を前記第3ポートと第4ポートの仕切板とした請求項1
    に記載の排気マニホールドの構造。
  3. 【請求項3】前記整流板の側面板は、前記第1および第
    4ポートの排気通路形状に沿わせ湾曲して折り曲げ形成
    した請求項2に記載の排気マニホールド。
  4. 【請求項4】前記整流板の側面板には、凹溝を形成し、
    前記凹溝は、その幅を前記ポート側から排出口側に向か
    って徐々に大きく形成した請求項2または3に記載の排
    気マニホールド。
  5. 【請求項5】前記整流板の側面板の下端側を折り曲げ、
    前記集合部の当接する位置の形状に沿って形成した折曲
    部を有する請求項1、2、3または4に記載の排気マニ
    ホールドの構造。
  6. 【請求項6】前記排気マニホールドは、その排出口側の
    整流板端部位置での切断面積の割合が、両端に位置する
    第1ポート側および第4ポート側の合計断面積より、隣
    接する第2ポートおよび第3ポートの合計断面積の方が
    大きくなるように構成した請求項1、2、3、4または
    5に記載の排気マニホールドの構造。
  7. 【請求項7】前記各ポートの断面積をαとし、前記整流
    板の排出口側端部位置での切断面積の内、第1ポート側
    で前記整流板の一方の側面板と集合部の一部で囲繞され
    る排気通路の断面積をβとし、第4ポート側で前記整流
    板の他方の側面板と集合部の一部で囲繞される排気通路
    の断面積をδとしたとき、 前記各断面積の比が、α≒4/3β≒4/3δであるこ
    とを特徴とする請求項1、2、3、4、5または6に記
    載の排気マニホールドの構造。
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