JP3498195B2 - テンションレベラを備える圧延設備の被圧延板材形状制御方法 - Google Patents

テンションレベラを備える圧延設備の被圧延板材形状制御方法

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JP3498195B2
JP3498195B2 JP25262895A JP25262895A JP3498195B2 JP 3498195 B2 JP3498195 B2 JP 3498195B2 JP 25262895 A JP25262895 A JP 25262895A JP 25262895 A JP25262895 A JP 25262895A JP 3498195 B2 JP3498195 B2 JP 3498195B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、対向するワークロ
ールを用いて走行する被圧延板材を圧延するスキンパス
ミルと、該スキンパスミルより後段に設置する、被圧延
板材の幅方向の形状制御を補助するテンションレベラと
を用いて連続圧延すると共に、前記スキンパスミルのア
クチュエータを動作させて被圧延板材の形状制御を行う
ようにしたテンションレベラを備える圧延設備の被圧延
板材形状制御方法に係り、特に、被圧延板材の幅方向の
形状制御を補助するテンションレベラを用いて連続圧延
すると共に、スキンパスミルのアクチュエータを動作さ
せて、被圧延板材の形状制御を行う際、テンションレベ
ラの形状補正効果をも考慮に入れながら、より簡単に又
より確実に被圧延板材の形状を測定して、被圧延板材の
形状制御を行ない、これによって、用いる形状測定装置
の単純化やコストダウンを図り、又、形状制御の信頼性
の向上を図ることができるテンションレベラを備える圧
延設備の被圧延板材形状制御方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来から、例えば冷間圧延機において、
圧延機出側に設けた形状測定器からの信号に従って圧延
機のアクチュエータを動作させることで、被圧延板材の
形状制御を行って被圧延板材を平坦に圧延するといった
ことが行われている。例えば、被圧延板材の形状制御と
して、圧延機出側に設けられた形状測定器からの信号を
演算器で処理することで、被圧延板材幅方向の形状を例
えば正規直交4次関数として把握すると共に、このよう
に把握された被圧延板材の形状と目標形状との偏差を算
出し、圧延機のベンダ制御部又は油圧圧下制御部へこの
ような偏差を低減するような信号を出力し、被圧延板材
の形状が目標形状になるようになされる、ダイナミック
な制御が行われている。
【0003】例えば、特開昭57−75214では、形
状測定器からの信号を演算器にて正規直交4次関数等の
高次多項式の直交関数列に展開し、このような関数に基
づいて検出された被圧延板材の実際の形状と目標形状と
の偏差を算出している。又、このような算出された偏差
に基づき、1次〜4次関数に見合った、圧延機のアクチ
ュエータへ信号を出力し、被圧延板材が目標形状に収束
するように、例えば、PI(proportional integral )
動作にてダイナミック制御する方法が開示されている。
【0004】なお、従来から、被圧延板材の幅方向の形
状の制御を補助するために、テンションレベラと称する
設備が用いられている。このテンションレベラは、本願
発明の実施形態として図1及び図3〜図5を用いて後述
するように、複数の上側ロール及び複数の下側ロールを
千鳥状に配置し構成されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ここで、次のようなテ
ンションレベラを備える圧延設備を考える。即ち、対向
するワークロールを用いて走行する被圧延板材を圧延す
るスキンパスミルと、該スキンパスミルより後段に設置
する、被圧延板材の幅方向の形状制御を補助するテンシ
ョンレベラとを用いて連続圧延すると共に、前記スキン
パスミルのアクチュエータを動作させて被圧延板材の形
状制御を行うようにしたテンションレベラを備える圧延
設備を考える。
【0006】従来、このような圧延設備においては、ス
キンパスミル出側へ形状測定器を配置し、当該スキンパ
スミル出側の被圧延板材形状を認識して、実際の形状が
目標形状と一致するように、被圧延板材形状制御のダイ
ナミック制御を実施したとしても、効果的な形状制御を
行うことができない場合があった。
【0007】このように、スキンパスミルの直後に配置
した形状測定器の測定結果に従って該スキンパスミルの
アクチュエータを動作させて形状制御のダイナミック制
御を実施したとしても、これらスキンパスミル及び形状
測定器より後段に配置したテンションレベラによって、
被圧延板材の形状が変化してしまう。このため、該テン
ションレベラを通過した後の、被圧延板材の真の形状を
認識することができず、効果的な形状制御を行うことが
できなくなってしまう。又、このようなスキンパスミル
形状測定器及びテンションレベラの配置及び制御では、
スキンパスミル及びテンションレベラといった、被圧延
板材の形状に変化を与えるアクチュエータが2つ存在す
るとともに、これらアクチュエータが関連付けて制御さ
れていないため、腹伸びや耳伸びをかえって増強してし
まうこともあるといった問題があった。
【0008】本発明は、前記従来の問題点を解決するべ
くなされたもので、被圧延板材の幅方向の形状制御を補
助するテンションレベラを用いて連続圧延すると共に、
スキンパスミルのアクチュエータを動作させて、被圧延
板材の形状制御を行う際、テンションレベラの形状補正
効果をも考慮に入れながら、より簡単に又より確実に被
圧延板材の形状を測定して、被圧延板材の形状制御を行
ない、これによって、用いる形状測定装置の単純化やコ
ストダウンを図り、又、形状制御の信頼性の向上を図る
ことができるテンションレベラを備える圧延設備の被圧
延板材形状制御方法を提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明は、対向するワー
クロールを用いて走行する被圧延板材を圧延するスキン
パスミルと、該スキンパスミルより後段に設置する、被
圧延板材の幅方向の形状制御を補助するテンションレベ
ラとを用いて連続圧延すると共に、前記スキンパスミル
のアクチュエータを動作させて被圧延板材の形状制御を
行うようにしたテンションレベラを備える圧延設備の被
圧延板材形状制御方法において、腹伸びであるか耳伸び
であるかの、被圧延板材の幅方向の全体的な形状の傾向
を測定する形状測定検出装置を、前記スキンパスミルよ
り後段に配置する前記テンションレベラより後段に配置
し、腹伸びあるいは耳伸びであるかの、前記形状測定検
出器の測定結果に従って、前記スキンパスミルのアクチ
ュエータを動作させて被圧延板材の形状制御を行うよう
にしたことにより、前記課題を解決したものである。
【0010】又、前記テンションレベラを備える圧延設
備の被圧延板材形状制御方法において、被圧延板材の幅
方向の中央部及び両端部のそれぞれに、被圧延板材の形
状を測定する形状測定検出器を配置することで、前記形
状測定検出装置を構成し、それぞれの形状測定検出器で
得られた、中央部及び両端部のそれぞれの測定結果を、
被圧延板材の走行方向及び幅方向で平均化することで、
これら中央部及び両端部のそれぞれでの被圧延板材の形
状を測定し、これらの中央部及び両端部のそれぞれの被
圧延板材の形状の測定結果を総合し、腹伸びであるか耳
伸びであるかの、被圧延板材の幅方向の全体的な形状の
傾向を測定するようにしたことにより、同じく前記課題
を達成するとともに、被圧延板材の幅方向の全体的な形
状の傾向を、より効果的に測定するようにしたものであ
る。
【0011】以下、本発明の作用について簡単に説明す
る。
【0012】本発明においては、被圧延板材の幅方向の
形状を測定する形状測定装置を、スキンパスミルより後
段に配置するテンションレベラより、更に後段に配置し
ている。従って、この形状測定装置は、スキンパスミル
より後段に配置したテンションレベラによっても形状制
御がなされた、より最終的な被圧延板材の形状を検出す
ることができる。
【0013】従って、このようなより最終的な形状に従
って、スキンパスミルのアクチュエータを動作させて被
圧延板材の形状制御を行えば、スキンパスミルとテンシ
ョンレベラとで、被圧延板材の形状制御の協調を取るこ
とができ、より安定した、効率の良い形状制御を行うこ
とができる。又、このように、本発明ではテンションレ
ベラの出側の被圧延板材の形状を測定するようにしてい
るため、最終的に求められる被圧延板材の形状をより的
確に制御することができる。
【0014】ここで、スキンパスミルでの圧延直後の幅
方向の形状が高次関数にて表わされるような、より複雑
な形状であったとしても、テンションレベラを通過する
と、該被圧延板材の幅方向の形状は、腹伸びあるいは耳
伸びといったような、比較的単純な形状となる。本発明
では、このような点に着目し、テンションレベラの出側
で被圧延板材の幅方向形状を測定する際、腹伸びである
かあるいは耳伸びであるかの、被圧延板材の幅方向の全
体的な形状のより大まかな傾向を測定するようにしてい
る。
【0015】これによって、このような形状測定に用い
る形状測定器や形状測定装置を簡潔なものとし、例えば
コスト低減等を図りながら、同時に、形状制御を行うの
には十分な程度の被圧延板材の形状測定を行うことがで
きるようにしている。又、このように腹伸びであるかあ
るいは耳伸びであるかの形状の全体的な傾向に従って、
スキンパスミルのアクチュエータを動作させて被圧延板
材の形状制御を行っているため、制御中に取扱われるデ
ータや処理を削減することができ、装置の簡便化を図る
ことができるだけでなく、制御応答性を向上させること
も可能である。
【0016】従って、本発明によれば、被圧延板材の幅
方向の形状制御を補助するテンションレベラを用いて連
続圧延すると共に、スキンパスミルのアクチュエータを
動作させて、被圧延板材の形状制御を行う際、テンショ
ンレベラの形状補正効果をも考慮に入れながら、より簡
単に又より確実に被圧延板材の形状を測定して、被圧延
板材の形状制御を行ない、これによって、用いる形状測
定装置の単純化やコストダウンを図り、又、形状制御の
信頼性の向上を図ることができる。
【0017】なお、本発明は、前述のようにテンション
レベラより後段に配置する形状測定器や形状測定装置に
よる、被圧延板材の幅方向の全体的な形状の傾向の測定
について、具体的に言及するものではない。例えば、次
のように測定してもよい。即ち、まず、被圧延板材の幅
方向の中央部及び両端部のそれぞれに、被圧延板材の形
状を測定する形状測定検出器を配置することで、前記形
状測定検出装置を構成する。又、それぞれの形状測定検
出器で得られた、中央部及び両端部のそれぞれの測定結
果を、被圧延板材の走行方向及び幅方向で平均化するこ
とで、これら中央部及び両端部のそれぞれでの被圧延板
材の形状を測定する。次に、これらの中央部及び両端部
のそれぞれの被圧延板材の形状の測定結果を総合し、腹
伸びであるか耳伸びであるかの、被圧延板材の幅方向の
全体的な形状の傾向を測定する。このようにして被圧延
板材の形状を測定すれば、その幅方向の全体的な形状の
傾向をより簡単に、又より確実に精度良く測定すること
ができる。
【0018】
【発明の実施の形態】以下、図を用いて本発明の実施形
態を詳細に説明する。
【0019】図1は、本発明が適用された実施形態の圧
延設備の構成を示すブロック図である。
【0020】まず、この図1において、本実施形態の圧
延設備で圧延される被圧延板材1は、図中の符号A及び
Bで示される如く、左方から右方へと走行する。即ち、
左方から送り込まれた被圧延板材1は、当該圧延設備で
圧延された後、右方へと送り出される。
【0021】又、本実施形態は、図示される如く、入側
ブライドルロール32とスキンパスミル10と、速度検
出用ロール41と、テンションレベラ35と、形状測定
装置20と、出側ブライドルロール33とが、この順に
構成されている。即ち、スキンパスミル10、テンショ
ンレベラ35、形状測定装置20、及び速度検出用ロー
ル41は、入側ブライドルロール32及び出側ブライド
ルロール33の間に配置されている。
【0022】なお、スキンパスミル10とテンションレ
ベラ35との間には速度検出用ロール41が配置されて
いるが、該速度検出用ロール41は単に被圧延板材1の
ライン速度を検出するものである。このため、基本的に
は、スキンパスミル10の直後にテンションレベラ35
が配置されているものと考えることができる。
【0023】まず、本実施形態において、トータル伸び
率は、入側ブライドルロール32と出側ブライドルロー
ル33との張力制御によってなされている。入側ブライ
ドルロール32にはパルス発生器43が取り付けられ、
出側ブライドルロール33にはパルス発生器45が取り
付けられている。これらパルス発生器43及び45は、
いずれも、該当箇所における被圧延板材1の走行速度を
検出する。又、入側ブライドルロール32及び出側ブラ
イドルロール33においては、それぞれが備える電動機
の駆動トルク(駆動力)によって検出される被圧延板材
1の張力に応じ、又パルス発生器43及び45それぞれ
で検出される被圧延板材1の走行速度の差に応じて、本
実施形態におけるトータル伸び率の制御がなされてい
る。
【0024】次に、スキンパスミル10は、一対のバッ
クアップロール14a及び14bと、これらバックアッ
プロール14a及び14b間にあって被圧延板材1を介
して対向する一対のワークロール12a及び12bと、
このように上下方向にカスケード構成された一対のバッ
クアップロール14a、14b及び一対のワークロール
12a、12bを下方から押し上げることで圧延荷重を
発生させる油圧圧下シリンダ17と、実際の圧延荷重を
検出するための圧延荷重計16とにより構成されてい
る。
【0025】なお、油圧圧下シリンダ17で設定される
圧延荷重を、以降、設定された圧下量と称する。又、圧
延荷重計16で検出された圧延荷重を、以降、実際の圧
下量と称する。
【0026】又、このようなスキンパスミル10は、図
2に示す符号I1及びI2がインクリースベンダであ
り、符号D1〜D4がデクリースベンダとなっている。
このインクリースベンダは、この図2中の該当する矢印
で示される間のベンダ圧を増加すると、圧延能率が向上
される。一方、このデクリースベンダは、この図2中に
示される該当する矢印で示される間のベンダ圧を増加す
ると、圧延能率が低下される。
【0027】前記速度検出用ロール41は、被圧延板材
1の走行に従って回転すると共に、パルス発生器44が
取り付けられている。従って、該速度検出用ロール41
では、被圧延板材1の特にスキンパスミル10直後にお
けるライン速度を検出することができる。
【0028】テンションレベラ35は、図3〜図5に示
す如く、複数の上側ロール36及び複数の下側ロール3
7により構成される。又、これらの図で図示されるごと
く、該テンションレベラ35は、上側ロール36と下側
ロール37との相対的な位置を移動させることで、所望
のインタメッシュ量が設定される。ここで、図3、図4
及び図5のそれぞれにおけるインタメッシュ量は、IM
a、IMb及びIMcである。又、(IMa>IMb>
IMc)であり、(IMc=0)である。このようなイ
ンタメッシュ量が増大するほど、通常の範囲では、被圧
延板材1の幅方向の断面形状の補正効果はより増大す
る。
【0029】図6は、本実施形態におけるYs値を示す
グラフである。
【0030】この図6においては、符号L10では、ス
キンパスミル10のみ用いた場合の、トータル伸び率と
Ys値との関係の実測値が示される。又、符号L11で
は、テンションレベラ35のみを用いた場合の、トータ
ル伸び率とYs値との関係の実測値が示される。符号L
12では、本実施形態においてスキンパスミル10とテ
ンションレベラ35とを用いた場合の、トータル伸び率
とYs値との関係の実測値が示される。
【0031】ここで、Ys値は、被圧延板材1の幅方向
の被圧延板材形状修正の能率の度合を示すものであり、
その値が小さいほどより能率良く被圧延板材を平坦に圧
延することができる。
【0032】この図6に示されるように、スキンパスミ
ル10とテンションレベラ35とを比較した場合、テン
ションレベラ35の方がより能率良く、被圧延板材1の
幅方向の形状を平坦に修正することができる。又、これ
らスキンパスミル10とテンションレベラ35とを併用
した場合には、更に能率良く、被圧延板材1の幅方向の
形状を平坦に修正することが出来る。
【0033】図7は、テンションレベラ35入側での被
圧延板材1の、幅方向の各位置における伸び率差を示す
グラフである。又、図8は、テンションレベラ35出側
での被圧延板材1の、幅方向の各位置における伸び率差
を示すグラフである。
【0034】ここで、これら図7及び図8において、符
号L21は、耳伸び1%(端部と中央部との1%の伸び
率差の耳伸び)であり、テンションレベラ35を通過す
ると符号L31の通りとなる。符号L22は、耳伸び2
%であり、テンションレベラ35を通過すると符号L3
2の通りとなる。符号L23は、耳伸び3%であり、テ
ンションレベラ35を通過すると符号L33の通りとな
る。符号L24は、腹伸び1%(端部と中央部との伸び
率差が1%の腹伸び)であり、テンションレベラ35を
通過すると符号L34の通りとなる。符号L25は、腹
伸び2%であり、テンションレベラ35を通過すると符
号L35の通りとなる。符号L26は、腹伸び3%であ
り、テンションレベラ35を通過すると符号L36の通
りとなる。
【0035】このように、テンションレベラ35の入側
の耳伸び又は腹伸びの符号L21〜L26それぞれは、
テンションレベラ35の出側の耳伸び又は腹伸びの符号
L31〜L36に対応している。ここで、このような対
応関係から、次のような点が明らかとなる。即ち、テ
ンションレベラ35を通過すると伸び率差が減少され、
被圧延板材1の幅方向の形状がより平坦となる(テンシ
ョンレベラ35の被圧延板材形状修正効果)。テンシ
ョンレベラ35の入側で腹伸びであったものは該テンシ
ョンレベラ35の出側でも腹伸びであり、テンションレ
ベラ35の入側で耳伸びであったものは該テンションレ
ベラ35の出側でも耳伸びである(腹伸びあるいは耳伸
びの傾向の不変)。
【0036】このように、テンションレベラ35の被圧
延板材幅方向の形状制御の効果は比較的大きなものであ
る。本実施形態においては、このような形状修正効果の
大きなテンションレベラ35の出側へと、形状測定装置
20を配置することで、本発明を適用しながら、スキン
パスミル10とテンションレベラ35との総合的な被圧
延板材1の形状制御を効果的に、又、安定して行えるよ
うにしている。
【0037】又、このような形状制御においては、次の
ように考えることもできる。図6〜図8を用いて前述し
たように、テンションレベラ35の被圧延板材1の形状
制御効果は比較的大きい。しかしながら、特に図7及び
図8を比較して明らかな通り、テンションレベラ35の
入側で腹伸びあるいは耳伸びとなっている、被圧延板材
1の幅方向の全体的な形状の傾向については、テンショ
ンレベラ35によっても完全に除去することができな
い。とはいっても、テンションレベラ35の入側で腹伸
びであれば該テンションレベラ35の出側でも腹伸びで
あり、入側で耳伸びであれば出側でも耳伸びである。
【0038】このような点に着目し、テンションレベラ
35の出側へ形状測定装置20を配置し、該形状測定装
置20の被圧延板材1の幅方向の全体的な形状の傾向の
測定結果に基づいて、スキンパスミル10のアクチュエ
ータを動作させて被圧延板材1の形状制御を行うこと
で、より優れた、被圧延板材1の形状制御を行うことが
でき、被圧延板材1の幅方向の形状をより平坦にするこ
とができる。
【0039】なお、形状測定装置20の圧延設備におけ
る配置位置については、上述のような制御特性上の問題
だけでなく、本実施形態では設備配置位置の変更という
観点でも利点がある。
【0040】ここで、図1のような圧延設備について、
形状測定装置20が、他のテンションレベラ35等の設
備の配置位置が該形状測定装置20の配置を考慮せず定
められ、実際に配置された後に配置される場合を考え
る。このように形状測定装置20を後に配置する場合、
その配置スペースが問題となる。即ち、スキンパスミル
10、テンションレベラ35及び出側ブライドルロール
33の間に余裕の配置スペースが無かった場合、新たに
形状測定装置20を配置しようとした場合、これらスキ
ンパスミル10、テンションレベラ35及び出側ブライ
ドルロール33の配置位置を変更しなければならない。
【0041】ここで、形状測定装置20をスキンパスミ
ル10とテンションレベラ35の間に新たに配置する場
合、入側ブライドルロール32及びスキンパスミル10
を入側へと移動させるか、あるいは、テンションレベラ
35及び出側ブライドルロール33の配置位置を出側へ
と移動させる必要がある。これに対して、図1に示され
る如くテンションレベラ35の直後に形状測定装置20
を新たに配置する場合には、出側ブライドルロール33
の配置位置の移動のみで済ますこともできる。
【0042】次に、本実施形態で用いられる形状測定装
置20は、図9の符号DT2に示されるように、要所へ
と、被圧延板材1に接触するとともに該被圧延板材1の
走行に伴って転動する、又、ロードセルを内蔵する形状
測定器によって構成されている。ここで、形状測定装置
DT2に用いられる形状測定器は、この図9では、符号
C1〜Cg、符号E1及びE2、符号G1〜Ghであ
る。
【0043】ここで、図9中、左側がワーク側で、右側
がドライブ側である。又、本実施形態では、被圧延板材
1の幅方向について、この図中に示される如く、その両
端をエッジ部EPw及びEPdとし、これより内側の領
域をエッジ部ゾーンMPW及びMPDとしている。又、
被圧延板材1の中央を、中央部ゾーンMRSとしてい
る。
【0044】ここで、本実施形態では、エッジ部EPw
及びEPdの幅を52mmとしており、被圧延板材1の
最両端は形状測定から除外している。又、エッジ部ゾー
ンMPWに対しては、合計g個の形状測定器C1〜Cg
を配置している。中央部ゾーンMRSに対しては、合計
2個の形状測定器E1及びE2を配置している。エッジ
部ゾーンMPDに対しては、合計h個の形状測定器G1
〜Ghを配置している。
【0045】ここで、本実施形態では、符号C1〜C
g、E1、E2、G1〜Ghで示される如く、要所のみ
に形状測定器を配置している。従って、符号DT1で示
される形状測定装置の如く、全体的に形状測定器LSを
配置した場合に比べ、用いる形状測定器の数を低減で
き、コスト等の面で優れている。
【0046】図10は、本実施形態における制御装置の
構成を示すブロック図である。
【0047】この図10に示す如く、本実施形態の制御
装置は、形状制御装置B10と、形状測定装置B12
(形状測定装置20)と、ベンダ制御部B14と、ベン
ダアクチュエータB16と、上位計算機B20とにより
構成されている。
【0048】まず、形状制御装置B10は、制御目標値
等を上位計算機B20から入力する。又、該形状制御装
置B10は、形状測定装置B12からの入力によって、
被圧延板材1が腹伸びであるか耳伸びであるか、又その
程度を検出する。これは、前述したようなエッジ部ゾー
ンMPW及びMPD又中央部ゾーンMRSそれぞれで、
形状測定器の測定結果を平滑化することによって行われ
る。又、該形状制御装置B10は、このようにして被圧
延板材1の幅方向の全体的な形状の傾向を、腹伸びある
いは耳伸び又その程度によって把握し、この把握結果を
ベンダ制御部B14へと出力する。該ベンダ制御部B1
4は、スキンパスミル10のベンダアクチュエータB1
6を、このように把握された結果に基づいて動作させ、
被圧延板材1の実際の幅方向の形状が目標形状となるよ
うに収束させる。なお、ベンダアクチュエータB16
は、例えば、図1に示される油圧圧下シリンダ17など
である。
【0049】図11は、本実施形態でなされる被圧延板
材形状制御の処理内容を示すフローチャートである。
【0050】まず、この図11のステップ112では、
図中に示した形状測定器C1〜Cg、E1、E2、G1
〜Ghを含めて、又これらに含まれない他の形状測定器
を含め、それぞれの形状測定器iについて、被圧延板材
1の走行に従って等間隔でサンプリングされる、nサン
プリング分の形状測定結果の移動平均を次式によって求
める。これによって、それぞれの形状測定器i毎の形状
平均化処理を行う。
【0051】 I- unit(i,平均)=(I- unit(i,1)+…… +I- unit(i,n))/n …(1)
【0052】次に、ステップ114では、中央部ゾー
ンMRS、エッジ部ゾーンMPW、エッジ部ゾーン
MPDそれぞれにおける、選択された代表的な形状測定
器の平均を求める。ここで、中央部ゾーンMRSの代表
点(E1及びE2)の数は合計2個である。又、エッジ
部ゾーンMPWの代表点(C1〜Cg)及びエッジ部ゾ
ーンMPDの代表点(G1〜Gh)の数は、いずれもX
1であり、次の表に示す如く、被圧延板材1の板幅によ
って予め決められている。
【0053】
【表1】
【0054】ここで、中央部MRS、エッジ部ゾーンM
PW及びMPDのそれぞれにおける代表点の形状測定結
果の平均値は、次式によって求められる。
【0055】 I- unit(MRS形状)=(I- unit(E1) +I- unit(E2))/2 …(2) I- unit(MPW形状)=(I- unit(C1)+…… +I- unit(Cg))/X1 …(3) I- unit(MPD形状)=(I- unit(G1)+…… +I- unit(Gh))/X1 …(4)
【0056】続いてステップ116では、まず、前記
(2)式〜(4)式で求められた値に基づいて、次式に
示される演算を行う。
【0057】 DA=I- unit(MRS形状)−I- unit(MPW形状) …(5) DB=I- unit(MRS形状)−I- unit(MPD形状) …(6) DC=I- unit(MRS形状) −(I- unit(MPW形状)+I- unit(MPD形状))/2 =I- unit(板形状) …(7)
【0058】このステップ116では、上記の(5)式
〜(7)式の演算結果を基に、次に示す形状認識を実施
する。 DA>0且つDB>0 ならば 耳伸び形状と認識。 DA<0且つDB<0 ならば 腹伸び形状と認識。 DA>0且つDB<0 ならば MPW側片伸び形状
と認識。 DA<0且つDB>0 ならば MPD側片伸び形状
と認識。 DA=0且つDB=0 ならば 形状フラットと認
識。
【0059】ここで、上記の判定〜において、判定
及びと認識された場合のみ、ベンダ出力補正を実施
する。特に、判定の場合、前述の図2に示されるイン
クリースベンダへの補正出力(スキンパスミル10にお
けるベンダ出力方向は図2に示す通り)を行う。又、判
定の場合、図2に示されるデクリースベンダへの補正
出力(スキンパスミル10におけるベンダ出力方向は図
2に示す通り)を行う。
【0060】次に、ステップ118では、まず、前記
(7)式で求められた値に従って、次式に示される演算
を行う。ここで、λは急峻度であり、Gはゲインであ
る。
【0061】 A2=λ/2=0.001×(I- unit(板形状))1/2 ×G …(8)
【0062】又、このステップ118では、図10に示
される上位計算機B20から与えられる形状影響係数
(δA2/δF)を用いて、ベンダ出力補正値を演算す
る。
【0063】 ベンダ出力補正値F´ =1/(δA2/δF)×A2 …(9)
【0064】このようにしてベンダ出力補正値が求めら
れると、実際に出力する再プリセットベンダ力F´´
は、初期プリセットベンダ力Foに対して、次式のよう
に求めることができる。
【0065】 再プリセットベンダ力F´´=Fo+F´ …(10)
【0066】このようにして再プリセットベンダ力F´
´が求められると、続いてステップ120では、図10
に示されるベンダ制御部B14を経て、ベンダアクチュ
エータB16を作動させる。
【0067】なお、上記のステップ112〜120の処
理は、制御中随時繰り返して実行される。これによっ
て、最終的には、〔I- unit(板材形状)=0〕と
することができる(形状目標は、フラット形状のみ)。
【0068】図12及び図13は、本実施形態における
制御結果を示すグラフである。
【0069】これらのグラフにおいて、RSは被圧延板
材1中央部を示し、WSはワーク側を示し、DSはドラ
イブ側を示す。又、図12は前述の図11で示した処理
を行ったものであり、図13はこのような処理を中止
し、スキンパスミル10のアクチュエータを形状測定装
置20の測定結果に従って動作させることを中止した場
合のものである。又、符号LOは目標被圧延板材形状を
示し、符号L1及びL2は実際の形状を示す。
【0070】まず図12では、本発明を適用した図11
等に示される形状制御を行うことで、被圧延板材1の長
手方向に対して腹伸び分及び耳伸び分を抑制して、実際
の形状L1がほぼ目標形状L0に収束することができて
いる。例えば図13に示されるような実際のL2とも比
べても、本発明を適用した場合の実際の形状L1は、よ
り良好に形状制御することができている。
【0071】以上説明した通り、本実施形態によれば、
被圧延板材の幅方向の形状制御を補助するテンションレ
ベラを用いて連続圧延すると共に、スキンパスミルのア
クチュエータを動作させて、被圧延板材の形状制御を行
う際、テンションレベラの形状補正効果をも考慮に入れ
ながら、より簡単に又より確実に被圧延板材の形状を測
定して、被圧延板材の形状制御を行ない、これによっ
て、用いる形状測定装置の単純化やコストダウンを図
り、又、形状制御の信頼性の向上を図ることができてい
る。
【0072】なお、以上説明した本実施形態では、スキ
ンパスミル10、テンションレベラ35を用いたものに
ついて説明したが、本発明はこれを具体的に限定するも
のではない。例えば、冷間圧延機や熱間圧延機にも適用
可能である。
【0073】
【発明の効果】以上説明した通り、本発明によれば、被
圧延板材の幅方向の形状制御を補助するテンションレベ
ラを用いて連続圧延すると共に、スキンパスミルのアク
チュエータを動作させて、被圧延板材の形状制御を行う
際、テンションレベラの形状補正効果をも考慮に入れな
がら、より簡単に又より確実に被圧延板材の形状を測定
して、被圧延板材の形状制御を行ない、これによって、
用いる形状測定装置の単純化やコストダウンを図り、
又、形状制御の信頼性の向上を図ることができるという
優れた効果を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明が適用された実施形態の圧延設備の構成
を示すブロック図
【図2】前記実施形態に用いられるスキンパスミルの構
成を示す正面図
【図3】前記実施形態におけるインタメッシュ量を説明
するためのテンションレベラの第1の側面図
【図4】前記実施形態におけるインタメッシュ量を説明
するためのテンションレベラの第2の側面図
【図5】前記実施形態におけるインタメッシュ量を説明
するためのテンションレベラの第3の側面図
【図6】前記実施形態に用いられるテンションレベラの
形状修正効果を示す伸び率とYs値のグラフ
【図7】前記実施形態のテンションレベラ入側における
被圧延板材の幅方向の形状状態を示す、幅方向位置と伸
び率差とのグラフ
【図8】前記実施形態のテンションレベラ出側における
被圧延板材の幅方向の形状状態を示す、幅方向位置と伸
び率差とのグラフ
【図9】前記実施形態で用いられる形状測定装置の構成
を示す正面図
【図10】前記実施形態における制御装置の構成を示す
ブロック図
【図11】前記実施形態でなされる被圧延板材形状制御
の処理を示すフローチャート
【図12】前記実施形態における被圧延板材の形状制御
の効果を示す、テンションレベラ出側における実際の形
状及び目標形状を示すグラフ
【図13】前記実施形態において、特に本発明が適用さ
れる制御を中止した時の実際の形状と目標形状とを示す
グラフ
【符号の説明】
1…被圧延板材 10…スキンパスミル 12a、12b…ワークロール 14a、14b…バックアップロール 16…圧延荷重計 17…油圧圧下シリンダ 20…形状測定装置 32…入側ブライドルロール 33…出側ブライドルロール 35…テンションレベラ 36…上側ロール 37…下側ロール 41…速度検出用ロール 43〜45…パルス発生器

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】対向するワークロールを用いて走行する被
    圧延板材を圧延するスキンパスミルと、該スキンパスミ
    ルより後段に設置する、被圧延板材の幅方向の形状制御
    を補助するテンションレベラとを用いて連続圧延すると
    共に、前記スキンパスミルのアクチュエータを動作させ
    て被圧延板材の形状制御を行うようにしたテンションレ
    ベラを備える圧延設備の被圧延板材形状制御方法におい
    て、 腹伸びであるか耳伸びであるかの、被圧延板材の幅方向
    の全体的な形状の傾向を測定する形状測定検出装置を、
    前記スキンパスミルより後段に配置する前記テンション
    レベラより後段に配置し、 腹伸びあるいは耳伸びであるかの、前記形状測定検出器
    の測定結果に従って、前記スキンパスミルのアクチュエ
    ータを動作させて被圧延板材の形状制御を行うようにし
    たことを特徴とするテンションレベラを備える圧延設備
    の被圧延板材形状制御方法。
  2. 【請求項2】請求項1において、 被圧延板材の幅方向の中央部及び両端部のそれぞれに、
    被圧延板材の形状を測定する形状測定検出器を配置する
    ことで、前記形状測定検出装置を構成し、 それぞれの形状測定検出器で得られた、中央部及び両端
    部のそれぞれの測定結果を、被圧延板材の走行方向及び
    幅方向で平均化することで、これら中央部及び両端部の
    それぞれでの被圧延板材の形状を測定し、 これらの中央部及び両端部のそれぞれの被圧延板材の形
    状の測定結果を総合し、腹伸びであるか耳伸びであるか
    の、被圧延板材の幅方向の全体的な形状の傾向を測定す
    るようにしたことを特徴とするテンションレベラを備え
    る圧延設備の被圧延板材形状制御方法。
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