JP3497367B2 - イオン・ニュートラルセパレータ - Google Patents

イオン・ニュートラルセパレータ

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、誘導結合プラズマ
質量分析装置等に用いて好適なイオン・ニュートラルセ
パレータに関する。
【0002】
【従来の技術】イオン・ニュートラルセパレータ(以下
においては単にセパレータと称する)は、イオンと、電
荷を有しない電気的に中性な粒子であるニュートラルと
を分離するものであり、例えば誘導結合プラズマ質量分
析装置においては図2に示すような形態で用いられてい
る。図2において、1はプラズマ生成器、2はオリフィ
ス、3はセパレータ、4は質量分析部、5は隔壁、6は
開口、Pはプラズマを示す。
【0003】誘導結合プラズマ質量分析装置にあって
は、試料を含む噴流体はプラズマ入射軸に沿ってプラズ
マ生成器1に入射され、プラズマ化される。このプラズ
マ化は大気圧下で行われる。プラズマ生成器1において
生成されたプラズマPはオリフィス2から取り込まれ、
セパレータ3に導入される。このセパレータ3は、電場
の作用によってイオンの軌道のみを偏向させ、イオンと
ニュートラルとの進行軸を分離する機能を有しており、
従って、ニュートラルは図の破線で示すように直進して
隔壁5に衝突するが、イオンは図の実線のように偏向さ
れ、隔壁5の開口6を通り、イオン光軸に沿って質量分
析部4に導入され、質量分析が行われることになる。こ
のように、セパレータ3によってイオンのみが選択的に
質量分析部4に導かれるので、ニュートラルが質量分析
部4に入り込み、そのニュートラルに基づいて信号に雑
音が混入するのを防止することができる。
【0004】ところで、セパレータの構成は従来から種
々のものが知られている。図3はその例を示す図であ
り、図3(a)は2対の平行平板電極が対向された構成
を有しており、それぞれの平行平板電極には図示の電圧
が印加される。この構成によって、ニュートラルは図の
破線で示すように直進するが、イオンは図の実線のよう
に偏向されるので、イオンのみを次段に導入することが
できる。
【0005】また、図3(b)は、扇形電場の中心回転
を互いに反対側にして前後2組で構成したものであり、
それぞれの電極には図示の電圧が印加される。この構成
によって、ニュートラルは図の破線で示すように直進す
るが、イオンは図の実線のように偏向されるので、イオ
ンのみを次段に導入することができる。
【0006】更に、図3(c)は、扇形電場一つで構成
したものであり、各電極には図示の電圧が印加される。
この構成によって、ニュートラルは図の破線で示すよう
に直進するが、イオンは図の実線のように偏向されるの
で、イオンのみを次段に導入することができる。
【0007】このように、いずれの構成においても、セ
パレータに入射するプラズマの入射軸と、イオンがセパ
レータから出射するイオン光軸は同一軸ではないので、
イオンとニュートラルとを分離することができるのであ
る。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
セパレータにおいては、プラズマ入射軸とイオン光軸と
が同一軸ではなく、ずれているので、装置の各ユニット
の組み立ての際の位置合わせが難しいものである。具体
的には、図2に示すものの場合にはプラズマ生成器1、
オリフィス2、セパレータ3、及び質量分析部4を組み
立てる際の位置合わせが難しい。
【0009】また、従来の構成においては、プラズマ入
射軸とイオン光軸が同一軸になく、ずれているために、
イオンレンズ系の調整において、イオンが正常にガイド
されているか否かの動作確認試験は、セパレータ自体が
正常に動作していることを前提条件としなければなら
ず、そのために、正常に動作しない場合にイオンレンズ
系の光軸が合っていないのか、それともセパレータが正
常に動作していないのかを即座に判断することはできな
いものであった。
【0010】即ち、例えば図2あるいは図3に示すよう
な構成においては、セパレータが正常に動作してはじめ
てイオンレンズ系の光軸合わせが可能になることは明ら
かであるが、このことは逆に言うと、セパレータ及びそ
の前後のイオンレンズ系を含む全体の系が正常に動作し
ない場合、セパレータに異常がある可能性もあり、セパ
レータは正常に動作しているが、イオンレンズ系の光軸
が合っていない可能性もあることを意味する。つまり、
どこに異常があるのかを即座に判断できないのである。
【0011】更に、図3(b)、(c)に示すように、
セパレータを扇形電極を用いて構成した場合には、円筒
電極を用いることになるので、図3(a)に示すように
平板電極を用いた場合に比較してコストが高くなるもの
である。これに対して、図3(a)に示すような平行平
板電極を用いた構成にすると安価に構成できるが、平板
電極でイオンを偏向させ、イオン光軸をずらすことにな
るので、イオンの持つ初期エネルギーとの差でエネルギ
ー分散を生じてしまうという問題もあった。
【0012】そこで、本発明は、組み立てる際の位置合
わせが容易で、異常があった場合に当該異常がどこで発
生しているのかを容易に判断することができ、しかも安
価で、イオンのエネルギー分散を生じないイオン・ニュ
ートラルセパレータを提供することを目的とするもので
ある。
【0013】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、請求項1記載のイオン・ニュートラルセパレータ
は、入射口と出射口を結ぶ中心光軸が直線となされ、中
心光軸の一方の側には第1及び第4の平板電極からなる
偏向電極が配置され、中心光軸の他方の側の第1及び第
4の偏向電極の間には、第2及び第3の平板電極からな
る偏向電極が配置され、第1及び第4の偏向電極を囲う
ように第1のボディが配置されると共に、第2及び第3
の偏向電極を囲うように第2のボディが配置され、第2
のボディの第1及び第4の偏向電極と対向する部分は、
それぞれ第1及び第4の偏向電極と共に偏向電場が形成
されるように平面になされ、第2及び第3の偏向電極と
中心光軸との間にはイオンの軌道とニュートラルの軌道
とを分ける隔離板が配置され、隔離板の第2及び第3の
偏向電極と対向する部分は、それぞれ第2及び第3の偏
向電極と共に偏向電場が形成されるように平面になされ
てなることを特徴とする。
【0014】請求項2記載のイオン・ニュートラルセパ
レータは、請求項1記載のイオン・ニュートラルセパレ
ータにおいて、第1のボディと隔離板との間には中心光
軸を遮るストッパが取り外し可能に配置されてなること
を特徴とする。
【0015】請求項3記載のイオン・ニュートラルセパ
レータは、請求項1または2記載のイオン・ニュートラ
ルセパレータにおいて、第1、第2、第3及び第4の偏
向電極には同一極性で同一の電圧が印加されることを特
徴とする。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照しつつ実施の形
態について説明する。なお、ここではセパレータを誘導
結合プラズマ質量分析装置に用いた場合について説明す
る。
【0017】図1は本発明に係る一実施形態を示す図で
あり、図中、10は入射口、11、12、13、14は
偏向電極、15、16はボディ、17は隔離板、18は
ストッパ、19は出射口、Iはイオン軌道、Oは中心光
軸を示す。
【0018】このセパレータでは、中心光軸Oは直線と
なされている。そして、入射口10と出射口19の間
に、平板電極からなる4個の偏向電極11、12、1
3、14がこの順に配置されている。偏向電極11と偏
向電極14は中心光軸Oの一方の側(図では上側)に配
置され、偏向電極12と偏向電極13は中心光軸Oの他
方の側(図では下側)に配置されている。また、偏向電
極11と偏向電極14は、入射口10と出射口19との
間の中心位置に関して左右対称に配置されている。この
ことは、偏向電極12と偏向電極13についても同様で
ある。
【0019】ボディ15、16は、偏向電極11〜14
を囲っている。具体的には、図1においては、ボディ1
6は偏向電極11及び偏向電極14を囲っており、入射
口10から出射口19まで延在している。同様にボディ
15は偏向電極12及び偏向電極13を囲っており、入
射口10から出射口19まで延在している。そして、ボ
ディ15の偏向電極11に対向している部分は、偏向電
極11と平行平板電極を形成するように、平面となされ
ている。同様に、ボディ15の偏向電極14に対向して
いる部分は、偏向電極14と平行平板電極を形成するよ
うに、平面となされている。
【0020】ボディ15とボディ16との間には、隔離
板17が配置されている。この隔離板17はイオン軌道
Iと、ニュートラルの軌道、即ち中心光軸Oとを分ける
ために設けられているものである。隔離板17は、入射
口10と出射口19との間の中心位置に関して左右対称
に配置されている。そして、隔離板17の偏向電極12
に対向している部分は、偏向電極12と平行平板電極を
形成するように、平面となされている。同様に、隔離板
17の偏向電極13に対向している部分は、偏向電極1
3と平行平板電極を形成するように、平面となされてい
る。
【0021】また、ボディ16と隔離板17との間に
は、ストッパ18が取り外し可能に配置される。図1で
は、ストッパ18は、入射口10と出射口19との間の
中心位置に配置されているが、ボディ16と隔離板17
との間で中心光軸Oを遮ることができる位置であればど
のような位置に配置してもよい。
【0022】なお、図1では省略しているが、当該セパ
レータの前段にはイオン生成器あるいは適宜なレンズ系
が配置され、後段には適宜なレンズ系あるいは質量分析
部が配置されることは当然である。
【0023】さて、このような構成において、当該セパ
レータを動作させる場合には、ストッパ18を挿入して
中心光軸Oを遮り、偏向電極11、12、13、14に
は検出するイオンと同極性の単一の偏向電圧をそれぞれ
並列に供給すると共に、ボディ15、16、及び隔離板
17はアース電位に接続する。
【0024】このことによって、入射口10から入射し
たプラズマの中のイオンは図の実線で示すイオン軌道I
に沿って飛行する。即ち、入射口10から中心光軸Oに
沿って入射したイオンは、偏向電極11と、それに対向
しているボディ15の平面部分によって形成される偏向
電場によって図の下向きに偏向され、隔離板17とボデ
ィ15との間を飛行し、再び中心光軸Oに戻って出射口
19から出射する。
【0025】これに対して、入射口10から入射したプ
ラズマの中のニュートラルは偏向電場によって偏向され
ないので、中心光軸Oに沿って飛行し、ストッパ18に
遮られる。従って、出射口19からはイオンのみが出射
されることになる。
【0026】なお、イオンについては、入射口10から
入射するときには平行ビームとし、隔離板17の中央の
位置で一度収束させ、出射口19から出射するときに再
び平行ビームとなるようにすればよい。このような状態
は、セパレータの構造、具体的には、偏向電極11〜1
4の大きさ、配置、ボディ15、16の形状、隔離板1
7の大きさ、形状等について表面電荷法等の手法を用い
て構造シュミレーションを行って最適化することで実現
することができる。
【0027】また、このとき、ボディ15、16、及び
隔離板17は、偏向電極11〜14の対極としての機能
と同時に、偏向電場のシールド板としても機能するもの
である。更に、入射イオンの加速エネルギーを変更する
場合は、偏向電極11〜14に印加する電圧もそれに応
じて変更されることは当然である。また更に、この偏向
電場は、異なる質量のイオンでも同様にガイドすること
は当然である。
【0028】以上のように、このセパレータの中心光軸
Oは直線となされているので、その前段及び後段に配置
されるイオンレンズ系等の装置との組み合わせの際の位
置合わせは非常に容易である。
【0029】また、正常に動作しない場合に、セパレー
タが正常に動作していないのか、それともその他の部分
に異常が生じているのかを容易に判断することができ
る。即ち、例えば当該セパレータを用いた誘導結合プラ
ズマ質量分析装置においてイオンの検出ができなかった
という場合には、セパレータの偏向電極11〜14に印
加していた電圧をオフとして不動作状態とし、ストッパ
18を引き抜いて動作確認を行えばよい。このとき入射
口10から入射したイオン及びニュートラルは中心光軸
Oに沿って直進して出射口19から出射するので、この
状態で後段の質量分析部においてイオンが検出できなか
った場合には、どこかの箇所で光軸が合っていないと判
断することができ、イオンが検出された場合には、セパ
レータの構造あるいは偏向電極11〜14に印加する電
圧等の動作条件が良好でないと判断することができる。
【0030】また、このセパレータでは偏向電極11〜
14は平板電極で構成することができるので、安価に構
成できる。しかも、イオンの軌道は、入射してから一旦
は中心光軸Oから外れるが、出射するときには再び中心
光軸Oに戻るので、出射口19から出射するときには、
イオンの初期エネルギーとの差による分散は打ち消され
て再び収束することになり、従来のセパレータのように
エネルギー分散は生じないものである。
【0031】以上、本発明の一実施形態について説明し
たが、本発明は上記実施形態に限定されるものではなく
種々の変形が可能である。例えば、偏向電極11〜14
と、これらの偏向電極と対向する部分の電極間距離や、
偏向電極板の長さ等を変えたり、更には偏向電極電圧を
調整することによって、イオンの偏向度合いやセパレー
タの全長を調整することが可能である。
【0032】また、上述した実施形態ではストッパ18
によりニュートラルを遮って、イオンを次段にガイドす
るようにしているが、イオンを遮るようにストッパを設
けたり、偏向電極やボディへの印加電圧の設定値を変更
することによって、ニュートラルだけをガイドするよう
にすることも可能である。更に、ボディと隔離板、及び
偏向電極を電源ごとフローティングして使用する場合に
は、ボディと隔離板の電位はアース電位に限らなくても
よいものである。
【0033】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
によれば、偏向電極として平板電極を用いるので、扇形
電極型を用いる場合に比較して製作が容易で、高い精度
の工作が可能であり、経済的である。また、入射口と出
射口の光軸が同一直線上にあるため、イオンを直進させ
るか、偏向させるかを選択することができる。更に、全
ての偏向電極には同一極性で、同一の電圧値を供給すれ
ばよいので、電源も単一でよく経済的である。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明に係るイオン・ニュートラルセパレー
タの一実施形態を示す図である。
【図2】 イオン・ニュートラルセパレータを用いた誘
導結合プラズマ質量分析装置の構成例を示す図である。
【図3】 従来用いられているイオン・ニュートラルセ
パレータの構成例を示す図である。
【符号の説明】
1…プラズマ生成器、2…オリフィス、3…セパレー
タ、4…質量分析部、5…隔壁、6…開口、10…入射
口、11、12、13、14…偏向電極、15、16…
ボディ、17…隔離板、18…ストッパ、19…出射
口、I…イオン軌道、O…中心光軸、P…プラズマ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平2−248854(JP,A) 特開 昭51−122488(JP,A) 実開 平3−66145(JP,U) 特表 平6−508237(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H01J 49/00 - 49/42

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】入射口と出射口を結ぶ中心光軸が直線とな
    され、 中心光軸の一方の側には第1及び第4の平板電極からな
    る偏向電極が配置され、 中心光軸の他方の側の第1及び第4の偏向電極の間に
    は、第2及び第3の平板電極からなる偏向電極が配置さ
    れ、 第1及び第4の偏向電極を囲うように第1のボディが配
    置されると共に、第2及び第3の偏向電極を囲うように
    第2のボディが配置され、 第2のボディの第1及び第4の偏向電極と対向する部分
    は、それぞれ第1及び第4の偏向電極と共に偏向電場が
    形成されるように平面になされ、 第2及び第3の偏向電極と中心光軸との間にはイオンの
    軌道とニュートラルの軌道とを分ける隔離板が配置さ
    れ、 隔離板の第2及び第3の偏向電極と対向する部分は、そ
    れぞれ第2及び第3の偏向電極と共に偏向電場が形成さ
    れるように平面になされてなることを特徴とするイオン
    ・ニュートラルセパレータ。
  2. 【請求項2】第1のボディと隔離板との間には中心光軸
    を遮るストッパが取り外し可能に配置されてなることを
    特徴とする請求項1記載のイオン・ニュートラルセパレ
    ータ。
  3. 【請求項3】第1、第2、第3及び第4の偏向電極には
    同一極性で同一の電圧が印加されることを特徴とする請
    求項1または2記載のイオン・ニュートラルセパレー
    タ。
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