JP3496828B2 - パルス位置方法、復号方法、データ通信システム、及びデータ伝送システム - Google Patents

パルス位置方法、復号方法、データ通信システム、及びデータ伝送システム

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JP3496828B2
JP3496828B2 JP2000252568A JP2000252568A JP3496828B2 JP 3496828 B2 JP3496828 B2 JP 3496828B2 JP 2000252568 A JP2000252568 A JP 2000252568A JP 2000252568 A JP2000252568 A JP 2000252568A JP 3496828 B2 JP3496828 B2 JP 3496828B2
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    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04LTRANSMISSION OF DIGITAL INFORMATION, e.g. TELEGRAPHIC COMMUNICATION
    • H04L25/00Baseband systems
    • H04L25/38Synchronous or start-stop systems, e.g. for Baudot code
    • H04L25/40Transmitting circuits; Receiving circuits
    • H04L25/49Transmitting circuits; Receiving circuits using code conversion at the transmitter; using predistortion; using insertion of idle bits for obtaining a desired frequency spectrum; using three or more amplitude levels ; Baseband coding techniques specific to data transmission systems
    • H04L25/4902Pulse width modulation; Pulse position modulation
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04LTRANSMISSION OF DIGITAL INFORMATION, e.g. TELEGRAPHIC COMMUNICATION
    • H04L1/00Arrangements for detecting or preventing errors in the information received
    • H04L1/08Arrangements for detecting or preventing errors in the information received by repeating transmission, e.g. Verdan system

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  • Small-Scale Networks (AREA)
  • Compression Or Coding Systems Of Tv Signals (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、直列送信用データの符
号化、及びそれと関連した送信データデコード化に関す
る。特に、本発明は、データがコードワードとしてシン
ボル期間ごとに符号化される場合におけるワイヤレス赤
外線通信チャンネルに関し、該コードワードは、シンボ
ル期間の隣接タイムスロットにおける重複サブコードと
補数チェック・ビットとのペア(対)のグレイ・コード
制約シーケンスから成る。また、保護スロットがシンボ
ル期間の最後のタイムスロットに保護スロットが加えら
れる。
【0002】
【従来の技術】高いデータ速度及び電力効率の室内赤外
線ワイヤレス通信リンクは、マルチパス(multi−
path)効果のため、信頼性良く且つ経済的に設定す
ることは困難である。室内の可動環境内で動作するワイ
ヤレス・ネットワークは(コンピュータ)通信ネットワ
ーク化、オフィス・オートメーション、及び統合サービ
ス・ディジタル網によりよい柔軟性を与えることができ
る。
【0003】この適用に対する赤外線送信は大量の情報
に適応することができるという利点を有する。しかし、
高速(10−20Mpbs以上)の通信リンクは下記事
項のため、室内ワイヤレス赤外線チャンネルに対し信頼
性良く設定することは困難である。
【0004】すなわち、 ・ 電力限定通信チャンネル、 ・ ポータブル装置/トランシーバに対する電力効率の
要求、 ・ 高速システムに対する強いマルチパス効果、 ・ 簡単、経済的、且つ実際的なレシーバ構造。そのた
めの、帯域幅限定の通信環境。
【0005】この種の通信ネットワークの物理的層に対
する通信システムの設計には、下記のような4つの主要
事項がある。 ・ 変調 ・ 符号化 ・ 等化 ・ 同期化 通信システムの設計に対し多数の特許があり、それぞれ
利点及び欠点を有する。それら特許のいくつかを下記に
示す。
【0006】Eckに対して発行された米国特許第4,
599,723号は同期又は非同期直列送信用データを
冗長的に符号化又は記録する方式を開示し、及び直列ビ
ット・ストリームをデコードする相関方式を開示してい
る。H及びHはヘッダであり、そこで、少なくとも
1つのビットがヘッダの対応するビット位置と同一の場
合、この符号化方式はデータ・ストリング対の第2のデ
ータ・ストリングを第1のデータ・ストリングの補数に
し、ホーマットHデータHデータにホーマット化す
ることを含む。デコード化はまずヘッダを検出して後、
そのデータ・フィールドが補数であるか否かを確認のた
め、チェックする。又、この方式はデータ・ストリーム
からのビット抽出を開示している。
【0007】Cerrocchioに対して発行された
米国特許第4,375,101号は、連続垂直同期パル
ス間にデータ・ワードの3つの冗長ブロックを事前配置
ホーマットで、2進データをビデオ・テープのビデオ信
号トラックに記録するようにして、ビデオ・テープのデ
ータを高い正確性をもって回復するようデータをホーマ
ット化するシステムを開示している。各データ・ワード
の冗長ブロックは少なくとも3つの冗長同期ワード集合
によって先行され、少なくともデータ・ワードのブロッ
クは第4の冗長同期ワード集合をその後に従える。各集
合の冗長同期ワードは複数の空白水平同期パルス間隔に
よって相互に分離される。このホーマットのデータ回復
用回路はこのホーマットでデータを書き込むシステムと
共に開示されている。
【0008】Postonほかに対して発行された米国
特許第4,518,947号は、各情報文字を複数の信
号要素に符号化する冗長符号化ディジタル信号をデコー
ドする方法及び装置を開示している。各信号要素はアナ
ログーディジタル・コンバータによってサンプルされ、
そのサンプル値はアダーに送信される。そのサンプル値
は記憶回路から受けた累算総和に加算される。サンプル
値と累算総和との総和はセレクタ・スイッチを通して決
定回路及び記憶回路に送信される。
【0009】最後の冗長符号化信号要素がサンプルされ
た後、サンプル値は累算総和内に含まれ、情報文字の状
態が決定回路で判別される。そこで、スイッチは次のグ
ループの冗長符号化信号要素を処理するため、空白のデ
ータ集合を挿入して、累算総和を0にリセットする。
【0010】Huijsesほかに対して発行された米
国特許第4,464,714号符号化配置及び記録キャ
リヤのような送信媒体及びデコード化配置からなるディ
ジタル情報送信システムを開示している。このシステム
において、ディジタル情報は、符号化機能において入力
ワードを表すコードに変換される入力ワード群として受
信される。各コード・ワードは入力ワードに対応し、送
信媒体に適応するよう構成される。コード・ワードは送
信媒体を介してデコード化機能に供給され、そこでディ
ジタル情報に逆変換される。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】以上説明した従来技術
のどれも、大量に効率よく且つ信頼性をもって、ディジ
タル情報を送信するために符号化し及びデコードする方
式を開示していない。従って、本発明の目的は、改良し
たワイヤレス通信システムを提供することである。本発
明の他の目的は、改良した赤外線ワイヤレス通信システ
ムを提供することである。
【0012】更に、本発明の他の目的は、作動符号化及
び保護パルス位置変調を使用する改良したワイヤレス赤
外線通信リンクを提供することである。更に、本発明の
他の目的は、データ送信期間が複数のスロットに分ける
ようにした改良ワイヤレス赤外線通信リンクを提供する
ことである。
【0013】
【課題を解決するための手段】発明1:通信リンクにお
ける伝送データを符号化するパルス位置方法であっ
て、、該通信リンクでは、ビットエラーがマルチパス又
は不正確なタイミングのためにパルス位置符号化データ
に導入されることがあり、該ビットエラーにより引き起
こされる復号化誤りを回避する方法において、パルス位
置符号化期間を複数のスロットに分割する段階であっ
て、隣接するスロットの対は前記パルス位置符号化期間
における各パルス位置に対応している段階、及び隣接す
るスロットの対におけるパルス位置データを符号化する
段階であって、隣接するスロット対の一方のスロットに
は複数個のデータビットの列と1個の検査ビットとを挿
入し、隣接するスロット対の他方のスロットには前記複
数個のデータビットの列と前記検査ビットの補数とを挿
入しする段階、を有しているパルス位置方法。
【0014】発明2:前記パルス位置符号化期間におけ
る最後のスロットを、パルス位置符号化期間を分離する
ガードスロットして利用する発明1のパルス位置方法。
【0015】発明3:ワイヤレス通信リンクにおける伝
送データを符号化するパルス位置方法であって、該ワイ
ヤレス通信リンクでは、ビットエラーが不正確なタイミ
ングのマルチパスのために前記パルス位置符号化データ
に導入されることがあり、ビットエラーにより引き起こ
される復号化誤りを回避し、該方法はパルス位置符号化
期間をM個のスロットに分割する段階を有し、ただし、
M=2Nであり、M個のスロットの隣接スロットの対は
前記パルス位置符号化期間の各パルス位置に対応し、N
は1個のスロットにおける1個のシンボルを定義するデ
ータのビット数であり、M及びNは整数である方法にお
いて、隣接スロットの所定対におけるパルス位置データ
を符号化する段階であって、該符号化では、前記所定対
の一方のスロットにはNビットのデータと1個の検査ビ
ットを挿入し、前記所定対の他方のスロットには、前記
Nビットのデータと前記検査ビットの補数とを挿入する
段階を有しているパルス位置方法。
【0016】発明4:前記パルス位置符号化期間へ付加
スロットを付加する段階であって、該付加スロットがパ
ルス位置符号化期間を分離するガードスロットとして使
用される段階を有している発明3のパルス位置方法。
【0017】発明5:ワイヤレス通信リンクにおける伝
送データを符号化するパルス位置方法であって、該ワイ
ヤレス通信リンクでは、ビットエラーがマルチパス又は
不正確なタイミングのために前記パルス位置符号化デー
タに導入されることがあり、ビットエラーにより引き起
こされる復号化誤りを回避する方法において、パルス位
置符号化期間を(2M+1)個のスロットに分割する段
階であって、ただし、M=2Nであり、Nはスロット1
〜2Mの各スロットのデータのビット数であり、M及び
Nは整数であり、スロット1〜2Mの隣接スロットの対
は前記パルス位置符号化期間の各パルス位置に対応して
いる段階、Nビットの所定列と検査ビットとを持つ第1
のスロット、前記第1のスロットのNビットの所定列と
前記第1のスロットの検査ビットの補数とをもつ第2の
スロット、・・・、Nビットの所定列と検査ビットとを
持つ第(2M−1)のスロット、及び前記第(2M−
1)のスロットのNビットの所定列と前記第(2M−
1)のスロットの検査ビットの補数とをもつ第Mのスロ
ットをパルス位置データへ符号化する段階、及び前記パ
ルス位置符号化期間における第(2M+1)のスロット
を、パルス位置符号化期間を分離するガードスロットと
して利用する段階、を有しているパルス位置方法。
【0018】発明6:復号化段階を有し、該復号化段階
は、符号化データを受信する段階、受信した符号化デー
タの現在のスロットの検査ビットをその前のスロットの
算出検査ビットと比較する段階、もし現在のスロットの
検査ビットとその前のスロットの算出検査ビットとが同
じであれば、現在のスロットからのデータを選択し、も
し現在のスロットの検査ビットとその前のスロットの算
出検査ビットとが相違していれば、その前のスロットか
らのデータを選択する段階、を有している発明5のパル
ス位置方法。
【0019】発明7:ワイヤレス通信リンクにおいて伝
送されて受信したパルス位置符号化データを復号化する
方法であって、該ワイヤレス通信リンクでは、ビットエ
ラーがマルチパス又は不正確なタイミングのために前記
受信したパルス位置符号化化データに導入され、ビット
エラーにより引き起こされる復号化誤りを回避する方法
であって、パルス位置符号化期間が(2M+1)のスロ
ットに分割され、M=2Nであり、Nは、スロット1〜
2Mの各々におけるデータのビット数であり、M及びN
は整数であり、受信したパルス位置符号化データは、N
ビットの所定列と検査ビットとを持つ第1のスロット、
前記第1のスロットのNビットの所定列と前記第1のス
ロットの検査ビットの補数とをもつ第2のスロット、・
・・、Nビットの所定列と検査ビットとを持つ第(2M
−1)のスロット、前記第(2M−1)のスロットのN
ビットの所定列と前記第(2M−1)のスロットの検査
ビットの補数とをもつ第Mのスロット、及びパルス位置
符号化期間を分離するためにガードスロットとして利用
されている第(2M+1)のスロットを符号化されたも
のである方法において、パルス位置符号化データを受信
する段階、現在のスロットの検査ビットを前のスロット
からの算出チェックビットと比較して、それらが所定の
関係をもつか否かを決める段階、及びもし現在のスロッ
トの検査ビットとその前のスロットからの算出検査ビッ
トとが所定関係をもつならば、現在のスロットからのデ
ータを選択し、もし現在のスロットの検査ビットとその
前のスロットからの算出検査ビットとが所定の関係をも
たなければ、前のスロットからのデータを選択する段
階、を有している復号方法。
【0020】発明8:前のスロットからのデータを選択
する段階は、現在のスロットのNビットのデータと検査
ビットとに基づいて前のスロットのデータを算出する段
階を含む発明7の復号方法。
【0021】発明9:選択データからの算出検査ビット
を生成する段階であって、該算出検査ビットは、現在の
タイムスロット用のデータを選択するために前のスロッ
トから算出した検査ビットとして利用される段階を有し
ている発明7の復号方法。
【0022】発明10:データ伝送期間Tが(2M+
1)個のスロットに分割され、ただし、M=2Nであ
り、Nはスロット1〜2Mの各スロットのデータビット
の数であり、M及びNは整数であり、データは、符号化
されて、Nビットの所定列と検査ビットとを持つ第1の
スロット、前記第1のスロットのNビットの所定列と前
記第1のスロットの検査ビットの補数とをもつ第2のス
ロット、・・・、Nビットの所定列と検査ビットとを持
つ第(2M−1)のスロット、前記第(2M−1)のス
ロットのNビットの所定列と前記第(2M−1)のスロ
ットの検査ビットの補数とをもつ第Mのスロット、及び
パルス位置符号化期間を分離するためのガードスロット
として作用するためにデータ無しの第(2M+1)のス
ロットの符号となるデータ通信システムにおいて、前記
符号化データを伝送する手段、前記符号化データを受信
する手段、受信した符号化データの現在のスロットの検
査ビットを前のスロットの算出検査ビットと比較する手
段、及びもし現在のスロットの検査ビットと前のスロッ
トの算出検査ビットとが同一であるならば、現在のスロ
ットからのデータを選択し、もし現在のスロットの検査
ビットと前のスロットの算出検査ビットとが相違してい
るならば、前のスロットからのデータを選択する手段、
を有しているデータ通信システム。
【0023】発明11:所定スロットの検査ビットを或
るスロットのN個のデータビットから得る手段を有して
いる発明10のデータ通信システム。
【0024】発明12:所定データ伝送期間Tにおける
所定スロット用の検査ビットを、前記データ伝送期間T
のすぐ前に先行するデータ伝送期間の対応スロットのN
個のデータビットから得る手段を有している発明10の
データ通信システム。
【0025】発明13:データ伝送期間が(2M+1)
個のスロットに分割され、ただし、M=2Nであり、N
はスロット1〜2Mの各スロットのデータビットの数で
あり、M及びNは整数であり、データは、符号化され
て、Nビットの所定列と検査ビットとを持つ第1のスロ
ット、前記第1のスロットのNビットの所定列と前記第
1のスロットの検査ビットの補数とをもつ第2のスロッ
ト、・・・、Nビットの所定列と検査ビットとを持つ第
(2M−1)のスロット、前記第(2M−1)のスロッ
トのNビットの所定列と前記第(2M−1)のスロット
の検査ビットの補数とをもつ第Mのスロット、及びパル
ス位置符号化期間を分離するためのガードスロットとし
て利用される第(2M+1)のスロットの符号となるデ
ータ通信システムにおいて、前記符号化データを受信す
る手段、検査ビット付きの受信符号化データの現在のス
ロットの検査ビットを前のスロットの算出検査ビットと
比較して、それらが所定関係をもつか否かを決める手
段、及びもし現在のスロットの検査ビットとその前のス
ロットの算出検査ビットとが所定関係をもつならば、現
在のスロットの符号化データを選択する手段、及びもし
現在のスロットの検査ビットとその前のスロットの算出
検査ビットとが所定関係をもたなければ、前のスロット
の符号化データを選択する手段、を有しているデータ通
信システム。
【0026】発明14:選択データから算出検査ビット
を生成する手段であって、該算出検査ビットは現在のス
ロット用のデータの選択のためにその前のスロットから
の算出検査ビットとして利用される手段を有している発
明13のデータ通信システム。
【0027】発明15:前のスロットからデータを選択
する手段は、現在のスロットのNビットのデータと1個
の検査ビットとに基づいて前のスロットに含まれている
データを算出する手段を含んでいる発明13のデータ通
信システム。
【0028】発明16:所定データ伝送期間Tの所定ス
ロット用の検査ビットを、前記所定データ伝送期間のす
ぐ前に先行するデータ伝送期間の対応スロットのNデー
タビットから得る手段を有している発明15のデータ通
信システム。
【0029】発明17:データ伝送期間が少なくとも複
数対のスロットに分割され、各スロット対は、N個のデ
ータビットと1個の検査ビットとをもち符号化された第
1のスロット、及び第1のスロットのすぐ後に続き同一
のN個の同一データビットと第1のスロットの検査ビッ
トの補数とをもち符号化されたスロットをもつデータ伝
送システムにおいて、符号化データを伝送する手段、符
号化データを受信する手段第1のスロットのN個のデー
タビットと検査ビットとから算出データを得る手段、受
信した符号化データの所定スロットの検査ビットを前の
スロットの算出検査ビットと比較してそれらが所定関係
をもつか否かを決める手段、もし所定スロットの検査ビ
ットとその前のスロットの検査ビットとが所定関係をも
つならば受信した符号化データを出力データとして選択
しもし所定スロットの検査ビットとその前のスロットの
検査ビットとが所定関係をもたないならば算出データを
出力データとして選択する手段、及び所定スロット用の
算出検査ビットを該所定スロット用の出力データから得
る手段、を有しているデータ伝送システム。
【0030】発明18:データ伝送期間を分離するガー
ドスロットを含む発明17のデータ伝送システム。
【0031】発明19:所定のデータ伝送期間のスロッ
ト対の第1のスロット用の検査ビットを、前記所定デー
タ伝送期間のすぐ前に先行するデータ伝送期間の対応ス
ロットのN個のデータビットから得る発明18のデータ
伝送システム。
【0032】発明20:データ伝送期間が少なくとも複
数対のスロットに分割され、その各スロット対はN個の
データビットと1個の検査ビットとをもつ符号化された
第1のスロットと、前記第1のスロットのすぐ後に続き
同一のN個のデータビットと第1のスロットの検査ビッ
トの補数とをもち符号化されたスロットとを有している
データ通信方法において、符号化データを伝送する段
階、該符号化データを受信する段階、第1のスロットの
N個のデータビットと1個の検査ビットとから算出した
データを得る段階、受信した符号化データの所定スロッ
トの検査ビットをその前のスロットの算出検査ビットと
比較し、それらが所定関係をもつか否かを決める段階、
もし所定スロットの検査ビットとその前のスロットの検
査ビットとが所定関係をもつならば該受信した符号化デ
ータを出力データとして選択しもし所定スロットの検査
ビットとその前のスロットの検査ビットとが所定の関係
をもたなければ該算出データを出力データとして選択す
る段階、及び所定スロット用の算出検査ビットを該所定
スロット用の出力データから得る段階、を有しているデ
ータ通信方法。
【0033】発明21:ガードスロットがデータ伝送期
間を分離するために利用されている発明20のデータ通
信方法。
【0034】発明22:所定データ伝送期間のスロット
対の第1のスロット用の検査ビットを、前記データ伝送
期間のすぐ前に先行するデータ伝送期間の対応スロット
のN個のデータビットから得る発明21のデータ通信方
法。
【0035】以下、本発明を更に詳細に説明する。本発
明は、直列送信用データ符号化方式及び送信データをデ
コードする相関方式からなるワイヤレス赤外線通信シス
テムを提供する。そのデータ送信期間は複数のスロット
に分割される。指定された一対のスロットにおいて、第
1のスロットはグレイ・コード・ビット・シーケンスか
らなり、第2のスロットは同一のグレイ・コード・ビッ
ト・シーケンスと第1のスロットのパリティ・ビットの
補数とからなる。送信期間の最後のスロットは送信期間
を分離するための保護スロットからなる。
【0036】デコーダは符号化データを受信して指定ス
ロットの間、グレイ・コード・ビット・シーケンス及び
チェック・ビットからそのスロットに対して計算された
データを取り出す。指定スロットのチェック・ビット
は、所定の関係が存在するか否かを判別するため、前の
スロットの計算された、すなわち、計算済チェック・ビ
ットと比較される。所定の関係が存在する場合、受信し
た符号化データがデコードの出力として選ばれ、所定の
関係が存在しない場合、計算済データがデコーダの出力
として選ばれる。計算済チェック・ビットはそのスロッ
トに対する符号化データのチェック・ビットと比較され
る。
【0037】
【実施例】以下、添付図面に基づき、本発明の実施例を
詳細に説明する。室内ワイヤレス赤外線チャンネルのよ
うなデータ通信システムに対する新たな符号化変調(符
号化と変調の統合)であるDCGPPM(差動符号化及
び保護パルス位置変調)について説明する。従来のPP
Mレシーバは通常微細タイミングを要求するが、本発明
によるDCGPPMはマルチパス効果及び不正確なタイ
ミングを許しうるため、もはや等化が要求されず、微細
タイミングの回復回路を必要としない。
【0038】従って、DCGPPMは等化器及び同期化
器の要求を緩和することができ、全体的にレシーバの設
計を簡単になしうることができる。そして、速度40M
pbs及びより高速の信頼性のあるデータ送信をこの方
式により実際に実現することができる。
【0039】多くのネットワークにおいて、エラーが発
生すると、不成功の送信メッセージを返送しなければな
らない。同時に、ネットワークは低いエラー率をもって
動作するものと思われる。室内ワイヤレス赤外線ネット
ワークにおいて、光パルスの電力レベルが信頼性のある
送信を支援するために十分であると、その場合の主な困
難性はチャンネル歪み(特に、マルチパス効果)及び高
いデータ速度のシステムに対する速いタイミングの回復
である。このことは、デコード方式により現シンボルの
デコードを試みている場合は前のシンボルが正しくデコ
ードされたとみなすことが妥当であると観察するであろ
う。
【0040】他の観察として、主なエラー・パターンは
マルチパスのために生じる電力の漏洩から引き起こされ
る。事実、この種のエラー(次のビット期間又はタイム
スロットに対する電力の漏洩はビット・エラー率を支配
する。直接の解決アプローチは正しい同期化器及び等化
器を構成するとか、又は強力なエラー修正エンコーダ/
デコーダを実現するかのどちらかである。
【0041】不可能且つ実際的でない高速システムにす
るかもしれないような複雑な回路の使用は、これらの点
で期待できるものとは思われない。期待できる1つの動
機付けとしてははマルチパスによるフェージング及びタ
イミングの不正確性を許容することができる設計計画が
あれば効率よいシステム設計を達成することができるか
もしれないということである。
【0042】期待できる他の動機付けとしては、室内ワ
イヤレス赤外線通信システムのシステム性能を改良する
よう高品位のPPMを供給することである。非符号化P
PMに対し、1ビット期間内のタイムスロットの数を倍
にすることは、単に雑音帯域幅も倍にすることになる。
8−aryPPMのシンボルエラー率は4−aryPP
Mのそれよりわずかに高い。しかし、より深いフェージ
ングに対するエラー率の性能は8−aryPPMに対す
るより高いスペクトル効率を持つ場合では、両方の場合
について類似する。
【0043】同時に、8−ary及び4−aryPPM
の両方に対する雑音帯域幅を維持するある方法を探すこ
とにより、特に、適度に深いフェージングに対する有意
な性能の改善が見られた。トレリス(trellis)
コード、符号化、又は符号化変調構造に対する状態遷移
概念からこの利点を使用することが開発された。
【0044】マルチパスフェージングは、システム性能
において、常にトラブルを引き起こすものとは限らな
い。あるときには、システム性能を改善することができ
る。例えば、直接伝搬経路が閉鎖された場合、信頼性の
ある通信リンクを構成するために、それを(拡散チャン
ネル)を使用しなければならない。故に、チャンネル等
化器は赤外線ワイヤレス・ネットワークに必要がないか
もしれない。特に、超電力効率システムの設計に対して
はマルチパス効果によって達成される有意な電力を使用
することがよりベターであるものと思われる。
【0045】最後に考察するべきことはタイミングの回
復である。室内ワイヤレス赤外線チャンネルは時間的変
化が大きい。レシーバにおける同期化器は急激な送信に
対しても数ビット内に納まるようなエラー率とするた
め、十分正確なタイミングを取得しなければならない。
同期化器は、又非ブロック送信からブロック送信へ、及
びブロック送信から非ブロック送信へ、両方向送信を可
能にしなければならない。
【0046】上記の状態において、エラーが発生した場
合、ネットワークは全送信を無効にしなければならな
い。初期同期化における数ビット中に、不正確なタイミ
ングによって生じたエラーは、更にマルチパスが考慮さ
れた場合、主なエラー・パターンになると思われる。こ
の高いデータ速度及び動的環境において機能する精密な
同期化器を設計するため、潜在的な適用ではあるが実際
的でない複雑な構造を要求するであろう。不正確なタイ
ミング回復とかマルチパスフェージングが許されるシス
テム設計は非常に期待しうるものである。これがこの発
明に対する基礎である。
【0047】ここで、DCPPM(差動符号化PPM)
の基本思想とするマルチパス効果によって引き起こされ
たエラーを捕獲するための冗長状態を紹介する。エラー
が捕獲されると、正しく送信されるシンボルを認識する
ことが容易である。冗長状態を紹介するべき方法は集合
区分化を使用することによって行われる。前に受信した
シンボルが正しくデコードされたという推定のもとに、
現在のエラー(ある場合)は前のシンボルによって与え
られた情報によって認識される。この冗長状態は実際に
この情報を搬送する。
【0048】直交(G)PPMの基本概念は直接的であ
る。直交PPMに対する最も支配的なエラー・パターン
はマルチパス効果によって引き起こされるシンボル間干
渉から発生する。この望ましくない状況を緩和するため
の最も簡単な方法は、各シンボル期間の終わり、、すな
わち、時間領域内の保護帯域に対し、冗長タイムスロッ
トを加えることである。この冗長タイムスロットは如何
なる符号化情報をも搬送しないスロットである。
【0049】この冗長タイムスロットは“無関心”と称
するコードが割り当てられる。提案された符号化変調に
関するGPPMを使用するもう1つの重要な理由は、全
体的なシステムの複雑性を簡素化することである。この
利点は後述する。同時に、GPPMの適用により、数個
のエラー・パターンを除去して、この状況におけるシン
ボルエラー率を緩和することができる。
【0050】故に、率 R/log(2R+1+1)D
CGPPM を構成するための一般規則を以下に述べ
る。符号化及び変調に関し、(2M+1)−ary(直
交)GPPM信号の発送が使用されるものとみなされ
る。それは、2M−aryPPM及び冗長タイムスロッ
トからなる。汎用性の損失がなく、 M=2R+1
ここでRは正の整数である。
【0051】簡単なトレリスエンコーダは次に示す特性
を有する。 v =u r=1,....., R vR+1 =u n−1(+) ... (+)u n−1 ・・・ ・ (1) ここで、(+)は排他的論理和を意味する。v (u
)はエンコーダが第n番シンボルを作成するための
出力(入力)の第r番ビットであることを示す。
【0052】vR+1 はチェック・ビットのように作
用する冗長ビットである。集合区分化原理に従い、PP
Mホーマットをチェック・ビットにより2つの集合S
及びSに分割する。その結果生じた2M+1タイムス
ロットは次のように構成される。 S ・・・S Mx x ここで、S は“1”であるべきチェック・ビットを
示し、すなわち要素が集合Sに属し、また,S
含む要素は“0”であるべきチェック・ビットを示し、
すなわち要素が集合Sに属し、xは、符号化段で情報
を搬送せず、デコード(復号)のためにのみ使用される
“無関心(don’t care)”を示す。
【0053】M−ary非符号化機能と比較した場合、
同一ユークリッドの距離が維持される。直交PPMの距
離は時間定義域の機能拡張を考慮せずに増加することは
できない。パルスの位置は次の方法で構成することが最
良である。・ S,Sの要素はグレイ符号化され
る。
【0054】Sの要素は0,...,M−1回だけ円
回転(右又は左のいずれか)される。実際のところ、回
転数は下記の事項に従い決定される。それは、最も重要
な雑音帯域幅の増加を避けること(すなわち、現行ビッ
トの最後の状態が次のビットの最初の状態に連続するこ
とはできない)、及び回路/デコード・アルゴリズムの
複雑性、マルチパス効果によって引き起こされるシンボ
ル間干渉等により決定される。
【0055】初期タイミング回復の不正確性は無視する
ことはできない。トレード・オフは後述する。さしあた
り、回転数は0、すなわち、全く回転無しが選ばれる。
従って、通知された最後の2タイムスロットはチェック
・サム1を有する。最後の(冗長)タイムスロットのゴ
ールは次の2つの組み合わせによる。それはマルチパス
フェージングによって引き起こされる潜在的シンボル間
干渉に抵抗すること、及びデコード・アルゴリズム/回
路を簡素に維持することである。
【0056】デコード及び復調 d は第n番シンボルに対する第r番タイムスロット
の検出されたエネルギ(フォトン)を示す。デコーダの
入力(出力)ビット・ストリングはV (U )と
して示される。DCGPPMのデコード及び復調は下記
の規則に従う。
【0057】・ チェック C=U n−1(+)
...(+)U n−1を形成する。なお、(+)は排他
的論理和を意味する。 ・ C=0の場合、次のステップに対し、
...d2M が使用される。 C=1の場合、次のステップに対し、d ...d
2M+1 が使用される。 ・ パルスの位置を検出し、その表示が
(V ,...,VR−1 )であることを確認す
る。 ・ Cn=V (r=1,...,R)の場合、d
2M+1 の表示は、デコードの循環方向のため、及び
及びd2M+1 の1つのみが考慮されるというこ
とから、d のそれと全く同一である。 ・ CnがVR+1 n(ただし、r=1,...,R)に等
しくない場合、パルス位置は正しくないと決定される。
真の位置は、循環方向へ1/(2M+1)ビット期間だ
け後戻りした位置とされる。
【0058】u1 n・・・uR n→符号器→v1 n・・・v
R+1 n→通信路→V1 n・・・VR+1 n→復号器→U1 n・・・
R n
【0059】コード・シーケンスの関係 Tは1ビット期間であることを表示する。非符号化PP
Mに対する直近隣パルスの分離はT/M乃至(2M−
1)T/Mの範囲にある。又、非符号化PPMに対する
パルス分離は、3T(2M+1)乃至(4M−1)T
(2M+1)の範囲にある。故に、非符号化及び符号化
PPMに対する雑音帯域幅がほぼ同一であるとする仮定
は保存性のある仮定である。
【0060】このデコード/復調構造の重要な特徴は、
ロジック・ゲートによるハードウェアの実現に適してい
るということである。それはデコードに対して最適に次
ぐものであるにも拘らず、高いデータ速度の設計を大い
に実現可能にする。勿論、最適の(性能の意味で)デコ
ード計画はViterbiのアルゴリズム又はシーケン
ス評価のような最大見込み評価である。
【0061】TCMと等化とを組み合わせた有効なデコ
ード方法を調査したが、それは今日の技術による高速シ
ステム用としては、いまだ相当複雑である。この提案に
よる構造はチャンネル等化フィルタリングがなく、マル
チパスフェージングを防止するという利益を有する。
【0062】次に、室内ワイヤレス赤外線通信リンクに
おける速度、logM/log(2M+1)DCG
PPMの適用を考察するものとする。この例では、9−
aryGPPMが使用される。冗長スロットに加え、集
合区分化に従って、下記のような2グループのコードが
生成される。 S={000,010,110,100} S={001,011,111,101}
【0063】9−aryDCGPPM用の異なるコード
に対応する位置は、右に1回転する場合は上記のように
なる。それらは、 (000,001,010,011,100,101,
110,111,x)
【0064】デコード/復調の後、U n−1
n−1=11になったとする。ここで、C=0であ
る。第n番送信シンボルは“010”と符号化される
“01”であるものとする。レシーバがそれを“01
1”と受信するような強いマルチパス又は雑音が存在す
るものと仮定する。しかし、チェック・ビットがC
異なるため、パルス位置は“010”のように1ステッ
プ逆上ってデコードされる。この種のエラーは発生しそ
うなもので、修正可能である。これは、図8に基づき、
その例のケース1として後述する。
【0065】デコード/復調の後、U n−1
n−1=01になったとする。ここで、C=1は第n
番送信シンボルが“11”であるものとみなす。レシー
バは、C =1であるから、タイムスロットを“11
1”から“X”まで調査する。エラーのため、レシーバ
は、再び、“X”を受信したと判別し、“000”とデ
コードする。このチェック・ビットはCとは異なるも
のである。実際のパルス位置は、最終的に、他の修正可
能な例である“111”として、循環方向とは1ステッ
プ逆にデコードされる。これは、図9に基づく例により
ケース2として後述する。
【0066】簡単に説明すると、DCGPPMアレイは
Tのシンボル期間を有する(2M+1)スロットのアレ
イと定義する。 M=2 s ここで、nはシンボル当たりのデータ・ビット数
である。シンボル当たり2データ・ビットであると、 M=2=4 故に、シンボル当たり2ビットある場合のアレイのスロ
ット数は下式から得られる。 (2(4)+1)=9スロット
【0067】最初の8スロットがデータ・スロットであ
る場合、最後(第9番)スロットは保護(guard)
スロットである。これは、各スロットに2データ・ビッ
ト+パリティ・ビットがある場合の前述した9−ary
DCGPPMに相当する。一対のスロットを形成する連
続スロットのデータ・ビットは同等であり、パリティ・
ビットは相補である。例えば、スロット1及び2におい
て、データ・ビットは左から右に読んでそれぞれ00で
あり、スロット1のパリティ・ビットは0であり、スロ
ット2の補数パリティ・ビットは1である。各対のスロ
ット3,4;5,6;及び7,8を形成する連続スロッ
トに対しても同じ方式が使用される。各シンボル期間が
9スロットからなる場合、シンボル期間を区分するた
め、保護スロット9を空白にする。
【0068】以下、図1を参照して本発明による符号化
及び変調機構について説明する。図1は本発明による符
号化及び変調機構のブロック図である。符号化されるべ
き直列データは入力線4から直列一並列コンバータ2に
供給される。入力線4に供給される直列データは、イメ
ージ・ファイル、ビデオのフレーム、又は同様なものの
形で、コンピュータのようなデータ源(図に示していな
い)から供給される。
【0069】各シンボルは線6及び8で示されるような
2ビット・データとして表され、冗長保護スロットと共
にパルス位置変調装置(PPM)に供給される。線6及
び8で示されるような2ビット・データはそれぞれC0
及びC1と称する。それ以上のビット数をデータとして
使用することができることは明白である。
【0070】ビットC0及びC1は排他的オア回路12
からなるパリティ・チェック回路に対し入力として供給
される。生成されたパリティ・ビットは遅延回路14を
通して期間Tだけ遅延される。遅延期間Tはシンボル期
間(2M+1)に等しい。例えば、9スロット・アレイ
の場合その遅延は9である。C2と称する遅延したパリ
ティ・ビットは線16を介してPPM変調装置10に供
給される。そこで、PPM変調装置は、下記のように、
各スロットに対するC0、C1、及びC2を結合して、
出力線18に変調シンボルを供給する。
【0071】出力線18の変調シンボルはシンボル期間
9である9スロットからなる信号20として図2に示
す。第1対のスロットにおいて、ビットC0、C1、C
2からなる第1のスロット22の各ビットは左から右に
読んで000に等しい。最右のパリティ・ビット0は、
前述のように、遅延回路14(図1)のため、前のシン
ボル期間でC0及びC1から生成された。
【0072】1対の第2のスロット24は左から右に読
んで001に等しいビットC0、C1、C2からなる。
スロット24のC0及びC1はスロット22のC0及び
C1と同じデータ・ビットである。スロット24のパリ
ティ・ビットC2はスロット22のパリティ・ビットの
補数である。連続する各対のスロット26及び28、3
0及び32、34及び36に対しても同じ方式が使用さ
れる。スロット38は冗長保護スロットである。
【0073】次に、DCGPPMに対するデータ・ホー
マットを生成する1つの方法を例示する図3及び図4
((a)乃至(c))を参照する。図3は図1に示す冗
長スロット付きPPM変調装置の詳細なブロック図であ
る。図4の(a)、(b)、(c)は図3の回路から与
えられる波形を例示する。
【0074】各データ・ビットC0、C1及び奇数スロ
ットに対するパリティ・ビットC2は、それぞれオア・
ゲート40の各入力へ、及び遅延回路42、44、46
に供給される。それは、図4の(a)に例示される。C
0、C1、C2は1つおきのタイムスロット間隔で供給
されるということがわかる。これは、標準シフト・レジ
スタ及びゲート講造によって容易に達成される。
【0075】遅延回路42、44、46はそれぞれその
スロット間隔に等しい遅延を有する。それは持続期間3
ビットの遅延である。図4の(b)に示すこれら遅延さ
れたシンボルはオア・ゲート48の各入力に現れる。遅
延パリティ・ビットC2はオア・ゲート48の入力で反
転され、オア・ゲート40に供給されるパリティ・ビッ
トの補数になるということに注目する。
【0076】オア・ゲート40の出力はデータ・ビット
及び奇数スロットに対するパリティ・ビットであり、オ
ア・ゲート48の出力はデータ・ビット及び偶数スロッ
トに対する補数のパリティ・ビットであるということが
わかる。これら各出力信号はアンド・ゲート52の第1
の入力に供給される。このゲートは反転入力54を有す
る。反転入力54に入力される信号の生成は後述する。
【0077】発振器56はデータ・ビット及びパリティ
・ビットC0、C1、C2と同一のビット周波数の出力
パルスを供給する。パリティ・ビットC0、C1、C2
の生成ロジックは、勿論、発振器56によって同期化さ
れる。発振器56からの出力パルスはカウンタ58及び
検出器60に供給される。カウンタ58はこれらパルス
をカウントし、そのカウントは第9番スロット(すなわ
ち、指定されたシンボル期間Tに対する保護スロットで
ある)の発生を表す9を検出するよう設計された検出器
60に供給される。
【0078】カウント1−8の間、検出器60の出力は
“ロー”であり、アンド・ゲート52の反転入力におい
て“ハイ”信号に反転される。そこで、スロット1−8
のデータ及びパリティ・ビットはゲート52の入力50
に供給され、ゲート52を通して標準PPM変調装置6
2に供給される。検出器60がカウント9を検出する
と、その出力は“ハイ”となり、反転入力54で“ロ
ー”信号に反転され、スロット9の間アンド・ゲート5
2を無効にする。カウント9が検出されたとき、カウン
タ58のリセツト端子Rにリセット信号64が供給さ
れ、それに続くシンボル期間の間カウンタ58を初期化
する。
【0079】図4の(c)はアンド・ゲート52の出力
に現れた出力信号を例示する。最初の8スロットの各々
にデータ及びパリティ・ビットがあり、スロット9は6
6で示すように、情報がなく、保護スロットとして作用
する。PPM変調装置62はこの信号を公知の方法で変
調し、PPM変調装置62の出力端子66から遠隔デコ
ーダに供給されるDCGPPM信号を出力する。図3の
ブロック図はハードウェアの一形式を例示するが、それ
は使用するソフトウェア方式同様、他の形式のハードウ
ェアで実現することもできるということは明白である。
【0080】図5はDCGPPMを例示する図である。
ラジオ周波(又は高周波)信号又は光信号でよい変調装
置62(図3)の出力信号は標準設計のパルス位置検出
器70に供給され、シンボル期間の各スロットに対する
データ・ビット及びパリティ・ビットC0、C1、C2
は、線72を介して、後述するようデコード(復号)す
るデコーダ74に供給される。
【0081】次に、図5のデコーダ74の詳細なブロッ
ク図を示す図6を参照する。しかし、デコーダ74は他
のハードウェア及び(又は)ソフトウェアを使用するこ
ともできることは明らかである。デコーダ74はそれぞ
れ線76,78を介して現行スロットのC0、C1を受
信する。現行スロットに対するチェック・ビットC2は
線82を介して入力した前スロットの計算済チェック・
ビットCPと比較するため、線80を介して受信する。
【0082】CPは前のタイムスロットにおいて、排他
的オア・ゲート98の出力からCNとして生成されたも
のであり、比較は反転出力を有する排他的オア・ゲート
84のような比較器において行われる。排他的オア・ゲ
ート84の非反転出力(図に示していない)でも、適当
にロジック変更をして使用することもできる。現行チェ
ック・ビットC2(線80)と前のスロットに対する計
算済チェック・ビットCP(線82)が同一2進値であ
ると、現行スロットに対するC0、C1は、デコーダ7
4のそれぞれの線95,97に出力C0’及びC1’と
して選出される。
【0083】他方、現行スロットC2のためのチェック
・ビット及び前のスロットのための計算済チェック・ビ
ットCPの2進値が異なる場合、デコーダ74は前スロ
ットのC0及びC1をデコーダ74のそれぞれの線95
及び97における出力C0’及びC1’として算出す
る。これは循環方向とは逆に1スロット回転することで
ある。これは、詳細に後述する。
【0084】排他的オア・ゲート84の反転出力(線8
5)はアンド・ゲート86,88,90,92の選択又
はイネーブル入力に供給される。アンド・ゲート90,
92の選択入力は反転入力であるため、排他的オア・ゲ
ート84の反転出力が“ハイ”のときは、アンド・ゲー
ト86,88が選択され、アンド・ゲート90,92は
選択されない。逆に、排他的オア・ゲートの反転出力が
“ロー”(0)のときは、アンド・ゲート86,88は
選択されず、アンド・ゲート90,92が選択される。
【0085】アンド・ゲート86,90の出力はオア・
ゲート94に対する入力であり、アンド・ゲート88,
92の出力はオア・ゲート96に対する入力である。線
95のオア・ゲート94の出力はデコードされた第1の
データ・ビットC0’であり、線97のオア・ゲート9
6の出力はデコーダ74のデコードされた第2のデータ
・ビットC1’である。排他的オア・ゲート98のよう
な比較器はデコードされたC0’とC1’とを比較し
て、前述のように、それに続くスロットのチェック・ビ
ットC2と(CPとして)比較される計算済チェック・
ビットCNを線82に供給する。
【0086】すなわち、排他的オア・ゲート98の出力
は線82を介して排他的オア・ゲート84の入力に接続
される。それぞれ線95及び97のC0’及びC1’が
同一2進値であると、排他的オア・ゲート98の非反転
出力は“ハイ”(1)である。逆に、C0’とC1’と
が異なる2進値であると、排他的オア・ゲート98の出
力は“ロー”(0)である。排他的オア・ゲート98の
反転出力(図い示していない)も使用することは可能で
ある。
【0087】アンド・ゲート86,88に対する第2の
入力はそれぞれC0及びC1である。排他的オア・ゲー
ト84の出力が1であれば、線80の現行スロットに対
するチェック・ビットC2は前のスロットに対する計算
済チェック・ビットCP(線82)と同一2進値であ
り、C0及びC1はそれぞれオア・ゲート94,96の
出力に対し、それぞれデコードされた出力C0’及びC
1’として供給される。
【0088】アンド・ゲート90及び92に対する第2
の入力は前のスロットからC0及びC1を計算するゲー
ト回路99から入力される。ゲート回路99はアンド・
ゲート100,102,104,106,108とオア
・ゲート110,112とから成る。線76のC0はア
ンド・ゲート100,102の入力と、アンド・ゲート
104,106の反転入力とに接続される。線78のC
1はアンド・ゲート100,108の入力とアンド・ゲ
ート104,106の反転入力とに接続される。
【0089】線80のC2はアンド・ゲート102,1
08の入力と、アンド・ゲート104,106の反転入
力とに接続される。アンド・ゲート100,102,1
04の出力はオア・ゲート110の入力に接続される。
アンド・ゲート104,106,108の出力はオア・
ゲート112の入力に接続される。オア・ゲート11
0,112の出力はそれぞれアンド・ゲート90,92
の第2の入力に供給される。
【0090】故に、排他的オア・ゲート84の出力が0
のときは、それはC2であり、線82の現行スロットに
対する計算済チェック・ビットCPとは異なる2進値で
あり、ゲート回路99のオア・ゲート110,112の
出力は、この場合、前のスロットからのC0及びC1で
あるそれぞれデコードされた出力C0’及びC1’とし
てオア・ゲート94,96の出力に選ばれ、供給され
る。この事については、特定の例について詳細に後述す
る。
【0091】更に、図6において、受信したC0、C
1、C2の最初の正しいデコードの場合であると仮定す
る。例えば、011が送信され、011が受信され、そ
して前のチェック、C=U n− n−1=11、
すなわち、まえのチェック・ビットが1であるからその
2進状態は図に示すように現れる。線80及び82のC
2及びCPがそれぞれ1であるから、排他的オア・ゲー
ト84の出力は1である。
【0092】故に、アンド・ゲート86,88が選択さ
れ、線76,78のC0、C1はそれぞれオア・ゲート
94,96に対するアンド・ゲート86,88に供給さ
れる。故に、線95,97のデコーダ74の出力C
0’,C1’の状態はそれぞれ受信したC0、C1のま
まである。排他的オア・ゲート98の出力は1であり、
それは計算済チェック・ビットCNとなる。
【0093】次に、受信したC0、C1、C2の第2の
正しいデコードの場合を例示した図7を参照する。例え
ば、010が送信され、010が受信され、前のスロッ
トに対する計算済チェック・ビットCPは“0”であ
る。線80,82のC2,CPはそれぞれ“0”である
から、排他的オア・ゲート84の出力は“1”である。
故に、アンド・ゲート86,88が前の例と同様に選択
され、線95,97のデコーダ74からの出力C0’,
C1’の状態はそれぞれ受信したC0、C1のままであ
る。排他的オア・ゲート98の出力は1であり、それは
計算済チェック・ビットCNとなる。
【0094】次に、図8を参照する。図8は現行スロッ
トのために送信されたチェック・ビットC2が正しくな
いときの正しいデコードを例示する。これは前述のケー
ス1である。例えば、010が送信され、011が受信
されたものとする。すなわち、線80の現行スロットに
対するチェック・ビットが正しくないということを示
す。線82の前のスロットに対する計算済チェック・ビ
ットCPは0であり、線80のC2は1であって、排他
的オア・ゲート84の入力に対する2進値が異なるの
で、排他的オア・ゲート84の出力は0であり、アンド
・ゲート90,92が選ばれる。すなわち、ゲート回路
99の出力はデコードされたC0’,C1’である。
【0095】アンド・ゲート100,102,104の
各々は“0”である少なくとも1入力を有する。故に、
これら各ゲートの出力は0である。従って、オア・ゲー
ト110の出力は0となり、アンド・ゲート90を通し
て得られるオア・ゲート94に対する入力は“0”であ
るから、オア・ゲート94の出力は0である。すなわ
ち、C0’はC0と同じ“0”である。各アンド・ゲー
ト104,106は少なくとも“0”である1入力を有
し、そのため、各これらゲートの出力は0である。
【0096】しかし、アンド・ゲート108は線78の
第1の入力C1から“1”を入力し、線80の第2の入
力C2から上記のとおり“1”を入力する。従って、ア
ンド・ゲート108の出力は1である。故に、オア・ゲ
ート112の出力は“1”であり、また、排他的オア・
ゲート84の出力は“0”であるから、アンド・ゲート
92の出力は“1”となり、“1”がオア・ゲート96
に対する入力として選ばれる。すなわち、オア・ゲート
96の出力C1’は“1”であり、C1と同じ値であ
る。故に、正しく受信したデータ・ビットは正しくデコ
ードされるのに対し、受信が正しくないチェック・ビッ
トC2はデータを破壊しない。排他的オア・ゲート98
は、C0’及びC1’が異なる2進値を持つので、計算
済チェック・ビットを“1”と計算する。
【0097】次に、受信したデータ・ビット及びチェッ
ク・ビットのエラーを修正することによるデコードの修
正を例示する図9を参照する。これは前述のケース2で
ある。例えば、011(図2のスロット28)が送信さ
れ、100(図2のスロット30)が受信される。受信
したデータ・ビット及び現行スロットに対するチェック
・ビットは不正確である。前のスロットに対する計算済
チェック・ビットCPは“1”である。
【0098】線80のC2は“0”であり、線82のC
Pは“1”であり(2進値が異なる)、排他的オア・ゲ
ート84の出力は“0”であるから、アンド・ゲート9
0,92が選ばれる。すなわち、ゲート回路99の出力
はデコードされたC0’,C1’である。各アンド・ゲ
ート100,102,104は“0”である少なくとも
1つの入力を持つ。故に、各これらゲートの出力は
“0”である。従って、オア・ゲート110の出力は
“0”であり、アンド・ゲート90を通して“0”がオ
ア・ゲート94に対する入力としで選ばれる。
【0099】故に、オア・ゲート94の出力は“0”で
ある。すなわち、C0’はC0の正しくない受信値とは
異なり、送信されたC0と同じ値の“0”である。各ア
ンド・ゲート104,108は“0”である少なくとも
1つの入力を持つ。故に、各これらゲートの出力は
“0”である。しかし、アンド・ゲート106は線76
のC0に“1”である第1の入力を持ち、線78の反転
C1に“1”である第2の入力を持ち、線80の反転C
2に“1”である第3の入力を持つ。従って、アンド・
ゲート106の出力は“1”である。故に、オア・ゲー
ト112の出力は“1”であり、その“1”はアンド・
ゲート92を通して、オア・ゲート96に対する入力と
して選ばれる。故に、オア・ゲート96の出力は“1”
である。すなわち、C1’は“1”であり、それは、送
信されたC1と同じ値であり、C1の正しくない受信値
とは異なる。誤って受信した現行スロットのデータ・ビ
ット“10”(スロット30)はデコードされて、送信
された前のスロットのデータ・ビット“01”を生成す
る。C0’は“0”であり、C1’は“1”であるか
ら、排他的オア・ゲート98の出力における計算済チェ
ック・ビットCNは“1”となる。次に、受信したデー
タ・ビット及びチェック・ビットのエラーを修正するこ
とによって、正しくデコードする他の例を例示する図1
0を参照して説明する。例えば、111(図2のスロッ
ト36)が送信され、000(図2のスロット22)が
受信されたとする。現行スロットに対する受信したデー
タ・ビット及びチェック・ビットはそれぞれ正しくな
い。前のスロットに対する計算済チェック・ビットCP
は“1”である。
【0100】線80のC2は“0”であり、線82のC
Pは異なる2進値“1”である。従って、排他的オア・
ゲート84の出力は“0”であり、アンド・ゲート9
0,92が選ばれる。すなわち、ゲート回路99の出力
はデコードされたC0’,C1’である。各アンド・ゲ
ート100,102は“0”である少なくとも1つの入
力を持つ。故に、各これらゲートの出力は“0”であ
る。
【0101】しかし、アンド・ゲート104は線78の
反転C1に第1の入力“1”を持ち、線76の反転C0
に第2の入力“1”を持ち、線80の反転C2に第3の
入力“1”を持つ。故に、アンド・ゲート104の出力
はオア・ゲート110の出力を“1”にする“1”とな
り、その“1”はアンド・ゲート90によりオア・ゲー
ト94に対する入力として選ばれる。故に、オア・ゲー
ト94の出力は“1”である。
【0102】すなわち、C0’は送信されたC0と同じ
値であり、C0の正しくなく受信した値とは異なる
“1”である。各アンド・ゲート106,108は
“0”である少なくとも1つの入力を持つため、各これ
らゲートの出力は“0”である。しかし、アンド・ゲー
ト104は、前述のように、出力“1”を持ち、それは
オア・ゲート112の出力を“1”にして、アンド・ゲ
ート92をとおし、オア・ゲート96に対する入力とし
て選ばれる。
【0103】故に、オア・ゲート96の出力は“1”で
ある。すなわち、C1’は“1”であり、それは送信さ
れたC1と同じ値であり、正しくなく受信したC1の値
とは異なる。正しくなく受信したデータ・ビット00
(スロット22)がデコードされ、送信されたデータ・
ビット11(スロット36)を生成する。C0’は
“1”であり、C1’は“1”であるから計算済チェッ
ク・ビットは“0”である。
【0104】
【発明の効果】本発明は、以上説明したように構成し、
特に、データ送信期間を複数のスロットに分割し、保護
パルス位置を設けるようにしたことにより、ディジタル
情報を大量に効率よく且つ信頼性をもって送信すること
ができる符号化及びデコード方法及びシステムを提供す
ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】ワイヤレス赤外線通信システムのエンコーダの
ブロック図
【図2】本発明によるデータ送信ホーマットの例を示す
【図3】データ送信ホーマットの生成方法を例示するブ
ロック図
【図4】図3のブロック図の2進状態を詳細に示す図
【図5】ワイヤレス赤外線通信システムのデコーダのブ
ロック図
【図6】図5に示すデコーダの詳細なブロック図
【図7】図6とは異なるデコード・シーケンスを例示し
た図5のデコーダの詳細なブロック図
【図8】図6及び図7とは異なるデコード・シーケンス
を例示した図5のデコーダの詳細なブロック図
【図9】図6乃至図8とは異なるデコード・シーケンス
を例示した図5のデコーダの詳細なブロック図
【図10】図6乃至図9とは異なるデコード・シーケン
スを例示した図5のデコーダの詳細なブロック図
【符号の説明】
2 直列−並列コンバータ 4 入力線 6、8、16線 10 PPM変調装置 12 排他的オア回路 14 遅延回路 18 出力線 C0、C1 2ビット・データ C2 パリティ・ビット 20 信号 22−38 スロット 40、48 オア・ゲート 42、44、46 遅延回路 52 アンド・ケート 56 発振器 58 カウンタ 60 検出器 62 PPM変調装置 66 保護スロット 70 パルス位置検出器 74 デコーダ 84、98 排他的オア回路 94、96、110、112 オア・ゲート 86−92 アンド・ケート 100−108 アンド・ケート
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭49−128748(JP,A) 特開 昭54−41038(JP,A) 特開 昭59−80037(JP,A) 特開 昭60−213150(JP,A) 実開 昭51−34320(JP,U) J.J.O’Reilly, et al,Line code desig n for digital Puls e−position modulat ion,IEE PROCEEDING S−F, Communication s, Radar and Signa l processing,米国,IE E,1985年10月,Vol.132, Pa rt F, No.6,441−446 (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H04L 25/49 H04L 1/00 H04L 12/28 300 H04N 7/24

Claims (10)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ワイヤレス通信リンクにおける伝送デー
    タを符号化するパルス位置方法であって、該ワイヤレス
    通信リンクでは、ビットエラーがマルチパス又は不正確
    なタイミングのために前記パルス位置符号化データに導
    入されることがあり、ビットエラーにより引き起こされ
    る復号化誤りを回避する方法において、 パルス位置符号化期間を(2M+1)個のスロットに分
    し、ただし、M=2Nであり、Nはスロット1〜2M
    の各スロットのデータビットのビット数であり、M及び
    Nは整数であり、(2M+1)個のスロットとは、 Nビットの所定列と検
    査ビットとを持つ第1のスロット、前記第1のスロット
    のNビットの所定列と前記第1のスロットの検査ビット
    の補数とをもつ第2のスロット、・・・、Nビットの所
    定列と検査ビットとを持つ第(2M−1)のスロット、
    及び前記第(2M−1)のスロットのNビットの所定列
    と前記第(2M−1)のスロットの検査ビットの補数と
    をもつ第2Mのスロット、及びパルス位置符号化期間を
    分離するガードスロットとしての第(2M+1)のスロ
    ットであり、 パルス位置符号化期間において送信するNビットのデー
    タビットと該データビットに基づく1ビットの検査ビッ
    トを生成し、 今回のパルス位置符号化期間で送信するNビットのデー
    タビットと、1個前のパルス位置符号化期間としての前
    回のパルス位置符号化期間で送信したNビットのデータ
    ビットに基づく検査ビットとからなるN+1ビットの符
    号化データに対応するスロットを今回のシンボル期間の
    パルス位置とするPPMで信号を送信する、 ことを特徴
    とするパルス位置方法。
  2. 【請求項2】 復号化段階を有し、該復号化段階は、 符号化データを受信する段階、今回のパルス位置符号化期間における検査ビットと前回
    のパルス位置符号化期間における選択データビットに基
    づく検査ビット と比較する段階、及び もし検査ビッが同じであれば、今回のパルス位置符
    号化期間の符号化データのデータビットを選択し、もし
    検査ビッが相違していれば、今回のパルス位置符号
    化期間のパルス位置としてのスロットに対して1個前の
    スロットに係るデータビットを選択する段階、 を有していることを特徴とする請求項1記載のパルス位
    置方法。
  3. 【請求項3】 ワイヤレス通信リンクにおいて伝送され
    て受信したパルス位置符号化データを復号化する方法で
    あって、該ワイヤレス通信リンクでは、ビットエラーが
    マルチパス又は不正確なタイミングのために前記受信し
    たパルス位置符号データに導入され、ビットエラーに
    より引き起こされる復号化誤りを回避する方法であっ
    て、パルス位置符号化期間が(2M+1)のスロットに
    分割され、M=2Nであり、Nは、スロット1〜2Mの
    各々におけるデータビットのビット数であり、M及びN
    は整数であり、(2M+1)のスロットとは、Nビット
    の所定列と検査ビットとを持つ第1のスロット、前記第
    1のスロットのNビットの所定列と前記第1のスロット
    の検査ビットの補数とをもつ第2のスロット、・・・、
    Nビットの所定列と検査ビットとを持つ第(2M−1)
    のスロット、前記第(2M−1)のスロットのNビット
    の所定列と前記第(2M−1)のスロットの検査ビット
    の補数とをもつ第2Mのスロット、及びパルス位置符号
    化期間を分離するためにガードスロットとして利用され
    ている第(2M+1)のスロットである方法において、Nビットのデータビットと1ビットの検査ビットとから
    なるN+1ビットの 符号化データをPPMにより受信す
    る段階、今回のパルス位置符号化期間の検査ビットを1個前のパ
    ルス位置符号化期間としての前回のパルス位置符号化期
    間における選択データビットに基づく検査ビット と比較
    して、それらが所定の関係をもつか否かを決める段階、
    及び もし今回のパルス位置符号化期間の検査ビットと前回の
    パルス位置符号化期間の選択データビットに基づく検査
    ビットとが所定関係をもつならば、今回のパルス位置符
    号化期間の符号化データのデータビットを選択し、もし
    所定の関係をもたなければ、今回のパルス 位置符号化期
    間のパルス位置に対応するスロットに対して1個前のス
    ロットに係るデータビットを選択する段階、 を有していることを特徴とする復号方法。
  4. 【請求項4】 1個前のスロットに係るデータビットを
    選択する段階は、今回のパルス位置符号化期間の符号化
    データにおけるNビットのデータビットと1ビットの
    査ビットとに基づいて1個前のスロットに係るデータビ
    ットを算出する段階を含むことを特徴とする請求項3記
    載の復号方法。
  5. 【請求項5】 今回のパルス位置符号化期間における選
    択データビットに基づく検査ビットは、次のパルス位置
    符号化期間の符号化データのエラー検査に利用される
    とを特徴とする請求項3記載の復号方法。
  6. 【請求項6】 データ伝送期間Tが(2M+1)個のス
    ロットに分割され、ただし、M=2Nであり、Nはスロ
    ット1〜2Mの各スロットのデータビットの数であり、
    M及びNは整数であり、(2M+1)個のスロットと
    、Nビットの所定列と検査ビットとを持つ第1のスロ
    ット、前記第1のスロットのNビットの所定列と前記第
    1のスロットの検査ビットの補数とをもつ第2のスロッ
    ト、・・・、Nビットの所定列と検査ビットとを持つ第
    (2M−1)のスロット、前記第(2M−1)のスロッ
    トのNビットの所定列と前記第(2M−1)のスロット
    の検査ビットの補数とをもつ第2Mのスロット、及び
    ータ伝送期間Tを分離するためのガードスロットとして
    作用するためにデータ無しの第(2M+1)のスロット
    であるデータ通信システムにおいて、今回のデータ伝送期間Tで送信するNビットのデータビ
    ットと、1個前のデータ伝送期間Tとしての前回のデー
    タ伝送期間Tで送信したNビットのデータビットに基づ
    く検査ビットとからなるN+1ビットの符号化データに
    対応するスロットを今回のデータ伝送期間Tのパルス位
    置とするPPMで信号を送信する手段、 符号化データをPPMで受信する手段、 今回のデータ伝送期間Tの検査ビットを1個前のデータ
    伝送期間Tとしての前回のデータ伝送期間Tの選択デー
    タビットに基づく検査ビットと比較する手段、及び もし今回のデータ伝送期間Tの検査ビットと前回のデー
    タ伝送期間Tの選択データビットに基づく検査ビットと
    が同一であるならば、今回のデータ伝送期間Tのデータ
    ビットを選択し、もし相違しているならば、今回のデー
    タ伝送期間Tのパルス位置に対応するスロットに対して
    1個前のスロットに係るデータビット を選択する手段、 を有していることを特徴とするデータ通信システム。
  7. 【請求項7】 次のデータ伝送期間Tにおけるパルス位
    置の誤り検出に利用する検査ビットを、今回のデータ伝
    送期間TにおけるNビットの選択データビットから得る
    手段を有していることを特徴とする請求項6記載のデー
    タ通信システム。
  8. 【請求項8】 データ伝送期間が(2M+1)個のスロ
    ットに分割され、ただし、M=2Nであり、Nはスロッ
    ト1〜2Mの各スロットのデータビットの数であり、M
    及びNは整数であり、(2M+1)個のスロットとは
    Nビットの所定列と検査ビットとを持つ第1のスロッ
    ト、前記第1のスロットのNビットの所定列と前記第1
    のスロットの検査ビットの補数とをもつ第2のスロッ
    ト、・・・、Nビットの所定列と検査ビットとを持つ第
    (2M−1)のスロット、前記第(2M−1)のスロッ
    トのNビットの所定列と前記第(2M−1)のスロット
    の検査ビットの補数とをもつ第2Mのスロット、及び
    ータ伝送期間Tを分離するためのガードスロットとして
    利用される第(2M+1)のスロットであるデータ通信
    システムにおいて、今回のデータ伝送期間Tで送信するNビットのデータビ
    ットと、1個前のデータ伝送期間Tとしての前回のデー
    タ伝送期間Tで送信したNビットのデータビットに基づ
    く検査ビットとからなるN+1ビットの符号化データに
    対応するスロットを今回のデータ伝送期間Tのパルス位
    置とするPPMで信号を送信する手段、 符号化データをPPMで受信する手段、 今回のデータ伝送期間Tの検査ビットを1個前のデータ
    伝送期間Tとしての前回のデータ伝送期間Tの選択デー
    タビットから算出した算出検査ビットと比較して、それ
    らが所定 関係をもつか否かを決める手段、及び もし今回のデータ伝送期間Tの検査ビットと前記算出検
    査ビットとが所定関係をもつならば、今回のデータ伝送
    期間Tのデータビットを選択する手段、及び もし今回のデータ伝送期間Tの検査ビットと前記算出検
    査ビットとが所定関係をもたなければ、今回のデータ伝
    送期間Tのパルス位置に対応するスロットに対して1個
    の前のスロットに対応するデータビット を選択する手
    段、 を有していることを特徴とするデータ通信システム。
  9. 【請求項9】 今回のデータ伝送期間Tにおける選択デ
    ータビットから算出した算出検査ビットは、次のデータ
    伝送期間Tの符号化データのエラー検査に利用される
    とを特徴とする請求項8記載のデータ通信システム。
  10. 【請求項10】 1個前のスロットに係るデータビット
    を選択する手段は、今回のデータ伝送期間Tの符号化デ
    ータのNビットのデータビットと1ビットの検査ビット
    とに基づいて1個前のスロットに係るデータビットを算
    出する段階を含むことを特徴とする請求項8記載のデー
    タ通信システム。
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