JP3496818B2 - 光クロック抽出回路及び光通信システム - Google Patents

光クロック抽出回路及び光通信システム

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、光通信システムに
関し、特に、超高速光通信においてデータ光信号列から
データのクロック周波数を抽出する方式に関する。
【0002】
【従来の技術】現在の光通信システムにおいては、光信
号の処理の上で、光信号をいったん電気信号に変換する
構成が用いられている。このようなシステムで問題にな
るのはエレクトロニクス部品構成の複雑さに加えて、電
気的な処理による速度が通常は数ギガビット/毎秒(G
b/s)以下に制限されることである。
【0003】このような装置の複雑さや処理速度の制限
を解決するためには、少なくとも部分的には電気を介さ
ず光信号のままで処理する技術が必要となり、特に、光
データ信号列からその信号に同期した光クロック信号列
を抽出する技術の重要性が増している。この背景の中
で、最近モード同期レーザへの光データ列の注入により
直接光クロックを注出する方法が注目を浴びている。
【0004】この光クロック抽出素子や方法について
は、例えば橋本と横山による特願平10‐124852
号の中でモード同期半導体レーザを用いた手法およびそ
の光通信での応用について記載されている。このモード
同期半導体レーザを用いた方法は、簡単な構成で高速の
クロック抽出機能が実現できるが、光通信応用において
は、さらに受信端で最終的に高速度の光信号列の速度
を、電気的に処理が可能な速度に落とすための機能も必
要となる。
【0005】そこで、受信端で光クロック周波数を整数
分の1に分周し、これを利用して光信号列を時間的に分
割する手法の開発が進められている。ここで重要になる
のは、伝送される光信号列のクロック周波数の整数分の
1の分周クロック光パルスを生成させる際に、光信号と
の位相関係を確定して、タイミングが光信号列のクロッ
ク周期で離散的にずれるのを防止することである。
【0006】この目的のためには、エレクトロニクスを
併用した位相同期ループが多く用いられるが、この方法
では系がある程度複雑になるのを免れない。そこで、全
光学的に分周クロックを生成する方法として、光クロッ
クを光ゲートで間引く方法が提案された。この方法につ
いては、LeeおよびKimによるIEEE Photonics Technolog
y Letters、第11巻4号の469−471頁に記載の
論文中に、一例が記載されている。
【0007】図6はその手法の原理を示したものであ
る。クロック光パルス列25が半導体レーザ増幅器35
を経て光整形増幅回路51に入射し、その出力の一部が
光遅延器13による適当な時間遅延の後に半導体レーザ
増幅器35に戻される光回路が構成されている。
【0008】この構成のもとでは、1つの光パルスが光
整形増幅回路61に入ると、その出力が戻されて半導体
レーザ増幅器35の利得を消費することで次の光パルス
の透過率を大きく低下させるために、光整形増幅回路6
1からの出力をなくすことが可能になる。すると、次の
光パルスに対しては、半導体レーザ増幅器35の利得低
下が生じず、再び光パルスが光整形増幅回路61に到達
することができる。
【0009】このようにして、最終的に周波数が1/2
になった分周クロック光パルス列26が出力として得ら
れる。この様子を、タイミングチャートに示すと図7の
ようになる。つまり、半導体レーザ増幅器の利得107
が、当初のクロック光パルス列105の周期の2倍の周
期で大きく変動することによって、分周クロック光パル
ス106が得られる。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】上記の、分周クロック
光パルス発生方法においては、処理できる入力のクロッ
ク光パルスの周波数が半導体レーザ増幅器内のキャリア
の応答時間程度に制限され、10GHz程度以上のクロ
ック光パルス列に対しての分周動作ができない。そのた
めに、当初の目的とした、全光学的手法による電気的な
速度制限を越えた超高速光信号処理という点では、その
目的は十分には達成できない。
【0011】本発明の目的は、電気的な速度制限によら
ず数十Gb/s以上の信号光パルス列から高安定な分周
クロック光パルスを生成可能な光クロック抽出回路を提
供することにある。
【0012】さらには、そのような光クロック抽出回路
を受信器の一部として用いた光通信システムを提供する
ことにある。
【0013】
【課題を解決するための手段】本発明の光クロック抽出
回路は、信号光パルス列の入射に対して、そのクロック
周波数と同一周波数の第1の抽出クロック光パルス列を
信号光パルス列と同期して発生する第1のモード同期半
導体レーザと、第1のモード同期半導体レーザから出力
される第1の抽出クロック光パルス列の入射に対して、
そのクロック周波数の整数分の1の周波数の第2の抽出
クロック光パルス列を前記第1の抽出クロック光パルス
列と同期して発生し、分周抽出クロック光パルスとして
出力する第2のモード同期半導体レーザと、この第1及
び第2のモード同期半導体レーザの間に光学的に結合さ
れ、第1の同期半導体レーザから出力される第1の抽出
クロック光パルス列を変調する光変調手段と、この光変
調手段に供給する変調信号を、第2のモード同期半導体
レーザから出力される第2の抽出クロック光パルス列か
ら抽出する変調信号抽出手段とによって構成したことを
特徴とする。
【0014】また、前記の光変調手段は、光入射によっ
て光透過率が変調を受ける動作をする光ゲートによって
構成され、前記の変調信号抽出手段は、第2のモード同
期半導体レーザからの光出力の一部を外部に取り出す第
1の光カプラと、該第1の光カプラからの光出力に光学
的遅延を与える光遅延器と、該光遅延器からの光出力を
増幅する光増幅器と、該光増幅器によって増幅された光
出力を前記の光ゲートに入射するための第2の光カプラ
によって構成されていることを特徴とする。
【0015】または、前記の光変調手段は、電気信号に
よって光透過率が変調を受ける動作をする光変調器によ
って構成され、前記の変調信号抽出手段は、第2のモー
ド同期半導体レーザからの光出力の一部を外部に取り出
す光カプラと、該光カプラからの光出力に光学的遅延を
与える光遅延器と、該光遅延器からの光出力を増幅する
光増幅器と、該光増幅器からの光出力を受光するための
高光耐力光検出器と、該光検出器からの電気信号を前記
光変調器に加える手段によって構成されていることを特
徴とする。
【0016】または、前記の光変調手段は、電気信号に
よって光透過率が変調を受ける動作をする光変調器によ
って構成され、前記の変調信号抽出手段は、第2のモー
ド同期半導体レーザからの光出力の一部を外部に取り出
す光カプラと、該光カプラからの光出力に光学的遅延を
与える光遅延器と、該光遅延器からの光出力を受光する
ための光検出器と、該光検出器からの電気信号出力を増
幅する高周波増幅器と、該高周波増幅器からの電気信号
を前記光変調器に加える手段によって構成されているこ
とを特徴とする。
【0017】また、上記の光クロック抽出回路におい
て、光クロック抽出回路中の第1のモード同期半導体レ
ーザおよび第2のモード同期半導体レーザは、可飽和吸
収領域と利得領域を有しており、各々のモード同期半導
体レーザ単体では受動モード同期することを特徴とす
る。
【0018】また、上記の光クロック抽出回路を、光通
信用受信機の一部として用いることにより、光通信シス
テムを構築することができる。
【0019】本発明における光クロック抽出において
は、可飽和吸収効果によって受動モード同期する半導体
レーザに、その光パルス繰り返し周波数もしくはその整
数倍の周波数とほぼ等しいクロック周波数の信号光パル
ス列を注入した際に、モード同期半導体レーザの動作が
タイミング同期する作用を利用する。
【0020】また、このタイミング同期の際に、整数分
の1の周波数の光クロック抽出においては、最終的に得
られる光クロックの周波数でモード同期半導体レーザに
入射する光を強度変調することで、タイミングのずれを
抑制する作用を用いる。
【0021】
【発明の実施の形態】図1は、本発明の第1の実施の形
態を示す光クロック抽出回路の構成図である。図1にお
いて、第1のモード同期半導体レーザ1では、まず、入
力信号光パルス列21の注入によって、そのクロック周
波数と周波数が等しくタイミング同期した、同一周波数
抽出クロック光パルス列22が抽出される。
【0022】次に、この光パルス列を、そのクロック周
波数のほぼ整数分の1の繰り返し周波数を有する第2の
モード同期半導体レーザ2に光ゲート3を経由して注入
することにより、注入された同一周波数抽出クロック光
パルス列22のクロック周波数の整数分の1に分周され
た繰り返し周波数の同期クロック光パルスである、分周
抽出クロック光パルス列23を発生する。
【0023】このクロック光パルス列の一部の光出力を
第1の光カプラ11によって分けて取り出し、取り出し
た光パルスに適当な時間遅延を与える光遅延器13を介
して、さらに光増幅器4によって適切な強度に増幅した
後、第2の光カプラ12を介して光ゲート3に入射す
る。光遅延器13の遅延時間は、分周抽出クロック光パ
ルス列23が最も安定して出力されるように調整するこ
とができる。一般的には、注入された同一周波数抽出ク
ロック光パルス列22のクロック周期程度あるいはそれ
より多少短めに設定される。
【0024】その結果、光ゲート3の透過率は、分周抽
出クロック光パルス列23が有する分周されたクロック
周波数で変調を受ける。これにより、第1のモード同期
半導体レーザ1からの同一周波数抽出クロック光パルス
列22は、分周されたクロック周波数で強度変調され
る。
【0025】従って、第2のモード同期半導体レーザ2
には、この分周されたクロック周波数で強度変調を受け
た第1のモード同期半導体レーザ1からの同一周波数抽
出クロック光パルス列22が入射するようになる。この
帰還過程により、第2のモード同期半導体レーザ2にお
ける、第1のモード同期半導体レーザ1からの同一周波
数抽出クロック光パルス列22に対する分周周波数での
同期の際に、高強度の光パルスへの選択的同期が生じ
る。
【0026】それゆえ、分周周波数同期過程で、第1の
モード同期半導体レーザ1からのクロック光パルス列の
周期単位の離散的かつ偶発的に同期のタイミングがずれ
るのを防止できる。
【0027】図2は、図1における、入力信号光パルス
列および各抽出クロック光パルス列の時間波形の相互の
タイミングを示す図である。入力信号光パルス列波形1
01と同一周波数抽出クロック光パルス列波形102は
同期しているが、光ゲート3の後では、同一周波数抽出
クロック光パルス列22は、同一周波数抽出クロック光
パルス列変調波形103のように強度変調される。これ
を反映して、分周抽出クロック光パルス列23は、高強
度の注入光パルスに同期して、最終的に分周抽出クロッ
ク光パルス列波形104が得られる。
【0028】本実施の形態においては、第1のモード同
期半導体レーザ1および第2のモード同期半導体レーザ
2として、InGaAsP系のバルク活性層構造を持ち
可飽和吸収領域と利得領域、ならびに分布帰還型反射構
造を有する半導体レーザデバイスを、光学結合が容易で
あるように、光学的アイソレータやレンズ等の光学部品
を内蔵するモジュール構造にしたものを用いた。
【0029】各々受動モード同期状態において、第1の
モード同期半導体レーザ1は80GHz、第2のモード
同期半導体レーザ2は10GHzのモード同期動作を行
い、両者とも、波長約1.55μm、5ps時間幅のコ
ヒーレントな光パルスを発生するようにした。したがっ
て、入力信号光パルス列21の速度はここでは80Gb
/sとした。
【0030】また、光ゲート3としては、半導体レーザ
と同様の半導体層構造を有する導波路チップをやはりモ
ジュール構造にしたものを用い、電気的に逆バイアスを
印加して使用した。光増幅器4にはエルビウムファイバ
増幅器を用いた。これらのコンポーネントを含む光クロ
ック抽出回路はすべて光ファイバによって光学的な結合
を行った。
【0031】以上の構成により、最終的に、分周クロッ
ク光パルス列23として、タイミングずれのない10G
Hzの光パルス列を得ることができた。
【0032】図3は、本発明の第2の実施の形態を示す
構成図である。この実施の形態では、図1における光ク
ロック抽出回路中の光ゲート3に代えて、電気信号によ
って光透過率が変調を受ける動作をする光変調器31を
用いており、また、光増幅器4に代えて、光検出器32
とその電気信号出力を増幅する高周波増幅器33とを光
クロック抽出回路中に配置した。
【0033】基本的な分周抽出クロック光パルス列の発
生の動作原理は、図1の場合と同様である。ただし、第
1のモード同期半導体レーザ1から生成する同一周波数
抽出クロック光パルス列22は、分周抽出クロック光パ
ルス列23を光検出器32により光電変換しこの電気信
号により光変調器31を駆動することで、強度変調され
る。この構成においても、最終的に、分周クロック光パ
ルス列23として、タイミングずれのない10GHzの
光パルス列を得ることができる。
【0034】図4は、本発明の第3の実施の形態を示す
構成図である。この実施の形態では、図1の光クロック
抽出回路において、光ゲート3に代えて、電気信号によ
って光透過率が変調を受ける動作をする光変調器31を
設け、また、光増幅器4によって増幅された第2のモー
ド同期半導体レーザ2からの光出力を受光するための高
光耐力光検出器34が用いられている。
【0035】この例では、図3の構成と同様に、第1の
モード同期半導体レーザ1から生成する同一周波数抽出
クロック光パルス列22は、分周抽出クロック光パルス
列23を高光耐力光検出器34により光電変換した電気
信号により光変調器31を駆動することで、強度変調さ
れる。
【0036】図5は、本発明による光クロック抽出回路
を適用した光通信システムの一実施の形態を示すブロッ
ク図であり、受信側のデータ復調部におけるクロックタ
イミング抽出回路として本発明による光クロック抽出回
路が用いられる。
【0037】図5(a)に示すように、送信側からは、
短パルス光源51からの光出力をデータ変調器52によ
り信号多重された、例えば100Gb/sの光データが
送信される。この光データは、光ファイバ53、光増幅
器54、再生中継器55等を経由して受信側のデータ復
調器56で、多重された光信号が例えば10Gb/sの
出力信号群として分離され、出力される。
【0038】また、図5(b)に示すように、このデー
タ復調器56には、受信した100Gb/sの光データ
から10Gb/s出力信号群を光ゲート57によって分
離するために、受信した100Gb/sの光データから
10GHzの光クロックを抽出する本発明による光クロ
ック抽出回路58が用いられる。
【0039】
【発明の効果】本発明によれば、2つのモード同期半導
体レーザを利用して、電気的な速度制限によらず数十G
b/s以上の信号光パルス列からタイミングずれのない
高安定な分周クロック光パルスを生成可能な光クロック
抽出回路を提供することができる。
【0040】さらに、本発明の光クロック抽出回路によ
って、受信端での電気的な速度制限を受けることなく、
波長あたり数十Gb/s以上の速度の光信号を伝送可能
な、光通信システムを構築することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による光クロック抽出回路の第1の実施
の形態を示す構成図である。
【図2】本発明による光クロック抽出回路の、入力信号
光パルス列および各抽出クロック光パルス列の時間波形
の相互のタイミングを示す図である。
【図3】本発明による光クロック抽出回路の第2の実施
の形態を示す構成図である。
【図4】本発明による光クロック抽出回路の第3の実施
の形態を示す構成図である。
【図5】本発明による光クロック抽出回路を適用した光
通信システムを示すブロック図である。
【図6】従来例における分周光クロック生成回路の構成
図である。
【図7】従来例の分周光クロック生成回路における半導
体レーザ増幅器の利得の時間変化と分周クロック光パル
ス生成との関係を示す図である。
【符号の説明】
1 第1のモード同期半導体レーザ 2 第2のモード同期半導体レーザ 3 光ゲート 4 光増幅器 11 第1の光カプラ 12 第2の光カプラ 13 光遅延器 21 入力信号光パルス列 22 同一周波数抽出クロック光パルス列 23 分周抽出クロック光パルス列 25 クロック光パルス列 26 分周クロック光パルス列 31 光変調器 32 光検出器 33 高周波増幅器 34 高光耐力光検出器 51 短パルス光源 52 データ変調器 53 光ファイバ 54 光増幅器 55 再生中継器 56 データ復調器 57 光ゲート 58 光クロック抽出回路 61 光整形増幅器 101 入力信号光パルス列波形 102 同一周波数抽出クロック光パルス列波形 103 同一周波数抽出クロック光パルス列変調波形 104 分周抽出クロック光パルス列波形 105 クロック光パルス列波形 106 分周クロック光パルス列波形 107 半導体レーザ増幅器利得時間変化 108 半導体レーザ増幅器透過クロック光パルス列波
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H01S 5/00 - 5/50

Claims (6)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 信号光パルス列の入射に対して、そのク
    ロック周波数と同一周波数の第1の抽出クロック光パル
    ス列を前記信号光パルス列と同期して発生する第1のモ
    ード同期半導体レーザと、 前記第1のモード同期半導体レーザから出力される第1
    の抽出クロック光パルス列の入射に対して、そのクロッ
    ク周波数の整数分の1の周波数の第2の抽出クロック光
    パルス列を前記第1の抽出クロック光パルス列と同期し
    て発生し、分周抽出クロック光パルスとして出力する第
    2のモード同期半導体レーザと、 前記第1及び第2のモード同期半導体レーザの間に光学
    的に結合され、前記第1の同期半導体レーザから出力さ
    れる第1の抽出クロック光パルス列を変調する光変調手
    段と、 前記光変調手段に供給する変調信号を、前記第2のモー
    ド同期半導体レーザから出力される第2の抽出クロック
    光パルス列から抽出する変調信号抽出手段と、を備えて
    いることを特徴とする光クロック抽出回路。
  2. 【請求項2】 前記光変調手段は、光入射によって光透
    過率が変調を受ける動作をする光ゲートによって構成さ
    れ、 前記変調信号抽出手段は、前記第2のモード同期半導体
    レーザからの光出力の一部を外部に取り出す第1の光カ
    プラと、該第1の光カプラからの光出力に光学的遅延を
    与える光遅延器と、該光遅延器からの光出力を増幅する
    光増幅器と、該光増幅器によって増幅された光出力を前
    記の光ゲートに入射するための第2の光カプラによって
    構成されていることを特徴とする請求項1記載の光クロ
    ック抽出回路。
  3. 【請求項3】 前記光変調手段は、電気信号によって光
    透過率が変調を受ける動作をする光変調器によって構成
    され、 前記変調信号抽出手段は、前記第2のモード同期半導体
    レーザからの光出力の一部を外部に取り出す光カプラ
    と、該光カプラからの光出力に光学的遅延を与える光遅
    延器と、該光遅延器からの光出力を増幅する光増幅器
    と、該光増幅器からの光出力を受光するための高光耐力
    光検出器と、該光検出器からの電気信号を前記光変調器
    に加える手段によって構成されていることを特徴とする
    請求項1記載の光クロック抽出回路。
  4. 【請求項4】 前記光変調手段は、電気信号によって光
    透過率が変調を受ける動作をする光変調器によって構成
    され、 前記変調信号抽出手段は、前記第2のモード同期半導体
    レーザからの光出力の一部を外部に取り出す光カプラ
    と、該光カプラからの光出力に光学的遅延を与える光遅
    延器と、該光遅延器からの光出力を受光するための光検
    出器と、該光検出器からの電気信号出力を増幅する高周
    波増幅器と、該高周波増幅器からの電気信号を前記光変
    調器に加える手段によって構成されていることを特徴と
    する請求項1記載の光クロック抽出回路。
  5. 【請求項5】 前記第1のモード同期半導体レーザおよ
    び第2のモード同期半導体レーザは、可飽和吸収領域と
    利得領域を有しており、各々のモード同期半導体レーザ
    単体では受動モード同期することを特徴とする請求項1
    〜4のいずれかに記載の光クロック抽出回路。
  6. 【請求項6】 入射された信号光パルス列から分周され
    た基準クロックパルス光を抽出する手段として、請求項
    1〜5のいずれかに記載の光クロック抽出回路を用いた
    ことを特徴とする光通信システム。
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