JP3496687B2 - 低融点封着用組成物 - Google Patents

低融点封着用組成物

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【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は低融点封着用組成物に関
し、より具体的にはIC又は水晶振動子用のセラミック
パッケージや、表示デバイス等を封着するのに好適な低
融点封着用組成物に関するものである。
【0002】
【従来の技術】IC又は水晶振動子のパッケージや、表
示テバイス等の封着に使用される封着材料には、ICや
水晶振動子等に悪影響を及ぼさないように低温で封着で
きること、熱膨張係数がセラミックや窓板ガラスのそれ
に適合していること、耐水性等の耐侯性が良いことが要
求される。また特にICパッケージ用の封着材料には、
これらの条件の他に機械的強度が高いこと、信号電流が
リークしないように絶縁特性が良好であること、IC素
子にα線が照射されるとソフトエラーが発生するため、
α線を放出する物質を極力含まないこと等の条件を満た
す必要がある。
【0003】従来より上記条件を満たすものとして、P
bO−B23 系の低融点ガラス粉末や、これらのガラ
ス粉末に耐火性フィラー粉末を添加してなる封着材料が
各種提案されている。例えば本出願人は特開平2−22
9738号において、PbO−B23 系ガラス粉末
に、チタン酸鉛系セラミック粉末と低膨張性セラミック
粉末を添加してなる封着材料を提案している。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】一般にPbO−B2
3 系のガラスでは、B23 の含有量が少ないほど、ま
たPbOの含有量が多いほどガラス転移点が下がり、封
着温度を低くできることが知られている。
【0005】しかしながらB23 はガラスの安定化の
ために一定量以上含有させる必要があるため、これらの
ガラスを使用した封着材料においては低融点化に限界が
あり、封着温度を400℃以下にすることは困難であ
る。それゆえ熱に非常に敏感な素子、例えば集積度の高
いICや特殊な水晶振動子を搭載したパッケージの封着
には使用できないという問題を有している。
【0006】また近年、環境上の問題から鉛の使用が制
限される傾向にあり、封着材料においてもガラス中のP
bOの含有量を極力低減させることが求められている。
【0007】本発明は上記事情に鑑みなされたもので、
PbOの含有量を低減しつつ、400℃以下の温度で封
着することが可能な封着用組成物を提供することを目的
とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明者等は種々の研究
を行った結果、PbOの一部をBi23 で置換するこ
とにより、封着温度を上昇させることなくPbOの含有
量を低減させられること、及びこのPbO−Bi23
系ガラスにおいてはFe23 とCuOがガラスの安定
化に非常に効果があり、これらをガラス中に含有させる
ことによってB23 の含有量を低減できることを見い
だし、本発明として提案するものである。
【0009】 即ち、本発明の低融点封着用組成物は、
重量百分率でPbO 45〜75%、Bi23 20.
1〜45%、B23 0〜11%、Fe23 0〜7
%、CuO 0〜7%、Fe23+CuO 0.1〜1
0%、ZnO 0〜15%、SiO2 0〜3%、Al2
3 0〜3%、SiO2+Al23 0〜5%、BaO
0〜7%、TiO2 0〜5%、ZrO2 0〜5%、
2 0〜6%の組成を含有し、Bi 2 3 /PbOが、
重量比で0.27〜0.97であり、300℃以下のガ
ラス転移点を有するガラス粉末からなることを特徴とす
る。
【0010】 また本発明の低融点封着用組成物は、重
量百分率でPbO 45〜75%、Bi23 20.1
〜45%、B23 0〜11%、Fe23 0〜7%、
CuO 0〜7%、Fe23+CuO 0.1〜10
%、ZnO 0〜15%、SiO2 0〜3%、Al2
3 0〜3%、SiO2+Al23 0〜5%、BaO
0〜7%、TiO2 0〜5%、ZrO2 0〜5%、F
2 0〜6%の組成を含有し、Bi 2 3 /PbOが、重
量比で0.27〜0.97であり、300℃以下のガラ
ス転移点を有するガラス粉末45〜85体積%と、耐火
性フィラー粉末15〜55体積%とからなることを特徴
とする。
【0011】
【作用】本発明の低融点封着用組成物において、ガラス
粉末の組成を上記のように限定した理由を以下に述べ
る。
【0012】PbOの含有量は45〜75%、好ましく
は45〜74%である。PbOが45%より少ないと粘
性が高くなり過ぎて400℃以下の温度でガラスが十分
に流動せず、75%より多いと結晶傾向が強くなって低
温封着が困難になる。また環境上好ましくない。
【0013】Bi23 はガラスの粘性を上げずにガラ
スを安定化させる効果があり、PbOの置換成分として
20.1〜45%、好ましくは20.1〜44%含有す
る。Bi23 が、20.1%より少ないと低温封着の
ために相対的にPbOの含有量を高くしなければなら
ず、環境上好ましくない。一方45%より多いとガラス
の粘性が高くなり過ぎる。
【0014】またPbOに対するBi23 の割合は、
重量比で0.27〜0.97の範囲にあることが好まし
い。Bi23 /PbOの比がこの範囲にあると、従来
のガラスに比べてPbOの含有量を効果的に低減しつ
つ、400℃以下の温度での封着を可能にすることがで
きる。なおこの比が小さくなり過ぎるとPbOを効果的
に低減することが難しくなり、一方大きくなり過ぎると
粘性が高くなり過ぎて400℃以下での封着が困難にな
る。
【0015】B23 はガラスを安定化させるための成
分であり、その含有量は0〜11%、好ましくは0.5
〜8%である。B23 が11%より多くなるとガラス
の粘性が高くなり過ぎる。
【0016】Fe23 とCuOは、PbO−Bi2
3 系ガラスにおいてガラスを安定化させる効果が極めて
大きい成分であり、その含有量はそれぞれ0〜7%、好
ましくは0〜5%である。またこれら成分の合量は0.
1〜10%、好ましくは0.2〜8%である。しかしな
がらこれらの成分の合量が0.1%より少ないとその効
果がなく、封着時に結晶化が著しくなって流動しなくな
る。またFe23 及びCuOがそれぞれ7%より多い
場合、或は合量で10%を超える場合はガラスの粘性が
高くなり過ぎる。
【0017】ZnOはガラスを安定化させ、且つ、耐水
性を向上させる成分であり、その含有量は0〜15%、
好ましくは0〜12%である。ZnOが15%より多い
とガラスが結晶化して十分に流動しなくなる。
【0018】SiO2 とAl23 は結晶化を防止する
ための成分であり、その含有量はそれぞれ0〜3%であ
る。またこれらの合量は0〜5%、好ましくは0〜3%
である。しかしながらこれらの成分がそれぞれ3%より
多いとガラスの粘性が高くなり過ぎる。またこれらの合
量が5%より多い場合もガラスの粘性が高くなり過ぎて
好ましくない。
【0019】BaOはガラスの結晶化を防止する効果が
あり、その含有量は0〜7%。好ましくは0〜5%であ
る。BaOが7%より多くなるとガラスの粘性が高くな
り過ぎる。
【0020】TiO2 はガラスを安定化させる効果があ
り、その含有量は0〜5%、好ましくは0〜1%であ
る。TiO2 が5%より多くなると結晶化傾向が著しく
なって流動しなくなる。
【0021】ZrO2 は結晶化を防止する効果があり、
0〜5%、好ましくは0〜1%含有する。ZrO2 が5
%より多くなるとガラスの粘性が高くなり過ぎる。
【0022】F2 はBi23 の多い組成系でガラスの
固着点を下げて失透を防止する効果があり、0〜6%、
好ましくは0〜3%含有する。F2 が、6%より多いと
ガラスの安定性が崩れ、結晶化が著しくなって流動しな
くなる。
【0023】また上記成分以外にも、5%以下のAg
O、SrO、P25 、Co23 、及びTeO2 、3
%以下のMo23 、Rb2 O、Cs2 O、Nb2
5 、Ta 23 、CeO2 、NiO、Cr23 、Sb
23 、SnO2 及び希土類の酸化物を他成分として含
有させることができる。但しTl2 O、CdO等の非常
に毒性の強い成分の添加は環境上好ましくなく、避ける
べきである。
【0024】以上の組成を有するガラスは非晶質であ
り、封着時に結晶を析出する傾向がないため流動性が良
く、またガラス転移点が300℃以下と低く、しかもガ
ラスの粘性も低い。また30〜250℃における熱膨張
係数が115×10-7/℃以上であり、これと適合する
高膨張材料を400℃以下の低温で封着することが可能
である。
【0025】一方アルミナ(70×10-7/℃)、窒化
アルミニウム(45×10-7/℃)、窓板ガラス(85
×10-7/℃)等の熱膨張係数の適合しない材料からな
るICパッケージや表示デバイスの封着を行う場合、被
封着物との熱膨張係数差を是正するために、耐火性フィ
ラー粉末を混合して使用することが可能である。
【0026】耐火性フィラー粉末を混合する場合、その
混合割合はガラス粉末45〜85体積%と耐火性フィラ
ー粉末15〜55体積%であることが好ましい。両者の
割合をこのように限定した理由は、耐火性フィラー粉末
が15体積%より少ないとその効果がなく、55体積%
より多くなると流動性が悪くなって封着が困難になるこ
とによる。
【0027】耐火性フィラーとしては、チタン酸鉛系セ
ラミックス、ウイレマイト系セラミックス、コーディエ
ライト、ジルコン系セラミックス及び酸化錫系セラミッ
クスが特に適しており、これらを単独、或は組み合わせ
て使用することが好ましい。またこれら以外に酸化チタ
ン、五酸化ニオブ、β−ユークリプタイト、ムライト、
β−クォーツ等を使用することもできる。
【0028】
【実施例】以下、実施例に基づいて本発明の低融点封着
用組成物を説明する。
【0029】(実施例1)表1は、PbO−Bi23
系ガラスにおけるFe23 及びCuOの効果を説明す
るものであり、試料aはPbO−Bi23 系ガラスの
一例であり、試料bは試料aの組成からB23 の含有
量を3.7%を少なくしたPbO−Bi23 系ガラ
ス、試料cは試料bに2.0%のFe23 を添加した
本発明の低融点封着用組成物、試料dは試料bに2.0
%のCuOを添加した本発明の低融点封着用組成物をそ
れぞれ示している。
【0030】
【表1】
【0031】表1の試料は次のようにして調製した。
【0032】表中の組成になるように原料粉末を調合、
混合し、白金坩堝に入れて900℃で1時間溶融し、薄
板状に成形した後、粉砕し、250メッシュのステンレ
ス製篩を通過させて平均粒径が4μmの試料を得た。
【0033】表1から明らかなように、B23 の含有
量を少なくした試料bはガラス転移点が283℃であ
り、試料aに比べて25℃低下したものの、流動性及び
安定性が悪かった。一方、Fe23 を添加した試料c
は、ガラス転移点が288℃と低い値を示し、しかも流
動性が試料aより優れており、安定性も良好であった。
またCuOを添加した試料dは、ガラス転移点が286
℃であり、しかも試料cと同様に流動性が試料aより優
れており、安定性も良好であった。
【0034】これらの事実は、ガラス転移点を低くする
ためにB23 の含有量を少なくしても、Fe23
CuOを添加することによって良好な流動性及び安定性
が得られ、低温での封着が可能な封着用組成物が得られ
ることを示している。
【0035】なお、ガラス転移点は示差熱分析計(DT
A)により求めた。また流動性は、試料から外径20m
m、高さ5mmのボタンを作製した後、380℃、10
分の条件で加熱し、このときのボタンの直径が23mm
を超えるものを良、20〜23mmのものを可、20m
m未満のものを不可とした。安定性は、流動性試験後の
試料表面を目視で観察し、結晶が全く認められなかった
ものを良、認められたものを不可とした。
【0036】(実施例2)表2及び表3は、本発明にお
けるガラスからなる低融点封着用組成物の実施例を示す
ものである。
【0037】
【表2】
【0038】
【表3】
【0039】表2及び表3から明らかなように、試料A
〜Iはガラス転移点が231〜292℃、熱膨張係数が
115〜136×10-7/℃であり、すべて良好な流動
性を示した。
【0040】なお、表中の各試料は、実施例1と同様に
して調製した。
【0041】表4乃至表6は、表2及び表3の各試料に
耐火性フィラー粉末を混合して作製したICパッケージ
用の低融点封着用組成物の実施例(試料No.1〜1
3)を示すものである。
【0042】
【表4】
【0043】
【表5】
【0044】
【表6】
【0045】表4乃至表6から明らかなように、試料N
o.1〜13は、封着温度が360〜400℃、抗折強
度が560〜650kg/cm2 、絶縁抵抗が12.5
〜13.8Ω・cm、α線放出量が0.09〜0.21
count/cm2 ・hrと良好な値を示した。また熱
膨張係数は、試料No.1〜9が64〜72×10-7
℃、試料No.10〜13が51〜55×10-7/℃で
あり、それぞれアルミナ(70×10-7/℃)、窒化ア
ルミニウム(45×10-7/℃)に近似した値を示し
た。
【0046】表7は、表2の試料に耐火性フィラー粉末
を混合して作製した表示デバイス用の低融点封着用組成
物の実施例(試料No.14〜16)を示すものであ
る。
【0047】
【表7】
【0048】表7から明らかなように、試料No.14
〜16は、封着温度が370〜380℃、絶縁抵抗1
3.2〜13.9Ω・cmと良好な値を示した。また熱
膨張係数は75〜76×10-7/℃であり、窓板ガラス
のそれ(85×10-7/℃)に近似した値を示した。
【0049】これらの事実は、本発明の低融点封着用組
成物がICパッケージや表示デバイスの封着材料に求め
られる諸条件を満足し、特に400℃以下の低い温度で
封着できること、また耐火性フィラー粉末を適当量含有
することにより、熱膨張係数をアルミナ、窒化アルミニ
ウム、窓板ガラス等に適合するように調節できることを
示している。
【0050】なお、熱膨張係数は、押棒式熱膨張測定装
置を用いて測定した。また封着温度は、各試料から作製
した外径20mm、高さ5mmのボタンを加熱して流動
させ、その外径が21mm以上となった時の温度とし
た。抗折強度は試料を焼結した後、10×10×50m
mの角柱に成形し、3点荷重測定法によって求めた。絶
縁抵抗はメガオームメーターを用いて150℃における
値を測定し、α線放出量はZnSシンチレーションカウ
ンターを用いて測定した。
【0051】また表4乃至表7に示した耐火性フィラー
粉末は次のようにして作製した。
【0052】チタン酸鉛系セラミック粉末は、リサー
ジ、酸化チタン、炭酸カルシウムを重量%でPbO 6
5%、TiO2 30%、CaO 5%の組成になるよう
に調合し、混合後、1100℃で5時間焼成し、次いで
この焼成物をアルミナボールにて粉砕し、350メッシ
ュのステンレス製篩を通過させ、平均粒径が5μmの粉
末状とした。
【0053】ウイレマイト系セラミック粉末は、亜鉛
華、光学石粉、酸化アルミニウムを重量%でZnO 7
0%、SiO2 25%、Al2 3 5%の組成になるよ
うに調合し、混合後、1440℃で15時間焼成し、次
いでこの焼成物を粉砕し、250メッシュのステンレス
製篩を通過したものを使用した。
【0054】コーディエライト粉末は、酸化マグネシウ
ム、酸化アルミニウム、光学石粉を2MgO・2Al2
3 ・5SiO2 の割合になるように調合し、混合後、
1400℃で10時間焼成し、次いでこの焼成物を粉砕
し、250メッシュのステンレス製篩を通過したものを
使用した。
【0055】ジルコン系セラミック粉末は次のようにし
て作製した。まず、天然ジルコンサンドを一旦ソーダ分
解し、塩酸に溶解した後、濃縮結晶化を繰り返すことに
よって、α線放出物質であるU、Thの極めて少ないオ
キシ塩化ジルコニウムにし、アルカリ中和後、加熱して
精製ZrO2 を得た。さらにこの精製ZrO2 に高純度
珪石粉、酸化第二鉄を重量%でZrO2 66%、SiO
2 32%、Fe2 32%の組成になるように調合し、
混合後、1400℃で16時間焼成し、次いでこの焼成
物を粉砕し、250メッシュのステンレス製篩を通過し
たものを使用した。
【0056】酸化錫系セラミック粉末は、重量%でSn
2 93%、TiO2 2%、MnO2 5%の組成になる
ように調合し、混合後、1400℃で16時間焼成し、
次いでこの焼成物を粉砕し、250メッシュのステンレ
ス篩を通過したものを使用した。
【0057】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の低融点封
着用組成物は、IC又は水晶振動子用のパッケージや、
表示デバイス等の封着材料に要求される諸特性を満足
し、特にPbOの使用量を低減しつつ、400℃以下の
低い温度で封着することが可能であるため、封着材料と
して好適なものである。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) C03C 1/00 - 14/00

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 重量百分率でPbO 45〜75%、B
    23 20.1〜45%、B23 0〜11%、Fe
    23 0〜7%、CuO 0〜7%、Fe23+CuO
    0.1〜10%、ZnO 0〜15%、SiO2
    〜3%、Al23 0〜3%、SiO2+Al23
    〜5%、BaO 0〜7%、TiO2 0〜5%、Zr
    2 0〜5%、F2 0〜6%の組成を含有し、Bi 2
    3 /PbOが、重量比で0.27〜0.97であり、
    300℃以下のガラス転移点を有するガラス粉末からな
    ることを特徴とする低融点封着用組成物。
  2. 【請求項2】 重量百分率でPbO 45〜75%、B
    23 20.1〜45%、B23 0〜11%、Fe
    23 0〜7%、CuO 0〜7%、Fe23+CuO
    0.1〜10%、ZnO 0〜15%、SiO2
    〜3%、Al23 0〜3%、SiO2+Al23
    〜5%、BaO 0〜7%、TiO2 0〜5%、Zr
    2 0〜5%、F2 0〜6%の組成を含有し、Bi 2
    3 /PbOが、重量比で0.27〜0.97であり、
    300℃以下のガラス転移点を有するガラス粉末45〜
    85体積%と、耐火性フィラー粉末15〜55体積%と
    からなることを特徴とする低融点封着用組成物。
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