JP3495249B2 - 折り畳み型電子機器 - Google Patents

折り畳み型電子機器

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JP3495249B2
JP3495249B2 JP04709498A JP4709498A JP3495249B2 JP 3495249 B2 JP3495249 B2 JP 3495249B2 JP 04709498 A JP04709498 A JP 04709498A JP 4709498 A JP4709498 A JP 4709498A JP 3495249 B2 JP3495249 B2 JP 3495249B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、折り畳み型電子機
器に関し、特にそのヒンジ部の構造に関する。
【0002】
【従来の技術】従来から、この様な折り畳み型電子機器
はヒンジ部の内部に両端が固定されたコイル状のばねを
入れ、所定の位置に有る第1のケース体を第2のケース
体に対してヒンジ部を中心に回動させて折り畳んでい
た。この時、ヒンジ部の内部のコイル状のばねが回動に
よって締めつけられ圧力を加えられる。そして、開くと
きはこのばねを締めつけている圧力を開放する力によっ
て第1ケース体を回動動作して所定の位置に戻るように
なっていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、この折
り畳み型電子機器は閉じたままで使用することは少な
く、必ずと言ってよいほど開いた状態で使用することが
多い。そのため、開閉回数は多くなり必然とばねの弾性
力も弱まってくる。また、このばねは通常交換できるも
のではなく、ばねが弱くなれば上記動作にも支障が生じ
る。更に開いたときに所定の位置に止めるための係止部
も開閉回数が増してくると係り具合が悪くなってきて所
定の位置でさえ止めることが出来ない。
【0004】また、このヒンジ部は第1のケース体と第
2のケース体とにそれぞれ一体成形されておりこのヒン
ジ部の両サイドをネジで固定してるので分離することは
出来なかった。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、従来技術のこ
れらの問題点を解決することを目的とし、請求項1記載
の折り畳み型電子機器は、第1のケース体と第2のケー
ス体とをヒンジ部を介して回動可能に結合された折り畳
み型電子機器において、前記ヒンジ部は、前記第1のケ
ース体と一体成形された円弧形状の第1ヒンジ部と、前
記第2のケース体と一体成形された円柱形の第2ヒンジ
部と、組み立てた際に前記円弧形状の第1ヒンジ部の内
面に嵌合する前記円柱形の第2ヒンジ部が前記第1ヒン
ジ部に対して逸脱するのを防止する円弧形状の第3ヒン
ジ部とからなり、前記第1と第3のヒンジ部の内周壁
前記第2ヒンジ部の外周壁に磁石を具備し、お互いが
面する前記磁石の引き合う磁性力によって前記第1のケ
ース体と前記第2のケース体を任意な角度で係止させる
ことを特徴とする。
【0006】また、請求項2記載の発明は、前記第3ヒ
ンジ部が前記第1ヒンジ部に対して着脱ができることに
より、前記第1のケース体と第2のケース体とが簡単に
着脱可能になることを特徴とする。
【0007】
【発明の実施の形態】以下、この発明を一実施例の図を
用いて説明する。
【0008】図1は本発明の一実施例におけるヒンジ部
の構造を示す分解斜視図、図2は本発明の一実施例を示
す電子機器が閉じた状態を示す断面図、図3は本発明の
一実施例を示す電子機器の開き始めの状態を示す断面
図、図4は本発明の一実施例を示す電子機器が任意の角
度に係止可能な状態を示す断面図、図5は本発明の一実
施例を示す電子機器の斜視図である。
【0009】図5において、本発明の一実施例である電
子機器1は、第1のケース体2と、第2のケース体3と
から成り第1のケース体2と第2のケース体3とはヒン
ジ部4を介して回動可能に結合されている。
【0010】図1において、ヒンジ部4は第1のケース
体2と一体成形された円弧形状の第1ヒンジ部4aと、
第2のケース体3と一体成形された円柱形の第2ヒンジ
部4bと、円弧形状の第1ヒンジ部4aの内面に嵌合す
る円柱形の第2ヒンジ部4bが前記第1ヒンジ部に対し
逸脱するのを防止する円弧形状の第3ヒンジ部4cと
からなり、組立てた時外側にあたる円弧形状の第1ヒン
ジ部4aと第3ヒンジ部4cは、内周壁に円弧形状の磁
石5a、5cをはめ込む溝を設けてはめ込み式で接着剤
等を介して磁石5a、5bを円弧形状の内側に固定す
る。又、組立てた時内側にあたる円柱形の第2ヒンジ部
4bは外周壁に円弧形状の磁石5bをはめ込む溝を設け
て同様にはめ込み式で接着剤等を介して磁石5bを円柱
形の外側に固定する。又この時、各磁石5a、5b、5
cの磁極は回動するヒンジ部4の中心軸側を同極となる
ように配置しておく(図3参照)。
【0011】図2、図3、図4は本発明の電子機器1が
開閉する動作の中で特に開く一連の動作順に表したもの
である。電子機器1が閉じた状態を示す図2では、図1
で取り付けた磁石5のそれぞれの位置が把握できる。こ
の時磁石5a、5cはそれぞれ磁石5bと面していて異
なる磁極からお互い引き合う。その結果この引き合う力
以上、外部からの力が加わらない限り電子機器1は開く
ことがないのでロック作用として用いることが出来る。
【0012】次に、上記条件下から引き合う力以上の外
部からの力が加わると電子機器1は開く。その後、この
時の磁石5の位置は開き始めの状態を示す図3によれ
ば、どの位置においても磁石5a、5bは磁石5cに面
しておらず磁石5の引き合う力がないので容易に開くこ
とが出来る。
【0013】そして、ある程度の角度が付けば図4の磁
石5a、5b、5cの位置でわかるように磁石5a、5
bは磁石5cに面し磁石5の引き合う力で任意の角度に
係止可能になる。また、第1のケース体2が第2のケー
ス体3に対して垂直よりも大きな角度で位置を固定して
使用することは必然なので、第1のケース体2が第2の
ケース体3に対して垂直よりも大きな角度(図4の矢印
の領域)で位置を固定するときの磁石5a、5cが磁石
5bに面する面積は最も広いように設計している。ま
た、この実施例においては磁石5a、5b、5cの大き
さをそれぞれ変えているが、しっかりと第1のケース体
2が第2のケース体3に対して係止するのならばどの大
きさでもよく、希望する停止可能領域に応じて磁石5
a、5b、5cの形状を変えることも良い。
【0014】また、第3ヒンジ部4cが第1ヒンジ部4
aに対して容易に取り外しが出来るのならば、本発明は
ヒンジ部4に磁石5をはめ込んでいるので使用用途に応
じて(例えば第1のケース体2と第2のケース体3が赤
外線等で通信できる構造になっていて、分離して使用す
ることが出来る場合(図は省略)。)、この発明の利点
である磁石5によって係止するヒンジ部4を具備してい
ることを生かして第1のケース体2を第2のケース体3
に対して着脱するようにしても良い。
【0015】
【発明の効果】以上の構成により、本発明によれば折り
畳み型電子機器のヒンジ部に磁石を用いて係止するよう
に構成しているので、第1のケース体を第2のケース体
に対して任意の角度に固定することが出来且つその時の
位置を保持するための支持部を必要としないのでヒンジ
部が破損する事は無い。またネジやばねを使って固定す
る従来の方法に比べて組立が簡単で部品点数も少なくて
良い。
【0016】また、赤外線等を介して第1のケース体と
第2のケース体が通信でき、お互いが離れて使用するよ
うな時でも、ヒンジ部に細かい部品を使用していないた
めに簡単に着脱できるので、素早い対応が可能になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例におけるヒンジ部の構造を示
す分解斜視図
【図2】本発明の一実施例を示す電子機器が閉じた状態
を示す断面図
【図3】本発明の一実施例を示す電子機器の開き始めの
状態を示す断面図
【図4】本発明の一実施例を示す電子機器が任意の角度
に係止可能な状態を示す断面図
【図5】本発明の一実施例を示す電子機器の斜視図
【符号の説明】
1:折り畳み型電子機器 2:第1のケース体 3:第2のケース体 4:ヒンジ部 5:磁石
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) F16C 11/00 - 11/12 H04B 7/24 - 7/26 H04M 1/02 - 1/23 H04Q 7/00 - 7/38

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】第1のケース体と第2のケース体とをヒン
    ジ部を介して回動可能に結合された折り畳み型電子機器
    において、 前記ヒンジ部は、前記第1のケース体と一体成形された
    円弧形状の第1ヒンジ部と、前記第2のケース体と一体
    成形された円柱形の第2ヒンジ部と、組み立てた際に
    記円弧形状の第1ヒンジ部の内面に嵌合する前記円柱形
    の第2ヒンジ部が前記第1ヒンジ部に対して逸脱するの
    防止する円弧形状の第3ヒンジ部とからなり、 前記第1と第3のヒンジ部の内周壁及び前記第2ヒンジ
    部の外周壁に磁石を具備し、お互いが面する前記磁石の
    引き合う磁性力によって前記第1のケース体と前記第2
    のケース体を任意な角度で係止させることを特徴とする
    折り畳み型電子機器。
  2. 【請求項2】前記第3ヒンジ部が前記第1ヒンジ部に対
    して着脱ができることにより、前記第1のケース体と第
    2のケース体とが簡単に着脱可能になることを特徴とす
    る請求項1記載の折り畳み型電子機器。
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