JP3495151B2 - 枕木用埋込栓 - Google Patents

枕木用埋込栓

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JP3495151B2
JP3495151B2 JP21591695A JP21591695A JP3495151B2 JP 3495151 B2 JP3495151 B2 JP 3495151B2 JP 21591695 A JP21591695 A JP 21591695A JP 21591695 A JP21591695 A JP 21591695A JP 3495151 B2 JP3495151 B2 JP 3495151B2
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Description

【発明の詳細な説明】 【0001】 【発明の属する技術分野】この発明は、鉄道軌道等の木
製もしくは合成木材製の枕木において、レール締結用タ
イプレート等を固定するためのボルトをねじ込む部分に
埋設して用いられる枕木用埋込栓に関する。 【0002】 【従来の技術】鉄道軌道等に用いられる枕木として、長
繊維で補強された熱硬化性樹脂発泡体等の合成木材から
なるものが用いられてきている。このような合成木材製
や木製の枕木においては、レールを枕木に固定するのに
ねじ釘が用いられることが多い。 【0003】ところが、列車通過時の荷重や振動によっ
て、時間経過と共にねじ釘をねじ込んだ部分の枕木がへ
たり、ゆるみが発生するようになる。そのため、短い間
隔での増し締め補修作業を行わなければならず、また、
だんだん増し締めだけでは十分にねじ止めができず、ひ
いては枕木全体を交換しなければならない事態が生じて
いた。 【0004】また、レール交換やタイプレート交換でね
じ釘を一旦枕木から外し、再びそのねじ穴に繰り返し使
用すると、そのねじ穴部分が損傷し、さらに枕木の寿命
が縮まるという問題があった。 【0005】そこで、枕木のねじ釘を抜いた穴に、長繊
維で補強された熱硬化性樹脂発泡体から製せられた柱状
の埋込栓を埋め込み、あらためてねじ釘をねじ込む等し
てレールを枕木に取り付けていた(例えば、特開平2−
261101号公報)。 【0006】 【発明が解決しようとする課題】上記の埋込栓は、埋込
栓自体が枕木と同材質であるので、時間経過と共にねじ
釘をねじ込んだ部分の枕木がへたり、ゆるみが発生する
ことは避けられなかった。 【0007】この発明は、上記の点を解消し、枕木に直
接ねじ釘をねじ込んでレールやタイプレートを枕木に固
定する場合よりもねじ釘取付寿命が長い枕木用埋込栓を
提供することを目的とする。 【0008】 【課題を解決するための手段】この発明の枕木用埋込栓
は、金属製筒状体の外周面に雄ねじと長手方向に溝が形
成されると共に内周面に雌ねじと一方の口部に枕木にね
じ込み埋設するためのドライバーの先端挿入穴が形成さ
れていることを特徴とする。 【0009】上記の枕木用埋込栓は、外周面の雄ねじに
よって埋設後枕木から離脱し難く、ねじ釘は雌ねじに螺
合されて取着されるのでネジ釘の着脱が容易である。ま
た、枕木用埋込栓は、合成木材製の枕木や木製の枕木に
比して強度的に優れている金属製筒状体からなるので、
列車通過時の荷重や振動によるねじ穴部のへたりが小さ
く、固定ボルトの増し締め等の間隔が長くなる。 【0010】 【発明の実施の形態】以下、この発明の実施の形態を図
面に示した実施例を参照して説明する。 【0011】図1は、この発明の枕木用埋込栓の実施例
であり、(イ)は枕木用埋込栓の縦断面図、(ロ)は枕
木用埋込栓の平面図である。図2は、図1の枕木用埋込
栓の使用状態を示す断面図である。これらの図面におい
て、1は枕木用埋込栓、2は枕木、3はレール締結用タ
イプレート、4はレール、5は固定ボルトである。 【0012】図1に示すとおり、枕木用埋込栓1につい
ては、金属製筒状体の外周面に雄ねじ11と長手方向に
4条の溝13が、また内周面に雌ねじ12と一方の口部
に四角穴14が形成されている。 【0013】上記溝13は枕木2にねじ込むときの抵抗
を軽減するために設けられたものであり、この溝の大き
さや数は必要に応じて設計される。また、上記四角穴1
4は枕木用埋込栓1を枕木1にねじ込み埋設するための
ドライバーの先端挿入穴であり、ドライバーの先端部が
六角であれば六角穴とすればよい。 【0014】図2に示す枕木2は、長繊維で補強された
熱硬化性樹脂発泡体の角柱体からなるものであるが、木
製であってもよい。レール締結用タイプレート3、レー
ル4及び固定ボルト5は従来から用いられているものと
変わらない。 【0015】次に、枕木用埋込栓1の使用態様を図2を
参照して説明する。先ず、ドライバーの先端を枕木用埋
込栓1の四角穴14に挿入し、枕木用埋込栓1を枕木2
の上方の固定ボルト5のねじ込み個所にねじ込んで埋設
する。このとき、枕木用埋込栓1の外周にエポキシ系接
着剤を塗工して埋設すれば、埋設後接着剤が硬化して枕
木用埋込栓1が枕木2に接着され、より強固に埋設され
るので好ましい。 【0016】次いで、固定ボルト5をレール締結用タイ
プレート3の取り付け孔を通し、枕木用埋込栓1の雌ね
じ12に螺合することにより、レール締結用タイプレー
ト3は枕木2に固定される。レール締結用タイプレート
3に従来と同様にしてレール4を固定する。こうして、
レール4は枕木2に取着される。 【0017】なお、枕木用埋込栓1は、新しい枕木に埋
設して用いてもよいし、レール交換やタイプレート交換
の際に枕木に埋設して用いてもよい。 【発明の効果】上記したとおり、この発明の枕木用埋込
栓は、金属製筒状体の外周面に雄ねじと長手方向に溝が
形成されているので、この溝は枕木にねじ込むときの抵
抗を軽減し、この雄ねじによって埋設後枕木から離脱し
難く、また、金属製筒状体の内周面に雌ねじと一方の口
部に枕木にねじ込み埋設するためのドライバーの先端挿
入穴が形成されているので、ねじ釘は雌ねじに螺合され
て取着され、ネジ釘の着脱が容易である。また、枕木用
埋込栓は、合成木材製の枕木や木製の枕木に比して強度
的に優れている金属製筒状体からなるので、列車通過時
の荷重や振動によるねじ穴部のへたりが小さく、固定ボ
ルトの増し締め等の間隔が長くなり、枕木の寿命が長く
なる。
【図面の簡単な説明】 【図1】この発明の枕木用埋込栓の実施例を示すもので
あり、(1)は縦断面図、(2)は平面図である。 【図2】この発明の枕木用埋込栓の使用態様を示す断面
図である。 【符号の説明】 1 枕木用埋込栓 11 雄ねじ 12 雌ねじ 2 枕木 3 レール締結用タイプレート 4 レール 5 固定ボルト

Claims (1)

  1. (57)【特許請求の範囲】 【請求項1】 金属製筒状体の外周面に雄ねじと長手方
    向に溝が形成されると共に内周面に雌ねじと一方の口部
    に枕木にねじ込み埋設するためのドライバーの先端挿入
    が形成されていることを特徴とする枕木用埋込栓。
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