JP2001099120A - ボルトおよびそのボルトにロックナットを締結してなる締結体 - Google Patents

ボルトおよびそのボルトにロックナットを締結してなる締結体

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JP2001099120A JP31281199A JP31281199A JP2001099120A JP 2001099120 A JP2001099120 A JP 2001099120A JP 31281199 A JP31281199 A JP 31281199A JP 31281199 A JP31281199 A JP 31281199A JP 2001099120 A JP2001099120 A JP 2001099120A
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政人 名川
Yumiko Nakamura
由美子 中村
Akiko Saito
あき子 斉藤
Takehiko Takasaki
武彦 高崎
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ロックナットを用いたボルトの結合体が大き
な振動荷重を受けても、弛まなくする 【解決手段】ボルトとパワーナットで非結合体締結した
後、パワーナットの螺子ピッチよりも細かいピッチを有
するロックナットでパワーナットを締結する。更に、パ
ワーナットとロックナットの間に、周囲に複数の突出部
を具備したプレートをボルトに挿通し、該突出部を折り
曲げて、パワーナットとロックナットに掛合することに
よって、ロックナットが廻らないようにする。

Description

【発明の詳細な説明】 【0001】 【発明の属する技術分野】本発明は、螺子に係るボルト
またはナットの弛み止めに関する。 【0002】 【従来の技術】従来から、ボルトの弛み止めを図る手段
の一つとして、ロックナットを用いる方法が採用されて
きている。 【0003】しかし、ロックナットを用いて確実に弛み
止めを施しても、被締結体に大きな振動荷重が掛かっ
て、ボルト自体が伸びたり及び/又は螺子山が撓んだり
すれば、パワーナットが瞬間的に被締結体から離れたり
密着したりする反復現象が生じている内に、ボルトが弛
緩するに至ることがある。 【0004】前述のように、ロックナットで以って弛み
止めが施されているにも拘らず、ボルトが弛緩するに至
る現象は、パワーナットが被締結体から離れた瞬間的に
おいては、パワーナットとロックナットは締結状態では
なく、弛んだ状態であり、パワーナットが被締結体に密
着した瞬間的においては、パワーナットは被締結体を締
結した状態である現象を繰り返す内に、この弛んだ瞬間
の状態においては、パワーナットとロックナットの各々
は、振動の作用の状態によって、螺子の螺旋方向に関係
無く、瞬間的に廻り抵抗の小さい方向に廻るがその廻り
方向が弛む方向に廻り続けて、ボルトの伸び長さ或いは
螺子山の撓み量以上に被締結体から離れたときに、パワ
ーナットの締結作用が喪失して現れるのである。 【0005】以上の事情により、ロックナットは、一定
以上の振動荷重を受ければ、弛むものである。このた
め、ロックナットの更なる弛み止め策として、締結した
ロックナットの側面から貫通小孔を穿孔した後、ピンを
その開孔に刺し込むことによって、ロックナットをボル
トに固定する方法が行われてきている。 【0006】以上の事情により、従来においては、ロッ
クナットのみで以って、弛み止め機能を向上させる方策
として、ボルトに2種類の螺子を設け、パワーナットの
螺合螺子とロックナットの螺合螺子とを使い分ける方策
が考案された。 【0007】例えば、実開平6−82421号公報に開
示されいる方策は、ボルトの螺子の螺旋方向に対し、反
対廻りの螺子を螺刻し、該ボルトに左廻りナットと右廻
りナットを交互に締め付けることにより、弛み止めを果
たすものである 【0008】この方策には、反対廻りに螺刻する螺子の
ピッチが小さければ、ボルトに所在していた当初の螺子
およびロックナット用螺子が寸断された挙句の果て、削
られて大部分消失してしまうので、使用に供することが
困難になるという問題がある。 【0009】そこで、実開平6−8241号公報におい
ては、螺刻する螺子ピッチを大きくすることによって、
前述の問題の解決を図っている。開示されている実開平
6−8241号公報の第5図から、ボルトの当初の螺子
に螺刻する螺子ピッチを、該当初の螺子の略3倍に大き
くした場合であっても、当初のボルトの螺子は、削られ
て略3分の1が消失していることが解る。 【0010】然るに、当初のボルトの螺子は、パワーナ
ットと螺合する螺子であり、パワーナットの螺子山から
押圧された摩擦力で締結力を生み出す機能を発揮しなけ
ればならない。締結力を生み出す機能を発揮するために
は、ボルトの螺子は、所定の螺旋長さが必要であるにも
拘らず、螺旋長さが短くなって、強度が略3分の1も減
少している。従って、実開平6−8241号公報に開示
されているボッルトには、使用上において、耐力の点で
大変危険であるという重大な問題がある。 【0011】また、ナットは、前述の如く、ボルトの螺
子山との摩擦力で締結状態を維持しており、ナットの締
結力は、ナットのピッチが大きくなればなる程、その摩
擦角が大きくなって、小さくなる。更に、螺刻後のロッ
クナットが螺合するボルトの螺子は、当初の螺子の谷が
存在しているために、寸断され、かつ、螺子山の側面が
欠けることになり、ロックナットとの当たり面が非常に
少なくなっている。従って、実開平6−82421に開
示されいるロックナットは、ボルト螺子との当たり面
が、少なくなっている処に以って、摩擦角が大きいか
ら、そのロックナットの締結力が非常に弱いものになっ
ているため、弛み易くなっているという問題がある。 【0012】前述のように、ボルトが伸びたり及び/又
は螺子が撓んだりした場合には、ロックナットが瞬間的
に弛み、パワーナットとロックナットの両者が弛む方向
に廻ったときには、 ロックナットの螺子ピッチが、パ
ワーナットの螺子ピッチよりも大きいことから、ロック
ナットは、パワーナットの被締結体から離れる速さより
も、速くパワーナットから離れるから、パワーナットの
締結作用が喪失するに至り易いという問題がある。 【0013】また、特許公報第2767683号の第1
実施例に開示されている耐振性螺子は、段付き螺子を具
備したボルトに2段にナットを締結したもので、被締結
体に一定以上の大きな振動荷重が掛かった場合、ロック
ナットの螺子径がパワーナットの螺子径より小さいもの
であるので、ロックナットとパワーナットとの螺子径が
同一である場合に比して、ロックナットの螺子山やロッ
クナットの螺合するボルトの螺子山に撓みが生じ易く、
その撓み現象に起因して弛み易いという問題がある。 【0014】以上の事情、並びに、ロックナットによる
ボルトの弛み止め方策は極めて簡素であることから、ロ
ックナットによる弛み止め機能の向上が関係者の間で熱
望されてきた。 【0015】 【解決しようとする課題】ロックナットを用いたボルト
の結合体が大きな振動荷重を受けても、弛みにくくす
る。 【0016】 【課題を解決するための手段】ボルトとパワーナットで
被結合体を締結した後、パワーナットより螺子ピッチが
細かく、かつ、内径が大きいロックナットをパワーナッ
トに締結する。更に、パワーナットとロックナットの間
に、周囲に複数の突出部を具備したプレートをボルトに
挿通し、該突出部を折り曲げて、パワーナットとロック
ナットに掛合することによって、ロックナットが廻らな
いようにする。 【0017】 【発明の実施の態様】ボルトの先端からパワーナットの
締結位置内までの範囲に、該パワーナットに螺合する螺
子に、該螺子のピッチよりも細かく、かつ、谷径が大き
い螺子を、螺刻したボルトを、被締結体に挿通した後、
ボルトにパワーナットを螺合して締結し、次いで、ロッ
クナットを螺刻した螺子に螺合して締結する。螺刻した
螺子がパワーナットと螺合する螺子の螺旋方向と同一方
向であれば、パワーナットと螺合する螺子山の削り採ら
れる部分が少ないから、一見したところ、異なるピッチ
の螺子が切られていることが見分けにくい程である。従
って、パワーナットと螺合する螺子山の強度の低下は小
さくて済む。また、螺刻した螺子はパワーナットと螺合
する螺子山に沿う部分が多いから、その螺子山に、該螺
刻した螺子の谷が生じる部分が多く所在するため、ロッ
クナットの必要な締結力が十二分に賄える強度を有す
る。 【0018】更に、螺刻する雄螺子の谷径がパワーナッ
トと螺合する雄螺子の谷径、即ち当初の谷径より大き
く、当初の螺子山の下部が全て残るから、パワーナット
を螺合させて所定の螺合位置に組み付けることができ
る。 【0019】本発明におけるロックナットとボルトとの
締結体は、パワーナットと螺合する螺子径が同一であれ
ば、特許公報第2767683号の第1実施例に開示さ
れている耐震性螺子のロックナット螺合螺子に比して、
ロックナットの螺子径が大きくかつ螺子山の幅および高
さが大きいから、螺子山の強度が大きいという特徴を有
する。 【0020】本発明におけるロックナットと螺合する螺
子は、当初の螺子の谷との重複部が欠けているが、螺刻
後における螺子山の幅の大きさによって、使用に供する
程度の強度を十二分に有することは試作により実証済み
である。また、パワーナットが弛み、非締結体から離れ
ようとしても、ロックナットのピッチがパワーナットの
ピッチより細いため、パワーナットと同一或いはそれ以
上の速さで離れられないから、ロックナットは螺子山に
押しつけられて、廻りが抑制されて、弛みにくくなると
いう特徴がある。 【0021】更に、本発明におけるロックナットは、ロ
ックナットの螺合する螺子のピッチが小さいため、螺子
の摩擦角も小さくなっており、この点でも、弛みにくく
する一助となっている。 【0022】以上の事情により、本発明におけるロック
ナットは締結に必要な力を発揮することができる。 【0023】ロックナットの螺子の螺旋方向は、ロック
ナットの締結力が、パワーナットの弛みを防止し得る程
度以上にあれば良いのであるから、パワーナット螺旋方
向に対し、正逆何れの方向であっても良い。しかし、本
発明におけるロックナットと螺合する螺子は、当初の螺
子の谷との重複部が欠けているから、その欠けが少ない
方、即ち、パワーナットの螺旋方向と同一方向に螺刻す
る方が、弛み止め効果を発揮するうえで好ましい。 【0024】本発明におけるロックナットの螺合する螺
子は、実開平6−82421のロックナットに比し、パ
ワーナットの螺合する螺子の外径と同じである点につい
ては共通しているが、ロックナットが螺合する螺子ピッ
チが、パワーナットの螺合する螺子のピッチより、小さ
い。従って、本発明におけるロックナットは、パワーナ
ットと共廻りしないから、共廻りに起因した弛みを生じ
ないのに対し、実開平6−8241のロックナットはパ
ワーナットと共廻りして弛むという特質がある。 【0025】本発明におけるロックナットは、パワーナ
ットとロックナットの間に、周囲に複数の突出部を具備
したプレートを、ボルトに挿通して介在し、該突出部を
折り曲げて該パワーナットおよび該ロックナットのそれ
ぞれに掛合することにより、パワーナットが、被締結体
から離れようとしても、ロックナットのピッチがパワー
ナットのピッチより細いため、パワーナットと同一或い
はそれ以上の速さで離れられないから、パワーナットと
ロックナットは、いずれも廻ることができなくなる。従
って、前述のプレートを掛合すれば、大きな振動荷重に
対してもロックナットは弛まなくなる。 【0026】 【実施例1】図1は、本発明の結合体で以って、被締結
体を締結した実施例を表したもので本発明のボルトを具
備した六角柱頭付きボルトとパワーナットとで以って被
締結体を締結した後、ロックナットを本発明のボルトと
螺合してパワーナットに締結した締結体を表したもので
ある。図中の11は六角柱頭付きボルトを、4はパワー
ナットを、5はロックナットを、2は並目螺子を、3は
細目螺子を、6は被締結体を、1は六角柱頭付きボルト
11の螺子部即ちボルトを、2はボルト1およびパワー
ナット4における並目螺子を、10は並目螺子2に細目
螺3を螺刻した螺子山を表す。 【0027】並目螺子2は、パワーナット4が螺合する
螺子であり、ボルト1の端部8から被締結体6の内部位
置まで螺刻されており、細目螺子3は、ロックナット5
が螺合する螺子であり、ボルト1の端部8からパワーナ
ット4の内部における反被締結体6側の端部付近まで、
並目螺子2の上に螺刻されており、螺子山10は、その
螺刻されて生じた螺子山を表す。細目螺子3の特質は、
並目螺子2より螺子ピッチが細かく、かつ、谷径が大き
いことである。ここに、ボルト1とパワーナット4とロ
ックナット5との結合体を以後「締結体47」という。 【0028】図2(a)は、並目螺子2における螺子山
の部分形状を表した部分拡大断面図であり、図中のPは
螺子ピッチを、Dは螺子の外径を、Aは螺子の谷径を表
す。 【0029】図2(b)は、細目螺子3を螺合するため
に、並目螺子2に細目切り用ダイス9を螺合した状況を
表した部分拡大断面図であり、pは細目螺子3の螺子ピ
ッチを、Bは細目の螺子3の内径を、Dは細目螺子3の
谷径を表す。図中のabcdで囲まれたクロス斜線部お
よびefgh囲まれたクロス斜線部は、細目切り用ダイ
ス9によって削り取られた並目螺子の部分を表してい
る。 【0030】図3(c)は、図2(b)における細目切
り用ダイス9を抜き取った後、即ち、並目螺子2に細目
螺子3を螺刻して出来上がった螺子の形状を表した部分
拡大断面図であり、図中の10は螺刻して出来上がった
螺子山を表す。ロックナット5が螺合するボルトの螺子
山10は並目螺子2の形状を留めていないことが解る。 【0031】図3(d)は、螺子山10に並目螺子のパ
ワーナット4を螺合した状況を表した部分拡大断面図で
ある。パワーナット4は、図3(d)から、ボルト1の
並目螺子2が削り取られていても、螺合できることが解
る。 【0032】図4(e)は、螺子山10に細目螺子のロ
ックナット5を螺合した状況を表した部分拡大断面図で
ある。ロックナット5は、図4(e)から、ボルト1の
並目螺子2が削り取られていても、螺合できることが解
る。 【0033】以上の事情から、パワーナット4とロック
ナット5は共に螺子山10と螺合できることが解る。 【0034】ここに、JIS規格における雄螺子におい
ては、細目螺子および並目螺子の外径が同一であれば、
細目螺子の谷径が並目螺子の谷径より大きく、細目螺子
の螺子ピッチが並目螺子の螺子ピッチより小さく定めら
れている。従って、ボルト1は、市販の並目ボルトに、
細目の螺子を市販のダイスで螺刻して得ることができ
る。また、パワーナット4とロックナット5は共に市販
の並目ナット、市販の細目ナットを使用することができ
る。従って、本発明の締結体は、その導入に際して、ボ
ルト製作工場等の格別の設備を設けることなく、簡易に
実施することができる。 【0035】 【実施例2】図5(a)(b)(c)、図6(d)
(e)(f)図7(g)(h)本発明のボルトの実施例
を表したものである。図5(a)は、片側が本発明のボ
ルト1を、他側が円柱13を構成してなるスタッドボル
ト12を表し、図5(b)は片側が本発明のボルト1
を、他側が1条螺子15を構成してなる1条螺子付きス
タッドボルト14を表し、図5(c)は両側が本発明の
ボルト1を構成してなるスタッドボルト16を、図6
(d)は片側が本発明のボルト1を、他側が六角柱を構
成してなる六角柱頭付きボルト11を、図6(e)は片
側が本発明のボルト1を、他側が六角穴を有する円柱を
構成してなる六角穴を具備した円柱頭付きボルト17
を、図6(f)は片側がU字状体を、2箇所の他側の何
れもボルト1を構成してなるU字状体付きボルト18
を、図7(g)は片側が本発明のボルト1を、他側がT
字状頭を構成してなるT字状頭付きボルト19を、図7
(h)は片側が本発明のボルト1を、他側が球冠を構成
してなる球冠付きボルト20を表す。前述の実施例ボル
トの外に、片側が本発明のボルト1を、他側が四角柱を
構成してなる四角柱頭付きボルト21、或いは、片側が
本発明のボルト1を、他側が四角穴を有する円柱を構成
してなる四角穴を具備した円柱頭付きボルト22があ
る。 【0036】 【実施例3】図8は、片側が本発明のボルト1を、他側
が曲がり部24を構成してなる基礎ボルト23を表した
もので、基礎ボルト23は、曲がり部24をコンクリー
トに埋設して使用される。尚、曲がり部24は必ずし
も、図の様に半円状である必要は無く、直角に又はレ形
状に曲がっていても良い。また、他側の曲がり部24
は、ボルト1の下方に設けなくても、ボルト1の下方部
を横向き鉄筋に溶接して、その横向き鉄筋を代用しても
良い。 【0037】本発明の基礎ボルト23は、コンクリート
面に設置する振動を伴う機械装置の固定に際し、その装
置の基礎ボルトとの結合部に掛合して、ボルト1に並目
螺子のパワーナット4を螺合して締結した後、細目螺子
のロックナット5を螺合してパワーナット4を締結すれ
ば良い。 【0038】基礎ボルト23に並目螺子のパワーナット
4と細目螺子のロックナット5を螺合した本発明の締結
体47は、前述の説明の如く、ロックナット5の弛み速
さがロックナット4の弛み速さよい遅いことに起因し
て、従来のパワーナットとロックナトとの結合体よりも
弛みにくいという利点がある。 【0039】 【実施例4】図9は、本発明の基礎ボルト23をコンク
リート製まくらぎ25に埋設して軌条27を締結してい
る状況を表した断面図である。図中の軌条締結装置26
は、基礎ボルト23に挿通した締板26を介して軌条2
7をコンクリート製まくらぎ25に締結している。軌条
締結装置26は、基礎ボルト23に締板26を挿通し
て、ボルト1に並目螺子のパワーナット4を螺合して締
板26を締結した後、ボルト1に細目螺子のロックナッ
ト5を螺合してパワーナット4を締結することによっ
て、締板26の端部付近が軌条27のフランジをコンク
リート製まくらぎ25に押圧固定する。 【0040】軌条締結装置26は、基礎ボルト23に並
目螺子のパワーナット4と細目螺子のロックナット5を
螺合した本発明の締結体47が、前述の説明の如く、ロ
ックナット5の弛み速さがロックナット4の弛み速さよ
い遅いことに起因して、従来のボルト・ナットによる軌
条締結装置よりも弛みにくいという利点がある。 【0041】 【実施例5】図10(a)は、本発明のスタッドボルト
付き鋼製まくらぎ29の正面図であり、スタッドボルト
付き鋼製まくらぎ29は、鋼製まくらぎ30の上面に、
本発明のスタッドボルト12を、軌条27の締結に係る
スタッドボルト取り付け位置に溶接或いは圧接で以って
固着したものである。スタッドボルト付き鋼製まくらぎ
29のスタッドボルト12の使用目的は、前述の軌条締
結装置26と同様であり、その軌条締結装置は軌条締結
装置26に準じて、スタッドボルト12に締板26を挿
通して、ボルト1に並目螺子のパワーナット4を螺合し
て締板26を締結した後、ボルト1に細目螺子のロック
ナット5を螺合してパワーナット4を締結することによ
って、締板26の端部付近が軌条27のフランジを鋼製
まくらぎ30に押圧固定し、その固定を弛みにくくする
ことにある。 【0042】本発明のスタッドボルト12に並目螺子の
パワーナット4と細目螺子のロックナット5を螺合した
本発明の締結体47は、前述の説明の如く、ロックナッ
ト5の弛み速さがロックナット4の弛み速さよい遅いこ
とに起因して、従来の軌条締結装置におけるボルト・ナ
ットの結合体よりも弛みにくいという利点がある。 【0043】 【実施例6】図11(a)は、本発明のT字状頭付きボ
ルト33を軌条締結装置31に用いて、軌条27をT字
状穴付き鋼製まくらぎ32に締結している状況を表した
断面図である。図11(b)は、図11(a)における
断面A−A図であり、T字状頭付きボルト33がT字状
穴28に貫通しており、破線はT字状頭を表し、斜線は
締板34の端部における下面の突起部を表している。 【0044】本発明のT字状頭付きボルト33に締板3
4を挿通して、ボルト1に並目螺子のパワーナット4を
螺合して締板34を締結した後、ボルト1に細目螺子の
ロックナット5を螺合してパワーナット4を締結するこ
とによって、締板34の端部付近が軌条27のフランジ
をT字状穴付き鋼製まくらぎ32に押圧固定する。 【0045】本発明のT字状頭付きボルト33に並目螺
子のパワーナット4と細目螺子のロックナット5を螺合
した本発明の締結体47は、前述の説明の如く、ロック
ナット5の弛み速さがロックナット4の弛み速さよい遅
いことに起因して、従来の軌条締結装置におけるボルト
・ナットの結合体よりも弛みにくいという利点がある。 【0046】 【実施例7】図12は、本発明の締結体を軌条の繋ぎ部
に使用している軌条繋ぎ装置を表した断面斜視図を示
す。 【0047】目板36で以って繋いだ軌条27を列車が
通過する場合、軌条27の繋ぎ部には軌条の膨張吸収代
37が設けてあるため、その軌条27は列車の各車輪が
通過する度毎に衝撃振動が生じる。このため、目板36
を軌条27に固定している球冠付きボルト20が弛み易
いし、また、該ボルトが弛緩していることに気がつか
ず、弛緩を放置しておけば、衝撃振動がだんだん激しく
なって、遂には、球冠付きボルト20が貫通しているボ
ルト孔から亀裂が生じるに至るという問題があった。 【0048】軌条27の端部付近のウエブを目板36で
挟み、これらを貫通したボルト孔に本発明の球冠付きボ
ルト20を挿通して、ボルト1に並目螺子のパワーナッ
ト4を螺合して目板36を締結した後、ボルト1に細目
螺子のロックナット5を螺合してパワーナット4を締結
することによって、目板36が軌条27のウエブを押圧
固定する。 【0049】本発明の球冠付きボルト20に並目螺子の
パワーナット4と細目螺子のロックナット5を螺合した
本発明の結合体は、前述の説明の如く、ロックナット5
の弛み速さがロックナット4の弛み速さよい遅いことに
起因して、従来の軌条締結装置におけるボルト・ナット
の結合体よりも弛みにくいという利点がある。 【0050】従って、本発明のボルト1を使用したロッ
クナット5による締結体47は、ボルト1が弛みにくく
なるから、従来のロックナトによる締結体よりも、軌条
27に亀裂を生じにくくするという効果がある。 【0051】 【実施例8】図13は、棒状物固定装置38を表したも
ので、棒状物固定装置38は、棒状物40をU字状体付
きボルト18のU字状体と架台39との間に挟んで、ボ
ルト1に並目螺子のパワーナット4を螺合して棒状物4
0を架台39に押圧固定した後、ボルト1に細目螺子の
ロックナット5を螺合してパワーナット4を締結するこ
とによって、ボルト1の弛み止めを図る。 【0052】本発明のU字状体付きボルト18は、架台
39に固定する振動を伴うパイプ或いはシャフト等の棒
状物40の固定に際し、ボルト1に並目螺子のパワーナ
ット4を螺合して締結した後、細目螺子のロックナット
5を螺合してパワーナット4を締結すれば良い。 【0053】U字状体付きボルト18に並目螺子のパワ
ーナット4と細目螺子のロックナット5を螺合した本発
明の締結体47は、前述の説明の如く、ロックナット5
の弛み速さがロックナット4の弛み速さよい遅いことに
起因して、従来のパワーナットとロックナトとの結合体
よりも弛みにくいという利点がある。 【0054】 【実施例9】図14(a)は、本発明の結合体における
ロックナット5の廻り止めプレート41を表した平面図
であり、廻り止めプレート41は、ロックナット5とパ
ワーナット4との間に締結され、4箇所の突出部42を
具備している。これらの突出部42を折り曲げて、ロッ
クナット5およびパワーナット4の側面に当て、ロック
ナット5の旋回を防止するものである。突出部42がこ
れらのナットの角稜に位置しても、他の突出部42がロ
ックナット5およびパワーナット4の各1側面に当接す
ることが出きる。 【0055】図14(b)は、12箇所の突出部42を
具備した廻り止めプレート44を表した平面図である。
突出部42がこれらのナットの角稜に位置しても、他の
突出部42がロックナット5およびパワーナット4の各
3側面に当接することが出きる。 【0056】図14(c)は、2箇所の突出部42を具
備した廻り止めプレート45を表した平面図である。突
出部42がこれらのナットの角稜に位置した場合、その
突出部42を角稜に当接せて、更に折り曲げて、ロック
ナット5およびパワーナット4の各側面に当接させる。 【0057】 【実施例10】図15は、図1の締結体47におけるパ
ワーナット4とロックナット5との間に廻り止めプレー
ト44を介在させて、ロックナット5を締結した後、突
出部42を折り曲げてパワーナット4およびロックナッ
ト5に掛合することにより、ロックナット5の廻り止め
を施したものである。 【0058】前述の説明の如く、パワーナット4はロッ
クナット5よりも速く弛むことができない処に以って、
ロックナット5が廻り止めプレート44の突出部42に
よって拘束されて廻ることができないために、ボルト1
は弛むことができない。従って、本発明の締結体48は
振動荷重を受けても、弛まない。 【0059】尚、廻り止めプレート44の代わりに、J
IS規格の菊座金を代用することができるから、特別の
生産設備を設けることなく、本発明のロックウナット5
による締結を極簡単に実施できる。 【0060】 【実施例11】図16は、図11における軌条締結装置
31のパワーナット4とロックナット5の間に、廻り止
めプレート44を、ボルト1に挿通して介在し、突出部
42を折り曲げてパワーナット4とロックナット5に掛
合し、ロックナット5が廻らないようにしたものであ
る。前述の説明の如く、パワーナット4はロックナット
5よりも速く弛むことができない処に以って、ロックナ
ット5が廻り止めプレート44の突出部42によって拘
束されて廻ることができないために、ボルト1は弛むこ
とができない。従って、本発明の締結体48は振動荷重
を受けても、弛まない。 【0061】野外の軌条27は、夏には、30mmから
50mmも延びることがあることに加えて、列車が通過
する度毎に大きな振動荷重が連続して発生するから、軌
条締結装置のボルトが弛むことに起因して、軌条27の
据付精度が狂い易い。本発明の軌条締結装置によって、
ボルト1は弛まなくなるため、ボルト1の弛みに起因す
る軌条27の据付精度が狂うことを防止することができ
る。 【0062】 【効果】本発明の廻り止めプレートを介在したロックナ
ットによる締結は、従来から使用されてきている部分の
ほとんど全てに亘って代用できる。従って、ボルトの弛
みに起因した故障を、本発明の締結体を用いて未然に防
ぐことが出きることとなった。
【図面の簡単な説明】 【図1】本発明の締結体の実施例を表した断面図を示
す。 【図2】(a)は並目螺子の螺子山の形状を表した部分
拡大断面図を示す。(b)は並目螺子に細目螺子切り用
ダイスを螺合した状況の部分拡大断面図を示す。 【図3】(c)は並目螺子に細目螺子を螺刻して生じた
螺子山の部分拡大断面図を示す。(d)は並目螺子に細
目螺子を螺刻して生じた螺子山に並目螺子のパワーナッ
トを螺合した螺合部の部分拡大断面図を示す。 【図4】(e)は並目螺子に細目螺子を螺刻して生じた
螺子山に細目螺子のロックナットを螺合した螺合部の部
分拡大断面図を示す。 【図5】(a)は本発明のスタッドボルトを示す。
(b)は本発明の1条螺子付きスタッドボルトを示す。
(c)は本発明のスタッドボルトを示す。 【図6】(d)は本発明の六角柱頭付きボルトを示す。
(e)は本発明の六角穴を具備した円柱頭付きボルトを
示す。(f)は本発明のU字状体付きボルトを示す。 【図7】(g)は本発明のT字状頭付きボルトを示す。
(h)は本発明の球冠付きボルトを示す。 【図8】本発明の基礎ボルトを示す。 【図9】本発明の基礎ボルトを埋設したコンクリート製
まくらぎにおける軌条締結装置をを示す。 【図10】(a)本発明のスタッド付き鋼製まくらぎを
示す。(b)は図10(a)における断面A−A図であ
る。 【図11】(a)はT字状穴を有する鋼製まくらぎにお
いて、本発明のT字状頭付きボルトを用いた軌条締結装
置をを示す。(b)は図11の断面A−A図を示す。 【図12】本発明の締結体を軌条の繋ぎ部に使用してい
る軌条繋ぎ装置を表した断面斜視図を示す。 【図13】本発明のU字状体付きボルトを使用している
棒状物固定装置を示す。 【図14】(a)は廻り止めプレートを表す。(b)は
廻り止めプレートを表す。(c)は廻り止めプレートを
表す。 【図15】図1における本発明の実施例に廻り止めプレ
ートを施した断面図を示す。 【図16】図11における本発明の実施例に廻り止めプ
レートを施した断面図を示す。 【符号の説明】 1‥‥‥‥ボルト 2‥‥‥‥並目螺子 3‥‥‥‥細目螺子 4‥‥‥‥パワーナット 5‥‥‥‥ロックナット 6‥‥‥‥非締結体 7‥‥‥‥座金 8‥‥‥‥端部 9‥‥‥‥ダイス 10‥‥‥‥螺子山 11‥‥‥‥六角柱頭付きボルト 12‥‥‥‥スタッドボルト 13‥‥‥‥円柱 14‥‥‥‥1条螺子付きスタッドボルト 15‥‥‥‥1条螺子 16‥‥‥‥スタッドボルト 17‥‥‥‥六角穴を具備した円柱頭付きボルト 18‥‥‥‥U字状体付きボルト 19‥‥‥‥T字状頭付きボルト 20‥‥‥‥球冠付きボルト 21‥‥‥‥四角柱頭付きボルト 22‥‥‥‥4角穴を具備した円柱頭付きボルト 23‥‥‥‥基礎ボルト 24‥‥‥‥曲がり部 25‥‥‥‥コンクリート製まくらぎ 26‥‥‥‥軌条締結装置 27‥‥‥‥軌条 28‥‥‥‥バラスト 29‥‥‥‥スタッド付き鋼製まくらぎ 30‥‥‥‥鋼製まくらぎ 31‥‥‥‥軌条締結装置 32‥‥‥‥T字状穴付き鋼製まくらぎ 33‥‥‥‥T字状頭付きボルト 34‥‥‥‥締板 35‥‥‥‥軌条繋ぎ装置 36‥‥‥‥目板 37‥‥‥‥膨張代 38‥‥‥‥棒状物固定装置 39‥‥‥‥架台 40‥‥‥‥棒状物 41‥‥‥‥廻り止めプレート 42‥‥‥‥突出部 43‥‥‥‥ボルト穴 44‥‥‥‥廻り止めプレート 45‥‥‥‥廻り止めプレート 46‥‥‥‥軌条締結装置 47‥‥‥‥締結体 48‥‥‥‥締結体
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) F16B 39/12 F16B 39/12 Z F16L 3/04 F16L 3/04 (72)発明者 斉藤 あき子 福岡県遠賀郡水巻町二西一丁目5番25号 (72)発明者 高崎 武彦 福岡県北九州市戸畑区千防二丁目3番1− 706号 Fターム(参考) 3H023 AA05 AB07 AD35

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1.ボルトの先端からパワーナットの締結位置内までの
    範囲に、該パワーナットに螺合する螺子に、該螺子より
    も螺子ピッチが細かく、かつ、谷径が大きい螺子を、螺
    刻したボルト。 2.谷径の小さい方の螺子にパワーナットを締結した第
    1項記載のボルトに谷径の大きい方の螺子に、ロックナ
    ットを締結してなる締結体。 3.パワーナットとロックナットの間に、周囲に複数の
    突出部を具備したプレートを介在し、該突出部を折り曲
    げて該パワーナットおよび該ロックナットのそれぞれに
    掛合してなる第2項記載の締結体。 4.ボルトの反螺子側が、六角柱頭、四角柱頭、六角穴
    を具備した円柱頭、四角穴を具備した円柱頭、球冠、円
    柱またはT字状頭の内、何れかをなす第1項記載のボル
    ト。 5.円柱の片側に1条螺子を設け、他側に第1項記載の
    ボルトを設けた1条螺子付きボルト。 6.円柱の両側に第1項記載のボルトを設けたスタッド
    ボルト。 7.U字状体の反半円側に第1項記載のボルトを設けた
    U字状体付きボルト。 8.反埋設側に第1項記載のボルトを設けたコンクリー
    トに埋設する基礎ボルト。 9.前項記載の基礎ボルトのボルト部を、軌条締結用締
    板のボルトの押圧位置に、突出して立設し、反ボルト部
    を埋設してなるコンクリート製まくらぎ。 10.前項記載のコンクリート製まくらぎの軌条締結装
    置において軌条締結用締板が第3項記載の締結体により
    締結されている軌条締結装置。 11.反螺子側が円柱をなす第1項記載のボルトの反螺
    子側端を、軌条締結用締板のボルトの押圧位置に、溶接
    または圧接してなる鋼製まくらぎ。 12.直列して隣り合う両軌条の端部付近を、目板を介
    して、ボルト・ナットで以って締結する軌条の繋ぎ装置
    において、該ボルト・ナットによる締結が第2項記載の
    締結体により締結されている軌条の繋ぎ装置。 13.直列して隣り合う両軌条の端部付近を、目板を介
    して、ボルト・ナットで以って締結する軌条の繋ぎ装置
    において、該ボルト・ナットによる締結が第3項記載の
    締結体により締結されている軌条の繋ぎ装置。 14.鋼製まくらぎに設けたのT字状穴に、T字状頭付
    きボルトのT字状部を掛合してなる軌条締結装置におい
    て、軌条締結用締板が第2項記載の締結体により締結さ
    れている軌条締結装置。 15.鋼製まくらぎに設けたのT字状穴に、T字状ボル
    トのT字状部を掛合してなる軌条締結装置において、軌
    条締結用締板が第3項記載の締結体により締結されてい
    る軌条締結装置。 16.U字状ボルトのU字状部で棒状物を押圧してなる
    締結体において、第3項記載の締結体により締結されて
    なる棒状物締結装置。
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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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WO2002077466A1 (fr) * 2001-03-26 2002-10-03 Daiki Industries Co., Ltd. Boulon et procede de fabrication afferent
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