JP3494965B2 - 止着テープ及びその製造方法、並びにこの止着テープを用いた使い捨ておむつ - Google Patents

止着テープ及びその製造方法、並びにこの止着テープを用いた使い捨ておむつ

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は止着テープ及びその
製造方法に関するものであり、並びにこの止着テープを
用いた使い捨ておむつに関するものである。
【0002】
【従来の技術】使い捨ておむつや各種衣料品等に止着テ
ープが用いられる場合があるが、止着テープのうちでも
面ファスナーを用いたものは、何度でも着脱が可能であ
るという利点を有することから好適な止着テープであ
る。
【0003】図8の(a)は上記止着テープを用いた使
い捨ておむつの一例を示す展開平面図であり、おむつの
身体側面(身体に接する側の面)を手前側にして表して
いる。また図8の(b)は上記止着テープの一例を示す
正面図である。
【0004】使い捨ておむつ10は、吸収体22を挟ん
で液不透過性(或いは液不透過性透湿性)のバックシー
ト21と液透過性のトップシート23が積層されたもの
であって、その外形は概ね長方形の長辺側の中央が窪ん
だ砂時計型をしている。この窪み部分が股部14とな
り、該股部14に連なって広くなっている一方が背側部
11で、他方が腹側部13である。上記背側部11の両
翼片11aの先端近傍には止着テープ12が設けられて
いる。
【0005】該止着テープ12は、ポリプロピレン−ポ
リエチレン複合フィルム(ポリエチレンフィルムを2枚
のポリプロピレンフィルムで挟む様に積層して共押しを
行ったフィルム)からなる基材シート17上に面ファス
ナーの雄側係合片15が取り付けられたものであり、基
材シート17の一方端部分が摘み部17bとなり、他方
端部分がおむつ本体(翼片11aの先端近傍)との取付
部17aとなる。尚上記基材シート17としては上記ポ
リプロピレン−ポリエチレン複合フィルムの他、ポリエ
チレンテレフタレート製フィルム等も用いられる。
【0006】使い捨ておむつ10の上記腹側部13の反
身体側面(外側面)には上記雄側係合片15と係合可能
な雌側係合片16が設けられており、該雌側係合片16
に上記雄側係合片15を係合することによって着用でき
る様になっている。尚上記雄側係合片15としては鉤型
係合素子を植え付けた係合片やマッシュルーム型係合素
子を植え付けた係合片等が挙げられ、雌側係合片16と
してはループ型係合片等が挙げられる。
【0007】図9は従来の上記止着テープ12の製造方
法を説明するための平面図である。
【0008】まず長尺のポリプロピレン製フィルム(広
幅帯状体)28上に、その幅方向のほぼ中央位置に細長
い雄側係合片細帯体25を接着する。次いで該雄側係合
片細帯体25を架け渡す様に蛇行した切断線27に沿っ
てカットし、左右に分割する。そして幅方向の切断線2
6に沿ってカットして、2つの雄側係合片15を有する
個々の止着テープ12とする。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】ところで上記止着テー
プの製造においては、製造ライン上を連続的に進んで雄
側係合片の取り付けや切断等が行われているが、この際
上記雄側係合片細帯体25(雄側係合片15)の係合面
が露出状態にあると、該係合面が製造機械等にひっかか
り、円滑な製造流れを実現できなくなる恐れがある。
【0010】また上記使い捨ておむつの製造過程におい
ても、製造ライン上を連続的に進んで各種部品の取付
け,折り畳み等が行われており、この際上記雄側係合片
15の係合面が露出状態にあると、上記と同様に該係合
面が製造機械やおむつの他の部品にひっかかって円滑な
製造流れを実現できないという恐れがあり、更におむつ
を製造機械に巻き込んでしまう事故等を生じる懸念があ
る。
【0011】そこで上記雄側係合片の近傍に仮止め用接
着剤を塗布し、上記雄側係合片を内側にして折り畳み、
上記仮止め用接着剤で仮接着するという手法が提案され
ている。この場合は雄側係合片15の係合面が露出しな
いから、該係合面が製造機械等にひっかかるという事故
が防止される。
【0012】しかしながら上述の如く仮止めするにあた
っては予め仮止め用接着剤を塗布する工程が新たに必要
であり、その為に製造工程が煩雑になるという問題があ
り、またコストもかかる。
【0013】そこで本発明においては、雄側係合片の係
合面が製造機械等にひっかからず、円滑な製造が可能で
あり、且つ製造工程が煩雑ではなく、製造コストがあま
りかからない止着テープ及びその製造方法を提供するこ
とを目的とする。加えてこの止着テープを用いた使い捨
ておむつを提供することを目的とする。
【0014】
【課題を解決するための手段】本発明に係る止着テープ
は、基材シートの一方端に形成された折返し片に面ファ
スナーの雄側係合片が設けられ、前記基材シートの他方
側に他部品への取付部を備えた止着テープにおいて、前
記基材シートが、少なくとも前記折返し領域に前記雄側
係合片に係合可能な不織布を有していることを要旨とす
る。
【0015】また本発明に係る止着テープの製造方法
は、不織布の広幅帯状体、またはフィルムと不織布とを
積層した多層シートの広幅帯状体に、面ファスナーの雄
側係合片の細帯体をその係合面とは反対側の面を前記広
幅帯状体の長手方向に沿って幅方向中央部に貼着する工
程と、前記雄側係合片細帯体貼着幅より長い振幅のジグ
ザグ線に沿って切断することによって折返し片を形成す
る工程と、雄側係合片形成側を内側にして前記折返し片
を折り返して不織布に係合する工程と、分離された広幅
帯状体を長手方向に任意の間隔で切断する工程とを有す
ることを要旨とする。
【0016】この様に雄側係合片は、折返し領域の不織
布(雄側係合片と取付部の間における基材シートの不織
布)に仮係合され、雄側係合片の係合面が露出しない状
態となるから、雄側係合片の係合面が製造機械にひっか
かる等といったことが生じず、よって円滑な製造流れを
実現でき、加えて仮止め用接着剤を塗布する工程が不要
であるから、製造が簡単となる。
【0017】上記基材シートとしては、不織布単独で構
成されたものや、不織布と他のフィルム等を積層したも
の、またフィルムを挟んで両面に不織布を積層して構成
されているもの等が挙げられる。
【0018】このうちでも不織布単独の基材シートは、
良好な通気性を示すから、蒸れを防止する効果がある。
一方従来の様にポリプロピレン−ポリエチレン複合フィ
ルム等を基材シートに用いたものにあっては通気性が悪
いので、例えば上述の様に使い捨ておむつに使用した場
合に、止着テープ部分が蒸れる懸念があった。尚蒸れを
防止する目的で、複数の孔を設けた通気性フィルムを基
材シートに用いることが考えられるが、上記通気性フィ
ルムを用いると高価となる上、上記通気性フィルムには
コシがあまりなく、柔らかすぎて製造が困難となる懸念
がある。
【0019】また上記止着テープにおいては、前記基材
シートの反雄側係合片形成面(即ち雄側係合片が設けら
れていない方の面)に、前記雄側係合片に係合可能な不
織布が露出したものであることが好ましい。
【0020】例えば下記の如く止着テープを使い捨てお
むつに使用する場合には、一般におむつの背側の左右に
1対の止着テープを設けるが、このおむつを着用するに
あたり、この止着テープを用いると、上側の止着テープ
を下側の止着テープの反身体側面において上記不織布に
係合することも可能であるから、使用者が細すぎて左右
の止着テープが交差するときにも、適切に止着テープを
止めることができる。
【0021】更に本発明に係る止着テープにおいて、前
記不織布が、ポリエステル系合成繊維からなり、目付が
30〜100g/m2であることが好ましい。
【0022】上記基材シートが上記従来のポリプロピレ
ン製フィルムや上記孔を有するフィルム、また非常に薄
い不織布の場合では、基材シートが柔軟過ぎ、この為に
折返し片を折り返す際に、捻れや歪みを生じる恐れがあ
るが、上述の様に目付30〜100g/m2のポリエステル
系合成繊維製不織布の場合では、適度な剛性(コシ)を
有するから捻れや歪みを生じる懸念が少ない。上記不織
布の目付としてより好ましくは50g/m2以上、70g/m2
以下である。
【0023】 加えて本発明に係る止着テープにおい
て、前記不織布が、前記折返し片を折り返すための複数
折り畳み線(図1(b)の2点鎖線で示すA,B,C
…参照)が形成されたものであることが好ましい。尚上
記「折り畳み線」とは、後述するように、雄側係合片1
5取付部分の付け根近傍に、雄側係合片15を内側にし
て折り畳み、該雄側係合片15を仮係合箇所37cの不
織布に仮係合する(図2)ために形成される。この折り
畳み線は、該折り畳み線と直交する線状の熱融着部を梯
子段状に形成し、且つこの梯子段状の線状熱融着部の群
を平行して複数群設けた場合に、この線状熱融着部群と
線状熱融着部群の間、即ち上記線状熱融着部がオーバー
ラップしない領域(図1(b)のA,B,C…参照)が
直線状に形成されるが、この部分(図1(b)のA,
B,C…)等を言う。
【0024】この様に予め折り畳み線を形成しておくこ
とにより、雄側係合片の係合面を隠すにあたり所定の位
置で円滑に折り畳むことができるからである。
【0025】また本発明に係る止着テープにおいて、前
記不織布は熱融着性繊維から構成され、該不織布に、前
記折り畳み線を残して、該折り畳み線と直交する方向の
線状熱融着部が梯子段状に設けられたものであることが
好ましい。
【0026】上記線状熱融着部は熱融着されていない部
分に比べ硬くなっているから、該熱融着部では折れず
に、隣接する非熱融着部で折れることになる。即ち非熱
融着部である折り畳み線の方が他の部分よりも折れ易い
状態となり、よって該折り畳み線部分で円滑に折り畳む
ことができる。
【0027】また本発明に係る使い捨ておむつは、前記
止着テープが一対、おむつの背側或いは腹側に設けられ
たものであることを要旨とする。
【0028】
【発明の実施の形態】図1の(a)及び図2は本発明に
係る止着テープの製造方法の一例を説明するための正面
図であり、図1の(b)は基材シートの拡大正面図であ
る。また図3は図1(a)に示すX−X線断面図で、図
4は図2に示すY−Y線断面図である。
【0029】基材シートの原反として、目付60g/m
2で、長尺のポリエステル系合成繊維製不織布の広幅帯
状体38を用い、該不織布広幅帯状体38に長手方向と
直交する方向の線状熱融着部40を梯子段状に形成す
る。この梯子段状の線状熱融着部40の一群(40a,
40b,40c…)は、図1の(b)に示す様に上記広
幅帯状体38の幅方向に並列して複数群形成されてい
る。尚上記不織布広幅帯状体38はその両面とも雄側係
合片に係合可能なループを備えている。
【0030】この不織布広幅帯状体38上にその幅方向
中央部に細長い雄側係合片細帯体25を接着剤で貼着す
る。また不織布広幅帯状体38の両端近傍にホットメル
ト接着剤を塗布し、他部品との取付部37aとする。尚
図3,4中の31,33は接着剤層である。
【0031】次いで該雄側係合片細帯体25(雄側係合
片15)を架け渡す様に、細帯体25の貼着幅より長い
振幅で蛇行する切断線(ジグザグ線)27に沿ってカッ
トする(図1(a))。尚雄側係合片15と取付部37
aの間の不織布(基材シート)が仮係合箇所(折返し領
域)37cとなる。また雄側係合片15より先の不織布
(基材シート)部分が摘み部37bである。
【0032】その後上記線状熱融着部40の各群40
a,40b,40c…間の折り畳み線(2点鎖線で示す
A,B,C…)のうち、上記雄側係合片15取付部分の
付け根近傍における任意の折り畳み線で、雄側係合片1
5を内側にして折り畳み、該雄側係合片15を仮係合箇
所37cの不織布に仮係合する(図2)。
【0033】この折り畳みのとき、線状熱融着部40は
熱融着されていない部分に比べて硬くなっているから、
この線状熱融着部40の箇所では折れず、比較的柔らか
い折り畳み線A,B,C…で折れて畳まれることにな
る。この折り畳み線A,B,C…は雄側係合片15と取
付部37aが対向する間に直線状に形成されているか
ら、該折り畳み線A,B,C…に沿って円滑に折り畳む
ことができる。尚これら折り畳み線A,B,C…のうち
のいずれにおいて折り畳むかは、走行する帯状体38に
当てるガイド位置を変更することによって選択すること
ができる。
【0034】次いで幅方向の切断線26に沿ってカット
して、2つの雄側係合片15を有する個々の止着テープ
32とする。
【0035】上述の様に雄側係合片15は切断線27で
切断した直後に、折り畳まれ雄側係合片15の係合面が
隠れるから、製造機械等に係合面がひっかかる恐れがな
くなる。また雄側係合片15が仮係合箇所37cの不織
布にひっかかって仮係合されているから、製造過程にお
ける振動や風等ではこの仮係合は外れない。
【0036】加えて上記の様に折り畳むことにより、止
着テープの幅が狭くなるから、これより下流側の製造空
間が小さくなり、設備設置空間の削減を図ることもでき
る。
【0037】図5は上記止着テープ32を取り付けた使
い捨ておむつを示す部分平面図であり、背側部11の左
側の翼片11aの付近を、おむつの身体側面(身体に接
する側の面)を手前側にして表した図である。また図6
はこの使い捨ておむつを着用した状態を示す正面図であ
る。尚図1〜4,8と同じ構成部分については同一の符
号を付して重複説明を避ける。
【0038】使い捨ておむつの製造過程中、トップシー
ト23とバックシート21を積層する際に、上記止着テ
ープ32の取付部37aをこれらシート23,21の間
に挟む様にして配置し、予め塗布したホットメルト接着
剤により接着するか、或いは該接着剤に代えて超音波接
着や熱エンボス接着により接着する。
【0039】使い捨ておむつの製造中においても、上記
止着テープ32は雄側係合片の係合面が露出していない
から、製造機械やおむつの部品等にひっかかる懸念がな
い。従って円滑な製造が実現できる。
【0040】使い捨ておむつの着用にあたっては、摘み
部37cを摘んで雄側係合片15の仮係合箇所37cと
の仮係合を剥がし、おむつ腹側部13の雌側係合片16
に係合することにより着用する。
【0041】止着テープ32は基材シートが不織布で構
成され、通気性が良好であるから、大型の止着テープ3
2を用いた場合であっても、着用中に蒸れることがあま
りなく、快適に着用できる。また雄側係合片15を雌側
係合片16に係合する操作の直前に、仮係合箇所37c
との仮係合を剥がす様にすれば、雄側係合片15の係合
面が他の衣服部分等にひっかかるといったことを防止で
きる。
【0042】図7は細い人が上記使い捨ておむつを着用
した場合を示す正面図である。この様に細い人の場合は
止着テープ32が腹部側で交叉してしまい、上記雌側係
合片16に雄側係合片15を係合できないこととなる。
しかし上記止着テープ32の基材シート(不織布38)
は反身体側面(雄側係合片が貼着していない方の面)に
も雄側係合片に係合可能であるから、止着テープ32が
交叉しても、対向する止着テープ32の反身体側面に係
合可能であり、よって着用することが可能となる。
【0043】以上の様に本発明に係る止着テープ及びそ
の製造方法、並びにこの止着テープを用いた使い捨てお
むつに関して、例を示す図面を参照しつつ具体的に説明
したが、本発明はもとより図示例に限定される訳ではな
く、前記の趣旨に適合し得る範囲で適当に変更を加えて
実施することも可能であり、それらはいずれも本発明の
技術的範囲に包含される。
【0044】
【発明の効果】本発明に係る止着テープ及びその製造方
法は、止着テープの雄側係合片の係合面が製造機械等に
ひっかからず、円滑な製造が可能であり、しかも製造工
程が煩雑ではなく、また製造コストがあまりかからな
い。
【0045】また本発明に係る使い捨ておむつは、該お
むつの製造中において止着テープの係合面が露出してい
ないから、製造機械やおむつの部品等にひっかかる懸念
がなく、円滑に製造することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】(a)本発明に係る止着テープの製造方法の一
例を説明するための正面図、(b)は基材シートの拡大
正面図。
【図2】本発明に係る止着テープの製造方法の一例を説
明するための正面図。
【図3】図1(a)に示すX−X線断面図。
【図4】図2に示すY−Y線断面図。
【図5】本発明の一例に係る止着テープを取り付けた使
い捨ておむつを示す部分平面図。
【図6】図5に示す使い捨ておむつを着用した状態を示
す正面図。
【図7】図5に示す使い捨ておむつを細い人が着用した
場合を示す正面図。
【図8】(a)は従来の止着テープを用いた使い捨てお
むつの一例を示す展開平面図、(b)は従来の止着テー
プの一例を示す正面図。
【図9】従来の止着テープの製造方法を説明するための
平面図。
【符号の説明】 11 背側部 11a 翼片 13 腹側部 15 雄側係合片 16 雌側係合片 21 バックシート 22 吸収体 23 トップシート 25 雄側係合片細帯体 26,27 切断線 31,33 接着剤層 32 止着テープ 37a 取付部 37b 摘み部 37c 仮係合箇所 38 不織布広幅帯状体 40 線状熱融着部 40a,40b,40c 線状熱融着部群 A,B,C 折り畳み線
フロントページの続き (72)発明者 前田 覚史 徳島県美馬郡貞光町太田字小山北89−1 トーヨー衛材株式会社 徳島貞光工場 内 (72)発明者 森 和代 徳島県美馬郡貞光町太田字小山北89−1 トーヨー衛材株式会社 徳島貞光工場 内 (56)参考文献 特開2000−14696(JP,A) 特開 平11−106524(JP,A) 特開 平7−236655(JP,A) 特開 平1−156502(JP,A) 特開 平2−4372(JP,A) 特開 平10−248873(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) A61F 13/15 - 13/84

Claims (6)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 使い捨ておむつを着用状態にするために
    用いられ、基材シートの一方端に形成された折返し片に
    面ファスナーの雄側係合片が設けられ、前記基材シート
    の他方側に他部品への取付部を備えた止着テープにおい
    て、 前記基材シートは、前記雄側係合片形成面および反雄側
    係合片形成面の両面が、前記雄側係合片に係合可能な不
    織布であって、その目付けが50g/m2以上、100
    g/m2以下である不織布単独で構成されていることを
    特徴とする止着テープ。
  2. 【請求項2】 前記不織布は、ポリエステル系合成繊維
    からなるものである請求項1に記載の止着テープ。
  3. 【請求項3】 前記不織布は、前記折返し片を折り返す
    ための折り畳み線が多数形成されたものである請求項2
    に記載の止着テープ。
  4. 【請求項4】 前記不織布は熱融着性繊維から構成さ
    れ、 該不織布に、前記折り畳み線を残して、該折り畳み線と
    直交する方向の線状熱融着部が梯子段状に設けられたも
    のである請求項3に記載の止着テープ。
  5. 【請求項5】 請求項1〜4のいずれかに記載の止着テ
    ープを製造する方法であって、 不織布の広幅帯状体に、面ファスナーの雄側係合片の細
    帯体をその係合面とは反対側の面を前記広幅帯状体の長
    手方向に沿って幅方向中央部に貼着する工程と、 前記雄側係合片細帯体貼着幅より長い振幅のジグザグ線
    に沿って切断することによって折返し片を形成する工程
    と、 雄側係合片形成側を内側にして前記折返し片を折り返し
    て不織布に係合する工程と、 分離された広幅帯状体を長手方向に任意の間隔で切断す
    る工程とを有することを特徴とする止着テープの製造方
    法。
  6. 【請求項6】 請求項1〜4のいずれかに記載の止着テ
    ープが一対、おむつの背側或いは腹側に設けられたもの
    であることを特徴とする使い捨ておむつ。
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