JP3494078B2 - 記録再生装置 - Google Patents

記録再生装置

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JP3494078B2
JP3494078B2 JP17067499A JP17067499A JP3494078B2 JP 3494078 B2 JP3494078 B2 JP 3494078B2 JP 17067499 A JP17067499 A JP 17067499A JP 17067499 A JP17067499 A JP 17067499A JP 3494078 B2 JP3494078 B2 JP 3494078B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、情報信号の記録を可能
となす光磁気ディスクを記録媒体に用いる記録再生装置
に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、情報信号の記録を可能となす光デ
ィスクとして、垂直磁化膜を有する記録層を設けた光磁
気ディスクが提案されている。光磁気ディスクへの情報
信号の記録は、信号記録層に光ビームを照射し、光ビー
ムが照射された部分をキュリー温度以上に加熱するとと
もに、この光ビームが照射された部分に記録される情報
信号に応じて変調された外部磁界を外部磁界印加手段で
ある磁気ヘッドから印加することによって行われる。
【0003】この種の光磁気ディスクを記録媒体に用い
るディスク記録再生装置は、光磁気ディスクをディスク
回転駆動機構に装着させて回転駆動し、光ピックアップ
装置から出射される光ビームを光磁気ディスクの信号記
録層に照射し、この光ビームが照射される部分に設けら
れた信号記録領域を走査し、光ビームが照射された部分
に記録される情報信号に応じて変調された外部磁界を磁
気ヘッドから印加することによって所望の情報信号の記
録が行われる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、光磁気ディ
スクを記録媒体に用いるディスク記録再生装置は、情報
信号の記録時のみならず、磁気ヘッドからの磁界の印加
を必要としない情報信号の再生を行うとき、あるいは光
磁気ディスクの回転が停止された状態にあるときにも、
磁気ヘッドが光磁気ディスクに接触されている。
【0005】従来提案されている光磁気ディスクを記録
媒体に用いる記録再生装置は、磁気ヘッドを用いる必要
のない再生時にも磁気ヘッドを光磁気ディスクに摺接さ
せているため、光磁気ディスク及び/又は磁気ヘッドの
摩耗が著しいものとなる。更に、磁気ヘッドが光磁気デ
ィスクの回転が行われていない状態でも接触しているた
め、光磁気ディスクの回転を開始するときに、磁気ヘッ
ドと光磁気ディスク間に大きさな摩擦力が発生し、光磁
気ディスク及び/又は磁気ヘッドを著しく摩耗させるば
かりか、回転開始時の負荷が大きなものとなり、ディス
ク回転駆動機構を構成する駆動モータに大型のものを用
いる必要があるばかりか、消費電力が大きくなり、更に
ディスク回転駆動機構の耐久性を阻害してしまう。
【0006】また、光磁気ディスクの一方の面側に光ピ
ックアップ装置を配し、光磁気ディスクの他方の面側に
磁気ヘッドを配した記録再生装置にあっては、光ピック
アップ装置と磁気ヘッドとの間に光磁気ディスクを挿入
して回転駆動装置に装着する必要があるので、光磁気デ
ィスクと磁気ヘッドの当接を確実に回避する必要があ
る。
【0007】本発明の目的は、上述したような従来提案
されている記録再生の問題点を解消することができる新
規なディスク記録再生装置を提供することにある。
【0008】本発明の他の目的は、光磁気ディスク及び
磁気ヘッドの損傷を防止し、光磁気ディスク及び磁気ヘ
ッドの確実な保護を図ることができる記録再生装置を提
供することにある。
【0009】本発明の更に他の目的は、光磁気ディスク
と磁気ヘッドの当接を確実に回避して光磁気ディスクの
装置への挿入及び/又は排出を行うことができる記録再
生装置を提供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】上述のような目的を達成
するため、本発明に係る記録再生装置は、光磁気ディス
クの一方の面側に配された光ピックアップ装置と、光磁
気ディスクの他方の面側に配された磁気ヘッドと、この
磁気ヘッドが設けられた支持アームと、記録時に上記磁
気ヘッド光磁気ディスクの他方の面に当接する第1の
位置と再生時に光磁気ディスクの他方の面より離間した
第2の位置に位置するように上記支持アームを移動させ
るとともに、再生時には上記磁気ヘッドが上記第2の位
置にするように上記支持アームを保持する移動機構と、
この移動機構を駆動して上記磁気ヘッドを上記第1の位
置と上記第2の位置との間を移動させる駆動モータを有
する駆動機構と、光磁気ディスクを回転駆動する回転駆
動機構と、挿入された光磁気ディスクを保持して上記回
転駆動機構に装着する装着位置と光磁気ディスクを挿入
及び/又は排出する挿入及び/又は排出位置との間を移
動するローディング機構とを備え、このローディング機
構が上記挿入及び/又は排出位置にあるときに上記支
持アームは上記磁気ヘッドを上記光磁気ディスクから離
間させた上記第2の位置から更に離間させた位置に位置
されるとともに、上記ローディング機構が上記装着位置
に移動されたときに上記移動機構が上記駆動機構と係合
し、上記支持アームの上記第1の位置方向への移動を可
能としたものである。
【0011】移動機構は、ローディング機構が上記装着
位置に移動したときに駆動機構と係合し、ローディング
機構が上記挿入及び又は排出位置に移動したときに駆動
機構との係合が解除される。
【0012】 本発明に係る記録再生装置は、ローディ
ング機構が光磁気ディスクを装置に対し挿入及び/又は
排出位置にあるとき、磁気ヘッドを光磁気ディスクの他
方の面より離間した第2の位置から更に離間させた位置
に保持することによって、光磁気ディスクの装置に対す
る挿入及び/又は排出を行うとき、光磁気ディスクと磁
気ヘッドとの当接を回避させる。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、本発明に記録再生装置の具
体的な実施例を図面を参照しながら説明する。
【0014】ここに示す記録再生装置は、図6及び図7
に示すようなディスクカートリッジ103に収納された
光磁気ディスク101を記録媒体に用いる。
【0015】このディスクカートリッジ103は、情報
信号の記録媒体となる光磁気ディスク101を収納する
カートリッジ本体102を備えている。
【0016】このカートリッジ本体102に収納される
光磁気ディスク101は、光透過性を有するポリカーボ
ネイト樹脂等の合成樹脂材料からなるディスク基板に垂
直磁化膜を有する記録層を設けて構成されている。この
光磁気ディスク101への情報信号の記録は、信号記録
層に光ビームを照射し、光ビームが照射された部分をキ
ュリー温度以上に加熱するとともに、この光ビームが照
射された部分に記録される情報信号に応じて変調された
外部磁界を外部磁界印加手段である磁気ヘッドから印加
することによって行われる。光磁気ディスク101に記
録された情報信号の再生は、信号記録層に照射され、こ
の信号記録層から反射される戻りの光ビームを光検出器
によって検出することによって行われる。
【0017】光磁気ディスク101を回転可能に収納す
るカートリッジ本体102の相対向する上下面には、こ
こに収納した光磁気ディスク101の信号記録領域の一
部を内外周に亘って外方に臨ませる記録再生用開口部1
12,113が設けられている。記録再生用開口部11
2,113は、カートリッジ本体102に移動自在に取
り付けられたシャッタ部材105により開閉される。す
なわち、シャッタ部材105は、図6及び図7に示すよ
うに、カートリッジ本体102の外方側に嵌合するよう
にして取り付けられ、記録再生用開口部112,113
を閉塞する位置と開放する位置との間に亘って図6中矢
印a方向に移動操作される。
【0018】シャッタ部材105は、カートリッジ本体
102内に配設された付勢バネ106により、記録再生
用開口部112,113を閉塞する方向に付勢されてい
る。また、シャッタ部材105は、記録再生用開口部1
12,113を閉塞する位置にあるとき、カートリッジ
本体102内に配設されたロック部材104に係止さ
れ、自由な移動が規制されている。このロック部材10
4は、カートリッジ本体102の一側面に設けられた記
録再生装置側に設けられたシャッタ開放操作部が進入す
るシャッタ開放操作溝108に臨まされ、このディスク
カートリッジ103が記録再生装置に装着される際、シ
ャッタ開放操作溝108に進入するシャッタ開放操作部
によって押圧操作されることによってシャッタ部材10
5のロックを解除し、シャッタ部材105の記録再生用
開口部112,113を開放する方向への移動を可能と
なす。
【0019】カートリッジ本体102の下面側の中央部
には、図7に示すように、光磁気ディスク101の中心
部に設けられたセンター穴101a及びその周縁を外方
に臨ませる中央開口部109が設けられている。なお、
光磁気ディスク101の中心部には、センター穴101
aを覆うようにして、記録再生装置側に設けられるディ
スク回転駆動機構を構成するディスクテーブル5に配設
されたマグネットに吸引される磁性体からなるハブが取
り付けられている。また、カートリッジ本体102の下
面側の記録再生装置に装着されたとき、記録再生装置側
に設けられたディスクカートリッジ103の装着位置を
位置決めする位置決めピンが係合する一対の位置決め孔
110,111が設けられている。
【0020】ここに示す記録再生装置に用いられる光磁
気ディスク101は、直径を略64mmとなし、厚さを
略1.2mmに構成され、この光磁気ディスク101を
回転自在に収納するカートリッジ本体102は、一辺を
68mm乃至72mmの矩形状となし、その厚さを略5
mmとして形成されている。
【0021】上述のように構成されたディスクカートリ
ッジ103を用いる本発明に係る記録再生装置は、図1
に示すように、筐体50内にダンパ1aを介して支持さ
れたシャーシ1を備えている。
【0022】シャーシ1を支持するダンパ1aは、ゴム
等の可撓性を有する材料により中空状に形成され、内部
に適度の粘性を有する粘性流体が充填されている。ダン
パ1aは、シャーシ1上に配設される本発明に係る記録
再生装置を構成する各機構部品に筺体50の外方から加
えられる衝撃や振動が伝達されないように遮断若しくは
減衰させるものであり、シャーシ1及びこのシャーシ1
に配設される各機構部品の重量バランスを考量して一定
の位置に設けられる。
【0023】シャーシ1上には、この記録再生装置に装
着されるディスクカートリッジ103が装着されるカー
トリッジ装着部が構成されるとともに、カートリッジ装
着部に装着されたディスクカートリッジ103に収納さ
れた光磁気ディスク101を回転駆動するディスク回転
駆動機構2が配設されている。ディスク回転駆動機構2
は、図3に示すように、シャーシ1の下面側に取り付け
られたスピンドルモータ4と、スピンドルモータ4のシ
ャーシ1の上面側に突出されたスピンドル軸に一体的に
取り付けられたディスクテーブル5とを備える。ディス
クテーブル5は、中心部に、光磁気ディスク101のセ
ンター孔101aに係合する周面をテーパ状に形成した
センタリング部5aが設けられ、センタリング部5aの
周囲に光磁気ディスク101の載置部が設けられ、この
載置部に光磁気ディスク101に設けたハブを吸引する
マグネットが設けられている。
【0024】ディスクカートリッジ103に収納された
光磁気ディスク101は、ディスクカートリッジ103
がシャーシ1上のカートリッジ装着部に装着されると、
センター孔101aをセンタリング部5aに係合させる
ことによってディスクテーブル5と回転中心を一致させ
てディスクテーブル5上に載置され、ハブがマグネット
に吸引されてディスクテーブル5にクランプされること
によって、ディスクテーブル5と一体に回転可能な状態
となる。
【0025】シャーシ1には、ディスクテーブル5上に
装着された光磁気ディスク101の信号記録領域を走査
する光ビームを出射する光ピックアップ装置8が配設さ
れている。光ピックアップ装置8は、アルミダイキャス
トや合成樹脂等により形成された光学ブロックを有し、
この光学ブロック内に半導体レーザ等の光源、フォトダ
イオード等の光検出器及びビームスプリッタ等の光学部
品を内蔵している。この光ピックアップ装置8は、光源
より出射される光ビームを対物レンズ8aにより集束し
てディスクテーブル5上の光磁気ディスク101に照射
する。また、光ピックアップ装置8は、光磁気ディスク
101から反射され対物レンズ8aを介して入射される
戻りの光ビームを光学ブロック内に配設した光検出器に
より検出する。
【0026】光ピックアップ装置8は、図1及び図2に
示すように、シャーシ1に配設された互いに平行に配設
されたガイド軸9及び支持軸10により光学ブロックが
支持されている。このとき、光ピックアップ装置8は、
対物レンズ8aをディスクテーブル5に載置された光磁
気ディスク101の一方の面に対向させている。この光
ピックアップ装置8は、ピックアップ送りモータにより
スピンドルモータ4に近接した位置であるディスクテー
ブル5の光磁気ディスク101の内周側に対向する位置
から光磁気ディスク101の外周側に対向する位置間に
亘って移動操作される。
【0027】光ピックアップ装置8には、移動機構を構
成する第1及び第2の支持アーム11a,11bを介し
て、光磁気ディスク101に印加される外部磁界を発生
する外部磁界発生手段である磁気ヘッド12が取り付け
られている。第1の支持アーム11aは、図3に示すよ
うに略L字状に形成され、基端側を光ピックアップ装置
8に固定し、先端側をディスクテーブル5上に突出させ
るように取り付けられている。第1の支持アーム11a
の先端側には、ディスクテーブル5上に延長するように
配設される第2の支持アーム11bの基端部が回動軸1
3を介して回動可能に支持されている。第2の磁気支持
アーム11bの先端側のシャーシ1に対向する面側に
は、ディスクテーブル5上に装着される光磁気ディスク
101を挟んで光ピックアップ装置8の対物レンズ8a
と対向するように磁気ヘッド12が取り付けられてい
る。すなわち、磁気ヘッド12は、ディスクテーブル5
上の光磁気ディスク101の他方の面側に対向させてい
る。
【0028】光ピックアップ装置8に連結された第1及
び第2の支持アーム11a,11bを介して取り付けら
れた磁気ヘッド12は、光ピックアップ装置8が移動操
作されることにより、光ピックアップ装置8と一体にデ
ィスクテーブル5上の光磁気ディスク101の径方向に
移動操作される。磁気ヘッド12を先端に取り付けた第
2の支持アーム11bは、回動軸13を中心に回動操作
されることにより、磁気ヘッド12を図1及び図3中矢
印c方向のディスクテーブル5上の光磁気ディスク10
1の他方の面に近接した第1の位置と光磁気ディスク1
01の他方の面から離間した第2の位置に間に亘って移
動操作させる。
【0029】第1の支持アーム11aには、第2の支持
アーム11bを第1の支持アーム11aに対して回動操
作するための駆動機構を構成する駆動モータ41が配設
されている。駆動モータ41は、このディスク記録再生
装置が記録モードに設定されると、一方向の正転方向に
駆動して第2の支持アーム11bを回動させることによ
って磁気ヘッド12をディスクテーブル5上の光磁気デ
ィスク101に近接させる第1の位置方向に移動させ
る。また、記録モードが解除されると、他方の逆転方向
に駆動して第2の支持アーム11bを回動させることに
よって磁気ヘッド12をディスクテーブル5上の光磁気
ディスク101から離間させる第2の位置方向に移動さ
せる。
【0030】磁気ヘッド12を光磁気ディスク101の
他方の面に近接した第1の位置と光磁気ディスク101
の他方の面から離間した第2の位置に間に亘って移動操
作する駆動機構を更に説明すると、この駆動機構は、図
2及び図3に示すように、磁気ヘッド12を支持した移
動機構を構成する第2の支持アーム11bを回動操作す
る駆動部材としての回転カム体42を備える。回転カム
体42は、外周面にカム部を構成する螺旋状のカム溝4
2aが形成され、駆動機構を構成する駆動モータ41の
駆動軸41aに取り付けられている。この回転カム体4
2は、駆動モータ41の正逆転方向の駆動方向に応じて
回転される。
【0031】一方、第2の支持アーム11bの基端側に
は、回転カム体42のカム溝42aに係合するカムフォ
ロアを構成する係合片52が一体に設けられている。こ
の係合片52は、初期状態において回転カム体42の駆
動軸41aの基端側に位置する部分に係合されている。
係合片52は、後述するように光磁気ディスク101が
ディスクテーブル5上に載置されるとカム溝42aに係
合する。係合片52は、カム溝42aに係合した状態で
回転カム体42が正転方向に回転駆動されると、磁気ヘ
ッド12をディスクテーブル5に載置された光磁気ディ
スク101の他方の面に接触させる第1の位置まで第2
の支持アーム11bを回動させ、回転カム体42が逆転
方向に回転駆動されると、磁気ヘッド12を光磁気ディ
スク101の他方の面から離間させた第2の位置まで第
2の支持アーム11bを回動させる。
【0032】なお、本発明に係る記録再生装置は、筐体
50の外周面に設けた記録操作釦47が操作されること
により、図示しない制御装置を介して記録モードが設定
され、上述した磁気ヘッド12の光磁気ディスク101
に対する位置が制御される。また、磁気ヘッド12を第
1及び第2の位置間に亘って移動させる駆動機構を構成
する駆動モータ41は、光ピックアップ装置8と一体に
移動する第1の支持アーム11aに配設されているた
め、光ピックアップ装置8の移動位置に制約されること
なく、磁気ヘッド12を移動操作することができる。
【0033】次に、記録再生装置に挿入されたディスク
カートリッジ103に収納された光磁気ディスク101
をディスク回転駆動機構を構成するディスクテーブル5
上に装着させる位置と、光磁気ディスク101をこの記
録再生装置に挿入及び/又は排出する挿入及び/又は排
出する位置との間に亘って移動するローディング機構1
7を説明する。
【0034】このローディング機構17は、図1及び図
2に示すように、シャーシ1上に、ディスクテーブル5
を挟んで相対向して配設された一対の側板19,20を
備えている。これら各側板19,20は、光ピックアッ
プ装置8の移動方向をガイドするガイド軸9に直交する
方向に設けられている。
【0035】各側板19,20間には、ディスクテーブ
ル5の上方側側に位置して、図1及び図2に示すよう
に、ディスクカートリッジ103が挿入保持されるカー
トリッジホルダ21が配設されている。カートリッジホ
ルダ21は、ディスクカートリッジ103が挿入され得
るように前方側が開放され、シャーシ1に対向する下面
部の一部及びこの下面部に対向する上面部の一部が開放
された筺体状に形成されている。カートリッジホルダ2
1の各側板19,20に対向する両側には、それぞれ一
対ずつ支軸22,23及び24,25が突設されてい
る。カートリッジホルダ21の一方の側板19に対向す
る一側に設けられた支軸22,23は、一方の側板19
に設けられたガイド溝26,27に係合している。ま
た、カートリッジホルダ21の他方の側板2に対向する
他側に設けられた支軸24,25は、他方の側板2に設
けられたガイド溝28,29に係合している。
【0036】カートリッジホルダ21は、各支軸22,
23及び24,25が各ガイド溝26,27及び28,
29に係合することにより一対の側板19,20に支持
されている。各ガイド溝26,27及び28,29は、
それぞれシャーシ1に平行となされた水平部と、この水
平部分の一端側からシャーシ1側に向かって垂直に形成
された垂直部とから構成されている。カートリッジホル
ダ21は、各支軸22,23及び24,25をこのよう
な略L字状をなす各ガイド溝26,27及び28,29
に係合させて支持されることにより、シャーシ1と平行
に図3中矢印f方向に移動し、次いで、シャーシ1側に
近接する図3中矢印g方向に移動可能となされている。
【0037】カートリッジホルダ21と各側板19,2
0との間には、図1及び図3に示すように、一対の引っ
張りコイルバネ30,31が張架されている。これら引
っ張りコイルバネ30,31は、図3に示すように、カ
ートリッジホルダ21が各支軸22,23及び24,2
5を各ガイド溝26,27及び28、29の水平部に係
合させた位置にあるとき、シャーシ1に対し略垂直とな
るようにカートリッジホルダ21の両側の略中央部に取
り付けられている。カートリッジホルダ21は、図3中
矢印f方向に移動されると、各引っ張りコイルバネ3
0,31によって、図4に示すように斜め下方側に移動
付勢され、各支軸22,23及び24,25が各ガイド
溝26,27及び28、29の垂直部に対応する位置に
移動されると、これら支軸22,23及び24,25が
各ガイド溝26,27及び28、29の垂直部にガイド
されて、図4に示すように、シャーシ1に接近する方向
に移動される。
【0038】 カートリッジホルダ21は、各支軸2
2,23及び24,25を各ガイド溝26,27及び2
8、29の水平部に係合させた位置にあるとき、図3に
示すように、第2の支持アーム11bに接触し、第2の
支持アーム11bを磁気ヘッド12がディスクテーブル
5上の光磁気ディスク101の他方の面から離間した第
2の位置から更に離間した位置にするように保持してい
る。また、カートリッジホルダ21は、各支軸22,2
3及び24,25が各ガイド溝26,27及び28、2
9の垂直部に係合してシャーシ1側に移動された位置に
あるとき、第2の支持アーム11bより離間し、第2の
支持アーム11bを磁気ヘッド12がディスクテーブル
5上の光磁気ディスク101の他方の面に接触する第1
の位置方向に回動可能な状態となす。このとき、第2の
支持アーム11bに設けた係合片52が、図4に示すよ
うに、回転カム体42のカム溝42aに係合する。
【0039】カートリッジホルダ21内には、このカー
トリッジホルダ21に挿入されるディスクカートリッジ
103に設けられたシャッタ部材105のロックを解除
するとともにこのシャッタ部材105を記録再生用開口
部112,113を開放する方向に移動させるシャッタ
開放操作部40が設けられている。
【0040】ここで、ディスクカートリッジ103は、
シャッタ部材105が移動する一側面と直交する面を挿
入端として、図6中矢印d方向を挿入方向としてカート
リッジホルダ21に挿入される。そこで、シャッタ開放
操作部40は、図1に示すように、ディスクカートリッ
ジ103の一側面が沿う側に設けられている。このよう
にシャッタ開放操作部40を設けたカートリッジホルダ
21にディスクカートリッジ103を挿入すると、シャ
ッタ開放操作部40がシャッタ開放操作溝108に進入
し、ロック部材107を弾性変位させてシャッタ部材1
05のロックを解除するとともに、シャッタ部材105
を付勢バネ106の付勢力に抗して記録再生用開口部1
12,113を開放する方向に移動させる。
【0041】そして、シャーシ1とカートリッジホルダ
21との間には、イジェクト板32が図3中矢印h方向
及び矢印i方向に移動可能に配設されている。イジェク
ト板32は、シャーシ1との間に張設された引っ張りコ
イルバネ33により、図3中矢印i方向に付勢されてい
る。このイジェクト板32は、図3に示すように、一端
部に筐体50の前面側に突出する押圧操作部34が設け
られ、この押圧操作部34を押圧操作することにより、
引っ張りコイルバネ33の付勢力に抗して図3中矢印h
方向に移動操作される。
【0042】イジェクト板32の相対向する両側には、
各側板19,20に沿うようにして、それぞれ一対のカ
ム片35,36及び37,38が突設されている。これ
らカム片35,36及び37,38は、先端側に傾斜カ
ム部が形成され、イジェクト板32が図3中矢印h方向
に移動させるとき、カートリッジホルダ21の各支軸2
2,23及び24,25をシャーシ1側より上昇位置に
移動させる。
【0043】このように構成されたローディング機構1
7を用いてディスクカートリッジ103をローディング
する状態を説明する。
【0044】カートリッジホルダ21の前面側に形成さ
れたカートリッジ挿脱口を介してディスクカートリッジ
103を図1中矢印d方向に挿入すると、カートリッジ
本体102に設けたシャッタ開放操作溝108に進入
し、シャッタ部材105のロックを解除し、記録再生用
開口部112,113を開放する方向に移動させる。デ
ィスクカートリッジ103がカートリッジホルダ21内
に挿入されると、カートリッジホルダ21は、ディスク
カートリッジ103に押圧されて引っ張りコイルバネ3
0,31の付勢力に抗して図3中矢印g方向に移動され
る。そして、支軸22,23及び24,25が各ガイド
溝26,27及び28、29の垂直部に対応する位置ま
で移動されると、カートリッジホルダ21は、引っ張り
コイルバネ30,31の付勢力を受けて図3中矢印g方
向のシャーシ1側のカートリッジ装着位置に移動され
る。カートリッジホルダ21がシャーシ1側に移動され
ると、カートリッジホルダ21に挿入保持されたディス
クカートリッジ103がシャーシ1上に突設された図示
しない位置決めピンに位置決め孔110,111を係合
させてシャーシ1上に構成されたカートリッジ装着部に
位置決めされて装着される。
【0045】ディスクカートリッジ103がカートリッ
ジ装着部に装着されるとき、図4に示すように、ディス
ク回転駆動機構2を構成するディスクテーブル5がカー
トリッジ本体102内に進入し、光磁気ディスク101
がディスクテーブル5上に装着される。ディスクテーブ
ル5上に装着された光磁気ディスク101は、スピンド
ルモータ4が駆動されることにより、ディスクテーブル
5と一体に回転駆動される。
【0046】次に、ディスクテーブル5上に装着された
光磁気ディスク101に情報信号の記録を行う状態を説
明する。
【0047】光磁気ディスク101に情報信号の記録を
行うには、筐体50の外周面に設けた記録操作釦47を
操作して記録モードを選択する。記録モードが選択され
ると、本発明に係る記録再生装置は、駆動機構を構成す
る駆動モータ41が正転方向の一方向に回転駆動される
ことにより回転カム体42が回転され、第2の支持アー
ム11bが回動軸13を中心に先端側の磁気ヘッド12
をディスクテーブル5に載置された光磁気ディスク10
1側に移動させる第1の位置方向に回動され、図5に示
すように、磁気ヘッド12を光磁気ディスク101の他
方の面に接触させる。この磁気ヘッド12の光磁気ディ
スク101の他方の面側への移動とともに、ディスク回
転駆動機構2が駆動され光磁気ディスク101の回転駆
動が行われる。このとき、光ピックアップ装置8も駆動
を開始し、光ビームにより光磁気ディスク101の信号
記録領域を走査し、磁気ヘッド12から印加される外部
磁界と協同して情報信号の書込みが行われる。
【0048】本発明に係る記録再生装置は、回転カム体
42のカム溝42aの形状及び駆動モータ41の回転速
度を適宜設定することにより、磁気ヘッド12及び光磁
気ディスク101に傷損を与えないような速度により、
磁気ヘッド12の光磁気ディスク101への接触を行う
ようにすることが望ましい。
【0049】また、本発明に係る記録再生装置は、筐体
50に設けた図示しない停止釦を操作すると、駆動モー
タ41が逆転方向の他方向に回転駆動し、回転カム体4
2が逆転方向に回転駆動される。回転カム体42が逆転
方向に回転駆動されると、図4に示すように、第2の支
持アーム11bが回動軸13を中心に先端側の磁気ヘッ
ド12を光磁気ディスク101の他方の面から離間する
第2の位置方向に回動される。磁気ヘッド12が第2の
位置方向に移動されるとともに、ディスク回転駆動機構
2が駆動を停止し光磁気ディスク101の回転が停止さ
れ、更に光ピックアップ装置8が停止される。
【0050】さらに、本発明に係る記録再生装置は、再
生モードが選択されるとき、磁気ヘッド12が光磁気デ
ィスク101に接触する第1の位置にあるときには、駆
動機構を構成する駆動モータ41が逆転方向に駆動さ
れ、磁気ヘッド12を光磁気ディスク101から離間さ
せた第2の位置に移動させる。また、磁気ヘッド12が
光磁気ディスク101から離間した第2の位置にあると
きには、駆動機構を構成する駆動モータ41は不作動状
態に維持され、磁気ヘッド12の光磁気ディスク101
に近接する第1の位置方向への移動が規制された状態に
おかれる。
【0051】再生モードが選択されるときには、図4に
示すように、磁気ヘッド12が光磁気ディスク101か
ら離間された状態において、光磁気ディスク101の回
転駆動が行われ、光ピックアップ装置8から出射される
光ビームによって光磁気ディスク101の信号記録領域
が走査され、光磁気ディスク101に記録された情報信
号の再生が行われる。
【0052】本発明に係る記録再生装置に装着されたデ
ィスクカートリッジ103をイジェクトするには、押圧
操作部34を介してイジェクト板32を引っ張りコイル
バネ33の付勢力に抗して図3中矢印h方向に移動する
と、カートリッジホルダ21の両側に設けた各支軸2
2,23及び24,25がカム片35,36及び37,
38の先端側に設けた傾斜カム部上に乗り上げていき、
カートリッジホルダ21をシャーシ1から離間する上昇
位置に移動させる。カートリッジホルダ21は、シャー
シ1から離間する上昇位置方向に移動すると、一対の引
っ張りコイルバネ30,31の付勢力を受けて図3中反
矢印f方向に移動され、筐体50に設けた開口部50a
を介して、ここに挿入保持されたディスクカートリッジ
103を筺体50からイジェクトすることができる。
【0053】
【発明の効果】上述のように、本発明に係る記録再生装
置は、ローディング機構が光磁気ディスクを装置に対し
挿入及び/又は排出位置にあるとき、磁気ヘッドを光磁
気ディスクの他方の面他方の面より離間した位置に保持
することによって、光磁気ディスクの装置に対する挿入
及び/又は排出を行うとき、光磁気ディスクと磁気ヘッ
ドとの当接を回避させることができ、光磁気ディスク及
び磁気ヘッドの損傷を防止し、光磁気ディスク及び磁気
ヘッドの確実な保護を図ることができとともに、光磁気
ディスクと磁気ヘッドの当接を確実に回避して光磁気デ
ィスクの装置への挿入及び/又は排出を行うことができ
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る記録再生装置の一部を分解して示
す斜視図である。
【図2】上記記録再生装置を示す平面図である。
【図3】ディスクカートリッジを装着した状態を示す側
面図である。
【図4】光磁気ディスクをディスクテーブル上にローデ
ィングした状態を示す側面図である。
【図5】磁気ヘッドを光磁気ディスクに接触させた状態
を示す側面図である。
【図6】本発明に係る記録再生装置に用いられるディス
クカートリッジを示す斜視図である。
【図7】上記ディスクカートリッジを下面側から見た斜
視図である。
【符号の説明】
2 ディスク回転駆動機構 5 ディスクテーブル 8 光ピックアップ装置 11a 第1の支持アーム 11b 第2の支持アーム 12 磁気ヘッド 41 駆動モータ 42 回転カム体 42a カム溝 101 光磁気ディスク
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI G11B 11/105 581 G11B 11/105 581A

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】光磁気ディスクの一方の面側に配された光
    ピックアップ装置と、 光磁気ディスクの他方の面側に配された磁気ヘッドと、 当該磁気ヘッドが設けられた支持アームと、 記録時に上記磁気ヘッド光磁気ディスクの他方の面
    当接する第1の位置と再生時に光磁気ディスクの他方の
    面より離間した第2の位置に位置するように上記支持ア
    ームを移動させるとともに、再生時には上記磁気ヘッド
    が上記第2の位置にするように上記支持アームを保持す
    る移動機構と、 上記移動機構を駆動して上記磁気ヘッドを上記第1の位
    置と上記第2の位置との間を移動させる駆動モータを有
    する駆動機構と、 光磁気ディスクを回転駆動する回転駆動機構と、 挿入された光磁気ディスクを保持して上記回転駆動機構
    に装着する装着位置と光磁気ディスクを挿入及び/又は
    排出する挿入及び/又は排出位置との間を移動するロー
    ディング機構とを備え、 上記ローディング機構が上記挿入及び/又は排出位置に
    あるときに上記支持アームは上記磁気ヘッドを上記光
    磁気ディスクから離間させた上記第2の位置から更に離
    間させた位置に位置されるとともに、上記ローディング
    機構が上記装着位置に移動されたときに上記移動機構が
    上記駆動機構と係合し、上記支持アームの上記第1の位
    置方向への移動を可能とする記録再生装置。
  2. 【請求項2】 上記移動機構は、上記ローディング機構
    が挿入及び/又は排出位置に移動したときに上記駆動機
    構との係合が解除される請求項1記載の記録再生装置。
  3. 【請求項3】 上記支持アームは、上記挿入及び/又は
    排出位置にあるローディング機構によって上記磁気ヘッ
    ドを上記光磁気ディスクから離間させた上記第2の位置
    から更に離間させた位置に保持されている請求項2記載
    の記録再生装置。
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