JP3493699B2 - 多階調表示装置 - Google Patents

多階調表示装置

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Description

【発明の詳細な説明】 【0001】 【産業上の利用分野】本発明は、多階調表示装置に関
し、詳細には、簡単な回路構成で液晶を多階調表示させ
る多階調表示装置に関する。 【0002】 【従来の技術】液晶の普及に伴って、液晶を多階調表示
するものが増加している。 【0003】但し、液晶は、直流駆動すると、液晶セル
の内部で電気化学反応が誘発され、液晶の寿命が著しく
短縮化される。 【0004】そこで、一般に、フレーム信号により形成
される所定周期毎に、反転する駆動信号を液晶に印加す
るという交流駆動を行う必要がある。 【0005】例えば、単純マトリックス表示方式の液晶
多階調表示するには、従来、1ライン表示期間を同じ
長さの複数期間に分割し、その分割期間で階調データに
基づいて液晶のオン/オフを選択することにより、多階
調表示を行っている。そして、この場合の階調信号の生
成は、基準クロックを分周して、複数種の輝度変調パル
スを作成し、階調データを検出して、所定の輝度変調パ
ルスに変換することにより行っている。 【0006】 【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来の多階調表示装置にあっては、単に1ライン表
示期間を同じ長さの複数の期間に分割し、基準クロック
を分周して作成した複数種の輝度変調パルスを、階調デ
ータにより変換することにより階調信号を生成している
ので、階調数に応じて、輝度変調パルスの種類が増加
し、その分だけ基準クロックを分周する回数が増加す
る。その結果、階調データの転送時間が増加し、階調数
を増加させることが困難であるという問題があった。 【0007】すなわち、階調数を増やそうとすると、そ
の分、輝度変調パルスの種類を増やす必要があるが、輝
度変調パルスの種類を増やすためには、基準クロックを
分周する回数を増やす必要がある。基準クロックを分周
する回数を増やすと、階調データの転送時間が増大し、
1ライン表示期間内に階調表現することが困難となる。 【0008】そこで、本発明は、データ転送時間を速く
することなく、階調数を容易に増やすことのできる多階
調表示装置を提供することを目的としている。 【0009】 【課題を解決するための手段】本発明の多階調表示装置
は、1ラインのスキャン期間を複数期間に分割し、各分
割期間で階調データに基づいて表示のオン/オフを選択
することにより、多階調表示を行う多階調表示装置であ
って、所定の複数ラインのうち、少なくとも1ラインの
スキャン期間を、長さの異なる複数の分割期間に分割し
て、各分割期間毎にオン・オフを選択可能とするととも
に、この1ラインにおける各分割期間でのオン・オフ
と、前記所定の複数ライン内における異なるラインにお
ける分割期間でのオン・オフと、を組み合わせ、且つ、
前記複数の分割期間に分割して表示するラインを、所定
周期毎に前記所定の複数ライン内において順次入れ換え
ることにより、多階調表示を行うものである。 【0010】 【0011】 【作用】本発明によれば、少なくとも1ラインのスキャ
ン期間を、長さの異なる複数の分割期間に分割するとと
もに、この1ラインにおける各分割期間での表示のオン
・オフと、これとは異なるラインにおける分割期間での
オン/オフと、を組み合わせ、且つ、前記複数の分割期
間に分割して表示するラインを、所定周期毎に前記所定
の複数ライン内において順次入れ換えることにより、多
階調表示を行っているので、輝度変調パルスの種類を増
やすことなく、より多くの階調表示を行うことができ、
データ転送時間を速くすることなく、階調数を容易に増
やすことができる。 【0012】 【実施例】以下、本発明を実施例に基づいて具体的に説
明する。 【0013】図1〜図4は、本発明の多階調表示装置の
一実施例を示す図であり、本実施例は、8階調表示に適
用したものである。 【0014】図1は、本実施例の多階調表示装置1の回
路ブロック図であり、多階調表示装置1は、制御部2、
フレームカウンタ3、選択期間特定カウンタ4、選択期
間長レジスタ5、選択期間カウンタ6、データメモリ7
及びラインデータ転送部8等を備えている。 【0015】多階調表示装置1は、1ラインのスキャン
期間、すなわち1水平走査期間を、期間の長さの異なる
複数の分割期間に分割するとともに、所定の複数ライン
にわたって該分割期間の長さを異ならせ、1ライン内の
各分割期間での液晶のオン/オフと、これとは異なる各
ラインにおける各分割期間での液晶のオン/オフと、を
組み合わせることにより、多階調表示を行っている。具
体的には、図2に示すように、1つのラインの表示期間
を、長さの異なる2つの分割期間t(A)、t(B)
と、これら2つの分割期間t(A)、t(B)とも長さ
の異なる1つの分割期間t(C)の3つに分割し、1ラ
イン毎に分割期間t(A)、t(B)と分割期間t
(C)とを交互に割り振るとともに、フレーム毎に、分
割期間t(A)、t(B)と分割期間t(C)の分割パ
ターンの順序を入れ換えて、これらの各分割期間t
(A)、t(B)と分割期間t(C)とを組み合わせ可
能となし、この組み合わせを選択することにより、多階
調表示を行っている。この実施例においては、上記分割
期間t(A)、t(B)、t(C)の長さの比率は、t
(A)、t(B)、t(C)=3:2:4である。 【0016】制御部2は、多階調表示装置1の各部に各
種信号を出力して制御し、多階調表示装置1としての処
理、特に、1ラインの表示期間を長さの異なる複数の分
割期間に分割して、液晶のオン/オフを制御することに
より、多階調表示を行わせる。制御部2は、各フレーム
の最初に出力するフレーム信号FL、スタート信号ST
及びカウンタ信号NTを出力し、制御部2には、終了信
号TE、カウントアップ信号CU及び次ライン信号NL
が入力される。制御部2の動作については、後で詳述す
る。 【0017】フレームカウンタ3は、上記分割期間t
(A)に対応する分割値Aと分割期間t(C)に対応す
る分割値Bを格納しており、制御部2からフレーム信号
FLが入力されると、分割値Aと分割値Cとを順次切り
換えて、選択期間特定カウンタ4に出力する。 【0018】選択期間特定カウンタ4は、制御部2から
フレーム信号FLが入力されると、フレームカウンタ3
から入力される分割値Aあるいは分割値Cを初期値とし
てセットし、セットした分割値Aあるいは分割値Cを選
択期間長レジスタ5に出力する。 【0019】また、選択期間特定カウンタ4は、分割値
A、分割値B及び分割値Cを記憶しており、制御部2か
らカウンタ信号NTが入力されると、上記初期値として
セットされた分割値Aあるいは分割値Cから分割値A→
B→Cあるいは分割値C→A→Bの順序で切り換えて、
選択期間長レジスタ5に出力する。さらに、選択期間特
定カウンタ4は、初期値としてセットされた分割値Aあ
るいは分割値Cから1ライン分をカウントすると、次ラ
イン信号NLを制御部2及びラインデータ転送部8に出
力する。 【0020】選択期間長レジスタ5は、選択期間特定カ
ウンタ4から入力される分割値A、B、Cに基づいて分
割期間t(A)、t(B)、t(C)をセットし、これ
を選択期間カウンタ6に出力する。 【0021】選択期間カウンタ6には、制御部2からカ
ウンタ信号NT及びスタート信号STが入力され、選択
期間カウンタ6は、制御部2からカウンタ信号NTが入
力されると、選択期間長レジスタ5から入力されている
期間長データを選択期間として取り込む。選択期間カウ
ンタ6は、その後、制御部2からスタート信号STが入
力されると、取り込んだ選択期間のカウントを開始し、
選択期間のカウントを完了すると、カウントアップ信号
CUを制御部2に出力する。 【0022】データメモリ7は、所定ライン分の表示デ
ータを記憶し、1ライン分づつラインデータ転送部8に
出力する。 【0023】ラインデータ転送部8には、データメモリ
7から各ラインにおける1分割期間毎の表示データが順
次入力され、ラインデータ転送部8は、制御部2からス
タート信号STが入力されると、スタート信号STが入
力される毎に、選択期間カウンタ6でカウントする分割
値A、B、Cに対応する1分割期間分の表示データを図
外の液晶駆動部に転送する。ラインデータ転送部8は、
この表示データの転送が完了すると、終了信号TEを制
御部2に出力する。 【0024】また、ラインデータ転送部8には、選択期
間特定カウンタ4から次ライン信号NLが入力され、ラ
インデータ転送部8は、次ライン信号NLが入力される
と、次の分割期間の表示データをデータメモリ7から受
け取って図外の液晶駆動部に転送する。 【0025】さらに、ラインデータ転送部8には、制御
部2からフレーム信号FLが入力され、ラインデータ転
送部8は、フレーム信号FLが入力されると、選択期間
特定カウンタ4に当該フレームの初期データとしてセッ
トされる分割値Aあるいは分割値Cをデータメモリ7か
ら受け取って、液晶駆動部へ転送する。 【0026】次に、動作について説明する。 【0027】多階調表示装置1は、上述のように、1ラ
インの表示期間を連続する2ラインにわたって長さの異
なる3つの分割期間t(A)、t(B)、t(C)に分
割し、各分割期間t(A)、t(B)、t(C)での液
晶のオン/オフを表示データに基づいて組み合わせて行
わせることにより、8階調を表示させる。 【0028】すなわち、分割期間t(A)、t(B)及
び分割期間t(C)は、その期間の長さが、分割期間t
(A)、t(B)、t(C)=3:2:4となってお
り、各分割期間t(A)、t(B)、t(C)における
オン/オフを、図3に示すように、適宜組み合わせるこ
とにより、8階調を表示させることができる。具体的に
は、図3に示すように、どの分割期間t(A)、t
(B)、t(C)においてもオフすると、「0」階調を
表示させることができ、どの分割期間t(A)、t
(B)、t(C)においてもオンすると、「7」階調を
表示させることができる。また、分割期間t(A)、t
(B)、t(C)のうち、どの1つの分割期間でオンに
させるかにより、階調「1」から階調「3」を表示させ
ることができ、分割期間t(A)、t(B)、t(C)
のうち、どの2つの分割期間でオンさせるかにより、階
調「4」から階調「6」を表示させることができる。例
えば、最も期間の短い分割期間t(B)でのみオンにさ
せると、階調「1」を表示させることができ、中間の期
間の分割期間t(A)と最も長い期間の分割期間t
(C)でオンにさせると、階調「6」を表示させること
ができる。 【0029】以下、図4のタイミングチャートに基づい
て多階調表示装置1の動作を説明する。 【0030】制御部2は、1フレームの始めに、フレー
ム信号FLをフレームカウンタ3、選択期間特定カウン
タ4及びラインデータ転送部8に出力し、フレームカウ
ンタ3は、フレーム信号FLが入力されると、まず、分
割期間t(A)に対応する分割値Aを選択期間特定カウ
ンタ4に出力する。 【0031】すなわち、多階調表示装置1は、奇数フレ
ームは、図2(A)のフレームmに示したように、奇数
ラインに分割期間t(A)と分割期間t(B)の処理を
行い、偶数ラインに分割期間t(C)の処理を行う。 【0032】選択期間特定カウンタ4は、制御部2から
フレーム信号FLが入力されると、フレームカウンタ3
から入力される分割値Aを初期値としてセットし、セッ
トした分割値Aを選択期間長レジスタ5に出力する。 【0033】選択期間長レジスタ5は、選択期間特定カ
ウンタ4から入力される分割値Aに基づき分割期間t
(A)をセットし、期間長データとして保持する。 【0034】制御部2は、次にスタート信号STを出力
する。 【0035】ラインデータ転送部8は、スタート信号S
Tが入力されると、この立ち下がりでデータメモリ7か
ら1ライン目の分割期間t(A)に対応する表示データ
d(A)の取り込みを開始し、この取り込みが完了する
と、制御部2に終了信号TEを出力する。 【0036】制御部2は、終了信号TEが入力される
と、カウンタ信号NTを選択期間特定カウンタ4及び選
択期間カウンタ6に出力し、まず、選択期間カウンタ6
に、選択期間長レジスタ5の保持している分割期間t
(A)を選択期間としてセットさせるとともに、選択期
間特定カウンタ4にカウント値をインクリメントさせ
て、次の分割期間t(B)に対応する分割値Bを選択期
間長レジスタ5に出力する。選択期間長レジスタ5は、
これを受けて分割期間t(B)をセットし、保持する。 【0037】また、制御部2は、カウンタ信号NTの出
力とほぼ同時に、スタート信号STを選択期間カウンタ
6及びラインデータ転送部8に出力し、選択期間カウン
タ6は、スタート信号STが入力されると、上記セット
された選択期間である分割期間t(A)のカウントを開
始する。また、ラインデータ転送部8は、スタート信号
STが入力されると、1ライン目の分割期間t(A)に
対応する表示データd(A)を液晶駆動部に転送する。 【0038】また、スタート信号STの立ち下がりでデ
ータメモリ7から1ライン目の分割期間t(B)に対応
する表示データd(B)がラインデータ転送部8に転送
され始め、転送が完了すると、ラインデータ転送部8か
ら制御部2に終了信号TEが出力される。 【0039】そして、選択期間カウンタ6は、上記分割
期間t(A)のカウントが完了すると、カウントアップ
信号CUを制御部2に出力し、制御部2は、カウントア
ップ信号CUが入力されると、カウンタ信号NTを選択
期間特定カウンタ4及び選択期間カウンタ6に出力す
る。 【0040】選択期間カウンタ6は、カウンタ信号NT
が入力されると、上述のように、選択期間長レジスタ5
の保持している分割期間t(B)を選択期間としてセッ
トし、選択期間特定カウンタ4は、カウント値をインク
リメントして、次の分割期間t(C)に対応する分割値
Cを選択期間長レジスタ5に出力する。 【0041】そして、選択期間特定カウンタ4は、1ラ
イン目の最後の分割値Bあるいは分割値Cをカウントす
ると、次にライン信号NLを制御部2及びラインデータ
転送部8に出力する。 【0042】制御部2は、次ライン信号NLが入力され
ると、1ライン目の処理が完了したと判断し、ラインデ
ータ転送部8は、表示データのラインの切り換えを行
う。 【0043】以下、上記同様に、分割期間t(A)、t
(B)、t(C)について、順次、その分割期間t
(A)、t(B)、t(C)に対応する表示データd
(A)、d(B)、d(C)を当該分割期間t(A)、
t(B)、t(C)に対応する期間だけ液晶駆動部に供
給し、当該表示データに基づいて液晶をオン/オフさせ
る。 【0044】上記動作を順次繰り返し行って、1フレー
ム分の処理が完了すると、制御部2は、フレーム信号F
Lをフレームカウンタ3、選択期間特定カウンタ4及び
ラインデータ転送部8に出力する。 【0045】このフレーム信号FLにより、多階調表示
装置1は、図2(B)のフレームm+1に示したよう
に、1ライン目に分割期間t(C)の処理を行い、2ラ
イン目に分割期間t(A)、t(B)の処理を行う。そ
して、2フレーム目では、この分割期間t(C)と分割
期間t(A)、t(B)の処理をライン毎に順次繰り返
して行う。 【0046】すなわち、フレームカウンタ3は、フレー
ム信号FLが入力されると、分割値Aから分割値Cに切
り換えて選択期間カウンタ6に出力し、選択期間特定カ
ウンタ4は、フレームカウンタ3から入力される分割値
Cを初期値としてセットして、セットした分割値Cを選
択期間長レジスタ5に出力する。選択期間長レジスタ5
は、上記同様に、選択期間特定カウンタ4から入力され
る分割値Cに基づき分割期間t(C)をセットし、期間
長データとして保持する。 【0047】また、ラインデータ転送部8は、フレーム
信号FLが入力され、その後スタート信号STが入力さ
れると、データメモリ7から1ライン目の分割期間t
(C)に対応する表示データd(C)の取り込みを開始
し、この取り込みが完了すると、制御部2に終了信号T
Eを出力する。 【0048】制御部2は、終了信号TEに応答して、カ
ウンタ信号NTを選択期間特定カウンタ4及び選択期間
カウンタ6に出力し、選択期間カウンタ6に選択期間長
レジスタ5の保持している分割期間t(C)を選択期間
としてセットさせるとともに、選択期間特定カウンタ4
にカウント値をインクリメントさせて、次の分割値Aを
選択期間長レジスタ5に出力する。選択期間長レジスタ
5は、これを受けて、次の分割期間t(A)をセット
し、保持する。 【0049】次に、制御部2は、スタート信号STを選
択期間カウンタ6及びラインデータ転送部8に出力し、
選択期間カウンタ6は、セットされた選択期間である分
割期間t(C)のカウントを開始する。また、ラインデ
ータ転送部8は、1ライン目の分割期間t(C)に対応
する表示データd(C)を液晶駆動部に転送する。 【0050】また、スタート信号STの立ち下がりで、
データメモリ7から2ライン目の分割期間t(A)に対
応する表示データd(A)がラインデータ転送部8に転
送され、転送が完了すると、ラインデータ転送部8から
制御部2に終了信号TEが出力される。 【0051】そして、選択期間カウンタ6は、分割期間
t(C)のカウントが完了すると、カウントアップ信号
CUを制御部2に出力し、制御部2は、カウンタ信号N
Tを選択期間特定カウンタ4及び選択期間カウンタ6に
出力する。 【0052】選択期間カウンタ6は、カウンタ信号NT
が入力されると、選択期間長レジスタ5の保持している
分割期間t(A)を選択期間としてセットし、選択期間
特定カウンタ4は、カウント値をインクリメントして、
次の分割値Bを選択期間長レジスタ5に出力する。選択
期間長レジスタ5は、これを受けて、次の分割期間t
(B)をセットし、保持する。 【0053】選択期間特定カウンタ4は、1ラインの最
後の分割値Bあるいは分割値Cをカウントすると、次ラ
イン信号NLを制御部2及びラインデータ転送部8に出
力する。 【0054】制御部2は、次ライン信号NLが入力され
ると、1ライン分の処理が完了したと判断し、ラインデ
ータ転送部8は、表示データのラインの切り換えを行
う。 【0055】以下、上記同様に、分割期間t(A)、t
(B)、t(C)について、t(C)→t(A)→t
(B)の順で、その分割期間t(C)、t(A)、t
(B)に対応する表示データd(C)、d(A)、d
(B)を当該分割期間t(A)、t(B)、t(C)に
対応する期間だけ液晶駆動部に供給し、当該表示データ
に基づいて液晶をオン/オフさせる。 【0056】上記動作を順次繰り返し行って、1フレー
ム分の処理が完了すると、制御部2は、フレーム信号F
Lをフレームカウンタ3、選択期間特定カウンタ4及び
ラインデータ転送部8に出力する。 【0057】上記動作を順次行うことにより、図2
(A)に示したフレームmと図2(B)に示したフレー
ムm+1の処理を順次交互に行う。 【0058】上述したように、本実施例の多階調表示装
置1は、1ラインのスキャン期間を、長さの異なる複数
の分割期間、すなわち、分割期間t(A)、t(B)及
び分割期間t(C)に分割するとともに、2ラインにお
ける分割期間の長さを異ならせ、1ライン目の分割期間
t(A)、t(B)(あるいは分割期間t(C))と2
ライン目の分割期間t(C)(あるいは分割期間t
(A)、t(B))での液晶のオン/オフと、を組み合
わせることにより、多階調表示を行っている。 【0059】したがって、従来のように、階調数に応じ
て輝度変調パルスの種類を増やすことなく、より多くの
階調表示を行うことができ、データ転送時間を速くする
ことなく、階調数を容易に増やすことができる。 【0060】尚、上記実施例においては、1ラインのス
キャン期間を長さの異なる3つの分割期間、すなわち、
分割期間t(A)、t(B)と分割期間t(C)とを2
ラインにわたって割り振り、1ライン目の各分割期間t
(A)、t(B)あるいは分割期間t(C)での液晶の
オン/オフと、2ライン目の各分割期間t(C)(ある
いは分割期間t(A)、t(B))での液晶のオン/オ
フと、を組み合わせることにより、8階調表示している
が、これに限るものではなく、例えば、8階調よりも多
い階調表示を行う場合には、1ライン内での分割数を増
やしたり、分割期間を設けるラインの数を増やすことに
より、容易に8階調以上の多階調表示に適用することが
できる。 【0061】 【発明の効果】本発明によれば、少なくとも1ラインの
スキャン期間を、長さの異なる複数の分割期間に分割す
るとともに、この1ラインにおける各分割期間での表示
のオン・オフと、これとは異なるラインにおける分割期
間でのオン・オフと、を組み合わせ、且つ、前記複数の
分割期間に分割して表示するラインを、所定周期毎に前
記所定の複数ライン内において順次入れ換えることによ
り、多階調表示を行っているので、輝度変調パルスの種
類を増やすことなく、より多くの階調表示を行うことが
でき、データ転送時間を速くすることなく、階調数を容
易に増やすことができる。
【図面の簡単な説明】 【図1】本発明の多階調表示装置の一実施例の回路ブロ
ック図。 【図2】フレームmとフレームm+1における各ライン
の分割期間を示す図。 【図3】8階調表示を行う場合の各分割期間でのオン/
オフの組み合わせを示す図。 【図4】図1の多階調表示装置の各部の信号のタイミン
グ図。 【符号の説明】 1 多階調表示装置 2 制御部 3 フレームカウンタ 4 選択期間特定カウンタ 5 選択期間長レジスタ 6 選択期間カウンタ 7 データメモリ 8 ラインデータ転送部
フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G09G 3/36 G02F 1/133 575 G09G 3/20 641

Claims (1)

  1. (57)【特許請求の範囲】 【請求項1】 1ラインのスキャン期間を複数期間に分
    割し、各分割期間で階調データに基づいて表示のオン/
    オフを選択することにより、単純マトリックス表示方式
    の液晶の多階調表示を行う多階調表示装置であって、 所定の複数ラインのうち、少なくとも1ラインのスキャ
    ン期間を、長さの異なる複数の分割期間に分割して、各
    分割期間毎にオン・オフを選択可能とするとともに、こ
    の1ラインにおける各分割期間でのオン・オフと、前記
    所定の複数ライン内における異なるラインにおける分割
    期間でのオン・オフと、を組み合わせ、且つ、前記複数
    の分割期間に分割して表示するラインを、所定周期毎に
    前記所定の複数ライン内において順次入れ換えることに
    より、多階調表示を行うことを特徴とする多階調表示装
    置。
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