JP3493669B2 - ボンベボックス排気システム - Google Patents

ボンベボックス排気システム

Info

Publication number
JP3493669B2
JP3493669B2 JP23009192A JP23009192A JP3493669B2 JP 3493669 B2 JP3493669 B2 JP 3493669B2 JP 23009192 A JP23009192 A JP 23009192A JP 23009192 A JP23009192 A JP 23009192A JP 3493669 B2 JP3493669 B2 JP 3493669B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
cylinder box
automatic
cylinder
bumper
open
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP23009192A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH0674399A (ja
Inventor
茂 笠谷
Original Assignee
関西日本電気株式会社
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 関西日本電気株式会社 filed Critical 関西日本電気株式会社
Priority to JP23009192A priority Critical patent/JP3493669B2/ja
Publication of JPH0674399A publication Critical patent/JPH0674399A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3493669B2 publication Critical patent/JP3493669B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、半導体製造工場をは
じめ、特殊ガスを使用する全ての産業、研究機関にて使
用するボンベボックスの排気方法に関し、特に複数個の
ボンベボックスを排気するシステムに関する。
【0002】
【従来の技術】従来のガス用のボンベボックス排気シス
テムを図3に示す。図3において、1はボンベボック
ス、2は排ガス処理装置へ導入するダクト、3はボンベ
ボックス1の排気ダクト部1aに設けられたガス濃度検
知器、12は手動ダンパーであり、この排気システムで
は、単に常時一定量の排気を行っている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記の従来
のボンベボックス排気システムは、ガス漏洩に対する安
全を確保するため、手動ダンパー12を調整し、ボン
ベボックス1において常時、一定必要量以上の排気を行
っていることで、ダクト2に排出する総排気量が非常に
多くなるという欠点があった。
【0004】
【課題を解決するための手段】この発明のボンベボック
ス排気システムは、上記欠点を解決するために、個々の
ボンベボックスの排気ダクト部に、全開−調節開−閉の
動作を行う自動ダンパーを設け、通常時には各ボンベボ
ックスを順次開閉するタイムスケジュールに従い自動ダ
ンパーを作動させ、異常時には必要に応じてガス濃度検
知器にてガス漏洩を検知したボンベボックスの自動ダン
パーを全開とし、他のボンベボックスの自動ダンパーを
全て閉とするようにしたものである。
【0005】
【作用】上記の構成よると、通常時各ボンベボックス
に設けた自動ダンパーは順次タイムスケジュールに従
い、全開−調節開動作を繰り返し、ガス濃度検知器によ
りガス漏洩検知が行え、かつ微少のガスリークに対して
ボンベボックス外部へのガス拡散を防止できる必要最小
限の排気が行える。
【0006】さらに、ガス濃度検知器により、ガス漏洩
を確認した場合、当該ボンベボックス以外の自動ダンパ
ーのみを臨時的に全開とし、当該ボンベボックス以外の
自動ダンパーを全て閉とすることで、通常量以上の排気
を行い、異常時におけるボンベボックス外部へのガスの
拡散リスクを低減する。
【0007】
【実施例】以下、この発明の実施例について図面を参照
して説明する。
【0008】図1は本システムの実施例を示すための系
統図、図2a,bは本システムの実施例における動作例
を示すためのタイミングチャートである。
【0009】図1において、1はボンベボックス(5
台)、1aはその排気ダクト部、2は排ガス処理装置へ
導入するダクト、3は排気ダクト部1aに連通して設け
られたガス濃度検知器、4は排気ダクト部1aに設けら
れた自動ダンパー、5はタイムスケジュールおよびガス
濃度検知器3の信号で自動ダンパーを制御するためのシ
ステムコントローラである。
【0010】図2aにおいて、A,B,C,D,Eはそ
れぞれボンベボックス1のA,B,C,D,Eの時間軸
を横にした自動ダンパー4の開度である。
【0011】図2bにおいて、6はボンベボックス1の
Aの風量、7はボンベボックス1のCの風量、8はボン
ベボックス外への拡散を防ぐ最小限の風量、9はガス濃
度検知に必要な風量、10はガス漏洩検知時に当該ボン
ベボックスにて得られる風量、11はボンベボックス1
のCにて漏洩が検知されたとする時間である。
【0012】次に上記のボンベボックス排気システムの
動作について説明する。図2bに示すボンベボックス1
のAとCの例にとれば、通常時は各ボンベボックス1、
例えばA,Cは、各自動ダンパー4を交互に全開−調節
開状態とし、ボンベボックス外へのガスの拡散を防ぐ最
小限の風量8とガス濃度検知に必要な風量9を得てい
る。
【0013】 また、例えばボンベボックス1のAで仮
にガス漏洩がガス濃度検知器3にて検知されると、当該
ボンベボックス1のAの自動ダンパー4は全開となり
ンベボックス1の他の自動ダンパー4はすべて閉とな
り、当該ボンベボックス1のAにおい最大の排気量が得
られる。このようにガス漏洩に対する安全性を確保し、
かつ通常時の排気量を低減することができる。
【0014】
【発明の効果】以上説明したように、この発明は、複数
存在する各ボンベボックスの排気ダクト部に自動ダンパ
ーを設け、タイムスケジュールおよびガス濃度検知器か
らの信号により自動ダンパーを作動させることにより、
ガス漏洩に対する安全性を確保し、かつ必要とする総排
気量を低減する効果がある。ボンベボックス排気に必要
な排気量を低減することは、排気、空調設備のイニシャ
ルコストを低減すると共に、特に空調コストの低減に寄
与する。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の一実施例であるボンベボックス排
気システムの系統図。
【図2】 a,b上記の実施例における動作例を示すた
めのタイミングチャート。
【図3】 従来のボンベボックス排気システムの系統
図。
【符号の説明】
1 ボンベボックス 1a 排気ダクト部 2 排ガス処理装置へ導入するダクト 3 ガス濃度検知器 4 自動ダンバー 5 システムコントローラ 6 ボンベボックスAの風量 7 ボンベボックスCの風量 8 ボンベボックス外へのガス拡散を防ぐ最小限の風量 9 ガス濃度検知に必要な風量 10 ガス漏洩検知時に当該ボンベボックスで得られる
風量 11 ボンベボックスCにてガス漏洩が検知されたとす
る時間

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】番号1、2、…、N(Nは2以上)のN基
    のガスボンベボックスの排気システムにおいて、個々の
    ボンベボックスの排気ダクト部に、漏洩ガス検知器およ
    び全開−調節開(ボンベボックス外へのガス拡散を防ぐ
    最小限の風量が得られる開度)−閉の動作を行う自動ダ
    ンパーを設け、 前記の漏洩ガス検知器により漏洩ガスが検知されていな
    い場合はまず所定の時間だけ番号1のボンベボックスの
    自動バンパーのみを全開、他の全ボンベボックスの自動
    バンパーを調節開とし、次に前記の所定の時間だけ番号
    2のボンベボックスの自動バンパーのみを全開、他の全
    ボンベボックスの自動バンパーを調節開とし、これを繰
    り返して最後に前記の所定の時間だけ番号Nのボンベボ
    ックスの自動バンパーのみを全開、他の全ボンベボック
    スの自動バンパーを調節開とし、その後再び番号1のボ
    ンベボックスに戻って前記のスケジュールを繰り返す
    が、 前記の漏洩ガス検知器により漏洩ガスが検知された場合
    は前記のスケジュールを中止し、漏洩ガスが検知された
    ボンベボックスのみの自動ダンパーを全開、他の全ボン
    ベボックスの自動バンパーを閉とすることを特徴とする
    ボンベボックス排気システム。
  2. 【請求項2】請求項1記載のボンベボックス排気システ
    ムにおいて、任意の一基のボンベボックスの自動バンパ
    ーのみを全開、他の全ボンベボックスの自動バンパーを
    調節開としたときに得られる、自動バンパーを全開にし
    た前記のボンベボックスの排気風量が、漏洩ガス検知に
    必要な風量であることを特徴とするボンベボックス排気
    システム。
JP23009192A 1992-08-28 1992-08-28 ボンベボックス排気システム Expired - Fee Related JP3493669B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP23009192A JP3493669B2 (ja) 1992-08-28 1992-08-28 ボンベボックス排気システム

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP23009192A JP3493669B2 (ja) 1992-08-28 1992-08-28 ボンベボックス排気システム

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0674399A JPH0674399A (ja) 1994-03-15
JP3493669B2 true JP3493669B2 (ja) 2004-02-03

Family

ID=16902410

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP23009192A Expired - Fee Related JP3493669B2 (ja) 1992-08-28 1992-08-28 ボンベボックス排気システム

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3493669B2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP2523744A4 (en) * 2010-01-14 2017-01-11 Entegris Inc. Ventilation gas management systems and processes

Also Published As

Publication number Publication date
JPH0674399A (ja) 1994-03-15

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US7331854B2 (en) Common filtration unit for building makeup air and emergency exhaust
WO2006083323A3 (en) Air processing system and method for a safe rooms
CA2140232A1 (en) Heat recovery ventilator
JP3493669B2 (ja) ボンベボックス排気システム
JPS5930905B2 (ja) 過給式ディ−ゼルエンジンのegr制御方法
JP3985336B2 (ja) 附室を備えた建築物における防火装置
JP2998571B2 (ja) 排気再燃コンバインドプラントのガスタービン保護装置
JPH0673421A (ja) 熱風炉の送風・熱風系統弁切替え制御装置
JP3230783B2 (ja) 室圧制御装置
JP2005043131A (ja) 原子炉建屋の排気処理設備
JPH0692835B2 (ja) 室圧制御システム
JPS5841832Y2 (ja) くん蒸ガス希釈排出装置
JPH04106308A (ja) 排煙脱硫装置の排ガス通風機の制御方法
JPH0694829B2 (ja) 検定用o▲下2▼センサー保護装置
JPH01285723A (ja) 室内の還気および排気,排煙装置
JPS6055038B2 (ja) 非常用ガス処理方法
JPH01256743A (ja) 複数室用室圧調整装置
JPH08282803A (ja) 物体の空気輸送設備
JPH03244948A (ja) グローブボックスの負圧・風量調整方法
JPH0121007Y2 (ja)
JPS6249958B2 (ja)
JP3309204B2 (ja) 集合排気ダクトのドラフト異常検出方法
JPS5927140A (ja) 建屋内圧力制御システム
Ducarme et al. Implementing the Results of Ventilation Research 16th AlVC Conference, Palm Springs, USA 19-22 September, 1995
JPH0735381A (ja) 原子力発電所の換気設備

Legal Events

Date Code Title Description
LAPS Cancellation because of no payment of annual fees