JPS5841832Y2 - くん蒸ガス希釈排出装置 - Google Patents

くん蒸ガス希釈排出装置

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Publication number
JPS5841832Y2
JPS5841832Y2 JP1980082016U JP8201680U JPS5841832Y2 JP S5841832 Y2 JPS5841832 Y2 JP S5841832Y2 JP 1980082016 U JP1980082016 U JP 1980082016U JP 8201680 U JP8201680 U JP 8201680U JP S5841832 Y2 JPS5841832 Y2 JP S5841832Y2
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JP
Japan
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gas
fumigation
exhaust pipe
exhaust
fumigation gas
Prior art date
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Expired
Application number
JP1980082016U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS577981U (ja
Inventor
泰雄 松栄
Original Assignee
中部資材株式会社
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Filing date
Publication date
Application filed by 中部資材株式会社 filed Critical 中部資材株式会社
Priority to JP1980082016U priority Critical patent/JPS5841832Y2/ja
Publication of JPS577981U publication Critical patent/JPS577981U/ja
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  • Apparatus For Disinfection Or Sterilisation (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は倉庫やサイロ等で行われたくん蒸の排気ガスを
希釈して排出する装置に関するものである。
従来、有害害虫等を駆除する自主くん蒸及び輸出入貨物
の検疫くん蒸はいずれも密閉された倉庫等に臭化メチル
ガス等の殺虫ガスを送り込んで行うことは周知である。
しかしながら庫内でのくん蒸ガス濃度は1万PPMにも
昇るため、くん蒸後におけるくん蒸ガスの排気濃度をい
かに下げるかが問題であった。
この点、活性炭を用い或いは燃焼方式によって行うこと
も研究されているがその設備コストがいずれも甚だしく
高価になると共に手間がかかつてくん蒸が円滑にできな
い問題が生じ、実用化に不適であった。
そこで本考案は上記欠点を除去できたものであり、以下
本考案の図示実施例について説明する。
第1図に示す本例において、1はくん蒸を行う倉庫であ
り、庫内にくん蒸ガス発生装置(図示せず)を備えるか
或いは庫内にくん蒸ガスを導くくん蒸ガス供給管を備え
ている。
2は庫内へ空気を導く空気流入管であって開閉ダンパ2
aを配置している。
倉庫1の排気側にはくん蒸ガスの排気管3を接続してお
り、倉庫1に近接して開閉ダンパ3aを有している。
また排気管3には送風機4(排気ファン)を介在配置す
ると共に排気管3の該送風機4と開閉ダンパ3aとの間
の部位に空気量調整弁5aを有する空気取入管5を接続
配管している。
さらに空気取入管5の接続部と開閉ダンパ3aとの間に
ガス量調整弁3bを配置している。
6はガス濃度検知器であり、その検知部6aを排気管3
の排気側に配置している。
そして該検知部6aの検知信号を電気的に変換してシー
ケンスパルプ(図示せず)を介しガス量調整弁3b及び
空気量調整弁5aの開閉度合を制御できるように構成し
ている。
なお空気流入管2及び空気取入管5の他端は大気に開放
している。
また排気管3の排気端も大気に開放している。
本例はこのように構成したため、まず開閉ダンパ2a、
3aを閉状態として庫内1を密閉しくん蒸を行う。
所定時間のくん蒸終了後開閉ダンパ2a、3aを開状態
とすると共にガス量調整弁3b及び空気量調整弁5aを
適度な開状態とする。
これと同時に送風機4を駆動させるのである。
この送風機4の吸引作用によって庫内のくん蒸ガスが空
気流入管2及び空気取入管5の吸引空気で希釈されて排
気管3の排気口から排気されるのである。
そして、この排気されるくん蒸ガスのガス濃度を検知部
6aが検知するのであり、そのガス濃度が例えば設定ガ
ス濃度50〜1100PPを外れると検知信号を出す。
即ち排気ガス濃度が50PPM以下であればガス量調整
弁3bをさらに開いてくん蒸ガスの排出を多くするか或
いは場合によっては空気量調整弁5aを少し閉じるので
ある。
また逆に排気ガス濃度が1100PP以上であれば空気
量調整弁5aをさらに開いて空気の取入量を多(するか
或いはガス量調整弁3bを少し閉じるのである。
これにより常時くん蒸ガスの大気への排気濃度を設定範
囲内の濃度に希釈して排気できることになる。
したがって設定濃度を法に定める規制濃度以下に設定す
れば排気ガスは常に法規制以下の濃度で排出されるため
環境汚染等の問題を生じることがない。
またくん蒸ガス排気後は庫内の抑制濃度以下となったの
を確認後、庫内での作業を始めればよい。
次に第2図で示すくん蒸庫をサイロとした実施例につい
て説明する。
複数並夕1ルたサイロ7、・・・の下端に空気供給管8
の分岐管8aを接続し、該空気供給管8に送風機9と空
気取入用の電動パルプ10とを介在配置している。
またサイロ7、・・・の上端には夫々排気管11が接続
してあり、該排気管11に空気導入用の送風機12を備
えている。
そして排気管11の排気側端部(排気塔)にガス濃度検
知器13の検知部13aを配置している。
したがって、サイロ7、・・・にくん蒸ガスを供給した
後、密閉して(ん蒸を行い、ついでサイロ7゜・・・を
開放してパルプ10を開くと共に送風機9゜12を連動
運転することによりサイロ7.・・・内のくん蒸ガスが
排気管11に押し出され、送風機12によって取入れら
れた空気によりそのくん蒸ガスが希釈されて大気に排出
されるのである。
この排出される(ん蒸ガスの濃度を検知器13で検知す
るのであり、設定範囲濃度を越えた場合には検知信号に
よってパルプ10の開状態を規制するのである。
即ちパルプ10を少し閉じることにより送風機9の送風
能力が低下するためサイロ7゜・・・内のくん蒸ガスの
排気管11への送出量が少くなる。
このため設定範囲内のガス濃度となって排出されるので
ある。
なお、この場合、検知信号によってパルプ10の他送風
機9,12の送風能力或いは送風機12への空気取入量
を規制するパルプを制御してもよい。
本例は上記のように構成したが本考案においてはこれに
限定されない。
例えば排気ファンの配置部位も問わず、くん蒸ガスを排
気管に導入できればよい。
また排気管へのくん蒸ガスの通過量を規制するくん蒸ガ
ス規制排出機構の構成も任意でありパルプ、ダンパー等
によってもよい。
さらにガス濃度検知器の検知信号により排気管のくん蒸
ガス通過量或いは空気取入量を調整する制御装置の構成
も適宜である。
なおガス濃度検知器の検知部の配置部位も限定されず、
排気管の排気側に接続したパイロット管に配置してもよ
い。
上記から本考案によると、大気へのくん蒸ガスの排出濃
度を検知してガス量及び空気量の両方或いはそのいずれ
か一方を調整することにより常にくん蒸排気ガスを設定
範囲内の濃度に希釈できるのであり、このための設備コ
ストも極めて安価となる効果が大きく、実用的な考案と
いえる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例を示す配置説明図、第2図は
別例の配置説明図である。 1.7・・・・・・(ん蒸庫、3.11・・・・・・排
気管、3b・・・・・・ガス量調整弁、4,9.12・
・・・・・送風機、5・・・・・・空気取入管、5a・
・・・・・空気量調整弁、6゜13・・・・・・ガス濃
度検知器、6a、13a・・・・・・検知部O

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 倉庫、サイロ等のくん蒸庫内に排気管を接続し、該庫内
    のくん蒸ガスを排気管に導く排気ファンと該排気管に空
    気を導く空気導入装置を設けたものにおいて、該排気管
    へのくん蒸ガスの通過量を規制するくん蒸ガス規制排出
    機構とガス濃度検知器とを設け、排気側に配置した該検
    知器の検知部による検知信号によって前記くん蒸ガス規
    制排出機構に作用して排気管のくん蒸ガス通過量を調整
    し或いは排気管への空気取入量を調整する匍脚装置とを
    備えたことを特徴とするくん蒸ガス希釈排出装置。
JP1980082016U 1980-06-12 1980-06-12 くん蒸ガス希釈排出装置 Expired JPS5841832Y2 (ja)

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JPS577981U JPS577981U (ja) 1982-01-16
JPS5841832Y2 true JPS5841832Y2 (ja) 1983-09-21

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ID=29444381

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JP1980082016U Expired JPS5841832Y2 (ja) 1980-06-12 1980-06-12 くん蒸ガス希釈排出装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH067857B2 (ja) * 1988-04-21 1994-02-02 清水建設株式会社 多数滅菌室の滅菌装置
JP5877178B2 (ja) * 2013-08-08 2016-03-02 パナソニックヘルスケアホールディングス株式会社 アイソレータ

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS51149166A (en) * 1975-06-04 1976-12-21 Masaru Muranaka A process and apparatus for treatment of exhaust gas

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JPS577981U (ja) 1982-01-16

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