JP3493151B2 - 樹脂封止構造及び樹脂封止製品の応力緩和方法 - Google Patents

樹脂封止構造及び樹脂封止製品の応力緩和方法

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JP3493151B2
JP3493151B2 JP31112198A JP31112198A JP3493151B2 JP 3493151 B2 JP3493151 B2 JP 3493151B2 JP 31112198 A JP31112198 A JP 31112198A JP 31112198 A JP31112198 A JP 31112198A JP 3493151 B2 JP3493151 B2 JP 3493151B2
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  • Encapsulation Of And Coatings For Semiconductor Or Solid State Devices (AREA)
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は電子部品を実装した
基板をケース内に収納し、樹脂で封止されてなる樹脂封
止製品に対し、樹脂の熱膨張及び熱収縮等に対し、基板
への歪量を抑えて熱ストレスを緩和する樹脂封止構造及
び応力緩和方法に関する。
【0002】
【従来の技術】図6は従来の樹脂封止製品の構造図を示
し、(a)は構造展開図、(b)は樹脂封止後の構造断
面図を示す。また、図7は従来の樹脂封止製品の熱スト
レス発生状態図を示し、(a)は熱膨張による基板の歪
状態透視図、(b)は熱膨張による基板の歪状態断面図
を示す。
【0003】この樹脂封止製品は図6に示す様に、表面
が開口した箱型形状のケース1に電子部品が実装された
基板2が四隅の内の対角線上の二カ所に取付けネジ3
a,3bで締め付けられて収納された後、樹脂注入ノズ
ル15を介して樹脂7が注入充填されて固形されてい
る。また、この樹脂封止製品は過酷な周囲の熱環境に対
し、樹脂7が熱膨張又は熱収縮するため、取付けネジ3
a,3bで固定されている基板2に圧力が加わり、歪が
生じて破損等の不具合が発生する恐れがあった。このた
め、樹脂7の材質には弾性係数変位点の温度範囲が広い
シリコーン材等の高価格材料を使用する等の処置が行わ
れている。
【0004】ケース1は表面が開口した箱型形状で、こ
の開口面の外周縁の四隅には該ケース1を筐体本体(図
示されていない)に取付け固定するための取付けボス1
a、及び取付けネジ孔1bが形成されている。このケー
ス1には内部空洞の中央部分に基板2を収納するための
取付けボス1cと取付けネジ孔1dが対角線上の二隅に
形成されている。また、ケース1には前記基板2を収納
した時、該基板に実装されたコネクター5を嵌め込むた
めの切り欠き穴1fと、仕切り板6を嵌め込むための溝
1eが形成されている。そして、このケース1には前記
基板が収納された後、樹脂7が注入充填される。
【0005】基板2は電子部品が実装されており、ケー
ス1の内部空洞中央部分の対角線上の二カ所に該基板2
を取付け固定するための取付け孔2a,2bが設けら
れ、2本の取付けネジ3a,3bだけで取付け固定され
ており、該基板への電子部品の実装密度が向上されてい
る。そして、この基板2はコネクター5がピン5aによ
り取付け固定された状態でケース1へ収納された後、樹
脂7が注入充填される。
【0006】また、この基板2には過酷な周囲の熱環境
による樹脂7の熱膨張又は熱収縮で、該基板2に歪が生
じるため、該歪みを出来るだけ抑制するために4本の取
付けネジで該基板2を取付け固定することもあるが、該
基板2への電子部品の実装密度の制約を受けることにな
る。
【0007】取付けネジ3a,3bは基板2をケース1
の内部空洞中央部分に取付け固定するためと該ケース1
へのアース接地のために用いられている。
【0008】SMD等の大型電子部品4は基板2にIC
等の小型電子部品とともに実装されているが、該基板へ
の歪等に影響を受け易く、該大型電子部品4のボデイー
や端子部へストレスがかかり易い。
【0009】コネクター5は基板2にピン5aにより取
付け固定され、一体化されており、外部との接続用に用
いられている。
【0010】仕切り板6はゴム系材料で両端には凸形状
のリブ6aを、下面には嵌め込み切り欠穴6bがそれぞ
れ形成されており、前記基板2が前記ケース1に収納さ
れた後に、該仕切り板6を該ケース1の溝1eに嵌め込
み、前記コネクター5を前記嵌め込み切り欠穴6bの内
周縁で押圧して、該ケース1と該コネクター5との隙間
を埋めるように固定される。そして、前記樹脂7が注入
された時に、該樹脂7をケース1の外へ流出させないた
めに用いられている。
【0011】樹脂7は基板2をケース1の内部空洞中央
部分に収納した後、該樹脂7を注入充填して該基板2を
保護するもので、樹脂封止製品に用いられる。また、こ
の樹脂7は過酷な周囲の熱環境下での熱膨張又は熱収縮
により前記基板2へ与える歪量が大きく影響するため、
該樹脂7の材質には弾性係数変位点の温度範囲が広いシ
リコーン材等の高価格材料が使用されるか、またはウレ
タン材料に該シリコーン材料を真空注型設備を用いて含
浸された材料が使用される。
【0012】樹脂注入ノズル15は円筒型形状のパイプ
で形成されており、基板2が収納されたケース1の内部
に樹脂7を注入するための治具である。
【0013】本樹脂封止製品の組立手順について説明す
る。まず、基板2にコネクター5をピン5aで取付け固
定し、電子部品を実装した後、該基板2をケース1の内
部空洞中央部分に、2本の取付けネジ3a,3bで取付
け固定した後、仕切り板6を該ケース1の切り欠き穴1
fにコネクター5を押圧するように嵌め込む。次に、図
6(a),(b)に示す様に、樹脂注入ノズル15で樹
脂7を注入する。この注入ではケース1の内部底面1g
と基板2との下部空洞部分100には該ケース1と該基
板2との隙間等を通じて樹脂7が注入充填され、次に基
板2とケース1の開口面との上部空洞部分101に、開
口面部に一定の隙間を残して樹脂7が注入充填される。
【0014】以上の手順で組立てられた本樹脂封止製品
は過酷な周囲の熱環境に対し、樹脂7の熱膨張又は熱収
縮により基板2に歪が生じ破損等の不具合が発生する恐
れがあった。高温環境の場合においては、図7(a ),
(b)に示される様に、樹脂7が熱膨張し、前記基板2
は前記ケース1の開口面方向に押し上げられる。この
時、基板2は該基板2がケース1に取付けネジ3a,3
bで固定された位置を基点として押し上げられ、該基板
2の対角線上の端はそれぞれ歪量20,21に歪まされ
る。
【0015】
【発明が解決しようとする課題】上述のように、従来の
樹脂封止製品はケース1に基板2を該基板2の四隅の内
の対角線上の二カ所を取付けネジ3a,3bで締め付け
られて収納された後、樹脂7が注入充填されて固形され
ているが、この樹脂封止製品は過酷な周囲の熱環境に対
し、樹脂7が熱膨張又は熱収縮するため、基板2に歪が
生じ破損等の不具合が発生する問題があった。また、樹
脂7の材質には弾性係数変位点の温度範囲が広いシリコ
ーン材等の高価格材料等を使用する必要があった。
【0016】本発明の目的は過酷な周囲の熱環境下での
樹脂の熱膨張又は熱収縮による基板への熱歪量を抑制し
破損等の不具合を防止すると共に、樹脂の材料には高価
格なシリコーン材を使用することなく、ウレタン系材料
を使用してコストを安価にすることにある。
【0017】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明は、複数の部品を実装した基板が、一面が開口
したケースの内部に載置され、樹脂で封止されてなる樹
脂封止構造において、前記ケースの底面が、前記基板の
底面側に実装された実装部品の形状に沿って、該実装部
品との隙間が均等な間隔になるように該ケースの内部側
に凹んで変形されてなり、該変形されたケースの底面と
前記基板及び前記複数の実装部品とが所定間隔を保たれ
た状態で、樹脂が均等な厚みで封止されてなることを特
徴とするものである。
【0018】
【0019】
【0020】
【0021】
【0022】
【0023】 また、大型の電子部品を実装した基板
が、一面が開口したケースの内部に載置され、樹脂で封
止されてなる樹脂封止構造において、前記基板に実装さ
れる大型の電子部品の該基板に装着する面に接着材を塗
布して該大型の電子部品を固定し、該基板の剛性を強め
てなることを特徴とするものである。
【0024】
【0025】
【0026】また、前記樹脂はウレタン系材料からなる
ことを特徴とするものである。
【0027】
【実施例】本発明の実施例について、図面を参照して説
明する。
【0028】図1は本発明の第1実施例を示す樹脂封止
製品の応力緩和構造図で、(a)は構造展開図、(b)
は樹脂封止後の構造断面図を示し、図2は本発明の第1
実施例を示す樹脂封止製品の熱ストレスに対する応力緩
和状態図で、(a)は熱膨張に対する応力緩和状態図、
(b )は熱収縮に対する応力緩和状態図を示し、図3は
本発明の第2実施例を示す樹脂封止製品の応力緩和構造
図で、(a)は熱膨張に対する基板の応力緩和状態透視
図、(b)は熱膨張に対する応力緩和状態断面図を示
し、図4は第3実施例を示す樹脂封止製品の応力緩和構
造断面図を示し、図5は第4実施例を示す樹脂封止製品
用基板の応力緩和構造図で、(a)は基板透視図、
(b)は樹脂封止後の断面図を示す。
【0029】尚、実施例1から実施例4までの同一構成
品は第1実施例で説明し、他の実施例では説明を省略す
る。
【0030】第1実施例の樹脂封止製品の応力緩和方法
について、図1を参照して説明する。この樹脂封止製品
は図1に示す様に、表面が開口した箱型形状のケース1
に電子部品が実装された基板2を熱収縮ストレス吸収用
スポンジ9を介して、前記ケース1の内部に該基板2の
四隅の対角線上の少なくとも二カ所を治具(ネジ)50
で仮組実装した後、前記樹脂7を前記ケース1の内部底
面1gと前記基板2との下部空洞部分100に注入充填
し、次に前記治具50(ネジ)を取り外して仮組を解い
てから、再度前記樹脂7を前記基板2と前記ケース1の
開口面との上部空洞部分101に、開口面側に僅かに隙
間を持たせる様に注入固形し、前記樹脂7の熱膨張又は
熱収縮等に対し、前記基板2への歪を抑えるように該基
板の動きをフリーの状態にした応力緩和方法が用いられ
ている。また、前記基板2にはアース端子12が設けら
れており、該アース端子12にフレキシブルなリード線
8が接続され、該リード線8が前記ケース1の開口面に
引き出されてから、前記樹脂7が注入される。該リード
線8は前記樹脂7の注入後に前記金属製のケース1に設
けられた取付けボス1aに導電接続され、該ケース1に
アースされる。 そして前記樹脂7の材料には高価格な
シリコーン材を使用することなく、ウレタン系材料を使
用してコストを安価にしている。
【0031】金属製のケース1は表面が開口した箱型形
状で、この開口面の外周縁の四隅には該ケース1を筐体
本体(図示されていない)に取付け固定するための取付
けボス1a、及び取付けネジ孔1bが形成されている。
このケース1には内部空洞の中央部分に基板2を載置
し、仮組みするための台座部である取付けボス1cと仮
組み用ネジ孔1dが対角線上の二隅に形成されている。
また、ケース1には前記基板2を収納した時、該基板に
実装されたコネクター5を嵌め込むための切り欠き穴1
fと、上部仕切り板6と下部仕切り板10を嵌め込むた
めの溝1eが形成されている。そして、このケース1に
は前記基板2が収納された後、樹脂7が注入充填され
る。
【0032】基板2は電子部品が実装されており、ケー
ス1の内部空洞中央部分の対角線上の二カ所に該基板2
を仮組みするための仮組み用取付け孔2a,2bが設け
られ、2本の仮組み用治具(ネジ)50で仮組みされ、
前記樹脂7を前記下部空洞部分100に注入充填された
後、該治具50が取り外され、次に前記樹脂7が前記上
部空洞部分101に注入充填される。この基板2にはア
ース端子12が設けられ、前記リード線8に導電接続さ
れている。
【0033】仮組み用治具(ネジ)50は基板2をケー
ス1の内部空洞中央部分に仮組みするために用いられ、
前記樹脂7が前記下部空洞部分100に注入充填された
後に取り外される。
【0034】SMD等の大型電子部品4は基板2にIC
等の小型電子部品とともに実装されている。
【0035】コネクター5は基板2にピン5aにより取
付け固定され、該基板2に一体化されており、外部との
接続用に用いられている。
【0036】上部仕切り板6はゴム系材料で両端には凸
形状のリブ6aを、下面には嵌め込み切り欠穴6bがそ
れぞれ形成されており、前記基板2が前記ケース1に収
納された後、該上部仕切り板6を該ケース1の溝1eに
嵌め込み、前記コネクター5を前記嵌め込み切り欠穴6
bの内周縁で押圧して、該ケース1と該コネクター5と
の隙間を埋めるように固定される。そして、この上部仕
切り板6は前記樹脂7が注入された時に、該樹脂7をケ
ース1の外へ流出させないために用いられると共に、樹
脂7が熱膨張してコネクター5が上方へ上がる時に、圧
縮するよう構成されている。
【0037】樹脂7は基板2をケース1の内部空洞中央
部分に収納した後、注入充填されて該基板2を保護する
もので、樹脂封止製品に用いられる。また、本樹脂封止
製品には過酷な周囲の熱環境下において、熱応力を緩和
する方法が用いられているため、該樹脂7の材質には高
価格なシリコーン材等を用いることなく、安価なウレタ
ン材料が使用されている。
【0038】アース用リード線8は基板2に設けられた
アース端子12に接続され、ケース1の開口面に引き延
ばされている。このアース用リード線8はケース1を筐
体本体(図示されていない)に取付ける時に、該ケース
1の取付けボス1a部に取付けネジで締め付けられてア
ース接続される。
【0039】尚、ネジで締め付ける代わりに、アース用
リード線8をアース端子12にはんだ付けして接続する
ようにしてもよい。
【0040】熱収縮ストレス吸収用スポンジ9はゴム系
の材料でドウナツ形状に形成され、前記基板2がケース
1に仮組み収納される該基板2の取付け孔2a,2bの
下部に装着され、前記樹脂7が熱収縮した時に圧縮され
て該基板2へのストレスを緩和し、歪量を少なくするた
めに使用される。尚、この熱収縮ストレス吸収用スポン
ジ9の厚さが基板1とケース1の取付けボス1cとの間
の隙間に相当するもので、その厚さは温度変化,樹脂の
厚さ,膨張係数に基ずいて樹脂が収縮したときの移動量
で決定される。
【0041】下部仕切り板10はゴム系材料で、底面と
両端には凸形状のリブ10aを、上面には嵌め込み切り
欠穴10bがそれぞれ形成されており、前記ケース1の
溝1eの下面部に嵌め込まれ、前記基板2が前記ケース
1に収納された時、前記コネクター5が該下部仕切り板
10の切り欠穴10bに嵌まり込んで当接し、該ケース
1と該コネクター5との隙間が埋まるように固定され
る。そして、この下部仕切り板10は前記樹脂7が注入
された時に、該樹脂7をケース1の外へ流出させないた
めに用いられると共に、前記樹脂7が熱収縮した時に前
記コネクター5が下がる時に圧縮するよう構成されてい
る。これにより、該コネクター5と一体に連結されてい
る前記基板2へのストレスを緩和し、歪量を少なくする
ために使用されている。即ち、弾性部材である上下仕切
り板6,7でコネクター5を弾性的に挟み込むことでコ
ネクター5の動きに追従できるようにしてある。尚、こ
の代わりに上下仕切り板6,7を固定部材とし、コネク
ター5と基板2とを接続するリード部材をフレキシブル
材料としても良い。
【0042】アース端子12は基板2に設けられたアー
スランドにハンダ接続されており、アース用リード線8
を介して、金属製のケース1にアース接続するために使
用されている。
【0043】樹脂注入ノズル15は円筒型形状のパイプ
で形成されており、基板2が収納されたケース1の内部
に樹脂7を注入するための治具である。
【0044】本樹脂封止製品の組立手順について説明す
る。まず、基板2にコネクター5をピン5aで取付け固
定し、電子部品及びアース用リード線8を接続実装した
後、該基板2をケース1の内部空洞中央部分に、該基板
2に連結されている前記コネクター5が前記下部仕切り
板10に当接するように嵌め込み、熱収縮ストレス吸収
用スポンジ9を介して、少なくとも2本の治具50で仮
組みする。そして、前記アース用リード線8をケース1
の開口面に引き出した後、仕切り板6を該ケース1の切
り欠き穴1fに嵌め込みコネクター5に当接させる。次
に、図1(a),(b)に示す様に、樹脂注入ノズル1
5で樹脂7を1次注入する。該樹脂7の1次注入では最
初にケース1の内部底面1gと基板2との下部空洞部分
100に、該ケース1と該基板2との隙間等を通じて樹
脂7が注入充填され、次に前記2本の治具50を取り外
してから前記基板2とケース1の開口面との上部空洞部
分101に、開口面部に一定の隙間を残して樹脂7が2
次注入充填される。 この治具50による仮組みでは熱
収縮ストレス吸収用スポンジ9が圧縮しない原形のまま
の状態で軽く締め付けられる。
【0045】以上の手順で組立てられた本樹脂封止製品
は過酷な周囲の熱環境に対し、基板2への歪を吸収緩和
し、該基板2への破損等の不具合発生を防止している。
高温環境の場合においては、図2(a )に示される様
に、樹脂7が熱膨張し、前記基板2は前記ケース1の開
口面方向に押し上げられる。この時、基板2はケース1
に設けられた取付けボス1cから隙間32の位置に移動
し、該隙間32から組立て時の隙間30を差し引いた隙
間分だけ基板2がそのまま全体的に押し上げられ、該基
板2の歪みが吸収されたことになる。この時、コネクタ
ー5は該コネクター5に当接した上部仕切り板6が圧縮
され、基板2と一体となって押し上げられる。この時、
下部仕切り板10がその弾性力により上方に伸びる。次
に、低温環境の場合においては、図2(b)に示される
様に、樹脂7が熱収縮し、前記基板2は前記ケース1の
内部底面1g方向に収縮される。この時、基板2は該基
板2と該ケース1に設けられた取付けボス1cとの間に
装着された前記熱収縮ストレス吸収用スポンジ9で歪み
が吸収され、該基板2と該取付けボス1cとの間が隙間
34となる位置まで下げられる。この時、コネクター5
は該コネクター5に当接した下部仕切り板10が圧縮さ
れ、基板2と一体となって下げられる。この時、上部仕
切り板6がその弾性力により下方に伸びる。
【0046】次に、第2実施例の樹脂封止製品の応力緩
和方法について、図3を参照して説明する。この樹脂封
止製品は図3に示す様に、前記基板2を前記ケース1の
内部の四隅のどこか一カ所を筐体アースを兼ねて金属製
の取り付けネジ3a(又は3b)等で締め付けて固定
し、他のカ所は熱収縮ストレス吸収用スポンジ9を該基
板2と該ケース1との間に嵌め込み、取り付けネジ3b
(又はネジ3a)等を緩めて該基板2を浮かせた状態で
締め付けて実装した後、前記樹脂7を前記ケース1の内
部底面1gと前記基板2との下部空洞部分100及び前
記基板2と前記ケース1の開口面との上部空洞部分10
1に開口面側に僅かに隙間が持たされる様に注入固形さ
れる。これにより本樹脂封止製品には、前記樹脂7が熱
膨張又は熱収縮した時に、前記基板2の四隅の内の取付
けネジ3a(又は3b)で直接締め付けられた一カ所を
除く、他の三カ所の該基板2の動きをフリーの状態にし
た応力緩和方法が用いられている。そして前記樹脂7の
材料には高価格なシリコーン材を使用することなく、ウ
レタン系材料を使用してコストを安価にしている。尚、
本例では通常においても基板2が多少曲がった状態とな
るが、この場合のストレスは熱収縮ストレス吸収用スポ
ンジ9で吸収できる。また、コネクター5も多少傾いた
状態となるがこれも弾性部材である上下仕切り板6,1
0でそのストレスを吸収できる。
【0047】ケース1は第1実施例と同一なので説明を
省略する。
【0048】基板2は電子部品が実装されており、ケー
ス1の内部空洞中央部分の対角線上の二カ所に該基板2
を取り付けるための取付け孔2a,2bが設けられ、2
本の取付けネジ3a,3bの内の1本が筐体アースを兼
ねて締め付け固定され、他の1本は熱収縮ストレス吸収
用スポンジ9を介して、緩めて該基板2を浮かせた状態
で締め付け固定される。次に前記樹脂7が前記下部空洞
部分100と上部空洞部分101に注入充填される。
【0049】取付けネジ3a,3bは基板2をケース1
の内部空洞中央部分に締め付け固定するために用いら
れ、金属製の取付けネジ3aは該基板2を該ケース1へ
アースを兼ねて直接強く締め付けられ(この場合、基板
2に設けられたアース端子と取付けネジ3aのネジ頭と
が接触することによりアース端子とケース1との導電接
続がなされる)、取付けネジ3bは熱収縮ストレス吸収
用スポンジ9を該基板2と該ケース1との間に嵌め込
み、該基板2を浮かせるように緩めて締め付け固定され
る(従って、仮組み用治具50は本例では使用していな
い)。
【0050】SMD等の大型電子部品4とコネクター5
及び上部仕切り板6と下部上部仕切り板10と樹脂注入
ノズル15はケース1と同様に第1実施例と同一なので
説明を省略する。
【0051】樹脂7は基板2をケース1の内部空洞中央
部分に収納した後、該樹脂7を注入充填して該基板2を
保護するもので、樹脂封止製品に用いられる。また、本
樹脂封止製品には過酷な周囲の熱環境下において、熱応
力を緩和する方法が用いられているため、該樹脂7の材
質には高価格なシリコーン材等を用いることなく、安価
なウレタン材料が使用されている。
【0052】尚、第1実施例で説明したアース用リード
線8は第2実施例では1本の金属製の取付けネジ3aで
基板2をケース1にアースを兼ねて締め付け固定し、導
電接続されているため使用されていない。
【0053】熱収縮ストレス吸収用スポンジ9はゴム系
の材料でドウナツ形状に形成され、前記基板2の取付け
穴2a又は2bの内の該基板2を浮かせるカ所の下部に
装着され、前記樹脂7が熱収縮した時に圧縮されて該基
板2へのストレスを緩和し、歪量を少なくするために使
用される。
【0054】本樹脂封止製品の組立手順について説明す
る。まず、基板2にコネクター5をピン5aで取付け固
定し、電子部品を実装して基板2とコネクター5を一体
とする。そして、下部仕切り板10を前記ケース1の溝
1eの下部に嵌め込んだ後、前記基板2をケース1の内
部空洞中央部分に、前記コネクター5が該下部仕切り板
10に当接するように嵌め込み、ケース1の取付けボス
1cに1カ所は直接金属製の取付けネジ3aでアースを
兼ねて強く締め付け、他のカ所は熱収縮ストレス吸収用
スポンジ9を介して、取付けネジ3bで取付け固定す
る。この熱収縮ストレス吸収用スポンジ9を介して取り
付けられる所は該スポンジ9を押圧せず、基板2を浮か
せた状態で軽く締め付ける。次に、仕切り板6を該ケー
ス1の切り欠き穴1fにコネクター5が当接するように
嵌め込み、図1(a),及び図3(b)に示す様に、樹
脂注入ノズル15で樹脂7を注入する。この注入では最
初にケース1の内部底面1gと基板2との下部空洞部分
100に、該ケース1と該基板2との隙間等を通じて樹
脂7が注入充填され、引き続き前記基板2とケース1の
開口面との上部空洞部分101に、開口面部に一定の隙
間を残して注入充填される。
【0055】以上の手順で組立てられた本樹脂封止製品
は過酷な周囲の熱環境に対し、基板2への歪を吸収緩和
し、該基板2への破損等の不具合発生を防止している。
高温環境の場合においては、図3(a ),(b)に示さ
れる様に、樹脂7が熱膨張し、前記基板2は前記ケース
1の開口面方向に押し上げられる。この時、基板2は取
付けネジ3aで締め付けられたカ所のケース1に設けら
れた取付けボス1cを基準点にして、前記熱収縮ストレ
ス吸収用スポンジ9を介して取付けネジ3bで取り付け
られたカ所がケース1に設けられた取付けボス1cから
隙間22の位置に押し上げられ、該基板2の歪みによる
ストレスが半減吸収される。また、図3(a)の歪み2
0,21は基板2が取付けネジ3a,3bで取り付けら
れる2隅とは別のカ所の歪量を示している。(尚、図示
はされていないが、取付けネジ3bのネジ頭と基板2と
の間には基板2が押し上げられる分の隙間を設けてあ
る)。次に、低温環境の場合においては、樹脂7が熱収
縮し、前記基板2は前記ケース1の内部底面1g方向に
収縮される。この時、基板2は取付けネジ3aで締め付
けられたカ所を除き、該基板2と該ケース1に設けられ
た取付けボス1cとの間に装着された前記熱収縮ストレ
ス吸収用スポンジ9が圧縮され歪みによるストレスが半
減吸収される。この時、コネクター5は該コネクター5
に当接した下部仕切り板10が圧縮され、基板2と一体
となって下げられる。以上のように本実施例においては
歪量20,21の長さを従来に比べて減少させることが
できる。
【0056】尚、以上説明した第1実施例,第2実施例
では熱収縮ストレス吸収用スポンジ9を用いるようにし
たが、熱収縮ストレス吸収用スポンジ9を介在させず、
隙間を設けたまま樹脂を注入するようにしても良い。こ
の場合例えばコネクター5を用いて基板2を浮かし、そ
の隙間分浮かした状態で樹脂注入すれば良い。また、第
1実施例,第2実施例では対角線上にある2カ所をネジ
締めするものと限定しているが、これに限らず、3カ
所,4カ所等をネジ締めするものに適用しても良い。更
に、第2実施例で取付けネジ3bに熱収縮ストレス吸収
用スポンジ9を用いず隙間を設けた場合、多少基板5に
ストレスがかかるが取付けネジ3a側に熱収縮ストレス
吸収用スポンジ9を用いてストレスを吸収するようにし
ても良い。
【0057】次に、第3実施例の樹脂封止製品の応力緩
和方法について、図4を参照して説明する。この樹脂封
止製品は図4に示す様に、前記ケース1の内部底面1g
の形状は前記基板2が実装された状態で、該ケース1の
内部底面1gと該基板2に実装されている電子部品等と
の隙間が、僅かの幅で均等な間隔になるように形成され
ており、前記基板2を前記ケース1の内部に、該基板2
の四隅の対角線上の少なくとも二カ所を取付けネジ3
a,3bで締め付けて実装した後、前記樹脂7を該ケー
ス1の内部底面1gと該基板2との下部空洞部分100
に注入した時の樹脂量が均等な厚みの僅かな量に規制さ
れるとともに、前記基板2と前記ケース1の開口面との
上部空洞部分101への前記樹脂7の注入量も前記基板
2に実装されている電子部品の上に均等な厚みの僅かな
量とし、前記樹脂7の熱膨張及び熱収縮等に対し、前記
基板2への歪量を抑え、熱ストレスを緩和した応力緩和
方法が用いられている。そして前記樹脂7の材料には高
価格なシリコーン材を使用することなく、ウレタン系材
料を使用してコストを安価にしている。
【0058】ケース1は表面が開口した箱型形状で、内
部底面1gは前記基板2に実装されている電子部品等と
の隙間が、僅かの幅で均等な間隔になるように凹凸形状
に形成されており、該ケース1の開口面の外周縁の四隅
には該ケース1を筐体本体(図示されていない)に取付
け固定するための取付けボス1a、及び取付けネジ孔1
bが形成されている。このケース1には内部空洞の中央
部分に前記基板2を取付けネジ3a,3bで締め付け固
定するための取付けボス1cと取付けネジ孔1dが該ケ
ース1の対角線上の二隅に形成されている。また、ケー
ス1には前記基板2を収納した時、該基板に実装された
コネクター5を嵌め込むための切り欠き穴1fと、仕切
り板6を嵌め込むための溝1eが形成されている。そし
て、このケース1には前記基板が収納された後、樹脂7
が注入充填される。
【0059】基板2は電子部品が実装されており、ケー
ス1の内部空洞中央部分の対角線上の二カ所に該基板2
を取り付けるための取付け孔2a,2bが設けられ、該
基板2は2本の取付けネジ3a,3bで筐体アースを兼
ねてケース1に締め付け固定される。次に前記樹脂7が
注入充填される。
【0060】取付けネジ3a,3bは基板2をケース1
の内部空洞中央部分に締め付け固定するために用いら
れ、該基板2がアースを兼ねてケース1に直接強く締め
付け固定される。
【0061】SMD等の大型電子部品4とコネクター5
と仕切り板6及び樹脂7と樹脂注入ノズル15は第一実
施例と同一なので説明を省略する。
【0062】尚、第1実施例及び第2実施例で説明した
アース用リード線8と熱収縮ストレス吸収用スポンジ9
及び、下部仕切り板10は本第3実施例では使用されて
いない。
【0063】本樹脂封止製品の組立手順について説明す
る。まず、基板2にコネクター5をピン5aで取付け固
定し、電子部品を実装した後、該基板2をケース1の内
部空洞中央部分の取付けボス1cに、少なくとも2本の
取付けネジ3a,3bで取付け固定される。次に、仕切
り板6を該ケース1の切り欠き穴1fにコネクター5を
押圧するように嵌め込み、図1(a),及び図4に示す
様に、樹脂注入ノズル15で樹脂7を注入する。この注
入では最初にケース1の内部底面1gと基板2との下部
空洞部分100に、該ケース1と該基板2との隙間等を
通じて樹脂7が注入充填され、引き続き前記基板2とケ
ース1の開口面との上部空洞部分101に、前記基板2
に実装されている電子部品の上に均等な厚みで僅かな量
として注入充填される。
【0064】以上の手順で組立てられた本樹脂封止製品
は過酷な周囲の熱環境に対し、樹脂7の注入量を減らし
て該樹脂7の熱膨張又は熱収縮を抑制し、該基板2への
歪を吸収し、該基板2への破損等の不具合発生を防止し
ている。
【0065】次に、第4実施例の樹脂封止製品の応力緩
和方法について、図5を参照して説明する。この樹脂封
止製品は図5に示す様に、第1実施例と第2実施例及び
第3実施例に用いられている前記基板2の強度がより強
化されたもので、該基板2に実装されるSMD,QFP
等の大型な電子部品4には該基板2に装着する面に接着
材11を塗布して接着固定し、該電子部品4が該基板2
に接着される面積相当分が該基板2の剛性を強めること
になり、接着される該電子部品4が多い程効果は大きく
なる。また、この電子部品4の基板2へのリードハンダ
付け接続もやり易くなる。これにより、第1実施例と第
2実施例及び第3実施例による前記樹脂7の熱膨張及び
熱収縮等に対する前記基板2への歪量を抑制する以外
に、さらに該基板2の剛性を強めし、熱ストレスに耐え
るように基板2を強化することができる。尚、本例では
前記基板2は2本の取付けネジ3a,3bでケース1に
取付け固定されているが該基板2への電子部品の実装密
度に制約等が無い場合においては、4本の取付けネジ等
で取付け固定し、該基板2の強度を強化してもよい。
【0066】
【発明の効果】以上説明した様に、本発明によれば、過
酷な周囲の熱環境下での樹脂の熱膨張又は熱収縮による
基板への熱歪量を抑制し破損等の不具合を防止すると共
に、樹脂の材料には高価格なシリコーン材を使用するこ
となく、ウレタン系材料を使用してコストを安価にする
効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例を示す樹脂封止製品の応力
緩和構造図を示す。
【図2】本発明の第1実施例を示す樹脂封止製品の応力
緩和状態図を示す。
【図3】本発明の第2実施例を示す樹脂封止製品の応力
緩和構造図を示す。
【図4】本発明の第3実施例を示す樹脂封止製品の応力
緩和構造断面図を示す。
【図5】本発明の第4実施例を示す樹脂封止製品用基板
の応力緩和構造図を示す。
【図6】従来の樹脂封止製品の構造図を示す。
【図7】従来の樹脂封止製品の熱ストレス発生状態図を
示す。
【符号の説明】
1・・・ケース 2・・・基板 3a・・・取付けネジ 3b・・・取付けネジ 4・・・大型電子部品 5・・・コネクター 6・・・上部仕切り板 7・・・樹脂 8・・・アース用リード線 9・・・熱収縮ストレス吸収用スポンジ 10・・・下部仕切り板 11・・・接着剤 12・・・アース端子 15・・・樹脂注入ノズル 50・・・仮組用治具(ネジ)
フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI H05K 7/12 H05K 7/12 A (56)参考文献 特開 平5−13603(JP,A) 特開 平8−125071(JP,A) 特開 平1−165147(JP,A) 特開 平6−53341(JP,A) 実開 昭61−156234(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H01L 23/00 - 23/10 H01L 21/56 H01L 23/28 - 23/30 H05K 7/12

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の部品を実装した基板が、一面が開
    口したケースの内部に載置され、樹脂で封止されてなる
    樹脂封止構造において、 前記ケースの底面が、前記基板の底面側に実装された実
    装部品の形状に沿って、該実装部品との隙間が均等な間
    隔になるように該ケースの内部側に凹んで変形されてな
    り、該変形されたケースの底面と前記基板及び前記複数
    の実装部品とが所定間隔を保たれた状態で、樹脂が均等
    な厚みで封止されてなることを特徴とする樹脂封止構
    造。
  2. 【請求項2】 大型の電子部品を実装した基板が、一面
    が開口したケースの内部に載置され、樹脂で封止されて
    なる樹脂封止構造において、 前記基板に実装される大型の電子部品の該基板に装着す
    る面に接着材を塗布して該大型の電子部品を固定し、該
    基板の剛性を強めてなることを特徴とする樹脂封止構
    造。
  3. 【請求項3】 前記樹脂はウレタン系材料からなること
    を特徴とする請求項1又は2記載の樹脂封止構造。
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