JP3493001B2 - 液体の形の活性物質を含む水再分散性グラニュール - Google Patents

液体の形の活性物質を含む水再分散性グラニュール

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】本発明の主題は、液体の形の活性物質を含
む水再分散性固体、それらの製造方法及びそれらの使用
にある。前記固体は、グラニュール、より特定的にはそ
の寸法が側面に沿って数mmである物品であるのが好ま
しい。しかしながら、本発明はパウダーも対象として含
むことができる。
【0002】以下の説明においてはグラニュールのみに
言及するが、本発明はこの形に限定されるものではな
い。
【0003】ある種の分野、例えば食品、化粧品、塗料
又は農薬分野においては、疎水性液体の形の活性物質か
ら配合物を調製することが必要である。配合物の可能性
の1つは、かかる物質の水中油エマルションを調製する
ことである。
【0004】しかしながら、これらのエマルションの貯
蔵安定性に関連した問題、即ちエマルション自体の安定
性(クリーム分離、凝集、熟成及び合着)並びに活性物
質の安定性(例えば加水分解による分解)の両方の観点
からの問題に遭遇する。
【0005】最後に、かかる配合物が容易に取扱い及び
ポンプ供給ができるためには活性物質含有率を比較的低
くして水の量を多量にしなければならないという事実を
無視すべきではない。
【0006】かくして、最初に疎水性液体の形にある活
性物質を高濃度で含有する固体の形のエマルションを形
成させることが提唱されている。これらの固体は、疎水
性液体の形の活性物質及び好適な界面活性剤系を含むエ
マルションを乾燥させることによって得られる。好適な
界面活性剤系は、例えばポリオキシアルキレン化誘導体
タイプのノニオン性界面活性剤と、弱ポリ酸の類に属す
る高分子電解質から選択される水溶性化合物とから成
る。
【0007】本発明の目的は、前記の方法の利点を損な
うことなくこの方法を改善することにある。
【0008】かくして、本発明の主題は、次の工程: ・少なくとも1種の活性物質と少なくとも1種のノニオ
ン性界面活性剤と少なくとも1種の水溶性又は水分散性
化合物との水中エマルションを調製する工程、及び ・こうして得られたエマルションを乾燥させる工程を実
施することによって得ることができる水再分散性グラニ
ュールにある。これらのグラニュールはさらに、 ・前記活性物質が疎水性液体の形にあり、 ・前記ノニオン性界面活性剤がポリオキシアルキレン化
誘導体から選択され、 ・前記水溶性又は水分散性化合物が次の(i)、(i
i)、(iii)又は(iv)であるようなものである: (i) 少なくとも1種のモノマー(I)と少なくとも1
種のモノマー(III)と随意としての少なくとも1種の
モノマー(II)との重合、又は少なくとも1種のモノマ
ー(I)と少なくとも1種のモノマー(II')との重合か
ら得られた少なくとも1種のポリマー{これらのモノマ
ーは、次のものに相当する: (I) エチレン性不飽和直鎖状若しくは分枝鎖状脂肪
族、環状若しくは芳香族モノカルボン酸若しくはポリカ
ルボン酸又はそれらの酸無水物; (II) エチレン性不飽和直鎖状又は分枝鎖状炭化水素
モノマー; (II')次式:
【化8】 (この式中、基R2は同一であっても異なっていてもよ
く、水素原子又は直鎖状若しくは分枝鎖状脂肪族若しく
は環状飽和若しくはエチレン性不飽和C2〜C10基を表
わし、但し、2個の基R2が共に水素であることはな
い); (III)エチレン性不飽和カルボン酸のポリオキシアル
キレン化エステル}; (ii) 少なくとも1種のエチレン性不飽和直鎖状若し
くは分枝鎖状脂肪族、環状若しくは芳香族モノカルボン
酸若しくはポリカルボン酸又はそれらの酸無水物である
モノマー(I)の重合から誘導され且つ追加的に少なく
とも1種の飽和又は不飽和芳香族又は非芳香族疎水性C
4〜C30炭化水素グラフト{随意に1個以上のヘテロ原
子で中断されているもの(本明細書において1個以上の
ヘテロ原子で中断されているという用語は、1個以上の
ヘテロ原子を鎖中又は環中に含有することを指す)}を
含む少なくとも1種のポリマー; (iii)少なくとも1種の飽和又は不飽和芳香族又は非
芳香族疎水性C4〜C30炭化水素グラフト(随意に1個
以上のヘテロ原子で中断されているもの)を含む天然又
は合成起源のポリペプチド; (iv) 少なくとも1種の飽和又は不飽和芳香族又は非
芳香族疎水性C4〜C30炭化水素グラフト(随意に1個
以上のヘテロ原子で中断されているもの)を含む高度に
解重合された多糖類。
【0009】本発明に従うグラニュールは、より一層良
好な貯蔵安定性を示す。実際、これらは湿分に対する敏
感さが低い。さらに、これらグラニュールは、改善され
た鋳造性を有する。本発明に従うグラニュールの別の利
点は、再分散させるのが依然として容易なまま、又はよ
り一層容易であるということである。実際、これらのグ
ラニュールは、それらの組成故に、自然に水中に再分散
して初期のエマルションのものに近い粒子寸法を有する
安定なエマルションを与える。
【0010】もちろん、本発明に従うグラニュールは、
活性物質の濃度がエマルションと比較して非常に高く、
その結果としてより少量のグラニュールで充分であると
いう意味で、常に有利である。さらに、この形状は、活
性物質が加水分解に対して敏感である場合の活性物質の
分解の問題を解消することを可能にする。
【0011】本発明はまた、グラニュールの形の予備配
合物を得ることを可能にし、この予備配合物は、例えば
この予備配合物を粉末化された配合物に添加する場合
に、エマルションよりも容易に用いることができる。最
後に、本発明は、通常は支持体上に吸収させることによ
って配合される液状製品の成形の問題、即ちこれらの配
合物は活性物質の濃度がそれほど高くないことがしばし
ばあり、さらに貯蔵の間に活性物質が表面移動すること
によって支持体と活性物質のと間の相分離が起こること
があるということ、に対する解決策を提供する。
【0012】その他の利点及び特徴は以下の説明及び実
施例を読めばより一層明らかになるであろう。
【0013】前述のように、本発明に従うグラニュール
は、疎水性液体の形の少なくとも1種の活性物質を含
む。前記活性物質としては、水と不混和性若しくは非常
に僅かに混和性(以下、弱混和性と言う)である液体の
形又は有機溶媒中に可溶化された形で室温において提供
されたものである限り、すべての活性物質が本発明にと
って好適である。僅かに混和性という表現は、その活性
物質の水溶解度が10重量%を超えないことを意味する
ものとする。
【0014】本発明は、融点が100℃以下、より特定
的には80℃以下である活性物質の成形にも同様にうま
く適用できるということに注目すべきである。従って、
疎水性液体という用語は本発明に従えばかかる活性物質
も対象として含む。以下の説明において、活性物質とい
う表現は、純粋な活性物質又は有機溶剤中に可溶化させ
た活性物質又は有機溶剤を意味するものとする。
【0015】食品分野における活性物質の例としては、
モノ−、ジ−及びトリグリセリド、精油、香料及び着色
料を挙げることができる。化粧品分野における活性物質
の例としては、例えばジメチコーンの類に属するシリコ
ーン油を挙げることができる。塗料分野において本発明
を実施するのに好適な活性物質の例としては、アルキド
樹脂、エポキシ樹脂又はブロックされた若しくはブロッ
クされていないイソシアネートを挙げることができる。
紙分野においては、アルキルケテンダイマー(AKD)
又はアルケニルコハク酸無水物(ASA)のような接着
及び撥水性樹脂を例として挙げることができる。
【0016】農薬分野において、植物保護活性物質は、
α−シアノフェノキシベンジルカルボキシレート若しく
はα−シアノハロフェノキシカルボキシレートの類、芳
香族置換基を含むN−メチルカーボネートの類、アルド
リン、アジンホスメチル、ベンフルラリン、ビフェント
リン、クロルホキシム、クロルピリホス、フルクロラリ
ン、フルロキシピル、ジクロルオス、マラチオン、モリ
ナート、パラチオン、ペルメトリン、プロフェノホス、
プロピコナゾール、プロチオホス、ピリフェノックス、
ブタクロル、メトラクロル、クロリメホス、ジアジノ
ン、フルアジホプ−P−ブチル、ヘプトパルギル、メカ
ルバム、プロパルガイト、プロスルホカルブ、ブロモホ
ス−エチル、カルボフェノチオン、サイハロトリンのよ
うな活性物質から選択することができる。
【0017】前記植物保護活性物質は、慣用の添加剤、
例えば活性物質の効力を高めることを可能にする補助
剤、消泡剤、固化防止剤、水溶性又は水不溶性充填剤か
ら選択される添加剤の存在下で用いることができる。
【0018】洗剤分野においては、可能な活性物資とし
てシリコーン消泡剤を挙げることができる。
【0019】同様に、物質を作用させ又は変形させるた
めに潤滑剤の組成中に入れられるもの、例えば切断、圧
延、引き延ばし、変形及び保護用の流体のような活性物
質を用いることもできる。これらの潤滑剤の場合、活性
物質はその分野における慣用の添加剤を含むことができ
る。
【0020】水と弱混和性又は不混和性である活性物質
は、油、油の誘導体又は脂肪酸エステルであるのが一般
的である。これらの油は、動物起源若しくは植物起源の
有機油(菜種油、ヒマワリ油、大豆油、亜麻、麻、ヒマ
シ油等)又は無機油(石油留分、ナフテン油、パラフィ
ン油等)から選択することができる。油の誘導体として
好適なものは、より特定的にはこれらの油のアルコーリ
シス、より特定的にはメタノーリシスの生成物である。
【0021】脂肪酸エステルの中で好適なものは、酸部
分が飽和又は不飽和直鎖状又は分枝鎖状C7〜C22、好
ましくはC10〜C22炭化水素基(随意に少なくとも1個
のヒドロキシル基を持つもの)を含む脂肪酸から誘導さ
れ且つアルコール部分が飽和又は不飽和直鎖状又は分枝
鎖状C1〜C10炭化水素基を含むアルコールから誘導さ
れたエステルである。特にメチル、エチル、プロピル及
びブチルエステルを用いることができる。油を用いるの
が好ましい。
【0022】活性物質はさらに、潤滑剤添加剤、極圧添
加剤、腐蝕防止剤、殺生物剤、殺細菌剤、消泡剤及びカ
ップリング剤のような添加剤を含むことができる。
【0023】活性物質はまた、有機溶剤又はかかる溶剤
の混合物から選択することもできるということに留意す
べきである。このような場合、前記の意味で水と不混和
性又は弱混和性の溶剤が用いられる。用いることができ
る溶剤の中では、特に洗浄又はストリッピング(研磨)
に用いられるもの(例えば芳香族石油留分、D−リモネ
ン若しくはL−リモネンのようなテルペン系化合物)の
ような溶剤、並びにSolvesso(登録商標)のような溶剤
を挙げることができる。また、酢酸、コハク酸及びグル
タル酸の混合物(ナイロン合成の副生成物である酸の混
合物)のメチルエステルのような脂肪酸族エステル、流
動パラフィンのような油並びに塩素化溶剤も、溶剤とし
て好適である。
【0024】最後に、前記のように、活性物質は有機溶
剤の存在下で用いることができる。より特定的には、こ
の溶剤は、前記の意味で水と不混和性又は弱混和性の物
質から選択される。例えば、鉱油、並びに飽和又は不飽
和脂肪酸モノ−、ジ−及びトリグリセリドを挙げること
ができる。これらはまた、合成又は天然トリグリセリド
並びに前記の溶剤であることもできる。
【0025】溶剤としては、菜種油、ヒマワリ油、落花
生油、オリーブ油、クルミ油、トウモロコシ油、大豆
油、亜麻仁油、麻油、ブドウ種子油、椰子油、パーム
油、綿実油、ババスー油、ホホバ油、ゴマ油又はヒマシ
油のような植物油を用いることさえできる。また、7〜
18個の炭素原子を有する脂肪酸の短鎖エステル(C1
〜C4のようなもの)又はペンタエリトリトールの植物
油エステルも好適であることができる。もちろん、これ
らのリストはすべて指標として与えただけであり、網羅
的なものと考えるべきではない。
【0026】本発明に従うグラニュールはさらに、ポリ
オキシアルキレン化誘導体から選択される少なくとも1
種のノニオン性界面活性剤を含む。より特定的には、次
のものを挙げることができる: ・エトキシル化又はエトキシ−プロポキシル化脂肪族ア
ルコール、 ・エトキシル化又はエトキシ−プロポキシル化トリグリ
セリド、 ・エトキシル化又はエトキシ−プロポキシル化脂肪酸、 ・エトキシル化又はエトキシ−プロポキシル化ソルビタ
ンエステル、 ・エトキシル化又はエトキシ−プロポキシル化脂肪族ア
ミン、 ・エトキシル化又はエトキシ−プロポキシル化ジ−(1
−フェニルエチル)フェノール、 ・エトキシル化又はエトキシ−プロポキシル化トリ−
(1−フェニルエチル)フェノール、及び ・エトキシル化又はエトキシ−プロポキシル化アルキル
フェノール。
【0027】これらのノニオン性界面活性剤のオキシエ
チレン(OE)及び/又はオキシプロピレン(OP)単
位の数は、所望のHLB(親水性/親油性バランス)に
応じて2〜100の範囲であるのが一般的である。より
特定的には、OE及び/又はOP単位の数は2〜50の
範囲である。このOE及び/又はOP単位の数は、10
〜50の範囲であるのが好ましい。
【0028】エトキシル化又はエトキシ−プロポキシル
化アルコールは、6〜22個の炭素原子を有する(OE
及びOP単位はこれらの数から除外される)のが一般的
である。これらの単位はエトキシル化単位であるのが好
ましい。エトキシル化又はエトキシ−プロポキシル化ト
リグリセリドは、植物又は動物起源のトリグリセリド
(例えば豚脂、牛脂、落花生油、バターオイル、綿実
油、亜麻仁油、オリーブ油、魚油、パーム油、ブドウ種
子油、大豆油、ヒマシ油、菜種油、コプラ油又は椰子
油)であることができ、エトキシル化されているのが好
ましい。
【0029】エトキシル化又はエトキシ−プロポキシル
化脂肪酸は、脂肪酸(例えばオレイン酸又はステアリン
酸)のエステルであり、エトキシル化されているものが
好ましい。エトキシル化又はエトキシ−プロポキシル化
ソルビタンエステルは、ラウリン酸、ステアリン酸又は
オレイン酸のような10〜20個の炭素原子を有する脂
肪酸の環化されたソルビトールエステルであり、エトキ
シル化されているのが好ましい。
【0030】本発明において用語エトキシル化トリグリ
セリドは、トリグリセリドをエチレンオキシドによって
エトキシル化することによって得られる生成物及びトリ
グリセリドをポリエチレングリコールによってエステル
交換することによって得られる生成物の両方を対象とし
て含む。同様に、用語エトキシル化脂肪酸は、脂肪酸を
エチレンオキシドによってエトキシル化することによっ
て得られる生成物及び脂肪酸をポリエチレングリコール
によってエステル交換することによって得られる生成物
の両方を包含する。
【0031】エトキシル化又はエトキシ−プロポキシル
化脂肪族アミンは、10〜22個の炭素原子を有する
(OE及びOP単位はこれらの数から除外される)のが
一般的であり、エトキシル化されているのが好ましい。
エトキシル化又はエトキシ−プロポキシル化アルキルフ
ェノールは、4〜12個の炭素原子を有する直鎖状又は
分枝鎖状アルキル基(その例としては特にオクチル、ノ
ニル又はドデシル基を挙げることができる)を1又は2
個含有するのが一般的である。
【0032】エトキシル化又はエトキシ−プロポキシル
化アルキルフェノール、エトキシル化ジ−(1−フェニ
ルエチル)フェノール及びエトキシル化又はエトキシ−
プロポキシル化トリ−(1−フェニルエチル)フェノー
ルの群のノニオン性界面活性剤の例としては、特に次の
ものを挙げることができる: ・5個のOE単位でエトキシル化されたジ−(1−フェ
ニルエチル)フェノール; ・10個のOE単位でエトキシル化されたジ−(1−フ
ェニルエチル)フェノール; ・16個のOE単位でエトキシル化されたトリ−(1−
フェニルエチル)フェノール; ・20個のOE単位でエトキシル化されたトリ−(1−
フェニルエチル)フェノール; ・25個のOE単位でエトキシル化されたトリ−(1−
フェニルエチル)フェノール; ・40個のOE単位でエトキシル化されたトリ−(1−
フェニルエチル)フェノール; ・25個のOE及びOP単位でエトキシ−プロポキシル
化されたトリ−(1−フェニルエチル)フェノール; ・2個のOE単位でエトキシル化されたノニルフェノー
ル; ・4個のOE単位でエトキシル化されたノニルフェノー
ル; ・6個のOE単位でエトキシル化されたノニルフェノー
ル; ・9個のOE単位でエトキシル化されたノニルフェノー
ル; ・25個のOE及びOP単位でエトキシ−プロポキシル
化されたノニルフェノール; ・30個のOE及びOP単位でエトキシ−プロポキシル
化されたノニルフェノール; ・40個のOE及びOP単位でエトキシ−プロポキシル
化されたノニルフェノール; ・55個のOE及びOP単位でエトキシ−プロポキシル
化されたノニルフェノール; ・80個のOE及びOP単位でエトキシ−プロポキシル
化されたノニルフェノール。
【0033】本発明に従う再分散性グラニュールはさら
に、4つのタイプの化合物のリストから選択される少な
くとも1種の水溶性又は水分散性化合物を含む。
【0034】前記のように、本発明の第一の態様は、少
なくとも1種のモノマー(I)と少なくとも1種のモノ
マー(III)と随意としての少なくとも1種のモノマー
(II)との重合から誘導された少なくとも1種のポリマ
ーを水溶性又は水分散性化合物として用いることから成
り、これらのモノマーは、次のものに相当する: (I) エチレン性不飽和直鎖状若しくは分枝鎖状脂肪
族、環状若しくは芳香族モノカルボン酸若しくはポリカ
ルボン酸又はそれらの酸無水物; (II) エチレン性不飽和直鎖状又は分枝鎖状炭化水素
モノマー; (III)エチレン性不飽和カルボン酸のポリオキシアル
キレン化エステル。
【0035】前記モノマー(I)は、より特定的には次
式:
【化9】 (この式中、基R1は同一であっても異なっていてもよ
く、水素原子、随意に−COOH基を含むC1〜C10
化水素基又は−COOH基を表わす)に相当する。
【0036】本発明の1つの好ましい具体例に従えば、
式(I)のモノマーは、次式:
【化10】 {この式中、R11は水素原子、−COOH基、−(C
2)n−COOH基(ここで、nは1〜4の範囲であ
る)又はC1〜C4アルキル基を表わし、R12は水素原
子、−(CH2)m−COOH基(ここで、mは1〜4の範
囲である)又はC1〜C4アルキル基を表わす}に相当す
るモノカルボン酸若しくはポリカルボン酸又はそのカル
ボン酸無水物である。
【0037】R11は水素原子、−COOH基、−(C
2)−COOH基又はメチル基を表わすのが好ましく、
12は水素原子、−CH2−COOH基又はメチル基を
表わすのが好ましい。
【0038】より一層特定的な具体例に従えば、式
(I)のモノマーは、アクリル酸、メタクリル酸、シト
ラコン酸、マレイン酸、フマル酸、イタコン酸若しくは
クロトン酸又はそれらの酸無水物から選択される。
【0039】モノマー(II)に関しては、これはより特
定的には次式:
【化11】 (この式中、基R2は同一であっても異なっていてもよ
く、水素原子又は直鎖状若しくは分枝鎖状脂肪族若しく
は環状飽和若しくはエチレン性不飽和C1〜C10基を表
わす)に相当する。
【0040】より特定的には、前記の基R2は同一であ
っても異なっていてもよく、水素原子又は飽和の直鎖状
若しくは分枝鎖状脂肪族若しくは環状C1〜C10基を表
わす。
【0041】前記の式(II)のモノマーは、エチレン、
プロピレン、1−ブテン、イソブチレン、n−1−ペン
テン、2−メチル−1−ブテン、n−1−ヘキセン、2
−メチル−1−ペンテン、4−メチル−1−ペンテン、
2−エチル−1−ブテン、ジイソブチレン(又は2,
4,4−トリメチル−1−ペンテン)、2−メチル−
3,3−ジメチル−1−ペンテンから選択されるのが好
ましい。
【0042】モノマー(III)に関しては、これはより
特定的には次式(III):
【化12】 (この式中、R3は水素原子又はメチル基であり、R4
びR5は同一であっても異なっていてもよく、水素原子
又は1〜4個の炭素原子を有するアルキル基を表わし、
6は1〜30個、好ましくは8〜30個の炭素原子を
有するアルキル、アリール、アルキルアリール又はアリ
ールアルキル基であり、nは2〜100の範囲、好まし
くは6〜100の範囲であり、mは0〜50の範囲であ
り、但し、nはm以上であり、それらの合計は2〜10
0の範囲、好ましくは6〜100の範囲である)に相当
する。
【0043】前記モノマー(III)としては、前記の式
(III)においてR6が8〜30個の炭素原子を有するア
ルキル基、1〜3個の1−フェニルエチル基で置換され
たフェニル基又はアルキル部分が8〜16個の炭素原子
を有するアルキルフェニル基であるものを用いるのが好
ましい。
【0044】用いることができるこのタイプのモノマー
の中では、ヨーロッパ特許公開第705854号、米国
特許第4138381号又は米国特許第4384096
号明細書に記載されたものを挙げることができる。
【0045】モノマー(I)とモノマー(III)と随意と
してのモノマー(II)との反応によって得られるポリマ
ーは、フリーラジカル重合によって得られるものが好ま
しい。
【0046】第一の態様の第二の実施態様に従えば、ポ
リマー(i)は、少なくとも1種のモノマー(I)と少な
くとも1種のモノマー(II')との重合によって得られ
たものである。
【0047】モノマー(I)に関して前記したことはこ
こでも有効であり、従ってこの部分の説明では繰り返さ
ない。
【0048】前記のように、モノマー(II')は次式を
有する:
【化13】 (この式中、基R2は同一であっても異なっていてもよ
く、水素原子又は直鎖状若しくは分枝鎖状脂肪族若しく
は環状飽和若しくはエチレン性不飽和C2〜C10基を表
わし、但し、2個の基R2が共に水素であることはな
い)。
【0049】より特定的には、前記の基R2は同一であ
っても異なっていてもよく、水素原子又は直鎖状若しく
は分枝鎖状脂肪族若しくは環状飽和C2〜C10基を表わ
し、但し、2個の基R2が共に水素であることはない。
【0050】前記の式(II')のモノマーは、1−ブテ
ン、イソブチレン、n−1−ペンテン、2−メチル−1
−ブテン、n−1−ヘキセン、2−メチル−1−ペンテ
ン、4−メチル−1−ペンテン、2−エチル−1−ブテ
ン、ジイソブチレン(又は2,4,4−トリメチル−1
−ペンテン)及び2−メチル−3,3−ジメチル−1−
ペンテンから選択されるのが好ましい。
【0051】本発明の特に有利な具体例に従えば、コポ
リマー(i)は、無水マレイン酸とジイソブチレンとの
重合から誘導されたものである。より特定的には、この
ポリマー(i)は、モノマー(I)とモノマー(II')と
のフリーラジカル重合を実施することによって得られた
ものである。
【0052】これらの化合物は当業者によく知られてい
るということに留意すべきである。このタイプのコポリ
マーとしては、Geropon(登録商標)T 36の名前でロデ
ィア・シミ(Rhodia Chemie)によって市場販売されて
いるもの(無水マレイン酸/ジイソブチレン)及びSoka
lan(登録商標)CP9の名前でBASFによって市場販売され
ているもの(無水マレイン酸/オレフィン)を挙げるこ
とができる。
【0053】指標として、そしてポリマー(i)につい
て用いた具体例に拘らず、これらのポリマーの重量平均
分子量はより特定的には20000g/モルより小さ
い。ポリマーの分子量並びにモノマー(I)、(II)、
(II')及び(III)(それらの存在に応じて)のそれぞ
れの割合は、得られるポリマーがノニオン性界面活性剤
と共に水溶液状にあるときに沈殿しないようなものであ
り、このポリマー濃度は0〜90重量%の範囲(0を除
く)、好ましくは30〜80重量%の範囲である。
【0054】最後に、ポリマー(i)は部分的に又は完
全に中和された形で存在させることもできるということ
に留意すべきである。この操作は、重合後に行うのが好
ましい。
【0055】本発明の第二の態様は、少なくとも1種の
前記モノマー(I)の重合から誘導され且つ追加的に少
なくとも1種の飽和又は不飽和芳香族又は非芳香族疎水
性C4〜C30炭化水素グラフト(随意に1個以上のヘテ
ロ原子で中断されているもの)を含む少なくとも1種の
ポリマーを水溶性又は水分散性化合物として用いること
から成る。
【0056】モノマー(I)に関して前記したことはポ
リマー(ii)の場合にも当てはまるので、この部分の説
明では繰り返さない。より特定的には、モノマー(I)
は、アクリル酸、メタクリル酸、シトラコン酸、マレイ
ン酸、フマル酸、イタコン酸及びクロトン酸又はそれら
の酸無水物から選択される。
【0057】さらに、前記の疎水性グラフトは、4〜3
0個の炭素原子を有し且つ1個以上のヘテロ原子(好ま
しくは酸素)で中断された又は中断されていない脂肪
族、環状、芳香族、アルキル芳香族及びアリール脂肪族
基から選択される。より特定的には、前記グラフトは、
エステル及び/又はアミド基によって前記ポリマーの主
鎖に結合する。
【0058】かかるグラフトポリマーは当業者に周知の
方法を用いて得られ、この方法は、第一の場合には、モ
ノマー(I)を好ましくはフリーラジカルルートによっ
て重合させ、次いで遊離のカルボキシル官能基の部分
を、特に随意にエトキシル化及び/又はプロポキシル化
されたヘキシル、ヘプチル、ラウリル又はベヘニルアミ
ン又はアルコール並びに随意にエトキシル化及び/又は
プロポキシル化されたモノ−、ジ−又はトリスチリルフ
ェノールから選択される試薬と反応させることから成
る。
【0059】指標として、ポリマー(ii)の重量平均分
子量は、より特定的には20000g/モル未満であ
る。しかしながら、この分子量並びにモノマー(I)及
び疎水性グラフトのそれぞれの割合は、得られるポリマ
ーがノニオン性界面活性剤と共に水溶液状にあるときに
沈殿しないようなものであり、このポリマー濃度は0〜
90重量%の範囲(0を除く)、好ましくは30〜80
重量%の範囲である。
【0060】ポリマー(ii)はまた、部分的に又は完全
に中和された形で存在させることもできる。この操作
は、重合後に行うのが好ましい。
【0061】前記ポリマー(i)及び(ii)は、モノマ
ー(II)及び(II')以外のモノエチレン性不飽和ノニ
オン性モノマー(IV)に相当する単位を追加的に含むこ
とができる。
【0062】このモノエチレン性不飽和ノニオン性モノ
マー(IV)の中では、次のものを挙げることができる: ・スチレン、ビニルトルエンのようなビニル芳香族モノ
マー、 ・アクリル酸又はメタクリル酸メチル、エチル又はビニ
ルのようなα,β−エチレン性不飽和酸C1〜C20アル
キルエステル、 ・酢酸又はプロピオン酸ビニル又はアリルのようなα,
β−エチレン性不飽和酸ビニル又はアリルエステル、 ・塩化ビニル又は塩化ビニリデンのようなハロゲン化ビ
ニル又はハロゲン化ビニリデン、 ・アクリロニトリルのようなα,β−エチレン性不飽和
ニトリル、 ・アクリル酸又はメタクリル酸ヒドロキシエチル又はヒ
ドロキシプロピルのようなα,β−エチレン性不飽和酸
ヒドロキシアルキルエステル、 ・アクリルアミド又はメタクリルアミドのようなα,β
−エチレン性不飽和酸アミド。
【0063】かかるモノマーを存在させる場合には、そ
れらの存在下で重合を行う。
【0064】本発明の第三の態様は、少なくとも1種の
飽和又は不飽和芳香族又は非芳香族疎水性C4〜C30
化水素グラフト(随意に1個以上のヘテロ原子で中断さ
れているもの)を含む天然又は合成起源の少なくとも1
種のポリペプチドを水溶性又は水分散性化合物として用
いることから成る。
【0065】天然又は合成起源のペプチドポリマーは、
アミノ酸、特にアスパラギン酸及びグルタミン酸又はジ
アミノ二酸の前駆体の重縮合及び加水分解から誘導され
るホモポリマー又はコポリマーである。これらのポリマ
ーは、アスパラギン酸若しくはグルタミン酸から誘導さ
れるホモポリマー、任意の割合のアスパラギン酸及びグ
ルタミン酸から誘導されるコポリマー又はアスパラギン
酸及び/若しくはグルタミン酸並びにその他のアミノ酸
から誘導されるコポリマーのいずれかであることができ
る。共重合可能なアミノ酸の中では、他にもあるが特
に、グリシン、アラニン、ロイシン、イソロイシン、フ
ェニルアラニン、メチオニン、ヒスチジン、プロリン、
リシン、セリン、トレオニン、システイン等を挙げるこ
とができる。
【0066】天然起源のポリペプチドの中では、植物又
は動物起源の水溶性又は水分散性蛋白質を挙げることが
できる。植物起源の蛋白質は、蛋白質水解物であるのが
好ましい。加水分解の度合いは、より特定的には40%
未満である。
【0067】植物起源の蛋白質の中では、指標として、
高蛋白種子から得られた蛋白質、特にエンドウ、ソラ
豆、ハウチワ豆、インゲン豆及びレンズ豆から得られた
もの;穀類の種子から得られた蛋白質、特に小麦、大
麦、ライ麦、トウモロコシ、米、オート麦、雑穀のも
の;含油種子から得られた蛋白質、特に大豆、落花生、
ヒマワリ、菜種及び椰子のもの;葉から得られた蛋白
質、特にムラサキウマゴヤシ及びイラクサから得られた
もの;植物の器官及び地下貯蔵器官から得られた蛋白
質、特にジャガイモ又はテンサイのものを挙げることが
できる。
【0068】動物起源の蛋白質の中では、例えば筋肉蛋
白質、特にストロマ蛋白質、ゼラチン;乳から得られる
蛋白質、特にカゼイン、ラクトグロブリン;及び魚蛋白
質を挙げることができる。植物を起源とする蛋白質、特
に大豆及び小麦から得られた蛋白質が好ましい。
【0069】疎水性グラフトの性状に関して前記したこ
とはここでも有効なので、ここでは繰り返さない。疎水
性グラフトは、アミド、エステル、尿素、ウレタン、イ
ソシアネート又はアミノ結合によって前記ポリペプチド
に結合されることができるということに留意すべきであ
る。
【0070】前記グラフトポリマーは、遊離酸又はアミ
ン官能基の一部を、前記の結合を作ることを可能にする
化合物と反応させることによって得られる。好ましい化
合物は、低い重合度を示すものである。より特定的に
は、例示として、その重量平均分子量は20000g/
モル未満である。
【0071】この分子量及びポリペプチドに対するグラ
フトの割合は、得られるポリマーがノニオン性界面活性
剤と共に水溶液状にあるときに沈殿しないようなもので
あり、このポリマー濃度は0〜90重量%の範囲(0を
除く)、好ましくは30〜80重量%の範囲である。
【0072】本発明の最後の態様に従えば、前記の水溶
性又は水分散性化合物は、飽和又は不飽和芳香族又は非
芳香族疎水性C4〜C30炭化水素グラフト(随意に1個
以上のヘテロ原子で中断されているもの)を含む高度に
解重合された多糖類から選択される。かかる化合物は特
に「Cours de Chimie Organique」という標題のP. ARNA
UDの著書(GAUTHIER-VILLARS出版、1987年)に記載
されている。
【0073】高度に解重合された多糖類の非限定的な例
としては、デキストラン、澱粉、マルトデキストリン、
キサンタンガム及びガラクトマンナン(例えばグアール
又はカロブ)を挙げることができる。これらの多糖類
は、100℃より高い融点及び50〜500g/リット
ルの範囲の水溶解度を有するのが好ましい。
【0074】疎水性グラフトについては、前記したこと
を参照することができる。疎水性グラフトは、エステ
ル、アミド、尿素、ウレタン、イソシアネート又はアミ
ン結合によって前記多糖類に結合されることができると
いうことに留意すべきである。
【0075】グラフトポリマーは、遊離酸又はアルコー
ル官能基の一部を、前記の結合を作ることを可能にする
化合物と反応させることによって得られる。より特定的
には、例示として、これらのポリマーの重量平均分子量
は20000g/モル未満である。
【0076】この解重合されたポリマーの分子量及び多
糖類に対するグラフトの割合は、得られるポリマーがノ
ニオン性界面活性剤と共に水溶液状にあるときに沈殿し
ないようなものであり、このポリマー濃度は0〜90重
量%の範囲(0を除く)、好ましくは30〜80重量%
の範囲である。
【0077】もちろん、これらの様々なタイプの水溶性
又は水分散性化合物を組み合わせて用いることを構想す
ることも完全に可能である。
【0078】本発明の再分散性グラニュールは、追加の
イオン性界面活性剤を追加的に含有することができる。
【0079】この追加のイオン性界面活性剤は、よる特
定的には両性界面活性剤、アルキルベタイン、アルキル
ジメチルベタイン、アルキルアミドプロピルベタイン、
アルキルアミドプロピルジメチルベタイン、アルキルト
リメチルスルホベタイン、イミダゾリン誘導体、例えば
アルキルアンフォアセテート、アルキルアンフォジアセ
テート、アルキルアンフォプロピオネート、アルキルア
ンフォジプロピオネート、アルキルサルテイン又はアル
キルアミドプロピルヒドロキシサルテイン、脂肪酸と蛋
白質水解物との縮合生成物、アルキルポリアミンの両性
誘導体、例えばRhodia社から市場販売されているAmphio
nic XL(登録商標)、Berol Nobel社から市場販売され
ているAmpholac 7T/X(登録商標)及びAmpholac 7C/X
(登録商標)であることができる。
【0080】本発明に従うグラニュールはさらに、少な
くとも1種の追加のアニオン性界面活性剤を含むことが
できる。
【0081】この目的のためには、アルキル硫酸及びア
ルキルエーテル硫酸の水溶性塩、アルキルイセチオネー
ト及びアルキルタウレート又はそれらの塩、アルキルカ
ルボキシレート、アルキルスルホスクシネート又はアル
キルスクシナメート、アルキルサルコシネート、蛋白質
水解物のアルキル化誘導体、アルキルアスパルテート、
アルキル及び/又はアルキルエーテル及び/又はアルキ
ルアリールエーテルの燐酸エステルを用いることができ
る。
【0082】カチオンは、アルカリ若しくはアルカリ土
類金属、例えばカリウム、リチウム、マグネシウム、又
はアンモニウム基NR4 +(ここで、Rは同一であっても
異なっていてもよく、酸素又は窒素原子で置換された又
は置換されていないアルキル基を表わす)であるのが一
般的である。
【0083】本発明に従う再分散性グラニュールには、
これらのグラニュールの用途の分野に応じて任意の慣用
の添加剤を添加することができる。
【0084】前記のように、本発明に従う再分散性グラ
ニュールは、高い活性成分含有率を有する。かくして、
活性物質の含有率は、グラニュール中に40〜90重量
%の範囲であるのが有利である。本発明の特定的な具体
例に従えば、この活性物質含有率は、50%より高い。
ノニオン性界面活性剤及び水溶性又は水分散性化合物の
量は、より特定的にはグラニュール中に10〜60重量
%の範囲である。
【0085】ノニオン性界面活性剤と水溶性又は水分散
性化合物との間の重量濃度比は広い範囲で変えることが
できる。しかしながら、本発明の特に有利な具体例に従
えば、この重量濃度比は、50/50〜90/10の範
囲である。本発明の再分散性グラニュールが少なくとも
1種の追加の界面活性剤を含む場合、ノニオン性界面活
性剤とこの追加の界面活性剤との間の重量濃度比は5〜
10の範囲である。
【0086】次に、再分散性グラニュールの調製方法を
説明する。前記のように、この方法は、最初の工程にお
いて少なくとも1種の活性物質と少なくとも1種のノニ
オン性界面活性剤と少なくとも1種の水溶性又は水分散
性化合物との水中エマルションを調製することから成
る。
【0087】このエマルションはまた、追加の界面活性
剤を用いる場合には、少なくとも1種のかかる化合物を
も含むことができる。もちろん、慣用の添加剤を用いる
場合には、これらはエマルションの形成の際に添加する
ことができる。
【0088】当業者に周知のすべてのエマルション調製
方法、例えばPaul BECHERによる「ENCYCLOPEDIA of EMU
LSION TECHNOLOGY」第1〜3巻(MARCEL DEKKER社発
行、1983年)に記載された方法を本発明において用
いることができる。
【0089】かくして、いわゆる直接相乳化方法が本発
明に従うグラニュールを調製するのに好適である。簡単
に説明すると、この方法は、水及び界面活性剤を含有す
る混合物を調製し、そこに水溶性又は水分散性化合物を
含ませ、次いで液体の形の活性物質を撹拌しながら導入
することから成る。
【0090】別の好適な方法は、転相乳化である。この
ルートに従えば、活性物質をノニオン性界面活性剤と混
合し、水(これは例えば水溶性又は水分散性化合物のよ
うなその他の成分を含有していてもよい)を撹拌しなが
ら滴下導入する。所定量の水が導入されると、エマルシ
ョンの転相が起こる。こうして直接水中油エマルション
が得られる。得られたエマルションを次いで水で希釈し
て分散相中に適切な容積分率を得る。
【0091】最後に、MENTON GAULIN及びMICROFLUIDIZE
R(MICROFLUIDICS社)のようなコロイドミルを用いてエ
マルションを調製することができる。
【0092】エマルションの平均粒子寸法は、0.1〜
10μmの範囲であるのが一般的であり、0.2〜5μ
mの範囲であるのが好ましい。乳化は、室温付近の温度
において実施することができるが、もっと低い温度又は
もっと高い温度を構想することもできる。
【0093】エマルション中の乾燥物質の量は、10〜
99重量%の範囲であるのが一般的であり、30〜80
重量%の範囲であるのが好ましい。各種成分のそれぞれ
の含有率は、乾燥グラニュールが上で定義した組成を有
するように選択される。
【0094】本発明に従う調製方法の第二段階は、こう
して配合されたエマルションを乾燥させてグラニュール
を得ることから成る。エマルションから水を除去してグ
ラニュールを得るのに用いられる方法は、当業者に周知
の任意の手段によって実施することができる。
【0095】かくして、本発明の第一の具体例に従え
ば、オーブン中での乾燥を構想することができる。この
乾燥は、薄層において行うのが好ましい。乾燥温度は、
通常は100℃以下である。より特定的には、50〜9
0℃の範囲の温度がこの方法を実施するのに好適であ
る。
【0096】本発明の別の特定的な具体例に従えば、エ
マルションのいわゆる迅速乾燥方法が実施される。これ
に関しては、噴霧乾燥又はDuprat(登録商標)ドラムを
用いた乾燥、凍結乾燥(凍結−昇華)が好適である。こ
れらの乾燥態様、特に噴霧乾燥は、エマルションをその
ままで保存すること及びグラニュールを直接得ることを
可能にするので、特に推奨される。
【0097】噴霧乾燥は、任意の既知の装置、例えばノ
ズル又はタービンを用いて実施される噴霧と熱ガス流と
を組み合わせた噴霧乾燥塔において、慣用の態様で実施
することができる。カラム頂部における熱ガス(一般的
に空気)の導入温度は100〜115℃の範囲であるの
が好ましく、出口温度は55〜65℃の範囲であるのが
好ましい。これらの温度は指標として与えたものであ
り、各種成分の熱安定性に依存する。
【0098】エマルションの乾燥のための操作が例えば
Duprat(登録商標)ドラムによって実施された場合又は
乾燥用支持体から乾燥フィルムを掻き取り操作によって
迅速に分離して得ることを可能にする任意の手段によっ
て実施された場合、得られた粒子を随意に粉砕すること
ができる。必要ならば、これらの粒子を続いての凝集段
階のような処理に付してグラニュールを得ることができ
る。
【0099】この第二の乾燥段階の際にグラニュールに
固化防止剤のような添加剤を組み込むことができるとい
うことに留意すべきである。例として、特に炭酸カルシ
ウム、硫酸バリウム、カオリン、シリカ、ベントナイ
ト、酸化チタン、タルク、水和アルミナ及びスルホアル
ミン酸カルシウムから選択される充填剤を用いることが
推奨される。
【0100】以下、具体的な、しかし非限定的な実施例
を示す。
【0101】実施例 Soprophor(登録商標)CY8(エトキシル化トリスチリル
フェノール25−OE)3.2g及びNa2CO30.5
gをGeropon(登録商標)T 36の水溶液(26.3%)
56gに、フレームタイプのブレードによって撹拌(2
50回転/分)しながら、添加する。均質混合物が得ら
れたら、メトラクロル(Metolachlor)18.5gを添
加する。次いでこの混合物をフレームタイプのブレード
を用いて2分間撹拌(1000回転/分)する。
【0102】この操作の終わりに、エマルションが得ら
れ、これを薄層状で70℃において乾燥フィルムが得ら
れるのに足りる時間乾燥させる。次いでこのフィルムを
粉砕して粒子を得て、これを次いで篩分けして所望の粒
子寸法分布を得る。この粒子は、メトラクロルを50.
1%含有する。この粒子は水と接触させたときに自然に
再分散してエマルションになる。
【0103】比較例 Soprophor(登録商標)CY8(エトキシル化トリスチリル
フェノール25−OE)3.2g及びNa2CO30.5
gをGeropon(登録商標)HB(ナトリウムポリアクリレ
ート)の水溶液(26.3%)56gに、フレームタイ
プのブレードによって撹拌(250回転/分)しなが
ら、添加する。均質混合物が得られたら、メトラクロル
18.5gを添加する。次いでこの混合物をフレームタ
イプのブレードを用いて2分間撹拌(1000回転/
分)する。
【0104】この操作の終わりに、非常に不安定なエマ
ルションが得られ、これは迅速に合着して2つの相に分
かれた。このエマルションは薄層状で均質態様で乾燥さ
せることができなかった。
フロントページの続き (72)発明者 ジャンピエール エカエン フランス国 エフ93240 ステイン、ア ヴニュ ルイ ボルデ、38、アパルトマ ン 94 (56)参考文献 国際公開97/15385(WO,A1) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) C08J 3/12 C08J 3/21 WPI/L(QUESTEL)

Claims (23)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 少なくとも1種の活性物質と少なくとも
    1種のノニオン性界面活性剤と少なくとも1種の水溶性
    又は水分散性化合物との水中エマルションを調製する工
    程、及び こうして得られたエマルションを乾燥させる工程 を実施することによって得ることができること;並びに 前記活性物質が疎水性液体の形にあり、 前記ノニオン性界面活性剤がポリオキシアルキレン化誘
    導体から選択され、 前記水溶性又は水分散性化合物が (i) 少なくとも1種のモノマー(I)と少なくとも1
    種のモノマー(III)と随意としての少なくとも1種の
    モノマー(II)との重合、又は少なくとも1種のモノマ
    ー(I)と少なくとも1種のモノマー(II')との重合か
    ら得られた少なくとも1種のポリマー{これらのモノマ
    ーは、次のものに相当する: (I) エチレン性不飽和直鎖状若しくは分枝鎖状脂肪
    族、環状若しくは芳香族モノカルボン酸若しくはポリカ
    ルボン酸又はそれらの酸無水物; (II) エチレン性不飽和直鎖状又は分枝鎖状炭化水素
    モノマー; (II')次式: 【化1】 (この式中、基R2は同一であっても異なっていてもよ
    く、水素原子又は直鎖状若しくは分枝鎖状脂肪族若しく
    は環状飽和若しくはエチレン性不飽和C2〜C10基を表
    わし、但し、2個の基R2が共に水素であることはな
    い); (III)エチレン性不飽和カルボン酸のポリオキシアル
    キレン化エステル}:であることを特徴とする、水再分
    散性グラニュール。
  2. 【請求項2】 前記ポリマー(i)が ・次式(I): 【化2】 (この式中、基R1は同一であっても異なっていてもよ
    く、水素原子、随意に−COOH基を含むC1〜C10
    化水素基又は−COOH基を表わす)の少なくとも1種
    のモノマーと、 ・次式(III): 【化3】 (この式中、R3は水素原子又はメチル基であり、 R4及びR5は同一であっても異なっていてもよく、水素
    原子又は1〜4個の炭素原子を有するアルキル基を表わ
    し、 R6は1〜30個、好ましくは8〜30個の炭素原子を
    有するアルキル、アリール、アルキルアリール又はアリ
    ールアルキル基であり、 nは2〜100の範囲、好ましくは6〜100の範囲で
    あり、 mは0〜50の範囲であり、 但し、nはm以上であり、それらの合計は2〜100の
    範囲、好ましくは6〜100の範囲である)の少なくと
    も1種のモノマーと、 ・随意としての次式(II): 【化4】 (この式中、基R2は同一であっても異なっていてもよ
    く、水素原子又は直鎖状若しくは分枝鎖状脂肪族若しく
    は環状C1〜C10基を表わす)の少なくとも1種のモノ
    マーとの重合から誘導されたものであることを特徴とす
    る、請求項1記載のグラニュール。
  3. 【請求項3】 前記ポリマー(i)が ・次式(I): 【化5】 (この式中、R1は同一であっても異なっていてもよ
    く、水素原子、随意に−COOH基を含むC1〜C10
    化水素基又は−COOH基を表わす)の少なくとも1種
    のモノマーと、 ・次式(II'): 【化6】 (この式中、基R2は同一であっても異なっていてもよ
    く、水素原子又は直鎖状若しくは分枝鎖状脂肪族若しく
    は環状飽和若しくはエチレン性不飽和C2〜C10基を表
    わし、但し、2個の基R2が共に水素であることはな
    い)の少なくとも1種のモノマーとの重合から誘導され
    たものであることを特徴とする、請求項1記載のグラニ
    ュール。
  4. 【請求項4】 前記ポリマー(i)のモノマー(I)が次
    式: 【化7】 {この式中、R11は水素原子、−COOH基、−(C
    2)n−COOH基(ここで、nは1〜4の範囲であ
    る)又はC1〜C4アルキル基を表わし、 R12は水素原子、−(CH2)m−COOH基(ここで、m
    は1〜4の範囲である)又はC1〜C4アルキル基を表わ
    す}に相当するモノカルボン酸若しくはポリカルボン酸
    又はそのカルボン酸無水物であることを特徴とする、請
    求項1〜3のいずれかに記載のグラニュール。
  5. 【請求項5】 前記ポリマー(i)のモノマー(I)が請
    求項4の式(I)においてR11基が水素原子、−COO
    H基、−(CH2)−COOH基又はメチル基を表わし且
    つR12基が水素原子、−CH2−COOH基又はメチル
    基を表わすものであることを特徴とする、請求項4記載
    のグラニュール。
  6. 【請求項6】 前記ポリマー(i)のモノマー(I)がア
    クリル酸、メタクリル酸、シトラコン酸、マレイン酸、
    フマル酸、イタコン酸若しくはクロトン酸又はそれらの
    酸無水物から選択されることを特徴とする、請求項4又
    は5記載のグラニュール。
  7. 【請求項7】 前記モノマー(II)がエチレン、プロピ
    レン、1−ブテン、イソブチレン、n−1−ペンテン、
    2−メチル−1−ブテン、n−1−ヘキセン、2−メチ
    ル−1−ペンテン、4−メチル−1−ペンテン、2−エ
    チル−1−ブテン、ジイソブチレン、2−メチル−3,
    3−ジメチル−1−ペンテンから選択されることを特徴
    とする、請求項1〜6のいずれかに記載のグラニュー
    ル。
  8. 【請求項8】 前記モノマー(II')が1−ブテン、イ
    ソブチレン、n−1−ペンテン、2−メチル−1−ブテ
    ン、n−1−ヘキセン、2−メチル−1−ペンテン、4
    −メチル−1−ペンテン、2−エチル−1−ブテン、ジ
    イソブチレン及び2−メチル−3,3−ジメチル−1−
    ペンテンから選択されることを特徴とする、請求項1〜
    7のいずれかに記載のグラニュール。
  9. 【請求項9】 前記モノマー(III)が請求項2記載の
    式(III)においてR6が8〜30個の炭素原子を有する
    アルキル基、1〜3個の1−フェニルエチル基で置換さ
    れたフェニル基又はアルキル部分が8〜16個の炭素原
    子を有するアルキルフェニル基であるものであることを
    特徴とする、請求項1〜8のいずれかに記載のグラニュ
    ール。
  10. 【請求項10】 前記ポリマー(i)がモノマー(II)
    又は(II')以外のモノエチレン性不飽和ノニオン性モ
    ノマー(IV)に相当する1個以上の単位を追加的に含む
    ことを特徴とする、請求項1〜9のいずれかに記載のグ
    ラニュール。
  11. 【請求項11】 前記モノマー(IV)が ・スチレン、ビニルトルエンのようなビニル芳香族モノ
    マー、 ・アクリル酸又はメタクリル酸メチル、エチル又はビニ
    ルのようなα,β−エチレン性不飽和酸C1〜C20アル
    キルエステル、 ・酢酸又はプロピオン酸ビニル又はアリルのようなα,
    β−エチレン性不飽和酸ビニル又はアリルエステル、 ・塩化ビニル又は塩化ビニリデンのようなハロゲン化ビ
    ニル又はハロゲン化ビニリデン、 ・アクリロニトリルのようなα,β−エチレン性不飽和
    ニトリル、 ・アクリル酸又はメタクリル酸ヒドロキシエチル又はヒ
    ドロキシプロピルのようなα,β−エチレン性不飽和酸
    ヒドロキシアルキルエステル、 ・アクリルアミド又はメタクリルアミドのようなα,β
    −エチレン性不飽和酸アミドから選択されることを特徴
    とする、請求項10記載のグラニュール。
  12. 【請求項12】 前記グラフトが4〜30個の炭素原子
    を有し且つ1個以上のヘテロ原子(好ましくは酸素)で
    中断された又は中断されていない脂肪族、環状、芳香
    族、アルキル芳香族及びアリール脂肪族基から選択され
    ることを特徴とする、請求項1〜11のいずれかに記載
    のグラニュール。
  13. 【請求項13】 前記ポリマー(i)が無水マレイン酸
    とジイソブチレンとの重合から誘導されたものであるこ
    とを特徴とする、請求項1〜12のいずれかに記載のグ
    ラニュール。
  14. 【請求項14】 前記ノニオン性界面活性剤が ・エトキシル化又はエトキシ−プロポキシル化脂肪族ア
    ルコール、 ・エトキシル化又はエトキシ−プロポキシル化トリグリ
    セリド、 ・エトキシル化又はエトキシ−プロポキシル化脂肪酸、 ・エトキシル化又はエトキシ−プロポキシル化ソルビタ
    ンエステル、 ・エトキシル化又はエトキシ−プロポキシル化脂肪族ア
    ミン、 ・エトキシル化又はエトキシ−プロポキシル化ジ−(1
    −フェニルエチル)フェノール、 ・エトキシル化又はエトキシ−プロポキシル化トリ−
    (1−フェニルエチル)フェノール、及び ・エトキシル化又はエトキシ−プロポキシル化アルキル
    フェノールから選択されることを特徴とする、請求項1
    〜13のいずれかに記載のグラニュール。
  15. 【請求項15】 少なくとも1種の追加のイオン性界面
    活性剤を追加的に含むことを特徴とする、請求項1〜1
    4のいずれかに記載のグラニュール。
  16. 【請求項16】 前記活性物質の含有率がグラニュール
    中に40〜90重量%の範囲であることを特徴とする、
    請求項1〜15のいずれかに記載のグラニュール。
  17. 【請求項17】 前記ノニオン性界面活性剤及び前記水
    溶性又は水分散性化合物の量がグラニュール中に10〜
    60重量%の範囲であることを特徴とする、請求項1〜
    16のいずれかに記載のグラニュール。
  18. 【請求項18】 前記ノニオン性界面活性剤と前記水溶
    性又は水分散性化合物との間の重量濃度比が50/50
    〜90/10の範囲であることを特徴とする、請求項1
    〜17のいずれかに記載のグラニュール。
  19. 【請求項19】 前記ノニオン性界面活性剤と前記の追
    加の界面活性剤との間の重量濃度比が5〜10の範囲で
    あることを特徴とする、請求項15〜18のいずれかに
    記載のグラニュール。
  20. 【請求項20】 乾燥物質10〜99重量%、好ましく
    は30〜80重量%を含むエマルションを調製すること
    を特徴とする、請求項1〜19のいずれかに記載のグラ
    ニュール。
  21. 【請求項21】 前記乾燥をオーブン中で薄層において
    実施したことを特徴とする、請求項1〜20のいずれか
    に記載のグラニュール。
  22. 【請求項22】 噴霧乾燥を実施したことを特徴とす
    る、請求項1〜20のいずれかに記載のグラニュール。
  23. 【請求項23】 前記活性物質が食品、洗剤、化粧品、
    塗料、紙、農薬及び金属の加工分野において用いること
    ができる活性物質から選択されることを特徴とする、請
    求項1〜22のいずれかに記載のグラニュール。
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