JP3493000B2 - 車椅子用背もたれリクライナキット - Google Patents

車椅子用背もたれリクライナキット

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】(技術分野) 本発明は車椅子に関し、より詳しくは、既存の車椅子に
取り付けて、車椅子を固定角度の背もたれから角度調節
可能な背もたれへと変換できる背もたれリクライナキッ
トに関する。
【0002】(背景技術) 殆どの車椅子には、座に対して角度が固定された背もた
れが設けられている。リクライニング背もたれを備えた
高価な車椅子を入手することもできる。人が移動のため
に車椅子に乗ったとき、単一の背もたれ位置では、数時
間同じ位置に座った後に不快になるであろう。人が、う
たた寝をし、テレビを見たり、または真直座り位置を必
要としない何らかの仕事をする場合、人を、背もたれ角
度が固定された車椅子から、快適感が得られる状態に移
動させる必要がある。
【0003】車椅子の使用者が、最初に固定角度背もた
れの車椅子を購入し、後でリクライニング背もたれを備
えた車椅子が欲しくなったときには、使用者は2台目の
車椅子を購入しなければならない。これは、医療保険で
は賄えない大きな出費となってしまう。固定角度背もた
れ車椅子をリクライニング背もたれ車椅子に変換する便
利な方法は存在していない。変換を妨げている2種類の
車椅子間の1つの大きな相違点は、後方駆動輪の位置に
ある。背もたれがリクライニング(後傾)されたとき、
重心は後方に移動する。慣用の非リクライニング車椅子
では、後車軸は、背もたれ支持体の直ぐ下または僅か前
方に位置している。これにより、人が座った状態の車椅
子の重心は、前輪と後輪との間に位置決めされる。慣用
車椅子の背もたれをリクライニング背もたれに改造する
ならば、人が座った状態の車椅子の重心は、車椅子が不
安定になる位置に移動するであろう。従って、背もたれ
リクライナが取り付けられた慣用車椅子は、転倒する危
険がある。
【0004】従って本発明の一目的は、車椅子の背もた
れをリクライニング可能にするための、車椅子への取付
けキットを提供することにある。
【0005】(発明の開示) 本発明によれば、固定角度背もたれを備えた既存の車椅
子をリクライニング背もたれ車椅子に変換するキットが
提供される。これにより、リクライニング背もたれが欲
しい場合に、新しい車椅子を購入する必要性および費用
が不用になる。
【0006】車椅子は、互いに間隔を隔てた2つの側方
フレームを備えたフレーム組立体を有している。対角材
は、これらの側方フレームを永久的に間隔を隔てた関係
に維持しかつ車椅子の搬送を容易にするため側方フレー
ムを一体に折り畳むことができるように設計されてい
る。各側方フレームには、後輪を各側方フレームに取り
付けるための少なくとも1つの孔が設けられている。し
ばしば、各側方フレームには、垂直方向に間隔を隔てた
車輪取付け孔が設けられ、これにより車椅子を2つの高
さのうちのいずれかの高さに設定できる。背もたれリク
ライナキットは2つの車輪取付けブラケットを有してい
る。1つの車輪取付けブラケットは各側方フレームの少
なくとも1つの既存の後輪取付け孔にボルト止めされる
か、各側方フレームに固定される。ブラケットは、既存
の車輪取付け孔より後方に位置する新しい車輪取付け孔
を与える。これにより、車椅子のホイールベース(軸間
距離)が増大され、車椅子に座った人が背もたれをリク
ライニングしたときの安定性が得られる。
【0007】車椅子の各側方フレームの後方部材には、
別体の背もたれ取付けセクションが固定される。各背も
たれ取付けセクションには、背もたれ支持体が枢着され
ている。2つの背もたれ支持体の間には慣用的な車椅子
背もたれが固定されている。車椅子の各側部では、背も
たれ支持体への枢着点と車輪取付けブラケットとの間
に、長さ調節可能な筋交いが設けられている。筋交いの
長さを変えることにより、背もたれ支持体の角度が変え
られる。筋交いは、その長さの調節および維持に使用す
るための解放可能なロック機構を有している。
【0008】背もたれ支持体の上端部には、車椅子を押
しかつ背もたれ角度を調節するときに使用するハンドル
を設けることができる。筋交いの解放可能なロック機構
は、ハンドルに(または該ハンドルに隣接して)取り付
けられた解放レバーに連結されている。背もたれ角度
は、ハンドルを把持しながら解放レバーを操作して筋交
いのロックを解放し、背もたれを所望の角度に位置決め
し、かつレバーを解放して筋交いのロックを係合させる
ことにより調節される。
【0009】(発明を実施するための最良の形態) 本発明の他の目的および長所は、以下に述べる詳細な説
明および添付図面から明らかになるであろう。
【0010】図1および図2を参照すると、簡単化され
た従来技術の車椅子10が示されている。車椅子10は
フレーム組立体11を有し、該フレーム組立体11は、
車椅子10に座る人から見て左側フレーム12および右
側フレーム13を備えている。側方フレーム12、13
は、慣用的な対角材(図示せず)で一体に連結されてい
る。対角材は、側方フレームに溶接されて剛性のある非
折畳み形フレーム組立体を形成するか、側方フレームを
一体に折畳んで持運びできるように構成することもでき
る。両形式の対角材は車椅子の当業者に良く知られてい
る。
【0011】側方フレーム12、13は全体として長方
形をなし、それぞれ、ほぼ垂直な前方部材14と、ほぼ
垂直な後方部材15と、上方部材16と、下方部材17
とを有している。これらの部材14〜17は、例えば、
一体に溶接することにより剛性のある各側方フレーム1
2、13を形成すべく、金属管で形成できる。剛性のあ
る側方フレーム12、13を形成するため、強化管が一
体に接合される。
【0012】両側方フレーム12、13の上方部材16
の間には、座18が配置されかつこれらの側方フレーム
に固定されている。各背もたれ支持体19の後向き上端
部21にはハンドルすなわちグリップ20が固定されて
いる。互いに間隔を隔てた2つの背もたれ支持体19の
間には、背もたれ22が配置されている。座18および
背もたれ22は、それぞれ、両側方フレーム12、13
の間および両背もたれ支持体19の間に張設される織物
部材で簡単に構成できる。或いは、座18および背もた
れ22は、車椅子の当業者に良く知られた他のより複雑
な構造にすることもできる。図1および図2に示す実施
形態では、ハンドル20を備えた背もたれ支持体19
は、ボルトまたは迅速解放ピン24により、継手23で
側方フレーム12、13から取り外すことができる。し
かしながら、多くの車椅子では、背もたれ支持体19お
よびハンドル20は、側方フレーム12、13の一体部
分を形成する。
【0013】各側方フレーム12、13の前方部材14
の下には、別体のキャスタ輪25が配置されかつ前方部
材14に固定されている。一般に、キャスタ輪25は、
車椅子10の前部を、床または車椅子10の他の支持面
から2つの高さに維持できるように固定できる。各側方
フレーム12,13の前方部材14には、通常、フット
レスト(図示せず)も取り付けられる。簡単化のため、
図1に示した車椅子10からは、フットレスト、アーム
レスト、フレーム組立体11の対角材が省略されてい
る。なぜならば、これらは本発明の一部を構成しない
し、良く知られた車椅子構成要素だからである。
【0014】各後方フレーム部材15には、2つの後輪
取付け孔26、27が設けられている。取付け孔26
は、後輪29(破線で示す)の車軸組立体28を、車椅
子に座る人が押されるときまたは車椅子を手で推進させ
るときによく使用される通常の高さに取り付けるべく位
置決めされている。後輪の車軸組立体28が他方の孔2
7に固定されるとき、車椅子は、例えば、いわゆる「半
高さ」と呼ばれる約2インチ(約5cm)だけ低下され
る。この高さは、半身不随の人が健常な脚および足を使
って車椅子を推進させることを容易にし、一方、通常の
高さは、使用者の足を地面より高く維持する。車輪取付
け孔26、27は各側方フレーム12、13の後方部材
15に形成されたものを示したが、他の既知の構造を使
用できることも理解されよう。例えば、或る車椅子設計
の側方フレームには、後輪を固定する孔が設けられた車
輪取付け板(図示せず)を設けることができる。車輪取
付け板は、後方フレーム部材15に取り付けるか、互い
に間隔を隔てた2つの垂直部材の間に取り付けるか、他
の既知の構造で取り付けることができる。2つの車輪取
付け孔26、27が例示されているが、単一の車輪取付
け位置で済む場合も、2つ以上の車輪取付け位置を必要
とする場合もあることを理解されたい。
【0015】図1に示すように、各側方フレーム12、
13の下方フレーム17には、後方フレーム部材15の
後方に延びておりかつペダル31に終端している部分3
0を設けることができる。車椅子10を押す人は、車椅
子10の前部のキャスタ輪25を縁石のような障害物の
上に持ち上げるため、ハンドル20を押し下げながらペ
ダル31を踏み下げることができる。
【0016】図3には、本発明による背もたれリクライ
ナ機構35が示されている。本発明の背もたれリクライ
ナキットは2つのリクライナ機構からなり、各リクライ
ナ機構が、車椅子10の両側に取り付けられる。
【0017】機構35は後輪取付けブラケット36を有
し、該ブラケット36は図3および図4に詳細に示され
ている。ブラケット36は、スペーサブロック39に溶
接される2つの平行板37、38を有している。スペー
サブロック39は、車椅子の側方フレーム12または1
3の後方部材15を受け入れることができるサイズの溝
40を形成すべく、両板37、38の間隔を隔てる。或
いは、スペーサブロック39を省略するか、一方または
両方の板37、38に隆起部(図示せず)を形成して、
縁部が溝40を形成する間隔を隔てるようにして両板を
一体に溶接することができる。2つの間隔を隔てた板3
7、38には、1対の下方整合孔41および1対の上方
整合孔42が形成されている。後方部材15が溝40内
に配置されたとき、整合孔41、42は、それぞれ、孔
26、27と整合する間隔を隔てている。整合したブラ
ケットの孔41および後方部材15の孔26にボルト
(図示せず)を挿通し、かつ整合したブラケットの孔4
2および後方部材の孔27に他のボルトを挿通して、ブ
ラケット36を車椅子のフレームの後部に固定すること
ができる。板37、38の各々には、下方の車輪取付け
孔43および上方の車輪取付け孔44が形成されてい
る。各板37、38には別の孔45も形成されている。
該孔45の機能については後述する。
【0018】孔43は、通常の車椅子高さのための後輪
の車軸組立体28の新しい取付け位置を形成し、孔44
は、半高さのための後輪の車軸組立体28の新しい取付
け位置を形成する。背もたれリクライナ機構35が車椅
子に取り付けられかつ背もたれがリクライニングされる
と、使用者が座った車椅子の重心は車椅子の後方へと移
動するであろう。後輪取付け孔43、44は、背もたれ
がリクライニングされたときに車椅子が後方に転倒しな
いように、使用者が座った車椅子の安定性を維持すべ
く、車輪取付け孔26、27の充分後方に配置される。
孔26と孔43との実際の間隔および孔27と孔44と
の実際の間隔は、車椅子の設計によって定められる。1
つの車椅子では、孔43、44を孔26、27の後方に
約3.25インチ(8.25cm)隔てれば充分であるこ
とが判明している。
【0019】後方フレーム部材15の車輪取付け孔2
6、27の後方に車輪取付け孔43、44を設けるため
のブラケット36の一例構造を示したが、異なる車椅子
設計の側方フレーム12、13に後輪車輪28を取り付
ける構造によっては、変更態様のブラケット設計も必要
であることは理解されよう。ブラケット36についての
あらゆる変更は、車輪取付け孔(単一または複数)を、
背もたれがリクライニングされたときに安定性を維持で
きる所望の後方位置に移動できる形態にすべきでありか
つ後輪のための充分な剛性が得られるものにすべきであ
る。後輪が、元々、人が座った車椅子の重心より充分後
方に取り付けられていて、リクライニングされた背もた
れが安定性の問題を引き起こさない場合には、車輪取付
け位置を移動させる必要はない。
【0020】再び図3を参照すると、リクライニング機
構35は管状取付けセクション46を有しており、該セ
クション46には背もたれ支持体47が枢着されてい
る。クランプ48およびボルト49は、取付けセクショ
ン46の下端部を側方フレーム12または13の後方部
材15に固定する。取付けセクション46の上端部には
ヒンジブロック50が溶接され、背もたれ支持体47の
下端部にはブラケット51が溶接されている。ボルト5
2はブラケット51とヒンジブロック50とを枢着し、
背もたれ支持体47が、図示の直立位置と、リクライナ
機構35が取り付けられた車椅子の後方のリクライニン
グ位置との間で枢動できるようにしている。
【0021】背もたれ支持体47には、該背もたれ支持
体47の上端部54とブラケット51との間の位置で、
ヒンジブロック53が溶接されている。ロッド57の上
端部56に固定されたブラケット55は、ヒンジブロッ
ク53上で枢動できるようにボルト58により連結され
ている。ロッド57は、該ロッド57の周囲に巻回され
るばねのような解放可能なロック機構を備えた管状部材
59に通されている。ロック機構が解放されると、ロッ
ド57は、管状部材59内を軸線方向に自由に摺動す
る。ロック機構が係合されると、ロッド57は管状部材
59内での摺動が防止される。管状部材59の下端部6
1のブラケット60は、車輪取付けブラケット36の一
方の板37または38の孔45にボルト62を介して枢
着されており、管状部材59が取付けブラケット36上
で枢動できるようにしている。ロッド57および管状部
材59は、背もたれ支持体47を位置決めするための長
さ調節可能な筋交い63を形成している。調節可能な筋
交い63は当業界で知られておりかつ商業的に入手可能
な製品であり、米国特許第4,425,987号および
第4,457,406号に開示されている。これらの筋
交いは、例えば、自動車のシートの背もたれ角度の調節
にも使用されている。
【0022】背もたれ支持体47の上端部54には、背
もたれリクライナ機構35が取り付けられる車椅子の後
方に向かって湾曲している端部64が設けられたものが
示されている。この端部64には、車椅子を押す人また
は車椅子の背もたれのリクライニング角度を調節する人
が把持できるグリップ65が取り付けられている。レバ
ーアーム66は自転車の手動ブレーキレバーと同じもの
で構成でき、管状部材59内のロック機構を操作するケ
ーブル67を介して連結されている。ケーブル67は、
例えば1つ以上のプラスチックタイ68を用いて背もた
れ支持体47に取り付けることができる。レバー66を
握り締めると、ケーブル67が筋交い63の管状部材5
9内のロック機構を解放して、ロッド57を管状部材5
9内で軸線方向に自由に摺動できるようにする。従っ
て、背もたれ支持体47を、車椅子フレームに取り付け
られた取付けセクション46に対して回転させることが
できる。所望ならば筋交い63内のロック機構を解放す
るレバー66のセッティングを調節できるようにするた
め、ケーブル67の便利な位置に長さ調節部材を設ける
ことができる。図示のように、各筋交い63に別々の解
放レバーが設けられている。車椅子の両側の筋交い63
を同時に制御できるように単一の解放レバー66を連結
することができる。
【0023】図5には、各背もたれリクライナ機構35
を車椅子の側方フレーム12または13に取り付けるた
めのクランプ48の詳細が示されている。クランプ48
は、第1および第2半部75、76を有している。各半
部75、76は、2つの半円形管状セクション77、7
8から形成されている。各管状セクション77、78に
は、これらを強固に一体連結するための互いに間隔を隔
てた2つの部材79、80が溶接されている。2つの半
部75、76は、両者の管状セクション77、78が互
いに整合するようにして対向配置される。2つの対向管
状セクション77は取付けセクション46の外面曲率に
一致する内面曲率を有し、2つの対向管状セクション7
8は車椅子の側方フレーム12、13の後方部材15の
外面曲率に一致する内面曲率を有している。部材79、
80および管状セクション77、78を貫通して、4本
のボルト49を受け入れるための4つの整合ボルト孔8
1が形成されている。ボルト49は、ナット82(好ま
しくはロックナット)により固定される。
【0024】図6〜図8には、図1の車椅子の左側側方
フレーム12に固定された背もたれリクライナ機構35
が示されている。車輪取付けブラケット36は、該ブラ
ケット36が側方フレーム12の後方に延びるようにし
て、ボルト83により車輪取付け孔26、27に固定さ
れる。2本のボルト49がクランプ半部75、76およ
びリクライナ機構36の管状セクション46の整合孔
(図示せず)に挿通され、他の2本のボルト49は、ク
ランプ半部75、76および後方フレーム部材15の整
合孔(図示せず)に挿通される。ボルト49はナット8
2により固定され、管状セクション46を側方フレーム
12の後方部材15に強固に取り付ける。好ましくは、
リクライナ機構35は、各側方フレーム12、13の横
で、他方の側方フレーム13、12に対面するようにし
て配置される。これにより、リクライナ機構35が車椅
子の外側に突出することが防止される。調節可能な筋交
い63の管状部材59は、取付けセクション46が配置
される後輪取付けブラケット36の側方で、板37また
は38の孔45に固定される。また、リクライナ機構3
5は、ボルト52(該ボルト52の回りで背もたれ支持
体47が枢動する)が、車椅子使用者が座るシートクッ
ションの頂部とほぼ整合するように位置決めすることが
好ましい。シートの頂部に対して枢着ボルト52を適正
に位置決めすることにより、背もたれの角度が変えられ
たときに、車椅子に座る人が挟まれることがない。ひと
たびリクライナ機構35が各側方フレーム12,13に
取り付けられたならば、慣用車椅子の背もたれが、互い
に間隔を隔てた2つの背もたれ支持体47の間に取り付
けられる。
【0025】図6には、車椅子の側方フレーム12に取
り付けられたリクライナ機構35の背もたれ支持体47
が垂直位置にあるところが示されている。図8も、背も
たれ支持体47が僅かにリクライニングされた位置にあ
る点を除き、図6と同様な図面である。調節可能筋交い
63のロッド57は、背もたれ支持体47がリクライニ
ングされるとき、ロック管状部材59より下方に突出す
ることがあることに留意されたい。
【0026】図9〜図11には、背もたれリクライナ機
構35の管状取付けセクション46を車椅子の側方フレ
ーム12または13に取り付けるための本発明の変更態
様によるスペーサブロック86が示されている。スペー
サブロック86は、クランプ48の代わりに使用される
ものである。スペーサブロック86は、プラスチック材
料または金属の鋳造により成形できる。図11の平面図
に最も良く示されているように、スペーサブロック86
は長手方向の垂直溝87を有し、該垂直溝87は、側方
フレームの後方部材15の側面をぴったり受け入れるこ
とができるサイズの半円形形状を有している。スペーサ
ブロック86は、溝87に対して平行な第2垂直溝88
を有している。溝88も、背もたれリクライナ機構35
の管状取付けセクション46の側面をぴったり受け入れ
ることができるサイズの半円形形状を有している。スペ
ーサブロック86は中実に形成するか、溝87を形成す
る多数のリブ89を設けてもよい。ブロック86には、
必要に応じて、上方の側方フレーム部材16を逃がすた
めのノッチ90、91を設けることができる。管状取付
けセクション46を後方フレーム部材15に固定するの
に、必要に応じて1本以上のボルトを挿通させるため、
1つ以上のボルト孔92がスペーサブロック86を貫通
して形成されている。
【0027】図12は、管状取付けセクション46を後
方フレーム部材15に固定するのに使用されたスペーサ
ブロック86を示す。スペーサブロック86は管状取付
けセクション46と後方フレーム部材15との間に配置
されている。ボルト93は、管状取付けセクション46
の孔94、スペーサブロック86の孔92および後方フ
レーム部材46の孔95に挿通される。次に、ボルト9
3はナット96で固定される。ナット96は、セルフロ
ック形が好ましい。取付け部材46が左側側方フレーム
12または右側側方フレーム13のいずれに取り付けら
れるかによって、上方の側方フレーム部材16は、ノッ
チ90または91のいずれか一方を通ることになる。ス
ペーサブロック86の設計は、種々の車椅子の側方フレ
ーム構造に使用できるように容易に変更できることが理
解されよう。
【0028】前述のように、背もたれ解放レバー66
は、車椅子使用者のケアを行う人が容易に操作できるよ
うに、通常、グリップ65に隣接して位置決めされる。
多くの場合、車椅子に座っている人は背もたれ角度を調
節できず、補助を必要とする。しかしながら、本発明の
背もたれリクライナキットは、車椅子に座っている人で
も背もたれ角度を調節できるように変更できる。解放レ
バー66は、車椅子に座っている人が操作できるように
配置できる。この場合、調節可能な筋交い63のロック
機構を解放したときに、背もたれ支持体47を垂直位置
に押しやる圧縮ばね(図示せず)を、ロッド57上また
は他の適当な位置に配置するのが好ましい。車椅子に座
っている人は、レバー66を操作しながら、上体を反り
返らせて背もたれを所望角度に押しやり、この角度位置
でレバー66を解放すれば背もたれを設定位置にロック
できる。また、筋交い63を、制御装置の操作により伸
長または収縮させることができる動力駆動型のものに置
換することもできる。
【0029】背もたれリクライナキットの他の変更形態
として、各リクライナ機構の背もたれ支持体47は、上
端部54に隣接しかつハンドル端部64より前方の位置
に、上方開口(図示せず)を有している。車椅子の2つ
のリクライナ機構35のこれらの開口内に入れ子式に挿
入できる任意のヘッドレスト(図示せず)を設けること
ができる。ヘッドレストは、背もたれ支持体47が水平
位置に向かってリクライニングされるときに、車椅子に
座っている人の頭部を支持するように位置決めされる。
ヘッドレストは、背もたれ支持体47の開口内に挿入さ
れる2本の延長管の間に張設される織物ウェブで形成で
きる。使用者がヘッドレストに頭部を載せて休息すると
きに背もたれ支持体47を安定化させるべく、背もたれ
支持体の延長部または上方部分の間に着脱可能なスプレ
ッダバーを設けることが好ましい。このスプレッダバー
は、搬送時の車椅子の折畳みを容易にするため、着脱可
能にする。別の構成として、2つのリクライナ機構が車
椅子に取り付けられるときに、2つの背もたれ支持体4
7の間の間隔を隔てた開口内に挿入されるU型管をヘッ
ドレストに設けることができる。ヘッドレストパッド
は、このU型管に固定される。ヘッドレストは、車椅子
を折り畳むときに背もたれ支持体47から取り外される
ように構成するか、U型管を収縮できるように構成する
こともできる。
【0030】背もたれリクライナキットの上記好ましい
実施形態には、特許請求の範囲から逸脱することなく種
々の変更を行い得ることは明白である。例えば、図示の
車椅子10では、背もたれ支持体19を側方フレーム1
2,13から取り外すことができるが、多くの車椅子で
は、背もたれ支持体は側方フレームと一体である。この
場合には、リクライナ機構35を取り付ける前に元の背
もたれ支持体を側方フレームから切除するか、リクライ
ナ機構35を既存の背もたれ支持体の内側に取り付ける
こともできる。その場合には背もたれ支持体47のハン
ドルを省略するか、背もたれ角度を調節する場合にのみ
使用される、より簡単なハンドルを設けることができ
る。また、この場合には、レバー66を、側方フレーム
の既存のハンドルに隣接させて、元の背もたれ支持体に
取り付けることができる。筋交い63およびヒンジ50
は、背もたれ角度を調節すべく解放されかつ所望位置に
ロックされるロータリクラッチまたは同様なロックピボ
ットに置換することができる。 [図面の簡単な説明]
【図1】固定角度背もたれを備えた慣用技術の車椅子の
一例を示す概略斜視図であり、後輪は破線で示され、か
つ側方フレームの対角材、アームレストおよびフットレ
ストは省略されている。
【図2】図1の車椅子の側方フレームを示す側面図であ
る。
【図3】本発明による車椅子用背もたれリクライナ機構
を示す側面図である。
【図4】図3の車椅子背もたれリクライナキットの車輪
取付けブラケットを示す斜視図である。
【図5】車椅子背もたれリクライナ機構を車椅子の側方
フレームに固定するクランプの細部を示す分解斜視図で
ある。
【図6】図1の車椅子と同様な車椅子の左側側方フレー
ムを示す側面図であり、本発明による背もたれリクライ
ナ機構が取り付けられかつ背もたれ支持体が直立位置に
あるところを示すものである。
【図7】図6の7−7線方向から見た拡大部分断面図で
ある。
【図8】背もたれが僅かにリクライニングされた位置に
ある点を除き図6と同様な側面図である。
【図9】本発明の変更態様による、車椅子背もたれリク
ライナ機構を車椅子の側方フレームに固定するスペーサ
ブロックを示す側面図である。
【図10】図9のスペーサブロックを示す正面図であ
る。
【図11】図9のスペーサブロックを示す平面図であ
る。
【図12】図9のスペーサブロックを用いて、車椅子背
もたれリクライナ機構を車椅子の側方フレームに取り付
けたところを示す部分断面図である。
フロントページの続き (56)参考文献 特開 平3−37063(JP,A) 実開 昭63−102431(JP,U) 実公 平4−40669(JP,Y2) 実公 昭58−31544(JP,Y2) 米国特許4968051(US,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) A61G 5/00 - 5/04

Claims (15)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 左右の後輪と、左側側部および右側側部
    を備えたフレームとを有し、左側側部および右側側部の
    各々に少なくとも1つの車輪マウントが設けられている
    車椅子に取り付けることができる背もたれリクライナキ
    ットにおいて、少なくとも2つの背もたれリクライナ機
    構を有し、各背もたれリクライナ機構は、車椅子フレー
    ムの側部に取り付けることができる取付けセクション
    と、該取付けセクションに枢着された背もたれ支持体
    と、該背もたれ支持体とこれに枢着された取付けセクシ
    ョンとのリクライニング角度を設定する解放可能なロッ
    ク機構とを備えており、前記解放可能なロック機構は、
    一端が背もたれ支持体に枢着された長さ調節可能な筋交
    いを有し、該筋交いは解放可能なロックを備え、該ロッ
    クは、係合したときには、長さ調節可能な筋交いの長さ
    を維持し、係合が解除されたときには、長さ調節可能な
    筋交いの長さを変えることができることを特徴とする背
    もたれリクライナキット。
  2. 【請求項2】 前記解放可能なロック機構は更に、長さ
    調節可能な筋交いの解放可能なロックを操作できるよう
    に連結されかつ背もたれ支持体に取り付けられた解放レ
    バーを有していることを特徴とする請求項1記載の背も
    たれリクライナキット。
  3. 【請求項3】 各調節可能な背もたれ支持体は上端部を
    備え、前記キットの2つのリクライナ機構の背もたれ支
    持体の前記上端部に連結できるヘッドレストを更に有す
    ることを特徴とする請求項1記載の背もたれリクライナ
    キット。
  4. 【請求項4】 左右の後輪と、左側側部および右側側部
    を備えたフレームとを有し、左側側部および右側側部の
    各々に少なくとも1つの車輪マウントが設けられている
    車椅子に取り付けることができる背もたれリクライナキ
    ットにおいて、少なくとも2つの背もたれリクライナ機
    構を有し、各背もたれリクライナ機構は、車椅子フレー
    ムの側部に取り付けることができる取付けセクション
    と、該取付けセクションに枢着された背もたれ支持体
    と、該背もたれ支持体とこれに枢着された取付けセクシ
    ョンとのリクライニング角度を設定する解放可能なロッ
    ク機構とを備えており、各背もたれリクライナキットの
    前記取付けセクションは、車椅子フレームに固定できる
    後輪取付けブラケットを有し、該後輪取付けブラケット
    は、該ブラケットが車椅子フレームに固定されたときに
    車椅子フレームの後輪マウントより後方に所定距離隔て
    た位置に位置決めされる少なくとも1つの後輪マウント
    を備え、車椅子フレームに固定できる角度調節可能な背
    もたれ支持体を更に有することを特徴とする背もたれリ
    クライナキット。
  5. 【請求項5】 各背もたれリクライナキットの前記後輪
    取付けブラケットは、車椅子フレームの一方の側部で、
    垂直方向に間隔を隔てた複数の後輪マウントにボルト止
    めでき、各背もたれリクライナ機構の後輪取付けブラケ
    ットは、該後輪取付けブラケットが車椅子フレームにボ
    ルト止めされたときに車椅子フレームの一方の側で、垂
    直方向に間隔を隔てた複数の後輪マウントの各々の後方
    に所定距離隔てた位置に位置決めされる少なくとも2つ
    の垂直方向に間隔を隔てた後輪マウントを備えているこ
    とを特徴とする請求項4記載の背もたれリクライナキッ
    ト。
  6. 【請求項6】 各背もたれリクライナ機構は車椅子フレ
    ームに固定できる取付けセクションを有し、各背もたれ
    支持体は取付けセクションに枢着され、解放可能なロッ
    ク機構が、背もたれ支持体と枢着された取付けセクショ
    ンとの間のリクライニング角度を設定できることを特徴
    とする請求項5記載の背もたれリクライナキット。
  7. 【請求項7】 各背もたれリクライナ機構について、前
    記解放可能なロック機構は、背もたれ支持体と後輪取付
    けブラケットとの間に延びている長さ調節可能な筋交い
    を有していることを特徴とする請求項6記載の背もたれ
    リクライナキット。
  8. 【請求項8】 各背もたれリクライナ機構の長さ調節可
    能な筋交いは解放可能なロックを備え、該ロックは、係
    合したときには、長さ調節可能な筋交いの長さを維持
    し、係合が解除されたときには、長さ調節可能な筋交い
    の長さを変えることができることを特徴とする請求項7
    記載の背もたれリクライナキット。
  9. 【請求項9】 各背もたれリクライナ機構は、該背もた
    れリクライナ機構の長さ調節可能な筋交いの前記解放可
    能なロックの解放レバーを有していることを特徴とする
    請求項8記載の背もたれリクライナキット。
  10. 【請求項10】 前記各リクライナ機構の後輪取付けブ
    ラケットは、車椅子の側方フレームの後方部材を受け入
    れるサイズをもつ溝を有し、後輪取付けブラケットの複
    数の孔は、車椅子の側方フレームの後方部材の複数の後
    輪取付け孔と整合する間隔を隔てており、これにより、
    前記後輪取付けブラケットの孔およびこれらの孔と整合
    した車椅子の後方部材の孔にボルトを挿通して、後輪取
    付けブラケットを車椅子の側方フレームに固定できるこ
    とを特徴とする請求項4記載の背もたれリクライナキッ
    ト。
  11. 【請求項11】 各調節可能な背もたれ支持体は上端部
    を備え、前記キットの2つのリクライナ機構の背もたれ
    支持体の前記上端部に連結できるヘッドレストを更に有
    することを特徴とする請求項4記載の背もたれリクライ
    ナキット。
  12. 【請求項12】 1対の前輪と、1対の後輪と、左側側
    部および右側側部を備えたフレームとを有し、前記左側
    側部および右側側部の各々には、少なくとも1つの後輪
    取付け孔が設けられている車椅子の安定性を高める装置
    において、前記車椅子フレームの一方の側部の少なくと
    も1つの後輪取付け孔にボルト止めできる少なくとも1
    つの取付け孔を備えた前方部分をもつブラケットを有
    し、該ブラケットは、ブラケットが車椅子フレームの一
    方の側部で少なくとも1つの後輪取付け孔にボルト止め
    されたときに、車椅子フレームの後方に位置する後方部
    分を備えていることを特徴とする車椅子の安定性を高め
    る装置。
  13. 【請求項13】 前記ブラケットの前方部分は、車椅子
    フレームの一方の側部で垂直方向に間隔を隔てた2つの
    後輪取付け孔にボルト止めされる垂直方向に間隔を隔て
    た2つの取付け孔を有することを特徴とする請求項12
    記載の装置。
  14. 【請求項14】 前記ブラケットの後方部分は垂直方向
    に間隔を隔てた2つの後輪取付け孔を有し、前記ブラケ
    ットの後方部分の後輪取付け孔は、垂直方向に間隔を隔
    てた前記2つの取付け孔と同じ垂直方向間隔を有するこ
    とを特徴とする請求項13記載の装置。
  15. 【請求項15】 前記ブラケットの前方部分は、垂直方
    向に間隔を隔てた2つの後輪取付け孔を備えた車椅子フ
    レームの一方の側部の一部を受け入れることができる垂
    直溝を形成する2つの間隔を隔てた板を有し、各板に
    は、フレームの側部の垂直方向に間隔を隔てた後輪取付
    け孔のうちの上方の後輪取付け孔と整合するように上方
    取付け孔が形成されており、かつ各板には、フレームの
    側部の一部が前記垂直溝内に配置されるときに、フレー
    ムの側部の垂直方向に間隔を隔てた後輪取付け孔のうち
    の下方の後輪取付け孔と整合するように下方取付け孔が
    形成されていることを特徴とする請求項14記載の装
    置。
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