JP2002502635A - 車椅子用背もたれリクライナキット - Google Patents

車椅子用背もたれリクライナキット

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    • Y10S297/04Wheelchair

Abstract

(57)【要約】 リクライニング背もたれを備えていない車椅子に取り付けられる背もたれリクライナキット。別体のリクライナ機構が車椅子の各側方フレームに取り付けられる。各リクライナ機構は、側方フレームに取り付けられる後輪取付けブラケットを有し、該ブラケットは、元の後輪取付け位置よりも車椅子から更に間隔を隔てた1つ以上の後輪取付け位置を与える。新しい後輪取付け位置は、車椅子に座った人が背もたれをリクライニングしたときの安定性を与える。車椅子の各側方フレームの後部には、枢動できる背もたれ支持体が取り付けられ、該支持体には、車椅子の背もたれが取り付けられる。背もたれ支持体と後輪取付けブロックとの間には、背もたれ角度を調節するための長さ調節可能な筋交いが設けられている。筋交いは、手動レバーを操作することにより解放されかつ背もたれ角度が調節され、レバーを解放したときにロックされる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】 (技術分野) 本発明は車椅子に関し、より詳しくは、既存の車椅子に取り付けて、車椅子を
固定角度の背もたれから角度調節可能な背もたれへと変換できる背もたれリクラ
イナキットに関する。
【0002】 (背景技術) 殆どの車椅子には、座に対して角度が固定された背もたれが設けられている。
リクライニング背もたれを備えた高価な車椅子を入手することもできる。人が移
動のために車椅子に乗ったとき、単一の背もたれ位置では、数時間同じ位置に座
った後に不快になるであろう。人が、うたた寝をし、テレビを見たり、または真
直座り位置を必要としない何らかの仕事をする場合、人を、背もたれ角度が固定
された車椅子から、快適感が得られる状態に移動させる必要がある。
【0003】 車椅子の使用者が、最初に固定角度背もたれの車椅子を購入し、後でリクライ
ニング背もたれを備えた車椅子が欲しくなったときには、使用者は2台目の車椅
子を購入しなければならない。これは、医療保険では賄えない大きな出費となっ
てしまう。固定角度背もたれ車椅子をリクライニング背もたれ車椅子に変換する
便利な方法は存在していない。変換を妨げている2種類の車椅子間の1つの大き
な相違点は、後方駆動輪の位置にある。背もたれがリクライニング(後傾)され
たとき、重心は後方に移動する。慣用の非リクライニング車椅子では、後車軸は
、背もたれ支持体の直ぐ下または僅か前方に位置している。これにより、人が座
った状態の車椅子の重心は、前輪と後輪との間に位置決めされる。慣用車椅子の
背もたれをリクライニング背もたれに改造するならば、人が座った状態の車椅子
の重心は、車椅子が不安定になる位置に移動するであろう。従って、背もたれリ
クライナが取り付けられた慣用車椅子は、転倒する危険がある。
【0004】 従って本発明の一目的は、車椅子の背もたれをリクライニング可能にするため
の、車椅子への取付けキットを提供することにある。
【0005】 (発明の開示) 本発明によれば、固定角度背もたれを備えた既存の車椅子をリクライニング背
もたれ車椅子に変換するキットが提供される。これにより、リクライニング背も
たれが欲しい場合に、新しい車椅子を購入する必要性および費用が不用になる。
【0006】 車椅子は、互いに間隔を隔てた2つの側方フレームを備えたフレーム組立体を
有している。対角材は、これらの側方フレームを永久的に間隔を隔てた関係に維
持しかつ車椅子の搬送を容易にするため側方フレームを一体に折り畳むことがで
きるように設計されている。各側方フレームには、後輪を各側方フレームに取り
付けるための少なくとも1つの孔が設けられている。しばしば、各側方フレーム
には、垂直方向に間隔を隔てた車輪取付け孔が設けられ、これにより車椅子を2
つの高さのうちのいずれかの高さに設定できる。背もたれリクライナキットは2
つの車輪取付けブラケットを有している。1つの車輪取付けブラケットは各側方
フレームの少なくとも1つの既存の後輪取付け孔にボルト止めされるか、各側方
フレームに固定される。ブラケットは、既存の車輪取付け孔より後方に位置する
新しい車輪取付け孔を与える。これにより、車椅子のホイールベース(軸間距離
)が増大され、車椅子に座った人が背もたれをリクライニングしたときの安定性
が得られる。
【0007】 車椅子の各側方フレームの後方部材には、別体の背もたれ取付けセクションが
固定される。各背もたれ取付けセクションには、背もたれ支持体が枢着されてい
る。2つの背もたれ支持体の間には慣用的な車椅子背もたれが固定されている。
車椅子の各側部では、背もたれ支持体への枢着点と車輪取付けブラケットとの間
に、長さ調節可能な筋交いが設けられている。筋交いの長さを変えることにより
、背もたれ支持体の角度が変えられる。筋交いは、その長さの調節および維持に
使用するための解放可能なロック機構を有している。
【0008】 背もたれ支持体の上端部には、車椅子を押しかつ背もたれ角度を調節するとき
に使用するハンドルを設けることができる。筋交いの解放可能なロック機構は、
ハンドルに(または該ハンドルに隣接して)取り付けられた解放レバーに連結さ
れている。背もたれ角度は、ハンドルを把持しながら解放レバーを操作して筋交
いのロックを解放し、背もたれを所望の角度に位置決めし、かつレバーを解放し
て筋交いのロックを係合させることにより調節される。
【0009】 (発明を実施するための最良の形態) 本発明の他の目的および長所は、以下に述べる詳細な説明および添付図面から
明らかになるであろう。
【0010】 図1および図2を参照すると、簡単化された従来技術の車椅子10が示されて
いる。車椅子10はフレーム組立体11を有し、該フレーム組立体11は、車椅
子10に座る人から見て左側フレーム12および右側フレーム13を備えている
。側方フレーム12、13は、慣用的な対角材(図示せず)で一体に連結されて
いる。対角材は、側方フレームに溶接されて剛性のある非折畳み形フレーム組立
体を形成するか、側方フレームを一体に折畳んで持運びできるように構成するこ
ともできる。両形式の対角材は車椅子の当業者に良く知られている。
【0011】 側方フレーム12、13は全体として長方形をなし、それぞれ、ほぼ垂直な前
方部材14と、ほぼ垂直な後方部材15と、上方部材16と、下方部材17とを
有している。これらの部材14〜17は、例えば、一体に溶接することにより剛
性のある各側方フレーム12、13を形成すべく、金属管で形成できる。剛性の
ある側方フレーム12、13を形成するため、強化管が一体に接合される。
【0012】 両側方フレーム12、13の上方部材16の間には、座18が配置されかつこ
れらの側方フレームに固定されている。各背もたれ支持体19の後向き上端部2
1にはハンドルすなわちグリップ20が固定されている。互いに間隔を隔てた2
つの背もたれ支持体19の間には、背もたれ22が配置されている。座18およ
び背もたれ22は、それぞれ、両側方フレーム12、13の間および両背もたれ
支持体19の間に張設される織物部材で簡単に構成できる。或いは、座18およ
び背もたれ22は、車椅子の当業者に良く知られた他のより複雑な構造にするこ
ともできる。図1および図2に示す実施形態では、ハンドル20を備えた背もた
れ支持体19は、ボルトまたは迅速解放ピン24により、継手23で側方フレー
ム12、13から取り外すことができる。しかしながら、多くの車椅子では、背
もたれ支持体19およびハンドル20は、側方フレーム12、13の一体部分を
形成する。
【0013】 各側方フレーム12、13の前方部材14の下には、別体のキャスタ輪25が
配置されかつ前方部材14に固定されている。一般に、キャスタ輪25は、車椅
子10の前部を、床または車椅子10の他の支持面から2つの高さに維持できる
ように固定できる。各側方フレーム12,13の前方部材14には、通常、フッ
トレスト(図示せず)も取り付けられる。簡単化のため、図1に示した車椅子1
0からは、フットレスト、アームレスト、フレーム組立体11の対角材が省略さ
れている。なぜならば、これらは本発明の一部を構成しないし、良く知られた車
椅子構成要素だからである。
【0014】 各後方フレーム部材15には、2つの後輪取付け孔26、27が設けられてい
る。取付け孔26は、後輪29(破線で示す)の車軸組立体28を、車椅子に座
る人が押されるときまたは車椅子を手で推進させるときによく使用される通常の
高さに取り付けるべく位置決めされている。後輪の車軸組立体28が他方の孔2
7に固定されるとき、車椅子は、例えば、いわゆる「半高さ」と呼ばれる約2イ
ンチ(約5cm)だけ低下される。この高さは、半身不随の人が健常な脚および足
を使って車椅子を推進させることを容易にし、一方、通常の高さは、使用者の足
を地面より高く維持する。車輪取付け孔26、27は各側方フレーム12、13
の後方部材15に形成されたものを示したが、他の既知の構造を使用できること
も理解されよう。例えば、或る車椅子設計の側方フレームには、後輪を固定する
孔が設けられた車輪取付け板(図示せず)を設けることができる。車輪取付け板
は、後方フレーム部材15に取り付けるか、互いに間隔を隔てた2つの垂直部材
の間に取り付けるか、他の既知の構造で取り付けることができる。2つの車輪取
付け孔26、27が例示されているが、単一の車輪取付け位置で済む場合も、2
つ以上の車輪取付け位置を必要とする場合もあることを理解されたい。
【0015】 図1に示すように、各側方フレーム12、13の下方フレーム17には、後方
フレーム部材15の後方に延びておりかつペダル31に終端している部分30を
設けることができる。車椅子10を押す人は、車椅子10の前部のキャスタ輪2
5を縁石のような障害物の上に持ち上げるため、ハンドル20を押し下げながら
ペダル31を踏み下げることができる。
【0016】 図3には、本発明による背もたれリクライナ機構35が示されている。本発明
の背もたれリクライナキットは2つのリクライナ機構からなり、各リクライナ機
構が、車椅子10の両側に取り付けられる。
【0017】 機構35は後輪取付けブラケット36を有し、該ブラケット36は図3および
図4に詳細に示されている。ブラケット36は、スペーサブロック39に溶接さ
れる2つの平行板37、38を有している。スペーサブロック39は、車椅子の
側方フレーム12または13の後方部材15を受け入れることができるサイズの
溝40を形成すべく、両板37、38の間隔を隔てる。或いは、スペーサブロッ
ク39を省略するか、一方または両方の板37、38に隆起部(図示せず)を形
成して、縁部が溝40を形成する間隔を隔てるようにして両板を一体に溶接する
ことができる。2つの間隔を隔てた板37、38には、1対の下方整合孔41お
よび1対の上方整合孔42が形成されている。後方部材15が溝40内に配置さ
れたとき、整合孔41、42は、それぞれ、孔26、27と整合する間隔を隔て
ている。整合したブラケットの孔41および後方部材15の孔26にボルト(図
示せず)を挿通し、かつ整合したブラケットの孔42および後方部材の孔27に
他のボルトを挿通して、ブラケット36を車椅子のフレームの後部に固定するこ
とができる。板37、38の各々には、下方の車輪取付け孔43および上方の車
輪取付け孔44が形成されている。各板37、38には別の孔45も形成されて
いる。該孔45の機能については後述する。
【0018】 孔43は、通常の車椅子高さのための後輪の車軸組立体28の新しい取付け位
置を形成し、孔44は、半高さのための後輪の車軸組立体28の新しい取付け位
置を形成する。背もたれリクライナ機構35が車椅子に取り付けられかつ背もた
れがリクライニングされると、使用者が座った車椅子の重心は車椅子の後方へと
移動するであろう。後輪取付け孔43、44は、背もたれがリクライニングされ
たときに車椅子が後方に転倒しないように、使用者が座った車椅子の安定性を維
持すべく、車輪取付け孔26、27の充分後方に配置される。孔26と孔43と
の実際の間隔および孔27と孔44との実際の間隔は、車椅子の設計によって定
められる。1つの車椅子では、孔43、44を孔26、27の後方に約3.25
インチ(8.25cm)隔てれば充分であることが判明している。
【0019】 後方フレーム部材15の車輪取付け孔26、27の後方に車輪取付け孔43、
44を設けるためのブラケット36の一例構造を示したが、異なる車椅子設計の
側方フレーム12、13に後輪車輪28を取り付ける構造によっては、変更態様
のブラケット設計も必要であることは理解されよう。ブラケット36についての
あらゆる変更は、車輪取付け孔(単一または複数)を、背もたれがリクライニン
グされたときに安定性を維持できる所望の後方位置に移動できる形態にすべきで
ありかつ後輪のための充分な剛性が得られるものにすべきである。後輪が、元々
、人が座った車椅子の重心より充分後方に取り付けられていて、リクライニング
された背もたれが安定性の問題を引き起こさない場合には、車輪取付け位置を移
動させる必要はない。
【0020】 再び図3を参照すると、リクライニング機構35は管状取付けセクション46
を有しており、該セクション46には背もたれ支持体47が枢着されている。ク
ランプ48およびボルト49は、取付けセクション46の下端部を側方フレーム
12または13の後方部材15に固定する。取付けセクション46の上端部には
ヒンジブロック50が溶接され、背もたれ支持体47の下端部にはブラケット5
1が溶接されている。ボルト52はブラケット51とヒンジブロック50とを枢
着し、背もたれ支持体47が、図示の直立位置と、リクライナ機構35が取り付
けられた車椅子の後方のリクライニング位置との間で枢動できるようにしている
【0021】 背もたれ支持体47には、該背もたれ支持体47の上端部54とブラケット5
1との間の位置で、ヒンジブロック53が溶接されている。ロッド57の上端部
56に固定されたブラケット55は、ヒンジブロック53上で枢動できるように
ボルト58により連結されている。ロッド57は、該ロッド57の周囲に巻回さ
れるばねのような解放可能なロック機構を備えた管状部材59に通されている。
ロック機構が解放されると、ロッド57は、管状部材59内を軸線方向に自由に
摺動する。ロック機構が係合されると、ロッド57は管状部材59内での摺動が
防止される。管状部材59の下端部61のブラケット60は、車輪取付けブラケ
ット36の一方の板37または38の孔45にボルト62を介して枢着されてお
り、管状部材59が取付けブラケット36上で枢動できるようにしている。ロッ
ド57および管状部材59は、背もたれ支持体47を位置決めするための長さ調
節可能な筋交い63を形成している。調節可能な筋交い63は当業界で知られて
おりかつ商業的に入手可能な製品であり、米国特許第4,425,987号およ
び第4,457,406号に開示されている。これらの筋交いは、例えば、自動
車のシートの背もたれ角度の調節にも使用されている。
【0022】 背もたれ支持体47の上端部54には、背もたれリクライナ機構35が取り付
けられる車椅子の後方に向かって湾曲している端部64が設けられたものが示さ
れている。この端部64には、車椅子を押す人または車椅子の背もたれのリクラ
イニング角度を調節する人が把持できるグリップ65が取り付けられている。レ
バーアーム66は自転車の手動ブレーキレバーと同じもので構成でき、管状部材
59内のロック機構を操作するケーブル67を介して連結されている。ケーブル
67は、例えば1つ以上のプラスチックタイ68を用いて背もたれ支持体47に
取り付けることができる。レバー66を握り締めると、ケーブル67が筋交い6
3の管状部材59内のロック機構を解放して、ロッド57を管状部材59内で軸
線方向に自由に摺動できるようにする。従って、背もたれ支持体47を、車椅子
フレームに取り付けられた取付けセクション46に対して回転させることができ
る。所望ならば筋交い63内のロック機構を解放するレバー66のセッティング
を調節できるようにするため、ケーブル67の便利な位置に長さ調節部材を設け
ることができる。図示のように、各筋交い63に別々の解放レバーが設けられて
いる。車椅子の両側の筋交い63を同時に制御できるように単一の解放レバー6
6を連結することができる。
【0023】 図5には、各背もたれリクライナ機構35を車椅子の側方フレーム12または
13に取り付けるためのクランプ48の詳細が示されている。クランプ48は、
第1および第2半部75、76を有している。各半部75、76は、2つの半円
形管状セクション77、78から形成されている。各管状セクション77、78
には、これらを強固に一体連結するための互いに間隔を隔てた2つの部材79、
80が溶接されている。2つの半部75、76は、両者の管状セクション77、
78が互いに整合するようにして対向配置される。2つの対向管状セクション7
7は取付けセクション46の外面曲率に一致する内面曲率を有し、2つの対向管
状セクション78は車椅子の側方フレーム12、13の後方部材15の外面曲率
に一致する内面曲率を有している。部材79、80および管状セクション77、
78を貫通して、4本のボルト49を受け入れるための4つの整合ボルト孔81
が形成されている。ボルト49は、ナット82(好ましくはロックナット)によ
り固定される。
【0024】 図6〜図8には、図1の車椅子の左側側方フレーム12に固定された背もたれ
リクライナ機構35が示されている。車輪取付けブラケット36は、該ブラケッ
ト36が側方フレーム12の後方に延びるようにして、ボルト83により車輪取
付け孔26、27に固定される。2本のボルト49がクランプ半部75、76お
よびリクライナ機構36の管状セクション46の整合孔(図示せず)に挿通され
、他の2本のボルト49は、クランプ半部75、76および後方フレーム部材1
5の整合孔(図示せず)に挿通される。ボルト49はナット82により固定され
、管状セクション46を側方フレーム12の後方部材15に強固に取り付ける。
好ましくは、リクライナ機構35は、各側方フレーム12、13の横で、他方の
側方フレーム13、12に対面するようにして配置される。これにより、リクラ
イナ機構35が車椅子の外側に突出することが防止される。調節可能な筋交い6
3の管状部材59は、取付けセクション46が配置される後輪取付けブラケット
36の側方で、板37または38の孔45に固定される。また、リクライナ機構
35は、ボルト52(該ボルト52の回りで背もたれ支持体47が枢動する)が
、車椅子使用者が座るシートクッションの頂部とほぼ整合するように位置決めす
ることが好ましい。シートの頂部に対して枢着ボルト52を適正に位置決めする
ことにより、背もたれの角度が変えられたときに、車椅子に座る人が挟まれるこ
とがない。ひとたびリクライナ機構35が各側方フレーム12,13に取り付け
られたならば、慣用車椅子の背もたれが、互いに間隔を隔てた2つの背もたれ支
持体47の間に取り付けられる。
【0025】 図6には、車椅子の側方フレーム12に取り付けられたリクライナ機構35の
背もたれ支持体47が垂直位置にあるところが示されている。図8も、背もたれ
支持体47が僅かにリクライニングされた位置にある点を除き、図6と同様な図
面である。調節可能筋交い63のロッド57は、背もたれ支持体47がリクライ
ニングされるとき、ロック管状部材59より下方に突出することがあることに留
意されたい。
【0026】 図9〜図11には、背もたれリクライナ機構35の管状取付けセクション46
を車椅子の側方フレーム12または13に取り付けるための本発明の変更態様に
よるスペーサブロック86が示されている。スペーサブロック86は、クランプ
48の代わりに使用されるものである。スペーサブロック86は、プラスチック
材料または金属の鋳造により成形できる。図11の平面図に最も良く示されてい
るように、スペーサブロック86は長手方向の垂直溝87を有し、該垂直溝87
は、側方フレームの後方部材15の側面をぴったり受け入れることができるサイ
ズの半円形形状を有している。スペーサブロック86は、溝87に対して平行な
第2垂直溝88を有している。溝88も、背もたれリクライナ機構35の管状取
付けセクション46の側面をぴったり受け入れることができるサイズの半円形形
状を有している。スペーサブロック86は中実に形成するか、溝87を形成する
多数のリブ89を設けてもよい。ブロック86には、必要に応じて、上方の側方
フレーム部材16を逃がすためのノッチ90、91を設けることができる。管状
取付けセクション46を後方フレーム部材15に固定するのに、必要に応じて1
本以上のボルトを挿通させるため、1つ以上のボルト孔92がスペーサブロック
86を貫通して形成されている。
【0027】 図12は、管状取付けセクション46を後方フレーム部材15に固定するのに
使用されたスペーサブロック86を示す。スペーサブロック86は管状取付けセ
クション46と後方フレーム部材15との間に配置されている。ボルト93は、
管状取付けセクション46の孔94、スペーサブロック86の孔92および後方
フレーム部材46の孔95に挿通される。次に、ボルト93はナット96で固定
される。ナット96は、セルフロック形が好ましい。取付け部材46が左側側方
フレーム12または右側側方フレーム13のいずれに取り付けられるかによって
、上方の側方フレーム部材16は、ノッチ90または91のいずれか一方を通る
ことになる。スペーサブロック86の設計は、種々の車椅子の側方フレーム構造
に使用できるように容易に変更できることが理解されよう。
【0028】 前述のように、背もたれ解放レバー66は、車椅子使用者のケアを行う人が容
易に操作できるように、通常、グリップ65に隣接して位置決めされる。多くの
場合、車椅子に座っている人は背もたれ角度を調節できず、補助を必要とする。
しかしながら、本発明の背もたれリクライナキットは、車椅子に座っている人で
も背もたれ角度を調節できるように変更できる。解放レバー66は、車椅子に座
っている人が操作できるように配置できる。この場合、調節可能な筋交い63の
ロック機構を解放したときに、背もたれ支持体47を垂直位置に押しやる圧縮ば
ね(図示せず)を、ロッド57上または他の適当な位置に配置するのが好ましい
。車椅子に座っている人は、レバー66を操作しながら、上体を反り返らせて背
もたれを所望角度に押しやり、この角度位置でレバー66を解放すれば背もたれ
を設定位置にロックできる。また、筋交い63を、制御装置の操作により伸長ま
たは収縮させることができる動力駆動型のものに置換することもできる。
【0029】 背もたれリクライナキットの他の変更形態として、各リクライナ機構の背もた
れ支持体47は、上端部54に隣接しかつハンドル端部64より前方の位置に、
上方開口(図示せず)を有している。車椅子の2つのリクライナ機構35のこれ
らの開口内に入れ子式に挿入できる任意のヘッドレスト(図示せず)を設けるこ
とができる。ヘッドレストは、背もたれ支持体47が水平位置に向かってリクラ
イニングされるときに、車椅子に座っている人の頭部を支持するように位置決め
される。ヘッドレストは、背もたれ支持体47の開口内に挿入される2本の延長
管の間に張設される織物ウェブで形成できる。使用者がヘッドレストに頭部を載
せて休息するときに背もたれ支持体47を安定化させるべく、背もたれ支持体の
延長部または上方部分の間に着脱可能なスプレッダバーを設けることが好ましい
。このスプレッダバーは、搬送時の車椅子の折畳みを容易にするため、着脱可能
にする。別の構成として、2つのリクライナ機構が車椅子に取り付けられるとき
に、2つの背もたれ支持体47の間の間隔を隔てた開口内に挿入されるU型管を
ヘッドレストに設けることができる。ヘッドレストパッドは、このU型管に固定
される。ヘッドレストは、車椅子を折り畳むときに背もたれ支持体47から取り
外されるように構成するか、U型管を収縮できるように構成することもできる。
【0030】 背もたれリクライナキットの上記好ましい実施形態には、特許請求の範囲から
逸脱することなく種々の変更を行い得ることは明白である。例えば、図示の車椅
子10では、背もたれ支持体19を側方フレーム12,13から取り外すことが
できるが、多くの車椅子では、背もたれ支持体は側方フレームと一体である。こ
の場合には、リクライナ機構35を取り付ける前に元の背もたれ支持体を側方フ
レームから切除するか、リクライナ機構35を既存の背もたれ支持体の内側に取
り付けることもできる。その場合には背もたれ支持体47のハンドルを省略する
か、背もたれ角度を調節する場合にのみ使用される、より簡単なハンドルを設け
ることができる。また、この場合には、レバー66を、側方フレームの既存のハ
ンドルに隣接させて、元の背もたれ支持体に取り付けることができる。筋交い6
3およびヒンジ50は、背もたれ角度を調節すべく解放されかつ所望位置にロッ
クされるロータリクラッチまたは同様なロックピボットに置換することができる
【図面の簡単な説明】
【図1】 固定角度背もたれを備えた慣用技術の車椅子の一例を示す概略斜視図であり、
後輪は破線で示され、かつ側方フレームの対角材、アームレストおよびフットレ
ストは省略されている。
【図2】 図1の車椅子の側方フレームを示す側面図である。
【図3】 本発明による車椅子用背もたれリクライナ機構を示す側面図である。
【図4】 図3の車椅子背もたれリクライナキットの車輪取付けブラケットを示す斜視図
である。
【図5】 車椅子背もたれリクライナ機構を車椅子の側方フレームに固定するクランプの
細部を示す分解斜視図である。
【図6】 図1の車椅子と同様な車椅子の左側側方フレームを示す側面図であり、本発明
による背もたれリクライナ機構が取り付けられかつ背もたれ支持体が直立位置に
あるところを示すものである。
【図7】 図6の7−7線方向から見た拡大部分断面図である。
【図8】 背もたれが僅かにリクライニングされた位置にある点を除き図6と同様な側面
図である。
【図9】 本発明の変更態様による、車椅子背もたれリクライナ機構を車椅子の側方フレ
ームに固定するスペーサブロックを示す側面図である。
【図10】 図9のスペーサブロックを示す正面図である。
【図11】 図9のスペーサブロックを示す平面図である。
【図12】 図9のスペーサブロックを用いて、車椅子背もたれリクライナ機構を車椅子の
側方フレームに取り付けたところを示す部分断面図である。
【手続補正書】
【提出日】平成12年6月16日(2000.6.16)
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】特許請求の範囲
【補正方法】変更
【補正内容】
【特許請求の範囲】
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (81)指定国 EP(AT,BE,CH,CY, DE,DK,ES,FI,FR,GB,GR,IE,I T,LU,MC,NL,PT,SE),OA(BF,BJ ,CF,CG,CI,CM,GA,GN,GW,ML, MR,NE,SN,TD,TG),AP(GH,GM,K E,LS,MW,SD,SZ,UG,ZW),EA(AM ,AZ,BY,KG,KZ,MD,RU,TJ,TM) ,AL,AM,AT,AU,AZ,BA,BB,BG, BR,BY,CA,CH,CN,CU,CZ,DE,D K,EE,ES,FI,GB,GE,GH,GM,HR ,HU,ID,IL,IN,IS,JP,KE,KG, KP,KR,KZ,LC,LK,LR,LS,LT,L U,LV,MD,MG,MK,MN,MW,MX,NO ,NZ,PL,PT,RO,RU,SD,SE,SG, SI,SK,SL,TJ,TM,TR,TT,UA,U G,UZ,VN,YU,ZW

Claims (16)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 左右の後輪と、左側側部および右側側部を備えたフレームと
    を有し、左側側部および右側側部の各々に少なくとも1つの車輪マウントが設け
    られている車椅子に取り付けることができる背もたれリクライナキットにおいて
    、2つの背もたれリクライナ機構を有し、各背もたれリクライナ機構は、車椅子
    のフレームに取り付けることができる後輪取付けブラケットを有し、該後輪取付
    けブラケットは、該ブラケットが車椅子フレームに固定されたときに、車椅子フ
    レームへの後輪マウントの後方に所定距離隔てた位置に位置決めされる少なくと
    も1つの後輪マウントを備え、前記背もたれリクライナ機構は更に、車椅子フレ
    ームに固定できる角度調節可能な背もたれ支持体を有していることを特徴とする
    背もたれリクライナキット。
  2. 【請求項2】 各背もたれリクライナキットの前記後輪取付けブラケットは
    、車椅子フレームの一方の側部で、垂直方向に間隔を隔てた複数の後輪マウント
    にボルト止めでき、各背もたれリクライナ機構の後輪取付けブラケットは、該後
    輪取付けブラケットが車椅子フレームにボルト止めされたときに車椅子フレーム
    の一方の側で、垂直方向に間隔を隔てた複数の後輪マウントの各々の後方に所定
    距離隔てた位置に位置決めされる少なくとも2つの垂直方向に間隔を隔てた後輪
    マウントを備えていることを特徴とする請求項1記載の背もたれリクライナキッ
    ト。
  3. 【請求項3】 各背もたれリクライナ機構は車椅子フレームに固定できる取
    付けセクションを有し、各背もたれ支持体は取付けセクションに枢着され、解放
    可能なロック機構が、背もたれ支持体と枢着された取付けセクションとの間のリ
    クライニング角度を設定できることを特徴とする請求項2記載の背もたれリクラ
    イナキット。
  4. 【請求項4】 各背もたれリクライナ機構について、前記解放可能なロック
    機構は、背もたれ支持体と後輪取付けブラケットとの間に延びている長さ調節可
    能な筋交いを有していることを特徴とする請求項3記載の背もたれリクライナキ
    ット。
  5. 【請求項5】 各背もたれリクライナ機構の長さ調節可能な筋交いは解放可
    能なロックを備え、該ロックは、係合したときには、長さ調節可能な筋交いの長
    さを維持し、係合が解除されたときには、長さ調節可能な筋交いの長さを変える
    ことができることを特徴とする請求項4記載の背もたれリクライナキット。
  6. 【請求項6】 各背もたれリクライナ機構は、該背もたれリクライナ機構の
    長さ調節可能な筋交いの前記解放可能なロックの解放レバーを有していることを
    特徴とする請求項5記載の背もたれリクライナキット。
  7. 【請求項7】 前記各リクライナ機構の後輪取付けブラケットは、車椅子の
    側方フレームの後方部材を受け入れるサイズをもつ溝を有し、後輪取付けブラケ
    ットの複数の孔は、車椅子の側方フレームの後方部材の複数の後輪取付け孔と整
    合する間隔を隔てており、これにより、前記後輪取付けブラケットの孔およびこ
    れらの孔と整合した車椅子の後方部材の孔にボルトを挿通して、後輪取付けブラ
    ケットを車椅子の側方フレームに固定できることを特徴とする請求項1記載の背
    もたれリクライナキット。
  8. 【請求項8】 各調節可能な背もたれ支持体は上端部を備え、前記キットの
    2つのリクライナ機構の背もたれ支持体の前記上端部に連結できるヘッドレスト
    を更に有することを特徴とする請求項1記載の背もたれリクライナキット。
  9. 【請求項9】 1対の前輪と、1対の後輪と、左側側部および右側側部を備
    えたフレームとを有し、前記左側側部および右側側部の各々には、少なくとも1
    つの後輪取付け孔が設けられている車椅子の安定性を高める装置において、前記
    車椅子フレームの一方の側部の少なくとも1つの後輪取付け孔にボルト止めでき
    る少なくとも1つの取付け孔を備えた前方部分をもつブラケットを有し、該ブラ
    ケットは、ブラケットが車椅子フレームの一方の側部で少なくとも1つの後輪取
    付け孔にボルト止めされたときに、車椅子フレームの後方に位置する後方部分を
    備えていることを特徴とする車椅子の安定性を高める装置。
  10. 【請求項10】 前記ブラケットの前方部分は、車椅子フレームの一方の側
    部で垂直方向に間隔を隔てた2つの後輪取付け孔にボルト止めされる垂直方向に
    間隔を隔てた2つの取付け孔を有することを特徴とする請求項9記載の装置。
  11. 【請求項11】 前記ブラケットの後方部分は垂直方向に間隔を隔てた2つ
    の後輪取付け孔を有し、前記ブラケットの後方部分の後輪取付け孔は、垂直方向
    に間隔を隔てた前記2つの取付け孔と同じ垂直方向間隔を有することを特徴とす
    る請求項10記載の装置。
  12. 【請求項12】 前記ブラケットの前方部分は、垂直方向に間隔を隔てた2
    つの後輪取付け孔を備えた車椅子フレームの一方の側部の一部を受け入れること
    ができる垂直溝を形成する2つの間隔を隔てた板を有し、各板には、フレームの
    側部の垂直方向に間隔を隔てた後輪取付け孔のうちの上方の後輪取付け孔と整合
    するように上方取付け孔が形成されており、かつ各板には、フレームの側部の一
    部が前記垂直溝内に配置されるときに、フレームの側部の垂直方向に間隔を隔て
    た後輪取付け孔のうちの下方の後輪取付け孔と整合するように下方取付け孔が形
    成されていることを特徴とする請求項11記載の装置。
  13. 【請求項13】 左右の後輪と、左側側部および右側側部を備えたフレーム
    とを有する車椅子に取り付けることができる背もたれリクライナキットにおいて
    、少なくとも2つの背もたれリクライナ機構を有し、各リクライナ機構は、車椅
    子フレームの一方の側部に固定できる取付けセクションと、該取付けセクション
    に枢着される背もたれと、背もたれ支持体とこれに枢着された取付けセクション
    との間のリクライニング角度を設定する解放可能なロック機構とを有することを
    特徴とする背もたれリクライナキット。
  14. 【請求項14】 前記解放可能なロック機構は、背もたれ支持体に枢着され
    た端部を備えた長さ調節可能な筋交いを有し、該筋交いは解放可能なロックを備
    え、該ロックは、係合したときに、長さ調節可能な筋交いの長さを維持しかつ係
    合解除されたときに長さ調節可能な筋交いの長さを調節できることを特徴とする
    請求項13記載の背もたれリクライナキット。
  15. 【請求項15】 前記解放可能なロック機構は更に、長さ調節可能な筋交い
    の解放可能なロックを操作すべく連結された、前記背もたれ支持体に取り付けら
    れた解放レバーを有していることを特徴とする請求項14記載の背もたれリクラ
    イナキット。
  16. 【請求項16】 各調節可能な背もたれ支持体は上端部を有し、前記キット
    の2つのリクライナ機構の背もたれ支持体の前記上端部に連結できるヘッドレス
    トを更に有することを特徴とする請求項13記載の背もたれリクライナキット。
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