JP2002535107A - 車椅子 - Google Patents

車椅子

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JP2002535107A
JP2002535107A JP2000595880A JP2000595880A JP2002535107A JP 2002535107 A JP2002535107 A JP 2002535107A JP 2000595880 A JP2000595880 A JP 2000595880A JP 2000595880 A JP2000595880 A JP 2000595880A JP 2002535107 A JP2002535107 A JP 2002535107A
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Abstract

(57)【要約】 下部シャシ(38)、上部シャシ(40)、及びシャシの背面(42)を形成するように折り畳まれる平坦なプレート(34)で形成されるシャシ(12)を有する車椅子(10)。下部シャシ及び上部シャシ(38,40)はそれぞれ一対の実質的に平行な細長いアーム(48)を有し、これらはそれぞれのシャシ(12)のランド部分からのびている。アーム(48)は、キャスターホイール(14)を受けるために末端に開口(45,47及び50)を形成している。駆動車輪(16)は、車軸マウント(15)に結合され、後者は車輪間隔、キャンバ、及び高さが選択的に決められ、そして車軸マウント(15)はシャシの背面(42)に結合される。シート支持体(18)が車椅子(10)の中の人を支持するためにシャシ(12)に取り付けられ、独立に調節可能な、高さ、シート背もたれに対する長手方向の位置付け及び角度を含んでいる。一対の手押しハンドル(26)は、シャシの背面(42)に取り付けられ、そして背もたれの角度の選択的な位置付けのためにシート支持体にはピボット可能に連結されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【(技術分野)産業上の利用分野】
本発明は車椅子に関する。より詳しくは、本発明はより簡単に組み立て、分解
、調節が出来、そして身体の不自由な人の移動に使用される車椅子及びそのシャ
シに関する。
【0002】
【(発明の背景)従来の技術】
慣用の車椅子は、身体の不自由な人が移動できるように、そして身体の不自由
な人の毎日の活動への十分な参加機会が増加するように、身体の不自由な人によ
って使用されるための装置を提供している。慣用の車椅子は、典型的には一定の
長さに切断され、特定形状に折り曲げられ、そして溶接されて、シートや背もた
れを支持する管状のフレームへと形成される金属管で製造されている。そのフレ
ームに連結される車が移動を可能にする。車椅子を押すため又は動きの方向を制
御するために、フレームの背後に手押しハンドルが取り付けられる。車椅子の目
的は、身体の不自由な人が毎日の生活の活動により容易に参加出来るように、身
体の不自由に関連する問題を解決する装置を提供し、一方装置によって生じる問
題を最少にすることである。
【0003】 一般に移動することが非常に困難な人の為の車椅子は車椅子を使用する特定の
人の特定の寸法を用いて注文生産がされる。その測定は、車椅子のフレーム、シ
ート及び背もたれの特定の幅、深さ、及び高さを決めるために使用される。一般
に車椅子は10インチから20インチ(24.5cm〜49cm)の範囲の幅及び12イン
チから18インチ(30.5cm〜45.7cm)の範囲の深さ、そして変化するシート及び
背もたれの高さで製造される。寸法の組合わせが沢山なため、特定の寸法の成分
や部品の目録を維持することには非常にコストがかかってしまう。従って、車椅
子の製造業者等は、特定の個人について注文された仕様に基づいてサイズを決め
るために、細長い管状の部材をカットして使っている。それらの管は特定の設計
のフレームに組み立てられる。個々の車椅子の生産は、注文部品が製造されなく
てはならないから、複雑であって遅れがでるものである。また、車椅子の寸法に
関し一人一人注文生産がなされるため、完全なフレームの製品目録を維持するこ
とは実際的ではない。同様に、多数の変更点、多数の組合わせは、車椅子小売業
者が商品目録中に車椅子を含めて維持することを出来なくしてしまう。更に、注
文の車椅子をオーダーする時点からユーザーが出来た車椅子の配達を受けるまで
に、何週間もの時間差があることがしばしばである。
【0004】 製造にあたって、フレーム部材は典型的には溶接によって接合される。慣用の
方法では、次にシート、背もたれ、パッド、手押しハンドル、及びホイールが、
クランプ、管状のコネクター、ラッチ、及びボルトとナットを用いてフレームに
結合される。これらは、成分をフレームに固定するものであるが、成分の方向及
び位置を調節するためにコネクター類は緩められ、取り除かれ、そして再度位置
決めされなければならない。メカニズムの熟練者でない車椅子ユーザーを助ける
ためにこれらのコネクター類を操作することは、困難で且つぶざまなほど大変で
、そしてフラストレーションを生じ得る。また、コネクター類は輸送するのに車
の中に分解して車椅子を入れるために、緩められ又は取り除かれなければならな
い。
【0005】 更に、管状のフレーム及び種々のコネクター類は、利用者の身体的な成長に適
合するよう慣用の車椅子を成長させることを困難にしている。例えば、サイドフ
レームは、しばしば車椅子に固定することの出来るシートの寸法を制限するもの
である。このことは子供に対する問題を生じている。シートの寸法を変化するこ
とは、製造設備又は権限のあるディーラーに於いて、フレーム管の取り除き及び
取り替えを必要しうるものであり、このことは、パーツの仕様の変更及びパーツ
の製造を伴い、車椅子を再加工するための労力と時間を費やすことを伴う。より
大きなシート従ってより広いフレームが小児科の車椅子で最初に使用されると、
フレームの側面の横方向内方にアブダクター及び他の支持パッドを取り付けるこ
とが必要となり得る。しかし(これらを取り付けたとしても)、子供は駆動輪を
動かすために外方に手を届かせることに困難を感じるであろう。
【0006】 また、移動するために車椅子に期待をしている身体の不自由な人は、身体の支
持のために車椅子に依存する。車椅子が軽量で容易に操作可能であることがその
人のエネルギーを節約するために重要である。また、シートや背もたれは適正な
姿勢や心地好さを与えるために容易に調節することが出来るものであるべきであ
る。適当でないシートは、心地が悪いだけでなく、車椅子を使用している人に対
し追加的な身体的な問題を生じ得る。シートの幅、高さ、深さ、及び傾き、並び
にシートの背もたれの幅、高さ、及び傾き角度は、適正な着席に影響を与える。
シートの変化出来る部分を適正に調節することは、車椅子の適正な寸法と共に、
より自然な骨格の整体(並び)に寄与し、骨格の変形及び筋肉の引き締めの進行
を防止し、座っているシートの圧力をよりよく調整し、そして圧力による痛みに
対する可能性を減少させ、座っている人の座りの安定を改良し、心地好さの増大
を通じて座りに耐えることを高め、そして疲労を減少させ得る。しかし、管状の
フレームはしばしば車椅子のユーザーを適正に支持するために重要であり得るパ
ッドやアブダクター(外転体)の取り付け及び調整をしばしば妨げる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
従って、この分野に於いて、容易に組み立て、分解、調節ができ、そして身体
の不自由な人の為の身体の不自由な人によって使用される改良された車椅子の必
要性が存在する。本発明が目的とするのは、そのような必要性に対して応えるこ
とである。
【0008】
【(発明のまとめ)課題を解決する手段】
本発明は、平坦なプレートを折曲げて下部シャシ、上部シャシ、及びシャシの
背面部を形成するシャシを有している改良された車椅子を提供する。すくなくと
も2つの細長い実質的に平行なアーム部がそのシャシ背面部から離れる方向にの
びている。好ましい具体例は、2対のアーム部を有しており、それらの対の一つ
は下部シャシから他の一対は上部シャシからのびている。キャスターの車輪がそ
れらのアーム部の末端部に連結されている。車椅子のなかの人を支持するために
、シートがシャシに取り付けられている。一対の駆動輪が車椅子を動かすために
シャシに取り付けられている。
【0009】 本発明は更に車椅子用の改良された成分を提供するものである。シート支持体
は、容易に平坦な表面に取り付けられ、シートの角度、車軸に対するシートの位
置、及びシート背もたれ角度に対するより容易な調節を可能とする。駆動輪の車
軸マウントがシャシ背面部に取り付けられ、これにより駆動輪の車輪間距離、キ
ャンバ、高さ、及び寸法に対する調節を容易にしている。改良されたキャスター
ブロックが、アーム部にキャスターホイールを支持する。改良されたホイールロ
ックが選択的に駆動輪の回転を制限する。車椅子を運搬するためのみならず、ユ
ーザーの成長に合わせてより大きな成分を据え付けるためにも、成分部品の組み
立て及び分解は容易になる。
【0010】 本発明に従うシート支持体は、シートの角度、高さ、及び車輪の車軸に対する
位置に関して調節可能な方向付けを与えている。シート支持体は、車椅子のシャ
シに対し間隔をおいた関係で固着される一対の管状のフレームカラムを含んでい
る。そのフレームカラムのそれぞれの反対向きの側面には、フレームカラムの上
部と下部の間に於いて、フレームカラム中に間隔をおいて離れている整列した複
数の対の穴が形成されている。一対の支持ピンが車椅子のシートの高さをセット
するために整列している穴の対の一つを通ってフレームカラムの対の間にのびて
いる。フレームカラム内は、一対のシートカラムをスライド可能に受け、そのシ
ートカラムの下端は支持ピン上に支持され、その上端は一対の間隔をおいた開口
を形成している。そのシートカラム内は、一対のシートコネクターを受ける。こ
れらのシートコネクターのそれぞれは、車椅子使用のためのシート手段を受ける
上面を有している。そこから下におりている一方の側のピボットマウント部はピ
ボット穴を有しており、また反対側の弓形部材は複数の角度穴を形成している。
ボルトがシートカラムの上端中の開口を通ってそのピボット穴を通っており、そ
してまたボルトがシートカラムの上端中の開口を通って角度穴の選択された一つ
を通ってのび、シート支持カラムに対するある角度でシートコネクターを位置付
けている。シート手段は選択された角度で配置され得るようにシートコネクター
に固着される。好ましい具体例ではシートフレームがシートコネクターに取り付
けられ、車椅子中のシートの選択的な位置決めのために細長いスロット(溝穴)
を含んでいる。シートの背もたれはシートフレームにピボット可能に結合され、
そしてシャシ背面部に取り付けれた手押しハンドルにも取り付けられ、それによ
りシート背もたれはある角度で選択的に配置される。
【0011】 本発明は、車椅子に対するクイックレリーズが出来る車輪を取り付けるための
車軸マウントを提供している。この車軸マウントは、シリンダーの割り部の縁か
ら横方向にのびる一対の間隔をおいたフランジを有する、スプリットサイデッド
シリンダー(側面割りシリンダー)を含んでいる。このフランジはスプリットサ
イデッド(側面割り)シリンダーを固定するための締め具を受けるための穴を有
し、それによりシリンダーに受けられる車軸スリーブはその中にしっかりと固定
される。取り付けフランジが、スプリットサイデッド(側面割り)シリンダーか
ら外側にのびており、車軸マウントを車椅子のシャシに固定するための締め具を
受けるためにフランジを貫いているすくなくとも一つの穴を有している。好まし
い具体例では、取り付けフランジは、シリンダーに対し鋭角で配置されナットを
受ける長手方向の溝を有し、その溝にそって複数の間隔をおいて離れた穴が形成
されている。車軸マウントは車椅子のシャシに取り付けられ、間隔をおいた(上
記スプリットサイデッド)フランジ中の穴の一つのまわりにピボット可能であり
、車軸スリーブに取り付けられた車輪のキャンバをセットするためにシャシに対
しある角度で選択的に位置決めされている。
【0012】 本発明は、キャスターホイールを受けるための、車椅子のフレームに取り付け
られたキャスターブロックを提供している。このキャスターブロックは、中心穴
と、ハウジングを車椅子フレームに取り付けるためにボルトを受ける複数の間隔
をおいた溝(チャネル)とを有しているハウジングを含んでいる。弾力性のコア
(芯)を上記中心穴が受け、そしてそのコアはキャスターホイールのシャフトを
受けるための車軸穴を形成している。コアの末端は窪みを形成しベアリングの溝
輪(レース)を受ける。キャスターホイールは、そのシャフトを上記コアの穴を
通してナットで固定することによって、キャスターブロックに回転可能に係合さ
れる。好ましい具体例では、ハウジングは少なくとも一つの溝(チャネル)を有
しており、これが下部に外にひろがる環状のフランジを有しているピンを受ける
。スプリングがピンを受け、フランジを押し付けた状態で取り付けられている。
カムレバーがピボット可能にピンの末端に連結されている。カムレバーは第一の
位置から第二の位置に動かされると、溝(チャンル)内のピンを、ハウジング内
に窪んで見える位置からピンの一部がハウジングから外にのび出た位置に溝(チ
ャネル)内で移動させ、キャスターホイールのフランジにあるスロットと係合さ
せ、キャスターホイールを固定位置にロックする。
【0013】 本発明は、車椅子のホイールを回転に対し拘束させるための車椅子のフレーム
部材に取り付けられたホイールロックを提供している。このホイールロックは、
側面の縁上に弓状の空所を有するフランジを、そして反対側の側面に取り付けブ
ロックを有している、底板を含んでいる。フランジ及び取り付けブロックは底板
から第1の外方向にのびて窪みを形成する。このブロックは上面中に第1のタッ
プの切られた穴を形成し、そして側面に一対の穴を形成する。上板は上板(底板
と解釈)の弓型の空所とぴったり合う形状の縁を有し、そして上板を底板に固定
させ上板と底板の間の窪み中にフレーム部材を挟み込むための締め具を受けるた
めに上記タップのきられた穴と位置合わせされた穴を有している。ハンドルが(
上記底板のブロックの)側面中の穴の一つにピボット可能に取り付けられる。ロ
ックアームが(上記底板のブロックの)側面中の他方の穴にピボット可能に取り
付けられ、そしてそのハンドルの一端とピボット可能に係合する。剛性のピンが
ロックアームの末端から横方向にのびる。ハンドルは、剛性のピンを車椅子のホ
イールにおしつけられた係合位置からホイールと離れた係合が解かれた位置に動
かすため、第1の位置と第2の位置の間で動かされる。
【0014】 本発明の目的、特徴及び利点は図面及び添付の請求の範囲と関連して次の明細
書を読むことによって明らかとなるであろう。
【0015】
【好ましい具体例の詳細な記載】
ここでより詳細に図面を参照すると、図面では同様な数字は同様な部品を幾つ
かの図にわたって示すものである。図1は本発明に従う車椅子10の好ましい具
体例の透視図を示しており、ここで(a)車椅子の回転移動のため、(b)シー
トとその姿勢調節のため、及び(c)車椅子を押すことと方向を定めるのため、
の副集成部品が容易にフラットなプレートによって形成された取り付け表面を有
しているシャシ12に対し容易に取り付けられる。回転移動の副集成部品は、ト
ラック(駆動輪の距離)、キャンバ及び高さの調節可能な車軸マウント15中に
マウントされた駆動輪16を含んでいる。全体を18で示すシート副集成部品は
、シートフレーム120及び全体を17で示す調節可能なシート背もたれを含ん
でいる。プッシュハンドル26がシャシ12に連結され、そしてシート背もたれ
に連結されて、車椅子を押したり方向付けたりするのに用いられる。これらの副
集成部品は以下に詳細に述べる。
【0016】シャシ12 図2は折曲げ線36に沿って折り曲げられてシャシ12を形成する平坦なプレ
ート34の平面図を図解している。プレート34は下部シャシ38、上部シャシ
40及びシャシの背面42を形成するが、それぞれの折曲げ線36によって分け
られている。下部シャシ38はランド部44を上部シャシ40はランド部46を
含んでいる。下部シャシ38及び上部シャシ40は、それぞれが一対の細長い実
質的に平行なアーム48を含んでおり、アーム48はそれぞれのランド部44及
び46からのびている。アーム48は、以下に議論するようにキャスターブロッ
ク51(図1を参照)及びキャスターホイール14をシャシ12に連結するため
に、開口45、47及び50をその末端の縁に形成している。
【0017】 下部シャシ38中のランド部44は2対の穴49と、開口52と、複数の穴5
3とを、(中心線に対する)横方向相対する側(対称)に形成しており、これら
は以下に議論する目的で開けられている。開口52はシャシ12の重量を減少し
、そして車椅子10の組み立て及び分解の為にシャシの内部にアクセス(手が届
くように)する口を提供する。穴53はストローラーホイール(補助車輪)のた
めの車軸マウントを連結するためにボルトを受ける。上部シャシ38のランド部
46は以下に述べるようにシート支持体18を受けるために、切り目(ノッチ)
54aを有する開口54を形成している。プレート34は好ましくは0.125
インチ(厚さ0.317cm)のステンレス鋼のシートである。別の具体例では、シャ
シ12は高強度ポリマー、プラスチック材料、又は金属を用いて目的形状に成型
又は注型される。
【0018】 シャシの背面42には、車軸マウント15をシャシの背面42に取り付けるボ
ルトを受けるための穴56、57及び58の揃えられた対の3つのセットが形成
されている。穴56、57及び58のそれぞれのセットは一点鎖線55によって
示されるシャシ12の長手方向軸(中心線)に対し対称に配置される。図解され
た具体例中に於いて、シャシの背面42の中心部は4セットの対称にそろえられ
た対の穴56を含んでおり、これらは下部シャシ38及び上部シャシ40の間に
あって間隔をおいている。以下に議論するように、穴56は車軸マウント15と
協力して駆動輪16のキャンバを決めるものである。5つの穴56a、56b、
56c、56d及び56eはシャシ12の両側にそれぞれのセットとして提供さ
れる。5つの穴56a、56b、56c、56d及び56eはそれぞれキャンバ
12゜、9゜、6゜、3゜及び0゜に対応している。4つの垂直に間隔をおいた
穴56のセットが車椅子がその上で移動する回転表面に対する車椅子シートの高
さに影響を与えることなしにホイール16の異なる寸法を許容する為に提供され
る。
【0019】 シャシの背面42の横方向外側部分が、間隔をおいた穴57の第2のセットを
それぞれが形成している。穴56の4つのセットに対する間隔と対応した関係で
、4つの穴57が間隔をおいて与えられている。穴57は以下に議論するように
車軸マウント15をシャシの背面42に固定するためのボルト及びナットと関連
して使用される。使用される特定の穴57a、57b、57c及び57dは選択
されたホイール寸法のための穴56と対応している。又穴57は以下に議論する
ようにシャシの背面42に対し、手押しハンドル用の下のマウントを取り付ける
ために使用されることができる。
【0020】 穴58の第3の組みが、シャシの背面の中心部と横方向外側部分との間に形成
される。穴58は車軸マウント15に対するピボット点を以下に議論するように
提供する。従って、穴56、57及び58は、以下に議論するように駆動輪16
の車輪間隔、キャンバ及び高さを調節できるように、駆動輪16に対する車軸サ
ポート(マウント)15の連結を容易にするものであるから、。
【0021】 図解された具体例に於いて、対称にそろえられた一対の穴59の第4の組みが
以下に議論するように手押しハンドル26の下端の支持体を連結するために使用
される。
【0022】シート支持体18 図3は下部シャシ38と上部シャシ40のランド部44及び46に連結される
シート支持体18の詳細透視図及び部分分解図である。本発明のシート支持体は
シート角度、シート高さ及び車椅子10の長手方向の軸に対するシートの位置の
独立した調節を可能とする。シート支持体18は、一対の管状のフレームカラム
60を含んでおり、間隔をおいた関係でこれらは下部シャシ38及び上部シャシ
40に対しシャシ12にしっかりと連結されている。開口54の形状はフレーム
カラム60の断面形と対応している。フレームカラム60には、フレームカラム
をナット63bでシャシ12に固定するためのボルト63aを受けるための、穴
61が形成されている。ボルト63aは下部シャシ38中の穴49を通って、そ
して上部シャシ40中のノッチ54aを通って、フレームカラム60をシャシ1
2に連結する。フランジ65は支持の為に側面62の内側から横方向に伸びてい
る。フレームカラム60の対向する側面62は、複数の揃えられた穴64の対を
有しており、これらはフレームカラム60の上部68と下部70の間で垂直に間
隔をおいて配置されている。一対の支持ピン72がスライド可能に穴64の揃え
られた対の選択された1つを通って一対のフレームカラム60の間にのびている
【0023】 支持ピン72はフレームカラム60の間に配置されているラッチハンドル74
と係合しそれを支持している。図4で最も良く説明されるように、ラッチハンド
ル74は前方握り76と一対の上向きにのびている側面78とを有している。一
対のフック状の耳82及び84が側面78のそれぞれの末端部分に於いて上にの
びている。側面78の上部の縁は、以下に述べる目的の為に、耳84のすぐ隣に
窪み86を形成している。各々の側面78はピン72を通す長手方向のスロット
(溝穴)80を有している。窪み81が耳84近くのスロット(溝穴)80の下
の縁に形成されている。ハンドル74はシャシ12に対し長手方向にシャシの背
面42から離れる方向及びシャシの背面に向かう方向に移動できる。スプリング
88がピン72の一つとハンドル74の間を連結しており、そのハンドルをシャ
シの背面42に向かうロックされた位置に偏らせる。フランジ65はフレームカ
ラム60の間にハンドル74の位置を揃えるのを助ける。
【0024】 図3に戻ると、一対のシートカラム94がスライド可能にフレームカラム60
内に受けられる。シート支持カラム94の下端96はノッチ95に受けられるピ
ン72上に支持される。別の具体例では、プレートがフレームカラム60内にス
ライド可能に受けられて、支持ピン72上に直接支持されるようになっている。
このプレートは好ましくはスチール製であるが、シートカラム94及びフレーム
カラム60は好ましくはアルミニウムの押出し物である。シートカラム94及び
フレームカラム60は高強度重合体又は複合材料、プラスチック又は金属を用い
て成型することができる。
【0025】 従ってシート支持体18に連結されるクッション材のシート(図示なし)の高
さはシャシ12に対しシートカラム94の高さを選択的にセットするために揃え
られた穴64の対の選択された1つの中に支持ピン72を位置付けることによっ
て調節することができる。一対の細長い部材97がシートカラム94の下端の間
にしっかりと結合される。各シートカラム94の上端98は以下に述べる目的の
為に間隔をおいた穴100及び101の対を形成している。
【0026】 シートコネクター102がシートカラム94中に挿入される。シートコネクタ
ー102は上面104及び一対の間隔をおいた末端部に形成された穴106を有
する細長い部材103を有している。一体の角度マウント110及びピボットマ
ウント112が細長い部材103から垂れ下がっている。このピボットマウント
は片側にピボット穴を形成し、そして角度マウント110は対向する側に於いて
弓型の部材中に配置されている複数の角度穴116を形成している。ボルト11
8(のそれぞれa、b)は、(それぞれ)穴100、101を、そして(それぞ
れ)ピボット穴112及び角度穴116の選択された一つを通っており、シート
支持カラム94に対するある角度でシートコネクター102を配置している。
【0027】 図1及び図3を参照すると、シートフレーム120は車椅子12用の慣用のク
ッションのシートを保持するためにシートコネクター102に取り付けられる。
断面図においてシートフレーム120は実質的に底122、側面124及び底の
ある部分上にのびている上部部材126によって形成されるように実質的にJの
字形である。一対の耳128が上部部材126の両面から上に向かってのびてい
る。以下に述べる目的の為に各耳128から外側に向かって突起129がのびて
いる。図解された具体例に於いては、突起129は耳より外側にナイロン円筒を
付けた耳128中の穴を通ってのびるボルトによって形成される。別の具体例(
図示なし)においては、シート背もたれ17をシートフレーム120に固定する
ためにホック型のラッチがピボット可能に耳128に連結される。シートフレー
ム120は好ましくは0.125インチのステンレス鋼のシートから造られるの
が好ましく、そして折り畳まれて底122と耳128を有する上部部材126の
間に側面124を形成する。
【0028】 底122はシートフレーム120をシートコネクター102に係合させるため
に相対する側の細長い溝穴130の揃えられた対を有している。ボルト131が
スロット(溝穴)130及び穴106を通ってのび、そしてシートフレーム12
0をシートコネクター102に固定するためにナットと係合する。底122は又
相対する側に揃えられた一対の細長いスロット(溝穴)132を形成しており、
これはスロット130から外側に間隔を於いており、慣用のクッションシート(
図示なし)をシートフレームに係合させるものである。慣用のシートは木製の基
部、フォームの詰め物、及び詰め物に対する布張りからなっている。クッション
のシートはスロット132を通って上にのびる複数のネジつきの締め付け具でシ
ートフレーム120にしっかりと結合され、そしてシートをシートフレームにロ
ックするためにシートの木製の基部の家具表面に取り付けられたT型ナットと係
合する。足乗せ及びアームレスト(図示なし)は慣用的にT型ナット及び締め付
け具を用いてクッションシートの木製の基部に取り付けられる。
【0029】背もたれ17 図1及び図5を参照すると、背もたれ17は、手押しハンドル26上のブラケ
ット140とシートフレーム120に、連結するときにピボット可能なように連
結される。背もたれ17は背あてフレーム142を含んでおり、そこからピボッ
トタブ144が相対する側面において後にのびている。ピボットタブ144はそ
れぞれ耳128の突起129と係合するためのほぼU字型の凹部146をそれぞ
れが形成し、そしてそれによって背もたれ17をシートフレーム120にピボッ
ト可能に係合させている。一対の弓形ピボットアーム148が背もたれ17の上
端から後方にのびている。各々のピボットアーム148は弓型の溝穴150を有
しており、そこに螺子切りされた締め具が通されてアームをそれぞれの手押しハ
ンドル26のブラケット140に係合させている。別の具体例(図示なし)では
溝穴150が固定締め具がもし緩んだときに背もたれの意図しない動きを制限す
るために一連の段を形成している。アーム148をブラケット140に結合させ
ると、背もたれ17をシートフレーム120に対しある角度で選択された位置に
固定する。図解された具体例では背あてフレーム142は開口141を形成して
おり、この開口が車椅子の重量を減少させる。慣用のクッションの付いた背もた
れ(図示なし)が背あてフレーム142にねじ付き締め具によって取り付けられ
、ねじ付き締め具は長手方向の溝穴143をスライドするようにのびてクッショ
ンのついた背あてに対し固定されているT型ナットと係合する。図解された具体
例では、シート背もたれ17はスチールプレートから造られ、折り曲げられてピ
ボットタブ144及びピボットアーム148が形成されている。
【0030】 図5に最も良く説明されるように、ブラケット140は、手押しハンドル26
をスライド可能に受けるためのスプリットサイド(側面割り)シリンダー152
を形成している押出し成型部材である。フランジ154はシリンダー152の割
れ目の縁に横方向にのびている。ブラケット140中の螺子切りされた穴156
の対が手押しハンドル26に対してスプリットサイドシリンダー152を締め付
けるためのボルトを受け、それによってブラケットを手押しハンドルの所定位置
に固定する。ブラケット140は細長い溝穴160を有しているフランジ158
を含んでいる。ボルトが溝穴160とアーム148の溝穴150とを通ってシー
ト背もたれ17をブラケット140に対しシートフレーム120に対する選択さ
れた角度位置に於いて固定している。
【0031】手押しハンドル26 図5は車椅子10の背後からの透視図であり、特に手押しハンドル26の車椅
子のシャシ12への結合を図解している。手押しハンドル26は、上端185を
形成しているハンドグリップ184と、シャシの背面42に取り付けられたブラ
ケット182にスライド可能に受けられる下端180とを有する細長い管である
。ブラケット182は構造的にブラケット140と類似しており、好ましくは押
出しで形成される。ブラケット182は手押しハンドル26の下端180を受け
るためのスプリットサイド(側面割り)シリンダー186を有している。フラン
ジ188がスプリットサイド(側面割り)シリンダー186から横方向にのびて
いる。フランジ188は一対の捩じ切りされた穴190及び192を有している
。ボルトが穴190及び192に対し連結される。フックラッチ194がスプリ
ットサイド(側面割り)シリンダー186の縁の間に、穴190内のボルトに体
してピボット可能に取り付けられている。フックラッチ194はスプリングによ
って内側に向けて偏らされている。フックラッチ194は手押しハンドル26の
下端中のスリット181と係合しそれによって手押しハンドルをブラケット18
2中に係合させる。シリンダー186の横にのびるフランジ196はブラケット
182をシャシ12に固定するためのシャシ背面42の穴を通っているボルトを
受けるための2つの穴198を含んでいる。図示されてはいないが慣用の転倒又
は傾き防止(anti-tip)管はシリンダー186の下部開口中に挿入されて所定場
所に穴200を通ってのびるボルトによって固定される。
【0032】駆動輪16 図6は車輪16をシャシ12に連結するための車軸マウント15の平面図であ
る。車軸マウント15も好ましくは押出し成型品であり、割れ目から横にのびる
間隔をおいたフランジ212を有しているスプリットサイドシリンダー(側面割
りシリンダー)210を含んでいる。穴214がフランジ212を通って以下に
述べるように車軸マウント15に対するピボット点を形成している。車軸マウン
ト15の外側部分にタップの切られた穴216が形成される。弓型の溝穴218
がフランジ212の反対側のフランジ表面に形成され、車軸マウント15をシャ
シの背面42に挟んで固定するためのそれを通るボルトを受ける。フランジ表面
220はスプリットサイド(側面割り)シリンダー210から横方向にのびる。
細長い溝222がフランジ220の表面に形成されている。この溝はシリンダー
210に向かうある角度で末端224からのびている。この溝222は以下に述
べるようにボルトと係合するナットをスライド可能に受けるような寸法にされて
いる。溝222中に複数の開口226が互いに離れて位置している。隣接する開
口226の間の間隔はシャシの背面42の開口56の間隔に対応している。これ
らの開口226と56は協力して駆動輪16のキャンバを決める。ボルトが開口
56及び車軸マウント15中のそれに対応した226の選ばれた一つを通っての
び、そして溝222中のナットと駆動輪のキャンバをセットするために係合する
。別の具体例では、開口226はボルトと係合するためにタップが切られており
、それによって溝222を機械加工する必要を避け、ナットを使用することを避
ける。
【0033】 スプリットサイド(側面割り)シリンダー210はこの分野で慣用的に用いら
れているクイックレリーズ車輪を保持するためのクイックレリーズピンを受ける
慣用の管状の車軸スリーブを受けるものである。捩じ切りされた穴216はボル
トを受け、そしてシリンダー中にクイックレリーズの車軸スリーブを締め付け及
び固定するためにスプリットサイド(側面割り)シリンダー210をしっかりと
締めあわせる為にそれを通るボルト及び穴214と協力する。
【0034】キャスターブロック51 図1及び図8を参照すると、キャスターブロック51は車椅子12の回転移動
の為のキャスターホイール14を受ける。キャスターブロック51はキャスター
ブロックをアーム48の末端に固定するため開口47を通っているボルト(図示
なし)を受ける為の複数のチャネル(溝)233を有している貫通している円筒
状の中心の穴232を形成している押出し成形されたハウジング230を有して
いる。弾力性のコア(芯)234が穴232内で受けられる。コア234は好ま
しくはポリウレタンを成型したものである。コア234は貫通する円筒状の穴2
36を有し、そして末端にはベアリングの溝輪(レース)240を受けるための
皿穴状の窪み238を含んでいる。プレートワッシャー242がベアリングの溝
輪240を覆っている。キャスターホイール14のシャフト244は穴236を
通り、ナット246と係合してキャスターホイールをキャスターブロック51中
に固定する。
【0035】 本発明の図解された具体例はキャスターホイール14の回転を選択的に拘束す
るキャスターホイールロックを提供する。ハウジング230は一対の溝(チャネ
ル)250をピン251を受ける為に有している。フランジ252はピン251
の下端近くで外方向にひろがっていてスプリング253の座席を形成している。
突起254がピン251から上に突出してアーム48の開口45を通っている。
上部シャシ40のアーム48の下面はスプリング253の上端の為のストッパー
として作用する。カムレバー255がピン256で突起254にピボット可能に
連結される。ピン251の先端257は下部シャシ38のアーム48の開口45
を通ってのび、キャスターホイール14の環状のフランジのスロット258と選
択的に係合する。キャスターブロック51の図解された具体例は右のアーム及び
左のアームの両方に単一の成型品が使用できるように一対の溝(チャンネル)2
50を設けている。開口45はカムレバー255の操作の為に十分な表面を与え
るように中心からずらされている。
【0036】ホイールロック 図1及び図9を参照すると、車椅子は車輪16が容易に回転してしまわないよ
うに保持するための一対のホイールロック259を含んでいる。ホイールロック
259は図9に最も良く図解されるようにアーム48を間に挟む底板260と上
板262を含んでいる。底板262は片側に取り付けブロック266をそして反
対側にフランジ270で形成される溝268を有している。取り付けブロック2
66とフランジ270は底板から片面上に外方向にのび、アーム48を受けるた
めの窪みを間に形成している。取り付けブロック266はその上面からのびるタ
ップの切られた穴272と、側面の一対のタップの切られた穴274及び275
を有している。上板262は取り付けブロック266のタップの切られた穴27
2と揃えられた開口276を形成している。上板は溝268とつがいになって係
合する弓型の縁278を反対側に形成している。ボルトが開口276を通ってお
り、穴272と係合して上板262及び底板260をアーム48の周りに固定し
あう。
【0037】 ピボット可能なハンドル280が取り付けブロック266中の側面に取り付け
られ、そして穴274に結合されるピン282でピボット動作をする。リンクピ
ン284がハンドル280をアーム286に連結し、アーム286をピン288
で取り付けブロック266中の穴275にピボット可能に連結される。アーム2
86の末端に於いて、鋸刃状のドウエルピン(合せピン)290が下にのびてい
る。車椅子の操作 本発明の車椅子10は身体の不自由な人の為の移動を提供する一方、ユーザー
の必要に応じて容易に組み立てができ、分解ができ、調節ができる。車椅子10
は車の中に入れて運搬するために容易に分解できる。図1及び図5を参照すると
、案内ハンドル(手押しハンドル)26がラッチ194をハンドル26のスリッ
ト181中の係合から解放することによって取り除かれる。好ましい具体例で、
ラッチ194の下端は柔軟性のあるコード(図示なし)によって互いに連結され
る。コードを下に引っ張るとラッチ194が互いの方向にピボット運動し、そし
てスリット181の外方向にピボット運動する。次にハンドル26を掴んで上向
きに引っ張り、それによって下端がブラケット186からはずされ、一方、シー
ト背もたれ17が突起129とのピボット係合からはずされる。
【0038】 次にシート及びシートフレーム120を除去できる。図1及び図4を参照する
と、ハンドル74はグリップ76を外方向にキャスターホイール14に向けてそ
して上方に回転表面から離れる方向に引っ張ることによって、ロック位置から解
放位置に動かされる。それによって部材97は耳82及び84との係合から取り
除かれ、そして部材97aは側面78の中のノッチ付きの窪み86に滑り込む。
ピン72aはスロット80中の窪み81に滑り込みそしてこれがハンドル74を
解放位置に保持する。その後部材97は耳82及び84との干渉がなくなる。シ
ートフレーム120を掴んで上に引っ張る。シートカラム94はスライドしてフ
レームカラム60から出される。
【0039】 フレームカラム60から取り除かれたシートカラム94(とシート)によって
、車椅子12のシートカラムの高さは調節できる。図3を参照すると、ピン72
は車椅子12の中でシートカラム94をより高く又はより低く位置させるために
(そしてそれによってシートカラム上のシートフレーム120に連結されている
シートの高さを調節し、そしてそれによって車椅子10がその上で回転して移動
する表面に対するシートの高さを変更することによって)、ピン72は選択的に
穴64の整列した対のうちの1対に挿入される。これはまずスプリング88をハ
ンドル74との係合から取り外すことによって達成される。ピン72はフレーム
カラム60から取り除かれ、選択された高さで穴64の整列した対の1対の中に
再度挿入される。ピン72はフレームカラム60の間でハンドルを支持するため
にハンドル74の溝穴80を通ってのびる。スプリング88はハンドル74をロ
ック位置に偏らせるために再度取り付けられる。
【0040】 図1及び図4を参照すると、シートフレーム120は車椅子12中に再度取り
付けることができる。シートカラム94をフレームカラム60と揃え、そしてい
れこ状にフレームカラム中にしずめていく。部材97aがノッチ86上に受けら
れてハンドル74を下向きに押しさげる。スプリング88はハンドルがロック位
置に引き込まれるようにする。耳82及び84が部材97と係合しロックする。
ハンドル74は溝穴80のピン72に対し移動してロック位置に動く。前方への
車輪駆動に対してはシートフレーム120は180度回転することができ、次に
シートカラム94をフレームカラム60に挿入することが出来ることが認められ
る。
【0041】 クッションシートを支持している副集成部品もシート背もたれ17に対するシ
ートの角度、シートの位置の独立の調整及び車輪16に対するシートフレーム1
20の位置の独立の調節を与える。図3を参照すると、シート角度はボルト11
8bをシートコネクター102中の角度穴116のひとつとの係合から取り除く
ことによって調節される。シートフレームはピボット穴112を通ってのびるボ
ルト118aの周りでピボットする。シートフレーム120が選択された角度で
配置された時、ボルト118bは開口101及び角度穴116の選択された一つ
を通るように再挿入される。図解された具体例ではピボット穴116は7.5゜
の増分で−5゜から47.5゜の間のシート角度の範囲を提供している。
【0042】 図1を参照するとシートフレーム120の上のクッションシート(図示なし)
の位置はシート背もたれ17に対して調節出来る。これは車椅子を使用している
人の成長に適合できるものである。クッションシートはシートフレーム120中
の溝の132を通る締め具で慣用の方法で結合される。シート背もたれ17に対
して長手方向の位置を調節するために締め具は緩められ、そしてシートはスライ
ドさせて移動させられ締め具は溝穴132に沿って動く。シートのクッションが
選択された位置にあるとき、締め具は締め付けられてシートをシートフレーム1
20に再度固定する。
【0043】 シートフレーム120はシャシの背面42に対して長手方向に位置決め可能で
ある。溝穴130及びシートコネクター102の穴106に通されている締め具
が緩められる。弓型のアーム148をブラケット140に結合させているボルト
が同様に緩められる。次にシートフレーム120をシートコネクター102に対
しスライドさせて移動させる。シート背もたれ17はシートフレーム120が長
手方向に動くに従ってピボットする。これによってシート背もたれ17は結合さ
せるボルトが弓型の溝穴150に沿ってスライドしながら自由にブラケット14
0に対し移動する。シートフレーム120が選択位置にあるときに締め具とボル
トが再び締め付けられてシートフレーム120をシートコネクター102に固定
する。シート背もたれ17のアーム148をブラケット140に連結する締め具
が締め付けられてシート背もたれをシートに対するある角度位置で固定する。シ
ートフレームの位置を調節することによって車椅子のバランスが変えられる。こ
れによって又、車椅子に対するユーザーの肩の位置が変化するがこのことはユー
ザーがそのベストな能力で車椅子を推進させることが出来るようにするために重
要なことである。
【0044】 シート背もたれ17の角度は独立に調節可能である。弓型のアーム148をブ
ラケット140に連結しているボルト162が緩められる。シート背もたれはそ
のU字型のスロット146が突起129と係合しているところでピボットする。
シート背もたれ17が選択された角度に位置付けられた時にボルト162がシー
ト背もたれを固定するために締め付けられる。クッションのついたシート背もた
れ(図示なし)は背あてフレーム142と結合され、溝穴143に沿って締め具
をスライドさせることによって背あてフレームの上に選択的に位置決めされる。
【0045】 駆動輪16の車輪間隔もシート及び背あての異なる寸法を収容するためそして
車椅子12を特定のユーザーの為に調節しやすくするために調節可能である。図
1、2及び図6を参照すると、車輪16の間の車輪間隔が穴214と216の中
のボルトを緩めることによって調節される。スプリットサイドシリンダー210
はわずかに開いてクイックレリーズの車軸スリーブがホイール16とホイール1
6の間の選択された車輪間隔に達するまでシリンダーに対し、長手方向にスライ
ドすることができるようにする。穴214及び216の中のボルトは締め付けら
れ車軸スリーブをシリンダー210内でクランプする。
【0046】 車輪16のキャンバは独立に調節可能であり、図2、図6及び図7を参照して
以下に述べられる。車軸マウントはシャシの背面42に3点で取り付けられる。
まず、車椅子12に対する車輪16の選択された高さに依存してボルトは穴58
の一つを通り、開かれたピボット穴214を通りそしてナットで固定係合される
。第2にナット(図示なし)が溝(チャネル)222内に設置される。ボルトは
選択的に穴56の一つを通るように挿入され、そして車輪16に対するキャンバ
の望まれる角度に依存して穴226の揃えられた一つを通る。例えば12度のキ
ャンバに対してはボルトは穴56aに通される。それぞれ開口56a、56b、
56c、56d及び56eはキャンバの12度、9度、6度、3度及び0度を与
える。第3に、ボルトが穴57の一つを通り溝穴218を通りナットと係合する
。このボルトは車軸マウント15をシャシの背面42に固定するために締め付け
られる。
【0047】 キャンバはピボット穴214と溝穴218中のボルトを緩めることによって調
節される。開口226内のボルトは取り除かれる。溝222内のナットを選択さ
れたキャンバ穴226a、226b、226c、226d又は226eに移動さ
せる。ボルトを選択されたキャンバ穴56を通して再び挿入し、そして溝222
内のナットと係合させる。穴58、214、穴57及び溝穴218及び穴56、
226内のボルトを締め付けて車軸マウント15を選択されたキャンバで固定す
る。
【0048】 本発明に従う車椅子12は移動の為車椅子に頼らなければならない人の成長に
適合できる。車椅子12はフランジ220を含んでいない車軸マウント15を使
用するストローラーホイール(乳母車用の如き車輪)と共に使用するように容易
に構成ができる。下部シャシ38中の開口53は、ストローラーホイールからの
軸を受けるために、車軸マウントをシャシ12の下側に取り付けるために車軸マ
ウント15中の穴214、溝穴218、及び穴216と揃えられる。クイックレ
リーズ車軸スリーブがシリンダー210中に受けられ、そして穴214及び21
6中にボルトを固定することによってロックされる。子供が成長した後の適当な
時点で、ストローラーホイール(乳母車用車輪)を取り除き駆動輪16を加える
。車軸マウントを次に上で議論したようにクイックレリーズホイール16を受け
る為にシャシの背面42に移動させる。
【0049】 図8を参照すると、キャスターホイール14はキャスターブロック51の周り
の回転を拘束するために選択的にロックされる。カムレバー255は平坦部25
5aがアーム48上で支持されている第1の位置から平坦部(フラット)255
bがアーム48に押しつけられて支持されている第2の位置に回転される。カム
レバー255が第1の位置にあると、スプリング253がフランジ252上に支
持され、そしてピン251の先端257をキャスターホイール14の環状のフラ
ンジ中の溝258と係合するように押し付ける。カムレバー255が第2の位置
に動くにつれ、ピン251は溝258から引き込められ、キャスターブロック5
1内で上の方に移動させられる。平坦部(フラット)255a及び255bはピ
ン251をそれぞれ係合した位置及び係合が解かれた位置に保持する。
【0050】 図1と図9を参照すると、車椅子10はホイールロック259を作動させるこ
とによって容易に動かされる状態から保持をさせることができる。ハンドル28
0がつかまれ、そして駆動輪16から離れる方向に押される。これによってアー
ム286はピボットピン288の周りを下向きにピボット回転する。ダボピン2
90がそれによって下向きに動かされ、駆動輪16上のタイヤと係合する。ホイ
ールロック259はハンドル280を駆動輪16に向けて引っ張り、それによっ
てアーム286を上向きにピボット回転させ、ダボピン290を駆動輪との係合
から離れるようにすることによって解放される。
【0051】 好ましい具体例では車椅子10は本発明に従ってシャシ12を含んではいるが
、本明細書に開示されたサブ的組み立て物を受けるためにフレームの管に平坦な
プレートを取り付けることによって慣用の管状の車椅子で改良された車椅子の利
点が得られ得る。フレーム12を標準寸法で製造することは各異なる組合わせの
為に特定のフレームを造ることよりも、多くの異なる寸法のシート及び背もたれ
の組合わせを可能とするものである。別の具体例では駆動モーターがシャシ背面
42に取り付けられ、そして車椅子10を推進するために駆動輪16に作動可能
に連結される。シャシ12、フレームカラム60及びキャスターブロック51は
注型又は成型によって一体に製造することができることが認められる。同様に車
椅子10に対する他の成分例えばシート背もたれ17、シートフレーム120及
び車軸マウント15も注型又は成型によって造ることが出来る。
【0052】 明細書はこのように製造及び使用を含めて本発明の車椅子の種々の具体例とし
て記載してきた。しかし無数の変化及び変更を本発明の構造中に於いてすること
ができることが理解される。従って本発明に対する修正は添付の特許請求の範囲
に述べられる発明の範囲からそれることなしになされ得ることが理解されるべき
である。
【図面の簡単な説明】
【図1】 図1は本発明に従う車椅子の好ましい具体例の分解された透視図である。
【図2】 図2は図1に図解された車椅子のシャシを形成するための金属シートの平面図
である。
【図3】 図3は図2に図解されたシャシに取り付けられたシートの位置調節を可能とす
るシート支持体の分解された詳細透視図である。
【図4】 図4は図3に図解されたシート支持体のラッチとハンドルの詳細な透視図であ
る。
【図5】 図5は図1に図解された車椅子の背面からの透視図である。
【図6】 図6は図1に図解された車椅子のホイールに対する車軸のマウントの平面図で
ある。
【図7】 図7は図1に図解された車椅子に対する車軸のマウント及びシートの支持体を
詳細に描いている切り取られた透視図である。
【図8】 図8は図1に図解された車椅子のキャスターブロックの分解された透視図であ
る。
【図9】 図9は図1に図解された車椅子のホイールロックの透視図である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (81)指定国 EP(AT,BE,CH,CY, DE,DK,ES,FI,FR,GB,GR,IE,I T,LU,MC,NL,PT,SE),OA(BF,BJ ,CF,CG,CI,CM,GA,GN,GW,ML, MR,NE,SN,TD,TG),AP(GH,GM,K E,LS,MW,SD,SZ,UG,ZW),EA(AM ,AZ,BY,KG,KZ,MD,RU,TJ,TM) ,AL,AM,AT,AU,AZ,BA,BB,BG, BR,BY,CA,CH,CN,CU,CZ,DE,D K,EE,ES,FI,GB,GD,GE,GH,GM ,HR,HU,ID,IL,IN,IS,JP,KE, KG,KP,KR,KZ,LC,LK,LR,LS,L T,LU,LV,MD,MG,MK,MN,MW,MX ,NO,NZ,PL,PT,RO,RU,SD,SE, SG,SI,SK,SL,TJ,TM,TR,TT,U A,UG,UZ,VN,YU,ZW

Claims (28)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 平坦なプレートを折り曲げて下部シャシ、シャシの背面及び上部シャシを形成
    して造られるシャシと、 各々が末端でキャスターホイールと係合し、該シャシからのびており、間隔を
    おいた位置関係にある、少なくとも2つの細長い実質的に平行なアームと、 車椅子中の人を支持するため該シャシに取り付けられるシート手段と、 車椅子を移動させるために該シャシに取り付けられる1対の駆動輪とを含んで
    いる車椅子。
  2. 【請求項2】 該下部シャシと該上部シャシとから細長いアームが2対のびて
    該平行なアームをなしており、各対は該下部シャシからのびている第一のアーム
    及び該上部シャシからのびている第二のアームを有しており、それぞれの対がそ
    れらの末端で1つのキャスターホイールと係合する請求項1に記載の車椅子。
  3. 【請求項3】 該駆動輪を受けるため該シャシの背面に連結される一対の車軸
    マウントを更に含んでいる請求項1に記載の車椅子。
  4. 【請求項4】 該駆動輪のキャンバを選択的に調節する、キャンバ調節手段を
    更に含んでいる請求項3に記載の車椅子。
  5. 【請求項5】 該キャンバ調節手段が、キャンバセット用の複数の穴を有して
    いる該シャシの背面と、該キャンバセット用の複数の穴の選択された一つを通る
    締め具を受けるための複数のキャンバ開口を有している車軸マウントとを含んで
    いる請求項4に記載の車椅子。
  6. 【請求項6】 更に、駆動輪の間の車輪間隔を選択的に調節するトラック調節
    手段を含んでいる請求項3に記載の車椅子。
  7. 【請求項7】 該トラック調節手段が、 駆動輪の車軸と係合する車軸スリーブを受けるための、車軸マウントのスプリ
    ットサイドシリンダー、 該スプリットサイドシリンダーの横にのび、締め具を受けるための穴を有して
    いるフランジ、及び 該シリンダー内に該車軸スリーブを固定するためにスプリットサイドシリンダ
    ーを互いの方向に閉じるための該締め具、を含んでおり、 それにより該車軸スリーブを該シリンダー内でスライドさせながら位置決めす
    ることを可能としたことにより該車輪間隔が選択的にセットされる請求項6に記
    載の車椅子。
  8. 【請求項8】 該駆動輪がその上で回転しようとする表面からのシャシの高さ
    を調節するための、高さ調節手段を更に含んでいる請求項3に記載の車椅子。
  9. 【請求項9】 該シャシの背面の選択できる複数の高さの位置に該車軸マウン
    トを取り付けるために、該高さ調節手段が、垂直方向に間隔をおいた該シャシの
    背面の穴の少なくとも二つのセットを含んでいる請求項8に記載の車椅子。
  10. 【請求項10】 該シート手段が、 該下部シャシと該上部シャシとの間にのびるフレームカラム、 該フレームカラム中にスライド可能に受けられる一対の平行な間隔をおいて離
    れているシートカラム、 該シートカラムのそれぞれの一つに対する上端に、それぞれがピボットさせて
    の調節が可能な状態で取り付けられている一対のシートコネクター、 クッション付きのシートを取り付けるため該シートコネクターに結合されるシ
    ートフレーム、及び 該シートフレームと下端で係合するシート背もたれ、 を含んでいる請求項1に記載の車椅子。
  11. 【請求項11】 更に、該シートフレームに対する該シート背もたれの角度調
    節手段を含んでいる請求項10に記載の車椅子。
  12. 【請求項12】 更に、該シャシの背面に対し取り付けられている一対の手押
    しハンドルを含んでおり、そして 該シート(背もたれの)角度調節手段が、 下端に於いて該シートフレームとピボット可能に係合し、上端に於いて手押し
    ハンドルに取り付けられたブラケットに対し細長い溝穴を通る締め具で溝穴の選
    択的な位置に連結できるよう該細長い溝穴を有している一対の後方にのびる弓型
    のアームを有している該シート背もたれを含んでいる、請求項11に記載の車椅
    子。
  13. 【請求項13】 更に、該シートカラムの高さを調節するためのシートカラム
    高さ調節手段を含んでいる請求項10に記載の車椅子。
  14. 【請求項14】 該シートカラム高さ調節手段が、該フレームカラムの上端及
    び下端の間で間隔をおいて離れている、該フレームカラム中の複数の穴の対と、
    それらのうちの一つの対に選択的に挿入される支持ピンとを含んでいる請求項1
    3に記載の車椅子。
  15. 【請求項15】 更に、該フレームカラムに対するシートコネクターの角度を
    調節する、シートコネクター角度調節手段を含んでいる請求項10に記載の車椅
    子。
  16. 【請求項16】 該シートコネクターがピボット穴及び複数の角度穴を有して
    おり、そして 該シートコネクター角度調節手段が一対のピンを含み、それらのピンは、該シ
    ートカラム中の穴を通って該ピボット穴を通るように挿入されるものと、該シー
    トカラム中の穴を通って該角度穴の選択された一つを通るように挿入されるもの
    とであり、それによって該シートコネクターが選択された角度で固定される請求
    項15に記載の車椅子。
  17. 【請求項17】 更に、該シャシの背面に対する該シートフレームの位置を調
    節する手段を含み、それにより車椅子のバランスを選択的に調節可能とした請求
    項10に記載の車椅子。
  18. 【請求項18】 該シートフレームがそのフレーム底に一対の細長い溝穴を有
    していること、及び、更に該溝穴を通ってのびそしてシートコネクターに連結さ
    れる締め具を含めること、それによって該シートフレームを該溝穴にそって動か
    しながら該シートフレームの位置の調節を選択的に決め得るようにしたことを特
    徴とする請求項17に記載の車椅子。
  19. 【請求項19】 更に、(該シートフレームを経由して)該シートコネクター
    に関係づけられるクッション付きのシートの位置を調節するためのシート調節手
    段を含んでいる請求項10に記載の車椅子。
  20. 【請求項20】 該シート調節手段が、 該シートフレームの底板中の第二の溝穴の対、及び クッション付きのシートのT型ナットと係合するための該溝穴を通ってのびる
    締め具、を含んでおり、それによって 該クッション付きのシートが該締め具を該溝穴にそってスライドさせることに
    よって選択的に位置決めされる請求項19に記載の車椅子。
  21. 【請求項21】 更に、該キャスターホイールを受けるために車椅子のフレー
    ムに取り付けられたキャスターブロックを含んでおり、 該キャスターブロックが、 ハウジングを車椅子のフレームに取り付けるためにボルトを受けるための複数
    の間隔をおいた穴又は溝と、ハウジングを通る中心穴とを有しているハウジング
    、 該中心穴に受けられ、該キャスターホイールのシャフトを通して受ける軸穴を
    形成しており、末端が窪みを形成している柔軟性のコア、 該窪みに受けられる一対のベアリングの溝輪、 を含んでおり、 それにより該キャスターホイールのシャフトを該コア中の軸穴に通させること
    により該キャスターホイールを該キャスターブロックに係合させるものである請
    求項1に記載の車椅子。
  22. 【請求項22】 該ハウジングが少なくとも1つの貫通している溝(チャネル
    )を有していることを特徴とし、 そして更に、 該溝中に受けられ環状のフランジを有しているピンと、但し該環状のフランジ
    は該ピンの下部から外方向にのび該ピンの第一の末端から間隔をおいている、 該ピンに受けられ該フランジを押すように据え付けられるスプリングと、 該ピンの第二の末端とピボット可能に係合するカムレバーとが含まれているこ
    とを特徴とし、 それにより該カムレバーが第一の位置から第二の位置に移動されると、該溝(
    チャネル)内の該ピンを該ハウジング内に窪んでみえる位置からピンの一部が該
    ハウジングから外に突き出ているのび出た位置まで動かされる、請求項21に記
    載のキャスターブロック。
  23. 【請求項23】 駆動輪の一つの回転を拘束するために、車椅子のフレーム部
    材に取り付けられるホイールロックを更に含んでおり、該ホイールロックが 弓型の空所を有しているフランジと反対側の取り付けブロックとを側縁に有し
    ている底板であって、但し、該フランジと該取り付けブロックとが該底板から第
    一の方向外方向にのびておりそれらの間に窪みを形成し、該取り付けブロックが
    上面に第一のタップの切られた穴をそして側面に一対の穴を形成しているもので
    ある、該底板と、 該底板の弓型の空所と対応する形で係合する縁を有する上板であって、但し、
    該上板は該上板を該底板に固定するための締め具を受けるための該底板の該第一
    のタップの切られた穴とそろう穴を有している、該上板と を含んでおり、 それにより該上板と該底板が係合され一緒になるよう締められると、該ホイー
    ルロックを車椅子に取り付けるために該窪み内に該フレーム部材を挟みつけるこ
    とを特徴とし、 更に、 該側面中の該穴の一つにピボット可能に取り付けられるハンドルと、 該側面中の該穴の他方にピボット可能に取り付けられそして該ハンドルの末端
    にピボット可能に係合するロックアームと、そして 該ロックアームの末端から横にのびる剛性のピンと、を含んでおり、 それにより該ハンドルを第一の位置から第二の位置に動かすと、該剛性のピン
    が車椅子の駆動輪に押しつけられる係合位置から該駆動輪から間隔をおいて離れ
    た解放位置に動くようにしたことを特徴とする請求項1に記載の車椅子。
  24. 【請求項24】 該シート手段が、 該上部シャシ及び該下部シャシの間に互いが間隔をおいた関係でしっかりと連
    結される一対のフレームカラムであって、各フレームカラムがその上部とその下
    部の間に間隔おいて整列配置された複数の対の穴を有している、一対のフレーム
    カラム、 該整列配置された複数の穴の対の選択された1つを通って該一対のフレームカ
    ラムの間にのびている一対の支持ピン、 下端が該支持ピンに支えられ、上端がシートコネクターを受けるために開放さ
    れている、該フレームカラムにより受けられる一対のシートカラム、 シートフレームを受けるための間隔をおいた一対の穴を形成している上面と、
    そこからぶら下がった弓型をしており第一側部分にピボット穴を有し反対の第二
    側部分に複数の角度穴を有しており、該シートカラムのそれぞれの該開放端に受
    けられるピボットマウントとをそれぞれが有している、一対のシートコネクター
    、及び クッションを該シートコネクターの上面に係合させるために、該シートカラム
    の上端の穴(シートコネクターの上面の穴と解釈)を通ってのびている第一の締
    め具、 該シート(支持)カラムに対する選択された角度で該シートコネクターを配置
    させるために、それぞれ、(シートカラムの上端の穴と)該ピボット穴及び(シ
    ートカラムの上端の穴と)該角度穴の選択された一つを通ってのびているそれぞ
    れの第二の締め具、 を含んでおり、 それにより車椅子の該シートフレームが、選択されたある高さ及びある角度に
    選択配置される請求項1に記載の車椅子。
  25. 【請求項25】 該シートフレームが、クッションパッド部材を係合するため
    に貫通するねじきられた締め具を受けるための細長い溝穴の少なくとも一つの間
    隔をおいた対を有しており、それによりクッションパッド部材が選択的にシート
    フレームに対して位置決めされる請求項24に記載の車椅子。
  26. 【請求項26】 該シートフレームが、更に該底部の相対する側面に上向きに
    のびる一対の耳と、該耳のそれぞれに固く結合されているピボットピンとを含ん
    でいること、及び 背あて支持体が更に含まれること、を特徴とし、 該背あて支持体が、下端は該耳中のピボットピンによってピボット可能に支持
    されるが、シートに対し角度決めが独立にされた後には上端がそのようなピボッ
    トをしないように固く固定するための手段を有するものである、請求項25に記
    載の車椅子。
  27. 【請求項27】 該駆動輪を取り付けるための一対の車軸マウントを更に含ん
    でおり、各車軸マウントが、 割れ目の縁から横にのびている一対の間隔をおいたフランジを有する、スプリ
    ットサイデッド(側面割り)シリンダー、但し、該フランジは、該スプリットサ
    イデッドシリンダーを締め付けそれにより該シリンダー中に受けた車軸スリーブ
    をしっかりとシリンダー内に固定するるための締め具を通す穴を有しているもの
    である、及び 該車軸マウントを該シャシの背面に固定する締め具を受けるための少なくとも
    一つの貫通する穴を有し、該スプリットサイデッドシリンダーから外向きにのび
    ている取り付けフランジ、 を含んでおり、 それにより(該車軸マウントにマウントされる)車軸スリーブに受けられるク
    イックレリーズ車軸ピンを有している駆動輪がシャシと連係させられることを特
    徴とする、請求項1に記載の車椅子。
  28. 【請求項28】 該(車軸マウントの)取り付けフランジが、更にナットを受けるため該シリン
    ダーに対し鋭角をなす(取り付けフランジの)長手方向に配置される溝を含み、
    そしてそこに複数の間隔をおいた穴を有しており、それにより該車軸マウントが
    該取り付けフランジ中の間隔をおいた穴の一つに於いてピボット回転させてから
    、該溝にある複数の穴の選択された一つに於いて締め付けられることによって固
    定されるので、車軸スリーブに取り付けられる駆動輪のキャンバをセットするた
    めに該車軸マウントが角度を選択して配置出来る請求項27に記載の車椅子。
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