JP3492946B2 - 画像アスペクト比変換装置 - Google Patents

画像アスペクト比変換装置

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JP3492946B2
JP3492946B2 JP21550799A JP21550799A JP3492946B2 JP 3492946 B2 JP3492946 B2 JP 3492946B2 JP 21550799 A JP21550799 A JP 21550799A JP 21550799 A JP21550799 A JP 21550799A JP 3492946 B2 JP3492946 B2 JP 3492946B2
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    • H04NPICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
    • H04N7/00Television systems
    • H04N7/01Conversion of standards, e.g. involving analogue television standards or digital television standards processed at pixel level
    • H04N7/0117Conversion of standards, e.g. involving analogue television standards or digital television standards processed at pixel level involving conversion of the spatial resolution of the incoming video signal
    • H04N7/0122Conversion of standards, e.g. involving analogue television standards or digital television standards processed at pixel level involving conversion of the spatial resolution of the incoming video signal the input and the output signals having different aspect ratios

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  • Television Systems (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、NTSCやPA
L、SECAMなどアスペクト比4:3の映像素材をア
スペクト比が異なるワイド映像素材(例えば、アスペク
ト比16:9のハイビジョン、480iの映像素材な
ど)へ変換する画像アスペクト比変換装置に係り、特に
変換したワイド映像素材の水平方向両端部の画像処理を
行うアスペクト比変換装置に関する。
【0002】[発明の概要]本発明は、NTSCやPA
L、SECAMなどアスペクト比4:3の映像素材をア
スペクト比が異なるワイド映像素材(例えば、アスペク
ト比16:9のハイビジョン、480iの映像素材な
ど)へ変換する場合、アスペクト比4:3の映像素材の
走査期間の左側近傍の映像を用いてアスペクト比のワイ
ドな素材の走査期間左端まで、またはアスペクト比4:
3の静止画映像素材の水平走査期間の右側近傍の映像を
用いてアスペクト比のワイドな素材の走査期間右端まで
補間して、疑似ワイド映像素材に変換するようにしたも
のである。
【0003】
【従来の技術】現行の放送方式は、画面のアスペクト比
が4:3であるが、ハイビジョンでは、画面のアスペク
ト比を16:9と横長のワイド画面となっている。この
テレビ画面のワイド化は、今まで以上に迫力ある映像を
再現し、臨場感を感じさせる上で必要不可欠なものとな
っている。また、実際に画面サイズが横長(16:9)
のテレビセットも生産され、普及してきている。
【0004】この場合、アスペクト比4:3の静止画映
像素材をワイドなアスペクト比(例えば16:9)の静
止画映像素材へ変換し、ワイドなテレビ画面で同様に迫
力ある映像を再現できるようにしている。
【0005】ところが、アスペクト比4:3の静止画映
像をそのままアスペクト比16:9の画面に出力する
と、アスペクト比16:9の画面において、水平方向の
両端部に無画像部分ができてしまう。
【0006】そこで、その対策として、従来の画像アス
ペクト比変換装置では、アスペクト比16:9の映像の
水平方向の両端部に、例えば、黒や、緑、青などで彩色
した一定の映像を挿入するようにしている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、変換し
たワイドアスペクト比の映像信号の水平走査方向の両端
部に一定の映像信号を挿入する従来の方式では、両端に
画枠をはめ込んだような映像となり、自然性に欠ける結
果となっている。
【0008】本発明は上記の事情に鑑み、アスペクト比
4:3の映像素材をそのままワイドアスペクト比の画面
に出力する場合に、自然性を保持した状態でワイドアス
ペクト比の映像素材へ変換できる画像アスペクト比変換
装置を提供することを目的としている。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに請求項1に記載の発明に係る画像アスペクト比変換
装置は、アスペクト比4:3の映像信号を所定のワイド
アスペクト比の映像信号へ変換するアスペクト比変換手
段と、前記アスペクト比4:3の映像信号の水平走査期
間の左端部近傍の映像と右端部近傍の映像とをそれぞれ
抽出する映像抽出手段と、前記抽出した左端部近傍の映
像を用いて前記アスペクト比4:3の映像信号の水平走
査期間の左端部から前記ワイドアスペクト比の映像信号
の水平走査期間の左端部までを補間し、前記抽出した右
端部近傍の映像を用いて前記アスペクト比4:3の映像
信号の水平走査期間の右端部から前記ワイドアスペクト
比の映像信号の水平走査期間の左端部までを補間する補
間手段とを備え、前記補間手段は、前記アスペクト比
4:3の映像信号の水平走査期間の左端部から前記ワイ
ドアスペクト比の映像信号の水平走査期間の左端部まで
を、前記抽出した左端部近傍の映像から生成した階調特
性を単調に減少させた映像で補間し、前記アスペクト比
4:3の映像信号の水平走査期間の右端部から前記ワイ
ドアスペクト比の映像信号の水平走査期間の右端部ま
で、前記抽出した右端部近傍の映像から生成した階調特
性を単調に減少させた映像で補間することを特徴として
いる。
【0010】請求項2に記載の発明に係る画像アスペク
ト比変換装置は、請求項1に記載の画像アスペクト比変
換装置において、前記階調特性は、少なくとも輝度、色
相、γ特性のいずれかであることを特徴としている。
【0011】請求項3に記載の発明に係る画像アスペク
ト比変換装置は、アスペクト比4:3の映像信号を所定
のワイドアスペクト比の映像信号へ変換するアスペクト
比変換手段と、前記アスペクト比4:3の映像信号の水
平走査期間の左端部近傍の映像と右端部近傍の映像とを
それぞれ抽出する映像抽出手段と、前記抽出した左端部
近傍の映像を用いて前記アスペクト比4:3の映像信号
の水平走査期間の左端部から前記ワイドアスペクト比の
映像信号の水平走査期間の左端部までを補間し、前記抽
出した右端部近傍の映像を用いて前記アスペクト比4:
3の映像信号の水平走査期間の右端部から前記ワイドア
スペクト比の映像信号の水平走査期間の右端部までを補
間する補間手段とを備え、前記補間手段は、前記アスペ
クト比4:3の映像信号の水平走査期間の左端部から前
記ワイドアスペクト比の映像信号の水平走査期間の左端
部までを、前記抽出した左端部近傍の映像から生成した
デフォーカス量を増加させた映像で補間し、前記アスペ
クト比4:3の映像信号の水平走査期間の右端部から前
記ワイドアスペクト比の映像信号の水平走査期間の右端
部までを、前記抽出した右端部近傍の映像から生成した
デフォーカス量を増加させた映像で補間することを特徴
としている。
【0012】
【0013】
【0014】請求項1乃至3に記載の発明によれば、ア
スペクト比4:3の映像信号の水平走査期間の左端部近
傍の映像と右端部近傍の映像とに基づき、アスペクト比
4:3の映像信号の水平走査期間の左端部からワイドア
スペクト比の映像信号の水平走査期間の左端部までと、
アスペクト比4:3の映像信号の水平走査期間の右端部
からワイドアスペクト比の映像信号の水平走査期間の右
端部までが補間される。したがって、アスペクト比4:
3の映像素材を、自然性を保持した状態でワイドアスペ
クト比の映像素材へ変換することが可能となる。特に請
求項1、2に記載の発明によれば、階調特性を変化させ
ることにより左右両端部の補間ができる。
【0015】請求項3に記載の発明によれば、映像のデ
フォーカス量を変化させることにより、左右両端の補間
ができる。
【0016】
【0017】
【0018】
【0019】
【発明の実施の形態】図1は、本発明に係る画像アスペ
クト比変換装置の実施の形態の構成を示している。本実
施形態は、請求項1乃至請求項3に対応する。図1にお
いて、この画像アスペクト比変換装置は、映像入力を受
けるアスペクト比コンバータ1及びA/D変換器2と、
A/D変換器2の出力を受ける両端ピクセル抽出部3
と、両端ピクセル抽出部3の出力を受ける両袖映像デー
タ制作部4と、アスペクト比コンバータ1の出力と両袖
映像データ制作部4の出力とを受け補間した映像を出力
する両袖補間部5とで構成される。
【0020】以上の構成と請求項との対応関係は、次の
ようになっている。アスペクト比変換手段には、アスペ
クト比コンバータ1が対応する。映像抽出手段には、主
として両端ピクセル抽出部3が対応する。補間手段に
は、両袖映像データ制作部4と両袖補間部5の全体が対
応する。
【0021】以下、本実施形態の画像アスペクト比変換
装置の動作を図1〜図8を参照して説明する。なお、図
2はアスペクト比が異なる静止画映像素材の関係図、図
3は本実施形態の同一映像の順次繰り返しによる補間方
法の説明図、図4は同一映像の順次繰り返しによる補間
方法の詳細な説明図、図5は本実施形態の階調特性の単
調減少操作による補間方法の説明図、図6は図5に示す
階調特性の単調減少操作による補間方法の詳細な説明
図、図7は単調減少関数の一例を示す説明図、図8は本
実施形態のデフォーカス量の操作による補間方法の説明
図である。
【0022】図1において、映像入力は、NTSCやP
AL、SECAMなどアスペクト比4:3の静止画映像
素材の映像信号である。ここでは、この映像信号は、N
TSCであるとして説明する。また、出力するワイドな
アスペクト比の静止画映像素材は、ここではアスペクト
比16:9の静止画映像素材であるとして説明するが、
その他480iの静止画映像素材を取得する場合にも同
様に説明できる。
【0023】アスペクト比コンバータ1は、例えばNT
SC/ハイビジョンアップコンバータである。入力する
NTSC映像信号は、アスペクト比コンバータ1にて、
アスペクト比が4:3から16:9へ変換され、両袖補
間部5に入力する。
【0024】図2に示すように、変換されたワイドなア
スペクト比16:9のワイド静止画映像素材20は、ア
スペクト比4:3の静止画映像素材21の両端を押し広
げたものに相当する。本実施形態では、静止画映像素材
21の両端部から、ワイド静止画映像素材20の両端部
までの間隙を補間する。以下の説明では、右側の間隙を
右袖補間部分Hrと称し、左側の間隙を左袖補間部分H
lと称する。
【0025】また、入力するNTSC映像信号は、アス
ペクト比コンバータ1の変換処理を受けるのと並行し
て、A/D変換器2にて、R:G:B=4:4:1のフ
ォーマットでデジタル化され、両端ピクセル抽出部
入力する。
【0026】両端ピクセル抽出部3は、図2に示す静止
画映像素材21の両端近傍の1乃至数サンプル(ΔS
r、ΔSl)分のピクセルを抽出し、両袖映像データ制
作部4に出力する。
【0027】両袖映像データ制作部4は、得られたピク
セルに基づき図2に示す右袖補間部分Hrと左袖補間部
分Hlとを補間する映像データを後述するように演算
し、両袖補間部5に出力する。
【0028】両袖補間部5は、アスペクト比コンバータ
1が変換したワイド静止画映像素材20における右袖補
間部分Hrと左袖補間部分Hlとに、両袖補間部5が演
算した所定の映像デ−タをはめ込み合成し、両袖の映像
を補間したワイドなアスペクト比16:9の静止画映像
素材を出力する。
【0029】以下、右袖補間部分Hrと左袖補間部分H
lとの補間方法を具体的に説明する。
【0030】(1)同一映像の順次繰り返しによる補間 図1〜図3において、両袖映像データ制作部4は、両端
ピクセル抽出部3から、静止画映像素材21の左端近傍
の数サンプルΔSl分のピクセルを得て、左袖補間部分
Hlに順次繰り返し適用する数サンプルΔSl’分の映
像データを演算し、両袖補間部5に出力する。なお、Δ
Sl=ΔSl’であってもよい。
【0031】同様に、両袖映像データ制作部4は、両端
ピクセル抽出部3から、4:3アスペクト比の静止画映
像素材21の右端近傍の数サンプルΔSr分のピクセル
を得て、右袖補間部分Hrに順次繰り返し適用する数サ
ンプルΔSr’分の映像データを演算し、両袖補間部5
に出力する。なお、ΔSr=ΔSr’であってもよい。
【0032】図4において、例えば、アスペクト比4:
3の静止画映像素材の左端の1サンプルを繰り返す場合
には、以下の(1)式で表現される。
【0033】
【数1】 Sn,1=Sn-1,1=・・・=S2,1=S1,1=S0,1n,2=Sn-1,2=・・・=S2,2=S1,2=S0,2 〓 ・ ・ Sn,m=Sn-1,m=・・・=S2,m=S1,m=S0,m …(1)
【0034】また、図4において、アスペクト比4:3
の静止画映像素材の左端の2サンプルを繰り返す場合に
は、以下の(2)式で表現される。
【0035】
【数2】 S1,1=S3,1=S5,1=・・・=S-1,12,1=S4,1=S6,1=・・・=S0,11,2=S3,2=S5,2=・・・=S-1,22,2=S4,2=S6,2=・・・=S0,2 ・ ・ ・ S1,m=S3,m=S5,m=・・・=S-1,m2,m=S4,m=S6,m=・・・=S0,m …(2)
【0036】さらに、図4において、3サンプルを繰り
返す場合も同様の手法で行えば良い。また、右端部分の
補間ついても左端部分と全く同様の手法で行えば良い。
【0037】両袖補間部5は、所定幅ΔSl’の映像デ
ータを左袖補間部分Hlに順次繰り返し適用し、数サン
プルΔSr’分の映像データを右袖補間部分Hrに順次
繰り返し適用することにより、ワイド静止画映像素材2
0の左袖補間部分Hlと右袖補間部分Hrとを補間す
る。
【0038】(2)階調特性の単調減少操作による補間 図1、図2、図5において、両袖映像データ制作部4
は、両端ピクセル抽出部3から、静止画映像素材21の
左端近傍の数サンプルΔSl分のピクセルを得て、左袖
補間部分Hlにおいて階調特性(輝度レベル、色相、γ
特性等、以下同じ)が単調に減少する映像データを次の
(3)式に示す如く演算し、両袖補間部5に出力する。
【0039】同様に、両袖映像データ制作部4は、両端
ピクセル抽出部3から、静止画映像素材21の右端近傍
の数サンプルΔSr分のピクセルを得て、右袖補間部分
Hrにおいて階調特性が単調に減少する映像データを次
の(3)式に示す如く演算し、両袖補間部5に出力す
る。
【0040】いま、図6において、S0,pポイントの輝
度をA(S0,p)、Sn,pポイントの輝度をA(Sn,p
とすると、Sr,pの輝度A(Sr,p)は、
【数3】 A(Sr,p)={A(Sn,p)−A(S0,p)}・Sr,p/(Sn,p−S0,p) +{A(Sn,p)・Sn,p−A(Sn,p)・S0,p}/(Sn,p−S0,p) …(3) で表すことができる。
【0041】なお、色相やγ特性についても上記(3)
式中の輝度を色相、γ特性に変更するだけで全く同様に
適用することができる。
【0042】両袖補間部5は、左袖補間部分Hl用に演
算された階調特性が単調に減少する映像データを左袖補
間部分Hlに適用し、右袖補間部分Hr用に演算された
階調特性が単調に減少する映像データを右袖補間部分H
rに適用することにより、ワイド静止画映像素材20の
左袖補間部分Hlと右袖補間部分Hrを補間する。
【0043】なお、図5では、図7に示すような直線関
数の変換テーブルを用いてリニアに減少する映像データ
を演算する例を示してあるが、その他、例えばSin関
数の変換テーブルを用いてサインカーブ状に減少する映
像データを演算することでもよい。
【0044】(3)デフォーカス量の操作による補間図
1、図2、図8において、両袖映像データ制作部4は、
両端ピクセル抽出部3から、静止画映像素材21の左端
近傍の数サンプルΔSl分のピクセルを得て、左袖補間
部分Hlにおいて、静止画映像素材21の左端から、ワ
イド静止画映像素材20の左端まで、そのデフォーカス
レベルに従いデフォーカス量を順に大きくしていくこと
により補間できる映像データを演算し、両袖補間部5に
出力する。ここで、デフォーカス量とは、画像のピント
のズレ量をいう。
【0045】両袖映像データ制作部4は、両端ピクセル
抽出部3から、静止画映像素材21の右端近傍の数サン
プルΔSr分のピクセルを得て、右袖補間部分Hrにお
いて、静止画映像素材21の右端から、ワイド静止画映
像素材20の右端まで、そのデフォーカスレベルに従い
デフォーカス量を順に大きくしていくことにより補間で
きる映像データを演算し、両袖補間部5に出力する。
【0046】デフォーカスによる補間は、素材右端(ま
たは左端)から、例えば、4サンプルの平均値処理を行
い、次に9サンプルの平均値処理を行うというように、
デフォーカスを増加させていくという手法で行われる。
【0047】具体的には、図9において、アスペクト比
4:3の静止画映像素材の左端数サンプル(本例では、
2サンプル)を以下のように繰り返してベースとなる両
袖の補間映像を作成する。
【0048】
【数4】 S1,1=S3,1=S5,1=S7,1=・・・=S-1,12,1=S4,1=S6,1=S8,1=・・・=S0,11,2=S3,2=S5,2=S7,2=・・・=S-1,22,2=S4,2=S6,2=S8,2=・・・=S0,2 ・ ・ ・ S1,m=S3,m=S5,m=S7,m=・・・=S-1,m2,m=S4,m=S6,m=S8,m=・・・=S0,m …(4)
【0049】次に、上述のようにして作成された補間映
像を基に、図中の、で示す4個のサンプルを同じ4
ピクセルの値を用いて、以下のように入れ替える。
【0050】
【数5】 S1,1=S2,1=S1,2=S2,2=(S1,1+S2,1+S1,2+S2,2)/4 S1,3=S2,3=S1,4=S2,4=(S1,3+S2,3+S1,4+S2,4)/4 ・ ・ ・ S1,m-1=S2,m-1=S1,m=S2,m=(S1,m-1+S2,m-1+S1,m+S2,m)/4 …(5)
【0051】次に、デフォーカス量を増やすために、
、、で示す9サンプルを基に、以下のようにして
補間映像を作成する。
【0052】
【数6】 S3,1=S4,1=S5,1=S3,2=S4,2=S5,2=S3,3=S4,3=S5,3= (S3,1+S4,1+S5,1+S3,2+S4,2+S5,2+S3,3+S4,3+S5,3)/9 …(6)
【0053】両袖補間部5は、上述のようにして左袖補
間部分Hl用に演算されたデフォーカス量が順に大きく
なる映像データを左袖補間部分Hlに適用し、また、上
述のようにして右袖補間部分Hr用に演算されたデフォ
ーカス量が順に大きくなる映像データを右袖補間部分H
rに適用することにより、ワイド静止画映像素材20の
左袖補間部分Hlと右袖補間部分Hrを補間する。
【0054】なお、図8では、直線関数の変換テーブル
を用いてデフォーカス量がリニアに増大する映像データ
を演算する例を示してあるが、その他、例えばSin関
数の変換テーブルを用いてサインカーブ状に増大する映
像データを演算することでもよい。
【0055】以上、本発明の画像アスペクト比変換装置
は、送信側、受信側のどちらにも適用可能である。但
し、アスペクト比コンバータが高価な場合、例えば、ア
スペクト比4:3の525(NTSC)からハイビジョ
ンへ変換する場合には、NTSC→ハイビジョンのアッ
プコンバータが高価であることから、送信側に適用する
方が良い。
【0056】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
アスペクト比4:3の映像素材をそのままワイドアスペ
クト比の画面に出力する場合に、ワイドアスペクト比の
映像信号の水平走査方向の両端部において一定の補間処
理を施すので、自然性を保持した状態でワイドアスペク
ト比の映像素材へ変換できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の画像アスペクト比変換装置の実施の形
態の構成ブロック図である。
【図2】アスペクト比が異なる静止画映像素材の関係図
である。
【図3】本実施形態の同一映像の順次繰り返しによる補
間方法の説明図である。
【図4】図3に示す順次繰り返しによる補間方法の詳細
な説明図である。
【図5】本実施形態の階調特性の単調減少操作による補
間方法の説明図である。
【図6】図5に示す階調特性の単調減少操作による補間
方法の詳細な説明図である。
【図7】単調減少関数の一例を示す説明図である。
【図8】本実施形態のデフォーカス量の操作による補間
方法の説明図である。
【図9】図8に示すデフォーカス量の操作による補間方
法の詳細な説明図である。
【符号の説明】
1 アスペクト比コンバータ 2 A/D変換器 3 両端ピクセル抽出部 4 両袖映像データ制作部 5 両袖補間部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 後藤 則幸 東京都渋谷区神南二丁目2番1号 日本 放送協会放送センター内 (72)発明者 鳥居 宏行 東京都渋谷区神南二丁目2番1号 日本 放送協会放送センター内 (72)発明者 久保田 正志 東京都渋谷区神南二丁目2番1号 日本 放送協会放送センター内 (72)発明者 岡田 定晴 東京都渋谷区神南二丁目2番1号 日本 放送協会放送センター内 (56)参考文献 特開 平7−50765(JP,A) 特開 平3−82284(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H04N 5/38 - 5/46 H04N 7/01

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 アスペクト比4:3の映像信号を所定の
    ワイドアスペクト比の映像信号へ変換するアスペクト比
    変換手段と、 前記アスペクト比4:3の映像信号の水平走査期間の左
    端部近傍の映像と右端部近傍の映像とをそれぞれ抽出す
    る映像抽出手段と、 前記抽出した左端部近傍の映像を用いて前記アスペクト
    比4:3の映像信号の水平走査期間の左端部から前記ワ
    イドアスペクト比の映像信号の水平走査期間の左端部ま
    でを補間し、前記抽出した右端部近傍の映像を用いて前
    記アスペクト比4:3の映像信号の水平走査期間の右端
    部から前記ワイドアスペクト比の静止画映像信号の水平
    走査期間の右端部までを補間する補間手段とを備え、 前記補間手段は、 前記アスペクト比4:3の映像信号の水平走査期間の左
    端部から前記ワイドアスペクト比の映像信号の水平走査
    期間の左端部までを、前記抽出した左端部近傍の映像か
    ら生成した階調特性を単調に減少させた映像で補間し、 前記アスペクト比4:3の映像信号の水平走査期間の右
    端部から前記ワイドアスペクト比の映像信号の水平走査
    期間の右端部まで、前記抽出した右端部近傍の映像から
    生成した階調特性を単調に減少させた映像で補間する、 ことを特徴とする画像アスペクト比変換装置。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の画像アスペクト比変換
    装置において、 前記階調特性は、少なくとも輝度、色相、γ特性のいず
    れかである、 ことを特徴とする画像アスペクト比変換装置。
  3. 【請求項3】 アスペクト比4:3の映像信号を所定の
    ワイドアスペクト比の映像信号へ変換するアスペクト比
    変換手段と、 前記アスペクト比4:3の映像信号の水平走査期間の左
    端部近傍の映像と右端部近傍の映像とをそれぞれ抽出す
    る映像抽出手段と、 前記抽出した左端部近傍の映像を用いて前記アスペクト
    比4:3の映像信号の水平走査期間の左端部から前記ワ
    イドアスペクト比の映像信号の水平走査期間の左端部ま
    でを補間し、前記抽出した右端部近傍の映像を用いて前
    記アスペクト比4:3の映像信号の水平走査期間の右端
    部から前記ワイドアスペクト比の静止画映像信号の水平
    走査期間の右端部までを補間する補間手段とを備え、 前記補間手段は、 前記アスペクト比4:3の映像信号の水平走査期間の左
    端部から前記ワイドアスペクト比の映像信号の水平走査
    期間の左端部までを、前記抽出した左端部近傍の映像か
    ら生成したデフォーカス量を増加させた映像で補間し、 前記アスペクト比4:3の映像信号の水平走査期間の右
    端部から前記ワイドアスペクト比の映像信号の水平走査
    期間の右端部までを、前記抽出した右端部近傍の映像か
    ら生成したデフォーカス量を増加させた映像で補間す
    る、 ことを特徴とする画像アスペクト比変換装置。
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